JP2003248900A - 物品管理システム - Google Patents

物品管理システム

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JP2003248900A
JP2003248900A JP2002047773A JP2002047773A JP2003248900A JP 2003248900 A JP2003248900 A JP 2003248900A JP 2002047773 A JP2002047773 A JP 2002047773A JP 2002047773 A JP2002047773 A JP 2002047773A JP 2003248900 A JP2003248900 A JP 2003248900A
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bicycle
gate
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JP2002047773A
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Takaaki Yoshida
崇晃 吉田
Yasuhisa Oshima
靖久 大嶋
Arato Tanaka
新人 田中
Kazuhiro Hirano
和弘 平野
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難等の発生の監視を可能にして、従来シス
テムの管理不全をなくし、又利用者にとり柔軟なサービ
ス形態がとれる物品管理システムを提供する。 【解決手段】 入場、退場時に、入口、出口ゲート各々
に設けた端末装置20内のタグリーダ21,22によ
り、利用登録の証として自転車(物品)に付設し、又所
有者が携帯する各ICタグに書き込んだ識別(固有)情
報を読み取る。これらの情報を管理装置10に転送し、
そこで登録した“自転車固有情報・所有者識別情報”と
照合、認証し、その結果によりゲート開/閉を判断し、
ゲート開の指示によりゲートを開き、入場、退場を許可
する。入場時に不正利用を未然に排除し、退場時に盗難
等の不正行為がないかが監視でき、適正な駐車管理を行
える。又、別に暗証入力による所有者識別情報の入力や
登録外の利用者を受け入れ可能にする補助システムを付
加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートを通し所定
の保管場所に利用者により搬出入される物品を管理す
る、例えば駐輪場に利用可能な管理システムに関し、ゲ
ート通過時に物品及び利用者が所定の条件を満たしてい
るか否かをチェック可能にして、条件を満たさない場合
にゲートの通過を阻止するようにして、保管物品の適正
な管理を可能とする物品管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自転車の野放し駐車により起
きる交通への障害等が問題となっており、そのため駅或
いは公共施設等では、駐輪場を付設してその利用を図っ
ている。近年、駐輪場では、利用者の便を考慮し、また
場内に収容する自転車を保管する側面からも施設の整備
を含めた様々な改善が図られている。なかでも、駐輪場
には収容できる台数に限りがあるので、通勤などで長期
に継続して使用する利用者については予め利用許可を得
て登録しておき、登録された利用者の収容場所を常時確
保するといった運用方法をとることが多く、このような
場合、駐輪場の適正な運用を図るための管理が必要にな
り、そうした点を考慮した管理システムを導入するケー
スが増えている。例えば、駐輪場の入口にゲートを設
け、ゲートを通る前に、登録した利用者であることを認
証する等、必要とした条件に適うかをチェックし、適正
と判断される時にゲートを開いて入場を許可するといっ
たようなシステムが採用されている。この時に行われる
チェックは、利用が認められた自転車或いは利用者個々
に与えられた識別情報を管理システムに予め登録してお
き、駐輪場の利用時に自転車或いは利用者に付した識別
情報をシステムに入力し、登録した識別情報と照合し、
認証するというチェック方法が採用されている。なお、
従来ではチェック方法として、自転車と利用者に付した
識別情報を組合わせた形でチェックする、即ち自転車と
利用者で二重にチェックをかけ、より厳密に条件の適合
を調べるというやり方についての提案もなされている。
また、このときに識別情報をシステムに入力する手段と
しては、例えば登録番号を書き込んだタグを自転車に取
り付け、このタグをシステム側に設けたタグリーダで読
み取ったり、登録した利用者IDを書き込んだカード等
を利用者が携帯し、リーダにより読み取らせるといった
手段を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駐輪場
の入口で自転車或いは利用者に付した識別情報の認証を
行い不正な利用を締め出す、上記した従来の管理システ
ムによると、十分な管理或いはサービスができない場合
が生じる可能性がある。その一つは、駐輪場の入口にお
けるチェックのみであると、その後、駐車中の自転車に
起きる可能性がある盗難等の被害の発生を監視すること
ができず、管理が不十分になることが挙げられる。ま
た、駐輪場の入口におけるチェックのみとし、そのチェ
ックを厳しくするとサービスの低下や利用者ニーズに応
えられない場合が起きる可能性がある。即ち、上記した
従来例における、自転車と利用者にそれぞれに付した識
別情報により二重チェックを行う場合のように、厳しい
チェックをすると、利用者がうっかりIDカードの携帯
を忘れたばかりに、門前払いとなり利用できないといっ
たトラブルが発生したり、或いは駐輪場の容量に余分が
生じて駐車が可能になっても、入口で利用者IDをチェ
ックされるので、IDを持たない利用希望者を締め出す
結果となる。
【0004】本発明は、駐輪場に適用された従来の保管
物の管理システムにおける上記した問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、ゲートを通し所定の収容場所
に搬出入される物品を管理する、例えば駐輪場に利用可
能な管理システムにおいて、保管中の物品に起きる可能
性がある盗難等の被害の発生を監視することができるよ
うにして、従来技術において入口ゲートのみのチェック
ですませたことにより生じていた管理不全を克服し、
又、利用者にとってより柔軟性のあるサービス形態をと
ることが可能な前記管理システムを提供することにあ
る。また、ゲートを通し所定の収容場所に搬出入される
物品を管理する、例えば駐輪場に利用可能な管理システ
ムにおいて、保管中の物品に起きる可能性がある盗難等
の被害の発生を監視することが可能であり、かつ構成の
より簡単な前記管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ゲー
トを通して収容場所に搬入した物品をゲートを通して搬
出する設備における物品管理システムであって、物品に
対して予め付された物品固有情報、物品の所有者に対し
て予め付された所有者識別情報それぞれをゲート通過時
に取得する手段と、取得された物品固有情報と所有者識
別情報を予め関連付けて登録しておいた物品固有情報・
所有者識別情報と照合し一致するか否かをチェックする
手段と、前記ゲートに設けた通過阻止手段と、前記チェ
ック手段が搬入及び搬出時のチェックで一致するという
判定をしたときに、前記通過阻止手段による阻止を解除
する制御手段を備えたことを特徴とする物品管理システ
ムである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
物品管理システムにおいて、前記物品固有情報、所有者
識別情報をそれぞれのタグに書き込み、前記物品固有情
報及び所有者識別情報を取得する手段をタグリーダとし
たことを特徴とする物品管理システムである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された物品管理システムにおいて、所有者識別情報とし
ての暗証の入力操作手段と、搬入時に取得された物品固
有情報と入力された暗証を関連付けて登録する手段と、
搬出時に取得された物品固有情報と入力された暗証を、
関連付けて登録しておいた物品固有情報・暗証と照合し
一致するか否かをチェックする手段と、該チェック手段
が一致するという判定をしたときに、前記通過阻止手段
による阻止を解除する制御手段を備えたことを特徴とす
る物品管理システムである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載された物品管理システムにおいて、所有者識
別情報を登録していない未登録の物品所有者の利用要求
を受け付ける手段と、搬出時に利用料金を入金する手段
と、受け付けた利用要求と利用料金の入金により検出さ
れる利用終了に基づいて未登録の物品所有者に割り当て
られた収容場所の残容量を求め、未登録の物品所有者の
利用の可否を判断する手段と、利用可と判断されたとき
に前記通過阻止手段による阻止を解除する制御手段を備
えたことを特徴とする物品管理システムである。
【0009】請求項5の発明は、収容場所に搬入した物
品をゲートを通して搬出する設備における物品管理シス
テムであって、物品に対して予め付された物品固有情報
を書き込んだタグを読み取るタグリーダと、物品の所有
者に対して予め付された所有者識別情報を示す暗証の入
力操作手段と、前記タグリーダ及び暗証入力操作手段を
通して取得された物品固有情報及び所有者識別情報を予
め関連付けて登録しておいた物品固有情報・所有者識別
情報と照合し一致するか否かをチェックする手段と、前
記ゲートに設けた通過阻止手段と、前記チェック手段が
一致するという判定をしたときに、前記通過阻止手段に
よる阻止を解除する制御手段を備えたことを特徴とする
物品管理システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる物品管理システム
を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説
明する。以下に示す各実施形態は、本発明の物品管理シ
ステムを駐輪場における自転車に適用した管理システム
であり、駐輪場のゲートを通して搬入され、収容場所で
保管した後、再びゲートを通して搬出される自転車を対
象とする。本例のシステムは、基本的には、予め利用許
可を受けている利用者の自転車であるかをゲートの通過
時にチェックし、許可を受けていない場合にゲートの通
過を阻止するようにすることにより、駐輪場の適正な利
用を管理する。なお、ここでは、駐輪場に適用したシス
テムを示すが、利用者自身により搬入・搬出される物品
を所定の収容場所で保管するシステムであれば、物品は
限定されるものではない。
【0011】図1及び図2はそれぞれ、本実施形態の管
理システムを適用する駐車場の入口及び出口の装備を示
す外観図で、以下に詳述する各実施形態の説明に共通に
用いるものである。この例では、基本的な構成要素とし
て、入口、出口それぞれに、ゲート、利用者及び自転車
をチェックするための入力手段、ゲートのロック/ロッ
ク解除を行う制御手段を同様に備える。駐車場の入口を
示す図1を参照して、構成をより詳細に説明すると、ゲ
ート60iは、ロック機構62によりロック/ロック解
除の状態をとるゲートである。ここでは通常、ロック機
構62をロック状態に保持しておき、利用者や自転車が
通過できないようにゲートを閉じた状態に保つ。ゲート
のロック/ロック解除を制御する手段(後述する端末装
置20iに設ける)を備え、この制御手段の動作により
ロックが解除されると、利用者や自転車の通過が可能な
ゲート開状態をとり、入場ができるようにする。ゲート
の開閉機構は、開状態をとって利用者や自転車が通過し
た後、閉状態に戻すように、ゲートを付勢するようにし
た機構が望ましく、この種の機構として従来から用いら
れているものを採用する。この後、閉状態に戻ったとこ
ろでロック機構62を動作させ、次の利用者の入場を待
つ。なお、図示しないが、ゲートが開かれたときに動作
するセンサを備え、センサ出力信号により利用者数を検
出する(利用者数の用い方については後記する「実施形
態3」に詳述)。
【0012】利用者及び自転車をチェックするための手
段は、利用の登録をしている証として自転車及び利用者
に付した識別(固有)情報を利用時に管理システムに入
力し、管理システム側に登録した識別情報と照合し、認
証するというチェック方法を実施するための手段であ
る。本例では自転車及び利用者の識別情報をそれぞれI
Cタグに書き込み、利用者には、そのICタグ30を例
えばカード状の携帯可能なものとし、保持自転車には、
そのICタグ40を例えば貼着して一部に取り付けるよ
うにして、端末装置20i内に設けたそれぞれのICタ
グリーダにより書き込んだ情報を読み取ることができる
ようにする。ICタグとICタグリーダは、利用者が入
力操作を行わなくてもゲート前に停めたときに自動的に
読み取ることができる方式が望ましく、無線方式により
実現可能である。また、本例では利用時に、利用者が管
理システムへの入力操作を行う操作パネルとして、入口
操作パネル70iを設け、そこに番号入力キー75(番
号入力キーの利用については後記する「実施形態2」に
詳述)、非会員使用ボタン77(非会員使用ボタンの利
用については後記する「実施形態3」に詳述)を備え
る。端末装置20iは、ICタグリーダ及び入口操作パ
ネル70iからの入力情報、ゲートに設けたカウンタ入
力を図示しない管理装置へ送り、管理装置側から送られ
てくる制御信号等を受け取る通信手段を備える外、ゲー
トのロック/ロック解除や端末装置内の動作を制御する
手段を有する。
【0013】駐車場の出口を示す図2を参照すると、本
例では退場時に、入口で行ったと同様にICタグ30及
びICタグ40を読み取り、登録した識別情報と照合
し、認証するというチェックを行い、チェック結果によ
りゲート60oのロック/ロック解除を制御するので、
そのために必要なタグリーダ、ロック機構62の制御手
段は、駐車場入口で採用した上記手段と変わりがない。
管理装置では、番号入力キー75の入力により応じて行
われる動作は入場時と退場時で異なる(番号入力キーの
利用については後記する「実施形態2」に詳述)が、番
号入力キー75の入力は必要であり、出口操作パネル7
0oにこのキー入力手段を設ける。また、出口操作パネ
ル70oには入金機72を設ける(入金機72の利用に
ついては後記する「実施形態3」に詳述)。ただし、入
場時に用いた非会員使用ボタン77は、退場時に不要で
あるから、設けなくてよい。
【0014】次に、図1及び図2により例示した駐車場
の入口、出口装備を持つ駐車管理システムの実施形態を
示す。なお、以下の「実施形態1」〜「実施形態3」は
入場、退場時両方でチェックをかけるようにし、「実施
形態4」は退場時のみにチェックをかけるようにしたシ
ステムを示す。 「実施形態1」「実施形態1」として示す以下の例で
は、搬入時(入場時)と搬出時(退場時)に、利用の登
録をしている証として自転車及び所有者(なお、以下、
正当な「利用者」という意味で自転車の「所有者」とい
う)それぞれのICタグに書き込んだ識別(固有)情報
を、管理システム側で両者を関連付けて登録した“自転
車固有情報・所有者識別情報”と照合し、認証する。こ
うした完全なチェック方法をとって、入場時には不正な
利用を未然に排除し、退場時には盗難等の不正な持ち出
しが行われていないかを監視し、適正な駐車管理を行う
ようにすることを意図するものである。図3は、「実施
形態1」の駐車管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図3を参照すると、入口と出口側に設けた端末装
置20i,20oは、上記図1,図2に示したように同様
な構成を備えている。内部には、ICタグリーダ(1)2
1、ICタグリーダ(2)22、通信部25、制御部24
を有する。ICタグリーダ(1)21、ICタグリーダ(2)
22はそれぞれ所有者が携帯した所有者情報が書き込ま
れたICタグ30、自転車に取り付けた自転車固有情報
が書き込まれたICタグ40を読み取る。このICタグ
の読み取り方式は無線方式による従来技術を用いること
ができ、例えばICタグをICタグリーダ側より起動す
るようにし、ICタグのデータ部に記憶させた情報をI
Cタグリーダからの指示に従いタグ内蔵の制御部により
読み出し、伝送部を介して読み出しデータをICタグリ
ーダに渡すといった方式を用いることができる。通信部
25は管理装置10側から送られてくる制御信号等を受
け取り、各ICタグリーダで読み取った入力情報を管理
装置10へ送る。制御部24は入口ゲート60i、出口
ゲート60oのロック/ロック解除や端末装置内の各部
の動作を制御する。管理装置10は、端末装置20i,
20oから送られてくるICタグに書き込まれた識別
(固有)情報を、予め登録した“自転車固有情報・所有
者識別情報”と照合し、認証するチェック処理を行い、
認証のチェック結果(識別情報の一致/不一致)を端末
に知らせる。このために“自転車固有情報・所有者識別
情報”を登録する登録DB11と、端末装置と交信する
通信部13と、管理装置内の各部の動作を制御する制御
部12を有する。
【0015】図4は、「実施形態1」の駐車管理システ
ム運用時のシーケンスの一例を示す。図4を参照して、
本実施形態の駐車管理システム運用時の動作を説明する
と、まず、入場時に入口ゲート60iの前に所有者が自
転車を運んでくる。すると、端末装置20iのICタグ
リーダ(1)21とICタグリーダ(2)22はそれぞれ、所
有者が携帯するICタグ30、自転車に取り付けられた
ICタグ40を読み取り、タグに書き込まれた所有者識
別情報、自転車固有情報を制御部24に送る(S10
1,S102)。次いで、制御部24では、受け取った
所有者識別情報、自転車固有情報を一つのデータとし通
信部25を介して管理装置10に送る(S103)。端
末装置20iからの所有者識別情報、自転車固有情報を
通信部13を介して受け取る管理装置10では、受け取
ったこれらの情報が利用の登録をしている所有者・自転
車のものであるかチェックをする(S104)。即ち、
制御部12は、登録DB11に予め登録されている自転
車固有情報・所有者識別情報と受け取ったタグ読み取り
情報を照合し、一致/不一致を判断し(つまり認証する
/しないを決め)、それをチェック結果とする。管理装
置10は、このチェック結果に従って、利用を許可する
場合には、ゲートを開ける指示を端末装置20iにする
(S105)。指示された端末装置20iは、入口ゲー
ト60iを開くことができるように、制御部24がロッ
ク機構62にロック解除信号を送る(S106)。この
後、入口ゲート60iを通って自転車を搬入し、収容場
所で駐輪させる。
【0016】預け終わって駐輪場から退場する時に、再
び入場時に行ったと同じチェックを行う。このときの動
作は、入場時に行ったのと同じシーケンスに従う。即
ち、所有者が携帯するICタグ30、自転車に取り付け
られたICタグ40の読み取り(S107,S10
8)、読み取った所有者識別情報、自転車固有情報の管
理装置10への転送(S109)、管理装置10におけ
る登録された自転車固有情報・所有者識別情報との照合
によるチェック(S110)、チェック結果に従ったゲ
ート開の指示(S111)、指示による出口ゲート60
oのロック解除信号の送信(S112)という、シーケ
ンスを行う。本例では、退場時のチェックにおいて、自
転車固有情報・所有者識別情報の照合を行い、照合が不
成立の場合、ゲートを開けないようにしたので、預けた
自転車の盗難等が発生することを防止できる。
【0017】「実施形態2」「実施形態2」は、上記
「実施形態1」に例示したシステムの改善を図るもので
ある。本例は、自転車と所有者に付した自転車固有情報
・所有者識別情報により二重チェックを行う場合、所有
者が携帯するタグをうっかり忘れたという場合に、全く
利用ができないようにすると不便であり、この点の改善
を図るために、所有者タグなしでも利用できるような補
助システムを付加したものである。この補助システム
は、所有者の暗証入力を条件として入場を可能にし、退
場時に再び暗証入力を行い、入場時に入力した暗証との
照合によるチェックを掛け、退場を許可するという運用
を可能とするシステムを構成する。図5は、「実施形態
2」の駐車管理システムの構成を示すブロック図であ
る。図5に参照されるように、基本的な構成は、「実施
形態1」と同じである。本例で新たに付加した構成は、
暗証(ここでは、暗証番号とする)を入力する暗証入力
装置50(図1及び図2における番号入力キー75を含
む)であり、端末装置20i,20oにおける入力手段の
一つとして制御部24に接続する。なお、暗証入力装置
50以外の「実施形態1」と同じ構成要素については、
上記した「実施形態1」の説明を参照することとし、こ
こでは説明を省略する。
【0018】図6は、「実施形態2」の駐車管理システ
ム運用時のシーケンスの一例を示す。図6を参照して、
本実施形態の駐車管理システム運用時の動作を説明する
と、まず、入場時に入口ゲート60iの前に所有者が自
転車を運んでくる。すると、端末装置20iのICタグ
リーダ(1)21とICタグリーダ(2)22はそれぞれ、所
有者が携帯するICタグ30、自転車に取り付けられた
ICタグ40を読み取る。ここでは、所有者がICタグ
30の携帯をしていないので、ICタグ40に書き込ま
れた自転車固有情報のみを制御部24に送る(S20
1)。通常、タグの読み取り動作は、状況によって所有
者のICタグ30を読み取るタイミングが遅れる場合が
あるので、所定の時間、所有者識別情報の入力待ちをす
る(S202)。本例では、所有者のICタグ30がな
い場合に、所有者の暗証入力を条件として入場を可能に
する動作を行うようにするために、所有者識別情報の入
力の待ち時間に行われる暗証(ここでは暗証番号)入力
を受け付け、暗証入力装置50から暗証番号の入力があ
ったときは、入力された暗証番号を制御部24に送る
(S203)。制御部24は暗証入力を受けて、以下に
示す暗証入力による動作モードに移行し、受け取った暗
証番号、自転車固有情報を一つのデータとし通信部25
を介して管理装置10に送る(S204)。端末装置2
0iからの暗証番号、自転車固有情報を通信部13を介
して受け取る管理装置10では、受け取ったこれらの情
報を退場時に認証するために、登録DB11に登録する
(S205)。ここで登録される情報は、暗証番号・所
有者識別情報とし、退場時に入場時と同様に入力される
暗証番号、自転車固有情報との認証を行うために使用す
る。登録処理を終えたところで、利用を許可するために
ゲートを開ける指示を端末装置20iにする(S20
6)。指示された端末装置20iは、入口ゲート60iを
開くことができるように、制御部24がロック機構62
にロック解除信号を送る(S207)。この後、入口ゲ
ート60iを通って自転車を搬入し、収容場所で駐輪さ
せる。
【0019】預け終わって駐輪場から退場する時に、再
び入場時に行ったと同じように自転車固有情報と暗証番
号を入力すると(S208〜S210)、これらの入力
を受ける制御部24は受け取った暗証番号、自転車固有
情報を一つのデータとし通信部25を介して管理装置1
0に送る(S211)。端末装置20oからの暗証番号
・自転車固有情報を受け取る管理装置10では、受け取
ったこれらの情報に対し、入場時に登録しておいた暗証
番号・自転車固有情報との認証を行い、正当な所有者・
自転車の関係にあるか否かをチェックする(S21
2)。即ち、制御部12は、登録DB11に入場時に登
録した暗証番号・自転車固有情報と出口から今、入力さ
れてきた暗証番号・自転車固有情報を照合し、一致/不
一致を判断し(つまり認証する/しないを決め)、それ
をチェック結果とする。管理装置10は、このチェック
結果に従って、退場を許可する場合には、ゲートを開け
る指示を端末装置20oにする(S213)。指示され
た端末装置20oは、出口ゲート60oを開くことができ
るように、制御部24がロック機構62にロック解除信
号を送る(S214)。この後、出口ゲート60oを通
って自転車を搬出する。他方、退場時に入力され(S2
21〜S223)、転送されてくる暗証番号・自転車固
有情報を受け取り(S224)、それらの情報の照合を
行った(S225)結果、不一致(例えば、暗証番号が
一致しない)と判断された場合、管理装置10は、その
結果をエラーが発生したことを示す信号(例えば、暗証
番号エラー信号)として端末装置20oに送る(S22
6)。端末装置20oでは、これを受けて、出口ゲート
を閉じたままにしている理由が分からない所有者に、
「暗証番号エラー」を知らせるための報知等のエラー処
理を行う(S227)。
【0020】「実施形態3」「実施形態3」は、上記各
実施形態に例示したシステムの改善を図るものである。
本例は、利用登録をした自転車或いは所有者に付した識
別情報によりチェックを行い、登録外の利用を排除する
システムの利便性を改善することを意図したもので、登
録していない(タグ無しの)一時利用者の利便を考慮し
た補助システムを付加したものである。この補助システ
ムは、非会員(本例では、登録した利用者を「会員」、
登録していない利用者を「非会員」と称する)の入場を
非会員の利用枠(会員の利用枠を確保した後の残り)を
越えないという条件で許可し、退場を利用料金の入金を
条件として許可するようにするという運用を可能とする
システムを構成する。図7は、「実施形態3」の駐車管
理システムの構成を示すブロック図である。図7に参照
されるように、基本的な構成は、「実施形態2」と同じ
である。本例で新たに付加した構成は、入口の操作パネ
ル70iに設けた非会員使用ボタン77と、入口ゲート
60iに付設したゲート開のセンサ64と、出口に設け
た入金機72と、管理装置10に設けた非会員利用数カ
ウンタ15であり、非会員使用ボタン77とセンサ64
を端末装置20iにおける入力手段の一つとして、入金
機72を端末装置20oにおける入力手段の一つとし
て、制御部24に接続し、また、非会員利用数カウンタ
15を非会員の利用可否判定を行うために制御部12に
接続する。なお、上記付加構成以外の「実施形態1」、
「実施形態2」と同じ構成要素については、上記した
「実施形態1」、「実施形態2」の説明を参照すること
とし、ここでは説明を省略する。
【0021】図8は、「実施形態3」の駐車管理システ
ム運用時のシーケンスの一例を示す。なお、図示のシー
ケンスは、非会員の利用時の動作を示すもので、会員の
利用時の動作は上記した図4及び図6に示す通りである
から、ここでは省略をする。図8を参照して、本実施形
態の駐車管理システム運用時の動作を説明すると、ま
ず、入場時に入口ゲート60iの前に非会員が自転車を
運んでくる。入場するためには、ゲートを開ける必要が
あるので、入口の操作パネル70iに設けた非会員使用
ボタン77を押す(S301)。端末装置20iは、ボ
タン押下による入力により非会員の利用要求があったこ
とを、非会員情報として管理装置10に通知する(S3
02)。非会員の利用要求を受け取った管理装置10
は、利用可否の判定をする(S303)。この判定は、
非会員の割当枠(数)が定められているので、現在の利
用数を把握していれば、残数があるか否かで利用可否の
判定をすることができる。非会員の現在の利用数は、非
会員の入場、退場を監視し、入場、退場がある度にカウ
ンタ15のカウントをアップ/ダウンさせ現在数をそこ
に保持する。従って、カウンタ15のカウント値から残
数があるか否かを調べれば、利用可否の判定が可能で、
残数があれば、利用可の判定をして、端末装置20iに
ゲート開け指示を行う(S304)。指示された端末装
置20iは、入口ゲート60iを開くことができるよう
に、ロック機構62にロック解除信号を送る(S30
5)。この後、実際に入口ゲート60iを開いて、利用
者(利用許可された非会員)が入場する(S306)。
そのとき、ゲートに設けたセンサ64がゲート開動作に
より検知信号を出力し、それを受けて端末装置20i
は、ゲート開センサ情報を管理装置10に送る(S30
7)。なお、入場の検知は、非会員使用ボタン77の操
作のみによっても可能であるが、非会員使用ボタン77
は誤操作の可能性があることを考えると、センサ64を
設けて、非会員使用ボタン77を押した後実際に入場を
したときにはじめて非会員の入場検知信号を出すように
した方が正しい結果が得られる。ゲート開センサ情報を
受けた管理装置10は、非会員の利用数が増えたので、
カウンタ15に+1を加え、現在の非会員利用数を確定
する(S308)。
【0022】上記は利用可能時の動作であるが、利用可
否判定で利用不可と判定されたときの動作を説明する
と、非会員使用ボタン77の押下による入力があり(S
311)、非会員情報を管理装置10に通知し(S31
2)、管理装置10で利用可否判定を行うまでのステッ
プは、上記と同様に進行する。利用可否判定のステップ
(S313)で、非会員の現在の利用数を示すカウンタ
15をチェックしたところ、非会員利用枠の満杯に達し
ている場合、判定結果がNGになる。この場合、管理装
置10は、利用不可であることを示す情報を端末装置2
0iに通知する(S314)。端末装置20iでは、これ
を受けて、入口ゲートが閉じたままになっている理由が
分からない利用者に、「空きがない」旨を知らせるため
の報知等の処理を行う(S315)。
【0023】預け終わって駐輪場から退場する時の動作
であるが、非会員は利用料金を入金することにより退場
できるようなシステムであるから、先ず、出口操作パネ
ル70oに設けた入金機72から利用料金を入金する
(S321)。端末装置20oは、入金を確認する処理
を行い(S322)、入金の確認後、管理装置10へ利
用終了通知を行う(S323)。管理装置10は利用終
了通知を受け、非会員の利用数が減るので、カウンタ1
5を−1ダウンカウントし、現在の非会員利用数を確定
する(S324)。同時に、端末装置20oにゲート開
け指示を行う(S325)。指示された端末装置20o
は、出口ゲート60oを開くことができるように、ロッ
ク機構62にロック解除信号を送る(S326)。
【0024】「実施形態4」「実施形態4」として示す
以下の例では、上記実施形態のシステムよりも、より簡
単な構成のシステムにより、保管中の自転車に起きる可
能性がある盗難等の被害の発生を監視することが可能な
駐輪管理システムを提供することを意図したものであ
る。本例では、「実施形態1」におけるように、予め登
録した“自転車固有情報・所有者識別情報”との照合を
入場時と退場時に行い、認証するという方法を採らず
に、退場時の認証だけですませるような管理システムと
する。従って、基本的には図2に示す出口の装備を必要
とするだけである。なお、本例では、一時的に駐輪する
利用者を対象としていないので、図2に示した入金機7
2は不要とする。図9は、「実施形態4」の駐車管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。図9を参照する
と、出口側に設ける端末装置20oは、上記図2に示し
た装備に対応する構成を備えている。内部には、ICタ
グリーダ22、通信部25、制御部24を有する。IC
タグリーダ22は自転車に取り付けた自転車固有情報が
書き込まれたICタグ40を読み取る。このICタグの
読み取り方式は、上記実施形態に示したのと同様の無線
方式によるものを用いることができる。所有者識別情報
を本実施形態では、所有者が暗証として持つようにする
ので、暗証(ここでは、暗証番号とする)を入力する暗
証入力装置50(図2における番号入力キー75を含
む)を端末装置20oにおける入力手段の一つとして制
御部24に接続する。通信部25は管理装置10側から
送られてくる制御信号等を受け取り、ICタグリーダ2
2で読み取った入力情報を管理装置10へ送る。制御部
24は出口ゲート60oのロック/ロック解除や端末装
置内の各部の動作を制御する。管理装置10は、端末装
置20oから送られてくるICタグに書き込まれた自転
車固有情報と所有者が入力した所有者識別情報(暗証番
号)を、予め登録した“自転車固有情報・所有者識別情
報(暗証番号)”と照合し、認証するチェック処理を行
い、認証のチェック結果(識別情報の一致/不一致)を
端末装置20oに知らせる。このために“自転車固有情
報・所有者識別情報(暗証番号)”を登録する登録DB
11と、端末装置と交信する通信部13と、管理装置内
の各部の動作を制御する制御部12を有する。
【0025】図10は、「実施形態4」の駐車管理シス
テム運用時のシーケンスの一例を示す。図10を参照し
て、本実施形態の駐車管理システム運用時の動作を説明
すると、まず、退場時に出口ゲート60oの前に所有者
が自転車を運んでくる。すると、端末装置20oのIC
タグリーダ22は、自転車に取り付けられたICタグ4
0を読み取り、タグに書き込まれた自転車固有情報を制
御部24に送る(S401)。また、所有者が番号入力
キー75を操作し、利用の登録をした暗証番号の入力を
すると、暗証入力装置50は入力された暗証番号を制御
部24に送る(S402)。次いで、制御部24では、
受け取った自転車固有情報、暗証番号を一つのデータと
し通信部25を介して管理装置10に送る(S40
3)。端末装置20oからの自転車固有情報、暗証番号
を通信部13を介して受け取る管理装置10では、受け
取ったこれらの情報が利用の登録をしている自転車・所
有者のものであるかチェックをする(S404)。即
ち、制御部12は、登録DB11に予め登録されている
自転車固有情報・所有者識別情報(暗証番号)と受け取
った自転車固有情報、暗証番号を照合し、一致/不一致
を判断し(つまり認証する/しないを決め)、それをチ
ェック結果とする。管理装置10は、このチェック結果
に従って、退場を許可する場合には、ゲートを開ける指
示を端末装置20oにする(S405)。指示された端
末装置20oは、出口ゲート60oを開くことができるよ
うに、制御部24がロック機構に62にロック解除信号
を送る(S406)。この後、出口ゲート60oを通っ
て自転車を搬出する。他方、退場時に入力され(S41
1,S412)、転送されてくる自転車固有情報・暗証
番号を受け取り(S413)、それらの情報の照合を行
った(S414)結果、不一致(例えば、暗証番号が一
致しない)と判断された場合、管理装置10は、その結
果をエラーが発生したことを示す信号(例えば、暗証番
号エラー信号)として端末装置20oに送る(S41
5)。端末装置20oでは、これを受けて、出口ゲート
を閉じたままにしている理由が分からない所有者に、
「暗証番号エラー」を知らせるための報知等のエラー処
理を行う(S416)。このように本例では、退場時に
自転車固有情報・所有者識別情報の照合を行い、照合が
不成立の場合、ゲートを開けないようにしたので、預け
た自転車の盗難等が発生することを防止できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明に係わる物
品管理システムによると、搬入時と搬出時に、利用の登
録をしている証として物品及び所有者それぞれに付した
(タグに書き込んだ)識別(固有)情報を取得し、取得
した情報を管理システム側で両者を関連付けて予め登録
しておいた“物品固有情報・所有者識別情報”と照合
し、認証するというチェック方式を用いるようにしたこ
とにより、搬入時には不正な利用を未然に排除し、搬出
時には盗難等の不正な持ち出しが行われていないかを監
視でき、適正な保管物品の管理を行うことが可能にな
る。また、請求項3の発明によると、所有者の暗証入力
を条件として搬入時にゲートの通過を許可し、搬出時に
再び暗証入力を行い、搬入時に入力した暗証との照合に
よるチェックを掛け、搬出時にゲートの通過を許可する
という運用を可能とするシステムを付加したので、所有
者が携帯するタグをうっかり忘れたという場合に、全く
利用ができないようにする不便をなくし、所有者タグな
しでも利用できるようにして、利用者にとってより柔軟
性のあるサービス形態をとることが可能となる。
【0027】また、請求項4の発明によると、未登録の
物品所有者の利用を所定の利用枠を越えないという条件
で許可し、搬出時に利用料金の入金を条件としてゲート
の通過を許可するという運用を可能とするシステムを付
加したので、タグを持たず未登録である一時利用者が利
用できるようになり、利用者にとってより柔軟性のある
サービス形態をとることが可能となる。また、請求項5
の発明によると、利用の登録をしている証として物品に
付けたタグに書き込んだ固有情報の読み取り及び所有者
による暗証入力によって、識別(固有)情報を取得し、
取得した情報を管理システム側で両者を関連付けて予め
登録しておいた“物品固有情報・所有者識別情報”と照
合し、認証するというチェックを搬出時だけに行うよう
にしたことにより、保管中の物品に起きる可能性がある
盗難等の被害の発生が監視できる物品管理システムをよ
り簡単な構成のシステムとすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わる管理システムを適
用する駐車場の入口の装備を示す外観図である。
【図2】 本発明の実施形態に係わる管理システムを適
用する駐車場の出口の装備を示す外観図である。
【図3】 本発明の「実施形態1」に係わる駐車管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図4】 「実施形態1」の駐車管理システム運用時の
シーケンスの一例を示す。
【図5】 本発明の「実施形態2」に係わる駐車管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図6】 「実施形態2」の駐車管理システム運用時の
シーケンスの一例を示す。
【図7】 本発明の「実施形態3」に係わる駐車管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図8】 「実施形態3」の駐車管理システム運用時の
シーケンスの一例を示す。
【図9】 本発明の「実施形態4」に係わる駐車管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図10】 「実施形態4」の駐車管理システム運用時
のシーケンスの一例を示す。
【符号の説明】
10…管理装置、 11…登録DB(デ
ータベース)、12…制御部、 15
…カウンタ、20i…端末装置(入口側)、 2
0o…端末装置(出口側)、21…ICタグリーダ(1)、
22…ICタグリーダ(2)、24…制御部、
30…所有者ICタグ、40…自転
車ICタグ、 50…暗証入力装置、60i
…入口ゲート、 60o…出口ゲート、6
2…ロック機構、 70i…操作パネル
(入口側)、70o…操作パネル(出口側)、 72
…入金機、75…番号入力キー、 77…
非会員使用ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L T 19/00 19/00 H 19/07 R 19/10 Q (72)発明者 田中 新人 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号株式会 社田村電機製作所内 (72)発明者 平野 和弘 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号株式会 社田村電機製作所内 Fターム(参考) 3F022 MM08 MM35 5B035 AA13 AA14 BB09 BC00 BC01 CA23 5B058 CA15 KA02 KA33 KA37 YA20 5H180 AA20 BB12 BB15 EE10 KK05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートを通して収容場所に搬入した物品
    をゲートを通して搬出する設備における物品管理システ
    ムであって、物品に対して予め付された物品固有情報、
    物品の所有者に対して予め付された所有者識別情報それ
    ぞれをゲート通過時に取得する手段と、取得された物品
    固有情報と所有者識別情報を予め関連付けて登録してお
    いた物品固有情報・所有者識別情報と照合し一致するか
    否かをチェックする手段と、前記ゲートに設けた通過阻
    止手段と、前記チェック手段が搬入及び搬出時のチェッ
    クで一致するという判定をしたときに、前記通過阻止手
    段による阻止を解除する制御手段を備えたことを特徴と
    する物品管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された物品管理システム
    において、前記物品固有情報、所有者識別情報をそれぞ
    れのタグに書き込み、前記物品固有情報及び所有者識別
    情報を取得する手段をタグリーダとしたことを特徴とす
    る物品管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された物品管理シ
    ステムにおいて、所有者識別情報としての暗証の入力操
    作手段と、搬入時に取得された物品固有情報と入力され
    た暗証を関連付けて登録する手段と、搬出時に取得され
    た物品固有情報と入力された暗証を、関連付けて登録し
    ておいた物品固有情報・暗証と照合し一致するか否かを
    チェックする手段と、該チェック手段が一致するという
    判定をしたときに、前記通過阻止手段による阻止を解除
    する制御手段を備えたことを特徴とする物品管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    物品管理システムにおいて、所有者識別情報を登録して
    いない未登録の物品所有者の利用要求を受け付ける手段
    と、搬出時に利用料金を入金する手段と、受け付けた利
    用要求と利用料金の入金により検出される利用終了に基
    づいて未登録の物品所有者に割り当てられた収容場所の
    残容量を求め、未登録の物品所有者の利用の可否を判断
    する手段と、利用可と判断されたときに前記通過阻止手
    段による阻止を解除する制御手段を備えたことを特徴と
    する物品管理システム。
  5. 【請求項5】 収容場所に搬入した物品をゲートを通し
    て搬出する設備における物品管理システムであって、物
    品に対して予め付された物品固有情報を書き込んだタグ
    を読み取るタグリーダと、物品の所有者に対して予め付
    された所有者識別情報を示す暗証の入力操作手段と、前
    記タグリーダ及び暗証入力操作手段を通して取得された
    物品固有情報及び所有者識別情報を予め関連付けて登録
    しておいた物品固有情報・所有者識別情報と照合し一致
    するか否かをチェックする手段と、前記ゲートに設けた
    通過阻止手段と、前記チェック手段が一致するという判
    定をしたときに、前記通過阻止手段による阻止を解除す
    る制御手段を備えたことを特徴とする物品管理システ
    ム。
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