JPH11345391A - 駐車場の車輛管理方法及び装置 - Google Patents

駐車場の車輛管理方法及び装置

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JPH11345391A
JPH11345391A JP10169333A JP16933398A JPH11345391A JP H11345391 A JPH11345391 A JP H11345391A JP 10169333 A JP10169333 A JP 10169333A JP 16933398 A JP16933398 A JP 16933398A JP H11345391 A JPH11345391 A JP H11345391A
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JP
Japan
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vehicle
parking
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information recording
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JP10169333A
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English (en)
Inventor
Mitsutake Igarashi
三毅 五十嵐
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Fujitakku Kk
Original Assignee
Fujitakku Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場に設置されたカードリーダによって運
転免許証、クレジットカード及び会員カード等の個人情
報記録媒体に記録された個人情報を読み取り、該個人情
報を元にして車輛の駐車時間、駐車料金等を演算し、ま
た該駐車場に入出車する車輛の管理を行うことができる
ようにして、駐車券発行の不要化によるコストダウンと
紙の消費の削減及び不正駐車の防止を図る。 【解決手段】 入車時に、入車エリア10aに設置され
た入車カードリーダ2に個人情報記録媒体の記録内容を
読み取らせて入車ゲート3を開き、出車時には、出車エ
リア10cに設置された出車カードリーダ4に再び個人
情報記録媒体記録内容を読み取らせて、入車カードリー
ダ2により読み取られた記録内容と、出車カードリーダ
4により読み取られた記録内容とを照合することによっ
て、駐車料金を演算し、駐車料金精算機6に表示して該
駐車料金を精算させることにより、個人情報記録媒体の
記録内容に基いて駐車場10に入出車する車輛15の管
理を行うようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場の車輛管理
方法及び装置に係り、特に駐車場に設置されたカードリ
ーダによって利用者が所有する運転免許証、クレジット
カード及び会員カード等の個人情報記録媒体に記録され
た個人情報を読み取り、該個人情報を元にして車輛の駐
車時間、駐車料金等を演算し、また該駐車場に入出車す
る車輛の管理を行うことができるようにして、駐車券発
行の不要化によるコストダウンと紙の消費の削減及び不
正駐車の防止を図ることができる画期的な駐車場の車輛
管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車場の管理は、入車車輛が入車
エリアに入ると、該入車エリアに設置された車体センサ
が車体を検出することによって、駐車券発行機が作動し
て駐車券を発行し、運転者が駐車券を取ると入車ゲート
が開いて駐車場内に入場可能となるので、運転者は入車
ゲートを通って駐車場内に入り、駐車する。
【0003】出車時には、出車エリアに設置された駐車
料金精算機に発行された駐車券を入れると、入車時に駐
車券に記録された入場時刻及び現在時刻から駐車時間及
び駐車料金が演算されて表示されるので、表示された駐
車料金を駐車料金精算機に入れることによって出車ゲー
トを開いて出車可能とする管理が行われ、上記した管理
を無人で行うことが多用されていた。
【0004】上記した従来の駐車場の管理によると、万
一駐車券を紛失すると出車できなくなり、紛失しないま
でも駐車券を汚したり、傷付けたり、また磁気記録され
た駐車券では磁石等の外部からの磁力によって記録内容
が消去されてしまうと、駐車料金精算機による記録内容
の読取りができなくなってしまうので、運転者は駐車場
への入車から出車までの間、駐車券を細心の注意を払っ
て管理しなければならず、煩わしいという欠点があっ
た。
【0005】また、駐車券を発行する駐車場の管理は、
通常、使用された駐車券を駐車料金精算機から回収し、
再利用可能かどうかの選別を行い、再利用可能な駐車券
は再び駐車券発行機に戻し、再利用不可能な駐車券は焼
却して廃棄することによって駐車券の再利用が図られて
いるが、該作業は手間のかかる面倒な作業であり、また
多量に発生する再利用不可能な駐車券の焼却によって環
境へ悪影響を与える欠点があった。
【0006】更に、入車車輛が入車エリアに入ったこと
を検出する車体センサは、該入車エリアの地下に設置す
るものがほとんどであるが、気温の変化、風雨による影
響を受けて誤動作することがあり、或いは常時、重量の
ある車輛が入車エリアを通過することによる路面沈下が
あると、該車体センサが故障又は不作動となるおそれが
あり、また車体センサは一定箇所に固定して設置されて
いるので、大きさの異なる車種ごとに車体センサと車体
との距離が変化し、車種によっては正確な検知ができ
ず、システムが正常に作動しなくなるという欠点があっ
た。
【0007】また、一部の不心得者が、入車車輛が入車
エリアにある間は、該入車車輛を車体センサが検出して
いるので入車ゲートがずっと開放していることを悪用し
て、車体センサ上に空缶などを置き、あたかも入車車輛
が入車エリアに常時あるかの如く車体センサに認識させ
て入車ゲートを開いたままとし、該入車ゲートから入出
車する不正駐車を防止することができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、駐車場の管理を、入車時に利用者
が所有する個人情報記録媒体(例えば免許証)の記録内
容を読み取り、出車時に再び該個人情報記録媒体の記録
内容を読み取り、入車時及び出車時の記録内容を照合す
ることによって駐車時間、駐車料金の計算を行うと共
に、出車ゲートを開くことにより、個人情報記録媒体の
記録内容に基いて駐車場に入出車する車輛の管理を行う
ことができるようにすることであり、またこれによって
駐車券発行を不要化し、駐車券の紛失、汚染、傷付け又
は記録内容消去等によるトラブルを皆無とし、また運転
者にとっては煩わしい駐車券の管理を不要として駐車場
を簡単に利用できるようにすることである。
【0009】また他の目的は、上記構成により、駐車券
の発行をなくして紙の消費の削減及び該駐車券の再利用
に伴う駐車料金精算機からの回収、再利用可能な駐車券
の選別及び駐車券発行機への再セット、再利用不可能な
駐車券の廃棄等の駐車場を管理するための一連の作業を
不要とし、また再利用不可能な駐車券の焼却による環境
への悪影響をなくすことである。
【0010】更に他の目的は、入車エリアに設置された
入車カードリーダに利用者が所有する個人情報記録媒体
の記録内容を読み取らせて入車ゲートを開き、出車エリ
アに設置された出車カードリーダに再び個人情報記録媒
体の記録内容を読み取らせて、入車カードリーダにより
読み取られた記録内容と、出車カードリーダにより読み
取られた記録内容とを照合することによって、駐車料金
を演算し、駐車料金精算機に表示して該駐車料金を精算
させることにより、車体センサによる車輛検出をなく
し、気温、風雨、路面沈下等による誤動作を皆無とし、
また車輛の大きさが異なることによる車輛検知ミスを防
止することである。
【0011】また他の目的は、上記構成により、車体セ
ンサ上に空缶などを置き、入車ゲートを開いたままとす
る不正駐車を防止できるようにすることである。
【0012】更に他の目的は、個人情報記録媒体として
運転免許証、クレジットカード又は会員カードを使用す
ることにより、1枚の個人情報記録媒体だけで全国どこ
の駐車場でも簡単に利用できるようにすることであり、
またカードそのものの偽造が困難であるだけでなく、カ
ードが登録されていることにより心理的にごまかしや不
正行為をし難くして、不正駐車を防止することである。
【0013】また他の目的は、上記構成により、カード
の番号を駐車場に登録して駐車料金の自動引き落し、或
いは月毎にまとめて精算できるようにして駐車場をより
簡単に利用できるようにすることである。
【0014】更に他の目的は、個人情報記録媒体として
特に、運転免許証を使用することにより、無免許運転、
免許不携帯での運転を防止し、間接的には交通事故の減
少に役立つようにすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】要するに本発明方法(請
求項1)は、駐車場への入車時に利用者が所有する個人
情報記録媒体の記録内容を読み取り、出車時に再び前記
個人情報記録媒体の記録内容を読み取って、該個人情報
記録媒体により前記駐車場に入出車する車輛の管理を行
うことを特徴とするものである。
【0016】また本発明装置(請求項3)は、駐車場へ
の入車時に利用者が所有する個人情報記録媒体の記録内
容を読み取って入車ゲートを開き、出車時に再び前記個
人情報記録媒体の記録内容を読み取り、該個人情報記録
媒体の記録内容を照合することによって駐車時間、駐車
料金の計算を行うと共に出車ゲートを開いて出車可能と
して前記個人情報記録媒体の記録内容により前記駐車場
に入出車する車輛の管理を行うことを特徴とするもので
ある。
【0017】また本発明装置(請求項4)は、入車エリ
アに設置され入車車輛の利用者が所有する個人情報記録
媒体の記録内容を読み取る入車カードリーダと、該個人
情報記録媒体の記録内容の読取りによって開き前記車輛
の入場を可能とする入車ゲートと、出車エリアに設置さ
れて出車車輛の前記個人情報記録媒体の記録内容を読み
取る出車カードリーダと、前記入車カードリーダにより
読み取られた前記記録内容と前記出車カードリーダによ
り読み取られた前記記録内容とを照合することによって
少なくとも前記車輛の駐車料金を演算して表示すると共
に該駐車料金を精算する駐車料金精算機と、前記該駐車
料金が精算されたことにより開いて前記車輛の出場を可
能とする出車ゲートとを備え、前記個人情報記録媒体の
記録内容により前記駐車場に入出車する車輛の管理を行
うことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。図1から図4において、本発明に係る
駐車場10の車輛管理装置1は、入車カードリーダ2
と、入車ゲート3と、出車カードリーダ4と、出車ゲー
ト5と、駐車料金精算機6とを備えている。
【0019】入車カードリーダ2は、入車時に利用者が
所有する個人情報記録媒体の一例たる運転免許証11、
クレジットカード12又は会員カード13に記録されて
いる記録内容を読み取るためのものであって、運転者が
乗車したまま、窓から手を延ばして操作することができ
るように駐車場10に設けられた入車エリア10aの右
側に設置されいる。
【0020】入車カードリーダ2は、制御装置14と電
気的に接続されると共に、運転免許証11を挿入するた
めの第1挿入スロット2a、クレジットカード12を挿
入するための第2挿入スロット2bが走行通路側に設け
られており、該第1挿入スロット2aに運転免許証11
を、又は第2挿入スロット2bにクレジットカード12
を挿入すると、該運転免許証11又はクレジットカード
12に記録されている記録内容を内蔵されたリーダ(図
示せず)で読み取り、制御装置14にその記録内容を伝
達するように構成されている。
【0021】入車ゲート3は、駐車場10の入車エリア
10aに設置され、開閉することににより車輛15を駐
車場10の駐車エリア10bに入車可能とするためのも
のであって、例えば、制御装置14に電気的に接続され
ている開閉装置16に配設されたバー19が水平位置及
び垂直位置との間で揺動するように構成され、通常はバ
ー19が水平位置にあって該バー19で駐車場10を入
車エリア10aと駐車エリア10bとに区分するように
なっている。
【0022】そして、入車カードリーダ2に運転免許証
11、クレジットカード12又は会員カード13を挿入
すると、記録内容を読み取った後、開閉装置16が作動
してバー19を垂直位置に移動させてゲートを開放し、
車輛15の駐車エリア10bへの通行を許容するように
なっている。
【0023】出車カードリーダ4は、駐車中の車輛15
が駐車場10から出車するときに運転免許証11、クレ
ジットカード12又は会員カード13に記録された記録
内容を読み取るためのものであって、運転者が乗車した
まま、窓から手を延ばして操作することができるよう出
車エリア10cの右側に設置されている。
【0024】図3に示す出車ユニット30には、出車カ
ードリーダ4が後述する駐車料金精算機6、駐車料金表
示装置20及び領収書発行装置21と共に一体的に組み
込まれており、出車カードリーダ4は、制御装置14と
電気的に接続されると共に、運転免許証11を挿入する
ための第1挿入スロット4a、クレジットカード12を
挿入するための第2挿入スロット4bが設けられてお
り、第1挿入スロット4aに運転免許証11を、あるい
は第2挿入スロット4bにクレジットカード12を挿入
すると記録内容を読み取り、該記録内容を制御装置14
に伝達するように構成されている。
【0025】出車ゲート5は、駐車場10の出車エリア
10cに設置され、開閉することににより車輛15を駐
車場10の駐車エリア10bから出車可能とするための
ものであって、例えば、制御装置14に電気的に接続さ
れている開閉装置31に配設されたバー32が水平位置
及び垂直位置との間で揺動するように構成され、通常は
バー32が水平位置にあって該バー32で駐車場10と
外部通路33とを区分し、車輛15の出車を阻止するよ
うになっている。
【0026】そして、出車カードリーダ4に運転免許証
11、クレジットカード12又は会員カード13を挿入
すると、記録内容を読み取り、駐車料金を精算すると開
閉装置31が作動してバー32を垂直位置に移動させて
ゲートを開放して車輛15の外部通路33への通行を許
容するようになっている。
【0027】駐車料金精算機6は、駐車場10を利用し
た車輛15の駐車料金を無人で徴収するためのものであ
って、制御装置14と電気的に接続されて出車エリア1
0cに設置されており、図3において、駐車料金表示装
置20、コイン投入口34、札挿入口35、釣銭返却口
36が配設され、駐車料金表示装置20に表示された駐
車料金をコイン投入口34又は札挿入口35に入れると
該金額を数えて、必要であれば釣銭返却口36に釣銭を
返却し、領収書発行装置21から領収書(図示せず)を
発行するようになっている。
【0028】また、駐車場10の前には利用状況表示装
置39が設置されており、現在の駐車場10の利用状況
を空車又は満車と表示して入車エリア10aに入る前に
駐車可能かどうかを利用者に知らせるようになってい
る。
【0029】制御装置14は、駐車場10の全体を管理
するためのものであって、図1及び図4において、管理
室40内に設置された例えばコンピュータであり、前述
した如く入車カードリーダ2、入車ゲート3、出車カー
ドリーダ4、出車ゲート5、駐車料金精算機6、駐車料
金表示装置20、領収書発行装置21及び利用状況表示
装置39と電気的に接続されて夫々の装置から信号を受
け取り、また制御信号を送出して作動させるように構成
されている。
【0030】そして本発明の方法は、駐車場10への入
車時に利用者が所有する個人情報記録媒体(例えば運転
免許証11)の記録内容を読み取り、出車時に再び個人
情報記録媒体の記録内容を読み取って、該個人情報記録
媒体により駐車場10に入出車する車輛15の管理を行
う方法である。
【0031】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1及び図9におい
て、ステップS1 で車輛15が外部通路33から入車エ
リア10aに矢印A方向に入り、入車ゲート3の前で停
車して運転免許証11を入車カードリーダ2の第1挿入
スロット2aに挿入すると(ステップS2 )、運転免許
証11の記録内容、例えば図5及び図6に示されている
運転免許証番号11c、氏名11dをステップS3 にお
いて読み取り、読取り時刻と共に読取った結果を信号と
して制御装置14に送出する。
【0032】制御装置14は、ステップS4 において、
読取った結果が正しいかどうかを判断し、例えば運転免
許証11以外のカードが第1挿入スロット2aに挿入さ
れたり、あるいは該運転免許証11が異常に汚れている
等、正しくないと判断された場合には、ステップS5
音声などの手段によって運転免許証11の再挿入を指示
する。
【0033】読み取った結果が正しいと判断された場合
には、ステップS6 で入車時刻を、読み取った運転免許
証番号11c、氏名11dと対応させて記憶し、ステッ
プS7 で開閉装置16を作動させてバー19を垂直位置
に移動させることによりゲートを開放して車輛15の駐
車エリア10bへの通行を許容し、車輛15は、ステッ
プS8 で駐車エリア10bに入って任意の場所に駐車す
る。
【0034】個人情報記録媒体としてクレジットカード
12を使用する場合も同様に、ステップS2 においてク
レジットカード12を入車カードリーダ2の第2挿入ス
ロット2bに挿入すると、ステップS3 において図7及
び図8に示されているカード番号12c及び氏名12d
を読み込み、以下運転免許証11の場合と同様に作用す
る。
【0035】出車時には、出車エリア10cに入り、ス
テップS9 において出車カードリーダ4の第1挿入スロ
ット4aに入車時に使用した運転免許証11を挿入する
と、ステップS10で再び運転免許証番号11c、氏名1
1dが読み取られ、読取った結果は信号として制御装置
14に送出される。
【0036】制御装置14は、ステップS11において、
読み取った結果が正しいかどうかを判断し、正しくない
と判断された場合には、ステップS12で音声などの手段
によって運転免許証11の再挿入を指示し、正しいと判
断された場合には、ステップS13で出車時刻(現在時
刻)と入車時に運転免許証番号11c、氏名11dと対
応させて記憶している入車時刻とを比較して駐車時間を
演算し、更にこれから駐車料金を演算し、該結果をステ
ップS14で駐車料金表示装置20に表示する。
【0037】ステップS15で運転者が該表示に従って、
駐車料金をコイン投入口34又は札挿入口35に入れる
と、ステップS16において、投入された金額を数え、正
しい金額が投入されたかどうかが判断され、料金が不足
している場合にはステップS17で料金の再確認を指示
し、正しい金額が投入されたと判断された場合には、ス
テップS18に進み、演算で求めた駐車料金と投入された
駐車料金とを比較して釣銭が必要かどうかが判断され
る。
【0038】投入された駐車料金の方が演算で求めた駐
車料金より多ければ、ステップS19で釣銭を釣銭返却口
36に返却してステップS20に進み、また投入された駐
車料金が演算で求めた駐車料金と同額であればステップ
19を実行せずにステップS20に進み、領収書発行装置
21から領収書を発行した後、ステップS21で開閉装置
31を作動させてバー32を垂直位置に移動させてゲー
トを開くので、車輛15は外部通路33へ矢印B方向に
出車する(ステップS22)。
【0039】上記のように、駐車場10内での車輛15
の管理は、すべて利用者が所有する運転免許証11、ク
レジットカード12又は会員カード13だけで管理さ
れ、駐車券の発行は不要となる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記のように駐車場の管理
を、入車時に利用者が所有する個人情報記録媒体(例え
ば免許証)の記録内容を読み取り、出車時に再び該個人
情報記録媒体の記録内容を読み取り、入車時及び出車時
の記録内容を照合するようにしたので、駐車時間、駐車
料金の計算を行うと共に、出車ゲートを開くことによ
り、個人情報記録媒体の記録内容に基いて駐車場に入出
車する車輛の管理を行うことができるようになり、また
この結果駐車券発行を不要化し得、駐車券の紛失、汚
染、傷付け又は記録内容消去等によるトラブルを皆無と
し得、また運転者にとっては煩わしい駐車券の管理が不
要となるので、駐車場を簡単に利用できるという効果が
ある。
【0041】また上記構成により、駐車券の発行をなく
して紙の消費の削減及び該駐車券の再利用に伴う駐車料
金精算機からの回収、再利用可能な駐車券の選別及び駐
車券発行機への再セット、再利用不可能な駐車券の廃棄
等の駐車場を管理するための一連の作業が不要となり、
また再利用不可能な駐車券の焼却による環境への悪影響
をなくすことができる効果がある。
【0042】更には、入車エリアに設置された入車カー
ドリーダに利用者が所有する個人情報記録媒体の記録内
容を読み取らせて入車ゲートを開き、出車エリアに設置
された出車カードリーダに再び個人情報記録媒体の記録
内容を読み取らせて、入車カードリーダにより読み取ら
れた記録内容と、出車カードリーダにより読み取られた
記録内容とを照合するようにしたので、駐車料金を演算
し、駐車料金精算機に表示して該駐車料金を精算させる
ことにより、車体センサによる車輛検出をなくすことが
でき、気温、風雨、路面沈下等による誤動作を皆無とし
得、また車輛の大きさが異なることによる車輛検知ミス
を防止できる効果がある。
【0043】また、上記構成により、車体センサ上に空
缶などを置き、入車ゲートを開いたままとする不正駐車
を防止できるという効果がある。
【0044】更には、個人情報記録媒体として運転免許
証、クレジットカード又は会員カードを使用するように
したので、1枚の個人情報記録媒体だけで全国どこの駐
車場でも簡単に利用できることとなり、またカードその
ものの偽造が困難であるだけでなく、カードが登録され
ていることにより心理的にごまかしや不正行為をし難く
して、不正駐車を防止できる効果がある。
【0045】また上記構成により、カードの番号を駐車
場に登録して駐車料金の自動引き落し、或いは月毎にま
とめて精算できるようにして駐車場をより簡単に利用で
きるという効果がある。
【0046】更には、個人情報記録媒体として特に、運
転免許証を使用することにより、無免許運転、免許不携
帯での運転を防止し、間接的には交通事故の減少に役立
つという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車場の車輛管理装置の配置を示す平面図であ
る。
【図2】個人情報記録媒体の挿入スロットが配設された
入車カードリーダの正面図である。
【図3】出車カードリーダ、駐車料金精算機、駐車料金
表示装置及び領収書発行装置が一体的に組み込また出車
ユニットの正面図である。
【図4】車輛管理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】個人情報記録媒体の一例たる運転免許証の正面
図である。
【図6】個人情報記録媒体たる運転免許証の背面図であ
る。
【図7】個人情報記録媒体の一例たるクレジットカード
の正面図である。
【図8】個人情報記録媒体の一例たるクレジットカード
の背面図である。
【図9】駐車場に入出車する車輛の管理を行う手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車輛管理装置 2 入車カードリーダ 3 入車ゲート 4 出車カードリーダ 5 出車ゲート 6 駐車料金精算機 10 駐車場 10a 入車エリア 10c 出車エリア 11 個人情報記録媒体の一例たる運転免許証 12 個人情報記録媒体の一例たるクレジットカード 13 個人情報記録媒体の一例たる会員カード 15 車輛

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場への入車時に利用者が所有する個
    人情報記録媒体の記録内容を読み取り、出車時に再び前
    記個人情報記録媒体の記録内容を読み取って、該個人情
    報記録媒体により前記駐車場に入出車する車輛の管理を
    行うことを特徴とする駐車場の車輛管理方法。
  2. 【請求項2】 前記個人情報記録媒体は、運転免許証、
    クレジットカード及び会員カードのいずれかであること
    を特徴とする請求項1に記載の駐車場の車輛管理方法。
  3. 【請求項3】 駐車場への入車時に利用者が所有する個
    人情報記録媒体の記録内容を読み取って入車ゲートを開
    き、出車時に再び前記個人情報記録媒体の記録内容を読
    み取り、該個人情報記録媒体の記録内容を照合すること
    によって駐車時間、駐車料金の計算を行うと共に出車ゲ
    ートを開いて出車可能として前記個人情報記録媒体の記
    録内容により前記駐車場に入出車する車輛の管理を行う
    ように構成したことを特徴とする駐車場。
  4. 【請求項4】 入車エリアに設置され入車車輛の利用者
    が所有する個人情報記録媒体の記録内容を読み取る入車
    カードリーダと、該個人情報記録媒体の記録内容の読取
    りによって開き前記車輛の入場を可能とする入車ゲート
    と、出車エリアに設置されて出車車輛の前記個人情報記
    録媒体の記録内容を読み取る出車カードリーダと、前記
    入車カードリーダにより読み取られた前記記録内容と前
    記出車カードリーダにより読み取られた前記記録内容と
    を照合することによって少なくとも前記車輛の駐車料金
    を演算して表示すると共に該駐車料金を精算する駐車料
    金精算機と、前記該駐車料金が精算されたことにより開
    いて前記車輛の出場を可能とする出車ゲートとを備え、
    前記個人情報記録媒体の記録内容により前記駐車場に入
    出車する車輛の管理を行うように構成したことを特徴と
    する駐車場の車輛管理装置。
  5. 【請求項5】 前記個人情報記録媒体は、運転免許証、
    クレジットカード及び会員カードのいずれかであること
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の駐車場の車
    輛管理装置。
JP10169333A 1998-06-01 1998-06-01 駐車場の車輛管理方法及び装置 Pending JPH11345391A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006327A (ko) * 2001-07-12 2003-01-23 삼성카드 주식회사 전자지불매체를 이용한 주차료 정산 처리 시스템 및 그처리 방법
KR20030087313A (ko) * 2002-05-08 2003-11-14 한명국 무인 주차관리 시스템 및 방법
JP2006338386A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Nissei Ltd 駐車場管理システム
CN110751852A (zh) * 2019-10-16 2020-02-04 四川博文讯通科技有限公司 一种智能化运营管理平台

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