JP2002251640A - 駐車場装置 - Google Patents
駐車場装置Info
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- JP2002251640A JP2002251640A JP2001049836A JP2001049836A JP2002251640A JP 2002251640 A JP2002251640 A JP 2002251640A JP 2001049836 A JP2001049836 A JP 2001049836A JP 2001049836 A JP2001049836 A JP 2001049836A JP 2002251640 A JP2002251640 A JP 2002251640A
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管理者を必要とせず、かつ、利用者が発行カ
ード等を携帯する必要のない駐車場装置を得る。 【解決手段】 利用者の車両の出入りを規制するゲート
を備える駐車場装置において、利用者の指紋、網膜パタ
ーンなどの身体的特徴に関する特定データを読み取る読
取手段３と、読取手段３で読み取られた各利用者の特定
データを記憶登録する記憶手段１１と、記憶手段１１に
記憶登録された特定データと、読取手段３によって新た
に読み取られた利用者の特定データとを比較照合し、利
用者が特定データ登録者か否かを識別する識別手段５
と、識別手段５による識別結果に応じてゲートを制御す
る制御手段１６とを有している。
ード等を携帯する必要のない駐車場装置を得る。 【解決手段】 利用者の車両の出入りを規制するゲート
を備える駐車場装置において、利用者の指紋、網膜パタ
ーンなどの身体的特徴に関する特定データを読み取る読
取手段３と、読取手段３で読み取られた各利用者の特定
データを記憶登録する記憶手段１１と、記憶手段１１に
記憶登録された特定データと、読取手段３によって新た
に読み取られた利用者の特定データとを比較照合し、利
用者が特定データ登録者か否かを識別する識別手段５
と、識別手段５による識別結果に応じてゲートを制御す
る制御手段１６とを有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の車両の出
入りを規制するゲートを備える駐車場装置及び複数のパ
ーキングロットを備え、各パーキングロットが入庫した
利用者の車両の退出を防止するロック手段を有する駐車
場装置に関するものである。
入りを規制するゲートを備える駐車場装置及び複数のパ
ーキングロットを備え、各パーキングロットが入庫した
利用者の車両の退出を防止するロック手段を有する駐車
場装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来において、利用者の車両の出入りを
規制するゲートを備える駐車場装置は、管理者が常駐さ
れており、この管理者がゲートの開閉や、利用料金の算
出、支払い等を行っている。しかし、このような駐車場
装置では、管理者を常駐させなければならないため、人
件費等のコストが高くなってしまうという問題がある。
規制するゲートを備える駐車場装置は、管理者が常駐さ
れており、この管理者がゲートの開閉や、利用料金の算
出、支払い等を行っている。しかし、このような駐車場
装置では、管理者を常駐させなければならないため、人
件費等のコストが高くなってしまうという問題がある。
【０００３】そこで、管理者を必要としない駐車場装置
が知られている。この駐車場装置は、予め利用者に会員
証やＩＤカード等を発行し、利用者がこの発行カードを
用いてゲートの開閉や、利用料金の算出、支払い等を行
うため、管理者を必要とせず、人件費等のコストを低減
させることができる。
が知られている。この駐車場装置は、予め利用者に会員
証やＩＤカード等を発行し、利用者がこの発行カードを
用いてゲートの開閉や、利用料金の算出、支払い等を行
うため、管理者を必要とせず、人件費等のコストを低減
させることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記駐
車場装置では、利用者が発行カードを紛失した場合に
は、駐車場から退場することができなくなってしまうと
いう問題がある。また、利用者は、発行カードを携帯し
なければならないため、利用者の利便性が悪いという問
題もある。
車場装置では、利用者が発行カードを紛失した場合に
は、駐車場から退場することができなくなってしまうと
いう問題がある。また、利用者は、発行カードを携帯し
なければならないため、利用者の利便性が悪いという問
題もある。
【０００５】本発明は、上述のような従来技術の問題点
に鑑みてなされたものであり、管理者を必要とせず、か
つ、利用者が発行カード等を携帯する必要のない駐車場
装置を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、管理者を必要とせず、か
つ、利用者が発行カード等を携帯する必要のない駐車場
装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者の車両
の出入りを規制するゲートを備える駐車場装置におい
て、上記利用者の指紋、網膜パターンなどの身体的特徴
に関する特定データを読み取る読取手段と、上記読取手
段で読み取られた各利用者の上記特定データを記憶登録
する記憶手段と、上記記憶手段に記憶登録された上記特
定データと、上記読取手段によって新たに読み取られた
利用者の特定データとを比較照合し、上記利用者が特定
データ登録者か否かを識別する識別手段と、上記識別手
段による識別結果に応じて上記ゲートを制御する制御手
段とを有していることを特徴とする駐車場装置を提供す
る。
の出入りを規制するゲートを備える駐車場装置におい
て、上記利用者の指紋、網膜パターンなどの身体的特徴
に関する特定データを読み取る読取手段と、上記読取手
段で読み取られた各利用者の上記特定データを記憶登録
する記憶手段と、上記記憶手段に記憶登録された上記特
定データと、上記読取手段によって新たに読み取られた
利用者の特定データとを比較照合し、上記利用者が特定
データ登録者か否かを識別する識別手段と、上記識別手
段による識別結果に応じて上記ゲートを制御する制御手
段とを有していることを特徴とする駐車場装置を提供す
る。
【０００７】上記駐車場装置は、上記利用者が、駐車場
内において自分の車両を、ロック及びこのロックを解除
することができる利用者専用ロック手段を設けることが
できる。
内において自分の車両を、ロック及びこのロックを解除
することができる利用者専用ロック手段を設けることが
できる。
【０００８】本発明は、また、複数のパーキングロット
を備え、各パーキングロットが入庫した利用者の車両の
退出を防止するロック手段を有する駐車場装置におい
て、上記利用者の指紋、網膜パターンなどの身体的特徴
に関する特定データを読み取る読取手段と、上記読取手
段で読み取られた各利用者の上記特定データを記憶登録
する記憶手段と、上記記憶手段に記憶登録された上記特
定データと、上記読取手段によって新たに読み取られた
利用者の特定データとを比較照合し、上記利用者が特定
データ登録者か否かを識別する識別手段と、上記識別手
段による識別結果に応じて上記ロック手段のロックを制
御する制御手段とを有していることを特徴とする駐車場
装置を提供する。
を備え、各パーキングロットが入庫した利用者の車両の
退出を防止するロック手段を有する駐車場装置におい
て、上記利用者の指紋、網膜パターンなどの身体的特徴
に関する特定データを読み取る読取手段と、上記読取手
段で読み取られた各利用者の上記特定データを記憶登録
する記憶手段と、上記記憶手段に記憶登録された上記特
定データと、上記読取手段によって新たに読み取られた
利用者の特定データとを比較照合し、上記利用者が特定
データ登録者か否かを識別する識別手段と、上記識別手
段による識別結果に応じて上記ロック手段のロックを制
御する制御手段とを有していることを特徴とする駐車場
装置を提供する。
【０００９】上記駐車場装置は、上記利用者の住所、氏
名などの個人データを登録する登録手段を有し、上記登
録手段によって登録された各利用者の上記個人データ
は、上記特定データと共に上記記憶手段に記憶登録させ
ることができる。
名などの個人データを登録する登録手段を有し、上記登
録手段によって登録された各利用者の上記個人データ
は、上記特定データと共に上記記憶手段に記憶登録させ
ることができる。
【００１０】また、上記駐車場装置は、上記識別手段に
よる識別結果に基づき課金開始、精算等の利用料金の管
理をする料金管理手段を設けることができる。また、上
記特定データは、上記利用者の指紋パターンであり、上
記読取手段は、この指紋パターンを読み取る指紋読取手
段にすることができる。また、上記特定データは、上記
利用者の網膜パターンであり、上記読取手段は、この網
膜パターンを読み取る網膜読取手段にすることができ
る。
よる識別結果に基づき課金開始、精算等の利用料金の管
理をする料金管理手段を設けることができる。また、上
記特定データは、上記利用者の指紋パターンであり、上
記読取手段は、この指紋パターンを読み取る指紋読取手
段にすることができる。また、上記特定データは、上記
利用者の網膜パターンであり、上記読取手段は、この網
膜パターンを読み取る網膜読取手段にすることができ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる駐車場装置
の実施の形態について図面を参照しながら述べる。図３
には、本発明にかかる駐車場装置の構成を示している。
図３に示すように、駐車場装置は、登録手段１０と、読
取手段３と、記憶手段１１と、識別手段５と、制御手段
１６とから主に構成されている。
の実施の形態について図面を参照しながら述べる。図３
には、本発明にかかる駐車場装置の構成を示している。
図３に示すように、駐車場装置は、登録手段１０と、読
取手段３と、記憶手段１１と、識別手段５と、制御手段
１６とから主に構成されている。
【００１２】上記登録手段１０は、利用者の個人デー
タ、例えば、住所、氏名、料金支払いのための銀行口座
番号（あるいはクレジットカード番号）、車両ナンバ
ー、入場時の日付や時刻等を登録するためのものであ
る。登録手段１０としては、利用者が任意に操作するこ
とができる操作パネル等を用いることができる。
タ、例えば、住所、氏名、料金支払いのための銀行口座
番号（あるいはクレジットカード番号）、車両ナンバ
ー、入場時の日付や時刻等を登録するためのものであ
る。登録手段１０としては、利用者が任意に操作するこ
とができる操作パネル等を用いることができる。
【００１３】上記読取手段３は、利用者の指紋パター
ン、網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定データ
を読み取るためのものである。特定データとして、利用
者の手の指の指紋パターンを用いた場合は、読取手段３
は、この指紋パターンを読み取る指紋読取手段にするこ
とができる。一方、特定データとして、利用者の目の網
膜パターンを用いた場合は、読取手段３は、この目の網
膜パターンを読み取る網膜読取手段にすることができ
る。網膜読取手段としては、目の網膜パターンを画像デ
ータとして読み取ることができるカメラ等を用いること
ができる。
ン、網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定データ
を読み取るためのものである。特定データとして、利用
者の手の指の指紋パターンを用いた場合は、読取手段３
は、この指紋パターンを読み取る指紋読取手段にするこ
とができる。一方、特定データとして、利用者の目の網
膜パターンを用いた場合は、読取手段３は、この目の網
膜パターンを読み取る網膜読取手段にすることができ
る。網膜読取手段としては、目の網膜パターンを画像デ
ータとして読み取ることができるカメラ等を用いること
ができる。
【００１４】上記記憶手段１１は、登録手段１０及び読
取手段３と電気的に接続されており、登録手段１０によ
って登録された各利用者の個人データと、読取手段３で
読み取られた各利用者の特定データとを記憶登録するた
めのものである。
取手段３と電気的に接続されており、登録手段１０によ
って登録された各利用者の個人データと、読取手段３で
読み取られた各利用者の特定データとを記憶登録するた
めのものである。
【００１５】上記識別手段５は、記憶手段１１及び読取
手段３と電気的に接続されており、記憶手段１１に記憶
登録された特定データと、読取手段３によって新たに読
み取られた利用者の特定データとを比較照合し、利用者
が特定データ登録者か否かを識別するためのものであ
る。
手段３と電気的に接続されており、記憶手段１１に記憶
登録された特定データと、読取手段３によって新たに読
み取られた利用者の特定データとを比較照合し、利用者
が特定データ登録者か否かを識別するためのものであ
る。
【００１６】上記制御手段１６は、識別手段５と電気的
に接続されており、識別手段５による識別結果に応じ
て、利用者の車両の出入りを規制するゲートを制御する
ためのものである。また、制御手段１６は、記憶手段１
１及び料金管理手段４０と電気的に接続されている。
に接続されており、識別手段５による識別結果に応じ
て、利用者の車両の出入りを規制するゲートを制御する
ためのものである。また、制御手段１６は、記憶手段１
１及び料金管理手段４０と電気的に接続されている。
【００１７】上記料金管理手段４０は、識別手段５によ
る識別結果に基づいて課金開始、精算等の利用料金の管
理をするためのものであり、利用時間や利用料金等を表
示させる表示部６、利用者が利用料金を投入する料金投
入部７、利用者に釣銭を払い戻す釣銭払戻部８、及び、
利用者に領収書を発行する領収書発行部９等を有してい
る。
る識別結果に基づいて課金開始、精算等の利用料金の管
理をするためのものであり、利用時間や利用料金等を表
示させる表示部６、利用者が利用料金を投入する料金投
入部７、利用者に釣銭を払い戻す釣銭払戻部８、及び、
利用者に領収書を発行する領収書発行部９等を有してい
る。
【００１８】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。図１において、符号２０は、本発明にかかる駐車
場装置３０が利用された、車両としての自転車２１を駐
車する駐車場を示している。この駐車場２０には、利用
者が自転車２１を駐車場２０内に入場させる入口ゲート
１と、利用者が自転車２１を駐車場２０から退場させる
出口ゲート２とが設けられている。この入口ゲート１及
び出口ゲート２は、制御手段１６によって制御されてい
て、これによって、利用者の車両の出入りが規制されて
いる。
する。図１において、符号２０は、本発明にかかる駐車
場装置３０が利用された、車両としての自転車２１を駐
車する駐車場を示している。この駐車場２０には、利用
者が自転車２１を駐車場２０内に入場させる入口ゲート
１と、利用者が自転車２１を駐車場２０から退場させる
出口ゲート２とが設けられている。この入口ゲート１及
び出口ゲート２は、制御手段１６によって制御されてい
て、これによって、利用者の車両の出入りが規制されて
いる。
【００１９】利用者は、ます、駐車場装置３０の登録手
段１０で個人データを登録する。個人データは、前述の
ように、住所、氏名、料金支払いのための銀行口座番号
（あるいはクレジットカード番号）、車両ナンバー、入
場時の日付や時刻等にすることができる。また、銀行口
座番号またはクレジットカード番号を、個人データとし
て登録することにより、利用者は、退場時に利用料金を
精算する必要がなく、自動決済を行うことができる。ま
た、利用者は、登録手段１０で個人データを登録すると
共に、読取手段３によって特定データを読み取ってもら
う。
段１０で個人データを登録する。個人データは、前述の
ように、住所、氏名、料金支払いのための銀行口座番号
（あるいはクレジットカード番号）、車両ナンバー、入
場時の日付や時刻等にすることができる。また、銀行口
座番号またはクレジットカード番号を、個人データとし
て登録することにより、利用者は、退場時に利用料金を
精算する必要がなく、自動決済を行うことができる。ま
た、利用者は、登録手段１０で個人データを登録すると
共に、読取手段３によって特定データを読み取ってもら
う。
【００２０】このようにして、利用者によって登録手段
１０で登録された個人データ及び読取手段３によって読
み取られた特定データは、記憶手段１１に記憶登録され
る。記憶手段１１に個人データ及び特定データが記憶登
録されると、制御手段１６によって入口ゲート１が開
き、利用者は、自分の所有する自転車２１と共に駐車場
２０内へ入場することができる。そして、利用者は、駐
車場２０内に自転車２１を置き、図示しない入出口から
退場する。なお、この入出口は、自転車２１を通過させ
ることはできず、利用者のみが通過することができるよ
うになっている。
１０で登録された個人データ及び読取手段３によって読
み取られた特定データは、記憶手段１１に記憶登録され
る。記憶手段１１に個人データ及び特定データが記憶登
録されると、制御手段１６によって入口ゲート１が開
き、利用者は、自分の所有する自転車２１と共に駐車場
２０内へ入場することができる。そして、利用者は、駐
車場２０内に自転車２１を置き、図示しない入出口から
退場する。なお、この入出口は、自転車２１を通過させ
ることはできず、利用者のみが通過することができるよ
うになっている。
【００２１】次に、利用者が入出口から駐車場２０内に
入場（再入場）し、自転車２１と共に出口ゲート２から
退場するときは、利用者は読取手段３によって特定デー
タが新たに読み取られる。
入場（再入場）し、自転車２１と共に出口ゲート２から
退場するときは、利用者は読取手段３によって特定デー
タが新たに読み取られる。
【００２２】この読取手段３によって新たに読み取られ
た特定データは、識別手段５によって、記憶手段１１に
記憶登録された特定データと比較照合され、利用者が特
定データ登録者か否か識別される。識別手段５による識
別の結果、利用者が特定データ登録者であると判断され
た場合は、図２に示すように表示部６に利用時間や利用
料金等が表示される。利用者は、この表示された利用料
金に対して利用料金を料金投入部７に投入する。そし
て、釣銭がある場合には釣銭払戻部８から釣銭が払い戻
される。また、領収書も領収書発行部９によって発行さ
れる。その後、制御手段１６によって出口ゲート２が開
き、利用者は自転車２１と共に駐車場２０内から退場す
ることができる。
た特定データは、識別手段５によって、記憶手段１１に
記憶登録された特定データと比較照合され、利用者が特
定データ登録者か否か識別される。識別手段５による識
別の結果、利用者が特定データ登録者であると判断され
た場合は、図２に示すように表示部６に利用時間や利用
料金等が表示される。利用者は、この表示された利用料
金に対して利用料金を料金投入部７に投入する。そし
て、釣銭がある場合には釣銭払戻部８から釣銭が払い戻
される。また、領収書も領収書発行部９によって発行さ
れる。その後、制御手段１６によって出口ゲート２が開
き、利用者は自転車２１と共に駐車場２０内から退場す
ることができる。
【００２３】上記実施の形態によれば、利用者の指紋パ
ターンや網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定デ
ータに基づいて、利用者を識別することができるため、
利用者は発行カード等を携帯する必要がなく、利用者の
操作、精算等を簡略化することができる。また、料金未
払い等の不正が生じた場合には、利用者を特定データで
特定することができるため、事前に不正を防止すること
ができる。
ターンや網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定デ
ータに基づいて、利用者を識別することができるため、
利用者は発行カード等を携帯する必要がなく、利用者の
操作、精算等を簡略化することができる。また、料金未
払い等の不正が生じた場合には、利用者を特定データで
特定することができるため、事前に不正を防止すること
ができる。
【００２４】上記実施の形態では、利用者の車両の出入
りを規制するゲートが二つ設けられているが、一つのゲ
ートで利用者の車両の出入りを規制するようにしてもよ
い。また、読取手段３は、駐車場の入口側と出口側の両
方にそれぞれ設け、入口側に設けられた読取手段３で特
定データを読みとり、出口側に設けられた読取手段３で
新たな特定データを読み取るようにしてもよいし、一つ
の読取手段３で特定データ及び新たな特定データを読み
取るようにしてもよい。
りを規制するゲートが二つ設けられているが、一つのゲ
ートで利用者の車両の出入りを規制するようにしてもよ
い。また、読取手段３は、駐車場の入口側と出口側の両
方にそれぞれ設け、入口側に設けられた読取手段３で特
定データを読みとり、出口側に設けられた読取手段３で
新たな特定データを読み取るようにしてもよいし、一つ
の読取手段３で特定データ及び新たな特定データを読み
取るようにしてもよい。
【００２５】また、登録手段１０は、必ずしも設ける必
要はないが、登録手段１０を設けて、利用者の住所、氏
名などの個人データを登録するようにしておけば、料金
未払い等の不正が生じた場合には、利用者を個人データ
と特定データの両方で容易に特定することができる。
要はないが、登録手段１０を設けて、利用者の住所、氏
名などの個人データを登録するようにしておけば、料金
未払い等の不正が生じた場合には、利用者を個人データ
と特定データの両方で容易に特定することができる。
【００２６】また、本発明の駐車場装置には、利用者
が、駐車場内において自分の車両を、ロック及びこのロ
ックを解除することができる利用者専用ロック手段を設
けることができる。この利用者専用ロック手段を設ける
ことにより、利用者が他人の車両を駐車場から持ち出す
という不正行為を防止することができる。
が、駐車場内において自分の車両を、ロック及びこのロ
ックを解除することができる利用者専用ロック手段を設
けることができる。この利用者専用ロック手段を設ける
ことにより、利用者が他人の車両を駐車場から持ち出す
という不正行為を防止することができる。
【００２７】また、前記制御手段１６の制御によって利
用者の車両を個々にロック及びこのロックを解除するロ
ック手段を設けるようにしてもよい。以下、これについ
てより具体的に説明する。図４には、本発明にかかる駐
車場装置３０が利用された、複数のパーキングロット
（駐車スペース）４１を備え、各パーキングロット４１
が入庫した利用者の車両としての自動車の退出を防止す
るロック手段１５を有する駐車場を示している。
用者の車両を個々にロック及びこのロックを解除するロ
ック手段を設けるようにしてもよい。以下、これについ
てより具体的に説明する。図４には、本発明にかかる駐
車場装置３０が利用された、複数のパーキングロット
（駐車スペース）４１を備え、各パーキングロット４１
が入庫した利用者の車両としての自動車の退出を防止す
るロック手段１５を有する駐車場を示している。
【００２８】まず、前述と同様に、駐車場装置３０の登
録手段１０で利用者の個人データを登録すると共に、読
取手段３によって特定データの読み取りを行い、記憶手
段１１に個人データ及び特定データが記憶登録され、利
用者は、自分の所有する自動車を運転して駐車場内へ入
場することができる。この登録と同時に、利用者に対し
て、自動車を駐車するパーキングロット４１を音声手段
や表示手段などで指定し、指定されたパーキングロット
４１のロック手段１５のロックを制御手段１６の制御に
よって解除する。そして、利用者によって自動車が指定
されたパーキングロット４１に駐車されると、これを光
センサ４２で読み取り、制御手段１６の制御によってロ
ック手段１５で自動車をロックする。
録手段１０で利用者の個人データを登録すると共に、読
取手段３によって特定データの読み取りを行い、記憶手
段１１に個人データ及び特定データが記憶登録され、利
用者は、自分の所有する自動車を運転して駐車場内へ入
場することができる。この登録と同時に、利用者に対し
て、自動車を駐車するパーキングロット４１を音声手段
や表示手段などで指定し、指定されたパーキングロット
４１のロック手段１５のロックを制御手段１６の制御に
よって解除する。そして、利用者によって自動車が指定
されたパーキングロット４１に駐車されると、これを光
センサ４２で読み取り、制御手段１６の制御によってロ
ック手段１５で自動車をロックする。
【００２９】次に、利用者が自動車を運転して駐車場か
ら退場するときは、利用者は読取手段３によって特定デ
ータが新たに読み取られ、この読取手段３によって新た
に読み取られた特定データと、記憶手段１１に記憶登録
された特定データとを識別手段５によって比較照合さ
れ、利用者が特定データ登録者か否か識別される。識別
手段５による識別の結果、利用者が特定データ登録者で
あると判断された場合は、図２に示すように表示部６に
利用時間や利用料金等が表示される。利用者は、この表
示された利用料金に対して利用料金を料金投入部７に投
入する。そして、釣銭がある場合には釣銭払戻部８から
釣銭が払い戻される。また、領収書も領収書発行部９に
よって発行される。その後、制御手段１６の制御によっ
て、識別手段で識別された特定データ登録者の自動車が
駐車されているパーキングロット４１のロック手段１５
のロックを解除する。これによって、利用者は自動車を
運転して駐車場内から退場することができる。なお、パ
ーキングロット４１から自動車が出庫されると、これを
光センサ４２で読み取り、制御手段１６の制御によって
ロック手段１５をロック状態にする。
ら退場するときは、利用者は読取手段３によって特定デ
ータが新たに読み取られ、この読取手段３によって新た
に読み取られた特定データと、記憶手段１１に記憶登録
された特定データとを識別手段５によって比較照合さ
れ、利用者が特定データ登録者か否か識別される。識別
手段５による識別の結果、利用者が特定データ登録者で
あると判断された場合は、図２に示すように表示部６に
利用時間や利用料金等が表示される。利用者は、この表
示された利用料金に対して利用料金を料金投入部７に投
入する。そして、釣銭がある場合には釣銭払戻部８から
釣銭が払い戻される。また、領収書も領収書発行部９に
よって発行される。その後、制御手段１６の制御によっ
て、識別手段で識別された特定データ登録者の自動車が
駐車されているパーキングロット４１のロック手段１５
のロックを解除する。これによって、利用者は自動車を
運転して駐車場内から退場することができる。なお、パ
ーキングロット４１から自動車が出庫されると、これを
光センサ４２で読み取り、制御手段１６の制御によって
ロック手段１５をロック状態にする。
【００３０】本発明にかかる駐車場装置は、自転車やバ
イクなどの二輪車を駐車する駐車場や、自動車を駐車す
る駐車場に用いることができる。
イクなどの二輪車を駐車する駐車場や、自動車を駐車す
る駐車場に用いることができる。
【００３１】また、レンタカーやレンタル二輪車等の車
両の貸出及び返却の管理システムにも、本発明の駐車場
装置を用いることができる。すなわち、登録手段１０で
利用者の個人データを登録すると共に、読取手段３によ
って特定データの読み取りを行い、記憶手段１１に個人
データ及び特定データが記憶登録させて、利用者に対し
てレンタカーやレンタル二輪車等の車両を貸し出す。
両の貸出及び返却の管理システムにも、本発明の駐車場
装置を用いることができる。すなわち、登録手段１０で
利用者の個人データを登録すると共に、読取手段３によ
って特定データの読み取りを行い、記憶手段１１に個人
データ及び特定データが記憶登録させて、利用者に対し
てレンタカーやレンタル二輪車等の車両を貸し出す。
【００３２】次に、利用者が車両を返却するときは、利
用者は読取手段３によって特定データが新たに読み取ら
れ、この読取手段３によって新たに読み取られた特定デ
ータは、識別手段５によって、記憶手段１１に記憶登録
された特定データと比較照合され、利用者が特定データ
登録者か否か識別される。識別手段５による識別の結
果、利用者が特定データ登録者であると判断された場合
は、レンタル利用料金の精算等を行い、車両の返却を終
える。
用者は読取手段３によって特定データが新たに読み取ら
れ、この読取手段３によって新たに読み取られた特定デ
ータは、識別手段５によって、記憶手段１１に記憶登録
された特定データと比較照合され、利用者が特定データ
登録者か否か識別される。識別手段５による識別の結
果、利用者が特定データ登録者であると判断された場合
は、レンタル利用料金の精算等を行い、車両の返却を終
える。
【００３３】また、車両を貸し出す各基地の管理システ
ムをオンライン等で結んでおけば、利用者は車両を借り
た基地だけでなく、都合のよい基地に車両を返却するこ
とができ、利用者の利便性を高めることができる。ま
た、貸し出し中あるいは未返却の車両の位置を検知する
ことができる位置検知手段を管理システムに設ければ、
貸し出し中の車両、あるいは未返却のまま乗り捨てられ
た車両の位置を管理者が容易に検知することができると
共に、このような車両を容易に回収することができる。
なお、上記位置検知手段としては、ＧＰＳあるいはＰＨ
Ｓ等を利用したものを用いることができる。
ムをオンライン等で結んでおけば、利用者は車両を借り
た基地だけでなく、都合のよい基地に車両を返却するこ
とができ、利用者の利便性を高めることができる。ま
た、貸し出し中あるいは未返却の車両の位置を検知する
ことができる位置検知手段を管理システムに設ければ、
貸し出し中の車両、あるいは未返却のまま乗り捨てられ
た車両の位置を管理者が容易に検知することができると
共に、このような車両を容易に回収することができる。
なお、上記位置検知手段としては、ＧＰＳあるいはＰＨ
Ｓ等を利用したものを用いることができる。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、利用者の指紋パターン
や網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定データに
基づいて、利用者を識別することができるため、利用者
は発行カード等を携帯する必要がなく、利用者の操作、
精算等を簡略化することができる。また、料金未払い等
の不正が生じた場合には、利用者を特定データで特定す
ることができるため、事前に不正を防止することができ
る。
や網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定データに
基づいて、利用者を識別することができるため、利用者
は発行カード等を携帯する必要がなく、利用者の操作、
精算等を簡略化することができる。また、料金未払い等
の不正が生じた場合には、利用者を特定データで特定す
ることができるため、事前に不正を防止することができ
る。
【図１】図１は、本発明にかかる駐車場装置を適用する
ことが可能な駐輪場を示す概略図である。
ことが可能な駐輪場を示す概略図である。
【図２】図２は、本発明にかかる駐車場装置の一部を示
す簡略図である。
す簡略図である。
【図３】図３は、本発明にかかる駐車場装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】図４は、本発明にかかる駐車場装置を適用する
ことが可能な駐車場を示す概略図である。
ことが可能な駐車場を示す概略図である。
１ 入口ゲート ２ 出口ゲート ３ 読取手段 ５ 識別手段 ６ 表示部 ７ 料金投入部 ８ 釣銭払戻部 ９ 領収書発行部 １０ 登録手段 １１ 記憶手段 １５ ロック手段 １６ 制御手段 ２０ 駐車場 ２１ 自転車 ３０ 駐車場装置 ４０ 料金管理手段 ４１ パーキングロット ４２ 光センサ
Claims (7)
- 【請求項１】 利用者の車両の出入りを規制するゲート
を備える駐車場装置において、 上記利用者の指紋、網膜パターンなどの身体的特徴に関
する特定データを読み取る読取手段と、 上記読取手段で読み取られた各利用者の上記特定データ
を記憶登録する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶登録された上記特定データと、上記
読取手段によって新たに読み取られた利用者の特定デー
タとを比較照合し、上記利用者が特定データ登録者か否
かを識別する識別手段と、 上記識別手段による識別結果に応じて上記ゲートを制御
する制御手段とを有していることを特徴とする駐車場装
置。 - 【請求項２】 上記利用者が、駐車場内において自分の
車両を、ロック及びこのロックを解除することができる
利用者専用ロック手段を有していることを特徴とする請
求項１に記載の駐車場装置。 - 【請求項３】 複数のパーキングロットを備え、各パー
キングロットが入庫した利用者の車両の退出を防止する
ロック手段を有する駐車場装置において、上記利用者の
指紋、網膜パターンなどの身体的特徴に関する特定デー
タを読み取る読取手段と、 上記読取手段で読み取られた各利用者の上記特定データ
を記憶登録する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶登録された上記特定データと、上記
読取手段によって新たに読み取られた利用者の特定デー
タとを比較照合し、上記利用者が特定データ登録者か否
かを識別する識別手段と、 上記識別手段による識別結果に応じて上記ロック手段の
ロックを制御する制御手段とを有していることを特徴と
する駐車場装置。 - 【請求項４】 上記利用者の住所、氏名などの個人デー
タを登録する登録手段を有し、 上記登録手段によって登録された各利用者の上記個人デ
ータは、上記特定データと共に上記記憶手段に記憶登録
されることを特徴とする請求項１ないし３のうちのいず
れか一項に記載の駐車場装置。 - 【請求項５】 上記識別手段による識別結果に基づき課
金開始、精算等の利用料金の管理をする料金管理手段を
有していることを特徴とする請求項１ないし４のうちの
いずれか一項に記載の駐車場装置。 - 【請求項６】 上記特定データは、上記利用者の指紋パ
ターンであり、上記読取手段は、この指紋パターンを読
み取る指紋読取手段であることを特徴とする請求項１な
いし５のうちのいずれか一項に記載の駐車場装置。 - 【請求項７】 上記特定データは、上記利用者の網膜パ
ターンであり、上記読取手段は、この網膜パターンを読
み取る網膜読取手段であることを特徴とする請求項１な
いし５のうちのいずれか一項に記載の駐車場装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001049836A JP2002251640A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 駐車場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001049836A JP2002251640A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 駐車場装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002251640A true JP2002251640A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18910882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001049836A Pending JP2002251640A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 駐車場装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002251640A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100694853B1 (ko) | 2005-07-26 | 2007-03-13 | 박노천 | 지문인식을 이용한 주차관제 시스템 |
| CN105469450A (zh) * | 2015-11-29 | 2016-04-06 | 童领 | 一种非机动车存取管理系统 |
| CN106960593A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-18 | 济南龙舟信息技术有限公司 | 一种智能停车系统 |
| WO2018147519A1 (ko) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 삼성전자 주식회사 | 주차 영역 접근 관리 시스템 및 방법 |
| US11521288B2 (en) * | 2017-02-13 | 2022-12-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System and method for managing access to parking zone |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001049836A patent/JP2002251640A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100694853B1 (ko) | 2005-07-26 | 2007-03-13 | 박노천 | 지문인식을 이용한 주차관제 시스템 |
| CN105469450A (zh) * | 2015-11-29 | 2016-04-06 | 童领 | 一种非机动车存取管理系统 |
| WO2018147519A1 (ko) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 삼성전자 주식회사 | 주차 영역 접근 관리 시스템 및 방법 |
| US11521288B2 (en) * | 2017-02-13 | 2022-12-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System and method for managing access to parking zone |
| CN106960593A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-18 | 济南龙舟信息技术有限公司 | 一种智能停车系统 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031007 |