JPS6120917B2 - - Google Patents

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JPS6120917B2
JPS6120917B2 JP54171359A JP17135979A JPS6120917B2 JP S6120917 B2 JPS6120917 B2 JP S6120917B2 JP 54171359 A JP54171359 A JP 54171359A JP 17135979 A JP17135979 A JP 17135979A JP S6120917 B2 JPS6120917 B2 JP S6120917B2
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JP
Japan
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parking
bicycle
gate
parking lot
vehicle
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JP54171359A
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English (en)
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JPS5696391A (en
Inventor
Hiroshi Ushama
Takeo Asada
Hiroshi Egashira
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP17135979A priority Critical patent/JPS5696391A/ja
Publication of JPS5696391A publication Critical patent/JPS5696391A/ja
Publication of JPS6120917B2 publication Critical patent/JPS6120917B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、自転車、自動車などの駐車場にお
ける駐車管理方法に関し、さらに詳しくは、これ
らの車両を駐車場の入口を通して駐車場内部に人
手により搬入し、かつ車両を駐車場内部から駐車
場の出口を通して人手により搬出するタイプの駐
車場における駐車管理方法に関する。 駐車場への自転車を含む車両の入場および駐車
場からの出場を無人で管理するシステムにおいて
は、車両が駐車場に入場するときに駐車券を発行
する。この駐車券には駐車番号、日時その他の必
要事項が記録されており、駐車場から出場するに
さいし出場車両の確認および駐車料金計算の基礎
情報として用いられる。ところが、入場するとき
に発行された駐車券を受取つたのち入場せずにた
だちに車両をもつて帰ることができるとすると、
受取つた駐車券を用いて駐車場内の他の車両を出
場させることを許すことになる。また、長期間駐
車させた場合に、車両を引出す当日に新たな駐車
券を発行させて1日分の駐車料金で駐車させてい
た車両を出場させるという不正を許すことにもな
る。とくに自転車は持ち運びが容易であるから、
上記のような事態が発生しやすい。無人管理の駐
車場においては、車両が確かに駐車場内に入場し
たことを何らかの手段で確認することが必要とな
る。 このような車両の不正出場を防止する駐車場管
理装置として特公昭54−35800号公報に記載され
たものがある。この駐車場管理装置においては、
駐車場の入口に設けられたゲートの外側に、駐車
場に入庫する意志を入力するための第1のポス
ト、たとえば基本駐車料金の投入を受付けるまた
は押ボタンを有する第1のポストが配置されてい
る。また、入口ゲートの内側には、整理券(駐車
券)を発行するための第2のポストが設けられて
いる。第1のポストにより入場の意志が入力され
ると入口ゲートが開き、車両が入口ゲートを通つ
て確かに駐車場内に入つたことが車両検知手段に
より検知され、車両が駐車場内部の所定位置に至
つたことが確認されると、第2のポストから整理
券が発行される。 この装置によると、車両が駐車場内部の所定位
置まで入らなければ整理券が発行されないから、
駐車場内部に車両を入場させないで整理券を発行
させるといつた不正を確かに防止することが可能
である。 しかしながら、この装置では入口ゲートの外側
に第1のポストを、内側に第2のポストをそれぞ
れ設けなければならない。このために、駐車場内
に車両を入場させようとする者は、第1のポスト
を操作し入口ゲートを通り、さらに第2のポスト
から整理券を受けるといつた操作をしなければな
らず、駐車場に入場するのに2回の操作が必要で
あつて入場のさいの手続きが煩雑となる。しか
も、入口ゲートの外側と内側の2箇所で停止しな
ければならないので、入場に時間がかかるという
問題がある。 この発明は、入口ゲートの外側における1回の
操作で迅速に駐車場内に入場することができ、し
かも上述したような車両の不正出場を未然に防止
することのできる駐車管理方法を提供するもので
ある。 以下図面を参照してこの発明を自転車の駐車管
理に適用した場合の実施例について詳しく説明す
る。 第1図は自転車駐車場の一部を示すもので、駐
車車はその周囲を屏70で囲まれており、屏70
の内部が自転車駐車場となつている。屏70の一
部は入口71と出口72となつており、ここに
入、出口用料金収受装置73,74、ゲート装置
75,76および自転車検知器81〜83、84
〜86がそれぞれ設けられている。制御装置77
は入口71にのみ設けられている。入口用料金収
受装置73は、特許請求の範囲に記載された駐車
券発行装置を含むもので、この駐車券発行装置
は、この実施例では後述する駐車券発行口、発券
機構95およびこれに関連する回路から構成され
る。また出口用料金収受装置74は、特許請求の
範囲に記載された駐車番号入力装置を含み、この
駐車番号入力装置はこの実施例ではテンキー12
5、定期券リーダ127およびこれに関連する回
路から構成されている。自転車検知器としてはこ
の例ではマツト・スイツチが用いられているが、
ループ・コイルや後述するように光電検出器など
を使用できる。マツト・スイツチ81と82、お
よび84と85は自転車の前輪と後輪が同時にこ
れらに乗るような間隔で設けられている。入口7
1において、2つの検知器81,82は入場方向
確認用であつて、ゲートの外側に入場方向に並べ
て配置されている。また検知器83は入場確認用
であつてゲートの内側に設けられている。出口7
2においても同じように、ゲートの内側に設けら
れた2つの検知器84,85は出場方向確認用で
あり、ゲートの外側に配置された検知器86は出
場確認用である。駐車場内には管理人室78が設
置され、ここに警報器79が設けられている。 自転車の駐車管理は大まかに言えば次の手順で
行なわれる。自転車を駐車場内に入場するとき
に、あらかじめ定められた入場料金を支払うと、
第2図に示すように、会社名、駐車番号ならびに
入場日付および時刻が印刷された駐車券が発行さ
れかつゲートが開かれる。駐車番号には後述する
ように乱数が用いられる。駐車番号入場日付およ
び時刻などは自転車が駐車場内に確かに入場した
ことを確認したのち、メモリに記憶される。 自転車の出場の場合にはテンキーにより駐車番
号を入力すると、その駐車番号の記憶場所に記憶
されている入場日付および時刻を読出して、出場
時の日付および時刻と比較して不足料金を計算
し、表示する。不足料金の支払いがあれば上記駐
車番号の記憶場所の記憶内容を消去し、かつゲー
トを開く。 この例では駐車定期券の使用も可能であり、使
用有効期限内であれば入場、出場のいずれの場合
にも料金を支払う必要はない。定期券には、第3
図に示すように、会社コード、使用有効期限およ
びその所有者特有のIDコードが磁気記録されて
いる。 駐車券および定期券のいずれの場合にも駐車番
号が与えられる。下記に示すように、駐車券の駐
車番号は最上位桁の0と所要桁数の乱数とからな
り、定期券の駐車番号は最上位桁の1とID番号
とからなる。乱数とID番号は同桁数の数字であ
る。そして、最上位桁の0と1とにより駐車券と
定期券とが区別される。
【表】 第4図は入口71に設けられた料金収受装置7
3と制御装置77の内部構成を示している。料金
収受装置73の前面パネルには、硬貨投入口、定
期券挿入口、駐車券発行口および表示器103が
設けられている。硬貨投入口に投入された硬貨
は、検銭機構91でその真偽が判定され、計数回
路92で投入された金額が計数される。料金設定
器94には入場するさいに支払うべき入場料金が
あらかじめ設定されており、比較回路93で投入
金額と入場料金とが比較される。発券機構95は
駐車券を発行するもので印刷機構を含んでおり、
駆動回路96により駆動される。定期券リーダ9
7は定期券に磁気記録されている内容を読取るカ
ード・リーダであつて、その読取りデータはレジ
スタ98に一時的に記憶される。そして照合回路
99で定期券の有効、無効、および有効期限内の
使用かどうかなどが判定される。自転車検知器8
1〜83の出力信号は検知回路100に送られ、
ここで増巾、波形整形などの所要の信号処理を施
こされて所定の検知信号になり、次に論理回路1
01に送られる。論理回路101では自転車有検
出、自転車入場検出などの処理のために検知器8
1と82の論理積信号などがつくられる。論理回
路101からはもちろん検知器81〜83単独の
検知信号も出力される。ゲート装置75はその駆
動回路102により駆動される。表示器103は
定期券の無効表示ををするためものであつて、駆
動回路104により駆動される。比較回路93、
照合回路99および論理回路101の出力信号は
インターフエイス105,116を介して制御装
置77に送られる。また制御装置77からの制御
信号はインターフエイス116,105を経て駆
動回路96,102,104にそれぞれ送られ
る。 制御装置77は、制御回路110、料金計算回
路111、乱数発生回路112、日付設定器11
3およびメモリ114を含んでいる。料金計算回
路111は出場のさいの不足料金を計算するもの
である。乱数発生回路112は駐車券の駐車番号
を構成する乱数の発生する。日付設定器113は
その日の日付を設定するものであり、時刻もまた
設定できかつ計時するものが好ましい。メモリ1
14には第6図に示すように、会社コードに記憶
するエリヤ、ならびに駐車番号およびこの駐車番
号に対応して日付と時刻とを記憶するエリヤが設
けられている。これらの記憶エリヤの各記憶場所
にはもちろんアドレスが割当てられている。この
メモリ114へのデータの書込みおよび読出しは
メモリ制御回路115により制御される。制御回
路110は、料金収受装置73,74からの信号
および制御装置77内の各回路からの信号にもと
づいて、後述するように各料金収受装置73,7
4を制御するもので、たとえばマイクロプロセツ
サが用いられる。この制御回路110内にはデー
タの一時記憶用レジスタが含まれている。 第5図は出口に設けられた料金収受装置74を
示している。この図において、検銭機構121、
計数回路122、定期券リーダ127、レジスタ
128、照合回路129、検知回路130、論理
回路131、駆動回路132,134は入口用料
金収受装置73内の同回路と同一機能を持つもの
である。比較回路123は、計数回路122から
の投入金額信号と、インターフエイス135を介
して制御装置77から送られる不足料金信号とを
比較するものである。テンキー125は駐車番号
を入力するために用いられる。表示器133に
は、定期券およびテンキー125により入力され
た駐車番号が無効である旨と、不足料金とが表示
される。 自転車の駐車管理は、主に制御回路110によ
り次の手順にしたがつて行なわれる。入場の場合
には第7図を参照して、まず入口71に自転車が
あるかどうかを調べる(ステツプ1)。これは検
知器81と82の論理積信号にもとづいて行な
い、両検知器81,82から自転車検知信号が出
力されていれば自転車ありとする。必要ならば、
まず検知器81から自転車検知信号が出力され、
つぎに検知器82から検知信号が出力されたこと
を確認することにより、自転車の入場方向を調べ
るようにしてもよい。そして、硬貨が投入された
か(ステツプ2)、または定期券が挿入されたか
(ステツプ3)を順次調べる。 定期券が挿入された場合には、定期券に記録さ
れている内容を読取つて制御回路110内のレジ
スタに一時的に記憶し(ステツプ4)、正規の定
期券であるかどうか(会社コードが一致するかど
うか)、無効登録されたIDコードでないかどう
か、有効期限が経過していないかどうかなどの検
査を行なつて(ステツプ5)、有効なものであれ
ば、その定期券を返却する(ステツプ6)。そし
てゲートを開き(ステツプ7)、タイマを起動す
る(ステツプ8)。 次に検知器83から自転車検知信号が出力され
たかどうかをみて、自転車が確かに駐車場内に入
場したかどうかを調べる(ステツプ9)。ステツ
プ1においては検知器81,82により自転車が
ゲート装置75の手前にあることを調べており、
次に検知器83から検知信号が出力されれば自転
車がゲートを通つて駐車場内に入つたことにな
る。ステツプ9で検知器83から自転車検知信号
が出力されたことが確認されればタイマを停止し
て(ステツプ10)ステツプ11に進む。ステツ
プ11ではメモリ114内の駐車番号等の記憶エ
リヤを検索して何も記憶されていない記憶場所を
捜し出し、そこに読取つたIDコードから構成し
た駐車番号、ならびに日付設定器113から読取
つた日付および時刻を書込む(ステツプ12)。
この後ゲートを閉じて(ステツプ13)、処理を
紙了する。検知器83から車両検知信号が出力さ
れない場合には、タイマにあらかじめ設定した時
間を経過したかどうかをみて(ステツプ14)、
設定時間内であればステツプ9,14を繰返え
す。設定時間が経過していれば、もはや駐車場内
に入場する意志はないものとみなして、ゲートを
閉じ(ステツプ13)、処理を終える。自転車が
駐車場内に入場しなかつた場合には、その自転車
の駐車番号などはメモリ114には記憶されない
から、入場したという記録は全く残らない。 ステツプ5で定期券を無効と判断した場合に
は、表示器103に無効表示をして(テツプ1
9)、定期券を返却して(ステツプ20)処理を
終了する。 ステツプ2で硬貨が投入された場合にはステツ
プ15に移つて、投入硬貨を計数しあらかじめ定
められた入場料金に達したかどうかをみる。そし
て、入場料金が支払われていれば乱数発生回路1
12から乱数を読取り(ステツプ16)、この乱
数により構成した駐車番号と日付設定器113か
ら読取つた入場日付および時刻を制御回路110
内のレジスタに一時的に記憶し(ステツプ1
7)、会社名、駐車番号ならびに入場日付および
時刻が印刷された駐車券を発行する(ステツプ1
8)。この後ステツプ7に進んでゲートを開いて
タイマを起動し(ステツプ8)、自転車が確かに
入場したかどうかを調べる(ステツプ9)。入場
した場合にはタイマを停止して(ステツプ1
0)、空の記憶場所を捜出して(ステツプ11)、
ステツプ17でレジスタに一時的に記憶していた
駐車番号、日付および時刻を検索した記憶場所に
書込み(ステツプ12)、ゲートを閉じる(ステ
ツプ13)。タイマの設定時間が経過しても自転
車が入場しなかつた場合にはゲートを閉じて処理
を終える。自転車が入場せず退却してしまつた場
合にも、ステツプ18で駐車券が既に発行されて
しまつているが、その駐車番号はメモリ114に
は記憶されないから、既に発行された駐車券は無
効となる。 第8図を参照して出場の場合には、自転車検知
器84,85の論理積信号にもとづいて出口72
に自転車があるかどうかをみて(ステツプ3
1)、あればテンキー125による駐車番号の入
力があつたかどうか(ステツプ32)、または定
期券が挿入されたかどうか(ステツプ43)を調
べる。テンキー125によつて駐車番号が入力さ
れたときにはこの入力された内容を制御回路11
0内のレジスタに記憶する(ステツプ33)。そ
して、入力された駐車番号にもとづいてメモリ1
14内を検索し同じ駐車番号が記憶されている場
所を捜出してこの駐車番号をチエツクする(ステ
ツプ34,35)。テンキー入力された駐車番号
がメモリ114内にあり対応する記憶場所に入場
日付および時刻が記憶されていれば正常であり、
その入場日付および時刻を読出して出場の日付お
よび時刻との差を算出して不足料金を計算し、表
示器133に表示する。この例では駐車料金は駐
車日数または駐車時間に依存したおり、入場のさ
いに基本料金である入場料金が既に支払われてい
るから、駐車日数または駐車時間が基本料金を超
えている場合に不足料金の支払いが必要となる。
不足料金の支払いが完了すると(ステツプ3
7)、メモリ114内の該当する駐車番号および
日付等を消去し(ステツプ38)、ゲートを開く
(ステツプ39)。そして、自転車検知器86から
検知信号が出力され自転車が出場したことを確認
すると(ステツプ40)、ゲートを閉じて(ステ
ツプ41)処理を終了する。 ステツプ34,35において、キー入力された
駐車番号がメモリ114内に記憶されていない場
合には、ステツプ42に移つて表示器133に無
効表示をし、処理を終える。前述のステツプ18
で駐車券が発行されたとしても駐車場に入場しな
かつた場合には、その駐車番号はメモリ114内
に記憶されていないから、その駐車番号をテンキ
ー125で入力しても無効とされる。このことに
より、入場の手続きのみを行なつて実際に自転車
を入場しなかつた者が、入場手続きで与えられた
駐車番号を用いて他の自転車を引出す行為が未然
に防止される。 ステツプ43で定期券が挿入された場合には、
定期券の記録内容を読取り(ステツプ44)、会
社コードおよびIDコードをチエツクする(ステ
ツプ45)。そして挿入された定期券が正規のも
のであれば、メモリ114を検索してIDコード
を用いて構成される駐車番号を捜出しそのチエツ
クを行なう(ステツプ46,47)。この駐車番
号が正常なものであれば、定期券の有効期限が経
過しているかどうかをみる(ステツプ48)。有
効期限内であれば定期券を返却し(ステツプ4
9)、ステツプ38に移つてステツプ38〜41
の処理を行なう。出場の日付が定期の有効期限を
過ぎている場合には、定期券を返却した(ステツ
プ50)のちステツプ36に移つて不足料金を計
算して表示する。上述のように定期券を使用する
場合には有効期限内であれば料金を支払う必要は
ないが、有効期限を過ぎた場合には経過した日数
または時間に相当する不足料金を支払わなければ
ならない。不足料金の支払いがあれば(ステツプ
37)、ステツプ38に進み、ステツプ41まで
の出場処理を実行する。 正規の定期券でない場合(ステツプ45)、お
よび定期券のIDコードにもとづく駐車番号が無
効の場合(ステツプ47)には、無効表示をして
(ステツプ51)、定期券を返却する(ステツプ5
2)。 第9図は入口71に設けられる自転車検知器の
他の例を示している。この自転車検知器は3個の
光電検出器から構成されている。入口71にはゲ
ート装置75の外側に自転車ガイド140が設け
られ、このガイド140によつて自転車通路14
1がつくられている。そして、ガイド140に3
個の光電検出器A〜Cが所定間隔で設けられてい
る。自転車通路141には停止線(図示略)があ
り、第9図に示すようにこの停止線にあわせて自
転車を停止させたときに両端の光電検出器A、C
が自転車の後輪と前輪のタイヤを検出する。他の
光電検出器Bは両光電検出器A、Cの中間の位置
にある。 このように配置された車両検知器の場合には、
第7図のステツプ7〜13の処理は第10図に示
すようになる。自転車は通路141内の所定位置
にあり、両光電検出器A、Cが自転車を検出して
いるものとする。自転車が第9図に示す位置から
駐車場内に向うとしてもまたは退却するとしても
自転車が動けば、両検出器C、Aの検出信号は停
止する(ステツプ61,62でNO)。そしてその
後、後輪または前輪が検出器Bの位置を通過する
ので検出器Bから検出信号が発生する(ステツプ
63でYES)。自転車が駐車場内に入場せずに退
却する場合には、前輪が検出器Aの位置を通過す
るので、検出器Aから検出信号が発生する(ステ
ツプ64でYES)。この場合にはステツプ11,
12などの処理を省略してステツプ13に移りゲ
ートを閉じる。自転車が駐車場内に入場する場合
には検出器Aから検出信号は発生せず(ステツプ
64でNO)、後輪が検出器Cの位置を通るので検
出器Cから検出信号が発生する(ステツプ65で
YES)。自転車の後輪が検出器Cの位置に至つて
から自転車がゲートを通過するまでには若干の時
間が必要であるから、検出器Cから検出信号が出
力されるとタイマを起動する(ステツプ66)。
そしてメモリ114内の空の記憶場所を検索して
(ステツプ11)、そこに駐車番号、日付等を書込
んで(ステツプ12)、タイマの設定時間が経過
したかどうかをみる(ステツプ67)。設定時間
が経過していればゲートを閉じる(ステツプ1
3)。ゲート装置75の内側にも自転車検知器を
設けておき、この自転車検知信号によつてゲート
を閉じるようにしてもよいのは言うまでもない。 第9図に示す自転車検知器は出口72にも適用
可能である。この場合には、ゲート装置76の内
側に自転車ガイドが設けられるであろう。 上記の例では、入場のさい駐車番号その他の事
項が印刷された駐車券を発行し、出場のさいに駐
車番号をテンキーで入力している。しかしなが
ら、入場のさいに駐車番号その他の事項が磁気記
録された駐車券を発行するようにしてもよい。こ
の場合には入口用料金収受装置には印刷装置に代
えて磁気書込装置が、出口用料金収受装置にはテ
ンキーに代えて磁気読取装置がそれぞれ設けられ
る。そして、第8図ステツプ32の処理が駐車券
挿入を調べる処理となる。また、挿入された駐車
券を回収するようにすることが好ましい。 また、上記の例では出口と入口とが別個の場所
にそれぞれ1つずつ設けられているが必要に応じ
て同一箇所に設けることもできるし、出口と入口
をそれぞれ複数個所設けてもよいし、また出口と
入口を兼用とし適宜切換えるようにすることも可
能である。さらに、駐車料金の支払いは硬貨のみ
ならず、紙弊による支払いができるようにするこ
とも容易に可能であるし、必要ならば釣銭を放出
させることもできる。 以上詳細に説明したように、この発明では駐車
場の入口に、車両検知器と、ゲート装置の外側の
位置に配置された駐車券発行装置とを設け、駐車
場の出口には、ゲート装置の内側の位置に配置さ
れた駐車番号入力装置を設けている。この発明で
は入口ゲート装置の外側に駐車券発行装置を設け
ておけば足り、上述した従来例のように入口ゲー
トの外側と内側との両方にポストを設ける必要は
ない。したがつて、駐車場に車両を入場させよう
とする者は入口ゲート装置の外側においてのみ所
定の操作をすればよいから、従来例のような煩雑
さはなく、車両を1箇所でのみ停止させればよい
から迅速な入庫が可能となる。 また、この発明は、記憶装置を備えて制御装置
により、次のようにして車両の入、出場を管理し
ている。すなわち、車両の入場のために入口のゲ
ート装置のゲートを開くにさいして、駐車場に入
場する車両に対して駐車番号を割当てこの駐車番
号が記録された駐車券を駐車券発行装置により発
行するとともに、車両検知器からの出力にもとづ
いて車両が駐車場内に入場したことを確認し、こ
の機その車両の駐車番号を記憶装置に記憶してい
る。そうして、車両の出場にさいして、駐車番号
入力装置から入力された駐車番号と一致する駐車
番号が記憶装置に見い出された場合に出口のゲー
ト装置のゲートを開くようにしている。 したがつて、現実に車両を駐車場内に入場させ
なかつた場合には、記憶装置には駐車番号は記憶
されないから、駐車券発行装置を騙して発行させ
た駐車券を用いて他の車両を駐車場から出場させ
ることは不可能である。こうして、車両の盗難、
または駐車料金支払の不正を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は駐車場の一部を示す構成図、第2図は
駐車券を示す図、第3図は定期券を示す図、第4
図は入口用料金収受装置および制御装置を示すブ
ロツク図、第5図は出口用料金収受装置を示すブ
ロツク図、第6図はメモリの内容を示す図、第7
図は入場に対する処理の手順を示すフロー・チヤ
ート、第8図は出場に対する処理の手順を示すフ
ロー・チヤート、第9図は自転車検知器の他の例
を示す側面図および平面図、第10図は入場に対
する処理手順の一部の他の例を示すフロー・チヤ
ートである。 71…駐車場の入口、72…駐車場の出口、7
3…入口用料金収受装置(駐車券発行装置)、7
4…出口用料金収受装置(駐車番号入力装置)、
75,76…ゲート装置、77…制御装置、81
〜86…車両検知器、95…発券機構、114…
メモリ、125…テンキー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両を駐車場の入口を通して駐車場内部に人
    手により搬入し、かつ車両を駐車場内部から駐車
    場の出口を通して人手により搬出するタイプの駐
    車場において、 駐車場の入口に、車両検知器と、ゲート装置の
    外側の位置に配置された駐車券発行装置とを設
    け、 駐車場の出口において、ゲート装置の内側の位
    置に配置された駐車番号入力装置を設け、 記憶装置を備えた制御装置により、次のように
    して車両の入、出場を管理する駐車管理方法、 車両の入場のために入口のゲート装置のゲート
    を開くにさいして、駐車場に入場する車両に対し
    て駐車番号を割当て、この駐車番号が記録された
    駐車券を駐車券発行装置により発行するととも
    に、車両検知器からの出力にもとづいて車両が駐
    車場内に入場したことを確認し、この後その車両
    の駐車番号を記憶装置に記憶し、 車両の出場にさいして、駐車番号入力装置から
    入力された駐車番号と一致する駐車番号が記憶装
    置に見い出された場合に出口のゲート装置のゲー
    トを開く。 2 駐車番号入力装置が、駐車番号を入力するた
    めのテンキーを備えている、特許請求の範囲第1
    項に記載の駐車管理方法。 3 駐車番号入力装置が、駐車券に記録された駐
    車番号の読取装置を備えている、特許請求の範囲
    第1項に記載の駐車管理方法。
JP17135979A 1979-12-28 1979-12-28 Parking control system Granted JPS5696391A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17135979A JPS5696391A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Parking control system

Applications Claiming Priority (1)

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JP17135979A JPS5696391A (en) 1979-12-28 1979-12-28 Parking control system

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