JPH03245350A - 複数カセット装着装置 - Google Patents

複数カセット装着装置

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JPH03245350A
JPH03245350A JP2041642A JP4164290A JPH03245350A JP H03245350 A JPH03245350 A JP H03245350A JP 2041642 A JP2041642 A JP 2041642A JP 4164290 A JP4164290 A JP 4164290A JP H03245350 A JPH03245350 A JP H03245350A
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Hiromasa Yamagishi
弘昌 山岸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は小型テープカセット用アダプタを内蔵する複数
カセット装着装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 この種従来技術としては例えば特開平1−55550号
G11B15/675に開示されているような磁気記録
再生装置がある。以下図面を参月6しながら上述した従
来の磁気記録再生装置について簡単に説明する。第15
図は従来の磁気記録再生装置の斜視図、第16図は第1
5図の装置内のアダプタ移動機構の側面図である。第1
5図において、磁気記録再生装置囮は全面パネル(61
)に標準テープカセット挿入口(62)と小型テープカ
セット挿入D’(63)を有する。第16図において小
型テープカセット(64)を該カセット挿入口(63)
から挿入すると、小型テープカセット(64)は小型テ
ープカセット用ホルダー(65)に装着され、該ホルダ
ー(65)は第3の移動手段(66)によってアダプタ
(67)に小型テープカセット(64)が装着され、引
き続いて該アダプタ(67)が第2の移動手段住設によ
って標準型テープカセット用ホルダー(69)に装着さ
れる。更に該ホルダー(69)は、第1の移動手段(7
0)によってテープ演奏位置にもたらされ、既存のテー
プ引出し手段によってテープが引出されシリンダー(図
示せず)に巻回される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながらに述のような構成では小型テープカセット
用挿入[Jと、標準型テープカセット用挿入!−1がL
下2段重ねとなりそれぞれにホルダーが設けられている
ので装置全体の高さが大きくなり、且つ両ホルダーの移
動手段が必要となり、複数組の移動手段を駆動するトル
ク伝達系が複雑になる。
本発明は−1−記問題点に鑑み、装置の薄型化を削ると
共にテープカセット挿入口を単一にすることにより操作
性の向−1〕を図った複数カセット装着装置を提供する
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の複数カセット装着
装置は、水平及び垂直方向へ移動する標準型テープカセ
ット又は小型テープカセット用アダプタを装着し得る第
1のホルダーと、該第1のホルダーの水平方向移動案内
手段を有し該第1のホルダーと一体で垂直方向へ移動す
る枠体と、該枠体の垂直方向移動案内手段を備えた側板
と、小型テープカセット用アダプタを載置し水平方向へ
のみ移動する第2のホルダーと、該第2のホルダーを案
内駆動する手段で構成して、前記第1のホルダーは筐体
外に突出したカセット装着排出の第1の位置と、筐体内
に収納された待機状態の第2の位置と、前記枠体と一体
になって垂直方向へ下降した演奏状態の第3の位置をと
り、一方前記第2のホルダーは待機状態の第4の位置に
あって、外部操作で前記第1のホルダーと前記第2のホ
ルダーが接近して、前記アダプタを第1のボルダ−に受
け渡しする第5の位置を採り、再度外部操作をすること
によって、アダプタを第1のホルダーから第2のホルダ
ーへ返還する第6の位置を採るように構成したものであ
る。
(ホ)作 用 本発明は」二連の構成にしたことによって、小型テープ
カセット用アダプタを内蔵させ、且つ両ホルダーの水平
移動経路内で、小型テープカセット用アダプタの受け渡
し・返還を行うことが出来、且つ、第1のホルダーへア
ダプタを受け渡す位置と第2のホルダーへアダプタを返
還する位置とを異ならせて、それぞれのホルダーのカセ
ット保持レバーとアダプタ保持レバーのロック解除のタ
イミングをずらせることによってアダプタの授受・返還
が確実に行われる。
(へ)実施例 以下本発明の一実施例の複数カセット装着装置について
、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の複数カセット装着装置の分解斜視図、
第2図は標準テープカセット装着時の各動作における模
式図、第3図は小型テープカセット装着時の各動作にお
ける模式図、第4図から第14図は第1図の装置におけ
る標準テープカセット装着及びアダプタ受渡し、返還時
のそれぞれの状態を示す平面図及び側面図である。
第1図において、カセットトレイ(第1のホルダー)す
]は前面板(2)と左右のレール(3)(3)及びカセ
ット受け用の側板(4)(4)で形成される。レール(
3)の側面中央部には案内用の凹溝(3a)(3a)、
下面には直線ラック(31))(3b)、−L面には突
条(3c)(3c)が一体形成されている。側板(4)
(4)にはカセット受け用の折曲片(4a)が形成され
ると共に、カセット保持レバー(5)(5)が回動自在
で且つ一方向付勢されて取着されている。尚、一方の側
板(4)には更にカセット前蓋ロック解除用のレバー(
6)が回動自在且つ一方向付勢されて取着されている。
カセット保持レバー(5)には舌片(5a)とカセット
保持用係止片(51))が形成されている。(7)は枠
体で左右対称の側板(8)、(8)と2本の歯車軸(9
)、(10)で形成される。側板(8)には複数の突起
(又は突条でも町)(11)(11)とL字状の折曲舌
片(8a)(8a)が設けられ、それぞれ上記レール(
3)の凹溝(3a)及び突条(3c)が係合接離し、該
レール(3)(3)の水平方向移動の案内をする。両側
板(8)、(8)には更に後述する標準力セラ) (1
00)又は小型カセット用アダプタ(300)を弾性保
持するための板バネ(12)、(13)と、後述するア
ダプタ保持レバー(39)を解除方向へ制御する制御突
起(第1の制御手段) (14)と、枠体U」の垂直方
向移動用の被案内突軸(15)(15)と、回転自在の
歯車(]6)を軸支した突軸(17)が設けられている
。更に前述の歯車軸(9)の略両端にはレール(3)(
3)の直線ラック(3b)(3b)に噛合する歯車(1
8) (1,8)と更に一方端にのみモータ(駆動源)
(28)の減速トルクが伝達される被駆動歯車(19)
が取着され、もう一方の歯車軸(10)の両端にも歯車
(20)(20)が取着されている。
(21)(21)は左右対称の側板で、前述の枠体Ω〕
の垂直方向移動を案内するための該枠体U」の突軸(1
5)(15)(17)がそれぞれ貫挿される案内長孔(
21a)(21a)(21a)と折曲舌片(21b)の
端縁に後述する解除レバー(40)を制御する制御突起
(第2の制御手段) (22)が形成され、更に一方の
側板(2J)には制御レバー(23)が軸(21c)に
回動自在に軸支されている。該制御レバー(23)には
後述するカムギヤ(33)のカム溝(33a)に貫入す
る追従ピン(24)と、前述の突軸(17)が遊嵌され
る略四角形の透孔(23a)が設けられ、更に突軸(1
7)を付勢する型鉄状のスプリング(25)が取着され
ている。(26)は直線ラック板で前述の歯車(]6)
、(20)に噛合するように側板(21)に取着されて
いる。
ブラケット(27)には駆動モータ(28)、モータプ
ーリ(29)、減速用2段歯車(30)、(31)、(
32)、カム溝(33a)を有するカムギヤ(33)、
減速用歯車(34)がそれぞれ回転自在に軸支されてい
る。囮は小型カセット用アダプタを載置するアダプタ用
ホルダー(第2のボルダ−)で、断面略コ字状の保持体
く36)と水平移動用被駆動直線ラック(37)と一対
の被案内用直線ラック(38)(38)で形成されてい
る。
該保持体(36)の天板部(36a)の両端縁はアダプ
タ用ホルダーΩりが前進して前述の枠体Ωりに接近した
時、該枠体U」の板バネ(13)が天板部(36a)に
衝合しないように円弧状切欠部(36b)を設け、更に
底板部(36c)も同様にカセットトレイりりのカセッ
ト保持レバー(5)(5)と衝合しないように両端縁部
を切除している。保持体(36)には両側面部にアダプ
タ(300) (第3図参照)保持し1< −(39)
(39)とカセットトレイU」のカセット保持レバー(
5)(5)を作動させるための解除レバー(40)(4
0)がそれぞれスプリング(41)(42)によって一
方向付勢されて回動自在に取着されている。前述の直線
ラック(38)(38)にはそれぞれ被案内用の突起又
はローラ(43)が複数個設けられている。
#状の枠体貝υはアダプタ用ホルダー凹の水平方向移動
用案内レールと本発明装置の組立フレームとしての役割
をなすもので、ブラケット(44)(45)に断面を状
の案内レール(46)(46)が固着され、ブラケット
(45)には切起し舌片(45a)(4,5a)に軸(
47)を貫通して両端に歯車(4,8)(48)が回転
自在に軸支され、該歯車(48)(48)は前述の直線
ラック(38)(38)に噛合するとともに、突起又は
ローラ(4,3)(43)・・・は案内レール(46)
(46)に載置されアダプタ用ホルダー国の水平方向の
円滑な移動を可としている。尚、枠体Ω刀は前述の左右
の側板(21、)(21)に固着される。囮はアダプタ
用ホルダー国の駆動源で、ブラケッ)(51)に駆動モ
ータ(52)及びウオーム(53)、ウオームホイール
(54)、歯車(55)が取着されている。該駆動源園
はメカニズムシャーシ(56)に取りつけられると、歯
車(55)が前述の直線ラック(37)に噛合する。尚
、側板(21)(21)及びブラケット(27)もメカ
ニズムシャーシ(56)に固着され本発明装置の組立が
完丁する。
尚、(57)は筐体を示す。
以−Lのように構成されたカセット装着装置について、
以下第2図から第14図を用いてその動作を説明するが
、先ず第2図及び第3図を用いて、本発明装置の概要を
説明すると、第2図は標準カセット(100)を装着す
る場合のカセットトレイ口」の各モードを模式化したも
ので、待機モード(a)から外部操作で例えばイジェク
ト釦(図示せず)を押すと、トレイ口」が筐体外に突出
してイジェクトモード(b)となり、標準カセット(1
0(11)をトレイ(1)に装着し、該トレイ(1)を
押すことによりトレイ口」は図面右方向へ水平移動し、
引き続いて枠体Ωつと一体になって、側板(21)に沿
って下降し演奏モード(C)になる。再生釦(図示せず
)等を操作することによりカセッ) (100)からテ
ープが引き出されてシリンダー(図示せず)にテープを
巻回し演奏される。次にイジェクト釦を押すことによっ
て、上述の逆の動作がなされてトレイ口」がイジェクト
モード(d)となる。
即ち(b)図と同じ位置になる。カセット(100)を
取り出してトレイ山を押すことによって待機モード(a
)に至る。
次に小型力セラ) (200)を装着する場合は、第3
図の模式図の動作となる。即ち、待機モード(a)は第
2図と同じ状態で、小型カセット使用のための釦(図示
せず)を押圧すると、アダプタ用ホルダー凹が、左方向
へ移動し、一方力セットトレイリ」は、少し右方向へ移
動して、両者が衝合し、一部分型なり合う状態となって
アダプタ(300)はホルダー(352からトレイ(リ
ヘ受け渡される(b)図の状態になる。引き続いてホル
ダー(世は元の位置(右端)へ戻ると共にトレイ山はイ
ジェクトモード(C)図になる。小型テープ力セソ) 
(200)を装着してトレイ0」を押すと、トレイ口U
は水平移動し引続いて枠体U」と一体で垂直移動して演
奏位″IW、(d)図の状態になり、テープの演奏が可
能となる。イジェクト釦を押すと−L述の逆の動作を経
てイジェクトモード(e)図の状態になる。ここで小型
カセット(200)を取り出し、トレイ口」を押すと待
機モード(f)図の状態となる。更に標準カセット釦(
図示せず)を押すことによって、トレイ口」は右方向へ
水平移動すると共に一方アダプタ用ホルダーロ髪が左方
向へ水平1 移動してトレイ口」と衝合する状態となって、アダプタ
(300)をトレイ口」からボルダ−(ト)9に返還さ
れ(g)図の状態を経て待機モード(a)の状態になる
。尚、本発明装置では第3図(b)図と(g)図におけ
るトレイ口」の位置r12、L2の距離はり、〈L、に
設定しである。
次に各動作について詳細に説明する。第4図はイジェク
ト時の平面図で、第5図はその側面図を示す。図におい
てイジェクト釦(図示せず)を押すことによってカセッ
トトレイ口」が筐体(57)の外へ突出して第4図の状
態となる。標準カセット(100)を装着し、該トレイ
口」を押すと、スイッチ(SW) (第6図参照)が閉
路し、モータ(28)が回転しモータプーリ(29)、
減速2段歯車(30)、(31)、(32)、カムギヤ
(33)、歯車(34)を介して歯車(19)に伝達さ
れ該歯車(I9)と同軸に歯車軸(9)の両端に設けら
れていてトレイ口」の直線ラック(3b)に噛合してい
る歯車(18)(1,8)を回転させる。
従ってトレイ口」は図面右方向へ水平移動する。
し・−ル(3)の凹溝(3a)は側板(8)の突起(1
1)、2 (11)に、又、レール(3)の突条(3C)は側板(
8)の折曲舌片(8a)(8a)で位置規制されて図面
右方へ摺動しながら水平移動する。第5図に示す如くこ
の時はアダプタ用ホルダー国は後退した待機位置で小型
カセット用アダプタ(300)を保持して待機している
。第7図に示す如くカムギア(33)の外周には、欠歯
部分(33b)が設けられている。カムギヤ(33)が
時計方向へ回転するとカセットトレイ口」は右方向へ水
平移動するが側板(21)に軸支された制御レバー(2
3)の追従ピン(24)は、前述のトレイ口」が水平移
動する区間は、カムギヤ(33)のカム溝(33a )
の同心内部分を追従するので、側板(8)に軸支された
歯車(16)の突軸(17)は現位置を保持している。
カムギヤ(33)が更に時計方向へ回転すると、追従ピ
ン(24)はカム溝(33a)に追従して該カム溝(3
3a)が軸芯方向に形成されているため、該カム溝(3
3a)に追従して移動を開始し制御レバー(23)は軸
(21,c )を中心に時計方向へ回動する。その結果
該レバー(23)の透孔(23a)にスプリング付勢さ
れ遊嵌されている突軸(17)が図面下方への力を受け
歯車(16)がラックFi、(26)に沿って垂直方向
へ移動する。即ち、トレイ(1)と枠体Ω」が一体とな
って側板(8)の突軸(15)(15)及び前述の突軸
(17)が側板(21)の案内長孔(21a)(21a
)(2]a)−を垂直方向へ↑゛降して第10図の演奏
可の位置に至る。第8図、第9図はそれぞれ演奏モード
の平面図及び側面図を示す。同図で示す如くアダプタ用
ホルダー(ト)博は右端の待機位置にある。この状態で
再生釦(図示せず)等の操作をすると、カセッ1−(1
00)からテープが引き出されてシリンダーに巻回され
演奏状態となる。イジェクト操作をすることによって1
−述と全く逆の動作を経て再び第4図のイジェクトモー
ドになる。尚、駆動モータ(28)の正転逆転起動開始
等は各検出スイッチ、モードスイッチ等で行うものとす
る。枠体(7)の垂直方向下降、」−昇の動作は、前述
の突軸(17)が型鉄状のスプリング(25)の14勢
力によって下降時は下方向に、又上昇時は上方向に力が
加えられそれぞれの終端で歯車(16)を下方又は上方
へ弾性的に付勢することによって枠体(7)を所定位置
に規制している。
次に小型カセット使用時の動作について説明する。小型
カセット釦(図示せず)を押すことにより、モータ(5
2)が回転する。これによりウオーム(53)、ウオー
ムホイール(54)、歯車(55)を介してアダプタ用
ホルダー坦υの直線ラック(37)を駆動するので該ホ
ルダー(35)は枠体(49)のl状案内レール(46
)(46)及び、歯車(48)(48)と直線ラック(
38)(38)の相互協同によって右方向へスムーズに
水平移動して第11図の状態となる。ホルダー(35)
の水平移動途中でアダプタ保持体(36)のアダプタ保
持レバー(39)が、側板(8)の制御突起(第1の制
御手段) (14,)に当接して回動し、アダプタ(3
00)のロックを解除するので、アダプタ(300)は
フJ−になる。図示の如く、トレイ口」とアダプタ用ホ
ルダーΩ皿は重合する状態となり、トレイΩ」のカセッ
ト保持レバー(5)はアダプタ(300)で先端のカセ
ット係止片(5b)が押圧され時計方向へ回動する。更
にボルダ−国がトレイ口」に接5 近すると、カセット保持レバー(5)は保持体(36)
の底板(36c)の両側縁切欠き部に入り込むのでトレ
イ(1,、)とボルダ−(ト)釘が衝突せずにアダプタ
(300)をトレイ口」側へ受け渡すことが出来る(第
12図参照)。
アダプタ(300)が完全にトレイ口」へ装着されると
、カセット保持レバー(5)がスブリンダ付勢されてい
るので復帰して係止片(5b)でアダプタ(300)を
保持する。尚、アダプタ(300)の天面は枠体4.7
)のカセット押圧用板バネ(12)(13)で確実に弾
性保持される。その後モータ(52)が逆転してホルダ
ー国が後退し待機位置へ戻る。その際、モータ(28)
も起動してアダプタ(300)を載置したトレイ口」が
小型カセット装着排出可のイジェクトモード(第4図)
になる。小型カセット(200)を装着してトレイ口」
を押すことにより前述の標準カセット装着演奏時と同様
の動作が行われる。
次に小型カセット(200)を取り出した後、再び標準
カセット(100)を装着する場合は標準カセット釦(
図示せず)を操作することにより、モータ6 (28)が回転しアダプタ(300)を載置したトレイ
口」は右方向へ水平移動し、一方アダプタ用ホルダー服
もモータ(52)の回転によって左方向へ水平移動して
両者が重合する状態となってアダプタ(300)をトレ
イ口」からホルダー国へ返還するが、両者が重合する途
中を示したのが第13図及び第14図である。即ち、第
14図に示すようにホルダーΩ録が右方向へ移動すると
、その経路内に側板(21)に設けられた制御突起(第
2の制御手段) <22)に、解除レバー(40)の三
角膨突#(40a)が当接し、該解除レバー(40)が
反時計方向へ回動する。これにより該解除レバー(40
)がカセット保持レバー(5)の舌片(5a)に当接し
て該レバー(5)を時計方向へ回動させる。従ってアダ
プタ(300)は解放され、更にホルダーΩ号が右方向
へ移動すると遂にはアダプタ(300)はホルダー国の
保持体(36)内に装着され、アダプタ保持レバー(3
9)がアダプタ(300)を確実に保持する。この時点
でモータ(28)、(52)がそれぞれ逆転し、両者は
互いに離間する方向、即ちトレイ口工〉は左方向へ、又
アダプタ(300)を載置したホルダー国は右方向へそ
れぞれ水平移動し待機位Wj、(第3図(a)参照)へ
復帰する。
本発明では第3図に示すように待機位置(a図)とアダ
プタ受取り位置(b図)とアダプタ返還位置(g図)を
それぞれ異なる位置としたが、待機位置でアダプタ受取
りを行うように構成してもよい。
小型カセット使用時のトレイリ」及びカセットホルダー
(35)の各位置検出モータ(28)、モータ(52)
のON10 F F、正転逆転等はすべてモードスイッ
チとマイコンの構成で行うものとする。
尚、アダプタ(300)内に小型カセット(200)を
装着したままで、アダプタ用ホルダー凹を待機させるこ
とも可能である。
(ト)発明の効果 以上のように本発明の装置は小型カセット用アダプタを
内蔵したホルダーを設け、標準カセット装着用トレイと
同一平面内で、アダプタをホルダーからトレイに受け渡
し、又逆にトレイからホルダーヘアダプタを返還するよ
うにし、且つ、受け渡し位置と、返還位置を異ならせる
ことによってホルダー及びトレイのカセット保持レバー
のロック解除のタイミングをずらすようにしたので、両
者の保持レバーが同時にロック解除されることがなく、
アダプタの授受・返還が確実に行われる。又、両者を同
一平面内を移動する構成にすることによりカセット挿入
[1を単一化したので装置の薄型化が図かれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における装置の分解斜視図、
第2図、第3図はそれぞれ標準カセット、小型カセット
使用時の各モードにおける模式図、第4図、第5図、第
6図、第7図はそれぞれイジェクトモードの平面図、側
面図、トレイの側面図及びカムギヤの位置説明図、第8
図、第9図、第10図はそれぞれ演奏モードの平面図、
側面図及びカムギヤの位置説明図、第11図、第12図
、第13図、第14図はそれぞれアダプタ受渡し、返還
途中の平面図及び側面図、第15図、9 0 第16図はそれぞれ従来例の外観斜視図及び側面図を示
す。 1・・・カセットトレイ(第1のホルダー)、3・・レ
ール、7・・・枠体、21・・・側板、35・・・アダ
プタ用ホルダー(第2のホルダー)、38・・・直線ラ
ック、46・・・案内レール、100・・・標準カセッ
ト、200・・・小型カセット、300・・・小型カセ
ット用アダプタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平及び垂直方向へ移動する第1のホルダーと、
    該第1のホルダーの水平方向移動案内手段を備え前記第
    1のホルダーと一体で垂直方向へ移動する枠体と、該枠
    体の垂直方向移動案内手段及び前記第1のホルダーと前
    記枠体を駆動する手段を備えた側板と、カセットアダプ
    タを着脱自在で通常は該アダプタを載置し水平方向への
    み移動する第2のホルダーと、該第2のホルダーを案内
    駆動する手段とからなり、 前記第1のホルダーは筐体外に突出したカセット装着排
    出状態の第1の位置と、筐体内に収納された待機状態の
    第2の位置と、前記枠体と一体で垂直方向へ下降した演
    奏状態の第3の位置を採り、 一方前記第2のホルダーは待機状態の第4の位置にあっ
    て、外部操作で前記第1のホルダーと前記第2のホルダ
    ーが接近して前記アダプタを前記第1のホルダーに受け
    渡しする第5の位置を採ることを特徴とする複数カセッ
    ト装着装置。
  2. (2)前記第1のホルダーと前記第2のホルダーは、外
    部操作で互いに接近して前記アダプタを第2のホルダー
    へ受け渡しする第6の位置を採ることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の複数カセット装着装置。
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