JP3118399B2 - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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JP3118399B2
JP3118399B2 JP07300223A JP30022395A JP3118399B2 JP 3118399 B2 JP3118399 B2 JP 3118399B2 JP 07300223 A JP07300223 A JP 07300223A JP 30022395 A JP30022395 A JP 30022395A JP 3118399 B2 JP3118399 B2 JP 3118399B2
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山中  健司
雅博 森山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサイズの異なる複数
種類のカセットの前蓋開蓋機構を備えるかセット装着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以下、VTRと
云う)の普及に伴って、携帯用VTRは小型軽量化、据
置き型VTRは録画再生時間の長時間化が要求されてい
る。これらのVTRはその使用目的に応じて大きさが異
なり、且つリール間隔が異なる複数種類のカセットが使
用されている。そこで、一台のVTRで複数のカセット
の装着を可能とし、且つ記録再生可能なVTRが必要で
あり、そのためには大きさの異なるカセットを確実に装
着出来る、構成が簡単で、且つ安価で信頼性の高いカセ
ット装着装置が要求される。
【0003】この種の先行技術として、例えば、公開公
報 特開平2−123550号(G11B15/66
5)が挙げられる。該当の公報で開示されている技術の
概要を説明すると、あらかじめ、カセットの移動領域外
に小カセット用の前蓋開閉部材(以下、リッドオープナ
と云う)を退避させておいて、カセットが装着位置に降
下する過程でリッドオープナを該小カセット移動領域内
に変位させ、小カセットの前蓋を明ける構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成では、リッ
ドオープナをカセット移動経路外に退避させ、カセット
装着による該カセットサイズに対応し選択的にリッドオ
ープナを所定個所に窺出させるための機構部品を必要と
し、且つ組立て作業のバラツキにより前蓋開蓋動作が不
確実になる懸念があり、部品点数の増加に伴う部品管理
・作業工数の増加と云った問題がある。更には、先行技
術で開示されている構成は、カセットサイズは異なるも
のの、厚みが同じカセットを対象としていて、該カセッ
トの厚み方向、即ちメカニズムにおけるカセットトレイ
の高さ方向について考慮する必要がなかった。従って、
厚みの異なるカセットについては対応できないと云った
課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、フロ
ントパネルから前方に突出したカセット装填位置とカセ
ットからテープを引き出すカセット装着位置間を移動可
能なカセットトレイを備えるカセット装着装置におい
て、該カセットトレイはサイズの異なる大小複数種類の
カセットの装着が可能であって、カセットトレイには大
カセットの前蓋開蓋用の第1の開蓋部材が回動可能に設
けられると共に、該第1の開蓋部材に小カセット用の第
2の開蓋部材を回動可能に設ける構成とする。
【0006】第1及び第2の開蓋部材は互いに直交する
方向に回動可能に設けられ、第2の開蓋部材には大カセ
ット装填により退避する大カセット装填検出片を一体に
形成すると共に、該大カセット装填検出片は小カセット
装填領域外に配置する構成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を備える具体
的な一実施例について図面を参照しながら説明する。図
1は外観斜視図、図2は小カセット装着時のトレイ部分
の平面図、図3は大カセット装着時のトレイ部分の平面
図、図4はトレイ部分の側面図、図5は小カセットの前
蓋開蓋時の側面図、図6は大カセットの前蓋開蓋時の側
面図、図7はイジェクトモード時の装置の側面図、図8
はカセットローディング途中の側面図、図9はカセット
ローディング完了時の側面図である。
【0008】図1において、1は軸1bを中心に開閉可
能の前蓋1aを有する大カセット、2は軸2bを中心に
開閉可能の前蓋2aを有する小カセット、3は大カセッ
ト用トレイ4と小カセット用トレイ5及び大カセット前
蓋開蓋用リッドオープナ6を一体に組立てた複合トレイ
であり、該複合トレイ3は後述するスライドに取着され
ている。大カセット用トレイ4には、小カセット2の3
側面に沿う切り欠き部4a,4a,4a、大カセット前
蓋ロック解除片4b,4b及び大カセット1の背面に当
接する折片4c,4cが一体に形成され、小カセット用
トレイ5の側壁5a,5aに軸4d,4d(図では一方
のみを示している。)を貫挿して回動可能にトーション
バネ(図示せず)にて常時図示反時計方向へ付勢されて
いる。
【0009】リッドオープナ6の左右角部には、大カセ
ット1の前蓋受片6c,6cが形成されていて、トレイ
4の側壁4e,4eに回動可能に軸支6a,6aされ、
自重によりトレイ4の載置平面4fに直交する姿勢に保
たれている。該リッドオープナ6には、小カセット前蓋
開蓋用リッドオープナ7が回動可能に軸支7aされ、ト
ーションバネ8(図2参照)により常時はリッドオープ
ナ6に当接した状態に保持されている。該リッドオープ
ナ7には、小カセット2の前蓋2aを開蓋するための舌
片7bが小カセット2の載置平面5dの領域内に窺出す
ると共に、大カセット1の装着検出片7cをリッドオー
プナ6の透孔6bから小カセット2の載置平面5dの領
域外、即ち大カセット載置領域内に窺出するように一体
に形成されている。尚、9はリッドオープナ6を作動さ
せるスタンドである。
【0010】図4及び図7を参照して、複合トレイ3の
移動装置10の構成について説明する。該移動装置10
は、複合トレイ3を載置したスライド11、ラック12
aを有するメインスライド、及びサブスライド13を摺
動可能に保持するサイドボード14とで構成されてい
る。複合トレイ3の両側面部にスライド11が配置され
ていて、その構成は小カセット用トレイ5の側壁5a,
5aに固植されたピン5b,5b、及び大カセット用ト
レイ4の側壁4e,4eに固植されたピン4g,4g
を、それぞれスライド11の透孔11a,11a及び1
1b,11bに嵌合させている。透孔11b,11bは
トレイ4が回動するので、ピン4g,4gの可動範囲分
の余裕を設けてある(図4参照)。スライド11にはガ
イドピン11c,11cが固植されている。
【0011】メインスライド12には、駆動ギア15に
噛合したラック12a、傾斜溝12b,12b、及び長
孔12c,12cが形成されていて、スライド11の両
側に配置されている。更に、メインスライド12に重ね
て、サブスライド13,13が配置されている。該サブ
スライド13には、縦溝13a,13aが形成されてい
て、スライド11のピン11c,11cが上述のメイン
スライド12の傾斜溝12b,12b、及び縦溝13
a,13aを図7に示すように串刺し状に遊嵌してい
る。又、サブスライド13に固植されたガイドピン13
b,13bが、メインスライド12の長孔12c,12
cに遊嵌されている。更に、サブスライド13にはロッ
クレバー16がトーションバネ(図示せず)により時計
方向に付勢されて、一端16aをメインスライド12の
カム部12dに当接した状態で取着されていて、外向き
にローラ17,17が回転可能に取着されている。サイ
ドボード14には、ローラ17,17が係合するレール
14aと、ロックレバー16の他端16bが当接摺動す
る溝14bが形成され、溝14bの終端部にロックレバ
ー16の他端16bが嵌合する凹部14cが形成されて
いる。
【0012】次に動作について説明する。小カセット2
を図1に示すように矢印A方向から装着すると、該小カ
セット2はトレイ5の載置平面5dに載置され、トレイ
4の切り欠き部4a,4a,4aによって位置決めされ
る(図2参照)。この状態で、小カセット用リッドオー
プナ7の舌片7bが小カセット2の前蓋2aの下面に位
置する状態になる。大カセット1を矢印B方向からトレ
イ4に装着すると、該トレイ4は大カセット1の重量に
よって付勢力に抗して軸4dを中心に回動してトレイ5
の載置平面5dと同一平面を形成する状態となる。その
際、ロック解除片4b,4bにより前蓋1aのロックが
解除される。大カセット1が載置平面4fに載置される
と、前蓋1aにより検出片7cを押し出し、小カセット
用リッドオープナ7をトーションバネ8の付勢力に抗し
て軸7aを中止に反時計方向へ回動させる(図3参
照)。尚、小カセット2を装着時は、トレイ4はバネ付
勢されて傾斜した状態のままである。
【0013】図7に示すフロントパネル(図示せず)か
ら飛び出した状態で、大カセット1又は小カセット2の
何れかを装填して、例えば再生ボタン(図示せず)を押
圧操作すると、モータ(図示せず)の回転により駆動ギ
ア15が時計方向へ回転し、該駆動ギア15に噛合した
ラック12aが駆動され、メインスライド12とサブス
ライド13が一体となって図面右方向へ移動して図8の
状態になる。この時点で、サブスライド13のローラ1
7が、サイドボード14の溝14aの終端に当接して停
止する。この時、ロックレバー16の他端16bが凹部
14cに対向する。引き続く駆動ギア15の回転によ
り、メインスライド12が更に右方向へ駆動される。ス
ライド12の移動により、ロックレバー16が反時計方
向へ回動して凹部14cに係合するので、サブスライド
13がその位置にロックされる。
【0014】この時、スライド11のガイドピン11
c,11cは、傾斜溝12b,12b及び縦溝13a,
13aに案内され、カセット1(又はカセット2)を載
置した状態でスライド11が下降しながら遂には図9に
示すカセット装着完了位置に至る。この図9の状態でテ
ープ(図示せず)が引き出され、シリンダ(図示せず)
に該テープを巻き付ける。ところで、スライド11の下
降動作時、即ち図8に示す位置で、小カセット2の前蓋
2aの下面部にはリッドオープナ7の舌片7bが対向し
ている。それと共に、サイドボード14に取着されたス
タンド9の先端が、リッドオープナ6の受片6cに当接
する(図5参照)。その後のスライド11の下降に伴っ
て、カセット2も下降するので、スタンド9の先端に支
持された状態でリッドオープナ6、及びリッドオープナ
7が該リッドオープナ6と一体となって軸6aを中心に
反時計方向へ回動する。
【0015】リッドオープナ7の回動に伴って前蓋2a
も軸2bを中心に反時計方向へ回動する。即ち、スライ
ド11の下降動作に伴って、小カセット2の前蓋2aが
開蓋される。大カセット1の場合も同様の動作を経て前
蓋1aが開蓋される。大カセット1の場合は、リッドオ
ープナ6の軸6aは大カセット1の前蓋1aの軸1bと
略同じ位置に設けられている。従って、前蓋1aはリッ
ドオープナ6と同期して回動する。カセットをイジェク
トする場合は、モータの回転を逆回転させることによ
り、上述と逆の動作を経て図7の状態に復帰するので、
カセットを取り出せばよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の構成によれば、一方のリッドオ
ープナに他方のリッドオープナを回動可能に取着するこ
とによって、装填されるカセットに対応して選択的に他
方のリッドオープナが作用するので、サイズの異なる複
数のカセットに対して、構造が簡単でしかも信頼性の高
いカセット装着装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観斜視図である。
【図2】小カセット装着時のトレイ部分の平面図であ
る。
【図3】大カセット装着時のトレイ部分の平面図であ
る。
【図4】トレイ部分の側面図である。
【図5】小カセットの前蓋開蓋時の側面図である。
【図6】大カセットの前蓋開蓋時の側面図である。
【図7】イジェクトモード時の装置の側面図である。
【図8】カセットローディング途中の側面図である。
【図9】カセットローディング完了時の側面図である。
【符号の説明】
1 大カセット 2 小カセット 3 複合トレイ 4 大カセット用トレイ 5 小カセット用トレイ 6 リッドオープナ 7 リッドオープナ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントパネルから前方に突出したカセ
    ット装填位置とカセットからテープを引き出すカセット
    装着位置間を移動可能なカセットトレイを備えるカセッ
    ト装着装置において、該カセットトレイはサイズの異な
    る大小複数種類のカセットの装着が可能であって、前記
    カセットトレイには前記大カセットの前蓋開蓋用の第1
    の開蓋部材が回動可能に設けられると共に、該第1の開
    蓋部材に前記小カセット用の第2の開蓋部材が回動可能
    に設けられていることを特徴とするカセット装着装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の開蓋部材は互いに直
    交する方向に回動可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のカセット装着装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の開蓋部材には前記大カセット
    の装填により退避する大カセット装填検出片が一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2に
    記載のカセット装着装置。
  4. 【請求項4】 前記大カセット装填検出片は、前記小カ
    セット装填領域外に配されていることを特徴とする請求
    項3に記載のカセット装着装置。
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DE69632619T DE69632619D1 (de) 1995-11-17 1996-11-18 Magnetaufzeichnungs-/-wiedergabegerät für Kassetten zweier verschiedener Grössen
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