JP2011083908A - 同調エンボスシートの製造方法及び同調エンボスシート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルム11の一方の面に、木目柄を印刷する。木目柄上に透明樹脂フィルムを貼着して透明層15を積層する。透明層15の表面に印刷柄に合せた凹凸柄23のエンボス加工を施す。透明層15の積層後に、基材フィルムの他方の面に、粘着剤19にて離型紙17を貼着し、支持層21を積層する。上記エンボス工程は、エンボス工程での塑性変形量を加味して、印刷による木目柄に対し凹凸柄23を周方向で0.2〜2.0%伸ばした寸法とするとともに、幅方向で0.1〜1.5%縮めた寸法として支持層21が一体となった樹脂紙一体積層フィルムに施し、印刷柄と同調させて透明層15の表面に凹凸柄23を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載の同調エンボスシートの製造方法は、樹脂フィルムよりなる基材フィルム11の一方の面に、印刷ロールを用いて木目柄を印刷する印刷工程と、
該一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムをドライラミネート接着剤により貼着して透明層15を形成する積層工程と、
該透明層15の表面に前記印刷柄に合せた凹凸柄23を有するエンボスロールにてエンボス加工を施すエンボス工程と、
を具備する同調エンボスシートの製造方法であって、
前記印刷工程後に対する前記エンボス工程後の塑性変形を加味して、該変形による印刷柄に対する凹凸柄の相対変形量を周方向で0.2〜2.0%、好ましくは0.2〜1.2%、さらに好ましくは0.2〜1.0%大きく、且つ幅方向で0.1〜1.5%、好ましくは0.1〜1.0%、さらに好ましくは0.1〜0.8%小さくなるよう前記印刷ロール又は前記エンボスロールを相対的に寸法を変えて形成し、
前記積層工程の後工程に、前記基材フィルム11の他方の面に、粘着剤19にて離型紙17を貼着し、支持層21を積層形成する貼着工程を有し、
該支持層21とともに前記エンボス工程を施し前記印刷柄と同調させて前記透明層15の表面に前記凹凸柄を形成することを特徴とする。
該一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムをドライラミネート接着剤により貼着して透明層15を形成する積層工程と、
該透明層15の表面に前記印刷柄に合せた凹凸柄23を有するエンボスロールにてエンボス加工を施すエンボス工程と、
を具備する同調エンボスシートの製造方法であって、
前記積層工程の後工程に、前記基材フィルム11の他方の面に、粘着剤19にて離型紙17を貼着し、支持層21を積層形成する貼着工程を有し、該離型紙17とともに前記エンボス工程を施し、
前記エンボス工程は、前記エンボスロールによる塑性変形量を加味して、前記印刷ロールに形成される木目柄と比較して前記凹凸柄23を周方向で0.2〜2.0%、好ましくは0.2〜1.2%、さらに好ましくは0.2〜1.0%伸ばした寸法とするとともに、幅方向で0.1〜1.5%、好ましくは0.0〜1.0%、さらに好ましくは0.1〜0.8%縮めた寸法としたエンボスロールを用いる工程とし、
該支持層21とともに前記エンボス工程を施し前記印刷柄と同調させて前記透明層15の表面に前記凹凸柄23を形成することを特徴とする。
前記エンボス工程の後工程として、前記離型紙17とともに巻き取る巻取工程を有し、
被貼着体に貼着する際には、該離型紙17のみを剥離して前記基材フィルム11の他方の面に残る前記粘着剤19Aにて前記被貼着体に貼着させることを特徴とする。
前記離型紙17を前記粘着剤19とともに前記基材フィルム11の他方の面から剥離する剥離工程と、
剥離後の完成したフィルムを巻き取る巻取工程と、を有し、
被貼着体に貼着する際には、基材フィルム11の他方の面およびまたは前記被貼着体に接着剤を用いて貼着させることを特徴とする。
前記離型紙17は、前記基材シート11の他方の面に粘着剤19Aを介して対向する面がエンボス模様を有するエンボス紙よりなることを特徴とする。
図1は本発明に係る同調エンボスシートの断面図、図2は図1に示した同調エンボスシートの粘着剤の除去途中の断面図、図3は図1に示した同調エンボスシートの離型紙のみの除去途中を表す他の実施の形態の断面図である。
図1に示すように、同調エンボスシート100は、着色された樹脂フィルムよりなる原反(基材フィルム)(例えばPET−G)11に、木目柄などが印刷された印刷層13が形成される。PET−Gは非晶性ポリエステル樹脂として知られる。印刷層13は、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等の公知の印刷手段により形成される。柄は、黒,赤,茶などの4〜5色のインキで印刷される。
基材フィルム(原反)/透明層(OL)
例1:PET−G /PET−G
例2:PET−G /アクリル
例3:塩ビ /塩ビ
例4:塩ビ /アクリル
などが挙げられる。
図4は本発明に係る製造方法の手順説明図、図5は本発明に係る製造方法の他の実施の形態の手順説明図、図6(a)はエンボス工程の補正、(b)は印刷工程の補正、(c)は印刷工程の伸び、を模式的に表した説明図である。
[A1.印刷工程]
樹脂フィルムよりなる基材フィルム(PET−G)11の一方の面に、印刷ロール(図示せず)を用いて印刷層13を形成、すなわち木目柄を印刷する(図4のst1)。木目柄は前述した通り、グラビア印刷などで行われ、多色刷りにより木目模様を形成する。
一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムを貼着して透明層15を積層する(図4のst2)。すなわち、オーバーレイヤーを形成する。印刷面の上から、透明樹脂フィルム(PET−G)を、(2液硬化型)接着剤でドライラミネートにて貼り合わせることで、透明層15を積層形成する。
積層工程の後、基材フィルム11の他方の面(裏面)に、粘着剤19にて離型紙17を貼着し、支持層21を積層形成する(図4のst3)。離型紙17に粘着剤19を塗布したものを、基材フィルム11の裏面に貼り付ける。
透明層15の表面に、印刷柄に合せた凹凸柄を有するエンボスロールにてエンボス加工を施す(図4のst4)。基材フィルム11、透明層15、支持層21の各層が形成された樹脂紙一体積層フィルムをエンボスロールに通し、透明層15の表面に、印刷層13の柄に同調したエンボス柄(凹凸柄)を形成する。
このエンボスロールは、縦方向でのエンボス柄の寸法が仕上がり寸法よりも0.2〜2.0%(具体的には4mm程度)大きく(長く)、エンボスロールの幅方向での柄の寸法は仕上がり寸法よりも0.1〜1.5%(具体的には3mm程度)小さく(狭く)設定されている。
エンボス後、基材フィルム11の裏面から支持層21である離型紙17を粘着剤19と共に剥がす(図4のst5)。
同調エンボスシート100は、離型紙17が剥離され、粘着剤19も除去された状態(図2参照)で巻取りロールに巻き取られ、化粧シートとなって完成する(図4のst6)。化粧シートは、基材フィルム11の裏面が、接着剤にて被貼着体に貼着される(図4のst7)。
次に上記第1の実施の形態と同様の工程で、変形したエンボスロールに換え変形した印刷ロールを用いる例について述べる。
樹脂フィルムよりなる基材フィルム(PET−G)11の一方の面に、印刷ロール(図示せず)を用いて印刷層(木目柄)13を印刷する(図4のst1)。このときの印刷ロールは、印刷ロールの縦方向での柄の寸法が仕上がり寸法よりも0.2〜2.0%(具体的には4mm程度)小さく、印刷ロールの幅方向での柄の寸法は仕上がり寸法よりも0.1〜1.5%(具体的には3mm程度)大きく設定されている。図6(c)に示すように、印刷層13Aは、印刷層13Bへ伸縮変形する。伸縮変形は、予めの実験で、縦方向ΔLと、幅方向ΔWの変形量(%)がわかっているので、印刷ロールにそれらの変形量を加えておき同調する。
一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムを貼着して透明層15を積層する(図4のst2)。すなわち、オーバーレイヤーを形成する。印刷面の上から、透明樹脂フィルム(PET−G)を、2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いて、溶剤を乾燥させた後、貼り合わせることで、透明層15を積層形成する。
積層工程の後、基材フィルム11の他方の面(裏面)に、粘着剤19にて離型紙17を貼着し、支持層21を積層形成する(図4のst3)。離型紙17に粘着剤19を塗布したものを、基材フィルム11の裏面に貼り付ける。
透明層15の表面に、印刷柄に合せた凹凸柄を有するエンボスロールにてエンボス加工を施す(図4のst4)。基材フィルム11、透明層15、支持層21の各層が形成された樹脂紙一体積層フィルムをエンボスロールに通し、透明層15の表面に、印刷層13の柄に同調したエンボス柄(凹凸柄)を形成する。
エンボス後、基材フィルム11の裏面から支持層21である離型紙17を粘着剤19と共に剥がす(図4のst5)。
同調エンボスシート100は、離型紙17が剥離され、粘着剤19も除去された状態(図2参照)で巻取りロールに巻き取られ、化粧シートとなって完成する(図4のst6)。化粧シートは、基材フィルム11の裏面が、接着剤にて被貼着体に貼着される(図4のst7)。
[A3.印刷工程]
樹脂フィルムよりなる基材フィルム(PVCフィルム)11の一方の面に、印刷ロールを用いて印刷層(木目柄)13を印刷する(図5のst1)。
一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムを貼着して透明層15を形成する積層する(図5のst2)。透明層形成、すなわち、オーバーレイヤー形成を行う。印刷面の上から、透明樹脂フィルム(PVC)を、(2液硬化型)接着剤でドライラミネートにて貼り合わせることで、透明層15を積層形成する。
離型紙17に感圧接着剤19A(図3参照)を塗布したものを、基材フィルム11の裏面に貼り付け、支持層(紙の層)21を積層形成する(図5のst3)。なお、塗布される感圧接着剤19Aには、凹凸面が形成されている。この凹凸面は、エンボス紙よりなる離型紙17を貼着することによって形成される。
積層工程の後に、支持層21とともにエンボス工程を施し印刷柄と同調させて透明層15の表面に凹凸柄を形成する(図5のst4)。基材フィルム11、透明層15、支持層21の各層が形成された樹脂紙一体積層フィルムをエンボスロールに通し、透明層15の表面に、印刷層13の柄に同調したエンボス柄(凹凸柄)を形成する。このエンボスロールは、縦方向でのエンボス柄の寸法が仕上がり寸法よりも0.2〜2.0%(具体的には4mm程度)大きく(長く)、エンボスロールの幅方向での柄の寸法は仕上がり寸法よりも0.1〜1.5%(具体的には3mm程度)小さく(狭く)設定されている。
エンボス後、基材フィルム11からは支持層21である離型紙17を剥がさない。すなわち、同調エンボスシート100Aは、そのまま巻取りロールに巻き取られることで化粧シートとなって完成する(図5のst8)。化粧シートは、基材フィルム11の裏面から離型紙17が剥がされ、裏面に感圧接着剤19Aが残る。この感圧接着剤19Aにて被貼着体に貼着される(図5のst9)。
[比較例1]
1.印刷
PET−G(非晶質ポリエステル樹脂製)の印刷原反を用い、木目印刷(アカシア柄)を3版(ロール周長:740mm、ロール幅:1355mm)で印刷した。さらに、その上に幅方向と縦方向に5mmピッチで黒いインキによる細線を入れた。
熱ラミネーター(メインドラム温度194℃)を用いて、透明のPET−Gフィルムを印刷原反の印刷面にラミネートした。
前記木目印刷の印刷ロールと同寸法のエンボスロールを用いて熱エンボスを行ったところ、印刷ロール1周分が縦方向に37mm伸び、製品幅が横方向に31mm縮んでいた。よって、印刷柄とエンボス柄の見当ずれが大きく、特に縦方向は、見当ずれが積算して全く同調しない化粧シートとなった。
1.印刷
PVC(塩化ビニル樹脂製)の印刷原反を用い、木目印刷(アカシア柄)を3版(ロール周長:740mm、ロール幅:1355mm)で印刷した。さらに、その上に幅方向と縦方向に5mmピッチで黒いインキによる細線を入れた。
熱ラミネーター(メインドラム温度160℃)を用いて、透明のPVCフィルムを印刷原反の印刷面にラミネートした。
前記木目印刷の印刷ロールと同寸法のエンボスロールを用いて熱エンボスを行ったところ、印刷ロール1周分が縦方向に28mm伸び、製品幅が横方向に30mm縮んでいた。よって、印刷柄とエンボス柄の見当ずれが大きく、特に縦方向は、見当ずれが積算して全く同調しない化粧シートとなった。
1.実験
比較例1で製造した木目印刷(アカシア柄)と、細線を印刷したPET−G(非晶質ポリエステル樹脂製)の印刷原反を用い、透明のPET−Gフィルムを印刷面に2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いて貼り合わせた。さらに、裏面側に、離型紙に塗布した粘着剤を張り合わせて、比較例で使用したエンボスロールを用いて熱エンボスを行ったところ、印刷ロール1周分で縦方向に4mm伸び、製品幅が横方向に3mm縮んでいた。
厚さ0.09mmのPET−Gの印刷原反に木目印刷(アカシア柄)を3版(ロール周長:740mm、ロール幅:1355mm)で印刷した。
厚さ0.06mmの透明PET−Gフィルムを前記印刷原反の印刷面に2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いて張り合わせして、化粧シートを製造した。
前記化粧シートの裏面に、離型紙に塗布した粘着剤を貼り合わせて、粘着剤付の化粧シートを得た。
前記1.実験の結果により、印刷柄に対するエンボス柄の相対変形量を、周方向に4mm大きく、幅方向に3mm小さくしたアカシア柄のエンボスロール(ロール周長:744mm、ロール幅:1352mm)を用いて、熱エンボスを行った。エンボス時には、印刷用の見当マークと同調するようにエンボスロールに付けた見当マークが合うように調整することにより、印刷柄とエンボス柄が同調した化粧シートが得られた。
1.実験
比較例2で製造した木目印刷(アカシア柄)と、細線を印刷したPVC(塩化ビニル樹脂製)の印刷原反を用い、透明のPVCフィルムを印刷面に2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いて貼り合わせた。さらに、裏面側に、再剥離可能に弱粘着剤を塗布した紙を張り合わせて、比較例で使用したエンボスロールを用いて熱エンボスを行ったところ、縦印刷ロール1周分で縦方向に4mm伸び、製品幅が横方向に3mm縮んでいた。
厚さ0.09mmのPVCの印刷原反に木目印刷(アカシア柄)を3版(ロール周長:740mm、ロール幅:1355mm)で印刷した。
厚さ0.06mmの透明PVCフィルムを前記印刷原反の印刷面に2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いて張り合わせして、化粧シートを製造した。
前記化粧シートの裏面に、再剥離可能に弱粘着剤を塗布した紙を貼り合わせて、粘着剤付の化粧シートを製造した。
前記1.実験の結果により、印刷柄に対するエンボス柄の相対変形量を、周方向に4mm大きく、幅方向に3mm小さくしたアカシア柄のエンボスロール(ロール周長:744mm、ロール幅:1352mm)を用いて、熱エンボスを行った。エンボス時には、印刷用の見当マークと同調するようにエンボスロールに付けた見当マークが合うように調整することにより、印刷柄とエンボス柄が同調した化粧シートが得られた。
前記紙を剥がして、印刷柄とエンボス柄が同調した化粧シートを完成した。
これに対し、実施例1,2によれば、透明フィルムをドライラミネート接着剤で貼り合わせ、さらにエンボス加工においても、紙(離型紙)とともにエンボス加工されるので変形が小さいものとなり、エンボスロールを予め前述の小さい変形量に合わせて作製可能で、その結果、印刷柄とエンボス柄が縦方向、幅方向共に見当ずれもなく、これら柄が同調した化粧シートを製造することができた。
13…木目柄(印刷層)
15…透明層
17…離型紙
19…粘着剤
21…支持層
23…エンボス柄(凹凸柄)
100…同調エンボスシート
Claims (6)
- 樹脂フィルムよりなる基材フィルムの一方の面に、印刷ロールを用いて木目柄を印刷する印刷工程と、
該一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムをドライラミネート接着剤により貼着して透明層を形成する積層工程と、
該透明層の表面に前記印刷柄に合せた凹凸柄を有するエンボスロールにてエンボス加工を施すエンボス工程と、
を具備する同調エンボスシートの製造方法であって、
前記印刷工程後に対する前記エンボス工程後の塑性変形を加味して、該変形による印刷柄に対する凹凸柄の相対変形量を周方向で0.2〜2.0%大きく、且つ幅方向で0.1〜1.5%小さくなるよう前記印刷ロール又は前記エンボスロールを相対的に寸法を変えて形成し、
前記積層工程の後工程に、前記基材フィルムの他方の面に、粘着剤にて離型紙を貼着し、支持層を積層形成する貼着工程を有し、
該支持層とともに前記エンボス工程を施し前記印刷柄と同調させて前記透明層の表面に前記凹凸柄を形成することを特徴とする同調エンボスシートの製造方法。 - 樹脂フィルムよりなる基材フィルムの一方の面に、印刷ロールを用いて木目柄を印刷する印刷工程と、
該一方の面の木目柄上に透明樹脂フィルムをドライラミネート接着剤により貼着して透明層を形成する積層工程と、
該透明層の表面に前記印刷柄に合せた凹凸柄を有するエンボスロールにてエンボス加工を施すエンボス工程と、
を具備する同調エンボスシートの製造方法であって、
前記積層工程の後工程に、前記基材フィルムの他方の面に、粘着剤にて離型紙を貼着し、支持層を積層形成する貼着工程を有し、該離型紙とともに前記エンボス工程を施し、
前記エンボス工程は、前記エンボスロールによる塑性変形量を加味して、前記印刷ロールに形成される木目柄と比較して前記凹凸柄を周方向で0.2〜2.0%伸ばした寸法とするとともに、幅方向で0.1〜1.5%縮めた寸法としたエンボスロールを用いる工程とし、
該支持層とともに前記エンボス工程を施し前記印刷柄と同調させて前記透明層の表面に前記凹凸柄を形成することを特徴とする同調エンボスシートの製造方法。 - 請求項1又は2記載の同調エンボスシートの製造方法であって、
前記エンボス工程の後工程として、前記離型紙とともに巻き取る巻取工程を有し、
被貼着体に貼着する際には、該離型紙のみを剥離して前記基材フィルムの他方の面に残る前記粘着剤にて前記被貼着体に貼着させることを特徴とする同調エンボスシートの製造方法。 - 請求項1又は2記載の同調エンボスシートの製造方法であって、
前記離型紙を前記粘着剤とともに前記基材フィルムの他方の面から剥離する剥離工程と、
剥離後の完成したフィルムを巻き取る巻取工程と、を有し、
被貼着体に貼着する際には、基材フィルムの他方の面およびまたは前記被貼着体に接着剤を用いて貼着させることを特徴とする同調エンボスシートの製造方法。 - 請求項3記載の同調エンボスシートの製造方法であって、
前記離型紙は、前記基材シートの他方の面に粘着剤を介して対向する面がエンボス模様を有するエンボス紙よりなることを特徴とする同調エンボスシートの製造方法。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の製造方法によって製造されることを特徴とする同調エンボスシート。
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- 2009-10-13 JP JP2009236319A patent/JP5496594B2/ja active Active
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