JP3796538B2 - 路上駐車料金徴収方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、料金を徴収して公道の路上駐車を許可する路上駐車料金徴収方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、都の条例によってパーキングメーターを設け、コインを投入して所定時間内で路上駐車を許可している区域が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような区域には、駐車スペース毎にパーキングメータを設置しなければならず、このような設備の製造コスト、道路脇での設備設置コスト、実際の駐車スペースのライン引きコスト、パーキングメータに投入されたコインの回収にかかる人件費等、初期費用並びにランニングコストが高くなるきらいがあった。
【0004】
また、このようなパーキングメータが存在しても、コインを投入しない不正を適切に取り締まることは十分に行なうことができなかった。
【0005】
更に、実現化されていないものの、特開平3‐237586号に記載のプリペイドカードを利用した方法も提案されているが、この場合、ユーザーは駐車時に車載料金徴収機のスタートボタンを押し、発進時にストップボタンを押すというように、駐車スタート時間を自己申告するものであった。従って、ユーザーがスタートボタンの押し込みを故意に遅らせるという不正を防止することはできないものであった。
【0006】
従って、本発明の目的は、不正路上駐車の取り締まりが容易であり、設備費、ランニングコストを大幅に低減でき、公的機関の収益の大幅な増加にもつながる路上駐車料金徴収方法及び装置を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明路上駐車料金徴収方法は、
金銭決済可能なカードをマイクロコンピュータ搭載の車載器に挿入しておく準備ステップと、
マイクロコンピュータのROMに格納したプログラムに基づいて、車両の挙動を感知する挙動センサが車両の停車を感知したとき、CPUがこの停車感知時から所定時間後に路上駐車表示手段及び課金表示手段を表示させるとともに、駐車時間及び/又は駐車時間に応じた徴収料金のカウントを開始するカウントステップと、
前記カウントステップ開始後に挙動センサが車の走行を感知したとき、路上駐車表示手段及び課金表示手段の表示を停止させ、かつ前記CPUは直前の路上駐車時間に応じたカウント料金分の決済を行なうことができるよう前記カードを処理する決済ステップと
よりなることを特徴とする。
【0008】
更に、本発明路上駐車料金徴収装置は、
金銭決済可能なカードと、
前記カードを挿入するマイクロコンピュータ搭載の車載器と
を具え、前記車載器は、
車両の挙動を感知する挙動センサと、
前記カードを挿入した状態で前記挙動センサからの停車信号に基づくCPU制御によって停車感知時から所定時間後に表示を開始しかつ走行信号に基づくCPU制御によって表示を停止する路上駐車表示手段及び課金表示手段と、
前記カードを挿入した状態で前記挙動センサからの停車信号基づくCPU制御によって駐車時間及び/又は駐車時間に応じた徴収料金のカウントを開始しかつ走行信号に基づくCPU制御によって前記カウントを停止するカウント手段とを有し、前記CPUは、前記カウント開始後に挙動センサからの走行信号に基づいて、直前の路上駐車時間に応じたカウント料金分の決済を行なうことができるよう前記カードを処理する
ことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、ユーザーは従来のようにコインメーターにコインを投入したり、また国や地方自治体がこのための設備を製作し、また道路脇に設置したりすることなく、金銭決済可能なカードによって路上駐車の料金を決済することができる。路上駐車を絶対にしないユーザーであれば、このような車載器及びこれに必要なカードを購入して車両に装着する必要はない。更に、本発明による車載器を装着した場合でも、車載器に適合するカードを挿入していない限り、路上駐車表示手段が表示状態になることがあっても、課金表示手段は表示されずに料金決済は行われず、不正路上駐車とみなされる。
【0010】
このような金銭決済可能なカードとしては、プリペイドカード、又はクレジットカード会社との契約に基づいて発行され、各種契約情報及び料金に関する履歴情報等を記憶することができるICカードとすることができる。車載器もプリペイドカード及びICカードの少なくとも一方を挿入かつ処理可能にした構成とすることができる。
【0011】
このような路上駐車料金決済用のプリペイドカードは、例えば、コンビニエンス・ストア、ガソリンスタンド等で、作成済みプリペイドカードとして又はプリペイドカード発行機により販売できるようにすると好適である。
【0012】
また、路上駐車料金決済にICカードを使用する場合、ICカード処理装置をコンビニエンス・ストアやガソリンスタンドに設置しておき、このICカード処理装置で読み取ってカード決済又は現金決済できるようにすると好適である。
【0013】
更に、ICカード及び車載器を有料道路自動料金支払いシステムと共通にする即ち、ETC(Electronic Toll Collection)カード及びこのための車載器と共用すると好適である。この実施例においては、路上駐車の未精算料金は、有料道路におけるETCゲートで有料道路で通行料の決済を行なうと同時に路上駐車未精算料金の決済も行なうようにすると好適である。
【0014】
更にまた、プリペイドカード又はICカード(又はETCカード)を挿入した状態で挙動センサからの停車信号に基づいて所定時間後に表示を開始しかつ走行信号に基づいて表示を停止する路上駐車表示手段及び課金表示手段、例えば、発光ダイオード等の表示ランプ又は電光表示によって、路上駐車監視員は、課金表示手段が表示されているか否かで路上駐車車両が不正駐車であるか否かが即座に判別することができるようになる。
【0015】
例えば、路上駐車表示手段として例えば、ディスプレイに駐車時間が表示されているにもかかわらず課金表示手段が未表示である場合、不正駐車であることが確認できる。路上駐車監視員が、このような不正駐車車両を、例えば、巡回の度毎に、日付/時間入りのデジタルカメラによって、ナンバープレート込みで撮影し、裁判所に証拠写真として提出し、裁判所が不正路上駐車した車両のオーナーに対して罰金とともに駐車時間に対応する路上駐車料金の支払いを命ずることができるようにすると好適である。
【0016】
このような体制をとることにより、道路脇に設置する料金徴収用の設備に関するコストが不要で、余裕のある公道を積極的に駐車スペースとして有効に活用でき、しかも、公道路上駐車の駐車料金を確実に徴収することができ、国や地方自治体の収益の増収とともに、路上駐車監視員の採用で失業対策として雇用促進にもつながる。
【0017】
更に、路上駐車監視員は、従来のパーキングメータにおけるようなコイン回収作業は不要であり、コイン回収に伴う強盗による強奪又は回収員による着服の危険性もなく、課金表示手段が未表示の車両をカメラ撮影するだけで済む。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図面につき本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0019】
本発明路上駐車料金徴収方法によれば、車両1を路上駐車して用事を済まそうとするドライバ2は、車両1から立ち去る前にこの車両のダッシュボード3に取り付けたマイクロコンピュータ搭載の車載器4のカードスロット手段5に金銭決済可能なカードを挿入する。路上駐車以外の適正な駐車場例えば、自宅駐車スペースやゲート付き駐車場、駐車可の標識のある道路等に駐車する場合、又は渋滞時巻き込まれ、解消に5分以上かかると判断した場合には、この金銭決済可能なカードを挿入せず、若ししくは車載器4の電源をオフにする。
【0020】
このような金銭決済可能なカードとして、例えば、コンビニエンス・ストア、ガソリンスタンド等で販売されるプリペイドカード(例えば10,000円/30時間)、又はクレジットカード会社との契約に基づいて発行され、各種契約情報及び料金に関する履歴情報等を記憶することができるICカードとする。
【0021】
車載器4には、図2に示すように、車両の挙動を感知する挙動センサ8を内蔵又は外部接続し、挙動センサ8からの信号が車載器4のマイクロコンピュータ9のCPU10に入力される。この挙動センサ8は、例えば、慣性変化センサ、速度センサ等の車両の移動/停止を感知することができるものであれば任意のセンサを使用することができる。
【0022】
挙動センサ8が停車を感知したとき、CPU10は挙動センサ8からの停車信号の入力を受けて、停車感知時から所定時間後、例えば、現在の道路交通法で路上駐車が認められている「5分」を経過したら常に路上駐車表示手段11を表示させる。この路上駐車表示手段は、例えば、どのくらいの時間路上駐車しているかの時間を表示する時間表示ディスプレイとすると好適である。CPU10はカウント手段12に基づいて、例えば、「5分」経過後からカウントした駐車時間をこのディスプレイに表示する制御を行なう。
【0023】
金銭決済可能なカード、例えば、プリペイドカード又はICカード挿入されている状態では、CPU10は停車感知時から所定時間後、例えば、現在条例で路上駐車が認められている「5分」を経過したら路上駐車表示手段11と一緒に課金表示手段7をも表示させる。この課金表示手段7は、例えば、赤色の単なる発光ダイオード等による表示ランプ及び/又は駐車時間に応じた路上駐車料金の電光若しくは液晶による料金表示ディスプレイとすると好適である。課金表示手段7が料金表示ディスプレイである場合、CPU10は、カウント手段12に基づいて、例えば、「5分」経過後からカウントした駐車時間応じた路上駐車料金の金額を表示させる。
【0024】
ドライバ2が用事を済ませて運転を再開し、挙動センサ8が車両の走行を感知したとき、マイクロコンピュータ9のCPU10は、課金表示手段7及び路上駐車表示手段11を非表示にする。金銭決済可能なカードがプリペイドカードである場合、CPU10は、このプリペイドカードに対して直前の駐車時間に対応する路上駐車料金に対応する金額を減じた価値を付与する決済の処理を行なう。この処理としては、カードスロット手段5によって、決済処理の他に履歴と残量をカードにプリント等の処理をすると好適である。
【0025】
プリペイドカードの残量よりも路上駐車料金がオーバーした場合には、課金表示手段7の表示は非表示となる。従って、残量が少なくなったとき、例えば、1時間分の残量を切ったときにはアラームを発生すると好適である。後述のドライバ側の表示手段16が電光又は液晶によるディスプレイ手段16である場合、アラーム表示や、残量をオーバーした路上駐車を行なったとき、このディスプレイ手段16に不足分の金額をマイナス表示し、カードにもこの履歴を書込むようにすると好適である。
【0026】
金銭決済可能なカードがICカードである場合、ICカード6の未精算料金メモリに記憶されている未精算金額をRAM13に読み込み、この読み込み未精算金額に対して直前の路上駐車時間に応じてカウント手段12がカウントしたカウント料金を加算してICカード6の未精算料金メモリに記憶するとともに、直前の路上駐車の履歴情報(路上駐車した日付及び時刻、そのときの駐車料金等)をICカード6の所定メモリに記憶するという処理を行なう。これらCPUの制御はマイクロコンピュータ9のROM14に記憶したプログラムに基づいて行われる。
【0027】
図2に示す車載器4のブロック図おいては電源回路は図示していないが、当然電源回路は存在し、例えば、充電可能バッテリを電源とし、この充電可能バッテリはエンジン作動時に車載バッテリから充電されるものとすると好適である。
【0028】
プリペイドカードは、例えば、コンビニエンス・ストアやガソリンスタンド等に設置する図1の(b)に示すプリペイドカード発行機(カード処理装置)15で発行するか、又はコンビニエンス・ストアやガソリンスタンド等で作成済みカードとして販売することができる。プリペイドカード発行機(カード処理装置)15においては、残量が少なくなった又は残量ゼロ若しくはマイナスの不足分が書込まれた販売済みのプリペイドカードに対して現金を投入することによって増大した価値を付与できるようにすると好適である。
【0029】
金銭決済可能なカードがICカードの場合、路上駐車料金の精算は、例えば、コンビニエンス・ストア又はガソリンスタンドに設置されたカード処理装置としてのICカード処理装置15(図1(b))のカードスロットにICカード6を挿入する。ICカード処理装置15で読み取った必要な所定情報は、このICカード処理装置15にオンラインで接続されたクレジットカード会社の管理サーバ(図示せず)に転送されて、未精算路上駐車料金分の決済が行われ、ICカード6の未精算料金メモリをリセットする。このICカード処理装置15は、カード決済の外、現金決済も行なえるようにすると好適である。
【0030】
車載器4は、プリペイドカード対応かICカード対応のいずれかの一方のタイプとするか、又は双方のカードのためのカードスロット手段を個別に設けるタイプ若しくは双方のカードを同一のカードスロット手段で処理することができるタイプとすることもできる。また、車載器4のドライバ側に対面する側に設ける表示手段16が、図1の(a)に示すように電光又は液晶ディスプレイ手段16である場合には、カード非挿入又は不完全挿入を示す表示のみならず、現在行なっている路上駐車の駐車時間と同時にプリペイドカードの残量又はICカードの未精算料金を表示を行なうようにすると好適である。
【0031】
このドライバ側表示手段16は、単なる赤色の発光ダイオード等の表示ランプとし、カード非挿入又は不完全挿入の場合には点灯するようにすることもできる。更に、この場合、プリペイドカードの残量が1時間を切るとき、この表示ランプが点滅してドライバの注意を促すようにすると好適である。
【0032】
図1の実施例においては、金銭決済可能なカードをプリペイドカード又はICカードとして説明したが、ICカード6は有料道路自動料金支払いシステムのETCカードと兼用にし、ICカードの未精算料金をETCゲートで決済処理することができるようにすることもできる。この場合、車載器にはETCゲートの路側アンテナと送受信するための無線送受信手段を設ける。この実施例の場合は、ICカード及び車載器を有料道路自動料金支払いシステムと共通にするため、個別に車載器を車両に取り付けるムダを省くことができ有益である。
【0033】
金銭決済可能なカードを車載器に挿入して適正に路上駐車を行なう車両1は課金表示手段11が常に自動的に表示されることになるため、路上駐車監視員は、課金表示手段11が表示しているか否かで路上駐車車両が不正駐車であるか否かが即座に判別することができる。
【0034】
路上駐車監視員は、課金表示手段が非表示の路上駐車車両を日付/時間入りのデジタルカメラによって定期的に(巡回毎に)、ナンバープレート込みで複数回撮影し、裁判所に証拠写真として提出する。これによって、裁判所は不正路上駐車した車両のオーナーに対して、罰金とともに駐車時間に対応する路上駐車料金の支払いを命ずることができるようになる。
【0035】
【発明の効果】
本発明路上駐車料金徴収方法及び装置によれば、従来のように国や地方自治体が路上駐車用のコインメーターを製造しかつ駐車スペース毎の道路脇に個別に設置したり、またユーザーがこのようなコインメーターにコインを投入したり、路上駐車の料金をカード決済とすることができる。ICカード及び車載器を有料道路自動料金支払いシステムと共通にする実施例によれば、設備コストのムダを省くことができ有益である。
【0036】
更に、本発明路上駐車料金徴収方法及び装置によれば、路上駐車表示手段の表示とは別に、金銭決済可能なカードが車載器に挿入されていれば、条例認可時間経過後に常に自動的に課金表示手段が表示されることになるため、この課金表示手段の表示の有無で路上駐車車両が不正駐車であるか否かがすぐに判別することができる。従って、本発明によれば、ドライバが車載器を改造する以外には不正を行なう余地はなくなり、不正自己申告等も防止できる。
【0037】
路上駐車監視員は巡回の度毎に、課金表示手段が非表示の路上駐車車両を日付/時間入りのデジタルカメラによってナンバープレート込みで複数回撮影し、裁判所に証拠写真として提出し、不正路上駐車した車両のオーナーに対して、罰金とともに駐車時間に対応する路上駐車料金の支払いを命ずることができるようになる。
【0038】
このように本発明路上駐車料金徴収方法及び装置によれば、道路脇に設置する料金徴収用の設備に関するコストが不要で、余裕のある公道を積極的に駐車スペースとして有効に活用でき、しかも、公道路上駐車の駐車料金を確実に徴収することができ、国や地方自治体の収益の増収とともに、路上駐車監視員の採用で失業対策として雇用促進にもつながるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明路上駐車料金徴収方法の説明図であり、(a)は路上駐車しようとし、ドライバが車両を離れる直前の状態を示す説明図、(b)はカード処理装置としてのプリペイドカード発行機又は路上駐車料金を精算するICカード処理装置の説明図である。
【図2】 本発明路上駐車料金徴収装置における車載器の内部回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 車両
2 ドライバ
3 ダッシュボード
4 車載器
5 カードスロット手段
6 ICカード
7 課金表示手段
8 挙動センサ
9 マイクロコンピュータ
10 CPU
11 路上駐車表示手段
12 カウント手段
13 RAM
14 ROM
15 プリペイドカード発行機又はICカード処理装置
16 ドライバ側の表示手段(ディスプレイ手段)

Claims (4)

  1. 料金を徴収して公道の路上駐車を許可する路上駐車料金徴収方法において、
    クレジット会社によって発行され、各種契約情報を記憶しまた料金に関する履歴情報等を記憶することができる金銭決済可能なICカードをマイクロコンピュータ搭載の車載器に挿入しておく準備ステップと、
    マイクロコンピュータのROMに格納したプログラムに基づいて、車両の挙動を感知する挙動センサが車両の停車を感知したとき、CPUがこの停車感知時から所定時間後に路上駐車表示手段及び課金表示手段を表示させるとともに、駐車時間及び/又は駐車時間に応じた徴収料金のカウントを開始するカウントステップと、
    前記カウントステップ開始後に挙動センサが車の走行を感知したとき、路上駐車表示手段及び課金表示手段の表示を停止させ、かつ前記CPUは直前の路上駐車時間に応じたカウント料金を前記ICカードの未精算料金メモリの値に加算して記憶するとともに、直前の路上駐車の履歴情報を前記ICカードに記憶する路上駐車履歴保存ステップと、
    所定箇所に設置されたICカード処理装置で前記ICカードの未精算料金メモリに記憶されている未精算料金、路上駐車履歴情報及び契約情報を読み取る読取りステップと、
    ICカード処理装置で読み取った必要な所定情報をICカード処理装置にオンラインで接続された管制センターのサーバに転送し、契約情報に含まれるクレジットカード会社との間で未精算路上駐車料金分の決済を行ない、前記ICカードの未精算料金メモリをリセットする決済ステップと
    よりなることを特徴とする路上駐車料金徴収方法。
  2. 前記ICカード及び車載器を有料道路自動料金支払いシステムと共通にした請求項記載の方法。
  3. 料金を徴収して公道の路上駐車を許可する路上駐車料金徴収装置において、
    クレジットカード会社との契約に基づいて発行され、各種契約情報及び料金に関する履歴情報等を記憶することができる金銭決済可能なICカードと、
    前記カードを挿入するマイクロコンピュータ搭載の車載器と
    を具え、前記車載器は、
    車両の挙動を感知する挙動センサと、
    前記カードを挿入した状態で前記挙動センサからの停車信号に基づくCPU制御によって停車感知時から所定時間後に表示を開始しかつ走行信号に基づくCPU制御によって表示を停止する路上駐車表示手段及び課金表示手段と、
    前記カードを挿入した状態で前記挙動センサからの停車信号基づくCPU制御によって駐車時間及び/又は駐車時間に応じた徴収料金のカウントを開始しかつ走行信号に基づくCPU制御によって前記カウントを停止するカウント手段と
    を有し、
    前記CPUは、前記カウント開始後に挙動センサからの走行信号に基づいて、直前の路上駐車時間に応じたカウント料金を前記ICカードの未精算料金メモリの値に加算して記憶しかつ直前の路上駐車の履歴情報を前記ICカードの所定のメモリに記憶するものとし、
    所定箇所に設置されるICカード処理装置と、このICカード処理装置にオンラインで接続された前記クレジットカード会社の管理サーバとを設け、
    ICカード処理装置で読み取った必要な所定情報を、契約情報に含まれるクレジットカード会社との間で未精算路上駐車料金分の決済を行ない、前記ICカードの未精算料金メモリをリセットすることを特徴とする路上駐車料金徴収装置。
  4. 前記ICカード及び車載器を有料道路自動料金支払いシステムと共通にした請求項記載の装置。
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