JPH08138097A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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Publication number
JPH08138097A
JPH08138097A JP6297961A JP29796194A JPH08138097A JP H08138097 A JPH08138097 A JP H08138097A JP 6297961 A JP6297961 A JP 6297961A JP 29796194 A JP29796194 A JP 29796194A JP H08138097 A JPH08138097 A JP H08138097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
user
vehicle
parking
identification data
Prior art date
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Pending
Application number
JP6297961A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yugawa
道夫 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
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Publication of JPH08138097A publication Critical patent/JPH08138097A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 銀行カード等の一般のカードを用いて駐車で
きるようにし、設備コストの低減を図る。 【構成】 駐車場に駐車しようとする車両の運転者等の
利用者の所持する銀行カード等のカードからその利用者
の識別データを抽出して記憶する記憶手段と、その記憶
手段が利用者の識別データを記憶したときに、その利用
者に係る車両の前記駐車場への入場を許可する入場許可
手段と予め記憶されている識別データとカードから抽出
された識別データとが一致したときに、そのカードを所
持する利用者の車両の前記駐車場からの出場を許可する
出場許可手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車装置に係り、特に、
銀行カード等の一般のカードを用いて簡易に駐車できる
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車装置の中にはカード式のもの
が提案されている。このカード式の駐車装置は、専用の
カード発行機から発行されたカードを用いて駐車場の出
入口に設けられたゲートを開閉し、又は駐車機に設けら
れたロック板を駆動制御して駐車するように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカード式の駐車装置は、専用のカード発行機を備え
なければならないために、設備コストがかさむ欠点があ
った。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、近年のカード
化社会に注目し、銀行カード等の一般のカードを使用し
て簡易に駐車できる駐車装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る駐車装置
は、上記目的を達成するために、駐車場に駐車しようと
する車両の運転者等の利用者の所持する銀行カード等の
カードからその利用者の識別データを抽出して記憶する
記憶手段と、その記憶手段が利用者の識別データを記憶
したときに、その利用者に係る車両の前記駐車場への入
場を許可する入場許可手段と、予め記憶されている識別
データとカードから抽出された識別データとが一致した
ときに、そのカードを所持する利用者の車両の前記駐車
場からの出場を許可する出場許可手段とを有することを
特徴としている。また、前記出場許可手段は、識別デー
タが一致する以外に所定の駐車料金が支払われたことを
条件に車両の駐車場からの出場を許可するものであるこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、入場許可手段は、銀行カー
ド等のカードからカードの所持者の識別データが記憶さ
れたときに車両の駐車場への入場を許可し、出場許可手
段は、予め記憶されている識別データとカードから抽出
された識別データとが一致したときに、そのカードを所
持する利用者の車両の前記駐車場からの出場を許可す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例装置を適用した駐車場の平面図
である。
【0008】駐車場Pには、複数台(図示の例では22
台)の車両が駐車できる駐車スペースがあり、その出入
口P′には、後述する管理機aと、車両の入出場を許可
し、また阻止するバーの開閉する周知のゲートbが設け
られている。
【0009】管理機aは、図2に示されるように、その
接客面1に利用案内を行う案内部2と、駐車場Pを利用
しようとする利用者、例えば車両の運転者又はその車両
の同乗者の所持する銀行カード、病院カード等の一般の
カードCの挿入口3と、駐車時間、駐車料金又は管理機
aに投入された金銭の金額等を表示する表示画面4と、
駐車料金を硬貨で支払うときの硬貨投入口5aと、駐車
料金を紙幣で支払うときの紙幣挿入口5bと、釣銭の返
却口6とが設けられている。図2中、7はマイクロコン
ピュータを中心に構成されている制御器であって、本実
施例装置を統括的に制御するように構成されている。
【0010】図3は、挿入口3部分の管理機aの内側に
設けられているカード処理部10を示している。このカ
ード処理部10は、図示しないモータによって駆動され
る搬送路11が設けられていて、挿入口3から挿入され
たカードCを管理機a内に取込み、また管理機a内に取
込んだカードCを挿入口3へ返却できるように構成され
ている。
【0011】搬送路11中には、カードCに記録されて
いる磁気データを読取るための磁気ヘッドH、カードC
に記録されているバーコードを読取るためのバーコード
読取器B及びカードCに印字されている文字を光学的に
読取る光学読取器(OCR)Rがそれぞれ設けられてい
る。すなわち、搬送路11中には、挿入されるカードの
種類を問わずに挿入されたカードからこのカード所持者
を特定できる識別データを読取るための手段が設けられ
ている。
【0012】なお、搬送路11には、カードCの搬送位
置を検知するセンサ等が設けられているが、ここでは省
略されている。
【0013】図4は制御器7のブロック図であって、R
OM20に格納されているシステムプログラムとRAM
21に格納されているワーキングデータとを用いて演算
処理する中央処理部(CPU)22を有している。そし
て、このCPU22には、I/Oユニット23を介し
て、磁気ヘッドHを駆動制御するリードドライバ24
と、バーコード読取器Bを駆動制御するバーコードドラ
イバ25と、光学読取器Rを駆動制御するOCRドライ
バ26と、表示画面4の表示を制御する表示ドライバ2
7と硬貨投入口5aから投入された硬貨及び紙幣挿入口
5bから挿入された金銭を検銭処理する硬貨処理ユニッ
ト28と、搬送路11のモータを駆動制御するモータド
ライバ29とが接続されている。
【0014】次に、図5のフローチャートを用いて本実
施例装置の制御動作について説明する。先ず、同図
(a)を用いて車両が駐車場Pに入場して駐車する場合
について説明する。
【0015】駐車場Pに駐車しようとする車両の利用者
は、自己の所持する一般のカード(ここでは銀行カード
とする)Cを駐車場Pの出入口P′に設けられている管
理機aの挿入口3に挿入する(ステップ100肯定。以
下、ステップをSとする。)。
【0016】挿入された銀行カードCには、通常、磁気
データ記録部が設けられていて、その磁気データには銀
行カードCの所持者、すなわち駐車場の利用者の識別デ
ータを含む磁気データが記録されているので、磁気ヘッ
ドHを介してこれら磁気データが読取られる(S10
2)。
【0017】読取られたデータから利用者の識別データ
が抽出されてRAM21に記憶される(S104肯定、
S106)。CPU22は、利用者の識別データが記憶
されたときに、駐車場Pの利用者を特定することができ
るので、ゲートドライバ30を介してゲートGを開き、
車両の駐車場Pへの入場を許可する。したがって、銀行
カードCの利用者に係る車両は、駐車場Pの空いている
駐車スペースに駐車することができる。
【0018】ゲートGが開き、車両の入場が図示しない
センサで検出されるとゲートGは再び閉じられるととも
に、記憶された利用者の識別データと対応して駐車料金
の計測が開始される(S110)。
【0019】もちろん、駐車場Pが満車のときはゲート
Gが開かれず、また、挿入されたカードCから識別デー
タが抽出されないときは利用者を特定できないので、こ
のときもゲートGは開かれない(S104否定)。
【0020】なお、利用者の識別データが一旦記憶さ
れ、ゲートGが開かれても車両の入場が検出されないと
きは記憶された識別データは消去され、後述の駐車料金
の不正精算が効果的に防止される。
【0021】次に、駐車場Pから車両を出場する場合に
ついて図5(b)のフローチャートを用いて説明する。
車両を駐車した利用者は、入場時と同一のカード(銀行
カード)Cを挿入口3に挿入すると、入場時と同様に、
銀行カードCから利用者の識別データが読取られ、RA
M21内に記憶されている利用者の識別データとの照合
が行われる(S200肯定、S202、S204)。
【0022】照合一致が検出されると、CPU22は、
利用者の車両は駐車を終了し、出場しようとしているも
のとして、入場時刻と出場時刻(照合一致が検出された
時刻)とから駐車時間を算出するとともに、その算出さ
れた駐車時間に対応した駐車料金が算出されて表示画面
4に表示される(S206肯定、S208)。
【0023】駐車料金を満たす金銭が硬貨投入口5a又
は紙幣挿入口5bから挿入されると、ゲートドライバ3
0を介してゲートGが開かれて車両の出場が許可される
(S210肯定、S212)。
【0024】もちろん、入場時に用いたカードと出場時
に用いたカードが異なっていて識別データの照合一致が
得られないときは、挿入されたカードは返却される(S
206否定、S205)。
【0025】以上のように、本実施例装置は、銀行カー
ド等の一般のカードを用いて駐車できるようにしたの
で、特別な駐車カード発行機を必要とせず、低コストに
実施することができる。
【0026】なお、上述の実施例では、使用するカード
を銀行カードとしたが病院の診察券として発行される病
院カード、各種の会員カード等のカードを用いるように
してもよい。
【0027】また、識別データとして磁気データを用い
たが、カードにバーコードで識別データが記録されてい
るときは、そのバーコードをバーコード読取器Bを用い
て識別データを抽出するようにしてもよい。
【0028】さらに、磁気データもバーコードも記録さ
れていない、例えば運転免許証のようなカードの場合
は、氏名あるいは免許証番号等の利用者を特定できる記
述を光学読取器Rで読取って識別データを抽出するよう
にしてもよい。
【0029】さらにまた、上述の実施例では、複数台駐
車できる駐車場Pの出入口P′に管理機aを設けた例を
示したが、1台の車両の駐車を管理する、例えばロック
板式の駐車機に適用することもできる。この場合は、駐
車機のスタンド上部の制御箱内に上述のカード処理機構
が組込まれる。
【0030】また、上述の実施例では、駐車料金を回収
する例を示したが、これを無料とするようにしてもよ
い。この場合は、識別データの照合が得られるとゲート
Gが開き、車両は出場することとなる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る駐車装置は、駐車場に駐車
しようとする車両の運転者等の利用者の所持する銀行カ
ード等のカードからその利用者の識別データを抽出して
記憶する記憶手段と、その記憶手段が利用者の識別デー
タを記憶したときに、その利用者に係る車両の前記駐車
場への入場を許可する入場許可手段と、予め記憶されて
いる識別データとカードから抽出された識別データとが
一致したときに、そのカードを所持する利用者の車両の
前記駐車場からの出場を許可する出場許可手段とからな
るので、一般のカードを用いて、低コストに実施するこ
とができる。また、出場許可手段を、識別データが一致
する以外に所定の駐車料金が支払われたことを条件に車
両の駐車場からの出場を許可するようにしたときは、駐
車料金を効率よく回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の斜視図である。
【図2】管理機の正面図である。
【図3】カード処理部の概略構成図である。
【図4】制御器のブロック図である。
【図5】制御動作のフローチャートである。
【符号の説明】
a 管理機 P 駐車場 P′ 出入口 G ゲート C カード 1 接客面 2 案内部 3 挿入口 4 表示画面 5a 硬貨投入口 5b 紙幣挿入口 6 返却口 7 制御器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場に駐車しようとする車両の運転者
    等の利用者の所持する銀行カード等のカードからその利
    用者の識別データを抽出して記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が利用者の識別データを記憶したときに、
    その利用者に係る車両の前記駐車場への入場を許可する
    入場許可手段と、 予め記憶されている識別データとカードから抽出された
    識別データとが一致したときに、そのカードを所持する
    利用者の車両の前記駐車場からの出場を許可する出場許
    可手段と、 を有することを特徴とする駐車装置。
  2. 【請求項2】 出場許可手段は、識別データが一致する
    以外に所定の駐車料金が支払われたことを条件に車両の
    駐車場からの出場を許可するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の駐車装置。
JP6297961A 1994-11-07 1994-11-07 駐車装置 Pending JPH08138097A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6297961A JPH08138097A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6297961A JPH08138097A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 駐車装置

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JPH08138097A true JPH08138097A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17853335

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JP6297961A Pending JPH08138097A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 駐車装置

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JP (1) JPH08138097A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260030A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車料金精算機
CN106710039A (zh) * 2016-12-01 2017-05-24 北京长城金点物联网科技股份有限公司 一种停车卡识别方法及设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260030A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車料金精算機
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