JPS61221158A - 4,4′−ビス(アミノフエノキシ)ベンゾフエノンの製造方法 - Google Patents
4,4′−ビス(アミノフエノキシ)ベンゾフエノンの製造方法Info
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- JPS61221158A JPS61221158A JP5956085A JP5956085A JPS61221158A JP S61221158 A JPS61221158 A JP S61221158A JP 5956085 A JP5956085 A JP 5956085A JP 5956085 A JP5956085 A JP 5956085A JP S61221158 A JPS61221158 A JP S61221158A
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- benzophenone
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、4.4’−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾ
フェノンの製造方法に関する。更に詳しくは、4.4/
−ジハロゲノベンゾフェノンとm−またはp−アミノフ
ェノールを非プロトン性極性溶媒中、固体状の塩基性ア
ルカリ金属化合物の存在下に反応させることを特徴とす
る4、4′−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノン
の製造方法に関する。
フェノンの製造方法に関する。更に詳しくは、4.4/
−ジハロゲノベンゾフェノンとm−またはp−アミノフ
ェノールを非プロトン性極性溶媒中、固体状の塩基性ア
ルカリ金属化合物の存在下に反応させることを特徴とす
る4、4′−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノン
の製造方法に関する。
4.4′−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノンは
耐熱性高分子上ツマ−1特にポリアミド、ポリイミドお
よびポリアミドイミドなどの原料として重要な化合物で
ある。例えば、この化合物を原料としたポリイミドヒダ
ントイン(特開昭52−753.998)、ポリアミド
イミド共重合体(特開昭58−79.109)およびポ
リイミド(特開昭58−76.425)は耐熱性を有す
る樹脂として、またこの化合物をジアミン成分とするポ
リイミド(特願昭59−265,220)は優れた耐熱
性を有する接着剤として利用できることが知られている
。
耐熱性高分子上ツマ−1特にポリアミド、ポリイミドお
よびポリアミドイミドなどの原料として重要な化合物で
ある。例えば、この化合物を原料としたポリイミドヒダ
ントイン(特開昭52−753.998)、ポリアミド
イミド共重合体(特開昭58−79.109)およびポ
リイミド(特開昭58−76.425)は耐熱性を有す
る樹脂として、またこの化合物をジアミン成分とするポ
リイミド(特願昭59−265,220)は優れた耐熱
性を有する接着剤として利用できることが知られている
。
(従来の技術)
4.4′−ジクロロベンゾフェノンとp−アミノフェノ
ールを塩基の存在下に反応させて、4.4’−ビス(4
−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンを製造する方法は
基本的には、すでに公知である(例えば、Ger /f
fen 1,909,520)。
ールを塩基の存在下に反応させて、4.4’−ビス(4
−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンを製造する方法は
基本的には、すでに公知である(例えば、Ger /f
fen 1,909,520)。
しかし、この方法もm−アミノフェノールを用いル4.
4’−ビス(5−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの
製造方法については、従来、全く知られていない。
4’−ビス(5−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの
製造方法については、従来、全く知られていない。
前記の方法によれば、p−アミノフェノールのアルカリ
金属塩を調整するに際し、p−アミンフェノールとアル
カリ金属の水酸化物を定量的に反応させるため、アルカ
リ金属の水酸化物を水溶液の形態で使用している。
金属塩を調整するに際し、p−アミンフェノールとアル
カリ金属の水酸化物を定量的に反応させるため、アルカ
リ金属の水酸化物を水溶液の形態で使用している。
しかしながら、4.4’−ジクロロベンゾフェノンとp
−アミンフェノールをアルカリ金属水酸化物の存在下に
反応させる際には、まずp−アミンフェノールとアルカ
リ金属水酸化物とが反応して、p−アミンフェノールの
アルカリ金属塩と水が生成し、次いでp−アミンフェノ
ールのアルカリ金属塩と4,4′−ジクロロベンゾフェ
ノンが反応する。
−アミンフェノールをアルカリ金属水酸化物の存在下に
反応させる際には、まずp−アミンフェノールとアルカ
リ金属水酸化物とが反応して、p−アミンフェノールの
アルカリ金属塩と水が生成し、次いでp−アミンフェノ
ールのアルカリ金属塩と4,4′−ジクロロベンゾフェ
ノンが反応する。
このp−アミノフェノールのアルカリ金属塩と4.4′
−ジクロロベンゾフェノンとの反応は、反応系中に存在
する水によって阻害されるので、実際に反応を行うに当
っては、先ずp−アミノフェノールのアルカリ金属を生
成させ、この生成の際に用いた溶媒の40%を水と共に
、減圧留去した後に、4.4’−ジクロロベンゾフェノ
ンを加えて反応を行なうという方法が採用されている。
−ジクロロベンゾフェノンとの反応は、反応系中に存在
する水によって阻害されるので、実際に反応を行うに当
っては、先ずp−アミノフェノールのアルカリ金属を生
成させ、この生成の際に用いた溶媒の40%を水と共に
、減圧留去した後に、4.4’−ジクロロベンゾフェノ
ンを加えて反応を行なうという方法が採用されている。
従来、4.4’−ジクロロベンゾフェノンとm−アミン
フェノールを非プロトン性極性溶媒中、塩基の存在下に
反応させて、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)
ベンゾフェノンを製造する方法は全く知られておらず、
p−アミンフェノールを用いる公知技術に基づいて反応
を行ったところ、この場合も同様に反応系中に存在する
水によって反応が阻害されるので、反応系中の水を反応
系外に留出除去させながら反応を進行させる必要がある
。
フェノールを非プロトン性極性溶媒中、塩基の存在下に
反応させて、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)
ベンゾフェノンを製造する方法は全く知られておらず、
p−アミンフェノールを用いる公知技術に基づいて反応
を行ったところ、この場合も同様に反応系中に存在する
水によって反応が阻害されるので、反応系中の水を反応
系外に留出除去させながら反応を進行させる必要がある
。
したがって、当該化合物を合成する反応において、反応
系の水を反応系外に留出除去する操作が律速段階となり
、アルカリ水酸化物を水溶液の形態で用いることは、外
部から反応系に多量の水分を無益に導入することになり
、反応を完結させるためには必要以上に長時間を要し、
極めて非能率的である。
系の水を反応系外に留出除去する操作が律速段階となり
、アルカリ水酸化物を水溶液の形態で用いることは、外
部から反応系に多量の水分を無益に導入することになり
、反応を完結させるためには必要以上に長時間を要し、
極めて非能率的である。
また、m−アミノフェノールをアルカリ金属塩とし、脱
水操作後一方の原料である、4.4’−ジクロロベンゾ
フェノンを加え反応を行なう方法は、工業的に合理的で
なく、さらにはこの場合、副生成物が多く、目的物は極
めて低い収率であり実用的でない。
水操作後一方の原料である、4.4’−ジクロロベンゾ
フェノンを加え反応を行なう方法は、工業的に合理的で
なく、さらにはこの場合、副生成物が多く、目的物は極
めて低い収率であり実用的でない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の課題は、このように、p−アミノフェノールト
4.4’−ジクロロベンゾフェノンとを反応させて4,
4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンを
製造する従来技術の問題点、およびp−アミノフェノー
ルをm−アミンフェノールに替えて得られた知見にもと
づく問題点を解消した、改善された4、4′−ビス(ア
ミノフェキシ)ベンゾフェノンの製造方法を提供するこ
とである。
4.4’−ジクロロベンゾフェノンとを反応させて4,
4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンを
製造する従来技術の問題点、およびp−アミノフェノー
ルをm−アミンフェノールに替えて得られた知見にもと
づく問題点を解消した、改善された4、4′−ビス(ア
ミノフェキシ)ベンゾフェノンの製造方法を提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、上記の課題を遂行すべく鋭意検討した。
その結果、4.4’−ジハロゲノベンゾフェノンとm−
またはp−アミンフェノールを非プロトン性極性溶媒中
、固体状の塩基性アルカリ金属化合物の存在下に反応さ
せることにより全反応時間を大幅に短縮でき、かつ4,
4′−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノンが好収
率、高純度で得られることを見出し、本発明を完成する
に至った。
またはp−アミンフェノールを非プロトン性極性溶媒中
、固体状の塩基性アルカリ金属化合物の存在下に反応さ
せることにより全反応時間を大幅に短縮でき、かつ4,
4′−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノンが好収
率、高純度で得られることを見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は4,4′−ジハロゲノベンゾフェノ
ンとm−またはp−アミノフェノールを非プロトン性極
性溶媒中、固体状の塩基性アルカリ金属化合物の存在下
に反応させることを特徴とする、4.4′−ビス(アミ
ノフェノキシ)ベンゾフェノンの製造方法である。
ンとm−またはp−アミノフェノールを非プロトン性極
性溶媒中、固体状の塩基性アルカリ金属化合物の存在下
に反応させることを特徴とする、4.4′−ビス(アミ
ノフェノキシ)ベンゾフェノンの製造方法である。
本発明の方法で使用する原料は4,4′−ジハロゲノベ
ンゾフェノンとm−またはp−アミノフェノールであり
、4.4’−ジハロゲノベンゾフェノンとしては、通常
、4.4’−ジクロロベンゾフェノンが用いられる。
ンゾフェノンとm−またはp−アミノフェノールであり
、4.4’−ジハロゲノベンゾフェノンとしては、通常
、4.4’−ジクロロベンゾフェノンが用いられる。
これら原料の使用量は、m−またはp−アミノフェノー
ルが4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンに対して、2
倍モル以上であればよく、好ましくは2〜3倍モル量で
十分である。
ルが4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンに対して、2
倍モル以上であればよく、好ましくは2〜3倍モル量で
十分である。
本発明の方法で使用する塩基性アルカリ金属化
”合物は、アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素
塩およびアルコキシド類であり、具体的には、水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、カリウムエトキシド、カリウ
ムイソプロポキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシドおよびリチウムエトキシド等が挙げられる
。これらは単独は勿論、2種類以上を併用しても特に差
しつかえない。これら塩基性アルカリ金属化合物は原料
のm−アミノフェノールと当量以上であれば良く、好ま
しくは1〜1.5轟量で十分である。次にこの方法にお
ける反応溶媒としては、非プロトン性極性溶媒を使用す
る。この非プロトン性極性溶媒としては、N−メチルホ
ルムアミド、N、N’−ジメチルホルムアミド、N、N
’−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルスルホン、スルホラン、N−メチルピロリドン、
1.3−ジメチル−2−イミダゾリトンおよびリン酸ヘ
キサメチルトリアミド等が挙げられる。これら溶剤の使
用量は、特に限定されないが、通常原料に対して1〜1
0重量倍で十分である。
”合物は、アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素
塩およびアルコキシド類であり、具体的には、水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、カリウムエトキシド、カリウ
ムイソプロポキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシドおよびリチウムエトキシド等が挙げられる
。これらは単独は勿論、2種類以上を併用しても特に差
しつかえない。これら塩基性アルカリ金属化合物は原料
のm−アミノフェノールと当量以上であれば良く、好ま
しくは1〜1.5轟量で十分である。次にこの方法にお
ける反応溶媒としては、非プロトン性極性溶媒を使用す
る。この非プロトン性極性溶媒としては、N−メチルホ
ルムアミド、N、N’−ジメチルホルムアミド、N、N
’−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルスルホン、スルホラン、N−メチルピロリドン、
1.3−ジメチル−2−イミダゾリトンおよびリン酸ヘ
キサメチルトリアミド等が挙げられる。これら溶剤の使
用量は、特に限定されないが、通常原料に対して1〜1
0重量倍で十分である。
反応温度は通常100〜240℃の範囲であるが、4級
ホスホニウム塩、クラウンエーテルのような大環状ポリ
エーテル、クリプテート°のような含窒素大環状ポリエ
ーテル、含窒素鎖状ポリエーテル、ポリエチレングリコ
ール及びそのアルキルエーテルのような相間移動触媒及
び銅粉、銅塩などを反応促進剤として加えてもよい。
ホスホニウム塩、クラウンエーテルのような大環状ポリ
エーテル、クリプテート°のような含窒素大環状ポリエ
ーテル、含窒素鎖状ポリエーテル、ポリエチレングリコ
ール及びそのアルキルエーテルのような相間移動触媒及
び銅粉、銅塩などを反応促進剤として加えてもよい。
本発明の方法における一般的な実施態様としては、所定
量のm−またはp−アミンフェノール、アルカリ金属化
合物および溶剤を装入しm−またはp−アミノフェノー
ルをアルカリ金属塩としたのち、4.4’−ジハロゲノ
ベンゾフェノンを加えて、反応させるか、あるいはあら
かじめ4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンを含む全原
料を同時に加え、そのまま昇温して反応させるかのいず
れであっても良い。勿論、これらに限定されるものでな
く、その他の方法番こより実施することが出来る。反応
系内に水が生成する場合、除去する方法としては窒素ガ
ス等を通気させることによって反応系中、徐々に系外に
除去する方法、あるいはベンゼン、トルエン、キシレン
、クロロベンゼン等を少量使用して共沸により糸外へ取
り除く方法でも良い。
量のm−またはp−アミンフェノール、アルカリ金属化
合物および溶剤を装入しm−またはp−アミノフェノー
ルをアルカリ金属塩としたのち、4.4’−ジハロゲノ
ベンゾフェノンを加えて、反応させるか、あるいはあら
かじめ4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンを含む全原
料を同時に加え、そのまま昇温して反応させるかのいず
れであっても良い。勿論、これらに限定されるものでな
く、その他の方法番こより実施することが出来る。反応
系内に水が生成する場合、除去する方法としては窒素ガ
ス等を通気させることによって反応系中、徐々に系外に
除去する方法、あるいはベンゼン、トルエン、キシレン
、クロロベンゼン等を少量使用して共沸により糸外へ取
り除く方法でも良い。
この反応の終点は薄層クロマトグラフィー、また高速液
体クロマトグラフィーにより原料または未反応中間体(
モノ置換体)の減少を見ながら決定することができる。
体クロマトグラフィーにより原料または未反応中間体(
モノ置換体)の減少を見ながら決定することができる。
反応終了後、上記の方法により得られた反応液をそのま
ま水等に排出するか、また濾過によって無機塩を除去し
た後溶媒を濃縮して粗製品を得る、得られた粗製品を溶
剤により再結晶を行なうか、あるいは塩酸など鉱酸の添
加によって鉱酸塩として析出させ中和して目的物を得る
方法がある。
ま水等に排出するか、また濾過によって無機塩を除去し
た後溶媒を濃縮して粗製品を得る、得られた粗製品を溶
剤により再結晶を行なうか、あるいは塩酸など鉱酸の添
加によって鉱酸塩として析出させ中和して目的物を得る
方法がある。
(作用と効果)
本発明の方法によれば、固体状の塩基性金属化合物を直
接使用できるため、脱水操作に長時間かける必要なく、
反応時間を大巾に短縮でき目的物を高収率、高純度で製
造できる工業的に実施する上で、極めて有利な4,4′
−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの製造方法
である。
接使用できるため、脱水操作に長時間かける必要なく、
反応時間を大巾に短縮でき目的物を高収率、高純度で製
造できる工業的に実施する上で、極めて有利な4,4′
−ビス(アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの製造方法
である。
(実施例)
以下、本発明の方法を実施例により更に詳細に説明する
。
。
実施例1
31セパラブルフラスコに4,4′−ジクロロベンゾフ
ェノン350.9(1,39モル)、m−アミノフェノ
ール327.9(3モル)と96%水酸化カリウム17
5g(3モル)および1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リド72000+nlを装入し、150〜160℃で8
時間反応する。反応終了後室温まで冷却した後、濾過し
て無機塩を除去する。次にこのF液を減圧蒸留により、
溶媒を留去した後、65%塩酸29111、水1400
#を装入して加熱溶解させる。次に食塩155.9装入
し攪拌しながら20〜25℃に冷却すると、塩酸塩結晶
が析出する。これを濾過し更に10%食塩水で再結晶し
たのち、50%イソプロピルアルコール(IPA)水溶
液中でアンモニア水により中和する。析出した結晶をF
別、水洗、乾燥して、4.4’−ビス(3−アミノフエ
ノキシ)ベンゾフェノンの白色結晶を得た。
ェノン350.9(1,39モル)、m−アミノフェノ
ール327.9(3モル)と96%水酸化カリウム17
5g(3モル)および1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リド72000+nlを装入し、150〜160℃で8
時間反応する。反応終了後室温まで冷却した後、濾過し
て無機塩を除去する。次にこのF液を減圧蒸留により、
溶媒を留去した後、65%塩酸29111、水1400
#を装入して加熱溶解させる。次に食塩155.9装入
し攪拌しながら20〜25℃に冷却すると、塩酸塩結晶
が析出する。これを濾過し更に10%食塩水で再結晶し
たのち、50%イソプロピルアルコール(IPA)水溶
液中でアンモニア水により中和する。析出した結晶をF
別、水洗、乾燥して、4.4’−ビス(3−アミノフエ
ノキシ)ベンゾフェノンの白色結晶を得た。
収量478.9#(収率87%)、高速液体クロマトグ
ラフィーによる純度は996%であった。
ラフィーによる純度は996%であった。
mp 142〜144℃
計算値 75.76 5.05 7.07M5
: 396(M’)、212IR(KBr、cm−
’):3470と3!170(NH,基)、1625(
カルボニル基) 1220と1240(エーテル結合) 実施例2 11セパラフラスコに4,4′−ジクロロベンゾフェノ
ン100N(0,4モル)、m−アミンフェノール94
g(0,86モル)と炭酸カリウム136.9(0,9
8モル)およびスルホラン6501rLl装入し、18
0℃で7時間反応する。反応終了後、室温まで冷却した
のち水5000nlllC排出し、粗4,4’ −ヒス
(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンをタール状物
として分離後、6%塩酸水溶液490gを装入して加熱
溶解させる。次に食塩49gを装入し攪拌しながら20
〜25℃に冷却すると塩酸塩結晶が析出する。これを濾
過し、更に10%食塩水で再結晶したのち50%IPA
水溶液中でアンモニア水により中和し、F別、水洗、乾
燥して、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ベン
ゾフェノンの白色結晶を得た。
: 396(M’)、212IR(KBr、cm−
’):3470と3!170(NH,基)、1625(
カルボニル基) 1220と1240(エーテル結合) 実施例2 11セパラフラスコに4,4′−ジクロロベンゾフェノ
ン100N(0,4モル)、m−アミンフェノール94
g(0,86モル)と炭酸カリウム136.9(0,9
8モル)およびスルホラン6501rLl装入し、18
0℃で7時間反応する。反応終了後、室温まで冷却した
のち水5000nlllC排出し、粗4,4’ −ヒス
(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンをタール状物
として分離後、6%塩酸水溶液490gを装入して加熱
溶解させる。次に食塩49gを装入し攪拌しながら20
〜25℃に冷却すると塩酸塩結晶が析出する。これを濾
過し、更に10%食塩水で再結晶したのち50%IPA
水溶液中でアンモニア水により中和し、F別、水洗、乾
燥して、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ベン
ゾフェノンの白色結晶を得た。
収量1311i(収率83%)、高速液体クロマトグラ
フィーによる純度は996%であった。
フィーによる純度は996%であった。
mp 142〜144℃
計算値 75.76 5゜05 7.07分析値
75.70 5.02 6.99比較例 攪拌装置、留出コンデンサーおよび温度計を備えた、1
1セパラブルフラスコに、m−アミノフェノール94.
9(0,86)、50%水酸化カリウム水溶液9711
. DMSO830mlを装入し、オイルバス中で昇温
を開始し、昇温開始1時間後、内温か110℃に達した
時点で反応装置をアスピレータ−に接続し、減圧度を徐
々に高め、減圧留去を開始した、4時間後内温が150
〜160℃に達し、さらに同温度で1時間減圧留去した
所ジメチルスルホキシド(DMSO)と水の混合物が1
30M留出した。この時点で減圧留去をやめ、続いて5
0〜60℃に冷却し4,4′−ジクロロベンゾフェノン
を10DI装入し、150〜160℃で8時間反応する
。反応終了後実施例と同様な後処理操作を行ない4,4
′−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの結
晶を得た。収量ss、911(収率53%)、高速液体
クロマトグラフィーによる純度は990%であった。
75.70 5.02 6.99比較例 攪拌装置、留出コンデンサーおよび温度計を備えた、1
1セパラブルフラスコに、m−アミノフェノール94.
9(0,86)、50%水酸化カリウム水溶液9711
. DMSO830mlを装入し、オイルバス中で昇温
を開始し、昇温開始1時間後、内温か110℃に達した
時点で反応装置をアスピレータ−に接続し、減圧度を徐
々に高め、減圧留去を開始した、4時間後内温が150
〜160℃に達し、さらに同温度で1時間減圧留去した
所ジメチルスルホキシド(DMSO)と水の混合物が1
30M留出した。この時点で減圧留去をやめ、続いて5
0〜60℃に冷却し4,4′−ジクロロベンゾフェノン
を10DI装入し、150〜160℃で8時間反応する
。反応終了後実施例と同様な後処理操作を行ない4,4
′−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾフェノンの結
晶を得た。収量ss、911(収率53%)、高速液体
クロマトグラフィーによる純度は990%であった。
実施例3〜11
溶剤の種類および使用量と使用アルカリ剤、反応温度、
反応時間を表−1に変えたほか、実施例と同様な方法で
目的物を得た。結果を表−1に示す。
反応時間を表−1に変えたほか、実施例と同様な方法で
目的物を得た。結果を表−1に示す。
Claims (1)
- 1)4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンとm−または
p−アミノフェノールを非プロトン性極性溶媒中、固体
状の塩基性アルカリ金属化合物の存在下に反応させるこ
とを特徴とする4,4′−ビス(アミノフェノキシ)ベ
ンゾフェノンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5956085A JPS61221158A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 4,4′−ビス(アミノフエノキシ)ベンゾフエノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5956085A JPS61221158A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 4,4′−ビス(アミノフエノキシ)ベンゾフエノンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61221158A true JPS61221158A (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=13116752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5956085A Pending JPS61221158A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 4,4′−ビス(アミノフエノキシ)ベンゾフエノンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61221158A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4831102A (en) * | 1986-07-15 | 1989-05-16 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition from poly-arylene-oxy-bis-maleimide and polyarylene diamine |
US5028641A (en) * | 1987-05-06 | 1991-07-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition |
US5028581A (en) * | 1988-08-15 | 1991-07-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Odorless multi-valent metal modified products of salicyclic acid copolymers, production processes thereof, and use thereof as color-developing agents for pressure-sensitive copying paper sheets |
US5049606A (en) * | 1987-05-06 | 1991-09-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition |
CN103524730A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-22 | 吉林大学 | 含醚酮结构的芳香聚酰胺及其制备方法 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP5956085A patent/JPS61221158A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4831102A (en) * | 1986-07-15 | 1989-05-16 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition from poly-arylene-oxy-bis-maleimide and polyarylene diamine |
US4960852A (en) * | 1986-07-15 | 1990-10-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Thermosetting resin compostion from bis, maleimide and bis (meta-amino phenoxy) compound |
US5028641A (en) * | 1987-05-06 | 1991-07-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition |
US5049606A (en) * | 1987-05-06 | 1991-09-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Thermosetting resin composition |
US5084507A (en) * | 1987-05-06 | 1992-01-28 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Thermosetting resin composition |
US5028581A (en) * | 1988-08-15 | 1991-07-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Odorless multi-valent metal modified products of salicyclic acid copolymers, production processes thereof, and use thereof as color-developing agents for pressure-sensitive copying paper sheets |
CN103524730A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-22 | 吉林大学 | 含醚酮结构的芳香聚酰胺及其制备方法 |
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