JPS61217325A - 穀物の自動袋詰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は袋開口部近くでその開口幅方向の両端部に吊下
−支持用鳩目が取付けられ′Ｃある穀物収納袋の前記鳩
目を一対の袋吊下げ支持用回転軸に形成したねじ部を介
して回転軸軸芯方向の一方に強制移送することにより穀
物収納袋を穀物吐出口下に順次繰出し位置させるように
構成し、かつ、前記穀物収納袋の前記各鳩目に連なる状
態の帯板状補強部材を袋開口幅方向の両端において袋の
表裏互いに反対側に設けるとともに、前記一対の回転軸
のねじ部をリード角が同一方向に向かう状態のものに構
臀し２、もって両者の協働によって袋を自動開口するよ
うに構成してある穀物の自動袋詰装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の穀物自動袋詰装置において、従来は、前記袋を
穀物吐出口下方所定位置に繰出すに、前記左右の回転軸
を同時に回転始動させるように構成してあった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前記回転軸が回転を始めて、前記鳩目が前記ね
じ部−嵌係合して、繰出し移送される際に、前記鳩目の
ねじ部への噛込みが悪く、移送されないことがある。　
特に、第１図の仮封して繰出し方向前方側に位置させる
状態で吊下げ支持している側の前記回転軸（４）で起っ
た場合に、反対側の回転軸に吊下げ支持された鳩目だけ
が移送されることになる。

従って、前記帯板状補強材によって袋開口部が所期の開
口面積以上に拡開されることになり、穀物収納袋が破損
する或いは先行する鳩目がねじ溝から外れるといった問
題があった。

本発明の目的は左右の回転軸の駆動タイミング’！１−
５ｍ更するだけの簡単な変更を施すだけで、従来の問題
を抑制できるものを提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による特徴構成は前記穀物収納袋を穀物吐出口下
方所定位置に繰出す際に、前記鳩目を袋開口部に対して
繰出し方向前方側に位置させる状態で吊下げ支持してい
る側の前記回転軸を先行して回転始動させる機構が設け
てある点にあり、その作用効果は次の通りである。

〔作　用〕

つ１す、両帯板状補強材がリード角に沿った姿勢にある
点に着目して、前記鳩目を袋開口部に対して繰出し方向
前方側に位置させる状態で吊下げ支持している側の回転
軸を先行させて回転始動させることによって、この回転
軸側の鳩目だけが移送きれたとしても、前記帯板状補強
材は袋開口部を閉塞させる方向に作用するので、袋に破
損或いはねじ溝から離脱に至るまでの力を作用させるこ
とがない。　又、前記回転軸の始動を早くすることによ
って、袋の破損を引起し易い他方の回転軸だけで鳩目を
移送する現象を抑制することができる。

〔発明の効果〕

その結果、左右回転軸の始動タイミングをズラすだけの
簡単な変更を施すだけで、袋移送時のトラブルを抑制し
乍ら、前記帯板状補強材とねじのリード角との簡易な自
動開口機構を有効に活用することができる。

〔実施例〕

穀粒を貯留したホッパー（８）穀物吐出口（５）の下方
に、左右一対の袋吊下げ支持用回転軸（４）・（４）を
架設するとともに、この回転軸＋４＋　１　＋４１に、
袋開口部ｆ’１’１近くでその開口幅方向の両端部に吊
下げ支持用鳩目（２）・（２）が取付けられてある穀物
収納袋（３）を収納支持させて、前記鳩目＋２１１＋２
１と前記回転軸＋４’＋　１’　＋４１のねじ部シ０と
の係合作用によってその回転に伴って前記袋（３）を回
転軸心方向に一定ピンチで順次送り出すとともに、前記
鳩目（２）・（２）に連なる状態で、かつ、袋（３）の
表裏互いに反対側に設けられた帯板状補強材（６）・（
６）と前記同一方向へのリード角を有するねじ部嬶）と
の協働作用によって、前記袋開口部ｉｌｌを自動開口さ
せ、ホッパー（８）の穀物吐出口（５）に上下方向摺動
可能に保持された可動吐出口（５Ａ）を開口部ｆｔｌ内
に挿入させた状−で第１シヤツタ（７）を開くことによ
り、穀物を袋（３）に充填する、コンバイン等に搭載さ
れた穀物の自動袋詰装置を構成する。

前記袋（３）の送り出し手段を詳述すると、前記左右一
対の回転軸（４）・（４）の一方（４）を縦軸心（ａ）
周りで水平揺動可能な突出フレーム（＋＋）に取付固定
するとともに、この回転軸（４）を前記突出フレーム（
１１）と固定側フレーム（１５）との間に設けられた圧
縮スプリング（１８）によって他方のものに対して遠ざ
かる方向に付勢している。

この回転軸（４）・（４）に対して、前記袋（３）群を
回転軸＋４＋　Ｉ’　＋４’）軸芯方向先端側に弾性的
に押出すスプリング（１２）・（Ｉ２）を設けると共に
、前記各回転軸＋４１　Ｔｔ４１の中間部に、袋（３）
を前後に積層支持する収納部（１３ｉ　１９３）を形成
し、その中間部より先端側にけ１ｎ記鳩目（２＋　１　
＋２１に係合した状態でのｍｆｌ記回転軸ｔ４１　Ｉｆ
４１の回転軸心周りの回転により、袋（３）を回転軸先
端側に送出すねじ溝（１４）・（１４）を形成して前記
ねじ部（２１１を構成し、かつ、前記回転軸（４）＋（
４）を回転させるモータ（Ｉ７１Ｉ（Ｉηを設けている
。

前記回転軸ｔ４＋　ｌ＋４１は突出長さを異なるものに
構成して、穀物吐出口（５）下方所定位置に繰出された
袋（３）の鳩目（２］　、　（２１停止位置を、繰出し
方向で前後になるように設定してある。　そして、ねじ
部（２１）に形成されたねじ溝（１４）のリード角を、
前記短い方の回転軸（４Ａ）　（つまり、先端部が他の
回転軸の先端部に比べて繰出し方向後方に位置するもの
）に吊下げ衣鳩目（２）が帯板状補強部材（６）によっ
て袋開口部に対して繰出し方向前方側に位置するように
設定してある。　したがって、穀物吐出口１５１下方所
定位置に繰出された袋（３）の開口部縁は回転軸軸心に
対して直交するこの直交方向に対して傾斜する姿勢にな
り、前記帯板状補強部材（６）の開口作用をより有効に
作用して、前記直交する方向に沿った姿勢のものに比べ
て、開口面積を広く取ることができる。

前記穀物吐出口（５）下方所定位置に繰出された袋に対
して袋詰め後、この袋（３）を恥出して、次の袋（３′
）を所定位置に繰出すタイミングは、袋詰め後、袋開口
部ｆ４）ＶＣ設けられたファスナー（ｌαのスライダー
（９）が閉じられたこれを感知するセンＴＯ鴫の感知作
動に基づいて、前記モータ０７１゜０ηを作動させるよ
うにしてある。

前記回転軸（４）・（４）の先端部位には、袋（３）が
所定位置に繰出されたか否かを感知するリミットスイッ
チ（１Ｂ）　＋（１９）を設けてあり、前記短い回転軸
（４Ａ）側に設けられたリミットスイッチ（１９）が袋
を感知した結果に基づいて、前記長い方の回転軸（４Ｂ
）を回転駆動するモータ（Ｉηを駆動するように、かつ
、前記センＶ（−がファスナー（１０）が閉じられたこ
とを感知した結果に基づいて、前記短い方の回転軸（４
Ａ）’に回転駆動するモータ（Ｉ７）を駆動する制御機
構（２０）が設けられている。　つまり、前記制御機構
（社）が、短い方の回転軸（４Ａ）を先行して回転駆動
する制御を行うことによって、前記鳩目（２）を袋開口
部（１）に対して繰出し方向下手側に位置させる状態で
吊下げ支持している側の１ｉｆｔ記回転軸（４）を先行
して回転始動させる機構に構成きれている。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る穀物の自動袋詰装置の実施例を示し
、第１図１げ繰出し機構の平面図、第２図は一部切欠全
体正面図、第３図は繰出し機構の縦断側面図である。 ｆｔｌ・・・・・袋開口部、（２）・・・・・・鳩目、
（３）・・・・・・穀物収納袋、（４）・・・回転軸、
（５）・・・・・飲物吐出口、（６）・・・・・帯板状
補強材、ｅ２０）・・・・回転始動させる機構、（２］
）・・・・・ねじ部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 袋開口部（１）近くでその開口幅方向の両端部に吊下げ
   支持用鳩目（２）、（２）が取付けられてある穀物収納
   袋（３）の前記鳩目（２）、（２）を一対の袋吊下げ支
   持用回転軸（４）、（４）に形成したねじ部（２１）、
   （２１）を介して回転軸（４）、（４）軸芯方向の一方
   に強制移送することにより穀物収納袋（３）を穀物吐出
   口（５）下に順次繰出し位置させるように構成し、かつ
   、前記穀物収納袋（３）の前記各鳩目（２）、（２）に
   連なる状態の帯板状補強部材（６）、（６）を袋開口幅
   方向の両端において袋（３）の表裏互いに反対側に設け
   るとともに、前記一対の回転軸（４）、（４）のねじ部
   （２１）、（２１）をリード角が同一方向に向かう状態
   のものに構成し、もつて両者の協働によつて袋を自動開
   口するように構成してある穀物の自動袋詰装置において
   、前記穀物収納袋（３）を穀物吐出口（５）下方所定位
   置に繰出す際に、前記鳩目（２）を袋開口部（１）に対
   して繰出し方向前方側に位置させる状態で吊下げ支持し
   ている側の前記回転軸（４）を先行して回転始動させる
   機構（２０）が設けてある穀物の自動袋詰装置。