JP2002183780A - 指紋照合を用いた利用者管理システム - Google Patents

指紋照合を用いた利用者管理システム

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JP2002183780A JP2000377959A JP2000377959A JP2002183780A JP 2002183780 A JP2002183780 A JP 2002183780A JP 2000377959 A JP2000377959 A JP 2000377959A JP 2000377959 A JP2000377959 A JP 2000377959A JP 2002183780 A JP2002183780 A JP 2002183780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用駐車場の貸借形態は、月決めによる形態が
一般的に多く、駐車場管理者は、月決めカード等を発行
して駐車場の利用者を明確にし、賃貸料金を受領してい
る場合が多い。しかしこれらはカードの紛失、入出場毎
のカードの提示(出し入れ等)がありまた紛失等や面倒
なこともあった。さらに、車によるスーパマーケット、
デパート等へのショッピングの場合にも駐車場の入場時
に発券機から受け取った駐車カードの紛失が発生する事
もあり、また退場時の駐車カードの取りだしや駐車料金
の精算に関わる手間が煩わしいという問題もあった。 【解決手段】本発明は、駐車場を利用する人の管理を、
駐車場の入退場時における利用者の指紋によって行うこ
とで、月決めカードや駐車カードを不要にし、駐車場の
利用者や管理者の便宜を図るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の専用駐
車場や店舗等の各種施設を利用する利用者管理に関し、
特に各種施設を利用する利用者の施設への入退場時に利
用者の指紋によって利用者の認証や識別を行う指紋照合
を用いた利用者管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】モータリーゼーションの普及により車の
所有台数は1家に2台から3台と言っても過言ではな
い。ところが、一戸建ての自家保有の場合でも2台以上
の車の駐車スペースを確保している場合は多くはない。
また、自家保有でも駐車スペースを持たないケースは多
々あり、アパート/マンションに居住の場合では、必ず
しもすべての居住者分の駐車スペースが確保されている
わけではない。以上のように車の台数の増加にともな
い、専用の駐車場を利用せざるを得ない車が増えつつあ
る。また、通勤に車を利用する場合、勤務先や最寄りの
駅の近辺にある駐車場を利用せざるを得ないということ
になる。
【0003】一方、都心部での駐車場の確保は難しく、
これらの自家の駐車場を持たない車の駐車場対策として
専用駐車場の所有者は、地下や屋上又は立体化駐車場等
により駐車スペースを2次元空間から3次元空間へ拡張
することで、1台でも余分に車が駐車できるように工夫
している。
【0004】駐車場の逼迫している状況下では違法な駐
車場の利用ケースも多く専用駐車場の所有者は、無断駐
車等の監視も含めたきめ細かな駐車場管理を行わざるを
得ない状況にある。
【0005】図9は 従来の駐車場管理システムにおけ
る専用駐車場への入場時の構成図である。利用者4は、
月決め契約磁気カード52を駐車場遮断制御装置3のカ
ード読み取り装置51に入れカードが登録してあれば遮
断棒(ゲート)2は開き、駐車場の利用が可能となっ
た。
【0006】図10は、従来の駐車場管理システムにお
ける磁気カード52の発行時の構成図である。利用者4
は、ある期間毎(例えば1ヶ月毎)に駐車場の管理会社
13のカード発行人54のところに行き駐車料金を支払
い、磁気カード52を発行してもらう必要があった。
【0007】図11は、従来の駐車場管理システムにお
ける磁気カード52の内容の構成図である。磁気カード
52の登録NO55と契約月56が磁気領域に記憶され
ている。
【0008】さらに、時間決めで駐車場の使用料金を取
る一時駐車場の利用を行う場合も多い。例えば、車によ
るスーパストア、デパート等へのショッピングは、どの
家庭においても日常的に行っているが、この場合、スー
パやデパートの専用駐車場を利用し、ある時間を超過す
ると超過料金を支払うことになる。いずれの場合にも駐
車場への入場時においては、入場時刻を打刻した駐車カ
ードを発券機から受け取ると遮断棒が開いて入場し、退
場時にはこの駐車カードをもとにして精算機によって駐
車場の利用料金の精算をするとやはり遮断棒が開いて退
場が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような専用駐車場
の貸借形態は、月決めによる形態が一般的に多く、専用
駐車場の所有者や専用駐車場の所有者から駐車場の管理
を委託された駐車場管理者は、月決めカード等を発行し
て駐車場の利用者を明確にし、賃貸料金を受領している
場合が多い。しかしこれらはカードの紛失、入出場毎の
カードの提示(出し入れ等)があるため面倒なこともあ
った。
【0010】さらに、一時駐車場を利用する場合や車に
よるスーパストア、デパート等でのショッピングの場合
にも同様に、駐車場への入場時における発券機から受け
取った駐車カードの紛失がつい買い物に夢中になって発
生する事もあり、また退場時における駐車カードの取り
だしや駐車料金の精算に関わる手間が煩わしいという問
題もあった。
【0011】本発明は、専用の月決め駐車場や一時駐車
場を利用する人の管理を、駐車場の入退場時における利
用者の指紋によって行うことで、月決めカードや駐車カ
ードを不要にし、カードの紛失や入退場時におけるカー
ドの出し入れという問題をなくし、駐車場の利用者や管
理者の便宜を図るものである。
【0012】さらに、自動車の駐車場に関わらず、利用
者が店舗、遊技場、会社等の各種施設を使用するに際
し、各施設への入退場においても当該利用者の指紋を入
力することによってそれを施設の有する利用者管理シス
テムに通知し、また施設の有する設備の利用時にも利用
者の指紋を入力して当該利用者が施設内のどのような設
備を利用したかを利用者管理システムが把握するという
内容も有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の指紋照合
を用いた利用者管理システムは、定期的な期間単位で駐
車料金の支払いを行う契約駐車場を利用する利用者であ
るか否かの認証を利用者の駐車場へ入場時に利用者から
採取した指紋と登録済み指紋との照合により行い、指紋
が登録済みであり、且つ入場時の駐車料金が支払われて
いることを確認すると、遮断棒が開き車の入場を行うこ
とを備える。
【0014】本発明の第2の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、定期的な期間単位で駐車料金の支払いを
行う契約駐車場を利用する利用者であるか否かの認証を
利用者の駐車場からの退場時に利用者から採取した指紋
と登録済み指紋との照合により行い、指紋が登録済みで
あり、且つ退場時の駐車料金が支払われていることを確
認すると、遮断棒が開き車の退場を行うことを備える。
【0015】本発明の第3の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、定期的な期間単位で駐車料金の支払いを
行う契約駐車場を利用する利用者の駐車場入退場時の指
紋を採取する指紋読み取り装置と遮断棒の開け閉めを制
御する遮断棒制御装置とを有する遮断制御装置と、利用
者の指紋を登録した指紋情報データベースと前記指紋読
み取り装置が読み取った指紋と前記指紋情報データベー
スに登録された指紋との照合を行い一致か不一致かの判
定を行う指紋比較器と前記指紋比較器から一致の判定を
受けると入退場時点での駐車料金の支払いが行われてい
るか否かを確認し支払い済みであると前記遮断制御装置
に遮断棒を開くように指示をする駐車場管理手段とを有
するホストコンピュータと、前記遮断制御装置と前記ホ
ストコンピュータとを接続するネットワークと、を備え
る。
【0016】本発明の第4の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、一時駐車場への利用者の入退場時の指紋
を採取する指紋読み取り装置と遮断棒の開け閉めを制御
する遮断棒制御装置と駐車料金の提示/受け取りを制御
する現金計算装置とを有して駐車場の利用者の入退場時
の管理をする遮断制御装置と、利用者の入場時の指紋と
入場時刻とを含むレコードを登録した指紋情報データベ
ースと前記指紋読み取り装置が読み取った利用者の退場
時の指紋によって前記指紋情報データベースに登録され
た入場時の指紋情報を持つレコードを検出する指紋比較
器と利用者の入場時の指紋情報を前記指紋読み取り装置
から受信すると入場時刻とともに1レコードを生成して
前記指紋情報データベースへ登録し前記指紋比較器が検
出したレコードの入場時刻とその時点の退場時刻とから
駐車料金を計算し前記現金計算装置に前記駐車料金の通
知を行う駐車場管理手段とを有するホストコンピュータ
と、前記遮断制御装置と前記ホストコンピュータとを接
続するネットワークと、を備える。
【0017】本発明の第5の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、製品を販売する店舗の一時駐車場を利用
する利用者の入退場時の指紋を採取する第1の指紋読み
取り装置と遮断棒の開け閉めを制御する遮断棒制御装置
と駐車料金の提示/受け取りを制御する現金計算装置と
を有して駐車場の利用者の入退場時の管理をする遮断制
御装置と、前記利用者の製品購入時の指紋を採取する第
2の指紋読み取り装置と前記第2の指紋読み取り装置を
接続し前記第2の指紋読み取り装置の読み取った前記利
用者の指紋情報と購入した製品の購入金額との通知を行
うPOSレジスタと、利用者の入場時の指紋情報と入場
時刻と前記利用者の購入した製品の合計金額とを含むレ
コードを登録した指紋情報データベースと前記第1乃至
第2の指紋読み取り装置から前記利用者の指紋情報を受
信するとそれと一致する指紋情報を持つレコードを前記
指紋情報データベースから検出する指紋比較器と前記利
用者の入場時の指紋情報を受信するとその時点で取り出
した入場時刻とともにレコードを生成して前記指紋情報
データベースへ初期登録し前記POSレジスタから前記
利用者の製品購入時の指紋情報と購入金額の通知を受け
ると前記指紋比較器が検出したレコードの合計金額に通
知された購入金額を足し込んで当該レコードを更新し前
記利用者の退場時の指紋情報を受信すると前記指紋比較
器が検出したレコードから合計金額と入場時刻とを求め
その時点で取り出した退場時刻とから駐車料金を計算し
前記現金計算装置に駐車料金の通知を行う駐車場管理手
段とを有するホストコンピュータと、前記遮断制御装置
と前記POSレジスタと前記ホストコンピュータとを接
続するネットワークと、を備える。
【0018】本発明の第6の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、一時駐車場への利用者の入場時に利用者
から採取した指紋情報と入場時刻とを1つのレコードと
して記憶し、利用者の退場時の指紋情報をもとに前記記
憶した入場時のレコードの検出を行い、検出したレコー
ドの持つ入場時刻と退場時の退場時刻とから駐車料金を
算定することを備える。
【0019】本発明の第7の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、店舗の持つ一時駐車場への利用者の入場
時に利用者から採取した指紋情報と入場時刻とを1つの
レコードとして記憶し、利用者の製品購入時に利用者か
ら採取した指紋情報により前記レコードの検出を行い、
検出したレコードの持つ購入した製品の合計金額に購入
金額の足し込みを行って当該レコードの更新を行い、利
用者の退場時に利用者から採取した指紋情報をもとに前
記記憶した入場時のレコードの検出を行い、検出したレ
コードの持つ合計金額と入場時刻とその時点で取り出し
た退場時の退場時刻とから駐車料金を算定することを備
える。
【0020】本発明の第8の指紋照合を用いた利用者管
理システムは、店舗やゲームセンターを含む施設を利用
する利用者の識別を前記施設への入場時に採取した指紋
と、前記施設内での製品の購入時や前記施設内に設けら
れた設備の利用時に採取した指紋と、前記施設からの退
場時に採取した指紋とによって前記利用者を識別し、前
記施設内での前記利用者が購入した製品の価格や利用し
た設備の使用料の精算を退場時に行うことを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態の構成を示
す。
【0023】図1において、駐車場を利用する自動車
1、駐車場の出入り口にあって駐車場への入場や退場を
許可すると閉じた状態から開いた状態にして自動車1を
通過させる遮断棒2と、自動車1の入退場に関わる全体
の制御を行う遮断制御装置3と、駐車場を使用する自動
車1に乗った利用者4と、利用者4の任意の指の指紋を
読み取る指紋読み取り装置5と、遮断棒2の開け閉めの
制御を行う遮断棒制御装置6と、利用者4に音声で操作
等の指示を与えるスピーカ15と、利用者4の指紋情報
等各種データを登録した指紋登録データベースDB7
と、指紋読み取り装置5で読み取った指紋とDB7に登
録された指紋との比較を行う指紋比較器8と、利用者4
の指紋等の情報の登録を行う為の指紋/データ登録装置
9と、利用者4の金融機関に保有する利用者口座10
と、管理会社が金融機関に保有する管理会社口座11
と、ネットワーク12と、駐車場の管理をする管理会社
13と、ホストコンピュータ14と、ホストコンピュー
タ14上で動作しシステム全体の制御を行う駐車場管理
手段21と、から成っている。
【0024】尚、遮断制御装置3は、マイクロコンピュ
ータを有し指紋読み取り装置5と遮断棒制御装置6とス
ピーカ15とを制御する。また、ホストコンピュータ1
4は、DB7と指紋比較器8と指紋/データ登録装置9
と駐車場管理手段21とを有し、ネットワーク12によ
って利用者口座10や管理会社口座11と通信が可能で
あるとする。管理会社13は、遮断制御装置3とホスト
コンピュータ14を保有しているものとする。
【0025】さらに、遮断制御装置3とホストコンピュ
ータ14とは、イーサネット(登録商標)等のLANに
よって接続され、互いに通信が行えるものとするが、イ
ンターネット等の公衆ネットワークによって接続されて
いてもよい。
【0026】図2は、指紋登録データベースDB7に登
録されている内容の一例である。
【0027】図2によると、利用者を一意に識別する利
用者識別子31、自動車1の識別番号である自動車NO
32,駐車場の借用期間を示す契約期間33、駐車場内
の駐車場所NO34、月や年などの契約時に規定した期
間単位で管理会社口座11へ定期的な振り込みの状態を
表す使用料金支払い状況35、利用者4の利用者口座1
0の取り扱い金融機関名36、登録された指紋情報37
とから一つのレコードが構成される。尚、以降では利用
者口座10から管理会社口座11への使用料金の振り込
みは月単位で行うものとして説明する。
【0028】図3は、駐車場の借用から入場までを表す
フローチャートである。
【0029】図4は、駐車場から出る場合のフローチャ
ートである。
【0030】次に、本発明の実施の形態の動作について
図面を参照して説明する。
【0031】DB7に登録された指紋情報と駐車場に入
場しようとする利用者4の指紋が比較され一致すると
遮断棒2が開き、車は入場できる。条件としては DB
7に指紋登録がされていることが必要である。また利用
者4の金融機関にもつ利用者口座10から毎月決まった
日に管理会社13のもつ管理会社口座11へ駐車場の使
用料金が自動振り込みされることも必要である。
【0032】図2は 指紋/データ登録装置9より利用
者4の各種データを管理会社13の担当者が登録したデ
ータの内容例である。利用者4が指定した任意の指の指
紋情報を取りデジタル化を行い指紋情報37として登録
し、また利用者識別子31、自動車NO32、契約期間
33、駐車場所NO34、取り扱いの金融機関名36を
入力することになる。駐車場の使用料金支払い状況35
は、利用者口座10から管理会社口座11へ自動で月ご
とに払い込みが行われたことがホストコンピュータ14
に通知されると、ホストコンピュータ14の駐車場管理
手段21はDB7の払い込みを行った利用者4について
のレコードを読み出し、使用料支払い状況35の該当月
を払い込み済みとする。
【0033】次に図3と図4の各フローチャートを用い
て詳細に説明する。
【0034】図3は、利用者4が駐車場借用の契約を管
理会社13と取り交わしてから駐車場に入場するまでの
フローである。
【0035】まず、利用者4は、月決めの駐車場を借り
る必要があるか判断する(ステップS31)。利用者4
と駐車場の管理会社13とは、駐車場の借用契約書の作
成及び金融機関である銀行や信用金庫に利用者4がもつ
利用者口座10からの例えば月ごとの自動振り込みを行
う契約を取り交わす(ステップS32)。次に管理会社
13の担当者によって利用者4の任意の指の指紋登録や
その他の必要項目を指紋/データ登録装置9を使用して
入力しDB7に登録する(ステップS33)。
【0036】これで駐車場借用が成立する(ステップS
34)。
【0037】次に、利用者4が自動車1で駐車場に行
き、駐車のため駐車場に入場したいと判断し(ステップ
S35)、管理会社13が保有する駐車場に自動車1の
駐車をするため入場しようとしたとする。図示していな
い光センサー等によってこれを認知した遮断制御装置3
はスピーカ15を通して”登録した指を指紋読み取り器
にあててください”のメッセージを流す。
【0038】利用者4は、DB7に指紋の登録をした指
を遮断制御装置3に接続された指紋読み取り装置5に当
てる(ステップS36)。読み取られた指紋情報はホス
トコンピュータ14の指紋比較器8に送信される。指紋
比較器8は受け取った指紋とDB7から読み込んだレコ
ード内の指紋情報37とを、DB7の有効な全レコード
に対して逐次比較する(ステップS37)。指紋比較器
8による指紋の照合の結果は、駐車場管理手段21に報
告される。指紋比較器8が指紋情報の一致するレコード
を検出した場合は、当該レコードを駐車場管理手段21
に渡す。
【0039】駐車場管理手段21は、指紋の一致の報告
を受けた場合は、同時に渡されたレコードの使用料支払
い状況35をチェックし当月の利用者口座10から管理
会社口座11への支払いが行われているかを確認する
(ステップS38)。以上の確認の結果、駐車場管理手
段21は、登録済み指紋と一致し、且つ当月の駐車場料
金が管理会社13に払い込み済みの場合、遮断制御装置
3に遮断棒2を開くように指示をする(ステップS3
9)。その後、自動車1は、駐車場に入場する(ステッ
プS41)。
【0040】指紋の照合が一致しない場合又は駐車料金
の払い込みが行われていない場合、駐車場管理手段21
は遮断制御装置3に遮断棒2を開かないように指示をす
る(ステップS40)。
【0041】図4は、駐車場からの出場時のフローチャ
ートである。
【0042】まず、月決めの駐車場を出場する必要があ
るか判断する(ステップS42)。出場すると判断した
場合、次に遮断制御装置3に指紋の登録された指を指紋
読み取り装置8に当てる(ステップS43)。駐車場へ
の入場時と同様な処理が行われ、登録済み指紋と一致し
且つ該当月の駐車場料金が払い込み済みの場合、遮断棒
2が開く(ステップS46)。そして自動車1は、駐車
場から退場する(ステップS48)。指紋が一致しない
場合又は払い込みなしの時は、遮断棒2は開かない(ス
テップS47)。
【0043】尚、以上の説明においては、利用者4は、
毎月自分の利用者口座10から駐車場を管理運営する管
理会社の管理会社口座11に駐車場料金を自動振り込む
するようにしたが、利用者4は、毎前月に駐車場料金
(現金)を管理会社13に持参し、管理会社13ではD
B7内の使用料支払い状況35のフィールドに対し、次
月の使用料払い込み済みとするデータを指紋/データ登
録装置9から入力して更新し運用することも可能であ
る。
【0044】また、指紋の入力は、本発明の説明では1
本の指のみの登録を行った形で説明したが、両手の複数
の指の指紋を登録した場合にはDB7の指紋情報37を
その数分設け、指紋の照合においてはすべての登録指紋
すべてについて登録順に照合を行うようにすればよい。
【0045】また、利用者4が駐車場に複数の自動車1
の駐車をする場合、DB7の自動車NO32のフィール
ドと駐車場所NO34のフィールドを複数個設けるか、
これらのフィールドの属性をデータベース構築時、繰り
返しフィールドの属性とすることによってレコードの構
造を大きく変えることなく対応する事ができる。
【0046】さらに、1つの管理会社13が複数の駐車
場を持つ場合、ホストコンピュータ14と駐車場毎に設
置された遮断制御装置3とをインターネット等で接続
し、1台のホストコンピュータ14で複数の駐車場を管
理してもよい。
【0047】さらに、遮断制御装置3は、駐車場の入退
場口が別の場合には、入場口と退場口にそれぞれ設置さ
れ、それぞれホストコンピュータ14とネットワークで
接続されることになるが、遮断制御装置3自体の構成上
の相違はない。
【0048】さらに、本発明の内容は、自転車、バイク
等の駐輪場の管理にもそのまま適用することは容易であ
る。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
詳細に説明する。
【0050】図5は、第2の実施の形態の構成を表す。
図5によれば、第1の実施の形態との構成上の相違は、
指紋/データ登録装置9と、利用者口座10と、管理会
社口座11と、ネットワーク12と、を含まないことで
あり、新たに遮断制御装置3には、自動車1の入退場を
行う利用者4に音声で案内をするスピーカ15と、スピ
ーカ15と同様に表示文字にて案内をする表示板16
と、駐車料金の紙幣を入れる紙幣挿入口17と、硬貨挿
入口18と,紙幣と硬貨による釣り銭返却口19と、利
用者4によって支払われた駐車料金の計算と利用者4に
返す釣り銭の計算を行う現金計算装置20と、が付加さ
れている。図6にこの実施の形態における遮断制御装置
3の正面から見た外観図を示す。
【0051】本実施の形態は、本発明を一時的な駐車に
使用する一時駐車場やスーパストアやデパート等の駐車
場に適用するものである。管理会社13は、一時駐車場
の管理会社やスーパストアやデパート等の店舗を意味し
ているものとする。
【0052】駐車場の利用者が管理会社13が保有する
駐車場に自動車1の駐車をするため入場しようとしたと
する。図示していない光センサー等によってこれを認知
した遮断制御装置3はスピーカ15を通して”お好きな
指の指紋を入力してください”のメッセージを流し、表
示板16にもその旨を表示する。
【0053】自動車1の利用者4は任意の指を指紋読み
取り装置5に乗せ、指紋を読み取らせる。指紋読み取り
装置5が読み取った指紋情報は、自動車1の入場を示す
情報とともに、例えばイーサネット等のLANで接続さ
れたホストコンピュータ14の駐車場管理手段21に送
信される。駐車場管理手段21はホストコンピュータ1
4の図示しない計時機能によりこのときの日時を取りだ
しこれを入場日時41として指紋読み取り装置5から受
け取った指紋情報40とともに図8の(a)に示すよう
なレコードを生成して指紋登録データベースDB7に登
録する。DB7への登録が正常に終了すると、駐車場管
理手段21は、遮断制御装置3に正常終了を通知する。
遮断制御装置3は、遮断棒制御装置6に遮断棒2を開く
ように通知を行う。遮断棒制御装置6はこの通知を受け
遮断棒2を開き、自動車1は駐車場に入場する。
【0054】次に、利用者4がショッピング等の用事を
済ませ駐車場から退場するときについて説明する。遮断
制御装置3の設置されている駐車場の出口に自動車1が
止まると入場時と同様に光センサーでそれを認知した遮
断制御装置3は、スピーカ15からの音声と表示板16
への表示とによって、”入場時と同じ指の指紋を入力し
てください”等のメッセージを出力する。
【0055】利用者4が再び指紋読み取り装置5によっ
て入場時と同じ指の指紋を入力すると、指紋読み取り装
置5が読み取った指紋情報は、自動車1の退場を示す情
報とともに、ホストコンピュータ14の駐車場管理手段
21に送信される。駐車場管理手段21は、自動車1が
退場であることを知ると受け取った指紋情報を指紋比較
器8に渡す。指紋比較器8は、DB7から有効なレコー
ドの指紋情報40と読みだし受け取った指紋情報とを逐
次比較する。一致するレコードを検出すると当該レコー
ドを駐車場管理手段21に渡す。
【0056】駐車場管理手段21は、この自動車1の退
場時点の日時を取りだしてこれを退場日時42とし、指
紋比較器8から受け取ったレコード中の入場日時41と
の時間の差分を計算する。この計算した時間と1時間あ
たりの駐車料金とを掛け合わせ利用者4に請求する駐車
料金を算出する。駐車場管理手段21は、算出した駐車
料金を遮断制御装置3の現金計算装置20に送信する。
【0057】現金計算装置20は、利用者4に請求する
駐車料金をスピーカ15と表示装置16に出力して利用
者4に知らせるとともに紙幣挿入口17と硬貨挿入口1
8を開くように指示をして料金の受け取り状態に入る。
現金計算装置20は、利用者4が支払った駐車料金が釣
り銭を含む場合、釣り銭を保管する遮断制御装置3の図
示しない部分から釣り銭を取り出し釣り銭返却口19に
返却を行う。
【0058】以上の処理を終えると現金計算装置20
は、遮断棒制御装置5に遮断棒2を開くように指示をす
る。遮断棒制御装置5は遮断棒2を開き、利用者4は駐
車場を出ることになる。
【0059】現金計算装置20は、利用者4からの駐車
料金を取得すると、駐車場管理手段21にこの旨を通知
する。駐車場管理手段21は、当該利用者4の指紋情報
42をもつレコードをDB7から消去する。
【0060】さらに、遮断制御装置3は、駐車場の入退
場口が別の場合には、入場口と退場口にそれぞれ設置さ
れ、それぞれホストコンピュータ14とネットワークで
接続されることになるが、入場口に設置される遮断制御
装置3には駐車料金を利用者4から取り込むための紙幣
挿入口17、硬貨挿入口18,釣り銭返却口19,現金
計算装置20は不要である。
【0061】次に、本発明の第3の実施の形態について
詳細に説明を行う。
【0062】図7は、第3の実施の形態の構成を示す。
第2の実施の形態との構成上の相違点は、管理会社13
は、スーパーストアやデパート等の店舗であるとし、利
用者4が自動車1を駐車場に止めてスーパーストア内で
買い物を行った時、その精算を行うためのPOSレジス
タ22と、POSレジスタ22に接続された指紋読み取
り装置23と、を付加した点である。尚、POSレジス
タ22は、LAN等のネットワークによってホストコン
ピュータ14と接続されているものとする。
【0063】第2の実施例と同様に利用者4が自動車1
に乗ってスーパーストアやデパートにショッピングにき
てその駐車場に駐車したとする。このとき第2の実施の
形態で説明したと同様な処理が行われるが、駐車場管理
手段21によるDB7への指紋情報を含む最初のレコー
ド登録時、図8の(b)の形のレコードが登録される。
図8の(a)との相違は、利用者4が買い物をした金額
の合計値を表す当日購入金額43欄が設定されている点
である。DB7への最初の登録時には当日購入金額43
欄は0で初期化されている。
【0064】利用者4がある買い物を行い、スーパース
トアやデパートのPOSレジスタ22で精算を行う時、
例えば精算の直前または直後に自動車1によって来店し
ている利用者4について利用者4の指紋の入力を指紋読
み取り装置23によって行う。買い物の精算が終わり、
利用者4の買い物の購入金額がわかるとPOSレジスタ
22は、利用者4の指紋情報と購入金額とをホストコン
ピュータ14の駐車場管理手段21に送信する。
【0065】駐車場管理手段21は受け取った指紋情報
を指紋比較器8に渡す。指紋比較器8はDB7をアクセ
スし、受け取った指紋情報を元に指紋が一致するレコー
ドをDB7から検索する。一致したレコードを検出する
と、このレコードを駐車場管理手段21に渡す。もし一
致するレコードが検出されなかった場合は、その旨がP
OSレジスタ22に通知される。買い物の精算を行った
当該利用者4は自動車1で来店していない可能性がある
ためである。
【0066】駐車場管理手段21は当該レコードの当日
購入金額43欄の金額にPOSレジスタ22から受け取
った購入金額を足し込んで再びDB7に書き込みを行
う。
【0067】利用者4が駐車場から退場するとき、第2
の実施の形態と同様に利用者4の指紋を持つレコードが
取り出され、駐車場管理手段21によって退場日時42
と入場日時41とから駐車料金が計算されるが、レコー
ド内の当日購入金額43をもとに駐車料金の割引が行わ
れ、結果として駐車料金は不要となるか割り引かれた駐
車料金の請求が行われることになる。この場合も利用者
4の退場時、当該利用者4の指紋情報を持ったレコード
はDB7から削除される。
【0068】尚、図8の(c)のようなレコード形式に
する事で、駐車場管理手段21は利用者4の指紋情報を
もったレコードを利用者が駐車場から退場してもDB7
から消去せず、そのまま残しておくこともできる、図8
の(c)における当日購入金額43は、利用者4が買い
物に訪れ駐車場に入場してから退場するまでの間に購入
した金額を表し、合計購入金額44は利用者4がある過
去にさかのぼった時点からこれまでに購入した合計した
購入金額を表すものとする。利用者4が駐車場に入場す
るとき、駐車場管理手段21は、指紋読み取り装置から
受け取った指紋情報を指紋比較器8に渡し同じ指紋情報
が登録されているかを確認する。もしあれば当該レコー
ドの入場日時41にその時点の日時を記入してDB7の
当該レコードを更新する。また利用者4がショッピング
を行い、POSレジスター22からの当該利用者4の購
入金額の通知を受ける都度、当日購入金額43に通知を
受けた購入金額の足し込みを行う。
【0069】利用者4が駐車場から退場する場合は、駐
車場管理手段21は、当該レコードの入場日時41、退
場日時42、当日購入金額43を元に駐車料金の算出を
行いこれを現金計算装置20に通知するとともに、当日
購入金額43の数値を合計購入金額44に足し込む。続
いて入場日時41、退場日時42、当日購入金額43を
0クリアして当該レコードをDB7に書き込む。
【0070】合計購入金額44の数値がある金額を超え
ると当該利用者に特典を与えるようにもできるし、以上
の内容をさらに拡張してこの利用者4がどのような品物
を過去に購入したか等詳細に記憶することも可能であ
る。
【0071】利用者4の退場時の処理で、駐車場管理手
段21が、当日購入金額43を合計購入金額44に足し
込んだ時、合計購入金額44の値が利用者4に特典を与
える金額以上であることを確認すると、これを遮断制御
装置3に通知する。遮断制御装置3は、例えば表示板1
6やスピーカ15に”お客様にプレゼントがございま
す。次回来店時、お申し付けください”等のメッセージ
を出力する。当該利用者が次に来店して店員にその旨を
告げると、店員は利用者4に指紋読み取り装置23から
の指紋の入力を依頼する。
【0072】入力された指紋情報は、POSレジスタ2
2から駐車場管理手段21に送信される。駐車場管理手
段21は、受け取った指紋情報を元に指紋比較器8を使
用してDB7を検索し、利用者4の指紋情報を持つレコ
ードを検出すると、合計購入金額44の値をPOSレジ
スタ22に返信する。
【0073】POSレジスタ22は、合計購入金額44
の値に見合った特典内容を店員に知らせる。店員が利用
者4にその旨を通知し、利用者4がその特典の受領を行
えばその特典分の購入金額をPOSレジスタ22は駐車
場管理手段21に通知する。駐車場管理手段21は、合
計購入金額44から当該特典分の購入金額を減じ更新し
たレコードをDB7へ書き込む。利用者4が特典を受け
取らなかった場合、駐車場管理手段21は、一段レベル
の高い特典に見合う金額に達するまで合計購入金額44
の値を減ずることなく保持することになる。
【0074】以上の内容は一時駐車場の管理にとどまら
ず、例えばディズニーランドやゲームセンター等の遊技
場にも適用することができる。利用者4が遊技場への入
場時、遊技場は、入場口に設置した指紋読み取り装置5
によって利用者4の指紋を採取する。採取した指紋は、
遊技場のホストコンピュータ14にLANによって送信
され、DB7上に必要なら入場日時41とともに1つの
レコードとして記憶される。以降、利用者4が遊技場内
の有料の遊戯施設やゲーム機を利用する都度その遊戯施
設やゲーム機におかれた指紋読み取り装置5から入場時
と同じ指の指紋を入力する。指紋読み取り装置5を接続
したパーソナルコンピュータは、その遊技施設やゲーム
機を識別する情報と利用者4の指紋情報とをホストコン
ピュータ14に送信する。ホストコンピュータ14では
受け取った指紋情報を元に同じ指紋情報40をもつレコ
ードをDB7から検索して検出し、検出したレコードに
利用者4の使用した遊戯施設やゲーム機の識別情報を記
録していく。
【0075】利用者4が遊技場から退場するとき、出口
に設置された指紋読み取り装置5から入場時と同じ指の
指紋を入力すると、ホストコンピュータ14では、利用
者4の指紋情報を持つレコードをDB7から検出し利用
者4の利用した遊戯施設やゲーム機についてその使用料
を計算し結果を遊技場出口のパーソナルコンピュータに
送信する。その使用料は利用者4に提示され利用者4は
使用料金の支払いを行う。このとき利用者4の利用した
遊戯施設やゲーム機の名前とその使用料を一覧として編
集し合計金額とともに印刷機に印刷して利用者4に提示
してもよい。
【0076】尚、遊戯施設やゲーム機が使用時間により
使用料金が変わる場合等には、利用前後の時間を指紋の
入力を行うことによって取り込むようにすることもでき
る。
【0077】さらに、利用者4が公共施設に赴き、公共
施設内に設置された各種設備を利用する時、さらに会社
等の入退場時や会社内での食堂等の施設の利用時等にも
同じ内容を適用する事は容易である。
【0078】
【発明の効果】本発明は、専用の月決め駐車場を利用す
る利用者において、駐車場の入退場時における利用者の
指紋を採取し登録済みの指紋と照合して利用者の認証を
行うことによって、利用者から月決めカードの携帯を不
要にし、それによりカードの紛失や入退場時におけるカ
ードの出し入れの煩わしさをなくすという効果がある。
【0079】また、一時駐車場やスーパーストアやデパ
ート等の駐車場を利用するとき、利用者の入場時におけ
る指紋の採取と登録、退場時における入場時に登録した
指紋との照合を行うことで駐車カードを不要にし、駐車
場の使用料金の計算を含む入退場管理が可能となるとい
う効果がある。
【0080】さらに、スーパーストアやデパート等での
一時駐車場を使用したショッピングにおいて、利用者は
指紋情報のみで利用者の購入金額に見合った駐車料金の
割引きを受けることができ、過去に購入した金額に応じ
てスーパーストアやデパートから匿名で特典を受けるこ
とができるという効果がある。
【0081】さらに、ゲームセンター等の遊戯施設の利
用において、利用者は指紋情報のみで利用者の使用した
ゲーム機についての使用料金の精算を遊戯施設の退場時
に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を説明するブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における指紋登録デ
ータベースのレコードの内容例である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を説明するブ
ロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の遮断制御装置を正
面からみた外観図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の構成を説明するブ
ロック図である。
【図8】本発明の第2と第3の実施の形態における指紋
登録データベースのレコードの内容例である。
【図9】従来の専用駐車場の入退場システムの構成を説
明するブロック図である。
【図10】従来の専用駐車場を利用者が管理会社と契約
する場合を説明する図である。
【図11】従来の専用駐車場を借用する利用者に管理会
社から貸与した磁気カードの内容例である。
【符号の説明】
1 自動車 2 遮断棒 3 遮断制御装置 4 利用者 5 指紋読み取り装置 6 遮断棒制御装置 7 DB 8 指紋比較器 9 指紋/データ登録装置 10 利用者口座 11 管理会社口座 12 ネットワーク 13 管理会社 14 ホストコンピュータ 15 スピーカ 16 表示板 17 紙幣挿入口 18 硬貨挿入口 19 釣り銭返却口 20 現金計算装置 21 駐車場管理手段 22 POSレジスタ 23 指紋読み取り装置 31 利用者識別子 32 自動車NO 33 契約期間 34 駐車場所NO 35 使用料支払い状況 36 金融機関名 37 指紋情報 40 指紋情報 41 入場日時 42 退場日時 43 当日購入金額 44 合計購入金額 51 カード読み取り装置 52 磁気カード 54 カード発行人 55 登録NO 56 契約月

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的な期間単位で駐車料金の支払いを
    行う契約駐車場を利用する利用者であるか否かの認証を
    利用者の駐車場へ入場時に利用者から採取した指紋と登
    録済み指紋との照合により行い、指紋が登録済みであ
    り、且つ入場時の駐車料金が支払われていることを確認
    すると、遮断棒が開き車の入場を行うことを特徴とする
    指紋照合を用いた利用者管理システム。
  2. 【請求項2】 定期的な期間単位で駐車料金の支払いを
    行う契約駐車場を利用する利用者であるか否かの認証を
    利用者の駐車場からの退場時に利用者から採取した指紋
    と登録済み指紋との照合により行い、指紋が登録済みで
    あり、且つ退場時の駐車料金が支払われていることを確
    認すると、遮断棒が開き車の退場を行うことを特徴とす
    る指紋照合を用いた利用者管理システム。
  3. 【請求項3】 定期的な期間単位で駐車料金の支払いを
    行う契約駐車場を利用する利用者の駐車場入退場時の指
    紋を採取する指紋読み取り装置と遮断棒の開け閉めを制
    御する遮断棒制御装置とを有する遮断制御装置と、 利用者の指紋を登録した指紋情報データベースと前記指
    紋読み取り装置が読み取った指紋と前記指紋情報データ
    ベースに登録された指紋との照合を行い一致か不一致か
    の判定を行う指紋比較器と前記指紋比較器から一致の判
    定を受けると入退場時点での駐車料金の支払いが行われ
    ているか否かを確認し支払い済みであると前記遮断制御
    装置に遮断棒を開くように指示をする駐車場管理手段と
    を有するホストコンピュータと、 前記遮断制御装置と前記ホストコンピュータとを接続す
    るネットワークと、を備えることを特徴とする指紋照合
    を用いた利用者管理システム。
  4. 【請求項4】 一時駐車場への利用者の入退場時の指紋
    を採取する指紋読み取り装置と遮断棒の開け閉めを制御
    する遮断棒制御装置と駐車料金の提示/受け取りを制御
    する現金計算装置とを有して駐車場の利用者の入退場時
    の管理をする遮断制御装置と、 利用者の入場時の指紋と入場時刻とを含むレコードを登
    録した指紋情報データベースと前記指紋読み取り装置が
    読み取った利用者の退場時の指紋によって前記指紋情報
    データベースに登録された入場時の指紋情報を持つレコ
    ードを検出する指紋比較器と利用者の入場時の指紋情報
    を前記指紋読み取り装置から受信すると入場時刻ととも
    に1レコードを生成して前記指紋情報データベースへ登
    録し前記指紋比較器が検出したレコードの入場時刻とそ
    の時点の退場時刻とから駐車料金を計算し前記現金計算
    装置に前記駐車料金の通知を行う駐車場管理手段とを有
    するホストコンピュータと、 前記遮断制御装置と前記ホストコンピュータとを接続す
    るネットワークと、を備えることを特徴とする指紋照合
    を用いた利用者管理システム。
  5. 【請求項5】 製品を販売する店舗の一時駐車場を利用
    する利用者の入退場時の指紋を採取する第1の指紋読み
    取り装置と遮断棒の開け閉めを制御する遮断棒制御装置
    と駐車料金の提示/受け取りを制御する現金計算装置と
    を有して駐車場の利用者の入退場時の管理をする遮断制
    御装置と、 前記利用者の製品購入時の指紋を採取する第2の指紋読
    み取り装置と前記第2の指紋読み取り装置を接続し前記
    第2の指紋読み取り装置の読み取った前記利用者の指紋
    情報と購入した製品の購入金額との通知を行うPOSレ
    ジスタと、 利用者の入場時の指紋情報と入場時刻と前記利用者の購
    入した製品の合計金額とを含むレコードを登録した指紋
    情報データベースと前記第1乃至第2の指紋読み取り装
    置から前記利用者の指紋情報を受信するとそれと一致す
    る指紋情報を持つレコードを前記指紋情報データベース
    から検出する指紋比較器と前記利用者の入場時の指紋情
    報を受信するとその時点で取り出した入場時刻とともに
    レコードを生成して前記指紋情報データベースへ初期登
    録し前記POSレジスタから前記利用者の製品購入時の
    指紋情報と購入金額の通知を受けると前記指紋比較器が
    検出したレコードの合計金額に通知された購入金額を足
    し込んで当該レコードを更新し前記利用者の退場時の指
    紋情報を受信すると前記指紋比較器が検出したレコード
    から合計金額と入場時刻とを求めその時点で取り出した
    退場時刻とから駐車料金を計算し前記現金計算装置に駐
    車料金の通知を行う駐車場管理手段とを有するホストコ
    ンピュータと、 前記遮断制御装置と前記POSレジスタと前記ホストコ
    ンピュータとを接続するネットワークと、を備えること
    を特徴とする指紋照合を用いた利用者管理システム。
  6. 【請求項6】 一時駐車場への利用者の入場時に利用者
    から採取した指紋情報と入場時刻とを1つのレコードと
    して記憶し、利用者の退場時の指紋情報をもとに前記記
    憶した入場時のレコードの検出を行い、検出したレコー
    ドの持つ入場時刻と退場時の退場時刻とから駐車料金を
    算定することを特徴とする指紋照合を用いた利用者管理
    システム。
  7. 【請求項7】 店舗の持つ一時駐車場への利用者の入場
    時に利用者から採取した指紋情報と入場時刻とを1つの
    レコードとして記憶し、利用者の製品購入時に利用者か
    ら採取した指紋情報により前記レコードの検出を行い、
    検出したレコードの持つ購入した製品の合計金額に購入
    金額の足し込みを行って当該レコードの更新を行い、利
    用者の退場時に利用者から採取した指紋情報をもとに前
    記記憶した入場時のレコードの検出を行い、検出したレ
    コードの持つ合計金額と入場時刻とその時点で取り出し
    た退場時の退場時刻とから駐車料金を算定することを特
    徴とする指紋照合を用いた利用者管理システム。
  8. 【請求項8】 店舗やゲームセンターを含む施設を利用
    する利用者の識別を前記施設への入場時に採取した指紋
    と、前記施設内での製品の購入時や前記施設内に設けら
    れた設備の利用時に採取した指紋と、前記施設からの退
    場時に採取した指紋とによって前記利用者を識別し、前
    記施設内での前記利用者が購入した製品の価格や利用し
    た設備の使用料の精算を退場時に行うことを特徴とする
    指紋照合を用いた利用者管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352015A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 I Park Kk 駐車場管理システム、入庫管理装置、出庫管理装置、駐車場管理装置、及びコンピュータプログラム
JP2006134072A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Toshiba Corp 入出場管理システム及び生体特徴情報照合装置
JP2008033508A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Funai Electric Co Ltd 自転車管理システム
CN105374073A (zh) * 2015-11-16 2016-03-02 立德高科(北京)数码科技有限责任公司 一种停车场管理系统及其方法

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