JPH08203182A - ディスクカートリッジローディング装置 - Google Patents

ディスクカートリッジローディング装置

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JPH08203182A
JPH08203182A JP7180280A JP18028095A JPH08203182A JP H08203182 A JPH08203182 A JP H08203182A JP 7180280 A JP7180280 A JP 7180280A JP 18028095 A JP18028095 A JP 18028095A JP H08203182 A JPH08203182 A JP H08203182A
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Japan
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cam
pin
base
carrier
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JP7180280A
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Inventor
Yuji Nakajima
裕治 中島
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化を可能にし、また防塵性の向上を図
る。 【構成】 ベース34の立壁部34a間に、キャリア32の両
側部に固定されるカム33と、このカム33の内側にディス
クカートリッジを保持するホルダ31とを配し、さらに前
記カム33の外側と前記立壁部34aの内側との間にスライ
ドカム35を配し、ホルダ31の第1のピン60とベース34の
第2のピン62とで、前記ホルダ31,カム33,ベース34,
スライドカム35を連結し、前記キャリア32をモータユニ
ット45で駆動して、ロード,アンロード動作を行う。前
記カム33,スライドカム35がホルダ31の側方に配設され
るので、薄型化が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク,光磁
気ディスク等の記録ディスクを収納したディスクカート
リッジを記録,再生可能な所定位置にローディングする
ディスクカートリッジローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図26は従来のディスク駆動装置の概略構
成を示す分解斜視図であり、1は図示しないディスクカ
ートリッジを保持する上方が開放されたホルダ、2はホ
ルダ1の下面にスライド自在に設けられるキャリア、3
はキャリア2の下側に設けられるベース、4は前記ホル
ダ1の上部に設けられる回路基板、5は回路基板4の上
部を覆うトッププレートであり、前記ホルダ1,キャリ
ア2がフレーム6に内蔵され、前記回路基板4,トップ
プレート5がフレーム6上部に固定される。
【0003】さらにフレーム6は、前側開口部にはカー
トリッジ挿入口7の形成されたフロントベゼル8が、ま
た後側開口部にはリアパネル9が固定されており、前記
カートリッジ挿入口7には開閉ドア10が設けられてい
る。
【0004】前記ホルダ1内には、挿入されたディスク
カートリッジと係合するピッカー11と、ディスクカート
リッジに設けられたシャッタを開く開閉レバー12等が設
けられ、また前記ベース3には、光ディスクを回転駆動
するスピンドルモータ13,光ピックアップ14,光ピック
アップ14を移動させるシークモータ15等が設けられてい
る。
【0005】図27は前記キャリアとベース部分の関連構
造の一例を説明するための断面図であり、キャリア2の
下面には複数の略三角形状のカム部2aが設けられ、ベ
ース3には前記カム部2aに対応した位置に斜面状の切
曲部3aが設けられている。
【0006】図29はホルダの下方付勢構造の一例を説明
するための断面図であり、ホルダ1には下方に延出する
軸20を設けてベース3を貫通するようにしてあり、前記
軸20のベース3から突出した部分に止め板21を嵌着し、
この止め板21とベース3底面との間に圧縮スプリング22
を設け、この圧縮スプリング22の弾発力にて前記軸20を
介してホルダ1をベース3方向へ常に付勢している。
【0007】前記従来のディスクカートリッジローディ
ング装置において、図27,図29はアンロード状態を示し
ており、ディスクカートリッジ25をフロントベゼル8の
カートリッジ挿入口7から挿入していくと、その途中で
ピッカー11がディスクカートリッジ25の一部と係合し、
図示しない検出スイッチをオンにし、図示しないモータ
ユニットを始動させ、キャリア2が移動する。
【0008】キャリア2の移動にて、図27,図29の状態
からキャリア2のカム部2aが移動してベース3の切曲
部3aに達する。このとき、図28,図30に示すように、
ホルダ1は圧縮スプリング22の付勢力を受けてベース3
方向に移動するので、前記カム部2aが切曲部3aに入り
込み、ロード状態になってディスクカートリッジ25内の
光ディスクに対する光ピックアップ14による記録,再生
を可能にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のディスクカ
ートリッジローディング装置において、図28,図30に示
すように、ロード時には、ベース3の下面からカム部2
aと軸20とが突出する構造であるため、その分、装置全
体の厚さが厚くなり、薄型化を困難にするという問題が
あった。
【0010】本発明の目的は、前記問題を解決し、薄型
化が図れ、しかも防塵効果も優れたディスクカートリッ
ジローディング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のディスクカートリッジローディング装置
は、記録ディスクを収納したディスクカートリッジを保
持するホルダと、このホルダにスライド自在に設けられ
たキャリアと、このキャリアの前記ホルダの外側面側に
設けられ、側面の少なくとも1箇所に、前記ディスクカ
ートリッジの挿入方向と平行な長孔部、および前記ディ
スクカートリッジの挿入方向と平行な長溝部、およびこ
の長溝部に連続して上方に傾斜する傾斜溝部を設けたカ
ムと、前記ホルダの下側に設けられたベースと、前記ホ
ルダの外側面の少なくとも1箇所に設けられて、前記カ
ムの長孔部に挿入される第1のピンと、前記ベースに上
方向に向かって形成された立壁部の内側の少なくとも1
箇所に設けられて、前記カムの長溝部あるいは傾斜溝部
に挿入される第2のピンと、前記ホルダを前記ベース方
向へ付勢する付勢手段と、前記キャリアを前後に駆動さ
せる駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】また記録ディスクを収納したディスクカー
トリッジを保持するホルダと、このホルダにスライド自
在に設けられたキャリアと、このキャリアの前記ホルダ
の外側面側に設けられ、側面の少なくとも1箇所に、前
記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長孔部、お
よび前記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長溝
部、およびこの長溝部に連続して上方に傾斜する傾斜溝
部を設けたカムと、前記ホルダの下側面に設けられたベ
ースと、前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設け
られて、前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、
前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、前記ホルダ
の外側面側に設けられ、側面の少なくとも1箇所に、前
記ディスクカートリッジの挿入方向と平行で、かつ前記
ベースの第2のピンが挿入される長孔部、および前記ホ
ルダの第1のピンと当接して第1のピンを前記ベース方
向へ移動させる傾斜カム部を設けたスライドカムと、こ
のスライドカムを前記第1のピンと傾斜カム部とが当接
する方向へ引っ張るロードスプリングと、前記キャリア
を前後に駆動させる駆動手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】また前記ベースの両側部を上方向に向かっ
て曲げて前記立壁部を形成し、この立壁部上方の開口部
にトップカバーを設け、ベースの後側開口部にリアカバ
ーを設け、ベースの前側開口部にフロントカバーを設
け、このフロントカバーに形成されたカートリッジ挿入
口に開閉ドアを設けたことを特徴とする。
【0014】また前記ベースの立壁部の少なくとも1箇
所に、前記ホルダの第1のピンがスライド可能に嵌合す
るスリットを設けたことを特徴とする。
【0015】また記録ディスクを収納したディスクカー
トリッジを保持するホルダと、このホルダにスライド自
在に設けられたキャリアと、このキャリアの前記ホルダ
の外側面側に設けられ、側面の少なくとも1箇所に、前
記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長孔部、お
よび前記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長溝
部、およびこの長溝部に連続して上方に傾斜する傾斜溝
部を設けたカムと、前記ホルダの下側面に設けられたベ
ースと、前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設け
られて、前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、
前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、前記ホルダ
の外側面側に設けられ、第1の頂角近傍に回転支軸を設
け、第2の頂角近傍に前記ホルダの第1のピンが嵌合す
る第1の孔を設け、第3の頂角近傍に第2の孔を設けた
略三角形状板の回転カムと、この回転カムの第2の孔に
一端が係止されて回転カムを引っ張り、前記第1のピン
を前記ベース方向に付勢するロードスプリングと、前記
キャリアを前後に駆動させる駆動手段とを備えたことを
特徴とする。
【0016】また前記ホルダの外側面側に前記回転カム
の一対を前記第2の頂角が相対向するように対称に設置
して、各回転カムの第2の孔に1本の前記ロードスプリ
ングの各端部をそれぞれ係止したことを特徴とする。
【0017】また記録ディスクを収納したディスクカー
トリッジを保持するホルダと、前記ホルダにスライド自
在に設けられたキャリアと、前記キャリアの前記ホルダ
の外側面側に設けられ、側面の少なくとも1箇所に、前
記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長孔部、お
よび前記ディスクカートリッジの挿入方向と平行な長溝
部、およびこの長溝部に連続して上方に傾斜する傾斜溝
部を設けたカムと、前記ホルダの下側に設けられたベー
スと、前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設けら
れて、前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、前
記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側の
少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部ある
いは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、前記ホルダを
前記ベース方向へ付勢する付勢手段、あるいは前記ホル
ダの外側面側に設けられ、側面の少なくとも1箇所に、
ディスクカートリッジの挿入方向と平行で、かつベース
の第2のピンが挿入される長孔部、およびホルダの第1
のピンと当接して第1のピンを前記ベース方向へ移動さ
せる傾斜カム部を設けたスライドカム、あるいは前記ホ
ルダの外側面側に設けられ、第1の頂角近傍に回転支軸
を設け、第2の頂角近傍に前記ホルダの第1のピンが嵌
合する第1の孔を設け、第3の頂角近傍に第2の孔を設
けた略三角形状板の回転カムと、前記キャリアを前後に
駆動させる駆動手段とを備え、しかも前記カムと、前記
付勢手段あるいはスライドカムあるいは回転カムとをデ
ィスクカートリッジの挿入方向に対して前後に並設した
ことを特徴とする。
【0018】また前記カムにおけるディスクカートリッ
ジの挿入方向と平行な前記長孔部に連続してディスクカ
ートリッジの挿入方向と平行な前記長溝部を形成し、前
記長孔部と長溝部とに前記第1のピンと第2のピンとを
挿入可能にしたことを特徴とする。
【0019】また前記カムにおける傾斜溝部の端部に、
一部が外方下側に開放して前記ベースにおける第2のピ
ンの挿入を可能にする案内溝部を設けたことを特徴とす
る。
【0020】またディスクカートリッジ挿入時、ディス
クカートリッジの一部とフック部が係合して装置を起動
状態にする検知手段を設け、この検知手段のフック部
を、前記カムにおけるディスクカートリッジの挿入方向
と平行な前記長孔部に連続して形成されたガイド溝部に
挿入可能にしたことを特徴とする。
【0021】また前記キャリアの前記ホルダの左右側部
に設けられる前記カムに複数のボスを設け、このボスが
嵌合する受孔を前記キャリアに設け、しかも前記ボスと
受孔との設置ピッチを右側と左側とで異ならしたことを
特徴とする。
【0022】また前記キャリアの前記ホルダの左右側部
に設けられる前記カムに複数のボスを設け、このボスが
嵌合する受孔を前記キャリアに設け、ボス間にキャリア
との締結部を設け、しかもボスと締結部との設置ピッチ
を設置方向の前後で異ならしたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0024】図1は本発明の第1実施形態を示す分解斜
視図であり、31は、下面の一部が開放し、後述する記録
ディスクを収納したディスクカートリッジを保持するホ
ルダ、32はホルダ31にスライド自在に設けられる平板状
のキャリア、33は、ホルダ31の外側に配設されるよう
に、キャリア32の両側部に相対向して設けられる板状の
カム、34はホルダ31の下面側に設けられる凹状のベー
ス、35は、ベース34の両側部に上方向に向かって折り曲
げることで形成された立壁部34aの内側で、かつホルダ3
1の外側に配設される一対のスライドカム、36は各スラ
イドカム35に一端が係止されるロードスプリングである
引張スプリングである。
【0025】前記ホルダ31には、ディスクカートリッジ
用の挿入ガイド部31aが下側部に形成され、さらにディ
スクカートリッジのシャッタを開く回動可能なシャッタ
開閉レバー37と、前記キャリア32の動きに連動するスラ
イダ38やレバー39等からなるリンク機構40にて動作する
フック部41を有するカートリッジ検知手段であるピッカ
ー42と、前記ベース34に立設された一対のガイドピン43
を摺動可能に受ける一対のカラー44等が設けられる。
【0026】前記ベース34には、前記キャリア32を前後
に駆動させるための駆動手段であるモータユニット45
と、下面の4隅にそれぞれ防振ゴム46が設けられ、前記
各部材の組立後に、後側開口部にリアカバー47、立壁部
34a上方の開口部にトップカバー48、前側開口部にフロ
ントカバー49が設けられる。さらに、フロントカバー49
のカートリッジ挿入口50には開閉ドア51が設けられて、
全体として1つの気密室であるローディングユニット52
が形成される。
【0027】なお、図1の53は、ホルダ31の内側後部に
設けられ、スライダ38にてオン/オフされるカートリッ
ジ検出スイッチである。
【0028】前記キャリア32の後部にはく字状のスリッ
ト54が形成され、このスリット54に前記リンク機構40の
レバー39の一端が挿入され、このレバー39の他端が前記
スライダ38に形成されたスリット55に挿入される。
【0029】前記カム33には、側面の少なくとも1箇所
(図では2箇所)にカートリッジ挿入方向と平行な長孔部
56と、同じくカートリッジ挿入方向と平行な長溝部57、
およびこの長溝部57に連続して上方に傾斜した傾斜溝部
58とが形成され、さらに中央部に前記スライダ38に回動
可能に設けられた前記ピッカー42のフック部41の移動ガ
イド溝として凹所59が形成されている。前記長孔部56に
は、前記ホルダ31の外側に突設された第1のピン60が貫
通するように挿入され、カム33はホルダ31に対してカー
トリッジ挿入方向に平行にスライド自在となる。
【0030】前記スライドカム35には、前記カム33の長
孔部56から突出する第1のピン60の先端部がそれぞれ当
接する傾斜カム部61と、カートリッジ挿入方向と平行に
形成されて、前記ベース34の立壁部34aの内側に突設さ
れた第2のピン62が挿入される長孔63と、前記引張スプ
リング36の一端を係止する係止部64とが設けられてい
る。
【0031】前記引張スプリング36は、他端がベース34
の立壁部34aの内側に突設された係止ピン65に係止さ
れ、前記傾斜カム部61により第1のピン60をベース34方
向(ロード方向)へ移動させる付勢力を、付勢手段を構成
するスライドカム35に加えている。
【0032】また前記ベース34の第2のピン62は、前記
カム33の長溝部57および傾斜溝部58に挿入され、ホルダ
31のベース34に対する上下方向の位置決めをするように
なっている。
【0033】またベース34の下面には、中央窓部66と、
ディスクカートリッジ高さおよび前後左右の位置決めを
する4個の基準ピン67とが設けられている。
【0034】図2は前記ローディングユニット52を搭載
するディスク駆動装置の分解斜視図であり、70は、前側
にフロントベゼル71が、後側にリアパネル72がそれぞれ
設けられ、左右に形成された立壁部70aにブラケット73
が嵌着されるフレームであって、前記ブラケット73に、
ローディングユニット52のベース34に設けられた前記防
振ゴム46が嵌着する。
【0035】ローディングユニット52の下面には、記録
ディスクを回転駆動するスピンドルモータ74と、記録デ
ィスクに対して光学的に記録,再生を行う光ピックアッ
プ75と、光ピックアップ75をシーク方向に移動させるリ
ニアモータ(図示せず)等が設けられたシャーシユニット
77が設けられ、ベース34の前記中央窓部66に設置され
る。前記各部材がフレーム70に収納された状態で、フレ
ーム70の上方に回路基板78とトッププレート79とが固定
される。
【0036】前記フロントベゼル71の前面には、カート
リッジ挿入口80,イジェクトボタン81等が設けられ、こ
のイジェクトボタン81を押すことで、フロントベゼル71
の後方に設けられたサブ回路基板82に設けられたイジェ
クトスイッチ(図示せず)をオンするようになっている。
【0037】図3はディスクカートリッジの上面を示す
斜視図、図4は同ディスクカートリッジの下面を示す斜
視図であり、ディスクカートリッジ85内には、記録ディ
スク86が収納され、下面中央にアクセス窓87が設けら
れ、このアクセス窓87を開閉するようにシャッタ88がス
ライド自在に設けられている。前記シャッタ88は、図示
しない付勢手段によってアクセス窓87を閉鎖する位置に
付勢されている。
【0038】またディスクカートリッジ85の上面にはリ
ッド89が開閉自在に設けられ、記録ディスク86の出し入
れを可能にしている。さらにディスクカートリッジ85の
前側面には、前記ピッカー42のフック部41が嵌入する凹
部90が設けられている。
【0039】次に第1実施形態におけるロード動作を図
5〜図10の説明図を参照して説明する。
【0040】ディスクカートリッジ85をフロントベゼル
71のカートリッジ挿入口80から挿入すると、ローディン
グユニット52の開閉ドア51を押し開くことになり、ディ
スクカートリッジ85がさらに中に入り(図5参照)、シャ
ッタ開閉レバー37の先端がシャッタ88に当たる。さらに
挿入していくと、シャッタ開閉レバー37が回動してシャ
ッタ88を徐々に移動させ、アクセス窓87を開口し、記録
ディスク86の記録面を露呈させる(図6参照)。
【0041】そして、さらにディスクカートリッジ85を
挿入すると、ディスクカートリッジ85の前端側がピッカ
ー42に接触し、図7に示すようにフック部41が凹部90に
入り込み、スライダ38がカートリッジ検出スイッチ53を
押してオンにする。この検出スイッチ53のオンで回路基
板78からモータ起動の信号が出力されて、モータユニッ
ト45が始動し、キャリア32を前方に移動し始める。
【0042】すると、キャリア32のスリット54の傾斜カ
ム部54aがレバー39の一端部を押すため、レバー39が時
計方向に回動する。レバー39の他端は、スライダ38のス
リット55に挿入されているので、ピッカー42は後方に移
動し、ディスクカートリッジ85も同時に後方へ移動する
ことになり、カートリッジ引き込み動作を開始する。
【0043】ディスクカートリッジ85の引き込みが略完
了する位置までキャリア32が移動したとき、レバー39の
一端がスリット54の傾斜カム部54aから直線部54bに入る
位置に達している。このとき、ベース34の第2のピン62
は、図9のようにカム33の長溝部57と接している状態か
ら、キャリア32の移動によって長溝部57と傾斜溝部58と
の境の位置に達している。
【0044】さらにキャリア32が移動すると、図8のよ
うに、レバー39の一端がスリット54の直線部54bの終端
に達して、これ以上回転せず、ピッカー42の移動が止ま
る(カートリッジ引き込み完了)。
【0045】図10に示すように、前記第2のピン62はカ
ム33の傾斜溝部58と接するようになり、このとき、ホル
ダ31は、第1のピン60を介してスライドカム35の傾斜カ
ム部61によって下方向への付勢力を受けているので、徐
々にベース34方向に降下し始める。
【0046】さらにキャリア32が移動すると、ディスク
カートリッジ85の略上方の位置まで到達し、このとき、
図示しない検出スイッチがオンになり、モータユニット
45が停止する。モータユニット45が停止しても、ホルダ
31は、第1のピン60を介してスライドカム35の傾斜カム
部61によって下方向への付勢力を継続して受けているの
で、さらに降下し、ディスクカートリッジ85は基準ピン
67上に押圧されることになり、ロード動作が完了する。
【0047】イジェクトボタン81を押すことで、アンロ
ード動作が開始される。すなわち、イジェクトボタン81
が押されると、イジェクトスイッチがオンされ、回路基
板78から起動信号が出力されてモータユニット45が起動
し、キャリア32をロード動作とは逆方向に移動させる。
するとカム33の傾斜溝部58がベース34の第2ピン62を押
すことになり、その反作用の上方向の分力が作用し、ホ
ルダ31は上昇し始める。
【0048】前記第2のピン62は、ホルダ31の上昇によ
って、カム33の長溝部57と傾斜溝部58の境に位置するよ
うになる。略同時に、レバー39の一端がスリット54の直
線部54bから傾斜カム54aに入る位置まで戻り、さらにキ
ャリア32が移動することで、第2のピン62はカム33の長
溝部57に位置し、アンロード状態になる。
【0049】またレバー39の一端がスリット54の傾斜カ
ム部54aに入るので、レバー39は反時計方向に回動し、
ピッカー42が前方への移動を開始するため、ディスクカ
ートリッジ85も前方に移動する。これと同時に、シャッ
タ開閉レバー37は、シャッタ88が閉鎖方向に移動するよ
うに回動し、アクセス窓87が徐々に閉鎖される。
【0050】さらにキャリア32が移動するとレバー39は
初期の位置まで略戻り、第2のピン62はカム33の長溝部
57の初期の位置まで略戻る。このとき、ディスクカート
リッジ85は、引き込み開始位置まで戻り、カートリッジ
の排出が完了する。すると、モータユニット45の図示し
ない検出スイッチがオンになり、回路基板78からモータ
停止信号が出力され、モータユニット45が停止し、アン
ロード動作が完了する。
【0051】図11はベースの変形例を示す側面図であ
り、このベース94の立壁部94aの少なくとも1箇所に上
側からスリット95を形成し、このスリット95に前記ホル
ダ31の第1のピン60をスライド可能に嵌合し、ホルダ31
の前後方向の動きを規制して、ホルダ31の上下動の案内
を簡単な構成で行えるようにしている。
【0052】図12,図13は本発明の第2実施形態におけ
る要部の構成と動作の説明図であり、以下、図1〜図10
にて説明した部材と対応する部材には同一符号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0053】第2実施形態では、前記第1実施形態のス
ライドカム35に代えて、ベース34の立壁部34a内側に一
対の回転カム100を設置した点で第1実施形態と異なっ
ている。この回転カム100のそれぞれは、略三角形状の
平板であって、第1の頂角100aの近傍に設けた回転支軸
101で前記立壁部34aに回動可能に支承され、図において
右側に突出した第2の頂角100bの近傍に設けた第1の孔
102に、前記カム33の長孔部56から突出した前記ホルダ3
1の第1のピン60が嵌合し、第3の頂角100cの近傍に設
けた第2の孔103にロードスプリングである引張スプリ
ング36の一端を係止している。
【0054】前記引張スプリング36の他端は、ベース34
の立壁部34aに設けられた係止ピン65に係止され、回転
カム100に常に回転支軸101を中心とした時計回り方向の
付勢力を与え、ベース34の第2のピン62がカム33の前記
長溝部57あるいは傾斜溝部58に嵌合するようにしてい
る。
【0055】図12は第2実施形態のアンロード状態を示
し、図13は第2実施形態のロード状態を示しており、ホ
ルダ31の上下動および前後方向の動きが回転カム100の
円弧運動で規制される点以外は、前記第1実施形態と同
様の動作がなされる。図11に示したスリット95を形成し
てホルダ31の前後方向の動きを規制する構成に比べて、
防塵効果に優れている。
【0056】また第2実施形態において、ホルダ31は、
回転カム100の円弧運動によって駆動されるので、図14
に示すように、円弧の前後方向のストロークSが発生す
るため、その分、カートリッジ引き込み量(ピッカー42
の移動量)が少なくなるという効果も生じる。
【0057】図15,図16は本発明の第3実施形態におけ
る要部の構成と動作の説明図であり、この第3実施形態
が第2実施形態と異なる点は、一対の回転カム100と110
とを線対称な向きに取り付け、両回転カム100,110の第
3の頂角100c,110cに1本の引張スプリング36の各端を
係止した構成であって、一方の回転カム100の設置構造
は前記第2実施形態と同様であるが、他方の回転カム11
0において、第1の頂角100a近傍には、カム33の長溝部5
7,傾斜溝部58に挿入されるベース34の第2のピン62が
回転支点として嵌合しており、第2の頂角110b近傍に
は、カム33の長孔部56から突出したホルダ31の第1のピ
ン60が挿入される長孔111が設けられている。
【0058】第3実施形態では一対の回転カム100,110
を1本のロードスプリングである引張スプリング36で互
いに引張り合う形で回転カム100,110に回転付勢力を与
え、ベース34の第2のピン62がカム33の長溝部57あるい
は傾斜溝部58に嵌合するようにしている。このため、第
3実施形態では、第2実施形態に比べてロードスプリン
グの数を少なくできる。
【0059】前記各実施形態において、カム33の長孔部
56が長溝部57の上側に位置するように形成されている
が、長孔部56と長溝部57との間の距離(図1のリブ部分
R)をカム33の高さ方向に十分取ることができず、リブ
部分Rの厚さが薄くなり、強度が弱い。そこで、長孔部
56と長溝部57とをカム33の前後にオーバーラップしない
位置に形成して強度の増強を図ると、全長が長くなって
しまう。
【0060】そこで、前記問題を解決するため、図17,
図18に示した第4実施形態における要部の構成と動作の
説明図のように、前記第1のピン60と第2のピン62の直
径を同一径とし、しかも長孔部56が長溝部57の前側に連
続するようにカム120を形成している。
【0061】第4実施形態において、動作は第1実施形
態と同様であるが、長孔部56と長溝部57の一部を共用す
ることができて、前記リブ部分Rを考慮する必要がなく
なり、強度,剛性の高いカム120を実現できる。
【0062】また図1に示すように、カム33において、
ピッカー42の移動案内用の凹所59は長孔部56の設置位置
と干渉しないようにするため、互いに前後にずれるよう
に形成しているので、全長が長くなっていた。
【0063】そこで第5実施形態では、図19のカムの側
面部分の説明図、図20は図19におけるA−A線部分の断
面図で、図に示すように、前記凹所59が長孔部56の前側
に連続するようにカム130を形成し、両者の一部を共用
できるようにしてあり、カム130の全長の短縮化を図っ
ている。前記凹所59と長孔部56との連続部分において、
ピッカー42のフック部41の厚さと、第1のピン60の直径
とを略同一長として両者の移動を可能にしてある。
【0064】ところで、前記各実施形態における組立時
において、ホルダー31の左右両側に設けたカム33,12
0,130の上側をキャリア32の左右両側に固定してなる組
立体を、ベース34に取り付ける際には、ベース34の第2
のピン62を前記長溝部57あるいは傾斜溝部58に挿入しな
ければならない。このため、図21に示すように、ベース
34の立壁部34aを外側に押し拡げる必要があり、組立作
業性が悪くし、またベース34を変形させてしまう恐れが
あるという問題があった。
【0065】そこで第6実施形態では、図22に示すよう
に、前記カム120をカートリッジ挿入方向(矢印C方向)
に対して前後に2分割したカム140における傾斜溝部58
の下側側部に、それぞれ傾斜溝部58に連続し、かつ外方
に一部が開放する案内溝部135を形成し、この案内溝部1
35の下方からベース34の第2のピン62を傾斜溝部58に挿
入することができるようにしてある。このため、カム14
0をベース34の第2のピン62の真上から降下させるよう
にすることで、カム140のベース34への組み付けを行う
ことができる。
【0066】また、前記各実施形態では、カム33,12
0,130とスライドカム35あるいは回転カム100とが、側
面方向(装置の幅方向)にて重なる配置関係にあるため、
幅を大きくする原因となっていた。
【0067】前記装置の幅を減少させるために工夫した
構成が、図23の分解斜視図に示した構成の第7実施形態
であり、前記各実施形態ではカム33,120,130を1枚の
板形状にしていたが、第7実施形態では、前記カム33,
120,130を実質的に2分割し、かつ同様の機能を有する
ようにしたカム140を、ホルダー31の左右両側にそれぞ
れ一対ずつ合計4個設け、これらのカム140の上側をキ
ャリア32の左右両側に固定している。各カム140は、カ
ートリッジ挿入方向Cに対して平行で、かつ前後に距離
をおいて設置されており、また前後のカム140の間にそ
れぞれ付勢手段としての回動ロードカム141が配設され
ている。
【0068】前記回動ロードカム141は、ベース34に設
けられた係止ピン142に回動可能に遊嵌する孔部143と、
ホルダー31に設けられたホルダーピン144と当接するピ
ン押し部145と、フック係止部146とが形成されている。
前記係止ピン142とホルダーピン144とは、ベース34にお
けるカートリッジ挿入方向Cの前後の基準ピン67の略中
間の位置に設置されている。回動ロードカム141は、フ
ック係止部146に係止するスプリング147の付勢力を受け
てピン押し部145がホルダーピン144を常に押し下げてい
る。
【0069】前記第7実施形態において、カム140と回
動ロードカム141とがカートリッジ挿入方向Cの前後に
並設されてカートリッジ挿入方向Cに対して直交する方
向(幅方向)には重ならないので、その分、幅が減少させ
ることができるため小型化が図れる。また、回動ロード
カム141は前後の基準ピン67の略中間に設置されている
ため、ディスクカートリッジを基準ピン67に押し付けよ
うとする荷重が、その前後で略均等に作用するので、例
えば前記第2,3実施形態のようにベース34の両側に2
個ずつ設置されていた回転カム100を、少なくとも片側
は回動ロードカム141にすることができ、部品点数を減
少させることも可能になる。
【0070】前記カム140は、その長溝部57,傾斜溝部5
8,案内溝部135の開放側がホルダー31からみて外側に向
くように設置する必要があり、かつ各カム140に左右の
区別が必要になる。この組み付けを間違えると作動しな
い。
【0071】したがって、組み付け間違いのないよう
に、図24に示すように、各カム140の上側に突設された
複数(図では2個)のボス150の設置ピッチLa1,L
a2と、ボス150に対応してキャリア32に穿設された受け
孔151の設置ピッチLb1,Lb2とを、設置される側によ
って違えており(本例では左側の方を右側より大きくし
ている、La1>La2,Lb1>Lb2)右側のカム140と左側
のカム140とを、逆には取り付けることができないよう
にしている。
【0072】なお、図中の152は、カム140をキャリア32
に固定するねじ153と螺合する締結部、154はねじ153が
通る挿入孔である。
【0073】また前記カム140は、その長溝部57を、傾
斜溝部58と案内溝部135とに対してカートリッジ挿入方
向Cの後側に設置しなくてはならない。そこで、図25に
示すように、各カム140における前方のボス150と前記締
結部152との距離Lf,後方のボス150と前記締結部152と
の距離Lbを違えており(本例では前方を後方より小さく
しているLf<Lb、さらにLa1>La2,Lb1>Lb2)、
しかも、これらのボス150に対応させてキャリア32に受
け孔151とねじ153の挿入孔154とを穿設し、各カム140を
カートリッジ挿入方向に対して前後逆に取り付けること
ができないようにしている。
【0074】図24,図25のように各カム140のキャリッ
ジ32への取付位置を、カートリッジ挿入方向に対する前
後あるいは左右で間違えないように規制を可能にするこ
とによって、組立作業性の向上と信頼性が向上する。
【0075】なお、前記各実施形態における部材の形
状,構造は、発明の技術範囲内において、それらを適宜
選択して互いに使用することが考えられる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
カートリッジローディング装置は、請求項1記載の構成
によれば、ホルダを上下駆動するカムをホルダ側方に設
けることができるので、装置の薄型化を図ることができ
る。
【0077】請求項2記載の構成によれば、ホルダをベ
ース方向に常時付勢する手段であるスライドカムをホル
ダ側方に設けることができるので、装置の薄型化を図る
ことができ、スライドカムに付勢力を与えるロードスプ
リングを引張スプリングにすることで、スプリングの組
付作業性がよくなる。
【0078】請求項3記載の構成によれば、装置全体を
ベース,カバーで覆われるようにしてユニット化できる
ため、防塵性が向上する。
【0079】請求項4記載の構成によれば、ホルダの前
後方向の動きがベースのスリットにて確実にガイドで
き、ホルダのガイド機構を簡素化できる。
【0080】請求項5記載の構成によれば、請求項1,
2記載の構成からの効果に加えて、ホルダ1の前後方向
の動きを回転カムの円弧運動で規制でき、しかも請求項
4記載の構成に比べて防塵性が向上する。
【0081】請求項6記載の構成によれば、ホルダの外
面側に設置した一対の回転カムに1本のロードスプリン
グで付勢力を与えることができ、部品点数を減らせ、コ
ストダウンが図れる。
【0082】請求項7記載の構成によれば、前記カム
と、前記付勢手段あるいはスライドカムあるいは回転カ
ムとがディスクカートリッジの挿入方向に対して直交す
る方向には重ならないので、その分、装置の幅を減少さ
せることができる。
【0083】請求項8記載の構成によれば、カム,ホル
ダ,ベース等を連結してローディング動作を行うための
第1,第2のピンが挿入される長孔部と長溝部とを、連
続してカムに形成して共用可能にすることで、カムの長
大化を防ぎ、しかも強度,剛性を高められる。
【0084】請求項9記載の構成によれば、ベース等を
変形させることなくベースの第2のピンを、案内溝部を
通して容易にカムの傾斜溝部,長溝部に挿入させること
ができるようになり、組立作業性を向上させることがで
きる。
【0085】請求項10記載の構成によれば、前記第1の
ピンが挿入される長孔部と検知手段のフック部が挿入さ
れるガイド溝部とを、連続してカムに形成して共用可能
にすることで、カムの長大化を防ぎ、小型化が図れる。
【0086】請求項11記載の構成によれば、前記カムの
左右を間違えることなくキャリアに取り付けでき、組立
作業性,信頼性が向上する。
【0087】請求項12記載の構成によれば、前記カムの
設置方向における前後を間違えることなくキャリアに取
り付けでき、組立作業性,信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジローディング装
置の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】図1のローディングユニットを搭載するディス
ク駆動装置の分解斜視図である。
【図3】ディスクカートリッジの上面を示す斜視図であ
る。
【図4】ディスクカートリッジの下面を示す斜視図であ
る。
【図5】ディスクカートリッジ挿入時の側面状態の説明
図である。
【図6】ディスクカートリッジのシャッタ開放状態を示
す説明図である。
【図7】本発明の第1実施形態のピッカー部分のアンロ
ード時の平面状態の説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態のピッカー部分のロード
時の平面状態の説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態のアンロード時の要部の
側面状態を示す説明図である。
【図10】本発明の第1実施形態のロード時の要部の側
面状態を示す説明図である。
【図11】ベースの変形例を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2実施形態のアンロード時の要部
の側面状態を示す説明図である。
【図13】本発明の第2実施形態のロード時の要部の側
面状態を示す説明図である。
【図14】本発明の第2実施形態の回転カムの動作の説
明図である。
【図15】本発明の第3実施形態のアンロード時の要部
の側面状態を示す説明図である。
【図16】本発明の第3実施形態のロード時の要部の側
面状態を示す説明図である。
【図17】本発明の第4実施形態のアンロード時の要部
の側面状態を示す説明図である。
【図18】本発明の第4実施形態のロード時の要部の側
面状態を示す説明図である。
【図19】本発明の第5実施形態のカムの側面部分の説
明図である。
【図20】図19におけるA−A線部分の断面図である。
【図21】前記各実施形態におけるベースの第2のピン
をカムへ挿入する状態を示す説明図である。
【図22】本発明の第6実施形態のカムの側面部分の説
明図である。
【図23】本発明の第7実施形態の分解斜視図である。
【図24】本発明の第7実施形態のカムのキャリアへの
取付構造を説明するための斜視図である。
【図25】本発明の第7実施形態のカムのキャリアへの
取付構造を説明するための斜視図である。
【図26】従来のディスク駆動装置の概略構成の一例を
示す分解斜視図である。
【図27】従来のキャリアとベース部分におけるアンロ
ード時の関連構造の一例を示す側面部分の説明図であ
る。
【図28】従来のキャリアとベース部分におけるロード
時の関連構造の一例を示す側面部分の説明図である。
【図29】従来のホルダにおけるアンロード時の下方付
勢構造の一例を示す側面部分の説明図である。
【図30】従来のホルダにおけるロード時の下方付勢構
造の一例を示す側面部分の説明図である。
【符号の説明】
31…ホルダ、 32…キャリア、 33,120,130,140…
カム、 34…ベース、 35…スライドカム、 36…引張
スプリング(ロードスプリング)、 37…シャッタ開閉レ
バー、 40…リンク機構、 41…フック部、 42…ピッ
カー(検知手段)、45…モータユニット(駆動手段)、 47
…リアカバー、 48…トップカバー、49…フロントカバ
ー、 50…カートリッジ挿入口、 51…開閉ドア、 52
…ローディングユニット、 56…長孔部、 57…長溝
部、 58…傾斜溝部、 59…凹所(ガイド溝部)、 60…
第1のピン、 61…傾斜カム部、 62…第2のピン、
74…スピンドルモータ、 75…光ピックアップ、 77…
シャーシユニット、 85…ディスクカートリッジ、 86
…記録ディスク、 87…アクセス窓、 88…シャッタ、
90…凹部、 95…スリット、 100,110…回転カム、
100a,110a…第1の頂角、 100b,110b…第2の頂
角、 100c,110c…第3の頂角、 101…回転支軸、 1
02…第1の孔、 103…第2の孔、 111…回転カム110
の長孔、 135…案内溝部、 141…回動ロードカム、
150…ボス、 151…受け孔、 152…締結部、 153…ね
じ、 154…挿入孔。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジを保持するホルダと、 前記ホルダにスライド自在に設けられたキャリアと、 前記キャリアの前記ホルダの外側面側に設けられ、側面
    の少なくとも1箇所に、前記ディスクカートリッジの挿
    入方向と平行な長孔部、および前記ディスクカートリッ
    ジの挿入方向と平行な長溝部、およびこの長溝部に連続
    して上方に傾斜する傾斜溝部を設けたカムと、 前記ホルダの下側に設けられたベースと、 前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設けられて、
    前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、 前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
    の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
    るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、 前記ホルダを前記ベース方向へ付勢する付勢手段と、 前記キャリアを前後に駆動させる駆動手段と、を備えた
    ことを特徴とするディスクカートリッジローディング装
    置。
  2. 【請求項2】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジを保持するホルダと、 前記ホルダにスライド自在に設けられたキャリアと、 前記キャリアの前記ホルダの外側面側に設けられ、側面
    の少なくとも1箇所に、前記ディスクカートリッジの挿
    入方向と平行な長孔部、および前記ディスクカートリッ
    ジの挿入方向と平行な長溝部、およびこの長溝部に連続
    して上方に傾斜する傾斜溝部を設けたカムと、 前記ホルダの下側面に設けられたベースと、 前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設けられて、
    前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、 前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
    の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
    るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、 前記ホルダの外側面側に設けられ、側面の少なくとも1
    箇所に、前記ディスクカートリッジの挿入方向と平行
    で、かつ前記ベースの第2のピンが挿入される長孔部、
    および前記ホルダの第1のピンと当接して第1のピンを
    前記ベース方向へ移動させる傾斜カム部を設けたスライ
    ドカムと、 前記スライドカムを前記第1のピンと傾斜カム部とが当
    接する方向へ引っ張るロードスプリングと、 前記キャリアを前後に駆動させる駆動手段と、を備えた
    ことを特徴とするディスクカートリッジローディング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ベースの両側部を上方向に向かって
    曲げて前記立壁部を形成し、この立壁部上方の開口部に
    トップカバーを設け、ベースの後側開口部にリアカバー
    を設け、ベースの前側開口部にフロントカバーを設け、
    このフロントカバーに形成されたカートリッジ挿入口に
    開閉ドアを設けたことを特徴とする請求項1または2記
    載のディスクカートリッジローディング装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースの立壁部の少なくとも1箇所
    に、前記ホルダの第1のピンがスライド可能に嵌合する
    スリットを設けたことを特徴とする請求項1ないし3記
    載のいずれか1項記載のディスクカートリッジローディ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジを保持するホルダと、 前記ホルダにスライド自在に設けられたキャリアと、 前記キャリアの前記ホルダの外側面側に設けられ、側面
    の少なくとも1箇所に、前記ディスクカートリッジの挿
    入方向と平行な長孔部、および前記ディスクカートリッ
    ジの挿入方向と平行な長溝部、およびこの長溝部に連続
    して上方に傾斜する傾斜溝部を設けたカムと、 前記ホルダの下側面に設けられたベースと、 前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設けられて、
    前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、 前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
    の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
    るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、 前記ホルダの外側面側に設けられ、第1の頂角近傍に回
    転支軸を設け、第2の頂角近傍に前記ホルダの第1のピ
    ンが嵌合する第1の孔を設け、第3の頂角近傍に第2の
    孔を設けた略三角形状板の回転カムと、 前記回転カムの第2の孔に一端が係止されて回転カムを
    引っ張り、前記第1のピンを前記ベース方向に付勢する
    ロードスプリングと、 前記キャリアを前後に駆動させる駆動手段と、を備えた
    ことを特徴とするディスクカートリッジローディング装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ホルダの外側面側に前記回転カムの
    一対を前記第2の頂角が相対向するように対称に設置し
    て、各回転カムの第2の孔に1本の前記ロードスプリン
    グの各端部をそれぞれ係止したことを特徴とする請求項
    5記載のディスクカートリッジローディング装置。
  7. 【請求項7】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジを保持するホルダと、 前記ホルダにスライド自在に設けられたキャリアと、 前記キャリアの前記ホルダの外側面側に設けられ、側面
    の少なくとも1箇所に、前記ディスクカートリッジの挿
    入方向と平行な長孔部、および前記ディスクカートリッ
    ジの挿入方向と平行な長溝部、およびこの長溝部に連続
    して上方に傾斜する傾斜溝部を設けたカムと、 前記ホルダの下側に設けられたベースと、 前記ホルダの外側面の少なくとも1箇所に設けられて、
    前記カムの長孔部に挿入される第1のピンと、 前記ベースに上方向に向かって形成された立壁部の内側
    の少なくとも1箇所に設けられて、前記カムの長溝部あ
    るいは傾斜溝部に挿入される第2のピンと、 請求項1記載のホルダを前記ベース方向へ付勢する付勢
    手段、あるいは請求項2記載のホルダの外側面側に設け
    られ、側面の少なくとも1箇所に、ディスクカートリッ
    ジの挿入方向と平行で、かつベースの第2のピンが挿入
    される長孔部、およびホルダの第1のピンと当接して第
    1のピンを前記ベース方向へ移動させる傾斜カム部を設
    けたスライドカム、あるいは請求項5記載のホルダの外
    側面側に設けられ、第1の頂角近傍に回転支軸を設け、
    第2の頂角近傍に前記ホルダの第1のピンが嵌合する第
    1の孔を設け、第3の頂角近傍に第2の孔を設けた略三
    角形状板の回転カムと、 前記キャリアを前後に駆動させる駆動手段と、を備え、
    しかも、前記カムと、前記付勢手段あるいはスライドカ
    ムあるいは回転カムとをディスクカートリッジの挿入方
    向に対して前後に並設したことを特徴とするディスクカ
    ートリッジローディング装置。
  8. 【請求項8】 前記カムにおけるディスクカートリッジ
    の挿入方向と平行な前記長孔部に連続してディスクカー
    トリッジの挿入方向と平行な前記長溝部を形成し、前記
    長孔部と長溝部とに前記第1のピンと第2のピンとを挿
    入可能にしたことを特徴とする請求項1,2,5または
    7記載のディスクカートリッジローディング装置。
  9. 【請求項9】 前記カムにおける傾斜溝部の端部に、一
    部が外方下側に開放して前記ベースにおける第2のピン
    の挿入を可能にする案内溝部を設けたことを特徴とする
    請求項1,2,5または7記載のディスクカートリッジ
    ローディング装置。
  10. 【請求項10】 ディスクカートリッジ挿入時、ディス
    クカートリッジの一部とフック部が係合して装置を起動
    状態にする検知手段を設け、この検知手段のフック部
    を、前記カムにおけるディスクカートリッジの挿入方向
    と平行な前記長孔部に連続して形成されたガイド溝部に
    挿入可能にしたことを特徴とする請求項1,2,5また
    は7記載のディスクカートリッジローディング装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリアの前記ホルダの左右側部
    に設けられる前記カムに複数のボスを設け、このボスが
    嵌合する受孔を前記キャリアに設け、しかも前記ボスと
    受孔との設置ピッチを右側と左側とで異ならしたことを
    特徴とする請求項1,2,5または7記載のディスクカ
    ートリッジローディング装置。
  12. 【請求項12】 前記キャリアの前記ホルダの左右側部
    に設けられる前記カムに複数のボスを設け、このボスが
    嵌合する受孔を前記キャリアに設け、ボス間にキャリア
    との締結部を設け、しかもボスと締結部との設置ピッチ
    を設置方向の前後で異ならしたことを特徴とする請求項
    1,2,5,7または11記載のディスクカートリッジロ
    ーディング装置。
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