JPS6112217A - 穀物自動袋詰め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一対の袋吊下げ支持用回転軸に挿通した穀物
収納袋を、＠配回転軸に形成したねじ部を介して軸心方
向に一定ピッチで強制順送りして穀物吐出口の下方に繰
出し位置させるよう構成した穀物自動袋詰め装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来は、一対の回転軸を、この回転軸に対してその両側
端に形成された鳩目を介して吊下げ支持された穀物収納
袋を垂みなく張設できる間隔に設定し、この回転軸に形
成したねじ部を介して穀物収納袋を弛制順送シするもの
に構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しがし乍ら、回転軸のねじ部に嵌係合された鳩目とその
ねじ部との相対回転による摩擦力が、前記ねじ部の製作
精度、或いは、一対の回転軸の支持間隔のバラ付き等に
起因して大きくなつた場合に、鳩目部分が回転軸に追従
して回動持上る現象が見られ穀物収納袋が所定の姿勢で
吐出口下方に繰出し位置されない、自動袋詰めが円滑に
行なえない問題があった・ 本発明の目的は簡単な構造付加でもって、従来の持上９
現象を阻止できるとともに、穀物収納袋の回転軸に対す
る補充作業が安全かつ円滑に行なえるものを提供する点
に委る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による特徴構成は前記回転軸に挿通支持された穀
物収納袋群の軸挿通部位の上縁に比較的広範囲に亘って
接触又はｔ接する袋浮上υ阻止部材を、浮上り阻止作用
位置と前記回転軸から大きく離間した非作用位置とに切
換え可能に配備するとともに、この浮上や阻止部材の位
置を検出する機構を設け、浮上シ阻止部材が作用位置に
あるときにのみ回転軸の袋順送り正転方向への駆動が許
され、非作用位置におるときに回転軸の逆転方向への駆
動が許されるよう構・成してある点にあり、その作用効
果は次の通シである。

〔作　月〕

つまり、回転軸の回動につれて持上ってくる穀物収納袋
に対して、前記阻止部材によって反力を作用させて持上
りを防止するとともに、阻止部材が穀物収納袋の軸挿通
部位の上琢に対して、比較的広い範囲に亘って接触又は
近接するものに張設されているので、一点で押えるもの
に比べて、浮上り阻止力によって却って誘起される袋の
反対方向への踊シ上シといった現象を防止でき、安定し
た所期姿勢で吐出口下方に繰出し位置される。

しかも、阻止部材が回転軸から離間した非作用位置に切
換可能であるから、この非作用位置にあるときに、逆転
方向への回転が許される回転軸を利用して、容易・迅速
に穀物収納袋の補充作業を行うことができ、それだけに
止まらず、検出機構の阻止部材作用位置検出損紙によっ
て、阻止部材のリセット忘れを防止できるとともに、阻
止部材を非作用位置に位置させた状態での袋補充作業時
に自動袋詰め機構の再起動を確実に防止できるので、作
業が安全に行える・〔発明の効果〕 阻止部材を追加構成するだけの簡単な改造によって、本
来構成部品に何ら改造を施すことなく、自動袋詰作業が
行えるとともに、人的作業が介在する袋補充作業におい
ても、安全に作業できるものを提供できるに至った。

〔実施例〕

穀物を貯留したホッパー＋８１の下方に、左右一対の袋
吊下げ用回転軸＋４１　、　＋４１を架設枢支するとと
もに、この回転軸（４）に袋開口縁（１）近くでその開
口幅方向の両端部に吊下げ支持用鳩目（２１、（２１が
取付けられである穀物収納袋（３）を挿通支持させて、
前記ホッパー（８）の下部に設けた穀物吐出口（６）の
下方に製送シ機構シυによって自動的に繰出し移動させ
、この繰出し袋（３）に対して充填機構−によって自動
充填するとともに、袋開口縁（ｌｌに装備したファスナ
ー（２０：を閉寒する機構によって自動閉塞すべく構成
して穀物の自動袋詰め装置を構成する・ 前記袋（３）の製送シ機構シ０を詳述すると、袋（３）
・・群を回転軸＋４１　、　ｆ４）軸心方向先端側に弾
性的に押出すスプリング０２　、α々を設けるとともに
、回転軸＋４１　、　（４）の中間部に袋（３）を前後
に積層する収納部（１＆　、　Ｑ＆を形成し、更に先端
側には鳩目（２）。

（２）に保合した状態で、かつ、後端に設けられたモー
タ０５）、０５）の回転駆動にかかる回転軸（＋ｌ　、
　（４）軸心周シでの回転によって袋（３）を回転軸軸
心方向に一定ピッチで送シ出すねじ部（１４）、（１４
）　、　！＋４）を設け、もって鳩目＋２１　、　（２
１に連なる状態で、かつ、袋（３）の表裏互いに反対側
に設けられた帯板状補強材ｔ６＋　、　（６１と、同一
方向に傾斜゛したリード角を有するねじ部幀Ａ４１との
協働によって、吐出口（６）下方で袋（３）を自動的に
開口すべく構成している・的紀穀物自動充填機構翰を詳
述すると、穀物吐出口（５）にその下方に下降移動する
可動吐出口（５人）を設けるとともに、吐出口（５Ａ）
の下端外側方に水平軸周シで上下揺動可能なシャッタ一
部材（ＩＯＡ）　、（ＩＯＡ）を、その閉塞状態でその
先端部（１０ａ）、（１０ｍ）同志を平面視で凹凸状に
形成された位ｔｔｉｔ１１１＠する状態のものに構成し
、そのシャッタ一部材（ＩＯＡ）、（ＩＯＡ）を＠紀可
動吐出口（５Ａ）の下降作動に伴って自動的に開放姿勢
に揺動させることによって、収納袋（３）の袋開口縁ｉ
１１を大きく開口させ乍ら、前記可動吐出口（５Ａ）を
袋（３）内圧挿入し、前記シャッタ一部材（ＩＯＡ）、
（ＩＯＡ）の下面に付設されたリミットスイッチ（Ｓａ
）の袋（３）開放姿勢感知作動に基づいて、前記シャッ
タ一部材（ＩＯＡ）　、（ＩＯＡ）の上方に位置するス
ライド式第１シヤツター（７）を開放姿勢にして、穀物
を自動充填する構成である。

以上のものに対する駆動機構を詳述すると、袋（３）と
平行に張設されｆｃ駆動チェーン（＋９）に、前記可動
吐出Ｏ（５Ａ）を昇降操作するレバー（５ａ）を揺動操
作する第１アーム！Ｉ蝮と、第１シヤツター（７）を開
閉操作するレバー（７ａ）を操作するための第２アーム
（１乃と、収納袋（３）の開口縁に装備したファスナー
（２０のスライダー（９）を係止してファスナー閉じ方
向に移動する保止アームＱ８）とを、大々突設している
。　これら３アーム（１６、：＋ｏＬ＋Ｏ→は、これら
を突設したチェーン（＋９）の第１位置から第２位置へ
の第１回動移動により、第１アー五α〜による昇降操作
レバー（５ａ）の下降操作と、第２アーム０ηによる開
閉操作レバー（７ａ）の開操作とがその記載順に行われ
るように、かつ、第２位置から第１位置を経ての第３位
置への第１回動移動により、第２アームθ力による開閉
操作レバー（７ａ）の閉操作と、第１アーム健による昇
降操作レバー（５ａ）の上昇操作及び保止アーム（１８
）によるスライダー（９）の閉移動操作とがその記載順
に行われるように前記チェーン（＋９）に取付けられて
いる。　前記回動チェ・−ン（１９）は、前記袋（３）
が吐出口（５）下方に繰出し位置されたことを検出して
、第１回動移動を自動的に開始し、リミットスイッチ（
Ｓ　ｌ）の第２７−ム０？）検出に基づいて自動的に停
止し、前記可動吐出口（５Ａ）に設けた満杯検出スイッ
チ（Ｓりの検出に基づいて第２回動移動を自動的に開始
し、前記スライダー（９）が閉じ位置にあるか否かを感
知するファスナー閉シ完了検出用のセンサー（Ｓａ）の
一つであるリミットスイッチの検出に基づいて第２回動
移動停止するとともに、第１位置への復帰回動移動を自
動的に開始し、リミットスイッチ（８県）の検出゛に基
づいて、その復帰回動移動を自動的に停止すべく構成さ
れている。

前記回転軸（４）の直上方Ｋｖｒ面Ｕ形の袋浮上シ阻止
部材（２３）を回転軸（４）の略全長に沿った状態で配
設するとともに、各穀物収納袋（３）天４の、軸挿通部
位である、いわゆる鳩目（２）を中心に左右比較的広範
囲に亘る上縁に対して接触又は近陵する状態であるので
、袋（３）の浮上り及び姿勢乱れを防止でき、以後の自
動袋詰め作業を円滑に行える。

阻止部材（四ｐ上面にはリミットスイッチ（Ｓ６）が設
けられ、このリミットスイッチ（Ｓ６）の下方に張設さ
れた弾性）漢（圓を介して袋（３）が吐出口（５）下方
に繰出し位置されたかどうかを検出すべく構成されてい
る。　従って、このリミットスイッチ（８番）が比較的
強度構成された阻止部材（四に取付固定されているので
、振動等の影響を受けにくく、しかも、引性膜（財）を
通して感知するように構成されているので、安定した検
出作動が行える。　尚、阻止部材内は基端を中心に上下
揺動可能で、袋（３）群を再充填する際に有効利用され
る。

前記左右一対の阻止部材（割は袋繰出し側支点囚で上下
揺動可能に、かつ、連結材ｕ〜によって左右同時作動可
能に枢支され、固定側からの位置固定可能な引張スプリ
ング■でもって、浮上シ阻止作用位置と前記回転軸（４
）、（４）から大きく離間した非作用位置とに手動レバ
ーは切換え可能であシ、この浮上シ阻止・部材に対する
位置検出機構＠６）として、固定側にリミットスイッチ
（２６ｉ）及び阻止部材側に作動片（２６ｂ）が設けら
れ、浮上シ阻止部材（支）が作用位置にあるときのみ、
別位置に設けられた自動袋詰め作業用スイッチを作動状
態にセットでき、回転軸（４）の袋順送シ正転方向への
駆動が許され、又、非作用位置にあるときは、この状態
で前記自動スイッチが切位置にセットされているときの
みが逆転方向へ駆動されるよう構成してある。

〔別実施例〕

前記阻止部材（４の形状は平板状のもの等各種のものが
あり、又、一体のものではなく、複数の棒状、板状部材
全幅寸法を一体のものと同様のものにして並設したもの
でもよい。

位置検出機構（洞としてはリミットスイッチ（２６ａ）
と作動片（２６ｂ）の取付部位を入れ替えたものでもよ
く、又、リミットスイッチ（２６１１）以外近接スイッ
チ等を使用してもよい。

上記実施例のものはコンバイン等の移動脱穀機その他に
搭載して使用可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る穀物自動袋詰め装置の実施例を示し
、第１図は一部切欠正面図、第２図は一部切欠側面図で
ある。 （３）・・・・・・穀物収納袋、（４）・・・・・・回
転軸、（５）・・・・・・穀物吐出口、１１４１・・・
・・・ねじ部、（ｚ３）・・・・・・阻止部材、ば・・
・・・・位置検出機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の袋吊下げ支持用回転軸（４）、（４）に挿通した
   穀物収納袋（３）を、前記回転軸（４）、（４）に形成
   したねじ部（１４）、（１４）を介して軸心方向に一定
   ピッチで強制順送りして穀物吐出口（５）の下方に繰出
   し位置させるように構成した穀物自動袋詰め装置であっ
   て、前記回転軸（４）、（４）に挿通支持された穀物収
   納袋（３）群の軸挿通部位の上縁に比較的広範囲に亘っ
   て接触又は近接する袋浮上り阻止部材（２３）、（２３
   ）を、浮上り阻止作用位置と前記回転軸（４）、（４）
   から大きく離間した非作用位置とに切換え可能に配備す
   るとともに、この浮上り阻止部材（２３）の位置を検出
   する機構（２６）を設け、浮上り阻止部材（２３）、（
   ２３）が作用位置にあるときにのみ回転軸（４）、（４
   ）の袋順送り正転方向への駆動が許され、非作用位置に
   あるときに回転軸（４）、（４）の逆転方向への駆動が
   許されるよう構成してある穀物自動袋詰め装置。