JP2008033508A - 自転車管理システム - Google Patents

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JP2008033508A
JP2008033508A JP2006204505A JP2006204505A JP2008033508A JP 2008033508 A JP2008033508 A JP 2008033508A JP 2006204505 A JP2006204505 A JP 2006204505A JP 2006204505 A JP2006204505 A JP 2006204505A JP 2008033508 A JP2008033508 A JP 2008033508A
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Abstract

【課題】盗難をより効果的に防ぐとともに使い勝手のよい自転車管理システムを提供する。
【解決手段】自転車が監視状態か否かを記憶する記憶手段(監視状態データファイル9A)と、CPU7に、人の出入口に設けられた出入口読取手段(出入口RFIDリーダ5)により、人が所持するRFIDカードから識別情報が読み取られた場合に、当該自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて記憶手段を更新させる監視状態更新プログラム9Eと、出口に設けられた出口読取手段(出口RFIDリーダ3)により、自転車に取り付けられたRFIDタグから読み取られた識別情報に基づいて記憶手段を参照して、当該自転車が監視状態であるか否かを判断させる確認プログラム9Fと、監視状態であると判断した場合に出口ゲート4Aを閉鎖状態とさせ、非監視状態であると判断した場合に出口ゲート4Aを開放状態とさせる出口ゲート制御プログラム9Gと、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、自転車管理システムに関する。
従来、自転車にRFIDタグを貼付して駐輪場の出入口において当該RFIDタグの情報を読み取ることにより、駐輪自転車を管理する自転車管理システムが知られている(例えば、特許文献1−3)。具体的には、例えば、RFIDタグに記憶された使用期限情報を読み取り、使用期限が超過した自転車が出入口を通過しようとした場合に警報を行うものが知られている(例えば、特許文献1)。また、RFIDタグに当該駐輪場に登録されているか否かの情報を記憶し、登録していない自転車の入場を防ぐものも知られている(例えば、特許文献2)。また、RFIDタグに自転車の識別情報を記憶し、出入口において入場時及び出場時を監視することにより、自転車の駐輪時間などを管理するものも知られている(例えば、特許文献3)。
特開2003−173461号公報 特開2003−306186号公報 特開2006−001708号公報
しかしながら、特許文献1−3の自転車管理システムでは、正規のRFIDタグが付いた自転車であれば、所有者以外の者であっても当該駐輪場から容易に出すことができるので、自転車の盗難を防ぐことはできない。
一方、自転車が駐輪場内に入場したら、RFIDタグの情報のみでは駐輪場から自転車を出さないようにすることも可能であるが、その場合に、駐輪場から自転車を出すため、例えば、別途、キーなどの認証手段によりゲートの開閉を制御することとなる。しかしながら、万が一キーを忘れた場合には、駐輪場から自転車を出すことができなくなることもあり、不便である。
本発明の課題は、盗難をより効果的に防ぐとともに使い勝手のよい自転車管理システムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及び前記カード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記駐輪場の前記出口に設けられ、前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
前記駐輪場の前記入口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る入口読取手段と、
前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されているか否かを判断する入口照合手段と、
前記入口に設けられた入口ゲートを開閉する入口ゲート開閉装置と、
前記入口照合手段により、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていると判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを開放状態とし、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていないと判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを閉鎖状態とする入口ゲート制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する前記自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
前記タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記自転車の前記タグ識別情報と、前記人の生体情報と、を対応付けて記憶する生体情報記憶手段と、
前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
前記人の出入口に設けられて前記人の前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応する前記タグ識別情報を前記生体情報記憶手段から抽出し、抽出した前記タグ識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する前記自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
前記タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記自転車の前記タグ識別情報と、前記人の生体情報と、を対応付けて記憶する生体情報記憶手段と、
前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
前記人の出入口に設けられて前記人の前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応する前記タグ識別情報を前記生体情報記憶手段から抽出し、抽出した前記タグ識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載の自転車管理システムにおいて、
前記駐輪場の前記入口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る入口読取手段と、
前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されているか否かを判断する入口照合手段と、
前記入口に設けられた入口ゲートを開閉する入口ゲート開閉装置と、
前記入口照合手段により、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていると判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを開放状態とし、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていないと判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを閉鎖状態とする入口ゲート制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、自転車に取り付けられたRFIDタグにより、自転車を識別するためのタグ識別情報が記憶され、人に所持されるRFIDカードにより、RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報が記憶され、記憶手段により、タグ識別情報及びカード識別情報と、このタグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報とが記憶され、駐輪場の出口に設けられる出口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、人の出入口に設けられる出入口読取手段により、人が所持するRFIDカードからカード識別情報が読み取られ、監視状態更新手段により、出入口読取手段によってRFIDカードからカード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられて記憶手段が更新され、出口ゲート開閉装置により、出口に設けられた出口ゲートが開閉され、確認手段により、出口読取手段に読み取られたタグ識別情報に基づいて、記憶手段が参照されて、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かが判断され、出口ゲート制御手段により、確認手段によって当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが閉鎖状態とされ、非監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが開放状態とされるので、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られて、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該RFIDカードを所持する者以外の者は当該自転車を駐輪場から出すことができなくなることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られなかった場合には、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態とはされないので、例えば、万が一、利用者がRFIDカードを忘れてしまった場合でも、当該自転車を駐輪場に出し入れすることができ、使い勝手が良い。
また、例えば、悪戯により自転車からRFIDタグが剥がされてしまった場合でも、RFIDカードを提示することにより、当該駐輪場に当該自転車を駐輪することができる。
また、警報手段により、確認手段によってタグ識別情報により識別される自転車が監視状態である場合に、所定の警報が行われるので、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られて、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該RFIDカードを所持する者以外の者が当該自転車を駐輪場から出そうとすると警報が行われて、例えば、監視員が気づいて当該自転車を駐輪場から出すことを阻止することがができることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、駐輪場の入口に設けられる入口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、入口照合手段により、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段により記憶されているか否かが判断され、入口ゲート開閉装置により、入口に設けられた入口ゲートが開閉され、入口ゲート制御手段により、入口照合手段により、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段によって記憶されていると判断された場合に、入口ゲート開閉装置が制御されて、入口ゲートが開放状態とされ、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段によって記憶されていないと判断された場合に、入口ゲート開閉装置が制御されて、入口ゲートが閉鎖状態とされるので、当該駐輪場に契約しておらずRFIDタグを自転車に貼り付けていない者が当該自転車を駐輪場に入れるのを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、自転車に取り付けられたRFIDタグにより、自転車を識別するためのタグ識別情報が記憶され、人に所持されるRFIDカードにより、RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報が記憶され、記憶手段により、タグ識別情報及びカード識別情報と、タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、が記憶され、駐輪場の出口に設けられる出口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、人の出入口に設けられる出入口読取手段により、人が所持するRFIDカードからカード識別情報が読み取られ、監視状態更新手段により、出入口読取手段によってRFIDカードからカード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられて記憶手段が更新され、出口ゲート開閉装置により、出口に設けられた出口ゲートが開閉され、確認手段により、出口読取手段に読み取られたタグ識別情報に基づいて、記憶手段が参照されて、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かが判断され、出口ゲート制御手段により、確認手段によって当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが閉鎖状態とされ、非監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが開放状態とされるので、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られて、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該RFIDカードを所持する者以外の者は当該自転車を駐輪場から出すことができなくなることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られなかった場合には、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態とはされないので、例えば、万が一、利用者がRFIDカードを忘れてしまった場合でも、当該自転車を駐輪場に出し入れすることができ、使い勝手が良い。
また、例えば、悪戯により自転車からRFIDタグが剥がされてしまった場合でも、RFIDカードを提示することにより、当該駐輪場に当該自転車を駐輪することができる。
請求項3に記載の発明によれば、自転車に取り付けられたRFIDタグにより、自転車を識別するためのタグ識別情報が記憶され、記憶手段により、タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報とが記憶され、生体情報記憶手段により、自転車のタグ識別情報と人の生体情報とが対応付けられて記憶され、駐輪場の出口に設けられる出口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、人の出入口に設けられる生体情報取得手段により、人の生体情報が取得され、監視状態更新手段により、生体情報取得手段によって生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応するタグ識別情報が生体情報記憶手段から抽出され、抽出したタグ識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられて記憶手段が更新され、出口ゲート開閉装置により、出口に設けられた出口ゲートが開閉され、確認手段により、出口読取手段に読み取られたタグ識別情報に基づいて、記憶手段が参照されて、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かが判断され、出口ゲート制御手段により、確認手段によって当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが閉鎖状態とされ、非監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置が制御されて、出口ゲートが開放状態とされるので、生体情報取得手段により人の生態情報が取得されて、当該生体情報に対応するタグ識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該人以外の者は当該自転車を駐輪場から出すことができなくなることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、生体情報取得手段により生体情報が取得されることにより、当該生体情報に対応するタグ識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられるので、例えば、キー等を用いずとも当該自転車の駐輪場への出し入れを制御することができ、使い勝手が良い。
請求項4に記載の発明によれば、自転車に取り付けられたRFIDタグにより、自転車を識別するためのタグ識別情報が記憶され、人に所持されるRFIDカードにより、RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報が記憶され、記憶手段により、タグ識別情報及びカード識別情報と、タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、が記憶され、駐輪場の出口に設けられる出口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、人の出入口に設けられる出入口読取手段により、人が所持するRFIDカードからカード識別情報が読み取られ、監視状態更新手段により、出入口読取手段によってRFIDカードからカード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられて記憶手段が更新され、確認手段により、出口読取手段に読み取られたタグ識別情報に基づいて、記憶手段が参照されて、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かが判断され、警報手段により、確認手段によって当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報が行われるので、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られて、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該RFIDカードを所持する者以外の者が当該自転車を駐輪場から出そうとすると警報が行われて、例えば、監視員が気づいて当該自転車を駐輪場から出すことを阻止することができることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、出入口読取手段によりRFIDカードからカード識別情報が読み取られなかった場合には、当該カード識別情報によって識別される自転車が監視状態とはされないので、例えば、万が一、利用者がRFIDカードを忘れてしまった場合でも、当該自転車を駐輪場に出し入れすることができ、使い勝手が良い。
また、例えば、悪戯により自転車からRFIDタグが剥がされてしまった場合でも、RFIDカードを提示することにより、当該駐輪場に当該自転車を駐輪することができる。
請求項5に記載の発明によれば、自転車に取り付けられるRFIDタグにより、自転車を識別するためのタグ識別情報が記憶され、記憶手段により、タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報とが記憶され、生体情報記憶手段により、自転車のタグ識別情報と人の生体情報とが対応付けられて記憶され、駐輪場の出口に設けられる出口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、人の出入口に設けられる生体情報取得手段により、人の生体情報が取得され、監視状態更新手段により、生体情報取得手段によって生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応するタグ識別情報が生体情報記憶手段から抽出され、抽出したタグ識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられて記憶手段が更新され、確認手段により、出口読取手段に読み取られたタグ識別情報に基づいて、記憶手段が参照されて、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かが判断され、警報手段により、確認手段によって当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報が行われるので、生体情報取得手段により人の生態情報が取得されて、当該生体情報に対応するタグ識別情報によって識別される自転車が監視状態となった場合には、当該人以外の者が当該自転車を駐輪場から出そうとすると警報が行われて、例えば、監視員が気づいて当該自転車を駐輪場から出すことを阻止することができることとなって、自転車の盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、生体情報取得手段により生体情報が取得されることにより、当該生体情報に対応するタグ識別情報によって識別される自転車の監視状態と非監視状態とが切り換えられるので、例えば、キー等を用いずとも当該自転車の駐輪場への出し入れを制御することができ、使い勝手が良い。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、駐輪場の入口に設けられる入口読取手段により、RFIDタグからタグ識別情報が読み取られ、入口照合手段により、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段により記憶されているか否かが判断され、入口ゲート開閉装置により、入口に設けられた入口ゲートが開閉され、入口ゲート制御手段により、入口照合手段により、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段によって記憶されていると判断された場合に、入口ゲート開閉装置が制御されて、入口ゲートが開放状態とされ、入口読取手段に読み取られたタグ識別情報と一致するタグ識別情報が記憶手段によって記憶されていないと判断された場合に、入口ゲート開閉装置が制御されて、入口ゲートが閉鎖状態とされるので、当該駐輪場に契約しておらずRFIDタグを自転車に貼り付けていない者が当該自転車を駐輪場に入れるのを防ぐことができる。
以下、図を参照して、本発明に係る自転車管理システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システム100の構成について図1,図2を参照しながら説明する。本実施形態に係る自転車管理システム100は、例えば、図1に示すように、駐輪場11の入口12に設けられる入口読取手段としての入口RFIDリーダ1,入口ゲート部2,駐輪場11の出口13に設けられる出口読取手段としての出口RFIDリーダ3,出口ゲート部4,駐輪場11の人Mの出入口14に設けられる出入口読取手段としての出入口RFIDリーダ5,管理装置6等を備えて構成されている。
また、例えば、図1に示すように、駐輪場11の入口12及び出口13を通って自転車Bが当該駐輪場11に入出場できるようになっており、駐輪場11の出入口14を通って人Mが当該駐輪場11に入出場できるようになっている。
また、本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システム100においては、駐輪場11に駐輪することを登録された自転車Bに取り付けるためのRFIDタグTと、当該自転車Bを所有する人Mが所持するRFIDカードKとが発行されるようになっている。
RFIDタグTには、例えば、自転車Bを識別するための識別情報(タグ識別情報)が記憶されている。
RFIDカードKには、例えば、当該RFIDタグTに記憶されている識別情報と同一の識別情報(カード識別情報)が記憶されている。
入口RFIDリーダ1は、例えば、非接触型RFIDリーダ等を備えて構成されており、入口12通過する自転車Bに取り付けられたRFIDタグTに記憶されている識別情報を読み取る。
入口ゲート部2は、例えば、図2に示すように、入口ゲート2A,入口ゲート開閉装置2B,入口警報装置2C等を備えて構成される。
入口ゲート開閉装置2Bは、例えば、後述するCPU7が後述する入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより制御されて、入口ゲート2Aを開閉させる。
入口警報装置2Cは、例えば、CPU7が後述する入口警報制御プログラム9Dを実行することにより制御されて、所定の警報を行う。
出口RFIDリーダ3は、例えば、非接触型RFIDリーダ等を備えて構成されており、出口13を通過する自転車Bに取り付けられたRFIDタグTに記憶されている識別情報を読み取る。
出口ゲート部4は、例えば、図2に示すように、出口ゲート4A,出口ゲート開閉装置4B,出口警報装置4C等を備えて構成される。
出口ゲート開閉装置4Bは、例えば、後述するCPU7が後述する出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより制御されて、出口ゲート4Aを開閉させる。
出口警報装置4Cは、例えば、CPU7が後述する出口警報制御プログラム9Hを実行することにより制御されて、所定の警報を行う。
出入口RFIDリーダ5は、例えば、非接触型RFIDリーダ又は接触型RFIDリーダ等を備えて構成され、出入口14を通過する人Mが所持するRFIDカードKに記憶されている識別情報を読み取る。
管理装置6は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)7,RAM(Random Access Memory)8,記憶部9等を備えて構成され、入口RFIDリーダ1,入口ゲート開閉装置2B,入口警報装置2C,出口RFIDリーダ3,出口ゲート開閉装置4B,出口警報装置4C,出入口RFIDリーダ5等と接続され、自転車管理システム100の各部の制御を行う。
CPU7は、記憶部9に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM8に展開して実行することにより、管理装置6全体の制御を行う。
RAM8は、CPU7により実行された処理プログラム等を、RAM8内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部9は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部9は、CPU7が管理装置6全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部9は、例えば、図2に示すように、監視状態データファイル9A,入口照合プログラム9B,入口ゲート制御プログラム9C,入口警報制御プログラム9D,監視状態更新プログラム9E,確認プログラム9F,出口ゲート制御プログラム9G,出口警報制御プログラム9H等を格納している。
監視状態データファイル9Aは、例えば、図3に示すように、自転車Bを識別するための識別情報と、当該自転車Bが監視状態か非監視状態かの情報と、自転車Bを所有する人Mの氏名,住所,電話番号,自転車Bの登録番号等の顧客情報とを対応づけて記憶している。記憶部9は、かかる監視状態データファイル9Aを格納することにより、記憶手段として機能する。
入口照合プログラム9Bは、例えば、CPU7に、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口照合手段として機能する。
入口ゲート制御プログラム9Cは、例えば、CPU7に、入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されていると判断した場合に、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを開放状態とさせ、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されていないと判断した場合に、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを閉鎖状態とさせる機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口ゲート制御手段として機能する。
入口警報制御プログラム9Dは、例えば、CPU7に、入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されていないと判断した場合に、入口警報装置2Cを制御して、所定の警報を行わせる機能を実現させるプログラムである。
監視状態更新プログラム9Eは、例えば、CPU7に、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られた場合に、当該識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とを切り換えて監視状態データファイル9Aを更新する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、監視状態更新プログラム9Eは、例えば、CPU7に、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られた場合に、監視状態データファイル9Aを参照して、当該識別情報によって識別される自転車Bの状態が監視状態か非監視状態かを判断し、監視状態と非監視状態とを切り換えて当該監視状態データファイル9Aを更新する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる監視状態更新プログラム9Eを実行することにより、監視状態更新手段として機能する。
確認プログラム9Fは、例えば、CPU7に、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られた場合に、当該識別情報に基づいて監視状態データファイル9Aを参照し、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態か否かを判断する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、確認プログラム9Fは、例えば、CPU7に、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたか否かを判断させ、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたと判断した場合に、当該識別情報に基づいて監視状態データファイル9Aを参照し、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態か否かを判断する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる確認プログラム9Fを実行することにより、確認手段として機能する。
出口ゲート制御プログラム9Gは、例えば、CPU7に、確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3により読み取られた識別情報により識別される自転車Bが監視状態であると判断した場合には、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを閉鎖状態とさせ、当該識別情報により識別される自転車Bが非監視状態であると判断した場合には、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを開放状態とさせる機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、出口ゲート制御制御手段として機能する。
出口警報制御プログラム9Hは、例えば、CPU7に、確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3により読み取られた識別情報により識別される自転車Bが監視状態であると判断した場合に、出口警報装置4Cを制御して、所定の警報を行わせる機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる出口警報制御プログラム9Hを実行することにより、出口警報装置4Cとともに、警報手段として機能する。
次に、上述のような構成の第1の実施形態に係る自転車管理システム100の管理動作の一例について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入口RFIDリーダ1により入口12を通過する自転車Bに取り付けられたRFIDタグTの識別情報が読み取られると(ステップS1)、CPU7は、入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されているか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2において、CPU7が、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されていないと判断した場合には(ステップS2;No)、CPU7は、入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを閉鎖状態とさせるとともに、入口警報制御プログラム9Dを実行することにより、入口警報装置2Cを制御して、所定の警報を行わせる(ステップS3)。
ステップS2において、CPU7が、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aに記憶されていると判断した場合には(ステップS2;Yes)、CPU7は、入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを開放状態とさせる(ステップS4)。
次に、CPU7は、監視状態更新プログラム9Eを実行することにより、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られたか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5において、CPU7が、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られなかったと判断した場合には(ステップS5;No)、ステップS7へ進む。
ステップS5において、CPU7が、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られたと判断した場合には(ステップS5;Yes)、CPU7は、監視状態更新プログラム9Eの実行に基づいて、監視状態データファイル9Aを参照して、当該識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とを切り換えて当該監視状態データファイル9Aを更新する(ステップS6)。
次に、CPU7は、確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたか否かを判断する(ステップS7)。
ステップ7において、CPU7が、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られなかったと判断した場合には(ステップS7;No)、ステップS5に戻る。
ステップ7において、CPU7が、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたと判断した場合には(ステップS7;Yes)、CPU7は、確認プログラム9Fの実行に基づいて、当該識別情報に基づいて監視状態データファイル9Aを参照し、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態か否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、CPU7が、当該自転車Bが監視状態であると判断した場合には(ステップS8;Yes)、CPU7は、出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを閉鎖状態とさせるとともに、出口警報制御プログラム9Hを実行することにより、出口警報装置4Cを制御して、所定の警報を行わせる(ステップS9)。
ステップS8において、CPU7が、当該自転車Bが非監視状態であると判断した場合には(ステップS8;No)、CPU7は、出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを開放状態とさせ(ステップS10)、本処理を終了する。
以上に説明した本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システム100によれば、自転車Bに取り付けられたRFIDタグTにより、自転車Bを識別するための識別情報が記憶され、人Mに所持されるRFIDカードKにより、RFIDタグTの識別情報と同一の識別情報が記憶され、監視状態データファイル9Aにより、識別情報と、当該識別情報によって識別される自転車Bが監視状態か非監視状態かの情報とが記憶され、駐輪場11の出口13に設けられる出口RFIDリーダ3により、RFIDタグTから識別情報が読み取られ、人Mの出入口14に設けられる出入口RFIDリーダ5により、人Mが所持するRFIDカードKから識別情報が読み取られ、CPU7が監視状態更新プログラム9Eを実行することにより、出入口RFIDリーダ5によってRFIDカードKから識別情報が読み取られた場合に、当該識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とが切り換えられて監視状態データファイル9Aが更新され、出口ゲート開閉装置4Bにより、出口13に設けられた出口ゲート4Aが開閉され、CPU7が確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3に読み取られた識別情報に基づいて、監視状態データファイル9Aが参照されて、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態であるか否かが判断され、CPU7が出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、確認プログラム9Fを実行することによって当該識別情報により識別される自転車Bが、監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置4Bが制御されて、出口ゲート4Aが閉鎖状態とされ、非監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置4Bが制御されて、出口ゲート4Aが開放状態とされるので、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られて、当該識別情報によって識別される自転車Bが監視状態となった場合には、当該RFIDカードKを所持する者以外の者は当該自転車Bを駐輪場11から出すことができなくなることとなって、自転車Bの盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られなかった場合には、当該識別情報によって識別される自転車Bが監視状態とはされないので、例えば、万が一、利用者がRFIDカードKを忘れてしまった場合でも、当該自転車Bを駐輪場11に出し入れすることができ、使い勝手が良い。
また、例えば、悪戯により自転車BからRFIDタグTが剥がされてしまった場合でも、RFIDカードKを提示することにより、当該駐輪場11に当該自転車Bを駐輪することができる。
また、CPU7が出口警報制御プログラム9Hを実行することにより、確認プログラム9Fを実行することによって識別情報により識別される自転車Bが監視状態である場合に、所定の警報が行われるので、出入口RFIDリーダ5によりRFIDカードKから識別情報が読み取られて、当該識別情報によって識別される自転車Bが監視状態となった場合には、当該RFIDカードKを所持する者以外の者が当該自転車Bを駐輪場11から出そうとすると警報が行われて、例えば、監視員が気づいて当該自転車Bを駐輪場11から出すことを阻止することができることとなって、自転車Bの盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、駐輪場11の入口12に設けられる入口RFIDリーダ1により、RFIDタグTから識別情報が読み取られ、CPU7が入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aにより記憶されているか否かが判断され、入口ゲート開閉装置2Bにより、入口12に設けられた入口ゲート2Aが開閉され、CPU7が入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口照合プログラム9Bを実行することによって、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aによって記憶されていると判断された場合に、入口ゲート開閉装置2Bが制御されて、入口ゲート2Aが開放状態とされ、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル9Aによって記憶されていないと判断された場合に、入口ゲート開閉装置2Bが制御されて、入口ゲート2Aが閉鎖状態とされるので、当該駐輪場11に契約しておらずRFIDタグTを自転車Bに貼り付けていない者が当該自転車Bを駐輪場11に入れるのを防ぐことができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システム200は、例えば、図5,図6に示すように、出入口14に備えられる指紋読取部10及び記憶部90の構成のみが第1の実施形態に係る自転車管理システム100と異なるので、同一の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
また、本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システム200においては、駐輪場11に駐輪することを登録された自転車Bに取り付けるためのRFIDタグTが発行されるようになっている。
指紋読取部10は、例えば、出入口14を通過する人Mの生体情報としての指紋情報を読み取り、生体情報取得手段として機能する。
記憶部90は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部90は、CPU7が管理装置6全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部90は、例えば、図6に示すように、監視状態データファイル90A,入口照合プログラム9B,入口ゲート制御プログラム9C,入口警報制御プログラム9D,監視状態更新プログラム90E,確認プログラム9F,出口ゲート制御プログラム9G,出口警報制御プログラム9H等を格納している。
監視状態データファイル90Aは、例えば、図7に示すように、自転車Bを識別するための識別情報と、当該自転車Bが監視状態か非監視状態かの情報と、自転車Bを所有する人Mの氏名,住所,電話番号,自転車Bの登録番号等の顧客情報と、当該人Mの指紋情報とを対応づけて記憶している。記憶部9は、かかる監視状態データファイル90Aを格納することにより、記憶手段及び生体情報記憶手段として機能する。
監視状態更新プログラム90Eは、例えば、CPU7に、指紋読取部10により出入口14を通過する人Mの指紋情報が読み取られた場合に、当該指紋情報と対応付けられた識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とを切り換えて監視状態データファイル90Aを更新する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、監視状態更新プログラム90Eは、例えば、CPU7に、指紋読取部10により指紋情報が読み取られた場合に、監視状態データファイル90Aを参照して、当該指紋情報と対応する識別情報によって識別される自転車Bの状態が監視状態か非監視状態かを判断し、監視状態と非監視状態とを切り換えて当該監視状態データファイル90Aを更新する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる監視状態更新プログラム90Eを実行することにより、監視状態更新手段として機能する。
次に、上述のような構成の第2の実施形態に係る自転車管理システム200の管理動作の一例について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入口RFIDリーダ1により入口12を通過する自転車Bに取り付けられたRFIDタグTの識別情報が読み取られると(ステップS101)、CPU7は、入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aに記憶されているか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102において、CPU7が、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aに記憶されていないと判断した場合には(ステップS102;No)、CPU7は、入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを閉鎖状態とさせるとともに、入口警報制御プログラム9Dを実行することにより、入口警報装置2Cを制御して、所定の警報を行わせる(ステップS103)。
ステップS102において、CPU7が、入口RFIDリーダ1によって読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aに記憶されていると判断した場合には(ステップS102;Yes)、CPU7は、入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口ゲート開閉装置2Bを制御して、入口ゲート2Aを開放状態とさせる(ステップS104)。
次に、CPU7は、監視状態更新プログラム90Eを実行することにより、指紋読取部10により出入口14を通過する人Mから指紋情報が読み取られたか否かを判断する(ステップS105)。
ステップS105において、CPU7が、指紋読取部10により指紋情報が読み取られなかったと判断した場合には(ステップS105;No)、ステップS107へ進む。
ステップS105において、CPU7が、指紋読取部10により指紋情報が読み取られたと判断した場合には(ステップS105;Yes)、CPU7は、監視状態更新プログラム90Eの実行に基づいて、監視状態データファイル90Aを参照して、当該指紋情報に対応する識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とを切り換えて当該監視状態データファイル90Aを更新する(ステップS106)。
次に、CPU7は、確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたか否かを判断する(ステップS107)。
ステップS107において、CPU7が、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られなかったと判断した場合には(ステップS107;No)、ステップS105に戻る。
ステップS107において、CPU7が、出口RFIDリーダ3により出口13を通過しようとする自転車BのRFIDタグTから識別情報が読み取られたと判断した場合には(ステップS107;Yes)、CPU7は、確認プログラム9Fの実行に基づいて、当該識別情報に基づいて監視状態データファイル90Aを参照し、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態か否かを判断する(ステップS108)。
ステップS108において、CPU7が、当該自転車Bが監視状態であると判断した場合には(ステップS108;Yes)、CPU7は、出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを閉鎖状態とさせるとともに、出口警報制御プログラム9Hを実行することにより、出口警報装置4Cを制御して、所定の警報を行わせる(ステップS109)。
ステップS108において、CPU7が、当該自転車Bが非監視状態であると判断した場合には(ステップS108;No)、CPU7は、出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、出口ゲート開閉装置4Bを制御して、出口ゲート4Aを開放状態とさせ(ステップS110)、本処理を終了する。
以上に説明した本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システム200によれば、自転車Bに取り付けられたRFIDタグTにより、自転車Bを識別するための識別情報が記憶され、監視状態データファイル90Aにより、識別情報と、当該識別情報によって識別される自転車Bが監視状態か非監視状態かの情報とが記憶され、監視状態データファイル90Aにより、自転車Bの識別情報と人Mの指紋情報とが対応づけて記憶され、駐輪場11の出口13に設けられる出口RFIDリーダ3により、RFIDタグTから識別情報が読み取られ、人Mの出入口14に設けられる指紋読取部10により、人Mの指紋情報が読み取られ、CPU7が監視状態更新プログラム90Eを実行することにより、指紋読取部10によって指紋情報が読み取られた場合に、当該指紋情報と対応する当該識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とが切り換えられて監視状態データファイル90Aが更新され、出口ゲート開閉装置4Bにより、出口13に設けられた出口ゲート4Aが開閉され、CPU7が確認プログラム9Fを実行することにより、出口RFIDリーダ3に読み取られた識別情報に基づいて、監視状態データファイル90Aが参照されて、当該識別情報により識別される自転車Bが監視状態であるか否かが判断され、CPU7が出口ゲート制御プログラム9Gを実行することにより、確認プログラム9Fを実行することによって当該識別情報により識別される自転車Bが、監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置4Bが制御されて、出口ゲート4Aが閉鎖状態とされ、非監視状態であると判断された場合に、出口ゲート開閉装置4Bが制御されて、出口ゲート4Aが開放状態とされるので、指紋読取部10により人Mの指紋情報が読み取られて、当該指紋情報に対応する識別情報によって識別される自転車Bが監視状態となった場合には、当該人M以外の者は当該自転車Bを駐輪場11から出すことができなくなることとなって、自転車Bの盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、指紋読取部10により人Mの指紋情報が取得されることにより、当該指紋情報に対応する識別情報によって識別される自転車Bの監視状態と非監視状態とが切り換えられるので、例えば、キー等を用いずとも当該自転車Bの駐輪場11への出し入れを制御することができ、使い勝手が良い。
また、CPU7が出口警報制御プログラム9Hを実行することにより、確認プログラム9Fを実行することによって識別情報により識別される自転車Bが監視状態である場合に、所定の警報が行われるので、指紋読取部10により人Mの指紋情報が読み取られて、当該指紋情報に対応する識別情報によって識別される自転車Bが監視状態となった場合には、当該人M以外の者が当該自転車Bを駐輪場11から出そうとすると警報が行われて、例えば、監視員が気づいて当該自転車Bを駐輪場11から出すことを阻止することができることとなって、自転車Bの盗難をより効果的に防ぐことができる。
また、駐輪場11の入口12に設けられる入口RFIDリーダ1により、RFIDタグTから識別情報が読み取られ、CPU7が入口照合プログラム9Bを実行することにより、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aにより記憶されているか否かが判断され、入口ゲート開閉装置2Bにより、入口12に設けられた入口ゲート2Aが開閉され、CPU7が入口ゲート制御プログラム9Cを実行することにより、入口照合プログラム9Bを実行することによって、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aによって記憶されていると判断された場合に、入口ゲート開閉装置2Bが制御されて、入口ゲート2Aが開放状態とされ、入口RFIDリーダ1に読み取られた識別情報と一致する識別情報が監視状態データファイル90Aによって記憶されていないと判断された場合に、入口ゲート開閉装置2Bが制御されて、入口ゲート2Aが閉鎖状態とされるので、当該駐輪場11に契約しておらずRFIDタグTを自転車Bに貼り付けていない者が当該自転車Bを駐輪場11に入れるのを防ぐことができる。
なお、駐輪場11の入口12及び出口13に警備員等を配置する場合には、必ずしも、入口ゲート2A,入口ゲート開閉装置2B,入口ゲート制御プログラム9C及び出口ゲート4A,出口ゲート開閉装置4B,出口ゲート制御プログラム9Gは備えられなくてもよい。その場合には、入口警報装置2C及び出口警報装置4Cの警報に基づいて警備員により自転車Bの入出場が禁止されればよい。
また、入口ゲート2A,入口ゲート開閉装置2B,入口ゲート制御プログラム9C及び出口ゲート4A,出口ゲート開閉装置4B,出口ゲート制御プログラム9Gが備えられる場合には、入口警報装置2C及び出口警報装置4Cは備えられていなくともよい。
また、入口ゲート部2,入口ゲート制御プログラム9C,入口警報装置2C,入口警報制御プログラム9Dは必須ではない。
また、RFIDタグTに記憶されているタグ識別情報とRFIDカードKに記憶されているカード識別情報とは必ずしも同一である必要はなく、対応付けられていれば、異なる識別情報であってもよい。
また、本実施形態では、生体情報として指紋情報を挙げたが、これに限られるものではなく、目の虹彩情報,手の静脈情報,顔の特徴点に関わる情報等であってもよい。
また、入口12及び出口13にRFIDカードから識別情報を読み取るRFIDリーダを備えてもよい。このように構成することにより、例えば、悪戯などにより、自転車BからRFIDタグTが剥がされてしまった場合でも、入口12及び出口13において、RFIDカードKから識別情報が読み取られることとなって、当該駐輪場11に当該自転車Bを出し入れすることができるとともに、新たなRFIDタグTを発行することも可能となる。
また、自転車Bの入口12と、自転車Bの出口13と、人Mの出入口14とが一つの出入口として駐輪場11に備えられてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視状態データファイルの一例を示すデータテーブルである。 本発明の第1の実施形態に係る自転車管理システムにおける管理動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る監視状態データファイルの一例を示すデータテーブルである。 本発明の第2の実施形態に係る自転車管理システムにおける管理動作の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 入口RFIDリーダ(入口読取手段)
2A 入口ゲート
2B 入口ゲート開閉装置
3 出口RFIDリーダ(出口読取手段)
4A 出口ゲート
4B 出口ゲート開閉装置
4C 出口警報装置(警報手段)
5 出入口RFIDリーダ(出入口読取手段)
7 CPU(入口照合手段,入口ゲート制御手段,監視状態更新手段,確認手段,出口ゲート制御手段,警報手段)
9,90 記憶部(記憶手段,生体情報記憶手段)
9A 監視状態データファイル(記憶手段)
9B 入口照合プログラム(入口照合手段)
9C 入口ゲート制御プログラム(入口ゲート制御手段)
9E,90E 監視状態更新プログラム(監視状態更新手段)
9F 確認プログラム(確認手段)
9G 出口ゲート制御プログラム(出口ゲート制御手段)
9H 出口警報制御プログラム(警報手段)
90A 監視状態データファイル(記憶手段,生体情報記憶手段)
10 指紋読取部(生体情報取得手段)
11 駐輪場
12 入口
13 出口
14 出入口
100,200 自転車管理システム
B 自転車
K RFIDカード
M 人
T RFIDタグ

Claims (6)

  1. 自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
    自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
    前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
    前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及び前記カード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記駐輪場の前記出口に設けられ、前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
    前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
    前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
    前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
    前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
    前記駐輪場の前記入口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る入口読取手段と、
    前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されているか否かを判断する入口照合手段と、
    前記入口に設けられた入口ゲートを開閉する入口ゲート開閉装置と、
    前記入口照合手段により、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていると判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを開放状態とし、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていないと判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを閉鎖状態とする入口ゲート制御手段と、
    を備えることを特徴とする自転車管理システム。
  2. 自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
    自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
    前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
    前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
    前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
    前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
    前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
    前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
    を備えることを特徴とする自転車管理システム。
  3. 自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する前記自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
    自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
    前記タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記自転車の前記タグ識別情報と、前記人の生体情報と、を対応付けて記憶する生体情報記憶手段と、
    前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
    前記人の出入口に設けられて前記人の前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応する前記タグ識別情報を前記生体情報記憶手段から抽出し、抽出した前記タグ識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
    前記出口に設けられた出口ゲートを開閉する出口ゲート開閉装置と、
    前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が、監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを閉鎖状態とし、非監視状態であると判断された場合に、前記出口ゲート開閉装置を制御して、前記出口ゲートを開放状態とする出口ゲート制御手段と、
    を備えることを特徴とする自転車管理システム。
  4. 自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
    自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
    前記RFIDタグのタグ識別情報に対応するカード識別情報を記憶するとともに前記人に所持されるRFIDカードと、
    前記タグ識別情報及び前記カード識別情報と、当該タグ識別情報及びカード識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
    前記人の出入口に設けられて前記人が所持する前記RFIDカードから前記カード識別情報を読み取る出入口読取手段と、
    前記出入口読取手段により前記RFIDカードから前記カード識別情報が読み取られた場合に、当該カード識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
    前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
    を備えることを特徴とする自転車管理システム。
  5. 自転車の入口と出口と、人の出入口と、を備える駐輪場に駐輪する前記自転車を管理する自転車管理システムにおいて、
    自転車を識別するためのタグ識別情報を記憶するとともに前記自転車に取り付けられたRFIDタグと、
    前記タグ識別情報と、当該タグ識別情報によって識別される自転車が監視状態か非監視状態かの情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記自転車の前記タグ識別情報と、前記人の生体情報と、を対応付けて記憶する生体情報記憶手段と、
    前記駐輪場の前記出口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る出口読取手段と、
    前記人の出入口に設けられて前記人の前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段により前記生体情報が取得された場合に、当該生体情報と対応する前記タグ識別情報を前記生体情報記憶手段から抽出し、抽出した前記タグ識別情報によって識別される前記自転車の監視状態と非監視状態とを切り換えて前記記憶手段を更新する監視状態更新手段と、
    前記出口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報に基づいて、前記記憶手段を参照して、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であるか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段により、当該タグ識別情報により識別される自転車が監視状態であると判断された場合に、所定の警報を行う警報手段と、
    を備えることを特徴とする自転車管理システム。
  6. 前記駐輪場の前記入口に設けられ前記RFIDタグから前記タグ識別情報を読み取る入口読取手段と、
    前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されているか否かを判断する入口照合手段と、
    前記入口に設けられた入口ゲートを開閉する入口ゲート開閉装置と、
    前記入口照合手段により、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていると判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを開放状態とし、前記入口読取手段に読み取られた前記タグ識別情報と一致するタグ識別情報が前記記憶手段により記憶されていないと判断された場合に、前記入口ゲート開閉装置を制御して、前記入口ゲートを閉鎖状態とする入口ゲート制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の自転車管理システム。
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