JPS6121152A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPS6121152A JPS6121152A JP14258284A JP14258284A JPS6121152A JP S6121152 A JPS6121152 A JP S6121152A JP 14258284 A JP14258284 A JP 14258284A JP 14258284 A JP14258284 A JP 14258284A JP S6121152 A JPS6121152 A JP S6121152A
- Authority
- JP
- Japan
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- weight
- acetone
- acrylonitrile
- methyl methacrylate
- thermoplastic resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高度の透明性と衝撃強さを有し、しかも良好な
耐熱性を有する熱・可塑性樹脂組成物に関するものであ
る。
耐熱性を有する熱・可塑性樹脂組成物に関するものであ
る。
アクリロニトリル−スチレン共重合体はかたく透明で耐
薬品性に優れ、又経済性にも優れた熱可塑性樹脂である
が、衝撃強さが低いと言う欠点があり、用途により優れ
た衝撃強さを要求されることが多い。その為例えばゴム
にアクリロニトリルとスチレンをグラフト重合すること
によって衝撃強さを改良することが行なわれている。こ
のような樹脂はABS樹脂として知られ今日広く使われ
ているが、通常アクリロニトリル−スチレン共重合体の
特徴である透明性が損なわれ不透明である。
薬品性に優れ、又経済性にも優れた熱可塑性樹脂である
が、衝撃強さが低いと言う欠点があり、用途により優れ
た衝撃強さを要求されることが多い。その為例えばゴム
にアクリロニトリルとスチレンをグラフト重合すること
によって衝撃強さを改良することが行なわれている。こ
のような樹脂はABS樹脂として知られ今日広く使われ
ているが、通常アクリロニトリル−スチレン共重合体の
特徴である透明性が損なわれ不透明である。
分散ゴムの粒子径を可視光の波長よシ十分小さくすれば
透明性は向上するが同時に衝撃強さは著しく低下してし
まう。ABS樹脂が本来有している特性を損なうことな
く透明性を付与する為には、分散粒子の屈折率と連続相
の屈折率を一致させるととが必要で、Encyclop
edia of Polymer 5cience a
nd Techno−1ogy、 Supplemen
t Vol、/+ J 07〜3 / I、 Inte
racience、 N!nrYork(/り74)に
詳細な記述があるとおジメチルメタクリレートを加えた
、例えばゴムにアクリロニトリル、スチレン、メチルメ
タクリレートをグラフト重合させて得られる、いわゆる
MABS樹脂が公知である。このMABS樹脂は確かに
良好な透明性と衝撃強さを有しているが、反面Tran
sactions of theFaraday 5o
ciety、 A j A 、 / 1.22〜/13
41(/り6のに記されているようにアクリ四ニトリル
ーメチルメタクリレートの結合を多くすれば耐熱性が著
しく低下してしまう。その為特公昭’lll−715P
02号公報ではスチレンをα−メチルスチレンにかえア
クリロニトリル−α−メチルスチレン−メチルメタクリ
レート共重合体とグラフト共重合体をブレンドすること
によって耐熱性が高く透明性の良い樹脂組成物を得る方
法が紹介されているものの、得られた樹脂の加工流動性
が低く大型、或いは形状の複維な成形品では黄変しやす
いばかりか満足すべき透明性も得難く、その商品価値は
低い。一方特公昭3ター187号公報ではポリメチルメ
タクリレートとグラフト共重合体をブレンドしているが
、グラフト共重合体に使用されるゴムラテックスの粒子
径はo、iミクロン以下という極めて小さいものが優位
量であるので衝撃強さは不十分で、又耐熱性の低いグラ
フト共重合体を多くブレンドしているので、得られた組
成物の透明性及び耐熱性はやはり低いものとなっている
。更に特公昭1j−711,2号公報は共重合成分とし
てアルキルアクリレートを10重量−以下含んだメチル
メタクリレート重合物(成分A)と共重合成分としてア
クリロニトリルを7.2〜.22重量%含んだアクリロ
ニトリル−スチレン重合物(成分B)と−30℃以下の
ガラス転移点を有するゴムにアクリロニトリル及ヒスチ
レンをグラフト重合して得たグラフト共重合物 S− (成分c)をブレンドし成分Cの屈折率と成分A及びB
の屈折率とを一致させることによって透明な成形材料を
得るものであるが、メチルメタクリレート系樹脂と相溶
するアクリロニトリル−スチレン共重合体としてはアク
リロニトリル含有量が11重量%付近のものを選ば々け
ればならない為、得られる成形材料の耐薬品性は、いわ
ゆるABS樹脂に比べて劣り、又実施例(試験i−<z
)に見られるように成形材料の耐衝撃性を高める為に耐
熱性の低い成分Cを多くブレンドしているので、成形材
料の耐熱性も低いと考えられる。
透明性は向上するが同時に衝撃強さは著しく低下してし
まう。ABS樹脂が本来有している特性を損なうことな
く透明性を付与する為には、分散粒子の屈折率と連続相
の屈折率を一致させるととが必要で、Encyclop
edia of Polymer 5cience a
nd Techno−1ogy、 Supplemen
t Vol、/+ J 07〜3 / I、 Inte
racience、 N!nrYork(/り74)に
詳細な記述があるとおジメチルメタクリレートを加えた
、例えばゴムにアクリロニトリル、スチレン、メチルメ
タクリレートをグラフト重合させて得られる、いわゆる
MABS樹脂が公知である。このMABS樹脂は確かに
良好な透明性と衝撃強さを有しているが、反面Tran
sactions of theFaraday 5o
ciety、 A j A 、 / 1.22〜/13
41(/り6のに記されているようにアクリ四ニトリル
ーメチルメタクリレートの結合を多くすれば耐熱性が著
しく低下してしまう。その為特公昭’lll−715P
02号公報ではスチレンをα−メチルスチレンにかえア
クリロニトリル−α−メチルスチレン−メチルメタクリ
レート共重合体とグラフト共重合体をブレンドすること
によって耐熱性が高く透明性の良い樹脂組成物を得る方
法が紹介されているものの、得られた樹脂の加工流動性
が低く大型、或いは形状の複維な成形品では黄変しやす
いばかりか満足すべき透明性も得難く、その商品価値は
低い。一方特公昭3ター187号公報ではポリメチルメ
タクリレートとグラフト共重合体をブレンドしているが
、グラフト共重合体に使用されるゴムラテックスの粒子
径はo、iミクロン以下という極めて小さいものが優位
量であるので衝撃強さは不十分で、又耐熱性の低いグラ
フト共重合体を多くブレンドしているので、得られた組
成物の透明性及び耐熱性はやはり低いものとなっている
。更に特公昭1j−711,2号公報は共重合成分とし
てアルキルアクリレートを10重量−以下含んだメチル
メタクリレート重合物(成分A)と共重合成分としてア
クリロニトリルを7.2〜.22重量%含んだアクリロ
ニトリル−スチレン重合物(成分B)と−30℃以下の
ガラス転移点を有するゴムにアクリロニトリル及ヒスチ
レンをグラフト重合して得たグラフト共重合物 S− (成分c)をブレンドし成分Cの屈折率と成分A及びB
の屈折率とを一致させることによって透明な成形材料を
得るものであるが、メチルメタクリレート系樹脂と相溶
するアクリロニトリル−スチレン共重合体としてはアク
リロニトリル含有量が11重量%付近のものを選ば々け
ればならない為、得られる成形材料の耐薬品性は、いわ
ゆるABS樹脂に比べて劣り、又実施例(試験i−<z
)に見られるように成形材料の耐衝撃性を高める為に耐
熱性の低い成分Cを多くブレンドしているので、成形材
料の耐熱性も低いと考えられる。
本発明者らはABS樹脂が本来有している優れた耐衝撃
性を損なうことなく高度に透明な熱可塑性樹脂組成物を
得る目的でABS樹脂とメチルメタクリレート共重合体
との2成分系組成物について詳細な検討を加えた。
性を損なうことなく高度に透明な熱可塑性樹脂組成物を
得る目的でABS樹脂とメチルメタクリレート共重合体
との2成分系組成物について詳細な検討を加えた。
その結果、メチルメタクリレートとアクリロニトリルの
共重合体が一般に使用されているABS樹−t − 脂と相溶性を有すること、しかも得られる組成物の衝撃
強さは同量のゴム含有量のABS樹脂に比べて飛躍的に
向上することを見い出した。この事実は本発明の目的に
対して重要な意味をもつものであって、ある一定の衝撃
強さを有する透明な熱可塑性樹脂を得るのに従来の方法
に比ベガラス転移温度が低いゴム粒子の量を少なくでき
るので、よシ一層透明性を高めることが可能になると同
時に耐熱性も向上させることができるのである。
共重合体が一般に使用されているABS樹−t − 脂と相溶性を有すること、しかも得られる組成物の衝撃
強さは同量のゴム含有量のABS樹脂に比べて飛躍的に
向上することを見い出した。この事実は本発明の目的に
対して重要な意味をもつものであって、ある一定の衝撃
強さを有する透明な熱可塑性樹脂を得るのに従来の方法
に比ベガラス転移温度が低いゴム粒子の量を少なくでき
るので、よシ一層透明性を高めることが可能になると同
時に耐熱性も向上させることができるのである。
すなわち本発明は、アクリロニトリル22〜3層重量%
、スチレン6j〜7を重量%、α−メチルスチレンO−
λθ重量%の共重合体とポリブタジェン、或いはブタジ
ェンを♂j重量%以上含有するジエン系ゴムからなり、
グラフト率が7θ〜≠O重量%であるABS樹脂とメチ
ルメタクリレート♂θ〜タタ重iチ及びアクリロニトリ
ル7〜20重量%、その他の共重合可能な単量体0〜1
0重量%からなるメチルメタクリレート共重合体とから
基本的になる組成物において、(4)組成物中のアセト
ン不溶分量が1〜30重量%で、しかもアセトン不溶分
の10重ボイズで! !D 、(B)アセトン不溶分の
屈折’J= (n甘)を11アセトン可溶分の屈折率を
bとすれば、1−−bl ≦0.00! の範囲であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関
するものである。
、スチレン6j〜7を重量%、α−メチルスチレンO−
λθ重量%の共重合体とポリブタジェン、或いはブタジ
ェンを♂j重量%以上含有するジエン系ゴムからなり、
グラフト率が7θ〜≠O重量%であるABS樹脂とメチ
ルメタクリレート♂θ〜タタ重iチ及びアクリロニトリ
ル7〜20重量%、その他の共重合可能な単量体0〜1
0重量%からなるメチルメタクリレート共重合体とから
基本的になる組成物において、(4)組成物中のアセト
ン不溶分量が1〜30重量%で、しかもアセトン不溶分
の10重ボイズで! !D 、(B)アセトン不溶分の
屈折’J= (n甘)を11アセトン可溶分の屈折率を
bとすれば、1−−bl ≦0.00! の範囲であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関
するものである。
本発明の特徴を有する組成物はλ成分間の相溶性が極め
て高く成形加工温度に対する透明性の依存性が認められ
ないので、たとえ大型、或いは複線々形状を有する成形
品でも容易に得ることが可能である。例えば特開昭r’
y−i、2tri、2号公報に見られるように、グラフ
ト重合体のグラフト率を十分高くしなければ透明性、衝
撃強さに優れた樹脂組成物は得難いというのがこれまで
の一般的な考え方であった。しかしながら本発明ではA
BS樹脂のグラフト率が10〜40重量−の範囲におい
て透明性と衝撃強さという相反する特性を同時に高める
ことができ、しかも耐熱性も向上できたという事実は過
去の文献や特許公報から全く予測できず本発明によって
初めて明らかにされた事実である。
て高く成形加工温度に対する透明性の依存性が認められ
ないので、たとえ大型、或いは複線々形状を有する成形
品でも容易に得ることが可能である。例えば特開昭r’
y−i、2tri、2号公報に見られるように、グラフ
ト重合体のグラフト率を十分高くしなければ透明性、衝
撃強さに優れた樹脂組成物は得難いというのがこれまで
の一般的な考え方であった。しかしながら本発明ではA
BS樹脂のグラフト率が10〜40重量−の範囲におい
て透明性と衝撃強さという相反する特性を同時に高める
ことができ、しかも耐熱性も向上できたという事実は過
去の文献や特許公報から全く予測できず本発明によって
初めて明らかにされた事実である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物を構成するABS樹脂及び
メチルメタクリレート共重合体はそれぞれ前記成分組成
からなる重合体であることが必要で−ある。ABS樹脂
における共重合体中のアクリロニトリル量が22重量−
より少ないと耐薬品性等の特性が低下し、又3層重量%
を超えると得られる組成物の熱変色が大きくなるので好
ましくない。
メチルメタクリレート共重合体はそれぞれ前記成分組成
からなる重合体であることが必要で−ある。ABS樹脂
における共重合体中のアクリロニトリル量が22重量−
より少ないと耐薬品性等の特性が低下し、又3層重量%
を超えると得られる組成物の熱変色が大きくなるので好
ましくない。
アクリロニトリル量が25〜33重量%の範囲では特に
透明性、衝撃強さに優れた組成物が得られる。
透明性、衝撃強さに優れた組成物が得られる。
共重合体中のスチレンの一部をα−メチルスチレンに置
き換えることによって更に耐熱性を高めることも可能で
あるが、α−メチルスチレン量が、20重量%を超える
と加工流動性が低下し成形品が黄変しやすくなるばかり
でなく透明性、衝撃強さともに低下するので本発明の目
的が達成できなく々つてしまう。又、ジエン系ゴムのブ
タジェン量がrs重量%より少ないと衝撃強さが低下す
る。
き換えることによって更に耐熱性を高めることも可能で
あるが、α−メチルスチレン量が、20重量%を超える
と加工流動性が低下し成形品が黄変しやすくなるばかり
でなく透明性、衝撃強さともに低下するので本発明の目
的が達成できなく々つてしまう。又、ジエン系ゴムのブ
タジェン量がrs重量%より少ないと衝撃強さが低下す
る。
75重量%以下の他の単量体としては、例えば、スチレ
ン、アクリロニトリル等を挙げることができる。ABS
樹脂のグラフト率が10重量%より小さいと衝撃強さが
低下し、逆にpo型重量より大きいと透明性が低下する
。グラフト率がti80重量%より大きいと透明性が低
下する理由の詳細は不明であるが、本発明に関する実験
結果によれば、グラフトシタアクリロニトリル−スチレ
ン−α−メチルスチレン共重合体は分散ゴム粒子の屈折
率に影響を及はすので、グラフト率が高いと分散ゴム粒
子が実質的に屈折率の異なる2層で構成されるようにな
る為と推測される。グラフト率が2θ〜33重量−の範
囲では分散ゴム粒子が組成物中に均一に相溶した状態に
あるので特に高い透明性と衝撃強さを有する組成物が得
られる。
ン、アクリロニトリル等を挙げることができる。ABS
樹脂のグラフト率が10重量%より小さいと衝撃強さが
低下し、逆にpo型重量より大きいと透明性が低下する
。グラフト率がti80重量%より大きいと透明性が低
下する理由の詳細は不明であるが、本発明に関する実験
結果によれば、グラフトシタアクリロニトリル−スチレ
ン−α−メチルスチレン共重合体は分散ゴム粒子の屈折
率に影響を及はすので、グラフト率が高いと分散ゴム粒
子が実質的に屈折率の異なる2層で構成されるようにな
る為と推測される。グラフト率が2θ〜33重量−の範
囲では分散ゴム粒子が組成物中に均一に相溶した状態に
あるので特に高い透明性と衝撃強さを有する組成物が得
られる。
ABS樹脂のグラフト率とは、室温でアセトンに対する
可溶分を抽出し残ったアセトン不溶分の乾燥重量(u)
を測定し、この重量とABS樹脂の製造に使用されたポ
リブタジェン、或いはジエン系ゴムの重量(v)との差
をグラフトした単量体の重量として次式により算出した
。
可溶分を抽出し残ったアセトン不溶分の乾燥重量(u)
を測定し、この重量とABS樹脂の製造に使用されたポ
リブタジェン、或いはジエン系ゴムの重量(v)との差
をグラフトした単量体の重量として次式により算出した
。
io−
グラフト率= −X / 00(イ)
■
メチルメタクリレート共重合体は共重合成分であるアク
リロニトリルが20重量%を超えるとABS樹脂に対す
る相溶性が悪化し、組成物の透明性、衝撃強さともに低
下してしまう。アクリロニトリルが5〜75重量%の範
囲でABS樹脂に対する相溶性が非常に高くな多、優れ
た透明性と衝撃強さが得られる。又、メチルメタクリレ
ート及びアクリロニトリルと共重合可能な単量体として
はスチレン、メチルアクリレート、メタクリロニトリル
を挙げることができる。
リロニトリルが20重量%を超えるとABS樹脂に対す
る相溶性が悪化し、組成物の透明性、衝撃強さともに低
下してしまう。アクリロニトリルが5〜75重量%の範
囲でABS樹脂に対する相溶性が非常に高くな多、優れ
た透明性と衝撃強さが得られる。又、メチルメタクリレ
ート及びアクリロニトリルと共重合可能な単量体として
はスチレン、メチルアクリレート、メタクリロニトリル
を挙げることができる。
ABS樹脂とメチルメタクリレート共重合体からなる組
成物中のアセトン不溶分量は1〜30重量%で、5重量
%より少ないと衝撃強さが低く表り、逆に30重量%よ
り多いと衝撃強さは高くなるが透明性及び耐熱性は低下
する。又、アセトン可溶分のIO重量%メチルエチルケ
トン溶液粘度が3センチボイズより低いと組成物の衝撃
強さが低く著しく低下する。
成物中のアセトン不溶分量は1〜30重量%で、5重量
%より少ないと衝撃強さが低く表り、逆に30重量%よ
り多いと衝撃強さは高くなるが透明性及び耐熱性は低下
する。又、アセトン可溶分のIO重量%メチルエチルケ
トン溶液粘度が3センチボイズより低いと組成物の衝撃
強さが低く著しく低下する。
組成物のアセトン分別とアセトン可溶分のIO重量%メ
チルエチルケトン溶液粘度は次のような手順によって測
定を行なった。
チルエチルケトン溶液粘度は次のような手順によって測
定を行なった。
アセトンによる分別
乾燥した樹脂約/lを精秤してアセトン209を加え1
.25’Cで5時間振盪する。その後コO1θ00rp
lで遠心分離することによって不溶分と可溶分を分離し
、デカンテーションにより可溶分を別の容器に分は皐る
。不溶分に再度アセトン コθ1を加え、25℃で7時
間振盪後コO5θooxpa で遠心分離し、デカンテ
ーションにより不溶分と可溶分に分ける。可溶分は先の
可溶分と合わせ過剰のメタノール中へ滴下して凝固物を
取り出し乾燥、計量するCP?)。又、不溶分も乾燥、
計量するCQf>。
.25’Cで5時間振盪する。その後コO1θ00rp
lで遠心分離することによって不溶分と可溶分を分離し
、デカンテーションにより可溶分を別の容器に分は皐る
。不溶分に再度アセトン コθ1を加え、25℃で7時
間振盪後コO5θooxpa で遠心分離し、デカンテ
ーションにより不溶分と可溶分に分ける。可溶分は先の
可溶分と合わせ過剰のメタノール中へ滴下して凝固物を
取り出し乾燥、計量するCP?)。又、不溶分も乾燥、
計量するCQf>。
アセトン不溶分と可溶分の重量比は次の式を用いて計算
する。
する。
乾燥したアセトン可溶分コVにメチルエチルケトン /
lfを加え1.25℃で2時間振盪、溶解する。この溶
液を25℃でオストワルドキヤノンフェンスケ毛細管(
Aコ00)を通して落下させ、液面が一定の間隔にしる
された2本の標線間を通過する時間(を秒)を測定する
。別途粘度既知の標準液を用い粘度と落下秒数との換算
係数(K)を求めておき、次の計算式によってIO重量
%メチルエチルケトン溶液粘度を計算する。
lfを加え1.25℃で2時間振盪、溶解する。この溶
液を25℃でオストワルドキヤノンフェンスケ毛細管(
Aコ00)を通して落下させ、液面が一定の間隔にしる
された2本の標線間を通過する時間(を秒)を測定する
。別途粘度既知の標準液を用い粘度と落下秒数との換算
係数(K)を求めておき、次の計算式によってIO重量
%メチルエチルケトン溶液粘度を計算する。
アセトン不溶分の屈折率aと可溶分の屈折率すの差|a
−bl がO4θ01より大きい場合は透明性が著しく
低下する。更にIa−bl < o、oo2の範囲が透
明性の点で特に好ましい。
−bl がO4θ01より大きい場合は透明性が著しく
低下する。更にIa−bl < o、oo2の範囲が透
明性の点で特に好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、ABS樹脂のアセトン
不溶分の屈折率がアセトン可溶分とメチルメタクリレー
ト共重合体との平均屈折率に一致するような比率でAB
S樹脂とメチルメタクリレート共重合体を混合すること
によって得られる。
不溶分の屈折率がアセトン可溶分とメチルメタクリレー
ト共重合体との平均屈折率に一致するような比率でAB
S樹脂とメチルメタクリレート共重合体を混合すること
によって得られる。
一般にアセトン不溶分の屈折率を直接測定することは困
難なので実質的にはABS樹脂及びそのアセトン可溶分
の屈折率からアセトン不溶分の屈折率を次の式によって
計算することができる。
難なので実質的にはABS樹脂及びそのアセトン可溶分
の屈折率からアセトン不溶分の屈折率を次の式によって
計算することができる。
そのアセトン不溶分比率をm1アセトン可溶分の比率と
屈折率をそれぞれ/−m、gとする。
屈折率をそれぞれ/−m、gとする。
同様の理由から本発明の組成物におけるアセトン不溶分
の屈折率aは次式で計算された値を使用することが可能
である。組成物の屈折率をclそのアセトン不溶分比率
をp11アセトン可溶の比率と屈折率をそれぞれ/−p
、bとすれげ、本発明の要件を満足するABS樹脂はポ
リプタジエ/、或いはジエン系ゴムラテックスの存在下
でアクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレー/
≠− ンを乳化グラフト重合するか、乳化重合したAB8グラ
フト重合体と塊状重合、溶液重合又は懸濁重合したアク
リロニトリル−スチレン−α−メチルスチレン共重合体
とを混合する方法で製造するのが好ましい。又、メチル
メタクリレート共重合体は従来公知の塊状重合、溶液重
合又は懸濁重合によって製造することができる。ABS
樹脂とメチルメタクリレート共重合体の混合は溶融状態
で行なうことが工業的に有利である。溶融混合(混線)
の方法は従来から使用されている装置が利用できる。例
えば、押出機、ニーダ−、ロールミキサー、バンバリー
ミキサ−等である。
の屈折率aは次式で計算された値を使用することが可能
である。組成物の屈折率をclそのアセトン不溶分比率
をp11アセトン可溶の比率と屈折率をそれぞれ/−p
、bとすれげ、本発明の要件を満足するABS樹脂はポ
リプタジエ/、或いはジエン系ゴムラテックスの存在下
でアクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレー/
≠− ンを乳化グラフト重合するか、乳化重合したAB8グラ
フト重合体と塊状重合、溶液重合又は懸濁重合したアク
リロニトリル−スチレン−α−メチルスチレン共重合体
とを混合する方法で製造するのが好ましい。又、メチル
メタクリレート共重合体は従来公知の塊状重合、溶液重
合又は懸濁重合によって製造することができる。ABS
樹脂とメチルメタクリレート共重合体の混合は溶融状態
で行なうことが工業的に有利である。溶融混合(混線)
の方法は従来から使用されている装置が利用できる。例
えば、押出機、ニーダ−、ロールミキサー、バンバリー
ミキサ−等である。
本発明の組成物には本発明が目的とする特長を失わせた
い範囲内で酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸収剤、難燃剤
、顔料、染料、ガラス繊維等を添加することができる。
い範囲内で酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸収剤、難燃剤
、顔料、染料、ガラス繊維等を添加することができる。
更に押出し成形、射出成形等によって所望の成形品を作
ることが可能で、その優れた透明性、衝撃強さ、耐熱性
、耐薬品性等を特長として自動車部品、工業部品、家電
部品、雑貨等広い用途分野へ展開できる。
ることが可能で、その優れた透明性、衝撃強さ、耐熱性
、耐薬品性等を特長として自動車部品、工業部品、家電
部品、雑貨等広い用途分野へ展開できる。
以下に実施例を示す。部は重責部を表わす。
実施例/
平均粒子径が011ミクロンであるポリブタジェンラテ
ックスを固形分換算で30部とアクリロニトリル724
部、スチレンso、II部から開始剤を過硫酸ナトリウ
ム、連鎖移動剤をt−ドデシルメルカプタンとする乳化
グラフト重合によってグラフト率ココ重量%の樹脂(A
−/)を得た。一方メチルメタクリレート 22部とア
クリロニトリルr部及びエチルベンゼン 20部から開
始剤をジクミルパーオキサイド、連鎖移動剤をt−ドデ
シルメルカプタンとする溶液重合によって共重合体(B
−/)を得た。
ックスを固形分換算で30部とアクリロニトリル724
部、スチレンso、II部から開始剤を過硫酸ナトリウ
ム、連鎖移動剤をt−ドデシルメルカプタンとする乳化
グラフト重合によってグラフト率ココ重量%の樹脂(A
−/)を得た。一方メチルメタクリレート 22部とア
クリロニトリルr部及びエチルベンゼン 20部から開
始剤をジクミルパーオキサイド、連鎖移動剤をt−ドデ
シルメルカプタンとする溶液重合によって共重合体(B
−/)を得た。
得られた樹脂(A−i)sr部と共重合体(B−/)
≠j部を二軸押出機によ)溶融混合、ペレット化した
。このベレットを用いて測定したアセトン不溶分量は、
20.1重量%、アセトン可溶分の10重量−メチルエ
チルケトン溶液粘度はj、/cps。
≠j部を二軸押出機によ)溶融混合、ペレット化した
。このベレットを用いて測定したアセトン不溶分量は、
20.1重量%、アセトン可溶分の10重量−メチルエ
チルケトン溶液粘度はj、/cps。
又、アセトン不溶分の屈折率(nD)は/、!f2に、
アセトン可溶分の屈折率は/、 j 2 IIであった
。
アセトン可溶分の屈折率は/、 j 2 IIであった
。
更に、25O℃の成形温度で射出成形して得た試験片か
らアイゾツト衝撃強さと加熱変形温度を測定するととも
に厚さにインチのプレートによって全光線透過率を測定
した。同様にして樹脂(A−/)と共重合体(B−/)
の混合比を変えてペレット化し、評価を行なった。評価
結果を表1に示した。
らアイゾツト衝撃強さと加熱変形温度を測定するととも
に厚さにインチのプレートによって全光線透過率を測定
した。同様にして樹脂(A−/)と共重合体(B−/)
の混合比を変えてペレット化し、評価を行なった。評価
結果を表1に示した。
本発明の組成物は高度の透明性とアイゾツト衝撃強さを
有し、しかも良好な耐熱性を示した。
有し、しかも良好な耐熱性を示した。
(以下余白)
−/J’−
実施例λ
実施例/と同様に溶液重合でポリメチルメタクリレ−)
(B−1)、メチルメタクリレート 20部とメチルア
クリレート2部、アクリロニトリルg部から共重合体<
n−3)、メチルメタクリレート 17部とアクリロ
ニトリル 73部から共重合体(B−p )、そしてメ
チルメタクリレート7r部とアクリロニトリル22部か
ら共重合体(B−j)を作シ、共重合体の屈折率から計
算された混合比率に従ってそれぞれ二軸押出機により樹
脂(A−/)と溶融混合、ペレット化した。得られたベ
レットの評価結果を表2に示した。
(B−1)、メチルメタクリレート 20部とメチルア
クリレート2部、アクリロニトリルg部から共重合体<
n−3)、メチルメタクリレート 17部とアクリロ
ニトリル 73部から共重合体(B−p )、そしてメ
チルメタクリレート7r部とアクリロニトリル22部か
ら共重合体(B−j)を作シ、共重合体の屈折率から計
算された混合比率に従ってそれぞれ二軸押出機により樹
脂(A−/)と溶融混合、ペレット化した。得られたベ
レットの評価結果を表2に示した。
表2より樹脂(A−/)と共重合体(B−,2)からな
る組成物及び樹脂(A−/)と共重合体(B−、t)か
らなる組成物の透明性はともに低いことがわかる。
る組成物及び樹脂(A−/)と共重合体(B−、t)か
らなる組成物の透明性はともに低いことがわかる。
(以下余白)
一/ター
実施例3
平均粒子径がo、isミクロンのブタ91725重量%
とメチ1フ5重1tチからなるゴムラテックスを固形分
換算で40部とアクリロニトリル/3.2部、スチレン
2t、を部から開始剤を過硫酸ナトリウム、連鎖移動剤
をt−ドデシルメルカプタ/とする乳化グラフト重合に
よってグラフト率77重量−の樹脂(A−2)、グラフ
ト率3.2IIkの樹脂(A−3)、グラフト率≠3−
の樹脂(A−弘)を得た。
とメチ1フ5重1tチからなるゴムラテックスを固形分
換算で40部とアクリロニトリル/3.2部、スチレン
2t、を部から開始剤を過硫酸ナトリウム、連鎖移動剤
をt−ドデシルメルカプタ/とする乳化グラフト重合に
よってグラフト率77重量−の樹脂(A−2)、グラフ
ト率3.2IIkの樹脂(A−3)、グラフト率≠3−
の樹脂(A−弘)を得た。
又、アクリロニトリル30部とスチレン10部及びエチ
ルベンゼン、20部から熱開始による溶液重合で共重合
体(C−/)を得た。表3に示した組成の樹脂(A−2
)〜樹脂(A−4’)と共重合体(B−/)、共重合体
(C−/)をそれぞれ二軸押出機によシ溶融混合、ペレ
ット化し評価を行なった。
ルベンゼン、20部から熱開始による溶液重合で共重合
体(C−/)を得た。表3に示した組成の樹脂(A−2
)〜樹脂(A−4’)と共重合体(B−/)、共重合体
(C−/)をそれぞれ二軸押出機によシ溶融混合、ペレ
ット化し評価を行なった。
(以下余白)
一、2/−
一コO−
表3よりメチルエチルケトン不溶分量が本発明の範囲よ
シ少ないとアイゾツト衝撃強さが逆に本発明の範囲を超
えると全光線透過率がそれぞれ低下し、又、グラフト率
が本発明の範囲を超えると全光線透過率、アイゾツト衝
撃強さがともに低下することがわかる・ 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星 野 透−.2.2−
シ少ないとアイゾツト衝撃強さが逆に本発明の範囲を超
えると全光線透過率がそれぞれ低下し、又、グラフト率
が本発明の範囲を超えると全光線透過率、アイゾツト衝
撃強さがともに低下することがわかる・ 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星 野 透−.2.2−
Claims (7)
- (1)、アクリロニトリル22〜35重量%、スチレン
65〜78重量%、α−メチルスチレン0〜20重量%
の共重合体とポリブタジエン、或いはブタジエンを85
重量%以上含有するジエン系ゴムからなり、グラフト率
が10〜40重量%であるABS樹脂と、メチルメタク
リレート80〜99重量%及びアクリロニトリル1〜2
0重量%、その他の共重合可能な単量体0〜10重量%
からなるメチルメタクリレート共重合体とから基本的に
なる組成物において、(A)組成物中のアセトン不溶分
量が5〜30重量%で、しかもアセトン可溶分の10重
量%メチルエチルケトン溶液粘度が3〜10センチポイ
ズであり、(B)アセトン不溶分の屈折率(n^2^5
_D)をa、アセトン可溶分の屈折率をbとして、 |a−b|≦0.005 の範囲であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - (2)、ABS樹脂がアクリロニトリル25〜33重量
%、スチレン67〜75重量%の共重合体とポリブタジ
エン、或いはブタジエンを85重量%以上含有するジエ
ン系ゴムからなり、グラフト率が20〜35重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。 - (3)、メチルメタクリレート共重合体がメチルメタク
リレート85〜95重量%及びアクリロニトリル5〜1
5重量%からなる特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性
樹脂組成物。 - (4)、メチルメタクリレート共重合体を構成するその
他の共重合可能な単量体がメチルアクリレートである特
許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。 - (5)、メチルメタクリレート共重合体を構成するその
他の共重合可能な単量体がスチレンである特許請求の範
囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。 - (6)、メチルメタクリレート共重合体を構成するその
他の共重合可能な単量体がメタクリロニトリルである特
許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。 - (7)、|a−b|≦0.002 の範囲である特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14258284A JPS6121152A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14258284A JPS6121152A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6121152A true JPS6121152A (ja) | 1986-01-29 |
JPS6352054B2 JPS6352054B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=15318655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14258284A Granted JPS6121152A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121152A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62183230U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-20 | ||
JPS63245461A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 発色性に優れる熱可塑性樹脂組成物 |
JPH01278553A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-08 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用灯具 |
KR20000014173A (ko) * | 1998-08-18 | 2000-03-06 | 성재갑 | 열가소성 수지 조성물 및 그의 제조 방법 |
KR20000039470A (ko) * | 1998-12-14 | 2000-07-05 | 성재갑 | 강성이 우수한 투명 열가소성 수지 조성물 및 그의 제조 방법 |
KR100384383B1 (ko) * | 1998-06-03 | 2003-08-14 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성수지의제조방법 |
EP3632981A4 (en) * | 2017-06-01 | 2020-05-13 | Toray Industries, Inc. | THERMOPLASTIC RESIN COMPOSITION, PROCESS FOR PRODUCING THERMOPLASTIC RESIN COMPOSITION, MOLDED ARTICLE, AND PRODUCTION METHOD FOR MOLDED ARTICLE |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834828A (ja) * | 1971-09-24 | 1973-05-22 | ||
JPS5063057A (ja) * | 1973-03-03 | 1975-05-29 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP14258284A patent/JPS6121152A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834828A (ja) * | 1971-09-24 | 1973-05-22 | ||
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352054B2 (ja) | 1988-10-17 |
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