JPS61194051A - 3,3′−ジニトロジフエニルエ−テルの製造方法 - Google Patents

3,3′−ジニトロジフエニルエ−テルの製造方法

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Publication number
JPS61194051A
JPS61194051A JP60032569A JP3256985A JPS61194051A JP S61194051 A JPS61194051 A JP S61194051A JP 60032569 A JP60032569 A JP 60032569A JP 3256985 A JP3256985 A JP 3256985A JP S61194051 A JPS61194051 A JP S61194051A
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JP
Japan
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nitrite
raw material
self
ether
aprotic polar
Prior art date
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Pending
Application number
JP60032569A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisaburo Yamaguchi
桂三郎 山口
Yukihiro Yoshikawa
幸宏 吉川
Masaji Tamai
正司 玉井
Kenichi Sugimoto
賢一 杉本
Yoshimitsu Tanabe
良満 田辺
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Priority to EP86301234A priority patent/EP0193358B1/en
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3,5′−ジニトロジフェニルエーテルの新
規な製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、メタジニトロベンゼンを亜硝酸塩の存
在下、非プロトン性極性溶剤中で自己縮合させることヲ
特徴とする3、3′−ジニトロジフェニルエーテルの製
造方法に関する。
3.3′−ジニトロジフェニルエーテルはIl[薬原料
となるほかポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド
の原料である3、3′−ジアミジフェニルエーテルの中
間体である。
(従来の技術) 5.3′−ジニトロジフェニルエーテルは、従来、メタ
ニトロフェノールとメタブロモニトロベンゼンのUl1
mann反応により創造する方法が知られている(富国
ら、薬学雑誌、、75 1080.(1955)。
弁用ら、薬学雑誌、、L2273(1959)、J、P
Cr1tchleyらJ、 Polymer、 Sci
、 、 Part A −1101793(1797)
)。
(発明が解決しよ5とする問題点) しかしながら、これらの方法は収率が低かったり、爆発
の危険性を伴なう等の難点があり、さらに工業的に実施
するには原料が高価で、入手が容易でないということが
最大の欠点である。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは、3,3′−ジニトロジフェニルエーテル
の安価なしかも工業的に創造し得る方法について鋭意検
討した。その結果、メタジニトロベンゼンの自己縮合反
応により目的物が製造できるということを見出し、本発
明を完成させた。
すなわち、本発明はメタジニトロベンゼンを亜硝酸塩の
存在下、非プロトン性極性溶剤中で自己縮合反応させる
ことを特徴とする3、3′−ジニトロジフェニルエーテ
ルの製造方法である。
ニトロ化合物と亜硝酸塩の反応でエーテル類を製造する
例としては、4−ニトロ−N−メチルフタルイミドから
4,4′−オキシビス(N−メチルフタルイミド)を製
造する方法(R,L、 Markezichら、J、O
ry、Chem−p 42 3431〜3434 (1
977) ) 。
4−ニトロベンゾニトリルから4,4−ジシアノジフェ
ニルエーテルヲ鯛造する方法(E、He1nzら。
Ger 0ffen、、 2,057781 )等があ
る。しかしながら、これらはいずれにもp位に電子吸引
性基を持つ活性なニトロ基の反応であり、m位に電子吸
引性基乞持つ不活性なニトロ基の反応については知られ
ていない。また、同−核にニトロ基を複数有する化合物
と亜硝酸塩の反応についても知られていない。本発明の
メタジニトロベンゼンを自己縮合させて3,3′−ジニ
トロジフェニルエーテルを製造する方法は新規な方法で
ある。
本発明の方法で使用する亜硝酸塩は亜硝酸カリウム、亜
硝酸ナトリウム、亜硝酸カルシウム、亜硝酸マグネシウ
ム、亜硝酸リチウム、亜硝酸アンモニウムが好ましく用
いられ、その他金属の亜硝酸塩も使用できる。
これら亜硝酸塩の使用量は原料のメタジニトロベンゼン
に対し0.01〜5倍モル、好ましくは0,1〜2倍モ
ルである。
本発明の方法で使用する溶剤は、非プロトン性極性溶剤
であり、例えば、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、ヘキサメチルホスホルアミド、N、 N−ジメチ
ルホルムアミド、N、 N−ジメチルホルムアミド、N
−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等があげられる。好ましくは、1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン、ヘキサメチルホスホルアミドが用
いられる。これらの溶剤の使用量は特に限定はされない
7!!−1通常、原料に対して1〜15重量倍、好まし
くは3〜10重量倍である。
また、本発明の方法では、反応を促進するための触媒と
して銅系化合物またはクラウンエーテル、ポリエチレン
グリコール、四級アンモニウム塩、四級ホスホニウム塩
のような相間移動触媒を使用しても何ら差しつかえない
反応温度は、通常、100〜240℃の範囲、好ましく
は140〜200℃の範囲である。
本発明の一般的な実施態様としては、亜硝酸塩を含む全
原料に場合によってはベンゼン、トルエン、キシレンま
たはクロルベンゼン等の共沸脱水溶剤を少量加え、脱水
させながら昇温して所定の温度で反応させる。反応の終
点は薄層フロマドグラフィー、高速液体クロマトグラフ
ィまたはガスクロマトグラフィーにより原料の減少を見
ながら決定することができる。
反応終了後、濃縮したのち、あるいはそのまま水等に排
出して粗3,5′−ジニトロジフェニルエーテルを得る
。このものは溶剤で容易に再結晶精製することができる
(作 用) 本発明の方法は、極めて安価なメタジニトロベンゼンと
亜硝酸塩な原料とし、メタジニトロベンゼンの自゛己縮
含による新規な方法で3,3′−ジニトロジフェニルエ
ーテルを製造するものである。
さらに、この方法は目的物への転化率および選択率が高
いので、より経済的であるばかりでなく、精製も容易で
あり、高純度のものが収率よ(製造できる等工業的な製
造方法として好適である。
(実施例) 以下、本発明の方法を実施例により更に詳細に説明する
実施例1 攪拌装置、温度計および還流冷却器を備えた反応容器に
メタジニトロベンゼン81’(0,5モル)、亜硝酸ナ
トリウム55.2r(0,8モル)および1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノン450m7!を装入し、窒
素ガスを通気させながら攪拌下に昇温した。温度を17
0〜180℃に上げ、ひきつづき18時間、同温度に保
って反応を終了した。次に、この反応液を2tの水に排
出すると褐色の固型物が沈澱した。これを濾過、乾燥し
たのち、ベンゼンで再結晶することばより36.69(
収率56.5 F )の3,3′−ジニトロジフェニル
エーテルが得られた。
これを、シクロヘキサンで再々結晶して微褐色プリズム
晶の純品を得た。融点は126〜128℃で元素分析の
結果は次のとおりである。
元素分析  (C12Ha O5N2 )HN 計算値(資)  55.39 3.10 10.77測
定値農  55.11 2.96  10.62実施例
2 実施例1と同様の装置に水分離器を備え、これにメタジ
ニトロベンゼン84F(0,5モル)、亜硝酸カルシウ
ム1水和物30F(0,2モル)、ベンゼン5゜ゴおよ
びヘキサメチルホスホルアミド300wtを装入し、窒
素ガスを通気させながら攪拌下に昇温した。ベンゼンの
還流状態で共沸してくる水を水分離器により糸外に除去
した。完全に共沸脱水を行なったのち、ベンゼンを留去
させながら昇温し、内温′?:175〜180℃に上げ
た。ひきつづき8時間同温度に保って反応を終了した。
反応終了後、濾過して無機塩等を除いたのち、減圧濃縮
により溶剤を回収した。残査のタール状物を水500−
に排出し、攪拌をつづけると褐色の小塊状の結晶となっ
た。これを濾過、乾燥したのち、ベンゼンで再結晶して
40.52(収率62.3%)の3,3−ジニトロジフ
ェニルエーテルを得た。
実施例3 メタジニトロベンゼン84fに対し、亜硝酸カリウム9
2および触媒として18−クラウン−6−エーテル0.
92を用いた以外は実施例1と同様に行ない37.5 
? (収率57.7%)の3,3′−ジニトロジフェニ
ルエーテルを得た。
実施例4 メタジニトロベンゼン842に対し、亜硝酸バリウム6
5.7 Fに変えた以外は実施例1と同様に行ない36
.7 F (収率61%)の3,3′−ジニトロジフェ
ニルエーテルを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)メタジニトロベンゼンを亜硝酸塩の存在下、非プロ
    トン性極性溶剤中で自己縮合反応させることを特徴とす
    る3,3′−ジニトロジフェニルエーテルの製造方法。
JP60032569A 1985-02-22 1985-02-22 3,3′−ジニトロジフエニルエ−テルの製造方法 Pending JPS61194051A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60032569A JPS61194051A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 3,3′−ジニトロジフエニルエ−テルの製造方法
AU53787/86A AU568789B2 (en) 1985-02-22 1986-02-20 3,3'-dinitrodiphenylether from m-dinitrobenzene
KR1019860001229A KR880000203B1 (ko) 1985-02-22 1986-02-21 3, 3'-디니트로디페닐에테르의 제조방법
EP86301234A EP0193358B1 (en) 1985-02-22 1986-02-21 Method of preparing 3,3'-dinitrodiphenyl ether
DE8686301234T DE3665302D1 (en) 1985-02-22 1986-02-21 Method of preparing 3,3'-dinitrodiphenyl ether

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JP60032569A JPS61194051A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 3,3′−ジニトロジフエニルエ−テルの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219969A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Sekisui Chem Co Ltd 床下収納装置

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