JP2003030697A - 通行料金徴収用車載装置、通行料金処理方法、並びにプログラム - Google Patents

通行料金徴収用車載装置、通行料金処理方法、並びにプログラム

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JP2003030697A
JP2003030697A JP2001209525A JP2001209525A JP2003030697A JP 2003030697 A JP2003030697 A JP 2003030697A JP 2001209525 A JP2001209525 A JP 2001209525A JP 2001209525 A JP2001209525 A JP 2001209525A JP 2003030697 A JP2003030697 A JP 2003030697A
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toll
vehicle
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road
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Application number
JP2001209525A
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English (en)
Inventor
Akihiko Otani
彰彦 大谷
Hajime Konishi
始 小西
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が領収書を利用直後に入手することが
できるようにする。 【解決手段】 車載装置3のCPU101は、均一料金制
の有料道路の料金所において通行管理装置より受信した
決済に関する情報に基づいて、通行料金の収受処理を行
い、印刷制御部106を制御してプリンタ80に利用明
細となる料金収受処理結果を印刷させる。また、CPU1
01は、対距離料金制の有料道路の入り口において入り
口管理装置より受信した決済に関する情報に基づいて、
入り口通過処理を行い、印刷制御部106を制御してプ
リンタ80に利用明細となる入り口通過情報を印刷させ
る。さらに、CPU101は対距離料金制の有料道路の出
口において出口管理装置より受信した決済に関する情報
に基づいて、通行料金の収受処理を行い、印刷制御部1
06を制御してプリンタ80に利用明細となる料金収受
処理結果を印刷させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通行料金徴収用車載
装置、通行料金処理方法、並びにプログラムに関し、特
に、有料道路の利用結果を、利用者がすぐに取得するこ
とができるようにした通行料金徴収用車載装置、通行料
金処理方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、狭域通信をベースとしたETC(E
lectronic Toll Collection System;ノンストップ自動
車料金収受システム)が開発され、有料道路をはじめと
した様々な通行料金を徴収するシステムとして実施され
ている。
【0003】これは、料金所に設置した路側アンテナと
通行車両に搭載した車載装置との間で狭域通信(DSR
C;Dedicated Short Range Communication)することに
より、有料道路などの通行料金を徴収するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような方法では、車両は停止することなく処理が行わ
れるため、領収書はその場で発行されない。そのため、
運送業者等の領収書が必要な利用者は、後日クレジット
カード会社等より利用明細書が送付されるのを待たなけ
ればならないという課題があった。
【0005】また、その利用明細書は利用者ごとの利用
明細を記載しているため、運送業者等のようにその利用
明細書に基づいて料金を荷主に請求する場合、荷主ごと
に写しをとる等、さらに煩雑な作業を必要とする。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、通行料金徴収用車載装置が、通信を行った
地点の種類を判別し、その場所に対応する情報をその場
で所定の用紙に印刷して、利用者が領収書を利用直後に
入手することができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通行料金徴収用
車載装置は、有料道路に設置された通行管理装置と無線
通信を行う無線通信手段と、無線通信手段により受信さ
れた情報を記録する記録手段と、記録手段により記録さ
れた情報を読み出す読み出し手段と、無線通信手段によ
り受信された情報に基づいて、車両が通過する地点の種
類を判別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づい
て、有料道路の通行料金に関する処理を行う料金処理手
段と、判別手段の判別結果に基づいて、情報の印刷を制
御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】無線通信手段は、例えば、図4の無線通信
部114により構成され、記録手段および読み出し手段
は、例えば、図4のICカード読み出し/書き込み部1
13により構成され、判別手段は、例えば、図9のステ
ップS5およびS7の処理を実行する図4のCPU101
により構成され、料金処理手段は、例えば、図10のス
テップS22の処理を実行する図4のCPU101により
構成され、印刷制御手段は、例えば、図4の印刷制御部
106により構成される。
【0009】車載装置3は、有料道路を利用する車両に
設置され、図3に示すようにICカード70をICカー
ド挿入口より挿入され、プリンタケーブル81によりプ
リンタ80と接続されている。また、車載装置3は内蔵
アンテナ61を有しており、例えば、道路側の通信装置
である通行管理装置10と無線通信を行う。
【0010】車載装置3が設置された車両が、例えば、
通行管理装置10が設置された地点にくると、無線通信
手段により、通行管理装置10と狭域通信を行う。車載
装置3は、利用者名や車両情報等を送信し、利用日時や
通過地点名等の情報を受信する。管理装置10より受信
した情報は、記録手段によりICカード70に記録され
る。また、ICカード70に記録された情報は、読み出
し手段により、読み出される。
【0011】車載装置3のCPU101は、判別手段によ
り、受信した情報に基づいて、通過している地点が均一
料金制の有料道路の料金所であるのか、対距離料金制の
有料道路の入り口であるのか、または、対距離料金制の
有料道路の出口であるのかを判別し、必要であれば、料
金処理手段によりICカード70より料金に関する処理
を行う。そして、CPU101は、印刷制御手段によりプ
リンタ80を制御して、通過している地点に対応した情
報を所定の用紙に印刷する。
【0012】ICカード70は有料道路に設置されたETC
システムに対応したカードであり、利用者は予めクレジ
ットカード会社等と契約することにより取得している。
このICカード70は、利用者の料金の支払いに関する情
報が記憶されている。利用者による支払い方式は、予め
所定の金額を支払い、その金額情報がICカード70に記
憶されているプリペイド方式でもよく、また、利用した
金額情報がICカード70に記憶され、所定の期間(例え
ば1ヶ月)の後、利用者が利用した金額を支払う、後払
い方式でもよい。
【0013】以上のように構成することにより、利用者
は、有料道路を利用した直後に、その利用明細を取得す
ることができる。
【0014】前記判別手段は、車両が通過する地点が、
均一料金制の有料道路の料金所、対距離料金制の有料道
路の入り口、または、対距離料金制の有料道路の出口の
いずれであるかを判別するようにすることができる。
【0015】有料道路に設置された通行管理装置10よ
り受信した情報に基づいて、車載装置3のCPU101
は、通過する地点が、均一料金制の有料道路の料金所、
対距離料金制の有料道路の入り口、または、対距離料金
制の有料道路の出口のいずれであるかを判別し、その判
別結果に基づいて、通行料金に関する処理等を行う。
【0016】前記印刷制御手段は、判別手段により車両
の通過する地点が均一料金制の有料道路の料金所である
と判定された場合、料金処理手段により通行料金に関す
る処理が行われた後、処理された料金額を印刷するよう
に制御し、判別手段により車両の通過する地点が対距離
料金制の有料道路の入り口であると判定された場合、料
金処理手段により通行料金に関する処理が行われた後、
入り口地点情報および通過時刻を印刷するように制御
し、判別手段により車両の通過する地点が対距離料金制
の有料道路の出口であると判定された場合、料金処理手
段により通行料金に関する処理が行われた後、処理され
た料金額を印刷するように制御するようにすることがで
きる。
【0017】均一料金制の有料道路の料金所を通過した
場合、車載装置3のCPU101は、プリンタ80を制御
して、図11に示すように有料道路の利用に関する情報
を印刷させる。また、対距離料金制の有料道路の入り口
を通過した場合、車載装置3のCPU101は、プリンタ
80を制御して、図13に示すように有料道路の入場に
関する情報を印刷させる。さらに、対距離料金制の有料
道路の出口を通過した場合、車載装置3のCPU101
は、プリンタ80を制御して、図15に示すように有料
道路の利用に関する情報を印刷させる。
【0018】これにより、利用者は、有料道路を利用直
後にその利用明細を取得することができる。また、入場
時に入場に関する情報を印刷することにより、車載装置
3が設置された車両が有料道路を走行中に、何らかの事
情により車載装置3またはICカード70が故障した場合
においても、入場場所を特定することができる。
【0019】前記印刷制御手段に基づいて印刷を行う印
刷手段と、印刷手段により印刷された用紙を排出する排
出手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0020】図3において、プリンタ80は、車載装置
3と別体として構成されているが、これに限らず、一体
化して構成されても良い。
【0021】この用紙には、所定の幅でロール状に巻か
れた1枚の用紙が用いられ、印刷した分だけ排出され切
断されるようにすることもできるし、1回の印刷にちょ
うどよい所定の大きさに揃えられた用紙が用いられても
よい。なお、印刷媒体は、用紙に限定されるものではな
く、例えば、フロッピディスクや不揮発性のフラッシュ
メモリを有する半導体メモリカードなどであってもよ
い。
【0022】本発明の通行料金徴収用車載装置の通行料
金処理方法は、有料道路に設置された通行管理装置と無
線通信を行う無線通信ステップと、無線通信ステップの
処理により受信された情報を記録する記録ステップと、
記録ステップの処理により記録された情報を読み出す読
み出しステップと、無線通信ステップの処理により受信
された情報に基づいて、車両が通過する地点の種類を判
別する判別ステップと、判別ステップの処理の判別結果
に基づいて、有料道路の通行料金に関する処理を行う料
金処理ステップと、判別ステップの処理の判別結果に基
づいて、情報の印刷を制御する印刷制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0023】無線通信ステップは、例えば、図9のステ
ップS1により構成され、記録ステップは、例えば、図
10のステップS23により構成され、読み出しステッ
プは、例えば、図10のステップS24により構成さ
れ、判別ステップは、例えば、図9のステップS5およ
びS7により構成され、料金処理ステップは、例えば、
図10のステップS22により構成され、印刷制御ステ
ップは、例えば、図10のステップS25により構成さ
れる。
【0024】本発明のプログラムは、請求項5に記載の
通行料金処理方法をコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0025】本発明のプログラムは、所定の記録媒体に
記録されて、例えば、図4のドライブ120により読み
出され、通行料金徴収用車載装置にインストールされ
る。記録媒体は、フロッピディスクなどよりなる磁気デ
ィスク、CD-ROM(Compact DiskRead Only Memory)、DVD-
ROM(Digital Versatile Disk)などよりなる光ディス
ク、MD(Mini-Disk(商標))などよりなる光磁気ディス
ク、または半導体メモリなどより構成される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した通行管
理システムの構成例を示す図である。
【0027】図1の通行管理システムの例においては、
道路1を車両2が白抜き矢印で示す方向に進行してい
る。車両2には通行料金徴収用の車載装置3が設置され
ている。この例において道路1は、1車線により構成さ
れているが、これに限らず、複数車線で構成されていて
もよい。
【0028】図1の例においては、道路1は均一料金制
の有料道路であり、図1に示した通行管理システムは道
路1に対する通行料金を徴収するシステムである。車両
2は道路1に進入し、退出する間に、図1に示した通行
管理システムを1箇所通過する。なお、均一料金は車種
(大型車、小型車等)により異なっていてもよい。
【0029】また道路1には、道路1を横切るようにガ
ントリー4−1が設置されており、このガントリー4−
1には、ガントリー4−1の下を通過する車両を検出す
る光センサ5が設置されている。光センサ5は、通行管
理装置10と有線または無線により接続されており、車
両2を検出するとその検出信号を通行管理装置10に出
力する。
【0030】さらに道路1には、道路1を横切るように
ガントリー4−2が設置されており、このガントリー4
−2には、ガントリー4−2の下を通過する車両2に設
置された車載装置3と狭域通信を行うアンテナ6が設置
されている。このアンテナ6は、通行管理装置10と有
線または無線により接続されており、車両2に設置され
た車載装置3と双方向通信を行い、有料道路の通行料金
を徴収する。
【0031】道路1のガントリー4−1の位置を基準と
して、車両2の進行方向の位置の道路わきに、ナンバー
プレート認識用カメラ7および車両撮影用カメラ8が設
置されている。ナンバープレート認識用カメラ7および
車両撮影用カメラ8は、有線または無線により通行管理
装置10と接続されており、光センサ5からの検出信号
に基づいて、通行管理装置10に駆動され、車両2を撮
影する。
【0032】ナンバープレート撮影用カメラ7により撮
影された車両2のナンバープレート情報、および車両撮
影用カメラ8により撮影された車両2の外観の画像情報
は、有線または無線により通行管理装置10に出力され
る。これらのナンバープレート情報および画像情報は、
中央管理センタ11の中央管理装置12に供給され、何
らかの理由により車載装置3より通行料金が徴収できな
かった場合、中央管理装置12による課金処理に利用さ
れる。
【0033】道路1のガントリー4−1の位置を基準と
して、車両2の進行方向の位置に道路1を遮断する遮断
機9が設置されている。この遮断機9は通行管理装置1
0と有線または無線により接続されており、何らかの理
由により、料金徴収が正常に行われなかった場合、通行
管理装置10に制御されて、車両を停止させるために道
路1を遮断する。
【0034】通行管理装置10は、道路1を通行する車
両2の通行料金の徴収に関する処理を行う。通行管理装
置10は、中央管理センタ11の中央管理装置12に接
続されており、通行料金徴収に関する処理の処理結果を
中央管理装置12に供給する。中央管理センタ11の中
央管理装置12は、例えば、その他の複数地点の通行管
理装置(図示せず)とも接続されており、各地の通行管
理装置より処理結果を取得する。そして中央管理装置1
2は、料金が徴収できなかった場合に課金処理等を行
う。
【0035】これにより車両2の利用者は、料金徴収所
で停車し、現金で通行料金を支払うことなく、道路1を
通行することができる。
【0036】なお、車両撮影用カメラ8は、車両2を前
方から撮影する位置に配置されるが、ナンバープレート
認識用カメラ7は、撮影対象に応じて所定の位置に設置
される。例えば、ナンバープレート撮影用カメラ7は、
通行する車両が自動車の場合、車両を前方または後方か
ら撮影する位置に配置されるが、通行する車両が2輪車
の場合、そのナンバープレートは車体の後方に設置され
ているため、後方から撮影できる位置に設置される。
【0037】また、ガントリー4−1および4−2、光
センサ5、アンテナ6、ナンバープレート認識用カメラ
7、車両撮影用カメラ8、遮断機9、並びに通行管理装
置10は、図1において、1台ずつ設置されているが、
これに限らず、何台設置してもよく、ガントリー4−1
および4−2、光センサ5、アンテナ6、ナンバープレ
ート認識用カメラ7、車両撮影用カメラ8、並びに遮断
機9は少なくとも1車線に1台ずつ設置される。
【0038】図2は、本発明を適用した通行管理システ
ムの他の構成例を示す図である。
【0039】図2の例においては、道路1は対距離料金
制の有料道路である。図2に示した通行管理システムは
道路1に対する通行料金を徴収するシステムであり、図
2の右側に示す入り口を管理するシステムと図2の左側
に示す出口を管理するシステムにより構成される。通行
料金は、道路1の利用距離により異なる。車両2は、入
り口を管理するシステムを通過し、道路1に進入した
後、出口を管理するシステムを通過し、道路1を退出す
る。
【0040】また図2の例においては、車両2は道路1
を白抜きの矢印で示す方向に進行している。車両2に
は、通行料金徴収用の車載装置3が設置されている。こ
の例において道路1は、1車線により構成されている
が、これに限らず、複数車線で構成されていてもよい。
【0041】図2の右側に示す道路1の入り口におい
て、道路1を横切るようにガントリー24−1が設置さ
れており、このガントリー24−1には、ガントリー2
4−1の下を通過する車両を検出する光センサ25が設
置されている。光センサ25は、入り口管理装置30と
有線または無線により接続されており、車両2を検出す
るとその検出信号を入り口管理装置30に出力する。
【0042】また道路1の入り口には、道路1を横切る
ようにガントリー24−2が設置されており、このガン
トリー24−2には、ガントリー24−2の下を通過す
る車両2に設置された車載装置3と狭域通信を行うアン
テナ26が設置されている。このアンテナ26は、入り
口管理装置30と有線または無線により接続されてお
り、車両2に設置された車載装置3と双方向通信を行
い、通行料金徴収時に必要な入り口地点情報を送信す
る。
【0043】道路1の入り口のガントリー24−1の位
置を基準として、車両2の進行方向の位置の道路わき
に、ナンバープレート認識用カメラ27および車両撮影
用カメラ28が設置されている。ナンバープレート認識
用カメラ27および車両撮影用カメラ28は、有線また
は無線により入り口管理装置30と接続されており、光
センサ25からの検出信号に基づいて、入り口管理装置
30に駆動され、車両2を撮影する。
【0044】ナンバープレート撮影用カメラ27により
撮影された車両2のナンバープレート情報、および車両
撮影用カメラ28により撮影された車両2の外観の画像
情報は、有線または無線により入り口管理装置30に出
力される。これらのナンバープレート情報および画像情
報は、中央管理センタ11の中央管理装置12に供給さ
れ、何らかの理由により車載装置3が入り口地点情報を
受信できなかった場合、中央管理装置12による入り口
地点情報の作成に利用される。
【0045】入り口管理装置30は、道路1に入場する
車両2の入場に関する処理を行う。入り口管理装置30
は、中央管理センタ11の中央管理装置12に接続され
ており、入場に関する処理の処理結果を中央管理装置1
2に供給する。中央管理センタ11の中央管理装置12
は、例えば、その他の複数地点の入り口管理装置(図示
せず)とも接続されており、各地の入り口管理装置より
処理結果を取得する。そして中央管理装置12は、通行
料金徴収の際に、その処理結果に基づいて処理を行う。
【0046】図2の左側に示す道路1の出口において、
道路1を横切るようにガントリー44−1が設置されて
おり、このガントリー44−1には、ガントリー44−
1の下を通過する車両を検出する光センサ45が設置さ
れている。光センサ45は、出口管理装置50と有線ま
たは無線により接続されており、車両2を検出するとそ
の検出信号を出口管理装置50に出力する。
【0047】また道路1の出口には、道路1を横切るよ
うにガントリー44−2が設置されており、このガント
リー44−2には、ガントリー44−2の下を通過する
車両2に設置された車載装置3と狭域通信を行うアンテ
ナ46が設置されている。このアンテナ46は、出口管
理装置50と有線または無線により接続されており、車
両2に設置された車載装置3と双方向通信を行い、有料
道路の通行料金を徴収する。
【0048】道路1の出口のガントリー44−1の位置
を基準として、車両2の進行方向の位置の道路わきに、
ナンバープレート認識用カメラ47および車両撮影用カ
メラ48が設置されている。ナンバープレート認識用カ
メラ47および車両撮影用カメラ48は、有線または無
線により出口管理装置50と接続されており、光センサ
45からの検出信号に基づいて、出口管理装置50に駆
動され、車両2を撮影する。
【0049】ナンバープレート撮影用カメラ47により
撮影された車両2のナンバープレート情報、および車両
撮影用カメラ48により撮影された車両2の外観の画像
情報は、有線または無線により出口管理装置50に出力
される。これらのナンバープレート情報および画像情報
は、中央管理センタ11の中央管理装置12に供給さ
れ、何らかの理由により車載装置3より通行料金が徴収
できなかった場合、中央管理装置12による課金処理に
利用される。
【0050】道路1のガントリー44−1の位置を基準
として、車両2の進行方向の位置に道路1を遮断する遮
断機49が設置されている。この遮断機49は出口管理
装置50と有線または無線により接続されており、何ら
かの理由により、料金徴収が正常に行われなかった場
合、出口管理装置50に制御されて、車両を停止させる
ために道路1を遮断する。
【0051】出口管理装置50は、道路1に入場する車
両2の通行料金徴収に関する処理を行う。出口管理装置
50は、中央管理センタ11の中央管理装置12に接続
されており、通行料金徴収に関する処理の処理結果を中
央管理装置12に供給する。中央管理センタ11の中央
管理装置12は、例えば、その他の複数地点の出口管理
装置(図示せず)とも接続されており、各地の出口管理
装置より処理結果を取得する。そして中央管理装置12
は、料金が徴収できなかった場合の課金処理等を行う。
【0052】これにより車両2の利用者は、対距離料金
制の有料道路においても、料金徴収所で停車し、現金で
通行料金を支払うことなく、道路1を通行することがで
きる。
【0053】なお、車両撮影用カメラ28および48
は、車両2を前方から撮影する位置に配置されるが、ナ
ンバープレート認識用カメラ27および47は、撮影対
象に応じて所定の位置に設置される。例えば、ナンバー
プレート撮影用カメラ27および47は、通行する車両
が自動車の場合、車両を前方または後方から撮影する位
置に配置されるが、通行する車両が2輪車の場合、その
ナンバープレートは車体の後方に設置されているため、
後方から撮影できる位置に設置される。
【0054】また、ガントリー24−1および24−
2、光センサ25、アンテナ26、ナンバープレート認
識用カメラ27、車両撮影用カメラ28、並びに入り口
管理装置30は、図2において、1台ずつ設置されてい
るが、これに限らず、何台設置してもよく、ガントリー
24−1および24−2、光センサ25、アンテナ2
6、ナンバープレート認識用カメラ27、並びに車両撮
影用カメラ28は少なくとも1車線に1台ずつ設置され
る。
【0055】同様に、ガントリー44−1および44−
2、光センサ45、アンテナ46、ナンバープレート認
識用カメラ47、車両撮影用カメラ48、遮断機49、
並びに出口管理装置50も、何台設置してもよく、ガン
トリー44−1および44−2、光センサ45、アンテ
ナ46、ナンバープレート認識用カメラ47、車両撮影
用カメラ48、並びに遮断機49は少なくとも1車線に
1台ずつ設置される。
【0056】図3は、本発明を適用した車載装置3の構
成例を示す斜視図である。
【0057】車載装置3は、内蔵アンテナ61を有して
おり、図1の通行管理装置10、図2の入り口管理装置
30、および図2の出口管理装置50等である路側管理
装置と狭域無線通信を行う。また、車載装置3の正面に
は、小型のLCD(Liquid Crystal Display)などよりな
るディスプレイ62が設置されており、日時や通過地点
等の情報が表示される。ディスプレイ62の下側には、
ICカード挿入口63が設けられ、ETCシステム専用のIC
カード70が挿入されるようになっている。さらに、デ
ィスプレイの右側には操作部64が配置されており、利
用者は、この操作部64を操作することにより、ICカー
ド70の排出を指示したり、ディスプレイの表示を切り
替えたりする。
【0058】利用者は、クレジットカード会社等と契約
することにより、ICカード70を入手することができ
る。ICカード70には、利用者の個人情報や、有料道路
の利用履歴等の情報が記憶されている。車載装置3は、
ICカード挿入口63より挿入されたICカード70に記憶
されている情報を読み出したり、更新したりする。
【0059】例えば、プリペイド方式の場合、ICカード
70には、利用者が予め支払った金額が残金情報として
記憶されており、利用者がETCシステムを利用すると、
車載装置3により、ICカード挿入口63より挿入された
ICカード70に記憶されている残金情報の残金額より、
利用料金額が減算される。
【0060】また、後払い方式の場合、ICカード70に
は、利用料金額の累計額が累計利用料金額情報として記
憶されており、利用者がETCシステムを利用すると、車
載装置3により、ICカード挿入口63より挿入されたIC
カード70に記憶されている累計利用料金額情報の累計
額に、利用料金額が加算される。
【0061】車載装置3は、また、プリンタケーブル8
1によりプリンタ80と接続されており、車載装置3が
内蔵アンテナ61を介して受信した、通過地点や料金等
の情報を通過地点に合わせて、プリンタ80より用紙に
印刷することができる。
【0062】なお、図3においては、車載装置3とプリ
ンタ80は別体としているが、これに限らず一体化して
構成されていてもよい。
【0063】図4は、図3に示す車載装置3の内部の構
成例を示すブロック図である。
【0064】CPU(Central Processing Unit)101
は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されている
プログラム、または、RAM(Random Access Memory)1
03にロードされたプログラムに従って車載装置3の全
体の動作を、バス110を介して制御する。RAM103
にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上におい
て必要なデータなどが適宜記憶される。
【0065】不揮発性メモリ104は、フラッシュメモ
リなどからなり、利用者の識別情報(ナンバープレート
情報や利用者の氏名等)、料金収受関連情報(入り口ま
たは出口の通過時刻、入り口または出口の地点名情報、
および利用料金情報等)、有料道路の料金制度の種類
(均一料金制または体距離料金制等)、並びに車種情報
等を記憶する。
【0066】時計部105は、時刻情報を発生し、その
時刻情報をディスプレイ62に表示させる。また、時計
部105は、料金所の通過時刻情報等を供給するように
することもできる。
【0067】印刷制御部106は、プリンタ80を制御
し、利用者の識別情報や料金収受関連情報等の情報のう
ち、所定の内容を、通過地点に合わせて用紙に印刷させ
ることができる。操作部111は、利用者に操作され各
種の操作ボタンからなり、ディスプレイの表示モードの
変更や時刻情報の調整等を行うときに操作される。ま
た、表示制御部112は、ディスプレイ62を制御し
て、各種の情報を表示させる。
【0068】ICカード読み出し/書き込み部113は、
CPU101に制御され、ICカード挿入口63より挿入さ
れたICカード70に記録された各種の情報を読み出した
り、CPU101より指示された情報を書き込んだりす
る。無線通信部114は、内蔵アンテナ61を介して、
路側の管理装置と狭域通信を行い、各種の情報を送受信
する。
【0069】ドライブ120は、フロッピディスクやハ
ードディスク等を含む磁気ディスク131、CD-ROM (Co
mpact Disk-Read Only Memory),DVD (Digital Versati
le Disk)等を含む光ディスク132、MD(Mini-Disk
(商標))等を含む光磁気ディスク133、または半導
体メモリ134等の記録媒体に記憶されているプログラ
ムを読み出し、バス110を介してRAM103などに供
給する。
【0070】図5は、図1の通行管理装置10の内部の
構成例を示す図である。
【0071】図5において、ナンバープレート認識用カ
メラ7、車両撮影用カメラ8、光センサ5、ナンバープ
レート認識部203、画像処理部204、および遮断機
9は、図1の道路1の車線数に対応する個数存在する。
【0072】制御部201は、光センサ5からの出力に
基づいて、車両2を検出したとき、狭域通信部202を
制御し、アンテナ6を介して、全ての車両に対して、均
一料金制の有料道路である道路1の料金所であることを
示す信号を送信する。
【0073】狭域通信部202は、アンテナ6を介し
て、車両2に搭載されている車載装置3から車両2のナ
ンバープレート情報を受信し、制御部201に供給す
る。制御部201は、そのナンバープレート情報に基づ
いて、車両の小型、大型などを判断し、通行料金記憶部
211に記憶されている道路1の通行料金を取得し、狭
域通信部202を制御し、アンテナ6を介して、車載装
置3に通行料金額を送信させる。そして、狭域通信部2
02は、車載装置3により記憶されている電子マネーを
受信し、制御部201へ供給する。
【0074】制御部201は、供給された電子マネーか
ら徴収した金額を徴収料金記憶部212に記憶させた
後、狭域通信部202を制御し、車載装置3に通行料金
徴収が完了したことを送信させて、ETCを使用した狭
域通信による通行料金徴収が終了する。
【0075】しかしながら、例えば、車両2に搭載され
ている車載装置3から電子マネーが受信できなかった場
合、あるいは、車両が車載装置3を搭載していない場
合、制御部201は、ナンバープレート認識部203を
制御し、ナンバープレート認識用カメラ7で、その車両
のナンバープレートを撮影させる。また、制御部201
は、画像処理部204を制御し、車両撮影用カメラ8で
車両の外観を撮影させる。そして、制御部201は、遮
断機9を制御し、道路1を遮断させる。
【0076】ナンバープレート認識部203は、制御部
201からの指示に基づいて、ナンバープレート認識用
カメラ7を駆動し、車両のナンバープレートを撮影し、
撮影した画像データからナンバープレートの文字や記号
を認識してナンバープレート情報を取得する。ナンバー
プレート認識部203は、それぞれ取得したナンバープ
レート情報を制御部201に出力する。画像処理部20
4は、制御部201からの指示に基づいて、車両撮影用
カメラ8を駆動し、車両の外観を撮影し、撮影した車両
画像情報を制御部201に出力する。
【0077】遮断機9により道路1が遮断された場合、
車両は停止し、係員によりその車両の利用者から通行料
金が徴収される。しかしながら、例えば、遮断機9が動
作しない等の理由により、車両を停止させ、料金を徴収
することができなかった場合、制御部201は、中央管
理センタ11に課金処理を行わせるために、ナンバープ
レート情報および車両画像情報を車両情報通信部221
を制御して、中央管理センタ11に設置される中央管理
装置12に送信する。また、通行管理装置10から送信
される情報には、通行管理装置10の識別情報、および
通過時刻などの情報が含まれる。識別情報は、通行料金
記憶部211に記憶されており、時刻を計時するタイマ
は、制御部201に内蔵されている。
【0078】図6は、図2の入り口管理装置30の内部
の構成例を示す図である。
【0079】図6において、ナンバープレート認識用カ
メラ27、車両撮影用カメラ28、光センサ25、ナン
バープレート認識部303および、画像処理部304
は、図2の道路1の車線数に対応する個数存在する。
【0080】制御部301は、光センサ25からの出力
に基づいて、車両2を検出したとき、狭域通信部302
を制御し、アンテナ26を介して、全ての車両に対し
て、対距離料金制の有料道路である道路1の入り口であ
ることを示す信号を送信する。
【0081】狭域通信部302は、アンテナ26を介し
て、車両2に搭載されている車載装置3から利用者に関
する情報や車両2のナンバープレート情報等を受信し、
制御部301に供給する。制御部301は、狭域通信部
302を制御し、アンテナ26を介して、車載装置3に
入り口地点情報を送信させる。
【0082】制御部301は、狭域通信部302を制御
し、車載装置3に入場に関する処理が完了したことを送
信させて、ETCを使用した狭域通信による入り口通過
処理が終了する。
【0083】しかしながら、例えば、車両2に搭載され
ている車載装置3から利用者に関する情報等が受信でき
なかった場合、あるいは、車両が車載装置3を搭載して
いない場合、制御部201は、ナンバープレート認識部
303を制御し、ナンバープレート認識用カメラ27
で、その車両のナンバープレートを撮影させる。また、
制御部201は、画像処理部304を制御し、車両撮影
用カメラ28で車両の外観を撮影させる。
【0084】ナンバープレート認識部303は、制御部
301からの指示に基づいて、ナンバープレート認識用
カメラ27を駆動し、車両のナンバープレートを撮影
し、撮影した画像データからナンバープレートの文字や
記号を認識してナンバープレート情報を取得する。ナン
バープレート認識部303は、それぞれ取得したナンバ
ープレート情報を制御部301に出力する。画像処理部
304は、制御部301からの指示に基づいて、車両撮
影用カメラ28を駆動し、車両の外観を撮影し、撮影し
た車両画像情報を制御部301に出力する。
【0085】制御部301は、中央管理センタ11の中
央管理装置12に撮影した車両の入場地点情報を作成さ
せるために、ナンバープレート情報および車両画像情報
を車両情報通信部321を介して、中央管理センタ11
に設置された中央管理装置12に供給する。また、入り
口管理装置30から送信される情報には、入り口管理装
置30の識別情報、および通過時刻などの情報が含まれ
る。識別情報は、制御部301内のRAMまたはROM(図示
せず)に記憶されており、時刻を計時するタイマは、制
御部301に内蔵されている。
【0086】図7は、図2の出口管理装置50の内部の
構成例を示す図である。
【0087】図7の例において、ナンバープレート認識
用カメラ47、車両撮影用カメラ48、光センサ45、
ナンバープレート認識部403、画像処理部404、お
よび遮断機49は、図2の道路1の車線数に対応する個
数存在する。
【0088】制御部401は、光センサ45からの出力
に基づいて、車両2を検出したとき、狭域通信部402
を制御し、アンテナ46を介して、全ての車両に対し
て、対距離料金制の有料道路である道路1の出口料金所
であることを示す信号を送信する。
【0089】狭域通信部402は、アンテナ46を介し
て、車両2に搭載されている車載装置3から車両2のナ
ンバープレート情報、および入場地点情報等を受信し、
制御部401に供給する。制御部401は、そのナンバ
ープレート情報に基づいて、車両の小型、大型などを判
断し、さらに入場地点情報等に基づいて、通行料金記憶
部411に記憶されている道路1の利用区間における通
行料金を取得し、狭域通信部402を制御し、アンテナ
46を介して、車載装置3に通行料金額を送信させる。
そして、狭域通信部402は、車載装置3により記憶さ
れている電子マネーを受信し、制御部401へ供給す
る。
【0090】また、入場地点情報を狭域通信部402を
介して受信できなかった場合、制御部401は、車両情
報通信部421を介して、中央管理センタ11の中央管
理装置12により作成された、対応する車両の入場地点
情報を取得し通行料金を算出するようにしてもよい。
【0091】制御部401は、供給された電子マネーよ
り徴収した金額を徴収料金記憶部412に記憶させた
後、狭域通信部402を制御し、車載装置3に通行料金
徴収が完了したことを送信させて、ETCを使用した狭
域通信による通行料金徴収が終了する。
【0092】しかしながら、例えば、車両2に搭載され
ている車載装置3から電子マネーが受信できなかった場
合、あるいは、車両が車載装置3を搭載していない場
合、制御部401は、ナンバープレート認識部403を
制御し、ナンバープレート認識用カメラ47で、その車
両のナンバープレートを撮影させる。また、制御部40
1は、画像処理部404を制御し、車両撮影用カメラ4
8で車両の外観を撮影させる。そして、制御部401
は、遮断機49を制御し、道路1を遮断させる。
【0093】ナンバープレート認識部403は、制御部
401からの指示に基づいて、ナンバープレート認識用
カメラ47を駆動し、車両のナンバープレートを撮影
し、撮影した画像データからナンバープレートの文字や
記号を認識してナンバープレート情報を取得する。ナン
バープレート認識部403は、それぞれ取得したナンバ
ープレート情報を制御部401に出力する。画像処理部
404は、制御部401からの指示に基づいて、車両撮
影用カメラ48を駆動し、車両の外観を撮影し、撮影し
た車両画像情報を制御部401に出力する。
【0094】遮断機49により道路1が遮断された場
合、車両は停止し、係員によりその車両の利用者から通
行料金が徴収される。しかしながら、例えば、遮断機4
9が動作しない等の理由により、車両を停止させ、料金
を徴収することができなかった場合、制御部401は、
中央管理センタ11に課金処理を行わせるために、ナン
バープレート情報および車両画像情報を車両情報通信部
421を制御して、中央管理センタ11に設置される中
央管理装置12に送信する。また、出口管理装置50か
ら送信される情報には、出口管理装置50の識別情報、
および通過時刻などの情報が含まれる。識別情報は、通
行料金記憶部411に記憶されており、時刻を計時する
タイマは、制御部401に内蔵されている。
【0095】また、道路1に進入した後車両2に搭載さ
れている車載装置3が故障したり、出口管理装置50が
故障したりする等の原因により、入場地点情報が、車載
装置3のプリンタ80により印刷されているのに、出口
管理装置50に受信されなかった場合、車載装置3のプ
リンタ80により印刷された入場地点情報に基づいて、
係員により通行料金が算出され、徴収されるようにして
もよい。
【0096】図8は、中央管理センタ11に設置されて
いる中央管理装置12の構成例を示すブロック図であ
る。
【0097】制御部501は、中央管理装置12の全体
の動作を制御する。例えば、制御部501は、通行管理
装置10から、車両情報通信部521を介して供給され
てきたナンバープレート情報、車両画像情報および、通
行管理装置10の識別情報などを通行情報記憶部542
に供給し、そのデータベースに記憶させる。そして、制
御部501は、通行情報記憶部542のデータベースか
らナンバープレート情報を検索できない場合、出力部5
31を制御し、その車両画像情報などをモニタ532に
出力させ、係員に通知する。
【0098】車両情報通信部521は、通行管理装置1
0から送信されてきたナンバープレート情報、車両画像
情報、および入場地点情報等を受信し、制御部501に
出力する。
【0099】通行料金記憶部541は、ハードディスク
や、そのドライブからなり、各料金所における各車種ご
との通行料金を記憶している。例えば、車両のナンバー
プレート情報より、車種(小型、大型などを含む)を検
出し、その通行料金額を制御部501に出力する。
【0100】通行情報記憶部542は、ハードディスク
や、そのドライブからなり、通行管理装置10から送信
されてきたナンバープレート情報、車両画像情報、およ
び入場地点情報を記憶し、データベースを構築する。こ
れにより、ナンバープレート情報に基づいて、対応する
車両の外観の画像を読み出すことができる。記憶された
車両画像情報は、例えば、通行料金を支払わない利用者
に対して、道路1を通行した証拠として、後に使用され
る。従って、通行情報記憶部542には、利用者の顔の
画像情報や車両の外観の画像情報の他に、車両の通行時
刻なども記憶される。
【0101】さらに、例えば、1週間に一度、定期的に
(定期的でなくてもよい)、制御部501によって、通
行料金記憶部541から取得された道路1の通行料金も
通行情報記憶部542のデータベースに書き込まれる。
通行料金の徴収が完了したとき、ナンバープレート情報
に基づいて、通行情報記憶部542のデータベースか
ら、対応する車両の情報が消去される。
【0102】車両登録記憶部543は、ハードディスク
や、そのドライブからなり、ナンバープレート情報、車
両の所有者、および所有者の住所などを記憶し、データ
ベースを構築する。通行管理装置10において、狭域通
信による通行料金徴収ができなかった場合、車両登録記
憶部543は、車両登録記憶部543のデータベースよ
り、ナンバープレート情報に基づいて、車両の所有者、
および所有者の住所を取得する。
【0103】次に、図9のフローチャートを参照して、
車載装置3による料金収受処理について説明する。
【0104】図9の例において、支払方法はプリペイド
方式であり、利用者は予め所定の金額をクレジットカー
ド会社等に支払い、その金額がICカード70に記憶され
ている。そして、ETCシステムを利用し有料道路の料金
を精算するとICカード70に記憶されている残金より料
金が減算される。
【0105】最初にステップS1において、車載装置3
のCPU101は、無線通信部114を制御して、内蔵ア
ンテナ61を介して、路側管理装置との通信が確立した
か否かを判定し、確立するまで待機する。車載装置3が
設置された車両2が、路側管理装置に近づき、路側管理
装置との狭域通信が確立したと判定すると、CPU101
は、ステップS2に進み、無線通信部114を制御し
て、内蔵アンテナ61を介して、路側管理装置に利用者
に関する情報を送信する。
【0106】利用者に関する情報は、車載装置3の不揮
発性メモリ104またはICカード70に記憶されてお
り、例えば、利用者氏名、識別番号、およびナンバープ
レート情報等を含む利用者識別情報、車種を識別する車
種情報、並びに、ICカード70に記憶されている残金
情報を含む。また、利用者に関する情報には、対距離料
金制有料道路の出口の場合、入り口地点情報等も含まれ
る。
【0107】車載装置3より送信された利用者に関する
情報は、路側管理装置に受信される。利用者に関する情
報を受信した路側管理装置は、その情報に基づいて、決
済に関する情報を作成し、車載装置3に送信する。
【0108】ステップS3において、車載装置3のCPU
101は、路側管理装置より送信された決済に関する情
報を受信する。
【0109】車載装置3のCPU101が受信した決済に
関する情報は、路側管理装置が管理する地点名を示す地
点名情報、徴収される通行料金を示す請求金額、通行料
金と残金情報より算出された残金の過不足を示す残金不
足識別子等により構成される。
【0110】例えば、図1の通行管理装置10(均一料
金制有料道路の料金所の路側管理装置)の場合、地点名
情報は、通行管理装置10が管理する料金所の場所を示
す通過地点名からなり、請求金額は、対象となる道路に
入り口または出口が複数存在する場合であっても、均一
の所定の金額からなり、残金不足識別子は、車載装置3
より取得された残金情報の残金額がその均一料金に対し
て不足しているか否かに基づいて決定される。なお、均
一料金は車種により異なっていてもよい。
【0111】また、例えば、図2の入り口管理装置30
(対距離料金制有料道路の入り口の路側管理装置)の場
合、地点名情報は、入り口管理装置30が管理する入り
口の場所(車両2が道路1に進入した場所)を示す入り
口地点名からなる。また、通行料金は徴収されないの
で、請求金額は零、若しくは情報なしとなる。さらに、
残金不足識別子は、車載装置3より取得された残金情報
の残金額が零か否かに基づいて決定される。
【0112】さらに、例えば、図2の出口管理装置50
(対距離料金制有料道路の出口の路側管理装置)の場
合、地点名情報は、出口管理装置50が管理する出口の
場所(車両2が道路1より退出する場所)を示す出口地
点名からなり、請求金額は、車載装置3より取得された
入り口地点情報等に基づいて、通行料金記憶部411よ
り供給された金額からなり、残金不足識別子は、車載装
置3より取得された残金情報の残金額が通行料金記憶部
411より供給された金額に対して不足しているか否か
に基づいて決定される。
【0113】ステップS4において、車載装置3のCPU
101は、受信した決済に関する情報に含まれる残金不
足識別子に基づいて、ICカード70に記憶されている残
金が不足しているか否かを判定する。残金が不足してい
ないと判定された場合、CPU101はステップS5に進
み、受信した決済に関する情報に含まれる地点名情報に
基づいて、利用者が利用した有料道路が均一料金制か否
かを判定する。
【0114】均一料金制であると判定した場合、CPU1
01は、ステップS6に進み、均一料金収受処理を行
う。均一料金収受処理の詳細は図10を参照して後述す
る。均一料金収受処理を終了したCPU101は、車載装
置3による料金収受処理を終了する。
【0115】ステップS5において、利用者が利用した
有料道路が対距離料金制であり、均一料金制ではないと
判定した場合、CPU101は、ステップS7に進み、受
信した決済に関する情報に含まれる地点名情報に基づい
て、通過する地点が有料道路の入り口であるか否かを判
定する。地点名情報が入り口地点名からなり、通過する
地点が有料道路の入り口であると判定した場合、CPU1
01は、ステップS8に進み、入り口通過処理を行う。
入り口通過処理の詳細は図12を参照して後述する。入
り口通過処理を終了したCPU101は、車載装置3によ
る料金収受処理を終了する。
【0116】また、ステップS7において、受信した決
済に関する情報に含まれる地点名情報が出口地点名から
なり、通過する地点が有料道路の出口であり、入り口で
はないと判定した場合、CPU101は、ステップS9に
進み、対距離料金収受処理を行う。対距離料金収受処理
の詳細は、図14を参照して後述する。対距離料金収受
処理を終了したCPU101は、車載装置3による料金収
受処理を終了する。
【0117】ステップS4において、受信した決済に関
する情報に含まれる残金不足識別子に基づいて、ICカー
ド70に記憶されている残金が不足していると判定した
場合、CPU101は、ステップS10に進み、表示制御
部112を制御して、ディスプレイ62に残高不足のメ
ッセージを表示させる。この場合、利用者は、現金等の
他の方法で料金の支払いを行う。
【0118】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図9のステップS6において実行される均一料金収
受処理の詳細を説明する。
【0119】最初にステップS21において、車載装置
3のCPU101は、図9のステップS3において受信し
た決済に関する情報に基づいて、料金所の場所を示す通
過地点名、料金所を通過した日時、および有料道路の通
行料金を不揮発性メモリ104に記憶させる。
【0120】CPU101は、ステップS22において、
ICカード読み出し/書き込み部113を制御して、図
9のステップS3において受信した決済に関する情報に
基づいて、ICカード70に記憶されている残金情報の
残金額から請求された通行料金額を減算し、残金情報を
更新させる。残金情報を更新したCPU101は、ステッ
プS23に進み、ICカード読み出し/書き込み部11
3を制御して、図9のステップS3において受信した決
済に関する情報に基づいて、ICカード70に通過地点
名および通過した日時を記録させる。
【0121】そして、CPU101は、ステップS24に
おいて、無線通信部114を制御して、料金の収受処理
が正常に完了したことを示すICカード70の更新完了
結果情報を送信する。送信が終了すると、CPU101
は、ステップS25に進み、印刷制御部106を制御し
て、プリンタ80に料金収受処理結果を印刷させる。
【0122】図11は、プリンタ80による印刷の例を
示す図である。
【0123】図11の例において、用紙601には、利
用者の名前を示す利用者名、料金所を通過した時刻を示
す利用日時、利用した有料道路と通過した料金所の名前
を示す利用道路、徴収された通行料金(均一料金)を示
す収受料金、車載装置3が設置されている車両2のナン
バープレートに記載されている番号を示す車番、およ
び、車両2の種類(小型車、大型車等)を示す車種が印
刷されている。
【0124】図11の例においては、利用者名は「山田
太郎」からなり、利用日時は「2000年10月10日15:3
0」からなり、利用道路は「いろは有料道路ほへと地
点」からなり、収受料金は「500円」からなり、車番は
「東京633 ね 6543」からなり、車種は「大
型」からなる。
【0125】以上のように印刷されることにより、利用
者は、有料道路を利用した直後にその利用明細を取得す
ることができる。
【0126】図10に戻り、ステップS25の処理を終
了したCPU101は、均一料金収受処理を終了して、図
9の料金収受処理を終了する。
【0127】なお、最初にステップS21において、車
載装置3のCPU101は、図9のステップS3において
受信した決済に関する情報に基づいて、料金所の場所を
示す通過地点名、料金所を通過した日時、および有料道
路の通行料金を不揮発性メモリ104に記憶させるよう
に説明したが、このステップS21を省略して、直接I
Cカード70に記録するようにしてもよい。
【0128】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図9のステップS8において実行される入り口通過
処理の詳細を説明する。
【0129】最初にステップS41において、車載装置
3のCPU101は、図9のステップS3において受信し
た決済に関する情報に基づいて、有料道路の入り口の場
所を示す入り口地点名、および入り口を通過した日時を
不揮発性メモリ104に記憶させる。
【0130】不揮発性メモリ104に記憶させたCPU1
01は、ステップS42において、印刷部106を制御
して、プリンタ80に入り口通過情報を印刷させる。
【0131】図13は、プリンタ80による印刷の例を
示す図である。
【0132】図13の例において、用紙611には、利
用者の名前を示す利用者名、入り口を通過した時刻を示
す入り口利用日時、有料道路と進入した入り口の名前を
示す入り口地点、車載装置3が設置されている車両2の
ナンバープレートに記載されている番号を示す車番、お
よび、車両2の種類(小型車、大型車等)を示す車種が
印刷されている。
【0133】図13の例においては、利用者名は「山田
太郎」からなり、入り口利用日時は「2000年10月10日
15:30」からなり、入り口地点は「ABC有料道路X地
点」からなり、車番は「東京633 ね 6543」か
らなり、車種は「大型」からなる。
【0134】印刷された用紙611は、プリンタ80に
より、黒矢印の方向に用紙が排出される。なお、後述す
るように、用紙611には、有料道路の出口において他
の情報が再度印刷される。その場合、図13の下側に印
刷される。
【0135】以上のように、入り口地点を通過した直後
に入り口地点に関する情報を印刷することにより、例え
ば、車載装置3が故障した場合においても、利用者は出
口地点において決済を容易に行うことができる。
【0136】図12に戻り、ステップS42の処理を終
了したCPU101は、入り口通過処理を終了して、図9
の料金収受処理を終了する。
【0137】なお、最初にステップS21において、車
載装置3のCPU101は、図9のステップS3において
受信した決済に関する情報に基づいて、有料道路の入り
口の場所を示す入り口地点名、および入り口を通過した
日時を不揮発性メモリ104に記憶させるように説明し
たが、これに限らず、ICカード70に記録するように
してもよい。
【0138】次に、図14のフローチャートを参照し
て、図9のステップS9において実行される対距離料金
収受処理の詳細を説明する。
【0139】最初にステップS61において、車載装置
3のCPU101は、図9のステップS3において受信し
た決済に関する情報に基づいて、有料道路の出口の場所
を示す出口地点名、その出口を通過した日時、および請
求された有料道路の通行料金を不揮発性メモリ104に
記憶させる。
【0140】CPU101は、ステップS62において、
ICカード読み出し/書き込み部113を制御して、図
9のステップS3において受信した決済に関する情報に
基づいて、ICカード70に記憶されている残金情報の
残金額から請求された通行料金額を減算し、残金情報を
更新させる。残金情報を更新したCPU101は、ステッ
プS63に進み、ICカード読み出し/書き込み部11
3を制御して、不揮発性メモリ104に記憶された情報
に基づいて、ICカード70に入り口地点名、出口地点
名、入り口利用日時、出口利用日時を記録させる。
【0141】そして、CPU101は、ステップS64に
おいて、無線通信部114を制御して、料金の収受処理
が正常に完了したことを示すICカード70の更新完了
結果情報を送信する。送信が終了すると、CPU101
は、ステップS65に進み、印刷制御部106を制御し
て、プリンタ80に料金収受処理結果を印刷させる。
【0142】図15は、プリンタ80による印刷の例を
示す図である。
【0143】図15の例において、用紙611には、図
13の例で示した内容の下側の範囲612に、有料道路
の出口を通過した時刻を示す出口利用日時、利用した有
料道路と退出した出口の名前を示す出口地点、および徴
収された通行料金(対距離料金)を示す収受料金、が印
刷されている。
【0144】図15の例においては、出口利用日時は
「2000年10月10日17:00」からなり、利用道路は「AB
C有料道路Z地点」からなり、収受料金は「850円」か
らなる。
【0145】以上のように入り口地点の情報と出口地点
の情報が同じ用紙に印刷されることにより、利用者は有
料道路を利用した直後にその利用明細を容易に取得する
ことができる。
【0146】図14に戻り、ステップS65の処理を終
了したCPU101は、対距離料金収受処理を終了して、
図9の料金収受処理を終了する。
【0147】なお、最初にステップS61において、車
載装置3のCPU101は、図9のステップS3において
受信した決済に関する情報に基づいて、有料道路の出口
の場所を示す出口地点名、その出口を通過した日時、お
よび請求された有料道路の通行料金を不揮発性メモリ1
04に記憶させるように説明したが、これに限らず、I
Cカード70に記録するようにしてもよい。
【0148】以上のように、車載装置3は、通過する地
点を識別し、その地点に対応した処理を行い、プリンタ
80を制御して、その地点に対応した情報を印刷させ
る。これにより、利用者は、有料道路を利用した直後に
利用明細を取得することができる。
【0149】以上のように行われる車載装置3による処
理に対応して、道路1に設置された管理装置も料金の収
受に関する処理を行う。
【0150】図16のフローチャートを参照して、均一
料金制の有料道路の料金所において、図9の車載装置3
による料金収受処理に対応して行われる、通行管理装置
10による料金収受処理を説明する。
【0151】通行管理装置10の制御部201は、狭域
通信部202を制御して、車載装置3より送信される信
号をアンテナ6を介して受信し、車載装置3を搭載する
車両2の存在を確認する。そして、ステップS81にお
いて、制御部201は、車載装置3を搭載する車両2を
検出したか否かを判定し、検出されたと判定するまで待
機する。
【0152】車載装置3を搭載する車両2を検出したと
判定した場合、制御部201は、ステップS82に進
み、狭域通信部202を制御して、図9のステップS2
において車載装置3より送信される利用者に関する情報
をアンテナ6を介して受信する。
【0153】利用者に関する情報を受信した制御部20
1は、ステップS83において、通行料金記憶部211
に記録されている情報に基づいて、決済に関する情報を
作成し、ステップS84において、狭域通信部202を
制御して、作成した決済に関する情報をアンテナ6を介
して送信する。送信された決済に関する情報は、図9の
ステップS3において車載装置3により受信される。
【0154】決済に関する情報を送信した通行管理装置
10の制御部201は、ステップS85において、狭域
通信部202を制御して、図10のステップS24にお
いて車載装置3により送信されるICカード70の更新
完了結果を受信する。
【0155】ICカード70の更新完了結果を受信した
制御部201は、ステップS86において、受信した更
新完了結果に基づいて、徴収料金記憶部212に徴収し
た料金を記憶させる。そして、ステップS87におい
て、制御部201は、車両情報通信部221を制御し
て、完了した料金収受の内容を示す通信結果情報を中央
管理センタ11の中央管理装置12に送信し、料金収受
処理を終了する。
【0156】次に、図17のフローチャートを参照し
て、対距離料金制の有料道路の入り口において、図9の
車載装置3による料金収受処理に対応して行われる、入
り口管理装置30による料金収受処理を説明する。
【0157】入り口管理装置30の制御部301は、狭
域通信部302を制御して、車載装置3より送信される
信号をアンテナ26を介して受信し、車載装置3を搭載
する車両2の存在を確認する。そして、ステップS10
1において、制御部301は、車載装置3を搭載する車
両2を検出したか否かを判定し、検出されたと判定する
まで待機する。
【0158】車載装置3を搭載する車両2を検出したと
判定した場合、制御部301は、ステップS102に進
み、狭域通信部302を制御して、図9のステップS2
において車載装置3より送信される利用者に関する情報
をアンテナ26を介して受信する。
【0159】利用者に関する情報を受信した制御部30
1は、ステップS103において、決済に関する情報を
作成し、ステップS104において、狭域通信部302
を制御して、作成した決済に関する情報をアンテナ26
を介して送信する。送信された決済に関する情報は、図
9のステップS3において車載装置3により受信され
る。
【0160】決済に関する情報を送信した入り口管理装
置30の制御部301は、ステップS105において、
通信結果情報を中央管理センタ11の中央管理装置12
に送信し、入り口通過処理を終了する。
【0161】次に、図18のフローチャートを参照し
て、対距離料金制の有料道路の出口において、図9の車
載装置3による料金収受処理に対応して行われる、出口
管理装置50による料金収受処理を説明する。
【0162】出口管理装置50の制御部401は、狭域
通信部402を制御して、車載装置3より送信される信
号をアンテナ46を介して受信し、車載装置3を搭載す
る車両2の存在を確認する。そして、ステップS121
において、制御部401は、車載装置3を搭載する車両
2を検出したか否かを判定し、検出されたと判定するま
で待機する。
【0163】車載装置3を搭載する車両2を検出したと
判定した場合、制御部401は、ステップS122に進
み、狭域通信部402を制御して、図9のステップS2
において車載装置3より送信される利用者に関する情報
をアンテナ46を介して受信する。
【0164】利用者に関する情報を受信した制御部40
1は、ステップS123において、受信した利用者に関
する情報に基づいて、車両情報通信部421を制御し
て、中央管理センタ11の中央管理装置12に利用者の
入場情報を要求する。中央管理装置12は、その要求に
基づいて、要求された利用者の入場情報を作成し、出口
管理装置50に送信する。
【0165】ステップS124において、制御部401
は、車両情報通信部421を制御して、中央管理装置1
2が送信した利用者の入場情報を受信する。そして、制
御部401は、ステップS125において、決済に関す
る情報を作成し、ステップS126において、狭域通信
部402を制御して、作成した決済に関する情報をアン
テナ46を介して送信する。送信された決済に関する情
報は、図9のステップS3において車載装置3により受
信される。
【0166】決済に関する情報を送信した出口管理装置
50の制御部401は、ステップS127において、狭
域通信部402を制御して、図14のステップS64に
おいて車載装置3により送信されるICカード70の更
新完了結果を受信する。
【0167】ICカード70の更新完了結果を受信した
制御部401は、ステップS128において、受信した
更新完了結果に基づいて、徴収料金記憶部412に徴収
した料金を記憶させる。そして、ステップS129にお
いて、制御部401は、車両情報通信部421を制御し
て、完了した料金収受の内容を示す通信結果情報を中央
管理センタ11の中央管理装置12に送信し、料金収受
処理を終了する。
【0168】以上のように行われる道路1に設置された
管理装置の処理に対応して、中央管理センタ11に設置
された中央管理装置12は料金の収受に関する処理を行
う。
【0169】図19のフローチャートを参照して、図1
6の通行管理装置10による料金収受処理に対応して行
われる、中央管理装置12による通行管理処理を説明す
る。
【0170】最初にステップS141において、中央管
理装置11の制御部501は、車両情報通信部521を
制御して、図16のステップS87において通行管理装
置10により送信された通信結果情報を受信する。
【0171】通信結果情報を受信した制御部501は、
ステップS142において、受信した通信結果情報にエ
ラー情報等の異常があるか否かを判定する。異常がない
と判定した場合、制御部501は、ステップS143に
おいて、受信した通信結果情報を通行情報記憶部542
に記憶し、通行管理処理を終了する。
【0172】ステップS142において、受信した通信
結果情報に異常があると判定した場合、制御部501
は、ステップS144に進み、出力部531を制御し
て、モニタ532にエラーメッセージを表示し、通行情
報記憶部542にエラー内容を記録する。また、エラー
メッセージおよびエラー内容は、プリンタ533により
印刷されるようにしてもよい。ステップS144の処理
を終了した制御部501は、通行管理処理を終了する。
【0173】次に、図20のフローチャートを参照し
て、図17の入り口管理装置30による入り口通過処理
に対応して行われる、中央管理装置12による入り口管
理処理を説明する。
【0174】最初にステップS161において、中央管
理装置11の制御部501は、車両情報通信部521を
制御して、図17のステップS105において入り口管
理装置30により送信された通信結果情報を受信する。
【0175】通信結果情報を受信した制御部501は、
ステップS162において、受信した通信結果情報にエ
ラー情報等の異常があるか否かを判定する。異常がない
と判定した場合、制御部501は、ステップS163に
おいて、受信した通信結果情報に基づいて、入場情報を
作成する。入場情報には、利用者名、車番、および車種
等の利用者に関する情報の他に、入り口地点名、入り口
利用日時等の入場に関する情報が含まれる。ステップS
164において、制御部501は、作成した入場情報を
通行情報記憶部542に記録し、入り口管理処理を終了
する。
【0176】ステップS162において、受信した通信
結果情報に異常があると判定した場合、制御部501
は、ステップS165に進み、出力部531を制御し
て、モニタ532にエラーメッセージを表示し、通行情
報記憶部542にエラー内容を記録する。また、エラー
メッセージおよびエラー内容は、プリンタ533により
印刷されるようにしてもよい。ステップS165の処理
を終了した制御部501は、入り口管理処理を終了す
る。
【0177】次に、図21のフローチャートを参照し
て、図18の出口管理装置50による料金収受処理に対
応して行われる、中央管理装置12による出口管理処理
を説明する。
【0178】最初にステップS181において、中央管
理装置12の制御部501は、車両情報通信部521を
制御して、図18のステップS123において出口管理
装置50により送信された入場情報の要求を受信したか
否かを判定し、受信したと判定するまで待機する。
【0179】入場情報の要求を受信したと判定した場
合、制御部501は、ステップS182において、要求
された入場情報を通行情報記憶部542より取得し、車
両情報通信部521を制御して、出口管理装置50に送
信する。
【0180】入場情報を送信した制御部501は、ステ
ップS183において、車両情報通信部521を制御し
て、図18のステップS129において出口管理装置5
0により送信された通信結果情報を受信する。
【0181】通信結果情報を受信した制御部501は、
ステップS184において、受信した通信結果情報にエ
ラー情報等の異常があるか否かを判定する。異常がない
と判定した場合、制御部501は、ステップS185に
おいて、受信した通信結果情報を通行情報記憶部542
に記憶し、通行管理処理を終了する。
【0182】ステップS184において、受信した通信
結果情報に異常があると判定した場合、制御部501
は、ステップS186に進み、出力部531を制御し
て、モニタ532にエラーメッセージを表示し、通行情
報記憶部542にエラー内容を記録する。また、エラー
メッセージおよびエラー内容は、プリンタ533により
印刷されるようにしてもよい。ステップS186の処理
を終了した制御部501は、通行管理処理を終了する。
【0183】以上のように、料金の収受に関する処理が
行われ、利用者より通行料金が徴収される。
【0184】以上において、通行料金の支払方法はプリ
ペイド方式である。通行料金の支払方法が後払い方式の
場合、利用者がETCシステムを利用して有料道路の料金
を精算すると、ICカード70に記憶されている累計利用
料金額その料金が加算される。そして利用者は、所定の
期間(例えば1ヶ月)ごとに、契約しているクレジット
カード会社等に利用料金を支払う。
【0185】通行料金の支払方法が後払い方式の場合に
おける車載装置3による料金収受処理を図22のフロー
チャートを参照して説明する。なお、図9のプリペイド
方式の場合の車載装置3による料金収受処理において説
明した処理の説明は省略する。
【0186】ステップS201乃至S203において、
車載装置3のCPU101は、図9のステップS1乃至S
3と同様に、路側管理装置と通信を確立し、利用者に関
する情報を送信し、路側管理装置より送信された決済に
関する情報を受信する。決済に関する情報を受信したCP
U101は、ステップS204において、図9のステッ
プS4の残金の確認処理は行わず、決済に関する情報に
含まれる地点名情報に基づいて、利用者が利用した有料
道路が均一料金制か否かを判定する。
【0187】均一料金制と判定した場合、CPU101
は、ステップS205に進み、均一料金収受処理を行
う。均一料金収受処理の詳細は図23を参照して後述す
る。均一料金収受処理を終了したCPU101は、車載装
置3による料金収受処理を終了する。
【0188】ステップS204において、均一料金制で
はないと判定した場合、CPU101は、ステップS20
6に進み、通過する地点が有料道路の入り口であるか否
かを判定する。通過する地点が有料道路の入り口である
と判定した場合、CPU101は、ステップS207に進
み、図12の入り口通過処理を行う。入り口通過処理を
終了したCPU101は、車載装置3による料金収受処理
を終了する。
【0189】また、ステップS206において、通過す
る地点が有料道路の出口であり、入り口ではないと判定
した場合、CPU101は、ステップS208に進み、対
距離料金収受処理を行う。対距離料金収受処理の詳細
は、図24を参照して後述する。対距離料金収受処理を
終了したCPU101は、車載装置3による料金収受処理
を終了する。
【0190】次に、図23のフローチャートを参照し
て、図22のステップS205において実行される均一
料金収受処理の詳細を説明する。
【0191】最初にステップS221において、車載装
置3のCPU101は、図22のステップS203におい
て受信した決済に関する情報に基づいて、料金所の場所
を示す通過地点名、料金所を通過した日時、および有料
道路の通行料金を不揮発性メモリ104に記憶させる。
【0192】CPU101は、ステップS222におい
て、ICカード読み出し/書き込み部113を制御し
て、図22のステップS203において受信した決済に
関する情報に基づいて、ICカード70に記憶されてい
る累積料金情報の累積料金額に請求された通行料金額を
加算し、累積料金情報を更新させる。累積料金情報を更
新したCPU101は、ステップS223に進み、ICカ
ード読み出し/書き込み部113を制御して、図9のス
テップS3において受信した決済に関する情報に基づい
て、ICカード70に通過地点名および通過した日時を
記録させる。
【0193】そして、CPU101は、ステップS224
において、無線通信部114を制御して、料金の収受処
理が正常に完了したことを示すICカード70の更新完
了結果情報を送信する。送信が終了すると、CPU101
は、ステップS225に進み、印刷制御部106を制御
して、プリンタ80に料金収受処理結果を図11に示す
例のように印刷させる。これにより、利用者は、有料道
路を利用した直後にその利用明細を取得することができ
る。
【0194】ステップS225の処理を終了したCPU1
01は、均一料金収受処理を終了して、図22の料金収
受処理を終了する。
【0195】なお、最初にステップS221において、
車載装置3のCPU101は、図22のステップS203
において受信した決済に関する情報に基づいて、料金所
の場所を示す通過地点名、料金所を通過した日時、およ
び有料道路の通行料金を不揮発性メモリ104に記憶さ
せるように説明したが、このステップS221を省略し
て、直接ICカード70に記録するようにしてもよい。
【0196】次に、図24のフローチャートを参照し
て、図22のステップS208において実行される対距
離料金収受処理の詳細を説明する。
【0197】最初にステップS241において、車載装
置3のCPU101は、図22のステップS203におい
て受信した決済に関する情報に基づいて、有料道路の出
口の場所を示す出口地点名、その出口を通過した日時、
および請求された有料道路の通行料金を不揮発性メモリ
104に記憶させる。
【0198】CPU101は、ステップS242におい
て、ICカード読み出し/書き込み部113を制御し
て、図22のステップS203において受信した決済に
関する情報に基づいて、ICカード70に記憶されてい
る累積料金情報の累積料金額から請求された通行料金額
を減算し、累積料金情報を更新させる。累積料金情報を
更新したCPU101は、ステップS243に進み、IC
カード読み出し/書き込み部113を制御して、不揮発
性メモリ104に記憶された情報に基づいて、ICカー
ド70に入り口地点名、出口地点名、入り口利用日時、
出口利用日時を記録させる。
【0199】そして、CPU101は、ステップS244
において、無線通信部114を制御して、料金の収受処
理が正常に完了したことを示すICカード70の更新完
了結果情報を送信する。送信が終了すると、CPU101
は、ステップS245に進み、印刷制御部106を制御
して、プリンタ80に料金収受処理結果を図15に示す
例のように印刷させる。これにより、利用者は、有料道
路を利用した直後にその利用明細を取得することができ
る。
【0200】ステップS245の処理を終了したCPU1
01は、対距離料金収受処理を終了して、図22の料金
収受処理を終了する。
【0201】なお、最初にステップS241において、
車載装置3のCPU101は、図22のステップS203
において受信した決済に関する情報に基づいて、有料道
路の出口の場所を示す出口地点名、その出口を通過した
日時、および請求された有料道路の通行料金を不揮発性
メモリ104に記憶させるように説明したが、これに限
らず、ICカード70に記録するようにしてもよい。
【0202】以上のように、車載装置3は、後払い方式
の場合においても、通過する地点を識別し、その地点に
対応した処理を行い、プリンタ80を制御して、その地
点に対応した情報を印刷させる。これにより、利用者
は、有料道路を利用した直後に利用明細を取得すること
ができる。
【0203】以上のように行われる車載装置3による処
理に対応して、通行管理装置10、入り口管理装置3
0、出口管理装置50、中央管理装置12も料金の収受
に関する処理を行うが、プリペイド方式の場合と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0204】なお、本システムは、車両から料金を支払
う全ての分野(駐車場料金支払い、あるいは、ドライブ
スルーの支払いなど)への応用展開が可能である。
【0205】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや
記録媒体からインストールされる。
【0206】この記録媒体は、図4に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク1
31(フロッピディスクを含む)、光ディスク132
(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digita
l Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク133
(MD(Mini-Disk(商標))を含む)、もしくは半導
体メモリ134などよりなるパッケージメディアにより
構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状
態でユーザに提供される、プログラムが記録されている
ROM102、またはCPU101に内蔵されているROMなど
で構成される。
【0207】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0208】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0209】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置、
通行料金処理方法、並びにプログラムによれば、利用者
が領収書を利用直後に入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通行管理システムの構成例を
示す図である。
【図2】本発明を適用した通行管理システムの他の構成
例を示す図である。
【図3】図1の車載装置の構成例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す車載装置の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】図1の通行管理装置の内部の構成例を示す図で
ある。
【図6】図2の入り口管理装置の内部の構成例を示す図
である。
【図7】図2の出口管理装置の内部の構成例を示す図で
ある。
【図8】中央管理センタに設置されている中央管理装置
の構成例を示すブロック図である。
【図9】車載装置による料金収受処理について説明する
フローチャートである。
【図10】図9のステップS6において実行される均一
料金収受処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図11】図3のプリンタによる印刷の例を示す図であ
る。
【図12】図9のステップS8において実行される入り
口通過処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図13】図3のプリンタによる印刷の例を示す図であ
る。
【図14】図9のステップS9において実行される対距
離料金収受処理の詳細を説明するフローチャートであ
る。
【図15】図3のプリンタによる印刷の例を示す図であ
る。
【図16】均一料金制の有料道路の料金所において、図
9の車載装置による料金収受処理に対応して行われる、
通行管理装置による料金収受処理を説明するフローチャ
ートである。
【図17】対距離料金制の有料道路の入り口において、
図9の車載装置による料金収受処理に対応して行われ
る、入り口管理装置による料金収受処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】対距離料金制の有料道路の出口において、図
9の車載装置による料金収受処理に対応して行われる、
出口管理装置による料金収受処理を説明するフローチャ
ートである。
【図19】図16の通行管理装置による料金収受処理に
対応して行われる、中央管理装置による通行管理処理を
説明するフローチャートである。
【図20】図17の入り口管理装置による入り口通過処
理に対応して行われる、中央管理装置による入り口管理
処理を説明するフローチャートである。
【図21】図18の出口管理装置による料金収受処理に
対応して行われる、中央管理装置による出口管理処理を
説明するフローチャートである。
【図22】通行料金の支払方法が後払い方式の場合にお
ける車載装置による料金収受処理を説明するフローチャ
ートである。
【図23】図22のステップS205において実行され
る均一料金収受処理の詳細を説明するフローチャートで
ある。
【図24】図22のステップS208において実行され
る対距離料金収受処理の詳細を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
3 車載装置 6 アンテナ 10 通行管理装置 11 中央管理センタ 12 中央管理装置 26 アンテナ 30 入り口管理装置 46 アンテナ 50 出口管理装置 61 内蔵アンテナ 62 ディスプレイ 63 ICカード挿入口 64 操作部 70 ICカード 80 プリンタ 81 プリンタケーブル 104 不揮発性メモリ 106 印刷制御部 113 ICカード読み出し/書き込み部 114 無線通信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される有料道路の通行料金徴
    収用車載装置において、 前記有料道路に設置された通行管理装置と無線通信を行
    う無線通信手段と、 前記無線通信手段により受信された情報を記録する記録
    手段と、 前記記録手段により記録された前記情報を読み出す読み
    出し手段と、 前記無線通信手段により受信された前記情報に基づい
    て、前記車両が通過する地点の種類を判別する判別手段
    と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記有料道路の通
    行料金に関する処理を行う料金処理手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記情報の印刷を
    制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする通行
    料金徴収用車載装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記車両が通過する地
    点が、均一料金制の有料道路の料金所、対距離料金制の
    有料道路の入り口、または、対距離料金制の有料道路の
    出口のいずれであるかを判別することを特徴とする請求
    項1に記載の通行料金徴収用車載装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷制御手段は、 前記判別手段により前記車両が通過する地点が均一料金
    制の有料道路の料金所であると判定された場合、前記料
    金処理手段により前記通行料金に関する処理が行われた
    後、処理された料金額を印刷するように制御し、 前記判別手段により前記車両が通過する地点が対距離料
    金制の有料道路の入り口であると判定された場合、前記
    料金処理手段により前記通行料金に関する処理が行われ
    た後、入り口地点情報および通過時刻を印刷するように
    制御し、 前記判別手段により前記車両が通過する地点が対距離料
    金制の有料道路の出口であると判定された場合、前記料
    金処理手段により前記通行料金に関する処理が行われた
    後、処理された料金額を印刷するように制御することを
    特徴とする請求項2に記載の通行料金徴収用車載装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷制御手段に基づいて印刷を行う
    印刷手段と、 前記印刷手段により印刷された用紙を排出する排出手段
    とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の通行料金徴収用車載装置。
  5. 【請求項5】 車両に搭載される有料道路の通行料金徴
    収用車載装置の通行料金処理方法において、 前記有料道路に設置された通行管理装置と無線通信を行
    う無線通信ステップと、 前記無線通信ステップの処理により受信された情報を記
    録する記録ステップと、 前記記録ステップの処理により記録された前記情報を読
    み出す読み出しステップと、 前記無線通信ステップの処理により受信された前記情報
    に基づいて、前記車両が通過する地点の種類を判別する
    判別ステップと、 前記判別ステップの処理の判別結果に基づいて、前記有
    料道路の通行料金に関する処理を行う料金処理ステップ
    と、 前記判別ステップの処理の判別結果に基づいて、前記情
    報の印刷を制御する印刷制御ステップとを備えることを
    特徴とする通行料金処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の通行料金処理方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004245683A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Mitsubishi Electric Corp 位置検出装置及び位置検出システム及び位置検出方法及び位置検出プログラム
JP2005309650A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動料金収受システム

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