JPS61221200A - インシュリンの製造方法 - Google Patents

インシュリンの製造方法

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JPS61221200A
JPS61221200A JP61060995A JP6099586A JPS61221200A JP S61221200 A JPS61221200 A JP S61221200A JP 61060995 A JP61060995 A JP 61060995A JP 6099586 A JP6099586 A JP 6099586A JP S61221200 A JPS61221200 A JP S61221200A
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lys
insulin
arg
yeast
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規生合成インシュリン前駆体および該生合成
インシュリン前駆体からのヒトインシュリンの調製に関
する。
〔従来技術〕
ヒトインシュリンは2つのペプチド鎖、すなわち21個
のアミノ酸残基を含むA鎖と30個のアミノ酸残基を含
むB鎖からなる。A鎖とB鎖は、それぞれA7とB7お
よびA20とB19のシステイニル基を結ぶ2つのジス
ルフィド橋により一緒に結合している。第三のジスルフ
ィド橋がA6とAllのシステイニル基の間に形成され
る。
ヒトインシュリンはプレプロインシュリンの形で膵臓に
おいてインビボ生産される。プレプロインシュリンは、
24個のアミノ酸残基のプレペプチドとこれに続く86
個のアミノ酸残基とからなり、次の構成:プレペプチド
−B −Arg −Arg −C−Lys−Arg−A
 (Cは31個のアミノ酸残基のC−ペプチドである)
を有するものである。
小島細胞からの排出の間、プレペプチドが開裂除去し次
いでプロインシュリンはジスルフィドが折りたたまれて
ジスルフィド橋を形成する構造となる。C−ペプチドは
、次いでタンパク質加水分解で削除され成熟したヒトイ
ンシュリンになる。
幾つかの試みがインシュリン製造、特に組換えDNA技
術を用いたヒトインシュリンの製造についてなされてき
た。ヨーロッパ特許出願公開第0055945A号では
、大腸菌からのプロインシュリンまたはミニプロインシ
ュリンの調製が記載されている。この方法は、キメラポ
リペプチドの発現、このキメラポリペプチドのインビト
ロ開裂およびAIJj−B核間のジスルフィド結合のイ
ンビトロ形成とA鎖−B核間の橋かけ鎖の削除によりヒ
トインシュリンを得ることからなる。ヨーロッパ特許出
願公開第68701号には、大腸菌の形質転換によりい
くらか短かくしたC−ペプチドで変性されたプロインシ
ュリンの調製が提案されている。
上記方法は、主として、大腸菌を形質転換微生物として
使用するという事実に由来する幾つかの欠点を有する。
発現産物は細胞から分泌されるだけでなく大腸菌宿主微
生物において細胞内に蓄積される。しかしながら、プレ
プロインシュリンまたは変性されたプレプロインシュリ
ン型の発現したポリペプチド産物の蓄積は、発現産物の
酵素分解の危険性を増加する。さらに、プロセッシング
、折りたたみおよびジスルフィド橋の確立は明らかにイ
ンビトロで行なわねばならない。
哺乳動物ポリペプチドの発現に対しより都合の良い系は
真核生物細胞であると思われ、真核生物特に酵母におい
て外来遺伝子を発現させる幾つかの試みがなされてきた
。酵母におけるインターフェロンの発現はヨーロッパ特
許出願公開第0060057A号に記載され、酵母と異
種のタンパク質の酵母における発現と分泌はヨーロッパ
特許出願公開第0088632A号、同第006201
A号および同第0123544A号に記載されている。
酵母における“プレ”−プロインシュリンの発現方法お
よび発現した“プレ”−プロインシュリンのプロセッシ
ングと分泌方法はヨーロッパ特許出願公開第01218
84A号に記載されている。しかしながら、プロインシ
ュリン型のインシュリン前駆体は酵母において酵素分解
を受けやすく、その結果、もしあるとしても分泌された
プロインシュリンまたは成熟インシュリンが非常に低い
収率で得られるだけであるということが出願人により示
されている。酵母においてはヒトプロインシュリンおよ
びいくらか短かくしたC−ペプチドを有するプロインシ
ュリン類似物がC−ペプチド領域の側方に位置する2つ
の二塩基性配列で酵素分解を特に受けやすいということ
が示されている。明らかにこれらの開裂はS−8橋の確
立前に生じ、その結果、C−ペプチド、A鎖およびB鎖
が形成される。
°〔発明の目的および構成〕 本発明の目的は、A部分とB部分の間に正しく位置した
ジスルフィド橋を有しながら酵母において高収率で発生
し、ヒトインシュリンへ容易に転化されうるインシュリ
ン前駆体を提供するものである。
ブロイ′−ンシュリン型の幾つかのインシュリン前駆体
(プロインシュリンを含む)が研究されてきている(表
1参照)、当該前駆体をコードするDNA配列を酵母ベ
クター系へ挿入し、上記の技術および後述する技術にし
たがって酵母へ形質転換する。インシュリン前駆体をコ
ードする遺伝子は、前駆体遺伝子の上流側で融合する酵
母識別性分泌シグナルおよびプロセッシングシグナルを
コードするDNA配列を有する。この研究において、リ
ーダーの最後の4つの残基(Glu−Ala−Glu−
A la)をコードする部分を除去した変性肝α1リー
ダー配列が用いられる。変性されたMFα1リーダーは
プロセッシングシグナルとして二塩基性配列Lys−A
rgを含み、これが次に前駆体をコードする遺伝子の5
′−末端と融合する。全ての構築においてリーダー配列
が開裂除去され、すなわち全てのインシュリン前駆体遺
伝子の上流の二塩基性配列Lys−Argで開裂が生じ
ることが見い出された。しかしながら、C−ペプチドま
たは変性されたC−ペプチドの測方に位置する2つの二
塩基性配列を含むすべてのインシュリン前駆体構築物に
おいて、正しくジスルフィド橋が位置する以前に両方の
二塩基性部位でプロセッシングが見られ、発酵液から一
本鎖の非プロセス前駆体分子が単離されなかった。した
がって酵母はプロインシュリン型のインシュリン前駆体
製造用発現型系とし使用することができない。
驚(べきことに、ここにおいて、ヒトインシュリンのA
IとB鎖を1つの二塩基性配列でのみ結合したとき(表
1の構築物?−10)、酵母において二塩基性配列での
開裂が起こらず、ジスルフィド橋が正しく位置した一本
鎖インシュリン前駆体が当該インシュリン前駆体をコー
ドするDNA配列で形質転換された酵母株から発酵液中
で高収率にて得られるということが見い出された。本発
明は、前駆体をコードする遺伝子の上流に位置するリー
ダー配列でLys−Argでの完全開裂が見られるので
、より一層驚くべきものであろう。
A鎖とB鎖の間に1つの二塩基性配列を含むこの種のイ
ンシュリン前駆体は後述するようにインビトロ消化によ
りヒトインシュリンへ簡単に転化することができるので
、本発明はヒトインシュリン製造のための経済的に魅力
のある方法を提供するものである。
第一に、本発明は、次式: %式%() (式中、Bおよび△はヒトインシュリンにおけるように
架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニン残基を
表わす。)で表わされる新規インシュリン前駆体を提供
するものである。
上記式(1)のインシュリン前駆体は、B−Lys −
Lys −A、 B −Lys −Arg −A、 B
 −Arg−Lys−AおよびB −Arg −Arg
 −Aであり、最初の2つが最も好ましい。
本発明の第二の点によれば、酵母における前記インシュ
ーリン前駆体の製造方法を提供するものであり、この方
法により、インシュリン前駆体をコードするDNA配列
からなる発現ビヒクルを適当な培養基で培養し、この培
養基からインシュリン前駆体を回収する。
このように形質転換された酵母株を培養すると、本発明
による4つのインシュリン前駆体の全てが高収率で培養
液から単離され、特にB−Lys−L ys−、AとB
−Lys−Arg−Aが高収率で発現する。したがって
、発現レベルの点から、これら2つの前駆体が好ましい
ものであろう。
発現産物を単離し、インシュリン免疫反応性物質(IR
I−ペプチド)を精製し、そして微量配列分析により特
性を決定した。上記式(I)の前駆体が、3つのジスル
フィド橋により次の1/2システィン残基:A6−Al
l、A7−87、A20−819が連結された一本鎖分
子であること、すなわち酵母においてヒトインシュリン
と比較してジスルフィド橋を正しい位置に有する前駆体
が発現することが見い出された。新規インシュリン前駆
体の構造を図1に示す。
本発明はさらに、酵母宿主において上記インシュリン前
駆体を効率良く製造するためならびに栄養培地へこの前
駆体を分泌するための新規発現ビヒクルを提供するもの
である。発現ビヒクルは、酵母宿主において安定に維持
される複製系、上記式(1)のインシュリン前駆体をコ
ードするDNA配列およびプロモーターならびにターミ
ネータ−配列からなる。
発現ビヒクルは、所望産物をコードするDNA配列の上
流に、発現産物を酵母分泌系へ向けさせそして増殖培地
へ発現産物を分泌するのを確実にする予備領域(pre
region)を含んでもよい。この予備領域は、分泌
をもたらす天然産生シグナルもしくはリーダーペプチド
または合成配列であってよく、一般に、分泌の間所望産
物から開裂し培養液からただちに単離される成熟産物を
残す。
酵母に対し、非常に適したリーダー配列は酵母MFα1
リーダー配列である〔クルシャン、ジェイ。
(Kurjan、J、) とヘルスコウィッッ、アイ。
(Herskowitz、1.) 、Ce1l 30 
、(19B2)、933−943) 。
発現ビヒクルは宿主微生物中で複製しうるプラスミドま
たは宿主微生物染色体へ組込まれうるプラスミドでよい
。使用するビヒクルは、それぞれ選択的開裂部位により
分離された所望DNA配列の繰り返し配列の発現をコー
ドする。
所望DNA配列の発現は所望産物をコードするDNA配
列に正しく位置するプロモーター配列の制御下であり、
この結果宿主微生物に所望産物が発現する。酵母宿主固
有の遺伝子からのプロモーターを使用するのが好ましく
、たとえばTPI(トリオース ホスフェート イソメ
ラーゼ)遺伝子のプロモーターまたは肝α1−プロモー
ターである。
所望産物のDNA配列の後には転写終結配列が続く。こ
の転写終結配列は、好ましくは、酵母宿主に固有の遺伝
子からのもの、たとえばTPI−遺伝子またはMFα1
遺伝子のターミネータ−である。
本発明はまた上記式(1)のインシュリン前駆体をコー
ドする新規合成りNA配列を提供するものである。新規
DNA配列は化学的に合成された30を体オリゴヌクレ
オチドを用いてヒトプロインシュリン遺伝子をインビト
ロでの突然変異誘発でループアウト(loop out
) L/、もとのC−ペプチドコード配列を欠失させる
ことにより構築される。
この型のインシュリン前駆体は、ケムラー(Kemml
er)により記載されたプロインシュリンからインシュ
リンへのインビトロ転化と同様の方法(ケムラーら(K
emmler et al、)、The Journa
l ofBiological Chemistry、
 246(1971) 、6786−6791)により
、トリプシンおよびカルボキシペプチダーゼBを用いて
インビトロ消化により、XおよびYアミノ酸残基を除去
することによりヒトインシュリンへ転化されうる。
したがって本発明は、インシュリンを前駆体の水溶液を
トリプシンおよびカルボキシペプチダーゼBで処理し、
その後ヒトインシュリン該溶液から回収することからな
る、上記式(1)で表わされるインシュリン前駆体を成
熟したヒトインシュリンへ酵素的に転化する方法を提供
するものである。
酵素転化は、トリプシンとカルボキシペプチダーゼBが
反応混合物中に同時に存在することによる一段階法で行
なってもよい。一段階反応はほぼ中性piにて若干高め
た温度で行なわれるのが好ましい。ヒトインシュリンの
収率は約50%である。
より優れた収率は、B−X−Arg−A型のインシュリ
ン前駆体を二段階で転化することにより得られる。この
ような二段階転化において、最初の工程ではトリプシン
を使用し、消化産物を単離し、続いてカルボキシペプチ
ダーゼBで消化する。トリプシン消化を高いpHたとえ
ばpH11〜12の範囲でそして低温(約4℃)で行な
うことにより、ヒトインシュリンの縮収率は約80%で
あった。高いpHでのトリプシン消化における高収率を
得るために、B32に位置するアミノ酸残基(第1図参
照)はアルギニンでなければならない(式IにおいてY
=Arg)。この基はいまだに主として賜電荷に帯電し
、トリプシン開裂を受けやすい。したがって、酵母にお
いて高いレベルで発現し非常に高収率でヒトインシュリ
ンへ転化されるので前駆体B−Lys−Arg−Aが最
も好ましい前駆体であろう。
最後に、本発明は、前記式■で表わされるインシュリン
前駆体をコードするDNA配列からなる複製可能な発現
ビヒクルで形質転換された酵母株を適当な栄養培地で培
養し、このインシュリン前駆体を培養基から回収しヒト
インシュリンへ転化することからなるヒトインシュリン
の調製方法を提供するものである。
本発明は説明したトリプシンとカルボキシペプチダーゼ
Bによる転化に限定されるものではない同様な特異生を
有する他のインビトロ酵素系が見い出される場合にはこ
のような酵素系も同様に使用されうる。
〔本発明の構成および効果〕
1、 ヒトプロインシュリンB−C−Aをコードする遺
伝子の調製ヒト膵臓から精製された総RNA(キルウィ
ン、ジェイ、エム、 (Chirgwin、J、M、)
、プルジビラ、ニー、イー、 (Przybyla、 
A、E、)、マクドナルド、アール、ジエイ、 (Mc
Donald、 R,J、)とラッター、ダブリヱ、ジ
ェイ、(Rutter+W、J、)、Biochemi
stry  1B、(1979)5294−5299)
を、AMV逆転写酵素と1.ストランドプライマーとし
てd(GCTTTATTCCATCTCTC)を用いて
逆転写する〔ベール、イー、 (Boe14−)、ブー
スト、ジェイ、(Vuust。
J、)、ノリス、エフ、 (Norris、F、)、ノ
リス、ケー。
(Norris、に、) 、ウィンド、ニー、 (Wi
nd、A、)、り一フェルド、ジエイ、エフ、 (Re
hfeld、J、F、)とマーカー、グー。ニー、(M
arcker、に、A、) 、Proc、Natl。
^cad、sci、UsA  80. (1983)、
2866−2869) 、ヒトプロインシュリンcDN
Aを調製用尿素−ポリアクリルアミドゲル精製した後、
第二のストランドを、DNAポリメラーゼ大分画と2.
ストランドプライマーとしてd (CAGATCACT
GTCC)を用いてこのテンプレート上で合成する。S
lヌクレアーゼ消化後、ヒトプロインシュリンds、c
DNAをボ!Jアクリルアミドゲル電気泳動により精製
し、末端にターミナルトランスフェラーゼを付け、大腸
菌においてpBR327(ソルベロンら(Sorber
on et。
al) 、Gene  9、(1980)、287−3
05 )のPst1部位でクローンする。このプラスミ
ドを有する正しいクローンを、制限エンドヌクレアーゼ
分析により組換え体から同定し、ヌクレオチド配列決定
により同定する〔マキサム、ニー、 (Mayam、A
、)とギルバート、ダブリュ、 (Gilbert、 
W、)、Methods inEnzymology、
 65 (1980) 、499−560.サンガー、
エフ、(Sanger、F、)、ニクレン、ニス、(N
icklen、S、)とカウルソン、ニー、アール、(
Coulson+A、R,)、Proc、Natl、A
cad、Sci、USA、 74 (1977)  、
5463−5467)  。
ヒトプロインシュリンcDNAクローンの単離のために
使用される1、ストランドプライマーと2゜ストランド
プライマーは、ポリスチレン支持体上でホホトリエステ
ルアプローチを用いて半自動的カラム合成により合成さ
れる〔エイチ、イト−(H,Ito) 、ワイ、イケ(
Y、Ike) 、ニス、イカタ(S、Ikata) 、
とケイ、イタクラ(K、 Itakura)、Nucl
eic Ac1ds Re5earch 10、(19
82)、1755−769) 。
2、 8− X −Y −Aをコードする遺伝子の調製
4つのインシュリン前駆体B−Lys−Lys−A。
B −Lys −Arg −A、 B −Arg −L
ys −AおよびB −Arg −Arg −Aをコー
ドする遺伝子は、線状ヒトプロインシュリン配列B−C
−Aをコードする断片を環状の−重らせんM−13バク
チリオフアジベクターに挿入し、ヒトプロインシュリン
配列をそれぞれ化学的に合成された30量体欠失プライ
マーKFN 41、KFN 4、KFN 42およびK
FN 1Bと“万能(universal)’ 15量
体M13ジデオモシ配列ブライマーで部位特異的突然変
異〔ケイ、フリユら、Nucl、八cids、Res、
 、旦(1983) 、5103−5112)すること
により作られる。二重らせん制限分画(Xbal−t!
cor 1 )を部分的二重らせん環状DNAで切り離
し、PUC13またはpT5へ連結する。大腸菌の形質
転換および再形質転換により、所望の遺伝子を含むプラ
スミドを有する形質転換体が同定される。
4つの突然変異欠失プライマーKFN 4、KFN 1
B、KFN 41およびにPN 42は、自動DNA合
成機〔アプライド バイオシステムズ(Applied
 Biosystems)380A型)にて、ホスホロ
アミダイト化学と市販の試薬を用いて合成される〔ニス
、エル、ビューケージ(S、L、Beaucage)と
エム、エイチ、カルサース(M、H,Caruther
s)(1981) Tetrahedron Lett
ers 22.1859−1869)。変性状態下にポ
リアクリルアミドゲル電気泳動によりオリゴヌクレオチ
ドを精製する。4つの切火プライマーは次のようである
:以下余白 KFN         配  列 4  TCCACAATGCCTCTCTTAGTCT
TGGGTGTG18  TCCACAATGCCTC
TTCTGGTCTTGGGTGTG41  TCCA
CAATGCCCTTCTTGGTCTTGGGTGT
G42  TCCAC^^TGCCCTTTCTGGT
CTTGGGTGTG3、プラスミド構築 ヒトインシュリン前駆体をコードする遺伝子を、TPI
プロモーター(TPIp) (ティ、アルバー、(T。
A l ber)とシイ、カワサキ(G、Kawasa
ki)NucleotideSequence of 
the Triose Phosphate rsot
meraseGene of 5accharo+ny
ces cerevisiae、 J、Mol。
Applied Genet、 1 (19B2) 4
19−434) 、MFα1リーダー配列〔ジェイ、ク
ルシャン(J、Kurjan〕とアイ。
ヘルスコウイッツ(1、Herskowi tz)、5
tructure ofa Yeast Pheron
+one Gene (MFα):A Putativ
eα−Factor  Precursor  Con
tains  four  TandemCopies
 of Mature  α−Facfor、Ce1l
 30 (1982)933−943)および酵母菌(
S、 cerevisiae)のTP■からの転写ター
ミネータ配列TPItをコードする断片と組合わせる。
これらの断片(TPb)は、インシュリン前駆体をコー
ドする遺伝子を高い割合で転写することのできる配列を
もたらし、ならびにインシュリン前駆体を分泌経路へ局
在化させおよび増殖培地への実際的排出を行ないうる予
備配列をももたらす。
発現プラスミドはさらに複製の酵母2μオリジン(or
igin)と選択性マーカーLBU2とからなる。
酵母におけるα−ファクターのインビボ成熟化の間、L
ys−Arg−配列を識別するエンドペプチダーゼとG
lu−Ala残基を除去するアミノジペプチダーゼの逐
次作用により〔ジュラウス。ディ。
ら(Julius、D、et al、)Cell 32
(1983) 839−852)、α−ファクター前駆
体から肝αリーダーペプチドの最後(C−末端)の6つ
のアミノ酸(Lys=Arg −Glu −Ala −
Glu二A la)を除去する。酵母アミノジペプチダ
ーゼの必要性を排除するために、肝α1リーダーのC−
末端Glu−Ala  Glu−Alaをコードする配
列をインビトロ突然変異を経て除去する。
好ましい構築において、変性された発現単位は安定で高
いコピー数の酵母プラスミドCPOT (ATCCNu
 39685)へ移される。これは増殖培地中でグルコ
ースの存在下により簡単に選択することができる。プラ
スミドCPOTはベクター01/1に基づくが、これは
最初のpBR322Bgll−BamH1断片をpuc
 13からの同様なりgll−Bam旧断片で置換し続
いてBamHl−Sall断片としてS、pombe 
TPI遺伝子(POT)を挿入してCPOTとする。0
1/1はヨーロッパ特許出願第0103409八号に記
載のようにpJOB 248 (ベソグスら(Begg
s et al) 、Nature 275.104−
109(1978) )から誘導される。
4、形質転換 上記のように調製したプラスミドは、グルコース増殖を
選択することによりTPI遺伝子に欠失を有する酵母(
S、cerevsiae)株へ形質転換される。
このような株は、通常、単一の炭素源としてのグルコー
ス増殖に不安定でありガラクトース乳酸培地で非常にゆ
っくり増殖する。この欠陥はトリオースリン酸イソメラ
ーゼ遺伝子における突然変異によるもので、この遺伝子
の大部分を欠失させ酵母(S、cerev@ia、e)
LEU2遺伝子で再置換させることにより得られうる。
増殖欠失のために、TPIをコードする遺伝子を含むプ
ラスミドに対し強い選択性がある。
5、酵母におけるインシュリン前駆体の発現具なったイ
ンシュリン前駆体をコードするプラスミドを含む酵母株
をYDD培地〔ジャーマン。
エフ、ら(Sherman、F、et al) 、Me
thods in YeastGenetics、コー
ルドスプリングハーバーラボラトリイ(Cold Sp
ring Harbor Laboratory)19
81)で増殖する。それぞれの株に対し、21のパンフ
ルフラスコ中のそれぞれ11の2つの培地を、600n
−〇〇Dが約15に達する(約48時間)まで30℃で
振とうする。遠心分離後、上清を別の分析のために除去
する。免疫反応性インシュリン(IRI)を、構築物1
−6に対する標準物として半合成ヒトインシュリン(ノ
ボインダストリイ社N0VOIndustri A/C
))を用いてラジオイムノアッセイ 〔ヘディング、エ
ル、 (Heding、L、)Diabetologi
a 8 (1972)、260−266 )により測定
する。半合成ヒトインシュリンまたは当該インシュリン
前駆体を構築物7−10として用いる。インシュリン前
駆体、B −Arg −Arg −C−ペプチド−Ly
s−Arg−A (ヒトプロインシュリン)に対し、免
疫反応性C−ペプチド(IRC)の発現レベルをヒトC
−ペプチドラジオイムノアッセイ(ヘディング、エル、
シイ、 Diabetologia  11%(197
5) 541−548)を使用することにより測定する
この分析において、鵞”J−Tyr−ヒト−C−ペプチ
ドをトレーサーとして用い、ヒトC−ペプチドとヒトプ
ロインシュリンとに全く同じに反応するモルモットの抗
−ヒト−C−ペプチド血清、M1228 (ファーバー
、オー、ケイ、 (Faber、O,に、)らHopp
e 5eyler’sZ、Physiol、Chem、
 357 (1976)751−757)を抗体として
用いる。ヒトプロインシュリンを標準物として用いる〔
クルーセ、ブイ、ら(Kruse、V、 et al、
)Diabeto1gia27、(1984) 414
−415)、。形質転換酵母株の発酵液における免疫反
応性インシュリンと免疫反応性C−ペプチドの発現レベ
ルを1木にまとめる。
菌株酊593、MT 616、MT 655およびMT
 660は、ン、ドイツ日)にそれぞれ受託番号DSM
 3194、DSM 3195、DSM 3198およ
びDSM 3199をもって国際寄託された。
以下余白 表1から明らかなように、本発明による前駆体の発現レ
ベルとプロインシュリン型前駆体、すなわちC−ペプチ
ドまたは変性C−ペプチドの側方にある一対の二塩基性
アミノ酸を含む前駆体の発現レベルには顕著な差異があ
る。
6、 インシュリン前駆体のヒトインシュリンへの転化 インシュリン前駆体のヒトインシュリンへの転化は、二
段階酵素法: により、または反応混合物中にトリプシンとカルボキシ
ペプチダーゼBが同時に存在する組合わせ一段階法のい
ずれかにより行なわれる。
上記式中および以下の明細書中、酵素開裂法のより良き
説明のために、A鎖およびB核間のジスルフィド橋は括
弧(“7 ”>により示される。上記式中、にX−7ワ
1は一本鎖インシュリン前駆体である(図1);[T7
7Tlは、残基!1h32cL、ysまたはA rg)
と残基階33(A I = Gly)の間のペプチド結
合が加水分解された2本鎖インシュリン前駆体中間体で
ある;に−ワ1はヒトイアシ、す77ある。B−X−Y
−A型の残りの式において、A鎖とB鎖は天然インシュ
リンにおけるようにジスルフィド橋により接続されてい
るものである。
酵素転化はインシュリン前駆体の水溶液中で行なわれる
。トリプシン型は本発明の実施のための物質ではない。
トリプシンは、通常ウシおよびブタ膵臓から高純度で得
られる非常に特徴のある酵素である。トリプシン様特異
性を有する酵素、すなわちプラスミン、クロストリペイ
ンおよびアクロモバクターリチカス(Achromob
acter 1yticus)プロテアーゼもまた使用
される。
高い転化率を得るために、カルボキシペプチダーゼA活
性を含まない非常に高純度のカルボキシペプチダーゼB
を使用することが重要である。これは、市販されている
カルボキシペプチダーゼBを、たとえばアフィニティク
ロマトグラフィーまたはイオン交換クロマトグラフィに
より精製することにより達成されうる。これに代わり、
カルボキシペプチダーゼA阻害剤たとえばε−アミノ−
n−カプロン酸またはカルボベンゾキシグリシンを消化
混合物へ加えてもよい。
一段階転化は、若干高めた温度(35〜40t)で、p
H7〜8にて行なうのが好ましい。トリプシンと7、ル
ポキシペプチダーゼBの濃度は約5μg/mlであり、
仁質濃度は約1■/ m lであるのが好ましい。
二段階転化法において、トリプシン消化は高pHで行な
うのが好ましい。高pH(11〜12の範囲)′?:は
、インシュリン前駆体分子におけるリシンアミノ酸残基
(たとえば図1中B−Lys−Arg−AにおけるB2
9−LysとB51−Lys)がほとんど非荷重(リシ
ン残基のpkaは約9.0)であり、トリプシンで残基
(pka= 12 )はまだ主として陽性に帯電してお
り、したがってトリプシン開裂を受けうる。
B22−アルギニン残基での開裂は非常に遅い速度プシ
ン消化の間安定なpH値は、 −Lys−Arg −の
高収率に対し重要である。pHを11.8−11.9に
安定化する目的で幾つかの異なった緩衝液系が試された
。通常高pH値で使用される緩衝液系HPO4’−/p
o、−−がptni、eで良好な緩衝能を有する。しか
しながら、この緩衝系は3つの主な欠点を有する。
第一に、HPOa’−/ PO4−−一溶液のpHは温
度変化に非常に敏感で、たとえば25℃から4℃への変
化でpH値が0.7 pH単位減るであろう。第二に、
Ca−(これは゛トリプシンの安定化のために存在して
いる場合がある)が、Cas (POa”) zとCa
HPO,の溶解度が比較f、低いので沈でんするであろ
う。第三に、緩衝系HPOa’−/ HzPO4−とH
,PO4−/H,PO4の作用のために瞬時に消化混合
物を酸性化する(反応を停止する)ことができない。そ
の結果、この系は、酸性化の間、一定期間中性piとな
り、この間にトリプシンがただちに不所望産物des 
(B30)インシュリンを作ることになる。これらの欠
点の結果として、むしろ一般的でない緩衝系H,010
H−が使用プシン消化の最適条件は、[777^■−1
約20rNI/mj?、トリプシン200μg /rn
l ;緩衝液:37.5mM NaOH(この結果、2
5℃で測定されたpHは11.86であった);温度約
4℃と培養期間約80分である。ξ=「π:7庁−1の
収率は90.5%であった。
トリプシン転化産物1丁777−’lは、幾つかの一般
的方法、たとえば調製用HPLC1吸着クロマトグラフ
ィ、およびイオン交換クロマトグラフィにより精製され
る。FT777−1はほぼ定量的にに一ワ1(ヒトイン
シュリン)へカルボキシペプチダーゼBの消化により転
化される。この転化ノ最適条件ハ、177M約5 mg
 / m 1、カルボキシペプチダーゼB約5μg /
 m l ;緩衝液:50mM)リス HO2、pl=
 9.3、温度約37℃および培養時間約30分である
。収率はインシュリン前駆体FゴτWのヒト インシュリンへの転化は、逆相高圧液体クロマトグラフ
ィ(HPLC)により定量的に追跡され、図8で示され
る。
図8に関して、 −Lys −Arg   @ 5 Q
 mMトリス−HCf緩衝液pH=9.3に5 mg 
/ m IIの濃度に溶かし、37℃にて5μg/m1
カルボキシペプチダーゼB(ベーリンガーBoehri
nger)で消化する。アリコートを消化混合物からt
=o(A)、t=2分(B)、t5分(C)およびt=
30分(D)で除去し、4 NHtJでpu=i、sに
酸性化し、平衡化した5μヌクレオシル(Nucleo
sil)ORPC−18カラム(4X 200mm)上
でHPLCにより分析し、30℃で流速1m1/分にて
33 mM (NHn)tsOn、1、5 mM Ht
SOa含有29.4%(V/V)アセトニトリルで平均
に溶出する。214nmでのUV吸収によりペプチドを
検出する。30分後に転化が完了し、エタノールを消化
混合物へ加えて60%(v / v )とする、シュリ
ヒトクルール、ジェイ、ら(Schlichtkrul
l、 J、 et al、) (1974) Hort
m、 Metab。
Res、 5upp1.、5et−5,p134−14
3に記載されているようにQAE−セファデックス(S
ephadex) ”カラム上で陰イオン交換クロマト
グラフィにより精製する。B:B鎖、A:A鎖、 K 
: Lys、 R: Argm図8から、トリプシン消
化物にLysmからの産物は、カルボキシペプチダーゼ
Bを用いた消化によりほとんど定量的にyへ転化される
インシュリン前駆体のヒトインシュリンへの転化は例1
o 、 ii 、および20に示され、例13ではヒト
インシュリンの特性決定が示される。
(4)(実施例) 例1 : B −Lys −Arg −Aの発現のため
の酵母プラスミドp)IT 585の構築 pM7342からの4.3 kb EcoRV−Xba
lと3.3kbBcoR1−EcoRV断片をpM 2
15の0.6 kb EcoRl−Xbal断片と連結
する。プラスミドpMT 342は、挿入されたTPI
p−肝αlリーダーBCA−TP1.−配列を有する酵
母ベクターpM7212である。pMT 342とpM
T212ノ構築は、ヨーロッパ特許出願11hO068
701A号に記載されている。プラスミドpM 215
は、プロインシュリンコード配列B−C−Aを含むEc
oRl−Xbal断片をp285(ATCCNl 20
681)からpUc13  (ヴイエイラら(Viei
ra et al、)、Gene 19 :259−2
68(1982)によりpucsとp[Ic9について
記載されているように構築される〕ヘサブクローンし、
続いてMFα1リーダーとプロインシュリンB−C−A
との接続位置にあるGlu −Ala −Glu −A
laをコードする12個の塩基をインビトロでループか
ら外すことにより構築される。P2S5は挿入TPIp
−MFα1リーダー B−CA  TPItを含み、酵
母株Z33(ATCCN120681)に付着させる。
その構築は米国特許出願第547.748号(1983
年11月1日)に記載されている。
pMT 342とpM 215からの上記断片の連結に
より、挿入MFαlリーダー(Glu −Ala −G
lu −Alaが除かれている)−B−C−Aを有する
プラスミドpM7462が得られる。B−C−Aをコー
ドする断片をB −Lys −Arg −Aをコードす
る断片へ転化するために、変形した部位特異的突然変異
法(ケイ、ノリスら、前出)を用いる。MFα1リーダ
ー−(Glu−Ala−Glu−Alaが除かれている
)−B−C−AをコードするpMT 462からの0.
6kbf!coR1−Xbal断片を、Xbal−Ec
oRlで切断したファージM 13+wplORF (
メシング、ジェイ、 (Messing、 J、)とヴ
イエリア、ジェイ、 (Vieria、 J、) (1
983)未公開の結果〕DNAへ挿入する。上記Eco
R1−Xbal挿入部を含む−重らせんM13ファージ
を、30量体′欠失ブライマーKFN4と“万能″15
量体M13ブライマーd (TCCCAGTCACGA
CGT) にューイングランドバイオラボズNew E
ngland Biolabs)とともに培養し、90
℃で5分間加熱し、室温までゆっくり冷却し、アニーリ
ングさせる。次いで部分的二重らせんDNAをd−NT
P−ミックス、タレノウポリメラーゼとT4リガーゼを
加えることにより作る。フェノールで抽出し、エタノー
ルで沈でんおよび再懸濁後に、制限酵素Apal = 
Xbal *およびEcoR1でDNAを切断する。別
にフェノールで抽出し、エタノールで沈でんおよび再懸
濁後に、DNAをEcoRl−Xbal切断puc 1
3に連結する。連結混合物を大腸菌(r−m” )株へ
形質転換し、幾つかの形質転換体からプラスミドを調製
する。プラスミド調製物をBcoRl とXbalで切
断し、0.5kbと0.6kbの両方でバンドを示すこ
れら調製物を大腸菌へ再度形質転換する。再形質転換体
から0.5kb挿入部を有するI)UC13のみを有す
る形質転換体を選択する。このプラスミドpMT 57
9のEcoRl−Xbal挿入部の配列は、マキサム−
ギルバート法により肝α1リーダー−(Glu−Ala
−Glu−Alaが除かれている) −B−Lys−A
rg−Aをコードすることが確認された。9M7579
の構築を図2に示す、 pMT 579からのXbal
−BcoR1挿入部は、9M7579の0.5 kb 
Xbal−EcoR1断片をpT5の5.5kbXba
l−EcoR1断片と連結することによりTPIプロモ
ーターとTPIターミネータ−を備えている。
挿入部TPIp−肝α1リーダー−B  C−A−TP
Itを有するpT5の構築を図3に示す。得られた挿入
部TPIp−MF a 1リーダー (Glu−Ala
−Glu −Alaが除かれる) −B −Lys −
Arg −A −TPbを含むプラスミドpMT 58
3を、次いでBa5H1と部分的に5phlで切断し、
BamHlと5phlで切断したCPOTに2.1kb
断片を挿入する。得られたプラスミドpMT 585は
酵母の形質転換に用いられる。9M7583と9M75
85の構築を図3に示す。
例2 : B −Arg −Arg −A発現のための
酵母プラスミドpM7611の構築 pMT 462からのB−C−Aコード断片(例1参照
)を、例1に記載した方法と同じ方法により、図5に示
すように、30量体欠失プライマーKFN18と“万能
”15量体M13プライマーの混合物を用いた部位特異
的突然変異によりB−Arg−Arg−Aへ転化する。
プラスミドpMT 599のEcoRl−Xbal挿入
部の配列は、マクサム−ギルバート法により、肝α1リ
ーダー (Glu −Ala −Glu −Alaが除
    ゛かれる) −B−Arg−Arg−Aをコー
ドすることが確認された。pMT 599からのXba
l−EcoR1挿入部は、pMT 599の0.5 k
b Xbal−[!coR1断片とpT5の5、5 k
b Xbal−EcoR1断片を連結することによりT
PIプロモーターとTPIターミネータ−を有する。挿
入部TPIp−MF α1リーダー−(Glu−Ala
−Glu−Alaが除かれる) −B −Arg −A
rg−A−TPlアを含む得られたプラスミドpM76
02をBamHlと部分的に5phlで切断し、2.1
kb断片をBa5alと5phlで切断したCPOTに
挿入する。得られたプラスミドpM7611が酵母の形
質転換のために用いられる。プラスミドpMT 611
の構築を図5に示す。
例3 : B −Lys −Lys −Aを発現するた
めの酵母プラスミドpMT 650の構築 pMT 462からのB−C−Aコード断片(例1参照
)を、例′1で記載した方法と同じ方法により、図6に
示すように30量体欠失プライマーKFN 41と“万
能”15量体M13ブライマーの混合物で部位特異的突
然変異によりB −Lys −Lys −Aへ転化する
タレノウポリメラーゼで充てんしT4リガーゼで連結後
、部分的二重らせんDNAをApal 、 I!coR
1およびXbalで消化させ、プラスミドpT5からの
5、5 kb Xbal−BcoR1断片(例1参照)
で連結する。
大腸菌へ形質転換および再形質転換後、挿入部MFαl
 リーダー−(Glu−Ala−Glu−Alaが除か
れる) −B−Lys−Lys−Aを含むプラスミドp
MT 652を単離し、挿入部の配列を上記のように確
認する。
プラスミドpMT 652をXbal−EcoRlで開
裂し、0、5 kb断片をpMT 644の7.8 k
b Xbal−Kpnlと4.3kbの)[pnl−E
coR1断片で連結する。得られたプラスミドpM76
50は挿入部TPIp−MFα1リーダー(Glu−A
la−Glu−Alaが除かれる)−B−Lys −L
ys −A−TPItを含み、さらにCPOTからのT
PIコード遺伝子(POT)を含む。プラスミドpM7
650の構築を図6に示し、9M7644の構築を図4
に示す。9M7644の構築に用いられるプラスミドp
Uc 12とpuc 18をpUC13ニツイテ記載し
た(ヴイエイラら、前出)ように構築する。プラスミド
p601 (図4参照)は、8g12とBamH1部位
が側方に接続する挿入部TPIp−MFα1リーダー−
B ’ A−TPl、を含む。B’AはB (1−29
) −A(1−21)  (ここで、B(1−29)は
Phe”からり、5819までの短かくしたヒトインシ
ュリンBi(であり、A(1−21)はヒトインシュリ
ンA鎖である)を表わす。B’AをコードするDNA配
列の構築はヨーロッパ特許出願第0068701A号に
記載されている。酵母の形質転換にpMT 650が用
いられる。
例4 : B −Arg −Lys −A発現のための
プラスミドpM7658の構築 例3で9M7650について記載したようにしてただし
KFN 41の代わりにKFN 42の30量体欠失プ
ライマーを用いてプラスミドpM7658を構築する。
また、さらに直接的な9M7644の構築が選択される
:インビトロ突然変異、すなわちタレノウポリメラーゼ
で充てんしT4リガーゼで連結後、部分的二重らせんD
NAをApal 、 EcoRlおよびXbalで消化
し、9M7644の7.8 kb Xbal−Kpnl
と4.3kbKpnl−EcoR1断片と連結する。連
結混合物を大腸菌(r−m”)へ形質転換させ、幾つか
の形質転換体からプラスミドを調製する。0.6と0.
5kbの両方にXbal−HcoR1断片を示す1つの
プラスミド調製物を大腸菌へ再度形質転換し、0.6k
bではなく0、5 kb I!coR1−Xbal断片
を含むプラスミドpM7658を含む株とする。9M7
658は挿入部TPIp−1’lFα1リーダー−(G
lu−Ala−Glu−Alaが除かれる)−B −A
rg −Lys −A −TPItを含む。
B −Arg −Lys −Aをコードするセグメント
の配列はマキサム−ギルバー)DNA−配列法により変
化する。9M7658の構築を図7に示す、 pMT6
58は酵母の形質転換に用いられる。
例5:形質転換 酵母(S、cerevisiae)株MT 501(E
2−7BXE11−3Ca / a 、Δtpi/lp
i  、Δpep4−3/ pep4−3)を、YPG
aL(1%バクト酵母抽出液、2%バタトペプトン、2
%ガラクトース、1%酪酸)中でOD、。。、0.6ま
で増殖する。
培養液100fflを遠心分離により採取し、水lQm
fで洗い、再遠心分離し、lQmlの1.2Mソルビト
ール、25 mM NatEDTA pH= 8.0 
6.7■/ m I!ジチオトレイトール中に再懸濁す
る。
懸濁液を30℃で15分間インキュベートし、遠心分離
し、細胞を10m1!の1.2Mソルビトール、10 
m M NazEDTA−0,1Mクエン酸ナトリウム
pH=5.8、ノボザイム(Novozym) 923
42 w中で再懸濁する。M濁液を30℃で30分間イ
ンキュベートし、遠心分離により細胞を集め、10m1
の1.2Mソルビトールと10mff1のCAS(1,
2Mソルビトール、10mMCaC1t110mM ト
リス(トリス−トリス(ヒドロキシメチル)−アミノメ
タン)pH=7.5)で洗浄し、’1mlのCASに再
懸濁する。形質転換のために、CAS−再懸濁細胞0.
1mlをほぼ1ggのプラスミドpMT585と混合し
、室温で15分間放置する。1mlの20%ポリエチレ
ングリコール4000.10mMCaC1g 、10 
mM I・リスpH=7.5を加え、混合物をさらに室
温で30分間放置する。混合物を遠心分離し、ベレット
をQ、1rrlの5OS(1,2Mソルビトール、33
%v / v  YPGaL 、 6.7 mMCaC
lt 、148g / mA’ロイシン)に再懸濁し、
30℃で2時間インキエベートする。次いで懸濁液を遠
心分離し、ペレットを0.5mj!の1.2 Mソルビ
トールに再懸濁する。6mlの寒天上層〔セルマンら(
Sherman et al、)のSC培地(Meth
odsin Yeast Genetics)、コール
ドスプリングハーバーラボラトリイ、 1981)であ
って、ロイシンが排除され1.2Mソルビトールと2.
5%寒天を含むもの〕を52℃で加え、この@濁液を同
種の寒天固化物とソルビトールを含む培地を有するプレ
ートの表面に注入する。30℃で3日後形質転換体コロ
ニーを取り出し、再単離し、液体培地を始めるのに用い
る。このような形質転換体MT 593(=MT 50
1/pMT 585)の1つを、さらに特性決定のため
に選択する。
プラスミドpMT 611 、pMT 650およびp
MT 658を上記と同じ方法で酵母(S、 cere
visiae)株MT501へ形質転換し、形質転換体
MT 616 (=MT 501/pMT 611)、
MT 655 (=MT 501/pMT 650)お
よびMT 660 (=MT 501/pMT 65B
)を単離する。
形質転換体微生物MT 593、MT 616、H↑6
55および酊660は、出願人により、1985年1月
16日に、メン(DSM)、グリースバッハストラーセ
8、D−3400ゲツチンゲンに寄託され、それぞれ参
照番号DSM 3194、DSM 3195、DSM 
3198およびDSM 319’を記録する。DSMは
1977年のブタペスト条約下に委任された国際寄託機
関であり、前記条約のそれぞれ9条および11条により
、上記寄託物の永続性と公衆による入手可能性を提供す
る。
例6:酵母株MT 593(DSM 3194)からB
−Lys−Arg−Aの精製 酵母株MT 593(DSM 3194)をYPD培地
で増殖する。
21のバッフルフラスコ中の11の培養液ヲOD、。。
、が15になるまで30℃で振とうする。
遠心分離後、上清815mA’から発現産物を次のよう
に単離する: リクロプレプ(LiChroprep) @ RP−1
8(メルク。
商品番号9303)のカラム(1,5X9aa)を、6
0%(v/v)エタノール含有50 mM NHJCO
s30rrlで洗う。カラムを50mj!の50mMN
H4HCO3で平衡化する。95m1の96%エタノー
ルを815mj!の酵母上清へ加え、混合物を一晩カラ
ムへポンプ注入する(流速45mj!/h)。
カラムを15mItの0.1 M NaC1、次いで1
5ml1のnzoで洗い、ペプチド物質を60%(V/
v)エタノール含有50 mM NH4HCOsで溶出
する。
溶出液(4,5m1)を減圧遠心分離〔サバント(Sa
vant)減圧遠心分離〕により1.1mI!まで濃縮
してエタノールを除き、容量をpH7,4にて25mM
 HEPES緩衝液で10m1に調整する。サンプルを
抗インシュリンセファロースカラム(2,5X4.50
1)へ施こす。このカラムは予めNaFAM緩衝液(ヘ
ッディング、エル、 Diabetologia8  
(1972L260−66) 20 mlと10mj!
の25 m M HEPES緩衝液pH=7.4で洗浄
する。施用後、カラムを室温で30分間放置し、その後
40m1の25mMHEPES緩衝液、p)I = 7
.4で洗う。ペプチド物質を20%酢酸で溶出し、溶出
液のpHをNH,OHで7.0に調整する。
前記工程からの溶出液を減圧回転で250μlまで濃縮
し、さらに5μウオーターズノバパツク(Waters
 Novapak)C−18カラム(3,9X 150
mm)での逆相II P L Cにより精製する。Aお
よびB緩衝液は、それぞれ、0.1%TFA水溶液と0
.07%TFA−アセトニトリル液である。カラムを2
5%Bで流速0.75mj27分にて平衡化し、ペプチ
ドを直線状勾配物(1%アセトニトリル/分)で溶出し
、276no+で検出する。13.15分の保持時間で
主ピークが溶出し、このピークからのペプチド物質を溶
出液の凍結乾燥により単離する。ペプチド物質は例8で
記載したように特性決定が行なわれる。精製の各工程に
おける収率は前記したラジオイムノアッセイにより決定
される。表2は精製を要約する。全収率は39%であっ
た。
以下余白 例7:それぞれ酵母株MT 655(DSM 319B
)、MT 660(DSM 3199)およびMT 6
16(DSM 3195)からのB −Lys −Ly
s −ASB −Arg−Lys−AおよびB −Ar
g −Arg −Aの精製 上記記載の酵母株を予め例6で記載したように増殖し、
発現産物を例6で記載したように実質的に異なった上清
から精製する。表3に縮収率をまとめる。
以下余白 表3 例8:酵母株MT 593(DSM 3194)から精
製されたB −Lys −Arg −Aの特性決定B 
−Lys −Arg −Aを例6で記載のように精製す
る。ペプチドのアミノ酸組成を次のように決定する: 
139.6/j g (19nmol)を110℃で2
4時間100μlの6 NHCl中で加水分解する。加
水分解をベックマン型121Mアミノ酸分析機で分析す
る。
次のアミノ酸組成がみられた: 以下余白 表4 約5 Holのペプチド物質をアミノ酸配列分析する。
配列分析は、ムーディ、エイ、ジエイ、 (Moody
八、J、)、チム、エル、(This、 L、)および
ヴアルベルデ、アイ、(Valverde、 1.)(
FEBS Left、、 172(1984)、 14
2−148)により記載されているように、ガスフェー
ズセキュエンサ−(アプライドバイオシステムモデル4
70A)で行なわれる。結果は次のようである: 以下余白 表5 表 5 (続き) 表 5 (続き) 精製されたB −Lys −Arg −Aのアミノ酸配
列分析平均的反復性収率は92.1%であった。
例9:それぞれ酵母株MT 655(DSM 319B
)、MT 660(DSM 3199)およびMT 6
16(DSM 3195)から精製されたB −Lys
 −Lys −A、B −Arg −Lys −Aおよ
びB−Arg−Arg−Aの特性決定 ペプチド物質を例6で記載したように上記の酵母株から
精製する。ペプチドを例8で記載のようにアミノ酸配列
分析へかける。配列結果(示さず)から、B鎖とA鎖を
連結する二塩基性配列は、それぞれL ys −L y
s (MT 655)、Arg −Lys(MT 66
0)およびArg −Arg(MT 616)であった
。精製したペプチドを例7に記載したようにアミノ酸分
析にかける。アミノ酸組成は理論どうりに見い出された
(結果をB −Lys −Lys −Aについてのみ示
す)。
以下全白 表6 例10:ヒトインシュリンへのB −Lys −Arg
 −人の転化(一段階法) 10 uB −Lys −Arg −Aを10rrlの
0.23Mトリス−HCl緩衝液pH=7.5に溶かす
。溶液を37℃まで加熱し、50Mgトリプシン(ノボ
インダストリイ社)と50Mgカルボキシペプチダーゼ
B(ベーリンガー)の両方を100μlの水に溶かした
ものを加える(0時)。反応混合物のアリコートを時間
0分、2分、10分、40分および80分で取り出す。
I M HCl、でサンプルをpH2,5まで酸性化し
て酵素反応を停止する。
B −Lys −Arg −Aのヒトインシュリンへの
転化をヌクレオシル(マーチェリーナゲル)の5μRP
C−18カラム(4X200mn+)において逆相HP
LCにより追跡する。A緩衝液はHgSO4でpH= 
3.5に調整された25%アセトニトリルからなり、B
EI衝液は45%アセトニトリル、0.15M (NH
n)zsOn、1、5 mM H,SO4である。80
%A緩衝液/20%B緩衝液からなる混合物を用いて平
均的系で行なわれる。溶媒とカラムの温度は30℃であ
り、ペプチドは214na+で検出される。
上記一段階法における最適収率はインキュベーション1
0分後に得られる。この時点で、反応混合物は、45%
ヒトインシュリン、10%Des −B2O−インシュ
リンおよび45%Arg−Ao−インシュリンからなる
。転化の収率を高めるために、二段階法が案出された(
例11)。
例11:ヒトインシュリンへのB −Lys −Arg
 −Aの転化(二段階法) Hzo 26.4mlを −Lys −Arg −47
1agへ加える。混合物を4℃まで急冷し、3.0mj
2の0.25M NaOHを加え、これによりインシュ
リン前駆体を溶かす。水200μl中のトリプシン(ノ
ボインダストリイ社)6gを加える。反応を5時間4℃
で行ない、4NHC1600μlを加えて停止する。
HPLC(例10で記載した方法)により測定された収
率はF丁Lys−Arg   91.5%であり、残り
8.5%の主な部分は未消化W−lで あった。生成物を、オクタデシルジメ“チリシリル置換
シリカ(平均粒径:15μ、孔径:100人)のカラム
(5X25cm)にて調製用HPLCにより精製する。
カラムを平衡化し、流速2 N/hにて37%(V/V
)エタノールを含む0.185M MCl10.6mM
 HCI (pH=3.15)で溶出(平均)する。B
−Lys−Arg Aが4.3カラム容量で溶出し、ヒ
トインシュリンロー30エステルの結晶化について予め
記載された結晶化方法〔マルクッセン、ジェイ。
(Markussen、J、)(1984)  “Di
、abetes  Re5earchνol  I 、
  Laboratory Methods Part
  B”p、  403−411、  レールナーとポ
ール版〕によりアルコール性プールから単離する。
結晶を凍結乾燥し、50mM  I−リスー〇CI緩衝
液(pH= 9.3 )中に濃度10mg/mj!にて
溶解する。インシュリン前駆体中間体を、37℃で40
時間カルボキシペプチダーゼB(40μg/ml)で消
化することによりヒトインシュリンへ転化する。この消
化混合物へエタノールを最終濃度60%(v / v 
)となるように加え、ヒトインシュリンを、シュリッヒ
トクルールら(SchlichtKrull et a
l、)により、Horn+、 Metab、 Res、
 5upp1.+Ser、 5 (1974) 134
−143に記載されているように、QAE−セファデッ
クス(ファルマシア)カラムにおいて陰イオン交換クロ
マトグラフィにより混合物から精製する。
精製奪合む転化の異なった工程での収率を表7に示す。
以下余白 表7 例12 : B −Lys −Lys −Aのヒトイン
シュリンへの転化(一段階法) B−Lys−Lys−A  10+gを例10に記載の
ようにヒトインシュリンへ転化する。HPLCがら判断
されるようにヒトインシュリンの全収率は48%であっ
た。他の生成物は、Lys−Ao−インシュリン(42
%)、Des−830−インシュリン(9%)および少
量の非同定化成分(1%)として同定された。
例13 : B −Lys −Arg −Aから調製さ
れたヒトインシュリンの結晶化 ヒトインシュリンを例11に記載のように調製し、次の
分析により特性決定を行なった:a)ヒトインシュリン
は、尿素含有ポリアクリルアミドゲルにおいて塩基性デ
ィスク電気泳動で1つのバンドのみを示す(シュリッヒ
トクルールら* Horm、 Metabol、 Re
s、、 5uppl+Ser、 5(1974) 13
4−143)。バンドは膵臓ヒトインシュリンとして移
動する。
b)Zn”の存在下でヒトインシュリンを結晶化するこ
とにより、一定形状の斜方六面体結晶が得られる(シュ
リッヒトクルール、 Acta CheIl。
5cand、 10(1956) 1459−1464
に記載の方法)。
C)ヒトインシュリンの生物学的活性をマウスの血糖消
耗試験で測定する。評価された効力は、インシュリンに
ついての第4回国際標準(the4th Intern
ational 5tandard)を用いると28.
11、U、/■(p O,05信頬限界; 25.7−
30.71.U、 /■)であった。
d)ヒトインシュリンのアミノ酸組成を、6 NHCl
中で24時間、48時間および96時間110℃で加水
分解後に測定し、THr、 Set、 ProおよびN
O3についての値を直線状回帰線(1=0)により測定
する。Valとlieの値が加水分解の不明確な時間へ
外挿される。1/2Cysの値を4Mメタンスルホン酸
中で24時間加水分解後に測定する。アミノ酸組成を表
8に記す。
以下余白
【図面の簡単な説明】
図1は式■で表わされるインシュリン前駆体の構成を示
す模式図、 図2はプラスミドpMT 579の調製を示す模式図、
図3はプラスミドpMT 585の調製を示す模式図、
図4はプラスミドpMT 644の調製を示す模式図、
図5はプラスミドpMT 611の調製を示す模式図、
図6はプラスミドpM7650の調製を示す模式図、図
7はプラスミドpM7658の調製を示す模式図、およ
び 図8はB −Lys −Arg −Aのヒトインシュリ
ンへのインビトロ転化を逆相高圧液体クロマトグラフィ
ーにより測定した結果を示すグラフである。 以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I : B−X−Y−A( I ) (式中、BおよびAはヒトインシュリンにおけるように
    架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
    、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニンである
    。)で表わされるヒトインシュリン前駆体。 2、B−Lys−Arg−Aである特許請求の範囲第1
    項記載のヒトインシュリン前駆体。 3、B−Lys−Lys−Aである特許請求の範囲第1
    項記載のヒトインシュリン前駆体。 4、B−Arg−Lys−Aである特許請求の範囲第1
    項記載のヒトインシュリン前駆体。 5、B−Arg−Arg−Aである特許請求の範囲第1
    項記載のヒトインシュリン前駆体。 6、次式 I : B−X−Y−A( I ) (式中、BおよびAはヒトインシュリンにおけるように
    架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
    、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニンである
    。)で表わされるヒトインシュリン前駆体をコードする
    配列からなるDNA配列。 7、酵母において特許請求の範囲第6項記載のDNA配
    列を発現しうる複製可能な発現ビヒクル。 8、次式: B−X−Y−A( I ) (式中、BおよびAはヒトインシュリンにおけるように
    架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
    、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニンである
    。)で表わされるヒトインシュリン前駆体をコードする
    DNA配列を含む発現ビヒクルを適当な培養基で培養し
    、インシュリン前駆体を培養基から回収することからな
    る前記式 I で表わされるヒトインシュリン前駆体の製
    法。 9、次式 I : B−X−Y−A( I ) (式中、BおよびAはヒトインシュリンにおけるように
    架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
    、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニンである
    。)で表わされるヒトインシュリン前駆体をコードする
    DNA配列を含む発現ビヒクルで形質転換された酵母株
    を適当な培養基で培養し、インシュリン前駆体を培養基
    から回収し、酵素処理によりヒトインシュリンへ転化す
    ることからなるヒトインシュリンの製法。 10、次式 I : B−X−Y−A( I ) (式中、BおよびAはヒトインシュリンにおけるように
    架橋結合したヒトインシュリンのB鎖およびA鎖であり
    、XおよびYはそれぞれリシンまたはアルギニンである
    。)で表わされるインシュリン前駆体の水溶液をトリプ
    シンとカルボキシプペチダーゼBで処理し、その後該溶
    液からヒトインシュリンを回収することからなる前記式
    I で表わされるインシュリン前駆体をヒトインシュリ
    ンへ酵素的に転化する方法。 11、トリプシンとカルボキシペプチダーゼBを用いた
    一段階二元酵素処理からなる特許請求の範囲第10項記
    載の方法。 12、トリプシンでインシュリン前駆体を処理しその後
    反応生成物をカルボキシペプチダーゼBで処理すること
    からなる特許請求の範囲第10項記載の方法。 13、トリプシン処理をpH11〜12の範囲で行なう
    特許請求の範囲第12項記載の方法。
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