JPH0660509A - 磁気記録再生器のデッキメカニズム - Google Patents

磁気記録再生器のデッキメカニズム

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JPH0660509A
JPH0660509A JP5146007A JP14600793A JPH0660509A JP H0660509 A JPH0660509 A JP H0660509A JP 5146007 A JP5146007 A JP 5146007A JP 14600793 A JP14600793 A JP 14600793A JP H0660509 A JPH0660509 A JP H0660509A
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gear
fixed
magnetic recording
loading
deck mechanism
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JP5146007A
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English (en)
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Myung G Kang
ミュン グー カン
Song-Shik Kang
セオン シク カン
Sung H Choi
スン フーン チョイ
Mun-Chae Jong
ムン チー ジョウン
Byong-Kyu Jang
ビャン ギュー ジャン
Kye-Yon Ryu
ケー ユオン リュー
Hyo-Jong Yu
ヒョー チョン ユ
Sang J Lee
サン ジグ リー
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
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    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"
    • GPHYSICS
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67581Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
    • G11B15/67584Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品の小型化、軽量化、薄形化及び廉価化に
適する磁気記録再生器のデッキメカニズムを提供するこ
と。 【構成】 製品本体ケースの所定位置に維持されるよう
に固定される固定ベースプレート(1)と、固定ベース
プレートに対して前後方に往復移動可能に結合されるス
ライドベース(40)とをそれらの間に空間部がないよ
うに密着させて結合し、互いに密着した固定ベースプレ
ートの上面とスライドベースの上面に大部分の部品を上
方に突出するように配置し、一つのカムカバープレート
によりローディングギア(95)(96)の離脱を防止
するとともに、キャップスタンモーター(7)の回転子
マグネット(9)の離脱を防止し、更に固定ベースプレ
ート(1)の強度を補強し、ピンチローラー(20)の
駆動用カムレバーの離脱を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライドローディング方
式のカメラ一体型VTR等の磁気記録再生器において、
テープの走行系を構成するデッキメカニズムに関するも
ので、詳しくは小型化、軽量化、薄形化及び廉価化に適
する磁気記録再生器のデッキメカニズムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ一体型VTRのような磁気
記録再生器においても、回転ヘッドドラムが設置される
固定ベースプレートに対してリールテーブルが設置され
るスライドベースをスライディングさせてカセットテー
プをローディングさせる色々なスライドローディング方
式のデッキメカニズムが使用されている。
【0003】公知のように、カメラ一体型VTRは、デ
ッキサッシュ、つまりベースプレートと、テープに映像
及び音声信号を記録及び再生するための回転ヘッドドラ
ムと、オーディオ信号を記録及び再生するためのオーデ
ィオヘッドと、テープカセットを走行させ得るように支
持するリールテーブルと、テープカセットをデッキ本体
のリールテーブル上に装着するためのカセットハウジン
グと、リールテーブルに着座したテープカセットからテ
ープを引き出して回転ヘッドドラムに接触させるための
傾斜ポスト組立体、ローディングギア及びローディング
モーター等のローディング手段と、テープが所定経路に
沿って走行するように案内する複数のガイドローラー及
びガイドポスト等の走行案内手段と、テープを移送させ
るキャップスタン、ピンチローラー等のテープ駆動手段
と、走行するテープが常に一様なテンションを維持する
ように制御するテンション維持手段と、走行を安定に維
持させる走行安定化手段と、キャップスタン及びピンチ
ローラーにより移送されるテープを供給リールテーブル
又は巻取リールテーブルが巻くことができるようにリー
ルテーブルを回転させるアイドラー機構と、供給リール
テーブルと巻取リールテーブルの回転を制御する各種ブ
レーキ手段と、モード変換を感知する感知手段等の部品
により構成されている。
【0004】このように複数の部品により構成された複
雑な構成のカメラ一体型VTRにおいては、前記のよう
な各種の部品をベースプレート上に配置する構造に応じ
て製品の嵩と重量が決定され、性能が決定される。従っ
て、各部品の機能も製品の性能に大きい影響を及ぼす
が、全体的な配置構造は製品の小型化、薄形化及び軽量
化を決定する要因となり、製品の原価にも大きい影響を
及ぼす要因となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の
ような従来のスライドローディング方式のデッキメカニ
ズムにおいては、固形ベースプレートを基準としてその
上側のみにテープを走行させるための多くの部品を配置
するだけでなく、特に固定ベースプレートとスライドベ
ースプレートとを所定間隔を置いて結合した後、固定ベ
ースプレートとスライドベース間の空間に多くの部品を
配置しているため空間の管理が難しくなり、製品が全体
的に高くなり、嵩が大きくなるので、製品の小型化、軽
量化、薄形化及び廉価化に不利な欠点があり、全体的に
生産原価が上昇する等の欠点があった。
【0006】又、従来の磁気記録再生器は、テープロー
ディング用ローディングギアを組立てる場合において、
一対のローディングギアを固定ベースプレートに固定さ
れた中心軸に回転可能にそれぞれ結合し、中心軸の上端
部にワッシャーをそれぞれ締結してローディングギアが
上方に離脱することを防止し、キャップスタンモーター
の回転子のマグネットが衝撃により離脱するのを防止す
るために別の構造物を設置する必要がある。
【0007】そして、固定ベースプレートの両側にロー
ディング案内孔を長く切欠形成するため固定ベースプレ
ートの全体的な強度が低下し、ピンチローラーの駆動の
ためのカムレバーを回転可能に支持するためにカムレバ
ー支持用軸に別の離脱防止用ワッシャーを結合する必要
もある。従って、従来の磁気記録再生器は、ローディン
グギア、キャップスタンモーター及びカムレバーを組立
てるための部品数が増加し、これにより組立作業性が低
下する欠点があった。
【0008】従って、本発明は前記従来の問題に鑑みて
なされたもので、製品の小型化、軽量化、薄形化及び廉
価化を実現し得る磁気記録再生器のデッキメカニズムを
提供することをその目的とする。本発明の他の目的は、
ローディングギアを支持しキャップスタンモーターの離
脱を防止し固定ベースプレートの強度を補強しピンチロ
ーラー駆動用カムレバーの離脱を防止する機能を同時に
遂行し得るようにした多機能のカムカバープレートを提
供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、テープの終端
を検出するエンドセンサーと機器内部の結露程度を感知
するための結露センサー等を印刷回路基板に一体に付着
し回路的に連結し、この印刷回路基板を固定ベースプレ
ートに組立することによりこのような感知機構の構成を
簡単化し組立を容易にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、固定ベースプレートとスライドベースとをそ
れらの間に空間を無くして密着結合し、固定ベースプレ
ートの上面とスライドベースの上面に各種の部品の大部
分を設置し、固定ベースプレートの下面に一部の部品を
設置することにより、各種のテープ走行系部品が固定ベ
ースプレートとスライドベースの上下部に分離されて配
置されるようにした磁気記録再生器のデッキメカニズム
を提供する。
【0011】より具体的に説明すると、固定ベースプレ
ートの上面に回転ヘッドドラムと、ローディングモータ
ーと、供給及び巻取傾斜ポスト組立体と、スタビライザ
ーと、ピンチローラーアーム駆動及び圧着手段と、ヘッ
ドクリーニング手段と、キャップスタン軸とを設置し、
固定ベースプレートの下面にローディングモーターの動
力伝達系と、キャップスタンモーターの回転子マグネッ
トと、アイドラー機構と、感知手段とを設置し、固定ベ
ースプレートに密着して摺動するように結合されるスラ
イドベースの上面に供給及び巻取リールテーブルと、テ
ンション調節手段と、ブレーキ手段とを設置することに
より、それらの部品の設置面積を節減して全体を小型化
し、各種機能のための部品数を節減して廉価なものとな
し得る磁気記録再生器のデッキメカニズムを提供する。
【0012】又、本発明は前記他の目的を達成するた
め、板状体の両側にローディングギアの中心軸を支持し
てローディングギアの離脱を防止するための係止孔がそ
れぞれ形成され、前記板状体の一側縁部に回転子マグネ
ットを支持して離脱を防止するための支持片が所定高さ
の段差を有するように折曲形成され、前記板状体の両側
の所定部位に固定ベースプレートの下面の両側に固定さ
れる支持部材が所定高さの段差を有するように折曲形成
され、ピンチローラー駆動用カムレバーの軸を支持して
ピンチローラー駆動用カムレバーの離脱を防止する軸孔
が一側部に形成されたカムカバープレートが提供され、
このような一つのカムカバープレートによってローディ
ングギアの中心軸、キャップスタンモーターの回転子マ
グネット及びピンチローラー駆動用カムレバーの軸を支
持し、固定ベースプレートに形成されるローディング案
内孔の強度を補強し得るメカニズムを提供する。
【0013】又、本発明は固定ベースプレートに発光セ
ンサー及び一対の受光センサーにより構成されるエンド
センサー、供給及び巻取リールテーブルの回転を感知す
るリール感知センサー、結露センサー等の回路構成を一
体に構成した印刷回路基板を固定し、この印刷回路基板
により感知信号を伝達するようにすることにより構成及
び組立がきわめて簡単化される動作感知機構を提供す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一具体例によるスライドロー
ディング方式のデッキメカニズムを添付図面の図1乃至
図28に基づいてより詳しく説明する。図1、図6及び
図9に示すように、本発明によるスライドローディング
方式の磁気記録再生器のデッキメカニズムは、磁気記録
再生器本体の所定部位に固定される固定ベースプレート
1と、前記固定ベースプレート1の上部に前後方に往復
直線移動可能に結合されるスライドベース40と、前記
固定ベースプレート1に回動開閉可能に結合される回動
式カセットハウジング130(図6及び図9参照)とか
ら構成されている。
【0015】図1と図9は固定ベースプレート1にスラ
イドベース40が結合された状態をテープローディング
が開始される前の状態で示す。この時はスライドベース
40が固定ベースプレート1の前方に(方向表示は図1
基準)“L”だけ突出されている。又、図4と図10は
テープローディングが完了された状態を示す。この状態
ではスライドベース40が“L”だけ後方に移動して固
定ベースプレート1とスライドベース40の前方端部と
が互いに一致している。
【0016】そして、図2と図21は固定ベースプレー
ト1とスライドベース40とが互いに分離している状態
を示す。図1に示すように、前記スライドベース40は
その両側部に前後方に複数の案内長孔41がそれぞれ形
成され、固定ベースプレート1の上面に上方に突出され
るように固定された複数の案内用ピン42が前記案内長
孔41に結合された構造により固定ベースプレート1の
前後方に直線移動可能になる。前記スライドベース40
は固定ベースプレート1に接触した状態で摺動するよう
に結合されているのでデッキが高くなるのを防止し得
る。
【0017】本発明は前記固定ベースプレート1とスラ
イドベース40とをそれらの間に余裕空間を無くし、そ
れらが密着して相対的に摺動し得るように結合し、この
ように密着して結合されたスライドベースプレート1の
上下面とスライドベース40の上面の各種の走行系の部
品を分けて配置したことを特徴とする。図1のように、
前記固定ベースプレート1の上面には回転ヘッドドラム
2と、ローディングモーター3と、供給及び巻取傾斜ポ
スト組立体4,5と、スタビライザー6と、ピンチロー
ラーアーム及び圧着手段と、ヘッドクリーニング手段
と、キャップスタンモーター7のキャップスタン軸8が
設置され、下面にはローディングモーターの動力伝達系
と、キャップスタンモーター7の回転子マグネット9
と、アイドラー機構と、感知手段が設置され、前記スラ
イドベース40の上面には供給リール及び巻取リールテ
ーブル46,47と、テンション調節手段と、ブレーキ
手段が設置される。
【0018】以下、本発明の一具体例をより具体的に説
明すると次のようである。先ず、図1〜図3に示すよう
に、前記固定ベースプレート1は、後方中間部に回転ヘ
ッドドラム2が所定方向に斜めに上方に突出されるよう
に配置され、前記回転ヘッドドラム2の両側にはローデ
ィング案内孔10,11がそれぞれ形成され、供給及び
巻取傾斜ポスト組立体4,5がローディング案内孔1
0,11に沿って前後方に移動可能に結合されている。
【0019】前記供給及び巻取傾斜ポスト組立体4,5
は、前記ローディング案内孔10,11に前後方に摺動
可能に結合される傾斜ポストベース12,13にガイド
ローラー14,15及び傾斜ポスト16,17がそれぞ
れ固定されている。前記固定ベースプレート1の上面の
一側隅部(図1を基準とすれば後方部の左側隅部)には
ローディングモーター3が上方に突出するように固定さ
れ、その前方にはテープの走行安定性を向上させるスタ
ビライザー6が軸18を中心として回転可能に上方に突
出するように設置されている。
【0020】前記固定ベースプレート1の上面の他側
(図1を基準とすれば後方の右側部)にはキャップスタ
ンハウジング19が複数のネジにより上方に突出するよ
うに締結され、固定ベースプレート1の下面に固定され
たキャップスタンモーター7のキャップスタン軸8が上
方に突出するようにキャップスタンハウジング19に回
転可能に挿入支持されている。
【0021】前記キャップスタンハウジング19の前方
にはピンチローラー20及び巻取ポスト21をローディ
ング方向に移動させるとともにピンチローラー20をキ
ャップスタン軸8に接触させた後に所定圧力で圧着させ
るピンチローラーアーム駆動及び圧着手段が設置され、
その後方にはスライドベース40に連動されて回転ヘッ
ドドラム2のビデオヘッドを自動的にクリーニングする
クリーニング手段が設置されている。
【0022】前記ピンチローラーアーム駆動及び圧着手
段は、図1及び図11に示すように、ピンチローラー2
0が回転可能に結合されるピンチアーム22と、下側に
係止ピン23aが固定される連動アーム23と、前記ピ
ンチアーム22と連動アーム23とを連結する引張スプ
リング24と、テープの走行を案内する巻取ポスト21
が固定された巻取アーム25と、前記ピンチアーム22
と巻取アーム25とを連結する引張スプリング26と、
前記ピンチアーム組立体が常に右回りの回動力を支持す
るネジリスプリング27と、端部に連動アーム23の係
止ピン23aが掛かる係止溝28aが形成されてローデ
ィングギア96の回転により連動アーム23を回動させ
るピンチローラー駆動用カムレバー28とから構成され
る。
【0023】前記ピンチアーム22と連動アーム23と
は固定ベースプレート1の上面の所定部位に同一軸29
により回動可能に結合され、巻取アーム25は前記軸2
9の後方に固定された別の軸30に回転可能に結合され
る。前記ピンチローラー駆動用カムレバー28は固定ベ
ースプレート1の下面に固定された軸31に下方に回転
可能に結合され、一側端部にカムピン28bが形成され
て、やはり固定ベースプレート1の下面に軸着されたロ
ーディングギア96の下面カム溝96に挿入されてい
る。
【0024】図1、図2、図4、図5及び図11に示す
ように、前記ローディングアーム99,100は三つの
レバーの端部がピンにより回動可能に連結されて関節形
に折畳し得るように構成され、前記ローディングアーム
99,100は一端部がローディングギア95,96の
上面にスプリングを介在して通常の連結構造により連結
され、図1、図2及び図4を基準として固定ベースプレ
ート1の下面に位置するように設置され、他端部には前
記傾斜ポスト組立体4,5のベース12,13がピンに
より回動可能に連結されている。
【0025】前記傾斜ポスト組立体4,5は、図1及び
図2を基準して固定ベースプレート1の上方に突出する
ように設置され、前記ローディングアーム99,100
及びローディングギア95,96は固定ベースプレート
1の下面に下方に突出するように設置される。前記ヘッ
ドクリーニング手段は、図1及び図13〜15に示すよ
うに、固定ベースプレート1の上面の後方一側隅部に固
定された軸32を中心として回動可能に結合されてスラ
イドベース40の移動により連動される回動アーム33
と、前記回動アーム33の一側に軸34を中心として回
動可能に結合されて回動アーム33に連動されるクリー
ニングレバー35と、前記回動アーム33とクリーニン
グレバーを連結する引張スプリング36と、前記クリー
ニングレバー35の端部に回転可能に結合されて回転ヘ
ッドドラム2をクリーニングするクリーニングローラー
37とから構成され、スライドベース40のスライド動
作時に回転ヘッドドラム2をクリーニングする作用をす
る。
【0026】前記固定ベースプレート1の後方部は、図
5及び図6に示すように、両側壁の後方端部(図6を基
準として左側端部)に回動式カセットハウジング130
の両側壁の左側端部(図6基準)がそれぞれヒンジピン
135で回転可能に結合されている。又、前記スライド
ベース40と回動式カセットハウジング130を構成す
るカセットホルダー132とは一緒に所定距離を直線往
復移動するように構成されている。
【0027】前記スライドベース40の上面の両側に
は、図1及び図2に示すように、供給及び巻取リールテ
ーブル46と47がそれぞれ設置され、前記供給及び巻
取リールテーブル46と47はブレーキ手段により回転
動作が制御され、前記供給リールテーブル46はテンシ
ョン調節手段により回転が制御されるようになってい
る。
【0028】前記供給リールテーブル46と巻取リール
テーブル47はリールギア48,49と上部のリール本
体50,51とからそれぞれ構成され、リールギア4
8,49とリール本体50,51との間には回転トーク
を調節するための通常の摩擦クラッチ構造により所定の
接触摩擦力が作用するようになっている。前記テンショ
ン調節手段は、図16及び図17に示すように、テンシ
ョンポスト52が後端部に固定されスライドベース40
の上面の一側に軸53を中心として回転可能に結合され
内側に接触突部55aが形成されたテンションアーム5
5と、前記テンションアーム55の一側に一端部が連結
され他端部がスライドベース40に固定されてテンショ
ンアーム55を常に左回りの回動力を有するように弾力
支持する引張スプリング57と、前記テンションアーム
55の所定部位に上下方に突出するように固定される連
結片60と、前記供給リールテーブル46のリール本体
50に巻取られ一端部は前記連結片60に連結されて他
端部はスライドベース40の側に固定されるテンション
バンド58と、前記テンションバンド58の他端部が固
定されるとともに供給リールテーブル46のリールギア
48の離脱を防止するように係止段61aが形成されて
スライドベース40の所定部位に固定される固定位置可
変連結片61とから構成されることにより、テープに適
当なテンションを付与してより安定に走行するように作
用する。
【0029】前記ブレーキ手段は、図18に示すよう
に、スライドベース40の一側に固定された軸62に回
転可能に結合されて供給リールテーブル46の回転動作
を制御する供給ブレーキ63と、図19に示すように、
他側に固定された軸64に回転可能に結合されて巻取リ
ールテーブル47の回転動作を制御する巻取ブレーキ6
5とから構成され、各モード別に供給及び巻取リールテ
ーブル46,47を制御する。
【0030】前記供給ブレーキ63は、先端部に供給リ
ールテーブル46のリールギア48と噛み合うギア部6
3a形成され、下面の一側にはモード感知手段に連動さ
れる連動ピン63bが固定ベースプレート1に形成され
た孔を通じて下方に突出するように固定され、軸62に
同軸状に結合されたネジリスプリング66により常に左
回りの回動力を有するように弾力支持されている。
【0031】前記巻取ブレーキ65は、図4及び図19
に示すように、軸64に回転可能に結合されたキャップ
70と、前記キャップ70の下部に結合固定されて巻取
リールテーブル47のリールギア49と常に噛み合うブ
レーキギア67と、一端部にリールギア49に掛かる係
止歯68aが形成され他端部には直線状の延長部68b
が形成されてキャップ70に回転可能に結合されるブレ
ーキレバー68と、前記キャップ70とブレーキレバー
68との間に結合されてブレーキレバー68を下方に弾
力支持する圧縮スプリング69とから構成される。
【0032】前記巻取ブレーキ65の一側には、図1に
示すように、巻取リールテーブル47のリールギア49
が上方に分離されないように支持する支持片71が固定
されている。前記スライドベース40の前方部の中間に
は、図1に示すように、カセットのリールブレーキを解
除させるリールブレーキ解除具72が固定されている。
【0033】前記リールブレーキ解除具72と巻取リー
ルテーブル47のリールギア49を支持するための支持
片71は、図12に示すように、一体に形成されて組立
性を向上させ得る。前記スライドベース40には、図2
0及び図21に示すように、供給リールテーブル46
と、巻取リールテーブル47に巻かれたテープの終端を
感知するため発光センサー73及び一対の受光センサー
74,75により構成されるエンドセンサー、供給及び
巻取リールテーブル46,47の回転を感知するリール
感知センサー38,39、機器内部の結露の程度を感知
する結露センサー76等が付着され回路的に連結される
印刷回路基板77とが付着固定され、この印刷回路基板
77にはフレキシブル印刷回路基板78が連結され、こ
のフレキシブル印刷回路基板78から延長する延長部7
8aがスライドベース40の一側隅部に固定されてカセ
ットの形態を区分するスイッチ79がフレキシブル印刷
回路基板78に電気的に連結されている。
【0034】前記フレキシブル印刷回路基板78には連
結部78bが突出形成されるため、この連結部78bを
通じて電気的信号が伝達される。前記スライドベース4
0の中間部には、図1に示すように、カム孔80aが形
成されたスライドカム80が前後方に移動するようにネ
ジで固定されているためスライドベース40の移動スト
ロークを調節し得るようになっている。
【0035】言い換えれば、図21に示すように、スラ
イドベース40には孔40aを形成しその両側にネジ孔
40bが形成されるとともに、図1に示すように、スラ
イドカム80にはカム孔80aを形成しその両側部にネ
ジ挿入用長孔80bを形成してスライドカム80の長孔
80bとスライドベース40のネジ孔40bとを合わせ
た後に調節ネジで固定することによりスライドカム80
が位置調節可能に固定されている。
【0036】スライドカム80がスライドベース40に
固定される位置を調節することによりスライドベース4
0の移動ストロークを調整する作用に関しては後に説明
する。又、前記スライドベース40の上面の前方両側に
はカセットを支持するための支持ピン81,82がそれ
ぞれ形成され、後方両側には支持部83,84がベンデ
ィング作業により折曲形成されている。
【0037】前記前方側の支持ピン81,82はスライ
ドベース40の前方の両側縁部を折曲形成して、図23
に示すように、一体に形成することにより生産及び組立
効率を向上させ得る。前記スライドベース40の前方中
間部にはカセットの開放された蓋11d(図示せず)を
支持するとともにカセットの誤挿入及び異物質の挿入を
防止するための所定高さの保護具85が固定されてい
る。
【0038】図1、図13〜15及び特に図20に示す
ように、前記スライドベース40の一側(左側)の後方
端部にはヘッドクリーニング手段の回動アーム33を連
動させる延長部86が後方に延長形成され、図21に示
すように、前記延長部86の強度を補強するための補強
部87が所定高さの段差を有するように形成されてい
る。
【0039】前記補強部87は前記延長部86が長く突
出形成されるため強度が弱くなる心配があるので強度を
補強するために形成されるものである。又、前記補強部
87は、スライドベース40が固定ベースプレート1に
対して図1の状態から図4の状態に、つまり後方に移動
するとき、ピンチローラーアーム駆動及び圧着手段を構
成する部品との干渉を避け得るように少し高く折曲形成
される。
【0040】一方、前記動力伝達系は、図1、図2、図
24乃至図27に示すように、ローディングモーター3
の回転軸88に結合固定される駆動ウォームギア89
と、一端部にローディングモーター3の駆動ウォームギ
ア89が噛み合うウォーム90が形成され他端部にウォ
ーム91が形成されたギア軸92と、前記ギア軸92の
ウォーム91と大ギア93aが噛み合う二重ギア93
と、上面に作動カム94aが形成され前記二重ギア93
の小ギア93bと噛み合う中間ギア94と、前記中間ギ
ア94と順次的に噛み合う所定形状のカム溝95a、9
6aが形成された一対のローディングギア95,96
と、前記一側ローディングギア95の回転により回動し
ながらスライドベース40を移動させるカムレバー97
とから構成されることにより、ローディングモーター3
の動力をローディングギア95,96を介して供給及び
巻取傾斜ポスト組立体4,5に伝達するとともにスライ
ドベース40に伝達する。
【0041】図24で、前記ローディングモーター3は
固定ベースプレート1の上面に突出するように結合さ
れ、ギアトレーンは固定ベースプレート1の下面にそれ
ぞれ軸着されることが分かる。又、図25に示すよう
に、前記ギア軸92と二重ギア93は固定ベースプレー
ト1の下面に固定されるギアハウジング98により支持
されている。
【0042】前記ギアハウジング98は、ギア軸92及
び二重ギア93が収納される凹部98aが形成され、一
側にローディングモーター3の駆動ウォームギア89が
挿入される挿入孔98bが形成され、他側に二重ギア9
3と中間ギア94とが噛み合うように開口部98cが形
成されている。前記中間ギア94の作動カム94aは、
図27に示すように、大径部94bの一側に小径部94
cが形成されている。
【0043】前記カムレバー97は、図27に示すよう
に、一側部に一側ローディングギア95のカム溝95a
に沿って挿入案内されるカムピン97aが固定され他側
部には固定ベースプレート1の円弧形案内孔1aを通じ
てスライドベース40のスライドカム80に形成された
カム孔80aに挿入される係止ピン97bが固定されて
固定ベースプレート1の下面の一側に固定された軸9
7′を中心として回動可能に結合されている。
【0044】従って、前記ローディングモーター3の駆
動力によりローディングギア95が回転すると、これに
連動してスライドベース駆動用カムレバー97が回転
し、このスライドベース駆動用カムレバー97の係止片
97bがスライドカム80を押すのでスライドベースが
移動し得るようになる。そして、前記スライドベース4
0はスライドカム80が移動するにつれてともに移動す
る構造であるので、このスライドカム80の位置を調整
するスライドベース40の移動ストロークが調整され
る。
【0045】前記固定ベースプレート1の下面の中間部
には、図2及び図3に示すように、ピンチローラー駆動
用カムレバー28が回転中心である軸31に支持される
とともにローディングギア95,96を支持しキャップ
スタンモーター7の回転子マグネット9を支持するカム
カバープレート103が固定されている。前記カムカバ
ープレート103は、図2及び図3に示すように、一例
として、鋼鉄板のような板状体103aの両側にローデ
ィングギア95,96の中心軸107,106を支持す
るために大直径の挿入部108a,109aと小直径の
係止部108a,108bを有する係止孔108,10
9がそれぞれ形成されることによりカムカバープレート
103のスライド移動動作により前記中心軸107,1
06に形成された小直径の係止部107a,106aに
係止孔108,109の係止部108b,109bが掛
かるようになっている。
【0046】前記板状体103aの一側縁部には水平支
持部103dを有する支持片103cが所定高さの段差
を有するように折曲形成されてキャップスタンモーター
7の回転子マグネット9の離脱を防止するようになって
いる。前記板状体103aの両側の所定部位には固定ベ
ースプレート1の下面の両側に接触支持される水平支持
部104a,105aを有する支持部材104,105
が所定高さの段差を有するように折曲形成され、前記支
持部材104,105の水平支持部104a,105a
には固定ネジ154が挿入されるネジ挿入孔104b,
105bがそれぞれ形成されている。前記支持部材10
4,105は固定ベースプレート1の一側ローディング
案内孔10の両側に所定間隔を置いて固定されて、ロー
ディング案内孔10の形成により発生する固定ベースプ
レート1の強度低下を補強するようになっている。
【0047】前記板状体103aの所定部位にはピンチ
ローラー駆動用カムレバー28が支持される軸31を支
持してピンチローラー駆動用及び圧着用カムレバー28
の離脱を防止する軸孔103bが形成されている。前記
カムカバープレート103を固定するにあたって、先
ず、ローディングギア95,96の中心軸107,10
6にカムカバープレート103の係止孔108,109
に形成された大直径の挿入部108a,109aを挿入
した後、前記カムカバープレート103を図3の矢印方
向に移動させると、前記中心軸107,106の係止部
107a,106aにカムカバープレート103の係止
孔108,109に形成された小直径の係止部108
b,109bに掛かるのでローディングギア95,96
の離脱を防止することになる。
【0048】以後、前記カムカバープレート103の他
側部に形成された軸孔103bを固定ベースプレート1
の軸31に挿入するとともに前記カムカバープレート1
03の支持部材104,105の水平支持部104a,
105aに形成されたネジ挿入孔104b,105bを
固定ベースプレート1のネジ締結孔と一致させた後、前
記ネジ挿入孔104b,105bを通じて固定ネジ15
4を固定ベースプレート1に締結固定することによりカ
ムカバープレート103の固定が完了する。
【0049】このように固定ベースプレート1の下面に
カムカバープレート103が固定された状態では、カム
カバープレート103の支持片103cによりキャップ
スタンモーター7の回転子マグネット9の離脱が防止さ
れ、前記カムカバープレート103の両支持部材10
4,105は一側ローディング案内孔10の両側にそれ
ぞれ固定されるので、ローディング案内孔10の形成に
よる固定ベースプレート1の強度低下を補強し得ること
になる。
【0050】又、前記アイドラー機構は、図4、図5及
び図26に示すように、キャップスタンモーター7の回
転子マグネット9に形成されたギア部9aと噛み合う伝
動ギア110と、固定ベースプレート1の固定部111
に軸着される中心ギア112と、前記伝動ギア110と
中心ギア112とを連結するタイミングベルト113
と、前記中心ギア112と常に噛み合って中心ギア11
2の回転方向に応じて右回り及び左回りに回動するアイ
ドラーギア114と、アイドラーギア114の動力を供
給リールテーブル46に伝達する第1及び第2連結ギア
115,116とから構成され、キャップスタンモータ
ー7の動力を受けて供給及び巻取リールテーブル46,
47を選択的に駆動させる役目を果たす。
【0051】前記固定部111は固定ベースプレート1
の下面の一部をプレス加工作業により切欠し折曲して形
成する。前記カセットの挿入及び取出動作を感知するた
めの感知手段は、図27に示すように、固定ベースプレ
ート1の下面の一側に固定される印刷回路基板117
と、前記印刷回路基板117の一側に軸118を中心と
して回動可能に結合されるスイッチギア119と、その
他側に軸120を中心として回動可能に結合されてスイ
ッチギア119に連動するスイッチレバー121と、前
記スイッチレバー21に結合されてスイッチレバー12
1を弾力的に支持するネジリスプリング122とから構
成され、カセットの装着及びエジェックト動作と各モー
ドを感知する作用をする。
【0052】前記スイッチギア119は、図1及び図2
7に示すように、円筒体119aの外周面に供給ブレー
キ63の連動ピン63bが接触するカム突出部119b
が形成され、円筒体119aの内周面にスイッチレバー
121の回動を案内する挟持部119cが形成されてい
る。前記スイッチレバー121は下面にスイッチギア1
19の円筒体119aに沿って案内される案内ピン12
1aが形成され、一側部には回動式カセットハウジング
130に連動される解除作動突起121bが形成されて
いる。
【0053】一方、前記回動式カセットハウジング13
0は、図6乃至図10に示すように、固定ベースプレー
ト1の後方の両側に回動可能に結合される回動ブラケッ
ト131と、前記回動ブラケット131に結合されてカ
セットの進入を案内するカセットホルダー132とから
構成される。又、前記スライドベース40の両側壁4
3,44の後端部には円弧状の案内溝45がそれぞれ形
成されることにより回動式カセットハウジング130を
構成するカセットホルダー132がスライドベース40
とともに所定距離だけ移動するようになっている。
【0054】前記回動ブラケット131は固定ベースプ
レート1の後方両側に固定される固定片133,134
にヒンジピン135により回動可能に結合され、前記固
定片133,134と回動ブラケット131はスプリン
グ136,137により連結されて回動ブラケット13
1を常に回動開放させる方向に弾力支持している。前記
回動ブラケット131は、両側壁138の後方に縦方向
に案内長孔139がそれぞれ形成されるとともに前方に
案内ピン140が内向にそれぞれ固定され、前記カセッ
トホルダー132は両側壁141の後方に回動ブラケッ
ト131の案内長孔139に挿入されるとともにスライ
ドベース40の案内溝45に挿入される案内ピン142
がそれぞれ固定され、その前方に回動ブラケット131
の案内ピン140が挿入される案内長孔143がそれぞ
れ形成されることにより、前記カセットホルダー132
が回動ブラケット131に沿って前後方に移動可能にな
っている。
【0055】前記カセットホルダー132に形成される
案内長孔143は一側部の幅が回動ブラケット131の
案内ピン140の直径より大きく形成されるので、カセ
ットホルダー132が後方の案内ピン142を中心とし
て所定角度だけ回動可能になっており、前記回動ブラケ
ット131及びカセットホルダー132との間にはカセ
ットホルダー132を下方に弾力支持する板スプリング
144(図6)が結合され、前記カセットホルダー13
2の両側にはカセットを下方に弾力支持するための板ス
プリング145,146がそれぞれ固定されている。
【0056】前記回動ブラケット131の一側壁138
の先端部にはロックレバー147が軸148を中心とし
て回動可能に結合され、前記軸148に結合されるネジ
リスプリング149により弾性的に支持されている。前
記ロックレバー147には下部に固定ベースプレート1
のロック係止ピン150に掛かる係止部147aと、感
知手段を構成するスイッチレバー121の解除作動突起
121bを連動させる解除部147bとが形成されてい
る。
【0057】前記カセットホルダー132の一側壁14
1の内側面にはダンパーギア151を有するダンパー1
52が固定され、スライドベース40の一側壁にはダン
パー152のダンパーギア151と噛み合うセクターギ
ア153が形成されて回動式カセットハウジング130
の回動動作を円滑にする。図28は前述のような本発明
によるデッキメカニズムの走行系の回転部品がカセット
ローディング開始段階から再生開始段階まで、0°〜3
15°の範囲で作動される関係を例示したもので、スラ
イドベース40は13.5mmだけ移動し、巻取リールテ
ーブル65はテープローディング初期には巻取リールテ
ーブル47の制動を解除しているがローディングが進行
しながら制動し、供給ブレーキ63は供給リールテーブ
ル46を制動しているがテープローディングが完了され
プレイが進行する時に制動を解除するようになってい
る。そして、供給及び巻取傾斜ポスト組立体4,5はロ
ーディング完了時に圧着され、テンションポスト52は
テープローディング完了段階で所定位置を確保し、ピン
チローラー20と巻取ポスト21は同一角度範囲だけ回
動するようになっている。
【0058】このような図28の作動線図はただ一つの
例に過ぎず、本発明を実際に適用するにあたっては具現
しようとする作用に応じて色々に変更して実施し得る。
このように構成される本発明によるデッキメカニズムの
作用効果を図28の作動線図に基づいて説明すると次の
ようである。本発明によるデッキメカニズムを備える磁
気記録再生器の使用のため図1、図6及び図8の状態で
本体に設けられたエジェックトボタンを押すと、ローデ
ィングモーター3が正方向に駆動され、その動力が動力
伝達系を介して伝達されるにつれて図27に示す感知手
段のスイッチレバー121が回転してロックレバー14
7を押すことにより図8のロックレバー147がネジリ
スプリング149の弾性に対抗しながら左回りに回動さ
れ、これにより固定ベースプレート1のロック係止ピン
150からロックレバー147の係止部147aが逃れ
るので回動式カセットハウジング130はスプリング1
36,137の復元弾力によりヒンジピン135を中心
として左回りに回動して図7及び図9のように開放され
る。
【0059】以後、前記ローディングモーター3は逆方
向に駆動されてスイッチレバー121の拘束状態を解除
して回動可能にすることによりロック動作を可能にす
る。即ち、以後回動式カセットハウジング130のカセ
ットホルダー132にカセットを挿入し回動ブラケット
131を回動させて締める時に固定ベースプレート1の
ロック係止ピン150にロックレバー147の係止部1
47aが掛かるようにする。
【0060】このように回動式カセットハウジング13
0が回動開放された図7及び図9の状態でカセットホル
ダー132にカセットを押して入れた後、回動式カセッ
トハウジング130のロックレバー147が固定ベース
プレート1のロック係止ピン150に掛かることによ
り、回動式カセットハウジング130が磁気記録再生器
本体に締結される。
【0061】前記カセットはカセットホルダー132の
両側に固定された板スプリング145,146(図6)
により安定に支持される。この時、前記回動式カセット
ハウジング130の回動動作によりロックレバー147
の解除部147bがスイッチレバー121の解除作動突
起121bを連動させるので、ローディングモーター3
が駆動されてスライドベース40の移動及びテープのロ
ーディング動作が行われる。
【0062】即ち、図1及び図27の状態でローディン
グモーター3の駆動力が動力伝達系に伝達されてローデ
ィングギア95,96を回転させるので一側のローディ
ングギア95のカム溝95aにカムピン97aが挿入さ
れたスライドベース駆動用カムレバー97が軸98を中
心として回転し、前記スライドベース駆動用カムレバー
97の係止ピン97bがスライドカム80のカム孔80
aに連結されたスライドベース40は固定ベースプレー
ト1に固定された複数の案内用ピン42に沿って後方に
直線移動されて、図4のようにテープローディング動作
が完了する。
【0063】この時は、図7乃至図10に示すように、
前記スライドベース40の両側壁に形成された案内溝4
5にカセットホルダー132の案内ピン142がそれぞ
れ挿入されているので、スライドベース40の移動によ
りカセットホルダー132が回動ブラケット131間に
介在する板スプリング144により弾力的に支持されな
がら、回動ブラケット131の案内長孔139の長さだ
け後方に移動して図8及び図10の状態となる。
【0064】そして、前述したようなスライドベース4
0の移動とともに供給及び巻取傾斜ポスト組立体4,5
がカセットテープを引き固定ベースプレート1のローデ
ィング案内孔10,11に沿って後方に移動することに
なる。又、前述したようにスライドベース40が図1の
状態から図4の状態に移動するにつれて、テープローデ
ィングが行われる間にはピンチローラーアーム駆動及び
圧着手段、テンション調節手段、ブレーキ手段、ヘッド
クリーニング手段の動作が連続的に行われる。以下、こ
のような動作を区分して詳細に説明すると次のようであ
る。
【0065】先ず、ピンチローラーアーム駆動及び圧着
手段の動作を説明すると、図1及び図11のように、前
記ピンチローラーアーム駆動及び圧着手段のピンチアー
ム22はカセットのローディング動作が開始されなかっ
た状態ではネジリスプリング27により左回りの回動力
を受けるが、巻取傾斜ポスト組立体5のベース13によ
りその回動動作が規制された状態を維持することにな
る。
【0066】このような図1の状態でローディングモー
ター3の動力が動力伝達系に伝達されて傾斜ポスト組立
体5が前方から後方に、つまり図1の状態から図4の状
態に移動すると、図11のピンチアーム22はネジリス
プリング27の弾性復元力により右回りに回動し、傾斜
ポスト組立体5の続く移動により傾斜ポスト組立体5か
らピンチアーム22が逃れると、連動アーム23の係止
ピン23aがカムレバー28の係止溝28aに接触し、
以後ローディングギア96の続く回転によりローディン
グギア96のカム溝96aにカムピン28bが挿入され
たカムレバー28が所定角度だけ回動されて、ピンチア
ーム22のピンチローラー20がキャップスタンモータ
ー7のキャップスタン軸8に接触すると、ピンチアーム
22の回動動作が拘束されるので、それ以後はピンチア
ーム22に連結された引張スプリング24から引張力が
発生し、この引張力がピンチローラー20に伝達されて
ピンチローラー20がキャップスタン軸8に所定の圧着
力で圧着される。
【0067】この際に、ピンチアーム22に弾力的に連
結支持された巻取アーム25はピンチアーム22の移動
により回動してからピンチローラー20の移動が完了す
る時点で停止してテープの走行を案内することになる。
一方、テンション調節手段にあっては、図1のように、
カセットのローラー動作が開始されなかった状態でテン
ションアーム55の接触突部55aが供給傾斜ポスト組
立体4に接触支持され、このような状態でローディング
モーター3の動力によりローディングギア95,96が
回転すると、傾斜ポスト組立体4,5がローディング案
内孔10,11に沿って移送され、このように傾斜ポス
ト組立体4,5が移動するにつれて供給傾斜ポスト組立
体4のベース12にはテンションアーム55の接触突部
55aが弾力的に接触しているのでテンションアーム5
5が傾斜ポスト組立体4の移動により左回りに回転する
ことになる。
【0068】以後、図4及び図16のように、傾斜ポス
ト組立体4,5とテンションアーム55のローディング
動作が完了した状態でプレイモードのようにテープが走
行するモードを行う場合は、図17のように、テンショ
ンアーム55が実線状態から仮想線状態に移動しながら
テープのテンションを調節する。この時、テープに張力
が過度に掛かると、テープがテンションポスト52に加
える力が増加することにより、テンションアーム55が
右回りに回転して供給リールテーブル46に巻き付けら
れているテンションバンド58を弛緩させるので、供給
リールテーブル46のテープ解かれ速度が減少し、これ
によりテープの張力が減少する。
【0069】又、前記テープに張力が弱く掛かる場合
は、テープがテンションポスト52に加える力が減少す
るのでテンションアーム55が左回りに回転して供給リ
ールテーブル46に巻き付けられているテンションバン
ド58を引くことになり、供給リールテーブル46のテ
ープ解かれ力が増加し、これによりテープの張力が増加
する。
【0070】このようにテンション調節手段は、テープ
に掛かる張力の大きさに応じてテンションポスト52の
位置が変化して供給リールテーブル46の回転力を調節
してテープの張力を常に一様に維持することになる。一
方、ブレーキ手段にあっては、図1のように、テープロ
ーディング動作が完了する前まで供給ブレーキ63がネ
ジリスプリング66の弾性力を受けるので供給リールテ
ーブル46のリールギア48と供給ブレーキ63のギア
部63aとが噛み合うことになり、これにより供給リー
ルテーブル46のリールギア48が任意に回転し得ない
ようになる。
【0071】又、巻取リールテーブル49はスライドベ
ース40のローディング動作が完了する時点の直前まで
ブレーキレバー68の拘束を受けないようになって回転
可能になるので、供給及び巻取傾斜ポスト組立体4,5
の移動によるカセットの引出動作が可能になる。以後、
図4及び図18に示すように、スライドベース40のロ
ーディング動作が完了する場合は、巻取ブレーキ65の
ブレーキレバー68が軸64を中心として右回りに回動
するので巻取リールテーブル47のリールギア49とブ
レーキレバー68の係止歯68aとが噛み合うことによ
り所定のバックテンションを受けながら巻取リールテー
ブルが作動することになる。
【0072】テープのローディング動作が完了した後、
供給ブレーキ63はスイッチギア119のカム突出部1
19bにより軸62を中心として右回りに回動して供給
リールテーブル46のリールギア48を解除させること
になる。前記ブレーキ手段は各モード別に供給及び巻取
リールテーブル46,47を制御してテープが円滑に走
行するように案内する。
【0073】一方、ヘッドクリーニング手段の作用を見
ると、図1及び図13のようにカセットのローディング
動作が開始されなかった状態では、クリーニングローラ
ー37が回転ヘッドドラム2から分離した状態を維持す
ることになる。このような状態でテープローディング動
作が進行されると、図14に示すように、スライドベー
ス40の移動によりスライドベース40の延長部86が
回動アーム33を押して軸32を中心として左回りに回
動させるので、前記回動アーム33に引張スプリング3
6により連結されたクリーニングレバー35を軸34を
中心として左回りに回動させて回転ヘッドドラム2のヘ
ッド部位に接触させ、テープのローディング動作が殆ど
完了する時点では、図17に示すように、回動アーム3
3の突出幹33aがクリーニングレバー35の接触部3
5aを所定の角度にさらに回動させることにより回転ヘ
ッドドラム2からクリーニングローラー37を分離させ
る。
【0074】そして、テープに記録された映像及び音声
信号を再生するとか信号を記録する再生動作とその他の
動作は通常の方法により行われる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気記録
再生器のデッキメカニズムは、固定ベースプレートとス
ライドベースとをそれらの間に空間がないように密着し
て摺動するように結合し、固定ベースプレートの上下面
及びスライドベースの上面にはテープの走行系を構成す
る部品を分けて配置したものであるため、従来固定ベー
スプレートとスライドベースとをそれらの間に空間部が
形成されるように結合した後、固定ベースプレートとス
ライドベースとの間に部品を配置するとともに固定ベー
スプレートの下部とスライドベースの上面に部品を配置
していたデッキメカニズムに比べて製品の全体の高さと
嵩が減少し、使用部品数も減少するので、製品を小型
化、軽量化、薄形化するとともに廉価なものとすること
ができ、製品の原価を低く抑えることができる。
【0076】このように本発明には製品の小型化に寄与
し、且つ生産原価を低減させる優れた効果があるだけで
なく、エンドセンサー、結露センサー等の回路構成を一
体に構成した印刷回路基板を固定ベースプレートに固定
してフレキシブル印刷回路基板により引出し、カセット
を支持するための支持部及びアイドラー機構の中心ギア
を支持するための固定部をベンディング作業により一体
に形成することにより構成をより簡素化するとともに組
立性を向上して製品の生産性向上に寄与する等の効果も
ある。
【0077】さらに、本発明による磁気記録再生器のカ
ムカバープレートは、一つのカムカバープレートを用い
るよりも簡単な構成によって、ローディングギアの離脱
を防止し、キャップスタンモーターの回転子マグネット
の離脱を防止し、固定ベースプレートの強度を補強し、
更にピンチローラー駆動用カムレバーの離脱を防止する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生器のデッキメカニズ
ムのテープローディング動作前の状態を示す平面図であ
る。
【図2】本発明のデッキメカニズムのテープローディン
グ動作前の状態をスライドベースが除去された状態で示
す底面図である。
【図3】本発明のデッキメカニズムのカムカバープレー
トの組立状態を示す分解縦断面図である。
【図4】本発明のデッキメカニズムのテープローディン
グ動作後の状態を示す平面図である。
【図5】本発明のデッキメカニズムのテープローディン
グ動作後の状態をスライドベースが除去された状態で示
す底面図である。
【図6】本発明のデッキメカニズムの構成を、カセット
を装着させるための回動式カセットハウジングを結合し
た状態で概略的に示す平面図である。
【図7】本発明のデッキメカニズムのカセットハウジン
グをカセットローディング動作前の状態で示す左側面図
である。
【図8】本発明のデッキメカニズムのカセットハウジン
グをカセットローディング動作後の状態で示す左側面図
である。
【図9】本発明のデッキメカニズムのカセットハウジン
グをカセットローディング動作前の状態で示す右側面図
である。
【図10】本発明のデッキメカニズムのカセットハウジ
ングをカセットローディング動作後の状態で示す右側面
図である。
【図11】本発明のデッキメカニズムのピンチローラー
アーム駆動及び圧着手段の構成を示す斜視図である。
【図12】供給リールテーブルと巻取リールテーブルを
駆動させるためのアイドラー機構部の拡大平面図であ
る。
【図13】テープローラーが開始される前の状態のヘッ
ド掃除装置部の拡大平面図である。
【図14】テープローディング動作の開始時にスライド
ベースの延長部がクリーニングレバーを駆動してクリー
ニングローラーを回転ヘッドドラムに接触させて掃除す
る状態のヘッド掃除装置部の拡大平面図である。
【図15】テープローディング末期にスライドベースの
延長部が回動アームを回動させこの回動アームによりク
リーニングレバーが回転してクリーニングローラーがヘ
ッドドラムから分離された状態のヘッド掃除装置部の拡
大平面図である。
【図16】テープローディングが完了した状態でのテー
プテンション調節装置部の部分拡大平面図である。
【図17】テープローディングが完了した状態でのテー
プテンション作用を示すテープテンション調節装置部の
部分拡大平面図である。
【図18】供給リールブレーキ装置部の構成を示す部分
拡大図である。
【図19】巻取リールブレーキ装置部の構成を示す部分
拡大図である。
【図20】スライドベースの平面図である。
【図21】図16Aの部分縦断面図である。
【図22】カセット支持部及びヘッド保護具部分を示す
スライドベースの部分斜視図である。
【図23】カセット支持用支持ピンの構成を示す拡大断
面図である。
【図24】(A)はデッキメカニズムの動力伝達系の展
開断面図、(B)はローディングギアとカムレバーの断
面図である。
【図25】デッキメカニズムの要部であるギアハウジン
グの斜視図である。
【図26】供給リールテーブルと巻取リールテーブルと
アイドラー機構の断面図である。
【図27】各種作動を感知するための感知手段の平面図
である。
【図28】デッキメカニズムのローディング開始からプ
レイ開始までの動作を説明するための作動線図である。
【符号の説明】
1…固定ベースプレート 2…回転ヘッドドラム 3…ローディングモーター 4,5…供給及び巻取リール傾斜ポスト組立体 6…スタビライザー 7…キャップスタンモーター 8…キャップスタン軸 9…回転子マグネット 10,11…ローディング案内孔 12,13…ベース 14,15…ガイドローラー 16,17…傾斜ポスト 18,29,30,31,32,34,54,62,6
4,97,106,107,118,120,148…
軸 19…キャップスタンハウジング 20…ピンチローラー 21…巻取ポスト 22…ピンチアーム 23…連動アーム 23a…係止ピン 24,26,36,57…スプリング 25…巻取アーム 27,66,122…ネジリスプリング 28…カムレバー 28a…係止溝 28b…カムピン 33…回動アーム 35…クリーニングレバー 37…クリーニングローラー 38…供給リールテーブル感知センサー 39…巻取リールテーブル感知センサー 40…スライドベース 41…案内長孔 42…案内用ピン 43…一側壁 44…他側壁 45…案内溝 46,47…供給及び巻取リールテーブル 48,49…リールギア 50,51…リール本体 52…テンションポスト 55…テンションアーム 55a…接触突部 58…テンションバンド 59…連結作動ピン 60…連結片 61…固定位置可変連結片 61a…係止段 63…供給ブレーキ 65…巻取ブレーキ 67…ブレーキギア 68…ブレーキレバー 68a…係止歯 68b…延長部 69…圧縮スプリング 70…キャップ 71…支持片 72…リールブレーキ解除具 73…発光センサー 74,75…受光センサー 76…結露センサー 77,117…印刷回路基板 78…フレキシブル印刷回路基板 78a…延長部 79…スイッチ 80…スライドカム 80a…カム孔 81,82…支持ピン 83,84…支持部 85…保護具 86…延長部 87…補強部 88…回転軸 89…駆動ウォームギア 90,91…ウォーム 92…ギア軸 93…二重ギア 93a…大ギア 93b…小ギア 94…中間ギア 94a…作動カム 94b…大径部 94c…小径部 95,96…ローディングギア 95a,96a…カム溝 97…カムレバー 98…ギアハウジング 98a…凹部 98b…挿入孔 98c…開口部 99,100…ローディングアーム 103…カムカバープレート 104,105…支持部材 108,109…係止長孔 110…伝動ギア 111…固定部 112…中心ギア 113…タイミングベルト 114…アイドラーギア 115,116…連結ギア 119…スイッチギア 119a…円筒体 119b…カム突出部 119c…挟持部 121…スイッチレバー 121a…案内ピン 121b…解除作動突起 130…回動式カセットハウジング 131…回動ブラケット 132…カセットホルダー 133,134…固定片 135…ヒンジピン 136,137…スプリング 138…側壁 139,142…案内長孔 140,143…案内ピン 141…側壁 144,145,146…板スプリング 147…ロックレバー 147a…係止部 147b…解除部 149…ネジリスプリング 150…ロック係止ピン 151…ダンパーギア 152…ダンパー 153…セクターギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チョイ スン フーン 大韓民国,キュンキ−ド,スウォン,クウ ォンサン−ク,クウォーン−ドン,462 (72)発明者 ジョウン ムン チー 大韓民国,ソウル,カンドン−ク,ミュン ギル−ドン,309 (72)発明者 ジャン ビャン ギュー 大韓民国,キュンキ−ド,スウォン,ジャ ンガン−ク,ウーマン−ドン,527−29 (72)発明者 リュー ケー ユオン 大韓民国,ソウル,サンドン−ク,ジュー ンコック 4−ドン,297−16 (72)発明者 ユ ヒョー チョン 大韓民国,ソウル,マポ−ク,ダエヒュン −ドン,18−102 (72)発明者 リー サン ジグ 大韓民国,キュンキ−ド,スウォン,ジャ ンガン−ク,ジ−ドン,121−10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドドラムにテープを接触させ走
    行系部品に張架して走行させながら映像信号及び音声信
    号を記録及び再生する磁気記録再生器の製品本体ケース
    の所定位置に維持されるように固定され、各種の機能部
    品が上下面に結合される固定ベースプレートと、各種機
    能部品が上面に配置されるスライドベースとをテープカ
    セットエジェックト位置からテープローディング完了位
    置に向って直線往復移動可能に結合し、前記固定ベース
    プレートと前記スライドベースとをそれらの間に空間部
    がないように密着結合することにより構成されることを
    特徴とする磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  2. 【請求項2】 前記固定ベースプレートの上面に回転ヘ
    ッドドラムと、ローディングモーターと、供給及び巻取
    傾斜ポスト組立体と、スタビライザーと、ピンチローラ
    ーアーム駆動及び圧着手段と、ヘッドクリーニング手段
    と、キャップスタンモーターのキャップスタン軸とを上
    方に突出するように配置するとともに、前記スライドベ
    ースの上面に供給及び巻取リールテーブルと、テンショ
    ン調節手段と、ブレーキ手段とを上方に突出するように
    配置し、更に前記固定ベースプレートの下面にローディ
    ングモーターの動力伝達系と、キャップスタンモーター
    の回転子マグネットと、アイドラー機構と、モード感知
    手段とを配置することにより構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達系は、ローディングモータ
    ーの駆動ウォームギアと、一端部にローディングモータ
    ーの駆動ウォームギアが噛み合うウォームが形成され他
    端部にウォームが形成されたギア軸と、前記ギア軸のウ
    ォームと大ギアが噛み合う二重ギアと、上面に作動カム
    が形成され前記二重ギアの小ギアと噛み合う中間ギア
    と、前記中間ギアと順次に噛み合うカム溝が形成された
    一対のローディングギアと、一側のローディングギアの
    回転により回動しながらスライドベースを移動させるカ
    ムレバーとから構成されることを特徴とする請求項2記
    載の磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  4. 【請求項4】 前記スライドベースの側壁にセクターギ
    アが形成され、前記固定ベースプレートに回動可能に結
    合される回動式カセットハウジングのカセットホルダー
    の一側壁の内側面にセクターギアと噛み合うダンパーギ
    アを有するダンパーが固定されることにより回動式カセ
    ットハウジングの回動動作が円滑に行われることを特徴
    とする請求項2記載の磁気記録再生器のデッキメカニズ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記スライドベースの上面の前方両側に
    カセットを支持するための支持ピンがそれぞれ形成さ
    れ、後方両側に支持部が一体に折曲形成されることを特
    徴とする請求項2記載の磁気記録再生器のデッキメカニ
    ズム。
  6. 【請求項6】 前記スライドベースの一側縁部にはヘッ
    ドクリーニング手段の回動アームを連動させる延長部に
    連結される補強部が段差を有するように形成されること
    を特徴とする請求項2記載の磁気記録再生器のデッキメ
    カニズム。
  7. 【請求項7】 前記スライドベースにカセットのリール
    ブレーキ解除用解除具と巻取リールテーブルのリールギ
    アを支持するための支持片とが一体に形成されることを
    特徴とする請求項2記載の磁気記録再生器のデッキメカ
    ニズム。
  8. 【請求項8】 前記アイドラー機構を構成する中心ギア
    が固定ベースプレートに一体に形成された固定部に回転
    可能に結合されることを特徴とする請求項2記載の磁気
    記録再生器のデッキメカニズム。
  9. 【請求項9】 前記固定ベースプレートに、テープの終
    端を検出する発光センサー及び受光センサーにより構成
    されるエンドセンサー、供給及び巻取リールテーブルの
    回転を感知するリール感知センサー、結露センサー等の
    回路構成を一体に構成した印刷回路基板を固定して一つ
    のフレキシブル印刷回路基板により信号を伝達するよう
    に構成されることを特徴とする請求項2記載の磁気記録
    再生器のデッキメカニズム。
  10. 【請求項10】 カムカバープレートの板状体の両側に
    大直径の挿入部と小直径の係止部とを有する係止孔をそ
    れぞれ形成することによりスライド移動動作によりロー
    ディングギアの中心軸に形成された小直径の係止部に係
    止孔の係止部が掛かるように構成されることを特徴とす
    る請求項2記載の磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  11. 【請求項11】 前記ギア軸及び二重ギアがギアハウジ
    ングにより固定されることを特徴とする請求項3記載の
    磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  12. 【請求項12】 前記支持ピンはスライドベースを一体
    に折曲して形成されることを特徴とする請求項5記載の
    磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  13. 【請求項13】 前記フレキシブル印刷回路基板から延
    長される延長部がスライドベースの一側隅部に固定され
    カセットの形態を区分するスイッチに連結されることを
    特徴とする請求項9記載の磁気記録再生器のデッキメカ
    ニズム。
  14. 【請求項14】 前記ギアハウジングは、ギア軸及び二
    重ギアが収納される凹部が形成され、一側にローディン
    グモーターの駆動ウォームギアが挿入される挿入孔が形
    成され、他側に二重ギアと中間ギアとが噛み合うように
    開口部が形成されることを特徴とする請求項11記載の
    磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  15. 【請求項15】 前記板状体の一側縁部に水平支持部を
    有する支持片が段差を有するように折曲形成されること
    によりキャップスタンモーターを構成する回転子マグネ
    ットの離脱を防止するように構成されることを特徴とす
    る請求項10記載の磁気記録再生器のデッキメカニズ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記板状体の両側の所定部位に、固定
    ベースプレートの下面の両側に固定された水平支持部を
    有する支持部材が段差を有するように折曲形成されるこ
    とを特徴とする請求項10記載の磁気記録再生器のデッ
    キメカニズム。
  17. 【請求項17】 前記板状体の一側には、軸に挿入され
    てピンチローラー駆動用及び圧着用カムレバーの離脱を
    防止する軸孔が形成されることを特徴とする請求項10
    記載の磁気記録再生器のデッキメカニズム。
  18. 【請求項18】 前記支持部材は固定ベースプレートの
    一側ローラー案内孔の両側に所定間隔を置いて固定され
    てローディング案内孔による強度低下を補強するように
    構成されることを特徴とする請求項16記載の磁気記録
    再生器のデッキメカニズム。
JP5146007A 1992-06-17 1993-06-17 磁気記録再生器のデッキメカニズム Withdrawn JPH0660509A (ja)

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