JP2002352015A - 駐車場管理システム、入庫管理装置、出庫管理装置、駐車場管理装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

駐車場管理システム、入庫管理装置、出庫管理装置、駐車場管理装置、及びコンピュータプログラム

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JP2002352015A
JP2002352015A JP2001157764A JP2001157764A JP2002352015A JP 2002352015 A JP2002352015 A JP 2002352015A JP 2001157764 A JP2001157764 A JP 2001157764A JP 2001157764 A JP2001157764 A JP 2001157764A JP 2002352015 A JP2002352015 A JP 2002352015A
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JP
Japan
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vehicle
parking
parking lot
unit
garage
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JP2001157764A
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English (en)
Inventor
Isao Fumiyama
功 文山
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I PARK KK
Park Kk I
Original Assignee
I PARK KK
Park Kk I
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場での車両の盗難を防止し、駐車場の無
人化を可能とする駐車場管理システム、入庫管理装置、
出庫管理装置、駐車場管理装置、及びコンピュータプロ
グラムを提供する。 【解決手段】 車両の入庫時に、駐車場の利用者の指紋
データを操作機15に設けた指紋センサによって採取
し、指紋データを採取した場合にだけ、扉14を開いて
車両の入庫を許可する。指紋データ、車庫番号データ、
及び入庫時刻の時刻データを、駐車場の外部に設置して
ある駐車場管理装置のデータベースに記憶する。車両の
出庫時には再度指紋データを採取し、この指紋データの
採取対象の人物と同一人物による指紋データを前記デー
タベースから検索し、この指紋データに係る車庫番号の
パレットを呼び出す。そして、駐車料金を徴収した場合
に、扉14を開いて、車両の出庫を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の入庫を禁止
する入庫禁止機構及び車両の出庫を禁止する出庫禁止機
構を有する駐車場での車両の入庫及び出庫を管理する駐
車場管理システム、該駐車場管理システムに用いられる
入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車場管理装置、並
びにコンピュータを入庫管理装置、出庫管理装置、及び
駐車場管理装置として機能させるためのコンピュータプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】時間貸駐車場には、立体式、ゲート式、
及びコイン式等の駐車場がある。
【0003】図23は、立体式の駐車場の一例を示す外
観図である。図において11は立体式の駐車設備を示し
ている。駐車設備11は、直方体形状をなす建造物であ
り、内部に複数のパレット(車庫)が設けられている
(図示せず)。各パレットは縦方向に環状に連結されて
おり、この環状の周方向に循環させることが可能とされ
ている。
【0004】駐車設備11と道路12との間には、駐車
待ちの車両を待機させるための待機エリア13が設けて
あり、この待機エリア13には、車両を水平方向に回転
するためのターンテーブル13aが設けられている。
【0005】また駐車設備11の正面、即ち道路12を
臨む面の下部には、扉14が設けられており、この扉1
4の横には、駐車設備11を操作するための操作機15
が設けられている。
【0006】このような立体式の駐車場では、駐車場の
利用者が車両を入庫する場合に、車両を待機エリア13
に進入させて、待機させる。そして、オペレータが操作
機15に設けられた操作パネルを操作して、空きパレッ
トを扉14に面する位置(以下、着床位置という)まで
呼び出し、この状態で扉14を開く。更にオペレータが
利用者に入庫の指示を行うことによって、車両の入庫が
行われ、オペレータによって駐車設備11内が無人であ
ることが確認された後、オペレータが操作機15の操作
パネルを操作し、扉14を閉じて、車両の入庫が完了す
る。
【0007】また、駐車場の利用者が駐車している車両
を出庫する場合には、前記利用者がオペレータに対して
駐車料金を支払い、オペレータが操作機15に設けられ
た操作パネルを操作して、前記車両を格納しているパレ
ットを着床位置まで呼び出し、この状態で扉14を開
く。そして、オペレータが利用者に出庫の指示を行うこ
とによって、車両の出庫が行われ、オペレータが操作機
15に設けられた操作パネルを操作して、ターンテーブ
ル13aを略180度回転させ、オペレータが車両を道
路12へ誘導する。更にオペレータによって駐車設備1
1内が無人であることが確認された後、オペレータが操
作機15の操作パネルを操作し、扉14を閉じて、車両
の出庫が完了する。
【0008】次に、ゲート式の駐車場の車両の入庫及び
出庫の動作について説明する。図24は、ゲート式の駐
車場の一例を示す外観図である。ゲート式の駐車場21
は、地上又は地下に設けられ、駐車場21の入口及び出
口に遮断機状のゲート22,23が設けてあり、入口側
のゲート22には発券機22aが、出口側のゲートには
精算機23aが設けてある。発券機22aには車両を検
出するセンサ(図示せず)が設けられており、入口側の
ゲート22の前に車両が乗り入れられた場合に、前記セ
ンサによってこの車両が検出され、発券機22aによっ
て駐車券の発券がなされる。
【0009】また発券機22aには、発券した駐車券が
発券機22aから抜き取られたことを検出するセンサ
(図示せず)が設けられており、このセンサによって駐
車券が発券機22aから抜き取られたことが検出された
場合に、入口側のゲート22を開くようになっている。
駐車券には、磁気パターンによって入庫時刻が記録され
る。
【0010】車両を出庫する場合には、利用者が車両を
出口側のゲート23の前に停車させたときに、精算機2
3aに設けられたセンサ(図示せず)によって車両が検
出される。該センサによって車両が検出された場合に
は、精算機23aが、駐車券を精算機23aへ投入する
よう指示する音声又は映像等を出力する。そして、精算
機23aが、投入された駐車券に記録された入庫時刻を
読み出し、入庫時刻とその時点での時刻(出庫時刻)と
から、駐車時刻を演算する。
【0011】精算機23aは、演算した駐車時刻から駐
車料金を演算し、この駐車料金を精算するよう指示する
音声又は映像等を出力する。そして、利用者が金銭を精
算機23aに投入することにより、駐車料金の精算が行
われた場合に、出口側のゲート23を開く。
【0012】次に、コイン式の駐車場の車両の入庫及び
出庫の動作について説明する。図25は、コイン式の駐
車場の一例を示す外観図である。コイン式の駐車場31
は、地上面等の平地が区画分けされ、夫々の区画が駐車
用のスペース(車庫)32,32,…とされ、複数の車
庫32,32,…夫々に、所謂フラップ32a,32
a,…なる車両の出庫を禁止する機構が埋設されてい
る。また駐車場31の一画には精算機33が設置されて
おり、該精算機33と各フラップ32a,32a,…と
が接続されている。
【0013】空いている車庫32では、フラップ32a
が地面と概ね平坦な状態となっており、これにより車両
を自由に入庫することが可能である。また夫々の車庫3
2,32,…には車両を検出するセンサ(図示せず)が
設けられており、該センサによって車両が検出された場
合に、フラップ32aが地面から突出し、この車庫32
からの車両の出庫を禁止するようになっている。そし
て、フラップ32aによって車両の出庫が禁止された状
態となったときに、精算機33によってこの車庫32で
の駐車時間の計時が開始される。
【0014】車両を出庫する場合には、駐車場31の利
用者が車庫32に関連付けられた番号等を精算機33に
入力し、精算機33によってその時点での前記車庫32
での駐車時間から、前記利用者に対する駐車料金が演算
される。精算機33は、この駐車料金を精算するよう指
示する音声又は映像等を出力して、駐車料金の精算が行
われた場合に、前記車庫32に設けられたフラップ32
aによる出庫の禁止を解除すべく、フラップ32aを地
面と概ね平坦な状態となるまで動作させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
従来の立体式の駐車場での駐車場管理システムでは、オ
ペレータが駐車設備を操作する必要があり、人件費が嵩
むという問題があった。
【0016】また、従来のゲート式の駐車場での駐車場
管理システムでは、駐車場の利用者が駐車券を保持して
おく必要があり、駐車場の利用者にとって不便であると
いう問題があった。
【0017】また、従来のコイン式の駐車場での駐車場
管理システムでは、駐車場の利用者が、自身が車両を駐
車している車庫の番号を覚えておくか、又は駐車料金の
精算時に前記車庫の番号を確認する必要があり、駐車場
の利用者にとって不便であるという問題があった。
【0018】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、車両の入庫時及び出庫時に駐車場の利用者の生
体的特徴を示す特徴情報を採取し、車両の入庫時に採取
した特徴情報と車両の出庫時に採取した特徴情報とを照
合し、照合結果に基づいて、車両の出庫を禁止する出庫
禁止機構による出庫の禁止を解除すべく構成することに
より、駐車中の車両の盗難を防止し、駐車場の無人化を
可能とする駐車場管理システム、該該駐車場管理システ
ムに用いられる入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車
場管理装置、並びにコンピュータを入庫管理装置、出庫
管理装置、及び駐車場管理装置として機能させるための
コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0019】本発明の他の目的は、車両の入庫を禁止す
る入庫禁止機構が設けられた駐車場で、車両の入庫時に
前記特徴情報を採取した場合に、前記入庫禁止機構によ
る車両の入庫の禁止を解除すべく構成することにより、
特徴情報が採取された利用者に対してだけ車両の入庫を
許可し、駐車場を無人化した場合であっても、特徴情報
を採取させない者が不正に駐車することを防止する駐車
場管理システム、該該駐車場管理システムに用いられる
入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車場管理装置、並
びにコンピュータを入庫管理装置、出庫管理装置、及び
駐車場管理装置として機能させるためのコンピュータプ
ログラムを提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、駐車場の利用者
から車両を入庫する車庫を特定する車庫情報を受け付け
たときに、この車庫情報により特定される車庫への入庫
禁止機構による入庫の禁止を解除し、前記車庫情報を車
両の入庫時に採取した特徴情報と関連付けてデータベー
スに記憶し、車両の出庫時に採取した特徴情報の採取対
象の人物と同一人物による特徴情報を、前記データベー
スから検索し、検索した特徴情報に関連付けられた車庫
情報を前記データベースから読み出して、前記車庫情報
により特定される車庫からの出庫禁止機構による車両の
出庫の禁止を解除すべく構成することにより、駐車場の
利用者が車庫に対応付けられた番号等の車庫情報を覚え
ていなくても、採取した特徴情報から前記車庫情報を獲
得することができ、駐車場の利用者が複雑な操作を行う
ことなく、車両の入庫及び出庫を行うことができる駐車
場管理システム、該該駐車場管理システムに用いられる
入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車場管理装置、並
びにコンピュータを入庫管理装置、出庫管理装置、及び
駐車場管理装置として機能させるためのコンピュータプ
ログラムを提供することにある。
【0021】本発明の更に他の目的は、車両の入庫時に
入庫時刻を獲得し、車両の出庫時に出庫時刻を獲得し
て、入庫時刻及び出庫時刻から駐車料金を演算し、演算
した駐車料金を駐車場の利用者から徴収した場合にの
み、出庫禁止機構による出庫の禁止を解除すべく構成す
ることにより、駐車料金の精算がされないまま車両を出
庫される虞が無く、確実に駐車料金を徴収することがで
きる駐車場管理システム、該該駐車場管理システムに用
いられる入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車場管理
装置、並びにコンピュータを入庫管理装置、出庫管理装
置、及び駐車場管理装置として機能させるためのコンピ
ュータプログラムを提供することにある。
【0022】本発明の更に他の目的は、車両の入庫及び
出庫の手順を案内する音声又は映像を出力すべく構成す
ることにより、駐車場の利用者が容易に駐車設備等の操
作を行うことができ、駐車場の無人化を可能とする駐車
場管理システム、該該駐車場管理システムに用いられる
入庫管理装置及び出庫管理装置、並びにコンピュータを
入庫管理装置及び出庫管理装置として機能させるための
コンピュータプログラムを提供することにある。
【0023】本発明の更に他の目的は、駐車場の利用者
の指紋に関する情報を特徴情報として採取すべく構成す
ることにより、特徴情報の照合によって高精度に個人認
証を行うことができ、この個人認証に基づいて、駐車中
の車両の盗難を防止することができる駐車場管理システ
ム、該該駐車場管理システムに用いられる入庫管理装
置、出庫管理装置、及び駐車場管理装置、並びにコンピ
ュータを入庫管理装置、出庫管理装置、及び駐車場管理
装置として機能させるためのコンピュータプログラムを
提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る駐車場管
理システムは、車両の出庫を禁止する出庫禁止機構を有
する駐車場での車両の入庫及び出庫を管理する駐車場管
理システムにおいて、車両の入庫時に駐車場の利用者の
生体的特徴を示す特徴情報を採取する第1採取手段と、
車両の出庫時に駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴
情報を採取する第2採取手段と、前記第1採取手段によ
って採取した特徴情報及び前記第2採取手段によって採
取した特徴情報を照合する照合手段と、該照合手段によ
る照合結果に基づいて、前記第2採取手段によって特徴
情報を採取した利用者に対して車両の出庫を許可すべ
く、前記出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解除す
る出庫禁止解除手段とを備えることを特徴とする。
【0025】第2発明に係る駐車場管理システムは、第
1発明に係る駐車場管理システムにおいて、駐車場に、
車両の入庫を禁止する入庫禁止機構が設けてあり、前記
第1採取手段によって特徴情報を採取した場合に、該特
徴情報を採取した利用者に対して車両の入庫を許可すべ
く、前記入庫禁止機構による車両の入庫の禁止を解除す
る入庫禁止解除手段を更に備えることを特徴とする。
【0026】第3発明に係る駐車場管理システムは、第
2発明に係る駐車場管理システムにおいて、前記入庫禁
止機構は、駐車場が有する複数の車庫への車両の入庫を
夫々禁止すべくなしてあり、前記出庫禁止機構は、駐車
場が有する複数の車庫からの車両の出庫を夫々禁止すべ
くなしてあり、駐車場の利用者から車両を入庫する車庫
を特定する車庫情報を受け付ける受付手段と、該受付手
段によって受け付けた車庫情報及び前記第1採取手段に
よって採取した特徴情報を関連付けて記憶するデータベ
ースと、前記照合手段による照合の結果、前記第2採取
手段による特徴情報の採取対象の人物と同一人物による
特徴情報を前記データベースから検索する検索手段と、
該検索手段によって検索した特徴情報に関連付けられた
車庫情報を前記データベースから読み出す読み出し手段
とを更に備え、前記入庫禁止解除手段は、前記受付手段
によって受け付けた車庫情報によって特定される車庫へ
の前記入庫禁止機構による車両の入庫の禁止を解除すべ
くなしてあり、前記出庫禁止解除手段は、前記読み出し
手段によって読み出した車庫情報によって特定される車
庫からの前記出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解
除すべくなしてあることを特徴とする。
【0027】第4発明に係る駐車場管理システムは、第
1乃至第3発明の何れかに係る駐車場管理システムにお
いて、時計手段と、車両の入庫時に前記時計手段から入
庫時刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、車両の出庫時に
前記時計手段から出庫時刻を獲得する出庫時刻獲得手段
と、前記入庫時刻獲得手段によって獲得した入庫時刻及
び前記出庫時刻獲得手段によって獲得した出庫時刻に基
づいて、駐車場の利用者に対する駐車料金を演算する駐
車料金演算手段と、該駐車料金演算手段によって演算し
た駐車料金を前記利用者から徴収する徴収手段とを更に
備え、前記出庫禁止解除手段は、該徴収手段によって前
記利用者から駐車料金を徴収した場合に、前記出庫禁止
機構による車両の出庫の禁止を解除すべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0028】第5発明に係る駐車場管理システムは、第
1乃至第4発明の何れかに係る駐車場管理システムにお
いて、車両の入庫の手順を案内する音声又は映像を出力
する第1出力手段と、車両の出庫の手順を案内する音声
又は映像を出力する第2出力手段とを更に備えることを
特徴とする。
【0029】第6発明に係る駐車場管理システムは、第
1乃至第5発明の何れかに係る駐車場管理システムにお
いて、前記特徴情報は、駐車場の利用者の指紋に関する
情報であることを特徴とする。
【0030】第7発明に係る入庫管理装置は、駐車場で
の車両の入庫を管理する入庫管理装置において、車両の
入庫時に駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴情報を
採取する採取手段と、該採取手段によって採取した特徴
情報を外部へ送信する送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0031】第8発明に係る入庫管理装置は、第7発明
に係る入庫管理装置において、駐車場に、車両の入庫を
禁止する入庫禁止機構が設けてあり、前記採取手段によ
って特徴情報を採取した場合に、該特徴情報を採取した
利用者に対して車両の入庫を許可すべく、前記入庫禁止
機構による車両の入庫の禁止を解除する入庫禁止解除手
段を更に備えることを特徴とする。
【0032】第9発明に係る入庫管理装置は、第8発明
に係る入庫管理装置において、前記入庫禁止機構は、駐
車場が有する複数の車庫への車両の入庫を夫々禁止すべ
くなしてあり、駐車場の利用者から車両を入庫する車庫
を特定する車庫情報を受け付ける受付手段と、該受付手
段によって受け付けた車庫情報を外部へ送信する送信手
段とを更に備え、前記入庫禁止解除手段は、前記受付手
段によって受け付けた車庫情報によって特定される車庫
への前記入庫禁止機構による車両の入庫の禁止を解除す
べくなしてあることを特徴とする。
【0033】第10発明に係る入庫管理装置は、第7乃
至第9発明の何れかに係る入庫管理装置において、時計
手段と、車両の入庫時に前記時計手段から入庫時刻を獲
得する入庫時刻獲得手段と、該入庫時刻獲得手段によっ
て獲得した入庫時刻を示す入庫時刻情報を外部へ送信す
る送信手段とを更に備えることを特徴とする。
【0034】第11発明に係る入庫管理装置は、第7乃
至第10発明の何れかに係る入庫管理装置において、車
両の入庫の手順を案内する音声又は映像を出力する出力
手段を更に備えることを特徴とする。
【0035】第12発明に係る入庫管理装置は、第7乃
至第11発明の何れかに係る入庫管理装置において、前
記特徴情報は、駐車場の利用者の指紋に関する情報であ
ることを特徴とする。
【0036】第13発明に係る出庫管理装置は、車両の
出庫を禁止する出庫禁止機構を有する駐車場での車両の
出庫を管理する出庫管理装置において、車両の出庫時に
駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴情報を採取する
採取手段と、該採取手段によって採取した特徴情報を外
部へ送信する送信手段と、外部から前記特徴情報の照合
結果を示す照合結果情報を受信する受信手段と、該受信
手段によって受信した照合結果情報に基づいて、前記採
取手段によって特徴情報を採取した利用者に対して車両
の出庫を許可すべく、前記出庫禁止機構による車両の出
庫の禁止を解除する出庫禁止解除手段とを備えることを
特徴とする。
【0037】第14発明に係る出庫管理装置は、第13
発明に係る出庫管理装置において、前記出庫禁止機構
は、駐車場が有する複数の車庫からの車両の出庫を夫々
禁止すべくなしてあり、駐車場の利用者が車両を駐車し
ている車庫を特定する車庫情報を外部から受信する受信
手段を更に備え、前記出庫禁止解除手段は、該受信手段
によって受信した車庫情報によって特定される車庫から
の前記出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解除すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0038】第15発明に係る出庫管理装置は、第13
又は第14発明に係る出庫管理装置において、時計手段
と、車両の出庫時に前記時計手段から出庫時刻を獲得す
る出庫時刻獲得手段と、該出庫時刻獲得手段によって獲
得した出庫時刻を示す出庫時刻情報を外部へ送信する送
信手段と、外部から駐車料金を示す駐車料金情報を受信
する受信手段と、該受信手段によって受信した駐車料金
情報が示す駐車料金を前記利用者から徴収する徴収手段
とを更に備え、前記出庫禁止解除手段は、該徴収手段に
よって前記利用者から駐車料金を徴収した場合に、前記
出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解除すべくなし
てあることを特徴とする。
【0039】第16発明に係る出庫管理装置は、第13
乃至第15発明の何れかに係る出庫管理装置において、
車両の出庫の手順を案内する音声又は映像を出力する出
力手段を更に備えることを特徴とする。
【0040】第17発明に係る出庫管理装置は、第13
乃至第16発明の何れかに係る出庫管理装置において、
前記特徴情報は、駐車場の利用者の指紋に関する情報で
あることを特徴とする。
【0041】第18発明に係る駐車場管理装置は、駐車
場での車両の入庫及び出庫を管理する駐車場管理装置に
おいて、駐車場の利用者から車両の入庫時に採取した該
利用者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から受信する
第1受信手段と、駐車場の利用者から車両の出庫時に採
取した該利用者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から
受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受
信した特徴情報及び前記第2受信手段によって受信した
特徴情報を照合する照合手段と、該照合手段による照合
結果を示す照合結果情報を外部へ送信する送信手段とを
備えることを特徴とする。
【0042】第19発明に係る駐車場管理装置は、第1
8発明に係る駐車場管理装置において、駐車場の利用者
が車両を入庫する車庫を特定する車庫情報を外部から受
信する受信手段と、該受信手段によって受信した車庫情
報及び前記第1受信手段によって受信した特徴情報を関
連付けて記憶するデータベースと、前記照合手段による
照合の結果、前記第2受信手段によって受信した特徴情
報の採取対象の人物と同一人物による特徴情報を前記デ
ータベースから検索する検索手段と、該検索手段によっ
て検索した特徴情報に関連付けられた車庫情報を前記デ
ータベースから読み出す読み出し手段と、該読み出し手
段によって読み出した車庫情報を外部へ送信する送信手
段とを更に備えることを特徴とする。
【0043】第20発明に係る駐車場管理装置は、第1
8又は第19発明に係る駐車場管理装置において、時計
手段と、前記第1受信手段によって特徴情報を受信した
ときに、前記時計手段から入庫時刻を獲得する入庫時刻
獲得手段と、前記第2受信手段によって特徴情報を受信
したときに、前記時計手段から出庫時刻を獲得する出庫
時刻獲得手段と、前記入庫時刻獲得手段によって獲得し
た入庫時刻及び前記出庫時刻獲得手段によって獲得した
出庫時刻に基づいて、駐車場の利用者に対する駐車料金
を演算する駐車料金演算手段と、該駐車料金演算手段に
よって演算した駐車料金を示す駐車料金情報を外部へ送
信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0044】第21発明に係る駐車場管理装置は、第1
8又は第19発明に係る駐車場管理装置において、駐車
場の利用者が車両を入庫する入庫時刻を示す入庫時刻情
報を外部から受信する入庫時刻情報受信手段と、駐車場
の利用者が車両を出庫する出庫時刻を示す出庫時刻情報
を外部から受信する出庫時刻情報受信手段と、前記入庫
時刻情報受信手段によって受信した入庫時刻情報が示す
入庫時刻及び前記出庫時刻情報受信手段によって受信し
た出庫時刻情報が示す出庫時刻に基づいて、駐車場の利
用者に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段と、
該駐車料金演算手段によって演算した駐車料金を示す駐
車料金情報を外部へ送信する送信手段とを備えることを
特徴とする。
【0045】第22発明に係る駐車場管理装置は、第1
8乃至第21発明の何れかに係る駐車場管理装置におい
て、前記特徴情報は、駐車場の利用者の指紋に関する情
報であることを特徴とする。
【0046】第23発明に係るコンピュータプログラム
は、外部と通信するための通信部と、車両の入庫を禁止
する入庫禁止機構とに接続されたコンピュータに、駐車
場での車両の入庫を管理させるためのコンピュータプロ
グラムにおいて、コンピュータを、駐車場の利用者の生
体的特徴を示す与えられた特徴情報を外部へ送信すべ
く、前記通信部を制御する通信制御手段と、前記特徴情
報が与えられたときに、車両の入庫の禁止を解除すべ
く、前記入庫禁止機構を制御する入庫制御手段として機
能させることを特徴とする。
【0047】第24発明に係るコンピュータプログラム
は、第23発明に係るコンピュータプログラムにおい
て、前記入庫禁止機構は、駐車場が有する複数の車庫へ
の車両の入庫を夫々禁止すべくなしてあり、コンピュー
タを更に、駐車場の利用者が車両を入庫する車庫を特定
する与えられた車庫情報を外部へ送信すべく、前記通信
部を制御する通信制御手段として機能させ、前記入庫制
御手段は、前記車庫情報によって特定される車庫への車
両の入庫の禁止を解除するように、前記入庫禁止機構を
制御すべくなしてあることを特徴とする。
【0048】第25発明に係るコンピュータプログラム
は、第23又は第24発明に係るコンピュータプログラ
ムにおいて、時計手段に接続されたコンピュータを更
に、前記特徴情報が与えられたときに、前記時計手段か
ら入庫時刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、該入庫時刻
獲得手段によって獲得した入庫時刻を示す入庫時刻情報
を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する通信制御手
段として機能させることを特徴とする。
【0049】第26発明に係るコンピュータプログラム
は、第23乃至第25発明の何れかに係るコンピュータ
プログラムにおいて、音声又は映像を出力する出力部に
接続されたコンピュータを更に、前記出力部に車両の入
庫の手順を案内する音声又は映像を出力させる出力手段
として機能させることを特徴とする。
【0050】第27発明に係るコンピュータプログラム
は、外部と通信するための通信部と、車両の出庫を禁止
する出庫禁止機構とに接続されたコンピュータに、駐車
場での車両の出庫を管理させるためのコンピュータプロ
グラムにおいて、コンピュータを、駐車場の利用者の生
体的特徴を示す与えられた特徴情報を外部へ送信すべ
く、前記通信部を制御する第1通信制御手段と、前記特
徴情報の照合結果を示す照合結果情報を外部から受信す
べく、前記通信部を制御する第2通信制御手段と、前記
通信部によって受信した照合結果情報に基づいて、車両
の出庫の禁止を解除すべく、前記出庫禁止機構を制御す
る出庫制御手段として機能させることを特徴とする。
【0051】第28発明に係るコンピュータプログラム
は、第27発明に係るコンピュータプログラムにおい
て、前記出庫禁止機構は、駐車場が有する複数の車庫か
らの車両の出庫を夫々禁止すべくなしてあり、コンピュ
ータを更に、駐車場の利用者が車両を駐車している車庫
を特定する車庫情報を外部から受信すべく、前記通信部
を制御する通信制御手段として機能させ、前記出庫制御
手段は、前記通信部によって受信した車庫情報によって
特定される車庫からの車両の出庫の禁止を解除するよう
に、前記出庫禁止機構を制御すべくなしてあることを特
徴とする。
【0052】第29発明に係るコンピュータプログラム
は、第27又は第28発明に係るコンピュータプログラ
ムにおいて、時計手段と、駐車場の利用者から駐車料金
を徴収する徴収手段とに接続されたコンピュータを更
に、前記特徴情報が与えられたときに、前記時計手段か
ら出庫時刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、該出庫時刻
獲得手段によって獲得した出庫時刻を示す出庫時刻情報
を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する第1通信制
御手段と、駐車料金を示す駐車料金情報を外部から受信
すべく、前記通信部を制御する第2通信制御手段と、前
記通信部によって受信した駐車料金情報が示す駐車料金
を徴収すべく、前記徴収手段を制御する駐車料金徴収制
御手段として機能させ、前記出庫制御手段は、前記徴収
手段によって駐車料金を徴収した場合に、車両の出庫の
禁止を解除するように、前記出庫禁止機構を制御すべく
なしてあることを特徴とする。
【0053】第30発明に係るコンピュータプログラム
は、第27乃至第29発明の何れかに係るコンピュータ
プログラムにおいて、音声又は映像を出力する出力部に
接続されたコンピュータを更に、前記出力部に車両の出
庫の手順を案内する音声又は映像を出力させる出力手段
として機能させることを特徴とする。
【0054】第31発明に係るコンピュータプログラム
は、外部と通信するための通信部に接続されたコンピュ
ータに、駐車場での車両の入庫及び出庫を管理させるた
めのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータ
を、駐車場の利用者から車両の入庫時に採取した該利用
者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から受信すべく、
前記通信部を制御する第1通信制御手段と、駐車場の利
用者から車両の出庫時に採取した該利用者の生体的特徴
を示す特徴情報を外部から受信すべく、前記通信部を制
御する第2通信制御手段と、車両の入庫時に採取した特
徴情報及び車両の出庫時に採取した特徴情報を照合する
照合手段と、該照合手段による照合結果を示す照合結果
情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する第3通
信制御手段として機能させることを特徴とする。
【0055】第32発明に係るコンピュータプログラム
は、第31発明に係るコンピュータプログラムにおい
て、データを記憶する記憶部に接続されたコンピュータ
を更に、駐車場の利用者が車両を入庫する車庫を特定す
る車庫情報を外部から受信すべく、前記通信部を制御す
る第1通信制御手段と、前記通信部によって受信した車
庫情報、及び車両の入庫時に採取し、前記通信部によっ
て受信した特徴情報を関連付けて記憶すべく、前記記憶
部を制御する記憶制御手段と、前記照合手段による照合
の結果、車両の出庫時に採取し、前記通信部によって受
信した特徴情報の採取対象の人物と同一人物による特徴
情報を前記記憶部から検索する検索手段と、該検索手段
によって検索した特徴情報に関連付けられた車庫情報を
前記記憶部から読み出す読み出し手段と、該読み出し手
段によって読み出した車庫情報を外部へ送信すべく、前
記通信部を制御する第2通信制御手段として機能させる
ことを特徴とする。
【0056】第33発明に係るコンピュータプログラム
は、第31又は第32発明に係るコンピュータプログラ
ムにおいて、時計手段に接続されたコンピュータを更
に、車両の入庫時に採取した特徴情報を前記通信部が受
信したときに、前記時計手段から入庫時刻を獲得する入
庫時刻獲得手段と、車両の出庫時に採取した特徴情報を
前記通信部が受信したときに、前記時計手段から出庫時
刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、前記入庫時刻獲得手
段によって獲得した入庫時刻及び前記出庫時刻獲得手段
によって獲得した出庫時刻に基づいて、駐車場の利用者
に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段と、該駐
車料金演算手段によって演算した駐車料金を示す駐車料
金情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する通信
制御手段として機能させることを特徴とする。
【0057】第34発明に係るコンピュータプログラム
は、第31又は第32発明に係るコンピュータプログラ
ムにおいて、コンピュータを更に、駐車場の利用者が車
両を入庫する入庫時刻を示す入庫時刻情報を外部から受
信すべく、前記通信部を制御する第1通信制御手段と、
駐車場の利用者が車両を出庫する出庫時刻を示す出庫時
刻情報を外部から受信すべく、前記通信部を制御する第
2通信制御手段と、前記通信部によって受信した入庫時
刻情報が示す入庫時刻及び前記通信部によって受信した
出庫時刻情報が示す出庫時刻に基づいて、駐車場の利用
者に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段と、該
駐車料金演算手段によって演算した駐車料金を示す駐車
料金情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する第
3通信制御手段として機能させることを特徴とする。
【0058】第35発明に係るコンピュータプログラム
は、第23乃至第34発明の何れかに係るコンピュータ
プログラムにおいて、前記特徴情報は、駐車場の利用者
の指紋に関する情報であることを特徴とする。
【0059】第1、第13、第18、第27、及び第3
1発明による場合は、車両の入庫時に採取した特徴情報
と、車両の出庫時に採取した特徴情報とを照合した結
果、両特徴情報が同一人物によるものであると判別した
場合にだけ、出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解
除することにより、駐車場を無人化した場合であって
も、車両を入庫した本人以外の者による車両の出庫を禁
止するので、駐車中の車両の盗難を防止し、駐車場の無
人化を実現することができる。
【0060】なお、第1発明による場合には、第1採取
手段、第2採取手段、照合手段、及び出庫禁止解除手段
を一の装置に設けてあってもよく、通信することが可能
としてある複数の装置に分散させて設けてあってもよ
い。
【0061】第7及び第23発明による場合は、入庫時
に特徴情報を採取するので、この特徴情報と出庫時に採
取した特徴情報とを照合することにより、駐車場に車両
を駐車している者に対してだけ、車両の出庫を許可する
ことができ、駐車中の車両の盗難を防止することができ
る。
【0062】第2、第8、及び第23発明による場合
は、車両の入庫時に、駐車場の利用者から特徴情報を採
取した場合にだけ、入庫禁止機構による車両の入庫の禁
止を解除することにより、特徴情報を採取した利用者に
対してのみ、車両の入庫を許可するので、駐車場を無人
化した場合であっても、特徴情報を採取させない者が不
正に駐車することを防止することができる。
【0063】なお、第2発明による場合には、第1採取
手段、第2採取手段、照合手段、出庫禁止解除手段、及
び入庫禁止解除手段を一の装置に設けてあってもよく、
通信することが可能としてある複数の装置に分散させて
設けてあってもよい。
【0064】第3、第14、第19、第28、及び第3
2発明による場合は、出庫時に駐車場の利用者から特徴
情報を採取するだけで、前記利用者による特徴情報をデ
ータベースから検索し、検索した特徴情報に関連付けて
記憶されている車庫情報を前記データベースから読み出
すので、駐車場の利用者が車庫の番号等の車庫情報を覚
える必要が無く、駐車場の利用者にとっての利便性がよ
り一層向上する。
【0065】また、データベースから読み出した車庫情
報によって特定される車庫からの出庫の禁止を解除する
ので、出庫時に駐車場の利用者から特徴情報を採取する
だけで、駐車場の利用者が複雑な操作を行うことなく車
両を出庫することができ、駐車場の利用者にとっての利
便性がより一層向上する。
【0066】なお、第3発明による場合には、第1採取
手段、第2採取手段、照合手段、入庫禁止解除手段、出
庫禁止解除手段、受付手段、データベース、検索手段、
及び読み出し手段を一の装置に設けてあってもよく、通
信することが可能としてある複数の装置に分散させて設
けてあってもよい。
【0067】第9及び第24発明による場合は、駐車場
の利用者から車庫情報を受け付け、この車庫情報によっ
て特定される車庫への車両の入庫を許可するので、外部
に設けてあるデータベースに前記車庫情報を記憶してお
き、車両の出庫時に前記データベースから車庫情報を読
み出し、この車庫情報によって特定される車庫からの出
庫を許可すべく構成することにより、駐車場の利用者が
車庫の番号等の車庫情報を覚える必要が無く、駐車場の
利用者にとっての利便性がより一層向上する。
【0068】第4、第15、第20、第21、第29、
第33、及び第34発明による場合は、駐車場を無人化
した場合であっても、獲得した入庫時刻及び出庫時刻か
ら駐車料金を自動的に演算することができ、しかもこの
駐車料金を駐車場の利用者から徴収した場合にのみ、出
庫禁止機構による出庫の禁止を解除するので、駐車料金
の精算がされないまま車両を出庫される虞が無く、確実
に駐車料金を徴収することができる。
【0069】なお、第4発明による場合には、第1採取
手段、第2採取手段、照合手段、入庫禁止解除手段、出
庫禁止解除手段、受付手段、データベース、検索手段、
読み出し手段、時計手段、入庫時刻獲得手段、出庫時刻
獲得手段、駐車料金演算手段、及び徴収手段を一の装置
に設けてあってもよく、通信することが可能としてある
複数の装置に分散させて設けてあってもよい。
【0070】また、第20及び第33発明による場合
は、駐車場管理装置によって入庫時刻及び出庫時刻を獲
得するので、入庫管理装置及び出庫管理装置に時計手段
を備える必要がなく、これに対して第21及び第34発
明による場合は、入庫管理装置及び出庫管理装置にて獲
得した入庫時刻及び出庫時刻を夫々表す時刻情報を、駐
車場管理装置が受信するので、駐車場管理装置に時計手
段を備える必要がない。
【0071】第10及び第25発明による場合は、車両
の入庫時に入庫時刻を獲得するので、車両の出庫時に出
庫時刻を獲得し、前記入庫時刻及び出庫時刻から駐車料
金を演算すべく構成することにより、オペレータが車両
の入庫時刻及び出庫時刻を管理し、駐車料金を計算する
手間が省け、駐車場の無人化を実現することができる。
【0072】第5、第11、及び第26発明による場合
は、従来駐車設備の操作を行うオペレータ等に対して講
習等によって指導していた車両の入庫の際の駐車設備の
操作手順を案内する音声又は映像を、車両の入庫の際に
出力することにより、駐車場の利用者がこの音声又は映
像に従って駐車設備等の操作を行うだけで、講習等を開
催して駐車場の利用者に対して車両の入庫の手順を説明
しなくても、容易に車両の入庫を行わせることができ、
車両の入庫の手順の説明に係る手間を大幅に削減するこ
とができる。
【0073】第5、第16、及び第30発明による場合
は、従来駐車設備の操作を行うオペレータ等に対して講
習等によって指導していた車両の出庫の際の駐車設備の
操作手順を案内する音声又は映像を、車両の出庫の際に
出力することにより、駐車場の利用者がこの音声又は映
像に従って駐車設備等の操作を行うだけで、講習等を開
催して駐車場の利用者に対して車両の出庫の手順を説明
しなくても、容易に車両の出庫を行わせることができ、
車両の出庫の手順の説明に係る手間を大幅に削減するこ
とができる。
【0074】なお、第5発明による場合には、第1採取
手段、第2採取手段、照合手段、入庫禁止解除手段、出
庫禁止解除手段、受付手段、データベース、検索手段、
読み出し手段、時計手段、入庫時刻獲得手段、出庫時刻
獲得手段、駐車料金演算手段、徴収手段、第1出力手
段、及び第2出力手段を一の装置に設けてあってもよ
く、通信することが可能としてある複数の装置に分散さ
せて設けてあってもよい。
【0075】第6、第12、第17、第22、及び第3
5発明による場合は、駐車場の利用者の指紋に関する情
報を特徴情報として採取することにより、特徴情報の照
合によって高精度に個人認証を行うことができ、この個
人認証に基づいて、駐車中の車両の盗難を防止すること
ができる。
【0076】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る駐車
場管理システムを適用する立体式の駐車場を示す外観図
である。
【0077】図において11は立体式の駐車設備を示し
ている。駐車設備11は、直方体形状をなす建造物であ
り、内部に複数のパレット(車庫)が設けられている
(図示せず)。各パレットは縦方向に環状に連結されて
おり、この環状の周方向に循環させることが可能とされ
ている。
【0078】駐車設備11と道路12との間には、駐車
待ちの車両を待機させるための待機エリア13が設けて
あり、この待機エリア13には、車両を水平方向に回転
するためのターンテーブル13aが設けられている。
【0079】また駐車設備11の正面、即ち道路12を
臨む面の下部には、扉14が設けられており、この扉1
4の横には、駐車設備11を操作するための操作機(入
庫管理装置、出庫管理装置)15が設けられている。
【0080】更に操作機15の上方には、CRT又はL
CD等によって構成され、画像を表示するモニタ装置1
5aが設けてある。
【0081】図2は、本発明に係る駐車場管理システム
の実施の形態の要部の構成を示すブロック図である。図
において、4は駐車場管理装置として用いるコンピュー
タを示している。コンピュータ4は、駐車場の外部であ
って、例えば、駐車場を管理する業者が保有する建物内
に設置されており、インターネット等の通信ネットワー
ク5に接続されている。
【0082】また複数の駐車場の各操作機15,15,
…が、前記通信ネットワーク5に接続されており、コン
ピュータ4と操作機15,15,…との間で各種のデー
タが送受信される。
【0083】また通信ネットワーク5には、記録媒体6
1を有するサーバコンピュータ6が接続されており、更
に金融機関が有しており、ICカードによる決済に利用
されるサーバコンピュータ7が通信ネットワーク5に接
続されている。
【0084】図3は、コンピュータ4の構成を示すブロ
ック図である。図において、41はCPUを、42はR
AMを、43は外部記憶装置を、44はハードディスク
を、45は通信インタフェースを、46は画像出力イン
タフェースを、47は入力インタフェースを夫々示して
いる。
【0085】CPU41は、バスを介して接続されてい
るハードウェア各部を制御するとともに、ハードディス
ク44に格納されたコンピュータプログラムを実行す
る。
【0086】RAM42は、SRAM,DRAM等で構
成されており、CPU41によるコンピュータプログラ
ムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0087】外部記憶装置43は、CD−ROMドライ
ブ又はフレキシブルディスクドライブ等で構成されてお
り、本発明のコンピュータプログラムが記録されている
CD−ROM又はフレキシブルディスク等の可搬型記録
媒体43aから本発明に係る駐車場管理装置のコンピュ
ータプログラムを読み取ることができる。
【0088】ハードディスク44は、様々なコンピュー
タプログラムが記憶してあり、外部記憶装置43により
読み取った本発明のコンピュータプログラムを格納する
ことができる。また、ハードディスク44内には、後述
するデータベースDBが設けられている。
【0089】通信インタフェース45は、通信ネットワ
ーク5と接続するためのインタフェースであり、Ethern
etインタフェース、モデム、又はDSUなどから構成さ
れる。
【0090】画像出力インタフェース46は、CRT又
はLCD等から構成される画像表示装置46aに接続さ
れ、画像表示装置46aに画像に関する信号を出力し、
画像表示装置46aに画像を表示させるようになってい
る。
【0091】入力インタフェース47は、キーボード又
はマウス等から構成される入力装置47aに接続され、
ユーザが入力装置47aを操作することによって、コン
ピュータ4に様々なデータを入力することができるよう
になっている。
【0092】図4は、データベースDBを説明する説明
図である。データベースDBは、駐車場の利用者から車
両の入庫時に採取した指紋データ、該利用者が車両を入
庫した車庫の番号、及び入庫時刻が関連付けられて記憶
される。
【0093】本発明に係る駐車場管理装置のコンピュー
タプログラムは可搬型記録媒体43aから読み取る以外
にも、通信ネットワーク5を介してサーバコンピュータ
6に接続し、前記コンピュータプログラムを記録してあ
る記録媒体61からコンピュータ4へ前記コンピュータ
プログラムをダウンロードすることによりハードディス
ク44に格納し、格納されたコンピュータプログラムを
CPU41がRAM42にロードすることによって、コ
ンピュータ1は本発明の駐車場管理装置として機能す
る。
【0094】図5は、操作機15の構成を示すブロック
図である。図において、151はCPUを、152はR
AMを、153はROMを、154は通信インタフェー
スを、155は画像出力インタフェースを、156は貨
幣検出センサを、157は操作パネルを、158はIC
カード読み取り部を、159は指紋センサを、15Aは
入出力インタフェースを、15Bは内部時計を夫々示し
ている。
【0095】CPU151は、バスを介して接続されて
いるハードウェア各部を制御するとともに、ROM15
3に格納されたコンピュータプログラムを実行する。
【0096】RAM152は、SRAM,DRAM等で
構成されており、CPU151によるコンピュータプロ
グラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0097】ROM153は、本発明に係る入庫管理装
置及び出庫管理装置のコンピュータプログラムが記録さ
れている。
【0098】通信インタフェース154は、通信ネット
ワーク5と接続するためのインタフェースであり、Ethe
rnetインタフェース、モデム、又はDSUなどから構成
される。
【0099】画像出力インタフェース155は、モニタ
装置15aに接続され、モニタ装置15aに画像に関す
る信号を出力し、モニタ装置15aに画像を表示させる
ようになっている。
【0100】貨幣検出センサ156は、操作機15に投
入された貨幣を検出し、検出した貨幣を示すデータをC
PU151に与える。
【0101】操作パネル157は、複数の操作キーから
構成され、駐車場の利用者が操作パネル157を操作す
ることによって、操作機15に様々なデータを入力する
ことができるようになっている。
【0102】ICカード読み取り部158は、ICカー
ドを挿入することが可能なスロットを有し、該スロット
に挿入されたICカードから情報を読み出すように構成
されており、ICカードから読み出した情報をCPU1
51に与えるようになっている。
【0103】指紋センサ159は、CMOSイメージセ
ンサ等によって構成され、駐車場の利用者が指紋センサ
159に指で触れたときに、この指の指紋の画像データ
を得、この画像データをCPU151に与えるようにな
っている。
【0104】入出力インタフェース15Aは、駐車設備
11のパレットを駆動する駆動回路11a、扉14を開
閉駆動する駆動回路14a、ターンテーブル13aを駆
動する駆動回路13b、駐車設備11の扉14の内側に
設けられたテレビカメラ11b及び各種のセンサ11c
に接続されている。CPU151の処理により、入出力
インタフェース15Aから、駆動回路11a,14a,
13bへ夫々制御信号が出力され、これによりパレッ
ト、扉14、及びターンテーブル13aに夫々繋がるモ
ータが駆動せしめられる。
【0105】またテレビカメラ11bによって撮像され
て得られた映像データ、及びセンサ11cの出力データ
が入出力インタフェース15Aへ入力され、CPU15
1に与えられるようになっている。
【0106】内部時計15Bは、CPU151から現在
時刻の出力要求を受けた場合に、CPU151へ時刻デ
ータを出力するようになっている。
【0107】次に、本発明に係る駐車場管理システムの
動作について説明する。図6、図7、図8、図9、及び
図10は、本発明に係る駐車場管理システムの動作の流
れを示すフローチャートである。まず、車両を入庫する
場合の本発明に係る駐車場管理システムの動作の流れに
ついて説明する。車両を入庫するときには、駐車場の利
用者が運転する車両が待機エリア13に進入する。RO
M153には、図11、図12、及び図13に示す如き
画像の画像データが予め記憶されており、CPU151
が、画像出力インタフェース155に前記画像データに
基づく画像信号を出力させ、これによってモニタ装置1
5aに図11〜図13に示す画面が、所定時間おきに順
次表示される(ステップ1)。
【0108】図11〜図13は、モニタ装置15aの画
面の表示例を示す模式図である。まずモニタ装置15a
には、図11に示す如く、駐車可能な車両のサイズを説
明する画面が表示される。駐車場の利用者は、モニタ装
置15aの表示画面を目視し、この表示画面にて説明さ
れている車両のサイズに、駐車しようとしている車両の
サイズが適合しているか否かを確認する。
【0109】またモニタ装置15aには、図12に示す
如く、入庫前に車両を待機エリア13にて一旦停止させ
るよう指示する画面が表示される。この画面には、車両
を停止した後、サイドブレーキをかけ、オートマチック
トランスミッション車の場合にはシフトレバーをPレン
ジにセットし、マニュアルトランスミッション車の場合
にはシフトレバーをニュートラルにセットする指示も表
示される。駐車場の利用者は、モニタ装置15aの表示
画面を目視し、待機エリア13にて車両を停止させ、サ
イドブレーキをかけ、シフトレバーをPレンジ又はニュ
ートラルにセットする。
【0110】またモニタ装置15aには、図13に示す
如く、入庫前に同乗者を降車させるよう指示する画面が
表示される。この画面には、アンテナを収納し、ドアミ
ラーを折りたたむ指示も表示される。駐車場の利用者
は、モニタ装置15aの表示画面を目視し、同乗者を降
車させ、アンテナを収納し、ドアミラーを折りたたむ。
【0111】ステップ1の処理は、操作機15の操作パ
ネル157が操作されるまで繰り返し行われる(ステッ
プ2)。そして、駐車場の利用者が降車し、操作機15
の操作パネルを操作して、車両の入庫の開始指示を操作
機15へ入力する。
【0112】RAM152には、現在の空きパレットの
車庫番号が記憶されており、車両の入庫の開始指示が入
力された場合には、CPU151が、モニタ装置15a
に空きパレットの車庫番号を表示すべく、画像出力イン
タフェース155に画像信号を出力させる(ステップ
3)。利用者は、このモニタ装置15aに表示されてい
る車庫番号から1つを選択し、この車庫番号を操作機1
5の操作パネルを操作することにより、操作機15に入
力する(ステップ4)。このとき、RAM152に記憶
されている車庫番号から、ステップ4にて入力された車
庫番号が削除される。
【0113】CPU151は、この車庫番号のパレット
を扉14に面する位置(以下、着床位置という)まで移
動すべく、入出力インタフェース15Aに駆動回路11
aへ制御信号を出力させ(ステップ5)、これによって
駆動回路11aに接続されたモータが駆動されて、前記
パレットが着床位置まで移動せしめられる。
【0114】また、ROM153には、図14に示す如
き画像の画像データが予め記憶されており、CPU15
1が、画像出力インタフェース155に前記画像データ
に基づく画像信号を出力させ、これによってモニタ装置
15aに図14に示す画面が表示される(ステップ
6)。
【0115】図14は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。このときモニタ装置15aに
は、図14に示す如く、指先を指紋センサ159に押し
当てるよう指示する画面が表示される。駐車場の利用者
は、モニタ装置15aの表示画面を目視し、指紋センサ
159に指先を押し当てる。これにより指紋センサ15
9が前記利用者の指紋の画像データを生成し、該画像デ
ータがCPU151に与えられる(ステップ7)。
【0116】CPU151は、指紋センサ159によっ
て指紋の画像データが得られた場合に、扉14を開くべ
く、入出力インタフェース15Aに駆動回路14aへ制
御信号を出力させ(ステップ8)、これによって駆動回
路14aに接続されたモータが駆動され、扉14が開か
れて、このパレットへの車両の入庫の禁止が解除され
る。
【0117】ROM153には、図15及び図16に示
す如き画像の画像データが予め記憶されており、CPU
151が、画像出力インタフェース155に前記画像デ
ータに基づく画像信号を出力させ、これによってモニタ
装置15aに図15及び図16に示す画面が、所定時間
おきに交互に表示される(ステップ9)。
【0118】図15は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。モニタ装置15aには、図15
に示す如く、車庫の内部に設けられた表示パネル(図示
せず)の表示に従って入庫するよう指示する画面が表示
される。駐車場の利用者は、モニタ装置15aの表示画
面を目視し、この画面の指示に従って、車両を入庫す
る。車両が入庫されるときには、駐車設備11に設けら
れた各種のセンサ11cによって車両の位置が検出さ
れ、この位置に応じて、前記表示パネルに「前進」、
「停止」の表示がなされるようになっている。
【0119】図16は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。またモニタ装置15aには、図
16に示す如く、入庫後、車庫内からすみやかに退出す
るよう指示する画面が表示される。この画面には、車両
を入庫した後には、オートマチックトランスミッション
車の場合には、シフトレバーをPレンジにセットし、マ
ニュアルトランスミッション車の場合には、シフトレバ
ーをロー又はバックにセットし、エンジンを停止し、窓
及びドアを閉じきったことを確認する指示も表示され
る。駐車場の利用者は、モニタ装置15aの表示画面を
目視し、この画面の指示に従って、車庫内から退出す
る。
【0120】次に、駐車場の利用者が操作機15の操作
パネルを操作して、扉14の閉動作の開始指示を操作機
15へ入力する(ステップ10)。扉14の閉動作の開
始指示が入力された場合には、CPU151が、扉14
を閉じるべく、入出力インタフェース15Aに駆動回路
14aへ制御信号を出力させるとともに(ステップ1
1)、モニタ装置15aに駐車設備11の扉14の内側
の状態を表示すべく、テレビカメラ11bにて撮影して
得た画像データに基づく画像信号を、画像出力インタフ
ェース155に出力させる(ステップ12)。これによ
って駆動回路14aに接続されたモータが駆動され、扉
14が閉じる。
【0121】利用者は、このモニタ装置15aに表示さ
れている駐車設備11の扉14の内側の状態を確認し、
駐車設備11内に人が残っていないことを確認する。駐
車設備11の内部に人が残っている場合には、前記利用
者が操作機15の操作パネル157を操作して、扉14
の閉動作の中止指示を入力する(ステップ13)。扉1
4の閉動作の中止指示が入力された場合には、CPU1
51が、扉14を開くべく、入出力インタフェース15
Aに駆動回路14aへ制御信号を出力させ(ステップ1
4)、これによって駆動回路14aに接続されたモータ
が駆動され、扉14が開く。そして、ステップ10へ処
理を戻す。
【0122】扉14が閉じられたとき、CPU151
は、内部時計15Bに現在時刻の時刻データを要求する
信号を出力し、内部時計15Bから入庫時刻の時刻デー
タを獲得する(ステップ15)。そしてCPU151
は、ステップ7にて得た画像データから、この画像デー
タが示す指紋に含まれる隆線の分岐点及び端点を抽出
し、これらの分岐点及び端点の位置を示す指紋データを
生成する(ステップ16)。
【0123】次にCPU151は、通信インタフェース
154に、指紋データ、時刻データ、及びステップ4に
て入力された車庫番号を示す車庫番号データを、コンピ
ュータ4へ送信させる(ステップ17)。なお、前記車
庫番号データには、この操作機15が設置されている駐
車場を特定するデータも含まれている。
【0124】コンピュータ4の通信インタフェース45
にてこれらのデータが受信され、CPU41に与えられ
る(ステップ18)。そして、CPU41が、データベ
ースDBに指紋データ、時刻データ、及び車庫番号デー
タを関連付けて記憶させて(ステップ19)、処理を終
了する。
【0125】次に、車両を出庫する場合の本発明に係る
駐車場管理システムの動作の流れについて説明する。車
両を出庫するときには、ステップ2において、駐車場の
利用者が操作機15の操作パネルを操作して、車両の出
庫の開始指示を操作機15へ入力する。
【0126】ROM153には、図17に示す如き画像
の画像データが予め記憶されており、ステップ2におい
て、車両の出庫の開始指示が入力された場合には、CP
U151が、画像出力インタフェース155に前記画像
データに基づく画像信号を出力させ、これによってモニ
タ装置15aに図17に示す画面が表示される(ステッ
プ20)。
【0127】図17は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。このときモニタ装置15aに
は、図17に示す如く、指先を指紋センサ159に押し
当てるよう指示する画面が表示される。駐車場の利用者
は、モニタ装置15aの表示画面を目視し、指紋センサ
159に指先を押し当てる。これにより指紋センサ15
9が前記利用者の指紋の画像データを生成し、該画像デ
ータがCPU151に与えられる(ステップ21)。
【0128】次に、CPU151は、内部時計15Bに
現在時刻の時刻データを要求する信号を出力し、内部時
計15Bから出庫時刻の時刻データを獲得する(ステッ
プ22)。そしてCPU151は、ステップ21にて得
た画像データから、この画像データが示す指紋に含まれ
る隆線の分岐点及び端点を抽出し、これらの分岐点及び
端点の位置を示す指紋データを生成する(ステップ2
3)。
【0129】次にCPU151は、通信インタフェース
154に、指紋データ、及び時刻データを、コンピュー
タ4へ送信させる(ステップ24)。
【0130】コンピュータ4の通信インタフェース45
にてこれらのデータが受信され、CPU41に与えられ
る(ステップ25)。そして、CPU41が、データベ
ースDBの先頭レコードから、指紋データを読み出し
(ステップ26)、読み出した指紋データとステップ2
5にて受信した指紋データとを、公知の照合方法を用い
て照合し、両指紋データが同一人物から採取されたもの
か否かを判別する(ステップ27)。
【0131】照合の結果、両指紋データが同一人物から
採取されたものでないと判別された場合には、ステップ
26にて読み出された指紋データが、データベースDB
の最終レコードから読み出された指紋データであるか否
かを判別し(ステップ28)、ステップ26にて読み出
された指紋データが、データベースDBの最終レコード
から読み出されたものでない場合には、データベースD
Bの次のレコードから、指紋データを読み出すべく、ス
テップ26へ処理を戻す。
【0132】ステップ28において、ステップ26にて
読み出された指紋データが、データベースDBの最終レ
コードから読み出されたものである場合には、処理を終
了する。
【0133】なお、説明を簡単にするために、ステップ
28において、指紋データがデータベースDBの最終レ
コードから読み出されたものである場合に、処理を終了
する構成について述べたが、この場合には、車両を駐車
場に駐車している利用者以外の者が、車両を出庫しよう
としていると判断することができるので、駐車場を管理
する業者へ通報する等の構成としてもよい。
【0134】またステップ27において、両指紋データ
が同一人物から採取されたものであると判別された場
合、この内のデータベースDBから読み出した指紋デー
タに関連付けられてデータベースDBに記憶されている
入庫時刻の時刻データを読み出し(ステップ29)、こ
の時刻データと、ステップ25にて受信した出庫時刻の
時刻データとから、駐車時間を演算し(ステップ3
0)、この駐車時間に応じた駐車料金を演算する(ステ
ップ31)。
【0135】更に、CPU151は、前記指紋データに
関連付けられてデータベースDBに記憶されている車庫
番号データをデータベースDBから読み出し(ステップ
32)、ステップ31にて演算した駐車料金を示す駐車
料金データ及び前記車庫番号データを、通信インタフェ
ース45に該車庫番号データによって特定される駐車場
に設置されている操作機15へ送信させる(ステップ3
3)。
【0136】そして、前記駐車場の操作機15が有する
通信インタフェース154によって、前記駐車料金デー
タ及び前記車庫番号データが受信され、これらのデータ
がCPU151に与えられる(ステップ34)。CPU
151は、前記駐車料金データが示す駐車料金を、操作
パネル157に設けられた料金表示部に表示させる(ス
テップ35)。
【0137】ROM153には、図18に示す如き画像
の画像データが予め記憶されており、CPU151が、
画像出力インタフェース155に前記画像データに基づ
く画像信号を出力させ、これによってモニタ装置15a
に図18に示す画面が表示される(ステップ36)。
【0138】図18は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。このときモニタ装置15aに
は、図18に示す如く、駐車料金の精算を指示する画面
が表示される。この画面では、貨幣によって駐車料金の
精算を行う場合には、操作機15に貨幣を投入し、IC
カードを用いて駐車料金の精算を行う場合には、ICカ
ードを操作機15のICカード読み取り部158に挿入
するような指示も表示される。駐車場の利用者は、モニ
タ装置15aの表示画面を目視し、操作機15に貨幣を
投入するか、又は操作機15のICカード読み取り部1
58にICカードを挿入する(ステップ37)。
【0139】ステップ37において、ICカードがIC
カード読み取り部158に挿入された場合、CPU15
1が、ICカード読み取り部158にICカードに記憶
されている例えばクレジットカード番号等の個人データ
を読み出させ(ステップ38)、読み出された個人デー
タを、通信インタフェース154にコンピュータ4へ送
信させる(ステップ39)。
【0140】コンピュータ4の通信インタフェース45
によって、前記個人データが受信され、この個人データ
がCPU41に与えられる(ステップ40)。そしてC
PU41は、受信した個人データ及び前記駐車料金デー
タを、通信インタフェース45にサーバコンピュータ7
へ送信させる(ステップ41)。
【0141】サーバコンピュータ7は前記個人データ及
び前記駐車料金データを受信し(ステップ42)、これ
らのデータを用いて公知の決済処理にて駐車料金の決済
を行い(ステップ43)、正常に駐車料金の決済が終了
したときに、正常に決済が行われた旨を示す決済完了デ
ータをコンピュータ4へ送信する(ステップ44)。
【0142】なお、説明を簡単にするために、正常に駐
車料金の決済が行われた場合についてのみ述べたが、こ
れに限定されるものではなく、正常に駐車料金の決済が
行われない場合に、この旨を示すデータを操作機15へ
送信し、操作機15がこのデータを受信したときに、正
常に決済が行われなかったので、貨幣にて駐車料金を精
算するよう駐車場の利用者へ通知する等の構成としても
よい。
【0143】コンピュータ4の通信インタフェース45
によって、前記決済完了データが受信され、この決済完
了データがCPU41に与えられ(ステップ45)、ス
テップ51に処理を移す。
【0144】一方、ステップ37において、貨幣が操作
機15に投入された場合、貨幣検出センサ156によっ
て、操作機15に投入された貨幣が検出され、検出した
貨幣を示すデータがCPU151に与えられる(ステッ
プ46)。CPU151は、このデータに基づいて、投
入された金額を演算し(ステップ47)、駐車料金と投
入金額とから、駐車料金の精算処理を行う(ステップ4
8)。この駐車料金の精算処理では、釣り銭が発生した
場合に、この釣り銭が操作機15から返却される。
【0145】そして、駐車料金の精算が完了した場合に
は、CPU151がこの旨を示す精算完了データを、通
信インタフェース154にコンピュータ4へ送信させる
(ステップ49)。
【0146】コンピュータ4の通信インタフェース45
によって、前記精算完了データが受信され、この精算完
了データがCPU41に与えられる(ステップ50)。
【0147】CPU41は、ハードディスク44に、デ
ータベースDBから駐車料金の精算が完了した車庫に係
る指紋データ、時刻データ、及び車庫番号データを削除
させ(ステップ51)、データベースDBからのこれら
のデータの削除が完了した旨を示すデータを、通信イン
タフェース45に前記操作機15へ送信させる(ステッ
プ52)。
【0148】操作機15の通信インタフェース154に
よって、前記データが受信され、このデータがCPU1
51に与えられる(ステップ53)。CPU151は、
操作パネル157に設けられた料金表示部に0を表示さ
せ(ステップ54)、ステップ34にて通信インタフェ
ース154によって受信された車庫番号データが示す車
庫番号のパレットを着床位置まで移動すべく、入出力イ
ンタフェース15Aに駆動回路11aへ制御信号を出力
させる(ステップ55)。これによって駆動回路11a
に接続されたモータが駆動されて、前記パレットが前記
位置まで移動せしめられる。
【0149】ROM153には、図19に示す如き画像
の画像データが予め記憶されており、CPU151が、
画像出力インタフェース155に前記画像データに基づ
く画像信号を出力させ、これによって、パレットが移動
している間、モニタ装置15aに図19に示す画面が表
示される(ステップ56)。
【0150】図19は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。モニタ装置15aには、図19
に示す如く、同乗者を車両の出庫後に乗車させるよう指
示する画面が表示される。これにより、駐車場の利用者
に対して、同乗者を車両の出庫後に乗車させるよう注意
を促す。
【0151】前記車庫番号のパレットが着床位置に到達
した場合には、CPU151が、扉14を開くべく、入
出力インタフェース15Aに駆動回路14aへ制御信号
を出力させる(ステップ57)。これによって駆動回路
14aに接続されたモータが駆動され、扉14が開かれ
て、このパレットからの車両の出庫の禁止が解除され
る。
【0152】また、ROM153には、図20及び図2
1に示す如き画像の画像データが予め記憶されており、
CPU151が、画像出力インタフェース155に前記
画像データに基づく画像信号を出力させ、これによっ
て、モニタ装置15aに図20及び図21に示す画面
が、所定時間おきに交互に表示される(ステップ5
8)。
【0153】図20及び図21は、モニタ装置15aの
画面の表示例を示す模式図である。まずモニタ装置15
aには、図20に示す如く、扉14が開くので、安全を
確認した後、車庫内へ入るよう指示する画面が表示され
る。この画面には、扉14が開ききったことを確認して
から、車庫内へ入る指示も表示される。駐車場の利用者
は、モニタ装置15aの表示画面を目視し、扉14が開
ききったことを確認し、安全を確認した後、車庫内へ入
る。
【0154】またモニタ装置15aには、図21に示す
如く、徐行にて車両をターンテーブル13a上まで後退
させて、車両を出庫するよう指示する画面が表示され
る。この画面には、車両の周囲に人又は物が無いことを
確認して出庫する指示も表示される。駐車場の利用者
は、モニタ15aの表示画面を目視し、この表示画面の
指示に従って、車両を出庫し、車両をターンテーブル1
3aの上で停止させる。
【0155】車両が出庫されるときには、駐車設備11
に設けられた各種のセンサ11cによって車両の位置が
検出され、この位置に応じて、車庫の内部に設けられた
表示パネルに「後退」、「停止」の表示がなされるよう
になっている。
【0156】駐車場の利用者は、車両をターンテーブル
13aの上で停止させた状態で、車両から降車し、操作
機15の操作パネル157を操作して、扉14の閉動作
の開始指示を操作機15へ入力する(ステップ59)。
扉14の閉動作の開始指示が入力された場合には、CP
U151が、扉14を閉じるべく、入出力インタフェー
ス15Aに駆動回路14aへ制御信号を出力させるとと
もに(ステップ60)、モニタ装置15aに駐車設備1
1の扉14の内側の状態を表示すべく、テレビカメラ1
1bにて撮影して得た画像データに基づく画像信号を、
画像出力インタフェース155に出力させる(ステップ
61)。これによって駆動回路14aに接続されたモー
タが駆動され、扉14が閉じる。
【0157】利用者は、このモニタ装置15aに表示さ
れている駐車設備11の扉14の内側の状態を確認し、
駐車設備11内に人が残っていないことを確認する。駐
車設備11の内部に人が残っている場合には、前記利用
者が操作機15の操作パネル157を操作して、扉14
の閉動作の中止指示を入力する(ステップ62)。扉1
4の閉動作の中止指示が入力された場合には、CPU1
51が、扉14を開くべく、入出力インタフェース15
Aに駆動回路14aへ制御信号を出力させ(ステップ6
3)、これによって駆動回路14aに接続されたモータ
が駆動され、扉14が開く。そして、ステップ59へ処
理を戻す。
【0158】ROM153には、図22に示す如き画像
の画像データが予め記憶されており、扉14の閉動作が
完了した場合に、CPU151が、画像出力インタフェ
ース155に前記画像データに基づく画像信号を出力さ
せ、これによって、モニタ装置15aに図22に示す画
面が表示される(ステップ64)。
【0159】図22は、モニタ装置15aの画面の表示
例を示す模式図である。モニタ装置15aには、図22
に示す如く、ターンテーブル13aを回転させ、発車す
るよう指示する画面が表示される。この画面には、ター
ンテーブル13aの車両停止位置に正確に車両を停止し
ていることを確認し、同乗者を乗車させ、安全を確認し
た後発車させる指示も表示される。駐車場の利用者は、
モニタ15aの表示画面を目視し、この表示画面の指示
に従って、ターンテーブル13aを回転させるべく、操
作パネル157を操作して、ターンテーブル13aの回
転動作の開始指示を入力する(ステップ65)。
【0160】ターンテーブル13aの回転動作の開始指
示が入力された場合には、CPU151が、ターンテー
ブル13aを略180°だけ回転すべく、入出力インタ
フェース15Aに駆動回路13bへ制御信号を出力させ
る(ステップ66)。これによって駆動回路113bに
接続されたモータが駆動され、ターンテーブル13aが
略180°回転する。そして、ターンテーブル13aの
回転を完了した後、処理を終了する。
【0161】なお、本実施の形態においては、データベ
ースDBをコンピュータ4に設ける構成について述べた
が、これに限定されるものではなく、例えば、データベ
ースDBを有する装置をコンピュータ4の外部に設け、
コンピュータ4と前記装置との間で通信を行って、コン
ピュータ4からデータベースDBの検索及び更新を行う
構成としてもよい。
【0162】また、本実施の形態においては、駐車場管
理装置として機能するコンピュータ4と、操作機15と
を備える構成の駐車場管理システムについて述べたが、
これに限定されるものではなく、例えば操作機15が駐
車場管理装置の機能も備え、操作機15のみによって駐
車場の車両の入庫及び出庫の管理を行う構成としてもよ
い。
【0163】また、本実施の形態においては、操作機1
5が内部時計15Bを備え、該内部時計15Bによって
入庫時刻及び出庫時刻を得る構成について述べたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、コンピュータ4
が時計を備え、操作機15から指紋データを受信したと
きに、前記時計によって入庫時刻及び出庫時刻を得る構
成としてもよい。
【0164】また、本実施の形態においては、図11〜
図22に示したような画面をモニタ装置15aに表示
し、駐車場の利用者に車両の入庫及び出庫の手順を案内
する構成について述べたが、これに限定されるものでは
なく、例えばモニタ装置15aに画面を表示するのに加
えて、スピーカから車両の入庫及び出庫の手順を案内す
る音声を出力する構成としてもよいし、画面の表示を行
わず、スピーカから車両の入庫及び出庫の手順を案内す
る音声だけを出力する構成としてもよい。
【0165】また、本実施の形態においては、指紋デー
タを採取した駐車場の利用者だけに対して車両の入庫を
許可し、指紋データの照合の結果、車両を入庫した利用
者と同一人物であると判別された駐車場の利用者だけに
対して車両の出庫を許可する構成について述べたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば操作機15に、駐
車券を発券する発券機及び駐車券に記憶された入庫時刻
及び車庫番号等のデータを読み出す読み出し部を設けて
おき、車両の入庫時に指紋データを採取させるか否かを
駐車場の利用者に選択させ、指紋データの採取を行わな
い場合、入庫時刻及び車庫番号のデータを記憶した駐車
券を発券し、車両の出庫時に前記駐車券に記憶してある
データを読み出して、駐車料金の徴収、着床位置へのパ
レットの呼び出し等を行う構成として、指紋データの採
取に抵抗を感じる利用者に対しても、車両の入庫及び出
庫を許可するようにしてもよい。
【0166】また、本実施の形態においては、立体式の
駐車場に設置した操作機(入庫管理装置、出庫管理装
置)15と、コンピュータ4との間で通信を行い、前記
駐車場の車両の入庫及び出庫の管理を行う構成について
述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、図
24に示す如きゲート式の駐車場に設置した発券機(入
庫管理装置)22a及び精算機(出庫管理装置)23a
に夫々指紋センサを設けておき、発券機22a及び精算
機23aと駐車場管理装置との間で通信を行い、駐車場
の利用者が車両を入庫するときに、発券機22aに設け
た指紋センサによって前記利用者の指紋データを採取
し、指紋データを採取した場合にのみゲート22を開い
て車両の入庫の禁止を解除し、駐車場の利用者が車両を
出庫するときに、精算機23aに設けた指紋センサによ
って前記利用者の指紋データを採取し、入庫時に採取し
た指紋データと出庫時に採取した指紋データとを照合
し、照合の結果、両指紋データが同一人物から採取され
た指紋データであると判別された場合であって、駐車料
金が精算されたときのみ、ゲート23を開いて車両の出
庫の禁止を解除すべく構成してもよい。
【0167】また、図25に示す如きコイン式の駐車場
に設置された精算機(入庫管理装置、出庫管理装置)3
3に指紋センサを設けておき、精算機33と駐車場管理
装置との間で通信を行い、駐車場の利用者が車両を入庫
するときに、精算機33に設けた指紋センサによって前
記利用者の指紋データを採取し、駐車場の利用者が車両
を出庫するときに、精算機33に設けた指紋センサによ
って前記利用者の指紋データを採取し、入庫時に採取し
た指紋データと出庫時に採取した指紋データとを照合
し、照合の結果、両指紋データが同一人物から採取され
た指紋データであると判別された場合であって、駐車料
金が精算されたときのみ、フラップ32aを地面と概ね
平坦な状態となるまで動作させて車両の出庫の禁止を解
除すべく構成してもよい。
【0168】また、本実施の形態においては、駐車場の
利用者の指紋データを採取し、この指紋データを照合し
て、駐車場の利用者の認証を行う構成について述べた
が、これに限定されるものではなく、例えば駐車場の利
用者の虹彩に関するデータ、又は声紋に関するデータ
等、指紋データ以外の駐車場の利用者の生体的特徴を示
すデータを採取し、このデータを照合して、駐車場の利
用者の認証を行う構成としてもよいことはいうまでもな
い。
【0169】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1、第13、第1
8、第27、及び第31発明による場合は、車両の入庫
時及び出庫時に駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴
情報を採取し、車両の入庫時に採取した特徴情報と車両
の出庫時に採取した特徴情報とを照合し、照合結果に基
づいて、車両の出庫を禁止する出庫禁止機構による出庫
の禁止を解除すべく構成したので、車両の入庫時に採取
した特徴情報と、車両の出庫時に採取した特徴情報とを
照合した結果、両特徴情報が同一人物によるものである
と判別した場合にだけ、出庫禁止機構による車両の出庫
の禁止を解除することにより、駐車場を無人化した場合
であっても、車両を入庫した本人以外の者による車両の
出庫を禁止して、駐車中の車両の盗難を防止し、駐車場
の無人化を実現することができる。
【0170】第7及び第23発明による場合は、入庫時
に特徴情報を採取するので、この特徴情報と出庫時に採
取した特徴情報とを照合することにより、駐車場に車両
を駐車している者に対してだけ、車両の出庫を許可する
ことができ、駐車中の車両の盗難を防止することができ
る。
【0171】第2、第8、及び第23発明による場合
は、車両の入庫を禁止する入庫禁止機構が設けられた駐
車場で、車両の入庫時に前記特徴情報を採取した場合
に、前記入庫禁止機構による車両の入庫の禁止を解除す
べく構成したので、特徴情報を採取した利用者に対して
のみ車両の入庫を許可し、駐車場を無人化した場合であ
っても、特徴情報を採取させない者が不正に駐車するこ
とを防止することができる。
【0172】第3、第14、第19、第28、及び第3
2発明による場合は、駐車場の利用者から車両を入庫す
る車庫を特定する車庫情報を受け付けたときに、この車
庫情報により特定される車庫への入庫禁止機構による入
庫の禁止を解除し、前記車庫情報を車両の入庫時に採取
した特徴情報と関連付けてデータベースに記憶し、車両
の出庫時に採取した特徴情報の採取対象の人物と同一人
物による特徴情報を、前記データベースから検索し、検
索した特徴情報に関連付けられた車庫情報を前記データ
ベースから読み出して、前記車庫情報により特定される
車庫からの出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解除
すべく構成したので、出庫時に駐車場の利用者から特徴
情報を採取するだけで、必要な車庫情報を前記データベ
ースから得ることができ、駐車場の利用者が車庫の番号
等の車庫情報を覚える必要が無く、駐車場の利用者にと
っての利便性がより一層向上する。
【0173】また、データベースから読み出した車庫情
報によって特定される車庫からの出庫の禁止を解除する
ので、出庫時に駐車場の利用者から特徴情報を採取する
だけで、駐車場の利用者が複雑な操作を行うことなく車
両を出庫することができ、駐車場の利用者にとっての利
便性がより一層向上する。
【0174】第9及び第24発明による場合は、駐車場
の利用者から車庫情報を受け付け、この車庫情報によっ
て特定される車庫への車両の入庫を許可するので、外部
に設けてあるデータベースに前記車庫情報を記憶してお
き、車両の出庫時に前記データベースから車庫情報を読
み出し、この車庫情報によって特定される車庫からの出
庫を許可すべく構成することにより、駐車場の利用者が
車庫の番号等の車庫情報を覚える必要が無く、駐車場の
利用者にとっての利便性がより一層向上する。
【0175】第4、第15、第20、第21、第29、
第33、及び第34発明による場合は、車両の入庫時に
入庫時刻を獲得し、車両の出庫時に出庫時刻を獲得し
て、入庫時刻及び出庫時刻から駐車料金を演算し、演算
した駐車料金を駐車場の利用者から徴収した場合にの
み、出庫禁止機構による出庫の禁止を解除すべく構成し
たので、駐車場を無人化した場合であっても、獲得した
入庫時刻及び出庫時刻から駐車料金を自動的に演算する
ことができ、しかもこの駐車料金を駐車場の利用者から
徴収した場合にのみ、出庫禁止機構による出庫の禁止を
解除することにより、駐車料金の精算がされないまま車
両を出庫される虞が無く、確実に駐車料金を徴収するこ
とができる。
【0176】また、第20及び第33発明による場合
は、駐車場管理装置によって入庫時刻及び出庫時刻を獲
得するので、入庫管理装置及び出庫管理装置に時計手段
を備える必要がなく、これに対して第21及び第34発
明による場合は、入庫管理装置及び出庫管理装置にて獲
得した入庫時刻及び出庫時刻を夫々表す時刻情報を、駐
車場管理装置が受信するので、駐車場管理装置に時計手
段を備える必要がない。
【0177】第10及び第25発明による場合は、車両
の入庫時に入庫時刻を獲得するので、車両の出庫時に出
庫時刻を獲得し、前記入庫時刻及び出庫時刻から駐車料
金を演算すべく構成することにより、オペレータが車両
の入庫時刻及び出庫時刻を管理し、駐車料金を計算する
手間が省け、駐車場の無人化を実現することができる。
【0178】第5、第11、及び第26発明による場合
は、従来駐車設備の操作を行うオペレータ等に対して講
習等によって指導していた車両の入庫の際の駐車設備の
操作手順を案内する音声又は映像を、車両の入庫の際に
出力することにより、駐車場の利用者がこの音声又は映
像に従って駐車設備等の操作を行うだけで、講習等を開
催して駐車場の利用者に対して車両の入庫の手順を説明
しなくても、容易に車両の入庫を行わせることができ、
車両の入庫の手順の説明に係る手間を大幅に削減するこ
とができる。
【0179】第5、第16、及び第30発明による場合
は、従来駐車設備の操作を行うオペレータ等に対して講
習等によって指導していた車両の出庫の際の駐車設備の
操作手順を案内する音声又は映像を、車両の出庫の際に
出力することにより、駐車場の利用者がこの音声又は映
像に従って駐車設備等の操作を行うだけで、講習等を開
催して駐車場の利用者に対して車両の出庫の手順を説明
しなくても、容易に車両の出庫を行わせることができ、
車両の出庫の手順の説明に係る手間を大幅に削減するこ
とができる。
【0180】第6、第12、第17、第22、及び第3
5発明による場合は、駐車場の利用者の指紋に関する情
報を特徴情報として採取すべく構成したので、特徴情報
の照合によって高精度に個人認証を行うことができ、こ
の個人認証に基づいて、駐車中の車両の盗難を防止する
ことができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理システムを適用する立
体式の駐車場を示す外観図である。
【図2】本発明に係る駐車場管理システムの実施の形態
の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図4】データベースを説明する説明図である。
【図5】操作機の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る駐車場管理システムの動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る駐車場管理システムの動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る駐車場管理システムの動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る駐車場管理システムの動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る駐車場管理システムの動作の流
れを示すフローチャートである。
【図11】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図12】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図13】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図14】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図15】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図16】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図17】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図18】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図19】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図20】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図21】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図22】モニタ装置の画面の表示例を示す模式図であ
る。
【図23】立体式の駐車場の一例を示す外観図である。
【図24】ゲート式の駐車場の一例を示す外観図であ
る。
【図25】コイン式の駐車場の一例を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
11 駐車設備 13a ターンテーブル 14 扉(入庫禁止機構、出庫禁止機構) 15 操作機(入庫管理装置、出庫管理装置) 151 CPU 152 RAM 153 ROM 154 通信インタフェース 155 画像出力インタフェース 156 貨幣検出センサ 157 操作パネル 158 ICカード読み取り部 159 指紋センサ 15A 入出力インタフェース 15B 内部時計 4 コンピュータ(駐車場管理装置) 41 CPU 42 RAM 43 外部記憶装置 43a 可搬型記録媒体 44 ハードディスク 45 通信インタフェース 6 サーバコンピュータ 61 記録媒体 7 サーバコンピュータ DB データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 G07B 15/00 N G08G 1/14 G08G 1/14 A

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の出庫を禁止する出庫禁止機構を有
    する駐車場での車両の入庫及び出庫を管理する駐車場管
    理システムにおいて、 車両の入庫時に駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴
    情報を採取する第1採取手段と、車両の出庫時に駐車場
    の利用者の生体的特徴を示す特徴情報を採取する第2採
    取手段と、前記第1採取手段によって採取した特徴情報
    及び前記第2採取手段によって採取した特徴情報を照合
    する照合手段と、該照合手段による照合結果に基づい
    て、前記第2採取手段によって特徴情報を採取した利用
    者に対して車両の出庫を許可すべく、前記出庫禁止機構
    による車両の出庫の禁止を解除する出庫禁止解除手段と
    を備えることを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 駐車場に、車両の入庫を禁止する入庫禁
    止機構が設けてあり、前記第1採取手段によって特徴情
    報を採取した場合に、該特徴情報を採取した利用者に対
    して車両の入庫を許可すべく、前記入庫禁止機構による
    車両の入庫の禁止を解除する入庫禁止解除手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記入庫禁止機構は、駐車場が有する複
    数の車庫への車両の入庫を夫々禁止すべくなしてあり、
    前記出庫禁止機構は、駐車場が有する複数の車庫からの
    車両の出庫を夫々禁止すべくなしてあり、駐車場の利用
    者から車両を入庫する車庫を特定する車庫情報を受け付
    ける受付手段と、該受付手段によって受け付けた車庫情
    報及び前記第1採取手段によって採取した特徴情報を関
    連付けて記憶するデータベースと、前記照合手段による
    照合の結果、前記第2採取手段による特徴情報の採取対
    象の人物と同一人物による特徴情報を前記データベース
    から検索する検索手段と、該検索手段によって検索した
    特徴情報に関連付けられた車庫情報を前記データベース
    から読み出す読み出し手段とを更に備え、前記入庫禁止
    解除手段は、前記受付手段によって受け付けた車庫情報
    によって特定される車庫への前記入庫禁止機構による車
    両の入庫の禁止を解除すべくなしてあり、前記出庫禁止
    解除手段は、前記読み出し手段によって読み出した車庫
    情報によって特定される車庫からの前記出庫禁止機構に
    よる車両の出庫の禁止を解除すべくなしてあることを特
    徴とする請求項2に記載の駐車場管理システム。
  4. 【請求項4】 時計手段と、車両の入庫時に前記時計手
    段から入庫時刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、車両の
    出庫時に前記時計手段から出庫時刻を獲得する出庫時刻
    獲得手段と、前記入庫時刻獲得手段によって獲得した入
    庫時刻及び前記出庫時刻獲得手段によって獲得した出庫
    時刻に基づいて、駐車場の利用者に対する駐車料金を演
    算する駐車料金演算手段と、該駐車料金演算手段によっ
    て演算した駐車料金を前記利用者から徴収する徴収手段
    とを更に備え、前記出庫禁止解除手段は、該徴収手段に
    よって前記利用者から駐車料金を徴収した場合に、前記
    出庫禁止機構による車両の出庫の禁止を解除すべくなし
    てあることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の駐車場管理システム。
  5. 【請求項5】 車両の入庫の手順を案内する音声又は映
    像を出力する第1出力手段と、車両の出庫の手順を案内
    する音声又は映像を出力する第2出力手段とを更に備え
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の駐
    車場管理システム。
  6. 【請求項6】 前記特徴情報は、駐車場の利用者の指紋
    に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至5の
    何れかに記載の駐車場管理システム。
  7. 【請求項7】 駐車場での車両の入庫を管理する入庫管
    理装置において、車両の入庫時に駐車場の利用者の生体
    的特徴を示す特徴情報を採取する採取手段と、該採取手
    段によって採取した特徴情報を外部へ送信する送信手段
    とを備えることを特徴とする入庫管理装置。
  8. 【請求項8】 駐車場に、車両の入庫を禁止する入庫禁
    止機構が設けてあり、前記採取手段によって特徴情報を
    採取した場合に、該特徴情報を採取した利用者に対して
    車両の入庫を許可すべく、前記入庫禁止機構による車両
    の入庫の禁止を解除する入庫禁止解除手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の入庫管理装置。
  9. 【請求項9】 前記入庫禁止機構は、駐車場が有する複
    数の車庫への車両の入庫を夫々禁止すべくなしてあり、
    駐車場の利用者から車両を入庫する車庫を特定する車庫
    情報を受け付ける受付手段と、該受付手段によって受け
    付けた車庫情報を外部へ送信する送信手段とを更に備
    え、前記入庫禁止解除手段は、前記受付手段によって受
    け付けた車庫情報によって特定される車庫への前記入庫
    禁止機構による車両の入庫の禁止を解除すべくなしてあ
    ることを特徴とする請求項8に記載の入庫管理装置。
  10. 【請求項10】 時計手段と、車両の入庫時に前記時計
    手段から入庫時刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、該入
    庫時刻獲得手段によって獲得した入庫時刻を示す入庫時
    刻情報を外部へ送信する送信手段とを更に備えることを
    特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の入庫管理装
    置。
  11. 【請求項11】 車両の入庫の手順を案内する音声又は
    映像を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする
    請求項7乃至10の何れかに記載の入庫管理装置。
  12. 【請求項12】 前記特徴情報は、駐車場の利用者の指
    紋に関する情報であることを特徴とする請求項7乃至1
    1の何れかに記載の入庫管理装置。
  13. 【請求項13】 車両の出庫を禁止する出庫禁止機構を
    有する駐車場での車両の出庫を管理する出庫管理装置に
    おいて、 車両の出庫時に駐車場の利用者の生体的特徴を示す特徴
    情報を採取する採取手段と、該採取手段によって採取し
    た特徴情報を外部へ送信する送信手段と、外部から前記
    特徴情報の照合結果を示す照合結果情報を受信する受信
    手段と、該受信手段によって受信した照合結果情報に基
    づいて、前記採取手段によって特徴情報を採取した利用
    者に対して車両の出庫を許可すべく、前記出庫禁止機構
    による車両の出庫の禁止を解除する出庫禁止解除手段と
    を備えることを特徴とする出庫管理装置。
  14. 【請求項14】 前記出庫禁止機構は、駐車場が有する
    複数の車庫からの車両の出庫を夫々禁止すべくなしてあ
    り、駐車場の利用者が車両を駐車している車庫を特定す
    る車庫情報を外部から受信する受信手段を更に備え、前
    記出庫禁止解除手段は、該受信手段によって受信した車
    庫情報によって特定される車庫からの前記出庫禁止機構
    による車両の出庫の禁止を解除すべくなしてあることを
    特徴とする請求項13に記載の出庫管理装置。
  15. 【請求項15】 時計手段と、車両の出庫時に前記時計
    手段から出庫時刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、該出
    庫時刻獲得手段によって獲得した出庫時刻を示す出庫時
    刻情報を外部へ送信する送信手段と、外部から駐車料金
    を示す駐車料金情報を受信する受信手段と、該受信手段
    によって受信した駐車料金情報が示す駐車料金を前記利
    用者から徴収する徴収手段とを更に備え、前記出庫禁止
    解除手段は、該徴収手段によって前記利用者から駐車料
    金を徴収した場合に、前記出庫禁止機構による車両の出
    庫の禁止を解除すべくなしてあることを特徴とする請求
    項13又は14に記載の出庫管理装置。
  16. 【請求項16】 車両の出庫の手順を案内する音声又は
    映像を出力する出力手段を更に備えることを特徴とする
    請求項13乃至15の何れかに記載の出庫管理装置。
  17. 【請求項17】 前記特徴情報は、駐車場の利用者の指
    紋に関する情報であることを特徴とする請求項13乃至
    16の何れかに記載の出庫管理装置。
  18. 【請求項18】 駐車場での車両の入庫及び出庫を管理
    する駐車場管理装置において、 駐車場の利用者から車両の入庫時に採取した該利用者の
    生体的特徴を示す特徴情報を外部から受信する第1受信
    手段と、駐車場の利用者から車両の出庫時に採取した該
    利用者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から受信する
    第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信した特
    徴情報及び前記第2受信手段によって受信した特徴情報
    を照合する照合手段と、該照合手段による照合結果を示
    す照合結果情報を外部へ送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする駐車場管理装置。
  19. 【請求項19】 駐車場の利用者が車両を入庫する車庫
    を特定する車庫情報を外部から受信する受信手段と、該
    受信手段によって受信した車庫情報及び前記第1受信手
    段によって受信した特徴情報を関連付けて記憶するデー
    タベースと、前記照合手段による照合の結果、前記第2
    受信手段によって受信した特徴情報の採取対象の人物と
    同一人物による特徴情報を前記データベースから検索す
    る検索手段と、該検索手段によって検索した特徴情報に
    関連付けられた車庫情報を前記データベースから読み出
    す読み出し手段と、該読み出し手段によって読み出した
    車庫情報を外部へ送信する送信手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項18に記載の駐車場管理装置。
  20. 【請求項20】 時計手段と、前記第1受信手段によっ
    て特徴情報を受信したときに、前記時計手段から入庫時
    刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、前記第2受信手段に
    よって特徴情報を受信したときに、前記時計手段から出
    庫時刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、前記入庫時刻獲
    得手段によって獲得した入庫時刻及び前記出庫時刻獲得
    手段によって獲得した出庫時刻に基づいて、駐車場の利
    用者に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段と、
    該駐車料金演算手段によって演算した駐車料金を示す駐
    車料金情報を外部へ送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする請求項18又は19に記載の駐車場管理装
    置。
  21. 【請求項21】 駐車場の利用者が車両を入庫する入庫
    時刻を示す入庫時刻情報を外部から受信する入庫時刻情
    報受信手段と、駐車場の利用者が車両を出庫する出庫時
    刻を示す出庫時刻情報を外部から受信する出庫時刻情報
    受信手段と、前記入庫時刻情報受信手段によって受信し
    た入庫時刻情報が示す入庫時刻及び前記出庫時刻情報受
    信手段によって受信した出庫時刻情報が示す出庫時刻に
    基づいて、駐車場の利用者に対する駐車料金を演算する
    駐車料金演算手段と、該駐車料金演算手段によって演算
    した駐車料金を示す駐車料金情報を外部へ送信する送信
    手段とを備えることを特徴とする請求項18又は19に
    記載の駐車場管理装置。
  22. 【請求項22】 前記特徴情報は、駐車場の利用者の指
    紋に関する情報であることを特徴とする請求項18乃至
    21の何れかに記載の駐車場管理装置。
  23. 【請求項23】 外部と通信するための通信部と、車両
    の入庫を禁止する入庫禁止機構とに接続されたコンピュ
    ータに、駐車場での車両の入庫を管理させるためのコン
    ピュータプログラムにおいて、 コンピュータを、駐車場の利用者の生体的特徴を示す与
    えられた特徴情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制
    御する通信制御手段と、前記特徴情報が与えられたとき
    に、車両の入庫の禁止を解除すべく、前記入庫禁止機構
    を制御する入庫制御手段として機能させることを特徴と
    するコンピュータプログラム。
  24. 【請求項24】 前記入庫禁止機構は、駐車場が有する
    複数の車庫への車両の入庫を夫々禁止すべくなしてあ
    り、コンピュータを更に、駐車場の利用者が車両を入庫
    する車庫を特定する与えられた車庫情報を外部へ送信す
    べく、前記通信部を制御する通信制御手段として機能さ
    せ、前記入庫制御手段は、前記車庫情報によって特定さ
    れる車庫への車両の入庫の禁止を解除するように、前記
    入庫禁止機構を制御すべくなしてあることを特徴とする
    請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  25. 【請求項25】 時計手段に接続されたコンピュータを
    更に、前記特徴情報が与えられたときに、前記時計手段
    から入庫時刻を獲得する入庫時刻獲得手段と、該入庫時
    刻獲得手段によって獲得した入庫時刻を示す入庫時刻情
    報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する通信制御
    手段として機能させることを特徴とする請求項23又は
    24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 【請求項26】 音声又は映像を出力する出力部に接続
    されたコンピュータを更に、前記出力部に車両の入庫の
    手順を案内する音声又は映像を出力させる出力手段とし
    て機能させることを特徴とする請求項23乃至25の何
    れかに記載のコンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 外部と通信するための通信部と、車両
    の出庫を禁止する出庫禁止機構とに接続されたコンピュ
    ータに、駐車場での車両の出庫を管理させるためのコン
    ピュータプログラムにおいて、 コンピュータを、駐車場の利用者の生体的特徴を示す与
    えられた特徴情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制
    御する第1通信制御手段と、前記特徴情報の照合結果を
    示す照合結果情報を外部から受信すべく、前記通信部を
    制御する第2通信制御手段と、前記通信部によって受信
    した照合結果情報に基づいて、車両の出庫の禁止を解除
    すべく、前記出庫禁止機構を制御する出庫制御手段とし
    て機能させることを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記出庫禁止機構は、駐車場が有する
    複数の車庫からの車両の出庫を夫々禁止すべくなしてあ
    り、コンピュータを更に、駐車場の利用者が車両を駐車
    している車庫を特定する車庫情報を外部から受信すべ
    く、前記通信部を制御する通信制御手段として機能さ
    せ、前記出庫制御手段は、前記通信部によって受信した
    車庫情報によって特定される車庫からの車両の出庫の禁
    止を解除するように、前記出庫禁止機構を制御すべくな
    してあることを特徴とする請求項27に記載のコンピュ
    ータプログラム。
  29. 【請求項29】 時計手段と、駐車場の利用者から駐車
    料金を徴収する徴収手段とに接続されたコンピュータを
    更に、前記特徴情報が与えられたときに、前記時計手段
    から出庫時刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、該出庫時
    刻獲得手段によって獲得した出庫時刻を示す出庫時刻情
    報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する第1通信
    制御手段と、駐車料金を示す駐車料金情報を外部から受
    信すべく、前記通信部を制御する第2通信制御手段と、
    前記通信部によって受信した駐車料金情報が示す駐車料
    金を徴収すべく、前記徴収手段を制御する駐車料金徴収
    制御手段として機能させ、前記出庫制御手段は、前記徴
    収手段によって駐車料金を徴収した場合に、車両の出庫
    の禁止を解除するように、前記出庫禁止機構を制御すべ
    くなしてあることを特徴とする請求項27又は28に記
    載のコンピュータプログラム。
  30. 【請求項30】 音声又は映像を出力する出力部に接続
    されたコンピュータを更に、前記出力部に車両の出庫の
    手順を案内する音声又は映像を出力させる出力手段とし
    て機能させることを特徴とする請求項27乃至29の何
    れかに記載のコンピュータプログラム。
  31. 【請求項31】 外部と通信するための通信部に接続さ
    れたコンピュータに、駐車場での車両の入庫及び出庫を
    管理させるためのコンピュータプログラムにおいて、 コンピュータを、駐車場の利用者から車両の入庫時に採
    取した該利用者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から
    受信すべく、前記通信部を制御する第1通信制御手段
    と、駐車場の利用者から車両の出庫時に採取した該利用
    者の生体的特徴を示す特徴情報を外部から受信すべく、
    前記通信部を制御する第2通信制御手段と、車両の入庫
    時に採取した特徴情報及び車両の出庫時に採取した特徴
    情報を照合する照合手段と、該照合手段による照合結果
    を示す照合結果情報を外部へ送信すべく、前記通信部を
    制御する第3通信制御手段として機能させることを特徴
    とするコンピュータプログラム。
  32. 【請求項32】 データを記憶する記憶部に接続された
    コンピュータを更に、駐車場の利用者が車両を入庫する
    車庫を特定する車庫情報を外部から受信すべく、前記通
    信部を制御する第1通信制御手段と、前記通信部によっ
    て受信した車庫情報、及び車両の入庫時に採取し、前記
    通信部によって受信した特徴情報を関連付けて記憶すべ
    く、前記記憶部を制御する記憶制御手段と、前記照合手
    段による照合の結果、車両の出庫時に採取し、前記通信
    部によって受信した特徴情報の採取対象の人物と同一人
    物による特徴情報を前記記憶部から検索する検索手段
    と、該検索手段によって検索した特徴情報に関連付けら
    れた車庫情報を前記記憶部から読み出す読み出し手段
    と、該読み出し手段によって読み出した車庫情報を外部
    へ送信すべく、前記通信部を制御する第2通信制御手段
    として機能させることを特徴とする請求項31に記載の
    コンピュータプログラム。
  33. 【請求項33】 時計手段に接続されたコンピュータを
    更に、車両の入庫時に採取した特徴情報を前記通信部が
    受信したときに、前記時計手段から入庫時刻を獲得する
    入庫時刻獲得手段と、車両の出庫時に採取した特徴情報
    を前記通信部が受信したときに、前記時計手段から出庫
    時刻を獲得する出庫時刻獲得手段と、前記入庫時刻獲得
    手段によって獲得した入庫時刻及び前記出庫時刻獲得手
    段によって獲得した出庫時刻に基づいて、駐車場の利用
    者に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段と、該
    駐車料金演算手段によって演算した駐車料金を示す駐車
    料金情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御する通
    信制御手段として機能させることを特徴とする請求項3
    1又は32に記載のコンピュータプログラム。
  34. 【請求項34】 コンピュータを更に、駐車場の利用者
    が車両を入庫する入庫時刻を示す入庫時刻情報を外部か
    ら受信すべく、前記通信部を制御する第1通信制御手段
    と、駐車場の利用者が車両を出庫する出庫時刻を示す出
    庫時刻情報を外部から受信すべく、前記通信部を制御す
    る第2通信制御手段と、前記通信部によって受信した入
    庫時刻情報が示す入庫時刻及び前記通信部によって受信
    した出庫時刻情報が示す出庫時刻に基づいて、駐車場の
    利用者に対する駐車料金を演算する駐車料金演算手段
    と、該駐車料金演算手段によって演算した駐車料金を示
    す駐車料金情報を外部へ送信すべく、前記通信部を制御
    する第3通信制御手段として機能させることを特徴とす
    る請求項31又は32に記載のコンピュータプログラ
    ム。
  35. 【請求項35】 前記特徴情報は、駐車場の利用者の指
    紋に関する情報であることを特徴とする請求項23乃至
    34の何れかに記載のコンピュータプログラム。
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