JPS61213189A - 同調エンボスを有する化粧材の製造方法 - Google Patents

同調エンボスを有する化粧材の製造方法

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JPS61213189A
JPS61213189A JP5377285A JP5377285A JPS61213189A JP S61213189 A JPS61213189 A JP S61213189A JP 5377285 A JP5377285 A JP 5377285A JP 5377285 A JP5377285 A JP 5377285A JP S61213189 A JPS61213189 A JP S61213189A
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ink
hardening
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泰司 石井
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彰一 星野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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MOROHOSHI INK KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
及皿五亘仰
【産業上の利用分野】
本発明は、絵柄に同調したエンボスを有し、耐熱性、耐
摩耗性にすぐれた化粧材を製造する方法に関する。 本
発明の化粧材のうち基材に金属板を用いたものは、家電
製品、内装材、外装材など一般に化粧金属板が用いられ
る用途のすべてに向けることができる。 また、そのほ
かの基材をえらんで本発明を適用することにより、重歩
行床材、壁材、天井材などの材料を製造できる。
【従来の技術】
化粧材に、その絵柄に同調したエンボスを形成する方法
として、アイレム方式、スクリーン印刷方法およびケミ
カルエンボス方式などがある。 アイレム方式は赤外線吸収作用を利用するためインキの
色に制限があり、意匠性が劣る。 スクリーン印刷方式
は生産性が低いし、使用するデザインによっては印刷が
難しく、意匠性の高いものができない。これに対し、ケ
ミカルエンボス方式は、意匠性は良好なものの、発泡層
が必要なため荷重によるつぶれや表面物性が劣るという
欠点があるため、重歩行用の床材のような過酷な条件の
もとての使用には耐えられない。 重歩行用の床材としては、軟質塩化ビニル樹脂中にチッ
プを練り込んだり、表層をUV硬化して機械的強度を増
した非発泡材があるが、上記のケミカルエンボス法によ
る製品と比較すると、意匠性は劣る。 意匠性の高いエンボスを加工を施す最も簡単な手段とし
ては、メカニカルエンボス法であるが、一般にエンボス
パターンが単調であり、絵柄とエンボスを同調させるこ
とが難しく、意匠性の向上には限界がある。 そのうえ
、エンボスロールを必要とし、コストが高くなる。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、絵柄と同調させたエンボスを有する、
意匠性が高い化粧材であって、表面物性のすぐれたもの
を、低コストで製造する方法を提供することにある。 及」五璽茎
【問題を解決するための手段】
本発明の同調エンボスを有する化粧材の製造方法は、図
面に示すように、基材1に下塗り樹脂塗料2を塗布、乾
燥して下塗り層を形成し、任意の絵柄を印刷し、その上
に透明な上塗り樹脂塗料4を施し、加熱硬化することか
ら成る方法において、絵柄の印刷を硬化抑制剤を添加し
たインキ3を用いて行なうとともに、下塗り樹脂塗料お
よび透明な上塗り樹脂塗料のいずれか一方または両方に
インキ中の硬化抑制剤により硬化反応が抑制される反応
性可塑剤を添加しておき、絵柄の部分にある樹脂の硬化
を抑制することによりその部分を凹部とすることを特徴
とする。
【作 用】
絵柄を印刷したインキに硬化抑制剤が含まれているので
、この硬化抑制剤により硬化が抑制される反応性可塑剤
を添加した下塗り樹脂塗料または透明な上塗り樹脂塗料
は、加熱による硬化が絵柄の部分において抑制され遅く
なる。 すると、その部分の樹脂が、硬化が速やかに進
行する部分に向って移動し、その結果、絵柄部分は硬化
後に凹部となる。 それに対応して、絵柄の印刷されて
いない部分は凸部となる。 このようにして、印刷した
絵柄に同調したエンボスが形成される。 図面はその状況を模式的な断面で示したものであって、
1は基材、2は下塗り樹脂塗料、3は硬化抑制剤を添加
したインキ、4は上塗り樹脂塗料“の各層である。 第1図は反応性可塑剤が透明な上塗り樹脂塗料4だけに
含まれている例、第2図は下塗り樹脂塗料2だけに含ま
れている例、第3図は下塗り樹脂塗料2および上塗り樹
脂塗料4の両方に含まれている例1.第4図は透明な上
塗り樹脂塗料2だけに含まれていて、絵柄の印刷に硬化
抑制剤を含まない一般インキ5をも用いた例である。 [実施態様] 基材としては、化粧材の基材として通常使用するもので
あればいずれでもよく、典型的なものは薄葉紙である。  そのほかに使える基材の例は、つぎのとおりである。  晒クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石こう
ボード紙等の紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ごニリデン、ポリビニルアルコー
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ナイロン、ポリスチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体
、エチレンビニルアルコール共重合体、アイオノマー等
のプラスチックのフィルム、木、合板、パーチクルボー
ド等の木質基材、石こうボード、石こうスラグボード等
の石こう系基材、パルプセメント板、石綿セメント板、
木片セメント板等の繊維セメント板、GRCおよびコン
クリート、鉄、アルミニウム、銅等の金属の箔またはシ
ート。 上記の各基材を複合して用いてもよい。 下塗り樹脂塗料としては、ポリ塩化ビニール、ポリエス
テル、アクリル樹脂、ウレタン樹脂およびエポキシ樹脂
などがある。 上塗り樹脂塗料は、下塗り樹脂塗料と同様のものを使用
すればよい。 コーティングはフローコート、ロールコート、グラビア
コート等の手段によることができる。 コーティングでなく、フィルムのラミネートによっても
よい。 インキ組成物のバインダーは、下塗り樹脂塗料およびそ
の上にコーティングされる上塗り樹脂塗料の種類を考慮
して、それらと密着性のよいものを選んで用いるべきで
ある。 インキに添加する硬化抑制剤には、ハイドロキノン、メ
チルハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、N−
ニトロソジフェニルアミン、2−メルカプトへンゾイミ
ダゾール、p−フェニレンジアミン、p−ヒドロキシジ
アミン、テトロヒドロキノリン、p−キノン、フェノチ
アジン、2゜6−ジーt−ブチル−6−クレゾール、t
−ブチルカテコール等を用い、これらの1種または2種
以上の混合物を、インキ組成物に対し0.5〜20部添
加する。 硬化抑制剤を添加したインキを用いる絵柄の印刷は、一
般に行なわれている直刷りや転写法のいずれによっても
よい。 反応性可塑剤の例をあげれば、アクリルエステル系では
フタル酸ジアリル、マレイン酸ジアリル、セバシン酸ジ
アリル、アジピン酸ジアリル、マロン酸ジアリル、グリ
コール酸ジアリル、アコニット酸トリアリル、リン酸ジ
アリルモノブチル、リン酸トリアリル、イソフタル酸ジ
アリル等があり、好ましくはフタル酸ジアリルを用いる
。 アクリル酸エステル系では、ビスジエチレングリコ
ールフタレート、ジ(メタ)アクリレートシフタレート
、ジ(メタ)アクリレートマレエート、テトラ(メタ)
アクリレートフタレート、トリエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1
゜3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、2−エ
チル−1,3−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1.5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート
、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、グ
リセリントリ(メタ)アクリレート等があり、好ましく
はトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートを
用いる。 α、β−エチレン性不飽和酸エステル系では、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸等のジエステル類がある。 またクロルスチレン(オルト、パラ混合物)、ジビニル
ベンゼン、エポキシ樹脂、ビニルトルエンモノマー、α
−メチルスチレン、マレイミド等も使用できる。 これらの反応性可塑剤は、1種または2種以上用いる。  フタル酸エステル系やトリメリット酸エステル系の、
非反応性の可塑剤と併用してもよい。 反応性可塑剤として紫外線硬化型樹脂または電子線架橋
型樹脂を使用し、紫外線または電子線を照射して硬化さ
せてもよい。 以下の実施例において、「部」はいずれも重量部である
【実施例1】 第1図の態様 下記の配合の下塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂「ゼオン121」 (日本ゼオン)           100部DOP
               40部高分子可塑剤「
バラレックスG−25J(ローム・アンド・ハース) 
    15部酸化チタン「タイベーク0R−804 (6原産業)             50部スズ系
安定剤「アドバスタブ TM−181FSJJ (勝山化工)   8部エポキ
シ系安定剤「アデカサイザー 0−130PJ  (アデカ・アーガス化学)3部ンル
ベツソ#100 (エッソ・スタンダード石油)    45部ンルベツ
ソ#150 (エッソ・スタンダード石油)     15部合計2
76部 下記の配合の硬化抑制インキを調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂「ゼオン121J   50部ポリ
塩化ビニル樹脂「ゼオン126」 (日本ゼオン)            50部DOP
               95部カーボンブラッ
ク「ダイヤカーボン #32(三菱化成工業)       12部スズ系安
定剤「アドバスタブ TM−181FSJJ         7部エポキシ
系安定剤「アデカサイザー 0−130PJ            a部アルミニ
ウムーN−ニトロソフェニル ヒドロキシルアミンIQ−1301J (和光純薬工業)           10部合計2
27部 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂「ご二カR−1080J(三菱モン
サンド化成ビニル)    100部DOP     
          25部トリメチロールプロパント
リアクリレート「アロニツクスM−3094 (東亜合成化学工業)        35部スズ系安
定剤「アドバタブ TM−181FSJ          5部エポキシ
系安定剤「アデカサイザー 0−130PJ            3部t−ブチ
ルパーベンゾエート [パーブチルZ]  (日本油脂)     1部ミネ
ラルスピリット(日本石油)    15部ツルペッツ
#150           5部合計189部 厚さ0.6amの亜鉛メッキおよびプライマー処理ずみ
の鋼板に、上記の下塗り樹脂塗料を全面に厚さ30μに
塗布し乾燥した後、その表面に上記の硬化抑制インキを
オフセットグラビア(版ff40μ)し、その上に上記
の透明な上塗り樹脂塗料を全面に厚さ60μに塗布し、
230℃に3分15秒間加熱して硬化させた。 その結果、透明な表面層に硬化抑制インキのパターンに
同調したエンボスが形成され、立体感のある意匠性の高
い鋼板が得られた。 またこの鋼板をハンドプレス使用の折曲げ試験をしたと
ころ、90°R=Oおよび180’2tのいずれにおい
ても異常はなかった。 耐汚染性試験(赤マジックインキ、24時間放置、エタ
ノール拭き取り)においても、従来の透明な上塗り樹脂
塗料に比べ、しみ残りが著しく少なかった。
【実施例2】 下記の配合の下塗り樹脂塗料を調製した。 飽和ポリエステル樹脂 「ダイナボールL−411J溶解ワニス(固型分40%
、ダイナマイトノーベル)40部 へキサメトキシメチロールメラミン樹脂「サイメル37
0」固形分88% (三井サイアナミツド)        4部酸化チタ
ン[タイベークCR−93J   30部シクロへキサ
ノン           11部ツルペッツ#150
          13部n−ブタノール     
       2部レベリング剤          
  0.2部パラトルエンスルホンM        
0.1部合計100.3部 下記の配合の硬化抑制インキを調製した。 飽和ポリエステル「バイロン290」ワニス溶解(固型
分30%) (東洋紡績>   50部カーボンブラッ
ク「ジーストS」 (東海カーボン)          10部沈降性硫
酸バリウム          10部メチルエチルケ
トン          15部トルエン      
         15部アルミニウムーN−二トロソ
フェニル ヒドロキシルアミンrQ−13014部合計104部 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 飽和ポリエステル樹脂「ダイナポールL−411」溶解
ワニス(固型分40%) 53部ブチルエーテル化メチ
ロールメラミン樹脂「マプレナールMF590J (固型分55%、ヘキスト)      5部へキサメ
トキシメチロールメラミン樹脂「二カラツクMW−30
J 固型分97%(三相ケミカル)   2.5部トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート[アクリルエステル
TMPJ (三菱レイヨン)          22部ジアリル
フタレート「ダイソーダツブ モノマー」 (大阪曹達)       17部パラト
ルエンスルホン酸       0.1部ターシャリ−
ブチルパーベンザエート [パーブチルZJ          0.4部合計1
00部 上記の硬化抑制インキを転写紙にグラビア印刷(版深7
0μ)し、これを上記の下塗り樹脂塗料を全面に厚さ3
0μに塗布し乾燥した、実施例1と同じ鋼板表面に熱転
写した。 その上に透明上塗り樹脂塗料を全面に厚さ6
0μに塗布し、230℃に3分15秒間加熱して硬化さ
せた。 透明な表面層に硬化抑制インキのパターンに同調したエ
ンボスが形成され、立体感のある意匠性の高い鋼板が得
られた。 硬化した表面層は、透明性にすぐれ光沢のあ
るものであった。 この鋼板をハンドプレス使用の折曲げ試験をしたところ
、90″R−5で異常はなかった。 (実施例3] 下記の配合の下塗り樹脂塗料を調製した。 熱硬化性アクリル樹脂[ダイヤナール 5E−5482J 固型分50%(三菱レイヨン)    62部酸化チタ
ン「タイベークCR−58J   23部n−ブタノー
ル            5部ツルペッツ#150 
         10部レベリング剤       
     0.1部合計100.1部 下記の配合の硬化抑制インキを調製した。 熱硬化性アクリル樹脂[ダイヤナール HR−6064固型分50%     30部へキサメ
トキシメチロールメラミン樹脂「サイメル370」 固型分88%             6部カーボン
ブラック「ジーストS」    10部キシレン   
            20部ツルペッツ9150 
         29部n−ブタノール      
      5部アルミニウムーN−ニトロソフェニル ヒドロキシルアミンrQ−1301上−一且那合計10
4部 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 熱硬化性アクリル樹脂[ダイヤナール HR−6064固型分50%    41部ブチルエー
テル化メチロールメラミン [マブレナールMF590J 固型分55%             5部ヘキサメ
トキシメチロールメラミン 「二カラツクMW−304 固型分97%             3部トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート「アクリエステルT
MPJ       5部1部t−ブチルパーベンゾエ
ート 「バーブチルZJ          0,2部   
  ゛合計100.2部 実施例1と同じ鋼板に上記の下塗り樹脂塗料を全面に厚
さ30μに塗布し乾燥した後、その表面に上記の硬化抑
制インキをオフセットグラビア印刷(版深40μ)し、
その上に上記の透明な上塗り樹脂塗料を全面に厚さ60
μに塗布し、230℃に3分15秒間加熱して硬化させ
た。 透明な表面層に硬化抑制インキのパターンに同調したエ
ンボスが形成され、立体感のある意匠性の高い鋼板が得
られた。 硬化した表面層は、透明性にすぐれた非常に
光沢があった。 耐汚染性試験前記を行ったところ、全くしみ残りが見ら
れなかった。 この表面の鉛筆硬度(JIs  G33
12>はHであり、スクラッチで傷つきにくいものであ
った。
【実施例4] 下記の配合の下塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂[ゼオン121J  100部DO
P               25部トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート[アクリエステルTMP
J       45部酸化チタン[タイベークCR−
80440部スズ系安定剤「アドバスタブ TM−181FSJJ         5部エポキシ
系安定剤「アゾカイザー 0−130PJ            3部ターシャ
リ−ブチルパーベンゾエート 「パーブチルZJ            1部ツルペ
ッツ#100          400部合計259 硬化抑制インキは実施例1と同じものを調製した。 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニtQ樹脂「ゼオン121J   80部−
ポリ塩化ビニル樹脂「ゼオン103ZXJ20部DOP
               50部スズ系安定剤「
アドバスタブ TM−181FSJJ         5部エポキシ
系安定剤[アゾカイザー 0−130PJ            3部ミネラル
スピリット          15部ンルベツソ#1
50       −一一一互蔓合計178部 実施例1と同じ鋼板に上記の下塗り樹脂塗料を全面に厚
さ60μに塗布し乾燥した後、その表面に上記の硬化抑
制インキをオフセットグラビア印刷(版深40μ)し、
その上に上記の透明な上塗り樹脂塗料を全面に厚さ30
μに塗布し、230℃に3分15秒間加熱して硬化させ
た。 透明な表面層に硬化抑制イン′キのパターンに同調した
エンボスが形成された。 この実施例の変更態様として、透明な上塗り樹脂塗料を
塗布しないうちに、230℃に3分15秒間加熱して硬
化させてもよい。 この場合には、下塗り層に硬化抑制
インキのパターンに同調したエンボスが形成され、その
後に、透明な上塗り樹脂塗料を塗布し硬化させて透明な
表面層を得た。 【実施例5】 下塗り樹脂塗料および硬化抑制インキは、実施例2と同
じものを使用した。 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 飽和ポリエステル樹脂 [ダイナボールL−4114 ワニス溶解(固型分40%)     46部ブチルエ
ーテル化メチロールメラミン樹脂「マプレナールMF5
90J 固型分55%             4部へキサメ
トキシメチロールメラミン樹脂「二カラツクMW−30
J 固型分97%以上           2部トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート「アクリエステルT
MPJ       19部ジアリルフタレート 「ダインーダツプモノマー」     29部ベンジル
ジメチルケタール 「イルガキュアー651」 (チバガイギー)            1部合計1
01部 上記の硬化抑制インキを転写紙にグラビア印刷(版深7
0μ)し、これに上記の下塗り樹脂塗料を全面に厚さ3
0μ塗布し乾燥した、実施例1と同じ鋼板表面に熱転写
した。゛ その上に上記の透明な上塗り樹脂塗料を全面
に厚さ60μに塗布し、紫外線を照射(160W/CI
n高圧水銀灯、03あり、10m、1分)した後、23
0℃に3分15秒間加熱して焼付けた。 透明な表面層に、硬化抑制インキのパターンに同調した
エンボスが形成されると同時に、そのエンボスに同調し
たエンボス部がクロス、非エンボス部がマットな艶変化
も形成された。 このため、一層立体感のある意匠性の
高い鋼板が得られた。 この鋼板にハンドプレス使用の折曲げ試験をしたところ
、90” R−0で異常なかった。
【実施例6】 下記の配合の下塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂[ゼオン121J   80部ポリ
塩化ビニル樹脂[ゼオン103 ZXAJ              20部DOP 
              60部Ba−ZN安定剤
rMARK666J    3部エポキシ系安定剤「ア
デカサイザー 0−130PJ            2部酸化チタ
ン「タイベークCR−8OL−−1旦理合計175部 下記の配合の硬化抑制インキを調製した。 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 「エスレックCNJ          11部メタク
リル酸エステル樹脂 「アクリナール580J         3部メチル
エチルケトン          54部酢酸エチルエ
ステル          13部酢酸ブチルエステル
          13部カーボンブラック「ジース
トSol     2部アルミニウムーN−二トロソフ
ェニル ヒドロキシルアミンIQ−1301上−一且那合計10
0部 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 ポリ塩化ビニル樹脂[ゼオン121J   80部ポリ
塩化ビニル樹脂「ゼオン103 ZXAJ20部 トリメチロールプロパントリメタクリレート「アクリエ
ステルTMPJ       45部DOP     
          20部Ba−ZN安定剤rMAR
K666J    3部エポキシ系安定剤「アデカサイ
ザー 0−130PJ            2部ターシャ
リ−ブチルパーベンゾエート 「パーブチルZJ            1部合計1
71部 厚さ0.7anのアスベスト基材に、上記の下塗り樹脂
塗料を全面に厚さ0.8#1111に塗布し半ゲル化し
た後、その表面に上記の硬化抑制インキをグラビア印刷
(版深50μ)した転写紙により熱転写した。 その上
に透明な上塗り樹脂塗料を全面に厚さ0.31M1に塗
布し、200℃に2分15秒間加熱して硬化させた。 その結果、透明な表面層に硬化抑制インキのパターンに
同調したエンボスが形成され、立体感のある意匠性の高
いシートが得られた。
【実施例7】 下塗り樹脂塗料および硬化抑制インキは、実施例6と同
じものを使用した。 下記の配合の透明な上塗り樹脂塗料を調製した。 熱可塑性ウレタン樹脂rCRl5VON8566 (L
V)J  (不揮発分30%)60部トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート[アクリエステルTMP4 
     32部DOP              
  8部ターシャリ−ブチルパーベンゾエート 「パーブチルZJ            1部合計1
01部 厚さ0.7mのアスベスト基材に、上記の下塗り樹脂塗
料を全面に厚さ0.8mに塗布し半ゲル化した後、その
表面に上記の硬化抑制インキをグラビア印刷(版深50
μ)した転写紙により熱転写した。 その上に上記の透
明な上塗り樹脂塗料を全面に厚さ0.3anに塗布し、
200℃に2分間加熱して硬化させた。 その結果、透明な表面層に硬化抑制インキのパターンに
同調したエンボスが形成され、立体感のある意匠性の高
いシートが得られた。 このシ−トの透明な上塗り樹脂
層は、弾性に富み密着性がすぐれていた。 ■班五四里 本発明の方法によれば、絵柄に同調したエンボスを有す
る意匠性の高い化粧材が、低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は、いずれも本発
明の方法により製造した絵柄に同調したエンボスを有す
る化粧材の構成の諸態様を示す、模式的な断面図である
。 1・・・基材 2・・・下塗り樹脂塗料 3・・・硬化抑制剤添加のインキ 4・・・上塗り樹脂塗料 41・・・凸部 42・・・凹部 5・・・一般インキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絵柄に同調したエンボスを有する化粧材の製造方
    法であって、基材1に下塗り樹脂塗料2を塗布し、乾燥
    して下塗り層を形成し、任意の絵柄を印刷し、その上に
    透明な上塗り樹脂塗料4を施し、加熱硬化することから
    成る方法において、絵柄の印刷を硬化抑制剤を添加した
    インキ3を用いて行なうとともに、下塗り樹脂塗料およ
    び透明な上塗り樹脂塗料のいずれか一方または両方にイ
    ンキ中の硬化抑制剤により硬化反応が抑制される反応性
    可塑剤を添加しておき、絵柄の部分にある樹脂の硬化を
    抑制することによりその部分を凹部とすることを特徴と
    する方法。
  2. (2)絵柄の印刷を硬化抑制剤を添加したインキを用い
    て行なうほかに、一般インキを用いても行なう特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)反応性可塑剤として紫外線硬化型樹脂または電子
    線架橋型樹脂を用い、紫外線または電子線を照射して実
    施する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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