JP2007023668A - 貸金庫システム - Google Patents

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Hidetoshi Okino
秀俊 沖野
Masanori Fukuda
正則 福田
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Abstract

【課題】利用者を確実に特定記録できる貸金庫システムを提供する。
【解決手段】貸金庫番号が特定され、顧客の被格納物を格納する保護箱と、この保護箱の利用口となる保護箱利用口4とを備えた貸金庫システムにおいて、利用者により入力された認証カードと暗証番号が予め登録されているものと一致するか否かを判別する判別手段と、この判別手段による判別時に、保護箱利用口4周りにいる利用者を撮影するカメラ13と、このカメラ13により撮影された画像を、貸金庫番号を含む利用履歴情報と関連付けて記憶する記憶手段と、を備える貸金庫システムとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貸金庫システムに関するものである。
貸金庫システムの一例として、複数の顧客に対応してそれぞれ設けられ、各顧客が所有する被格納物を格納するための複数の保護箱と、各保護箱を収納するための収納部と、取り出し指示信号に基づいて開口し、返却指示信号に基づいて閉じる保護箱利用口と、保護箱を前記収納部と前記保護箱利用口との間で搬送する搬送手段と、各顧客が顧客確認情報を入力する操作部と、顧客確認情報の入力に基づき、搬送手段および保護箱利用口を制御する制御部と、前記保護箱利用口および操作部を収容し、顧客が保護箱に被格納物の出し入れを行うクーポンブースと、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記貸金庫システムにおいて利用履歴を残す方法としては、顧客がエンボスマークの実印された認証カードをカードリーダに挿入した際、プリンタにより感圧紙上にそのエンボスマークの物理的な記録を残す方法(例えば、特許文献2参照)や認証カードをスキャナで読み込み、感光紙に記録を残す方法等が挙げられる。
特開2001−20610号公報(図3) 特公平5−29755号公報
前記した従来の利用履歴の記録は、あくまで認証カードそのものに関するものであり、認証カードを使った利用者を特定する記録ではない。そのため、たとえば暗証番号さえ分かれば他人の認証カードを不正使用して貸金庫システムを利用することも可能であり、その際、その不正利用者を特定する記録は残らないということになる。勿論、不正利用者の特定のみでなく、正規な顧客が貸金庫システムを利用したという記録も残らないこととなる。
本発明はこのような課題を解決するために創案されたものであり、利用者を確実に特定記録できる貸金庫システムを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明は、貸金庫番号が特定され、顧客の被格納物を格納する保護箱と、この保護箱の利用口となる保護箱利用口とを備えた貸金庫システムにおいて、利用者により入力された認証許可情報が予め登録されている認証登録情報と一致するか否かを判別する判別手段と、この判別手段による判別時に、前記保護箱利用口周りにいる利用者を撮影する撮影手段と、この撮影手段により撮影された画像を、貸金庫番号を含む利用履歴情報と関連付けて記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする貸金庫システムとした。
この貸金庫システムによれば、貸金庫の利用履歴と利用時の利用者の画像とがリンクして保存されるため、利用履歴を呼び出すことでそのときの利用者を画像により容易に特定できる。
また、本発明は、前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像を、前記利用履歴情報に加えて、異常履歴情報と関連付けて記憶可能に構成されることを特徴とする貸金庫システムとした。
この貸金庫システムによれば、貸金庫の異常履歴と異常時の利用者の画像とがリンクして保存されるため、異常履歴を呼び出すことでそのときの利用者を画像により容易に特定できる。
本発明によれば、貸金庫の利用者を確実に特定記録できる。
図1は本発明が適用されるクーポンブース周りの外観斜視図である。顧客が利用するクーポンブース1には貸金庫室2が隣接しており、両者は仕切り壁9によって仕切られる。貸金庫室2内では、前記特許文献1にも記載されているように、各顧客の被格納物を格納した複数の保護箱(図示せず)が所定の収納部に収納されており、利用者の指示を受けることで、図示しない搬送装置により、その利用者の保護箱がクーポンブース1内に設置された操作装置3の保護箱利用口4まで搬送される。貸金庫室2は全面が耐攻撃材料の壁材と扉とで構成されており、破壊等によって中に入れない構造となっている。
操作装置3は、スライド開閉式のシャッタ4aを備えた保護箱利用口4と、タッチパネルによる入力方式の操作パネル5と、利用者の認証カードを読み込む挿入式のカードリーダ6とを備える。正規な利用者である場合、その利用者がカードリーダ6に認証カードを挿入し、操作パネル5により暗証番号を入力することで、保護箱が保護箱利用口4まで搬送され、シャッタ4aが開いて保護箱内の被格納物の出し入れが可能な状態となる。また、操作装置3には非常時用としての非常押しボタン7およびインターホン8が設置されている。
図2は本実施形態における貸金庫システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態の貸金庫システムは、メインコントローラ11と、このメインコントローラ11にLON(Local Operating Network)によりブース情報系コントローラ12を介して接続する前記操作パネル5、カードリーダ6と、メインコントローラ11にLAN(Local Area Network)により接続するカメラ13と、メインコントローラ11にLANにより接続する管理操作モニタ14とを備える。
カメラ13は請求項に記載の「撮影手段」に相当し、本実施形態では図1に示すように操作装置3に設置している。
管理操作モニタ14には通常時では「利用状況表示画面」が表示される。この「利用状況表示画面」には現在使用中の利用者に関する情報、具体的には貸金庫番号、氏名、利用時間、受付時に撮影された利用者の画像等が表示される。撮影画像が複数枚として設定されている場合には、画像が定期的に切り替わって表示される。過去に行った利用データを照会したい場合には、「利用履歴照会」という項目を選択し、所定の検索条件を入力し、結果を確認する。該当の利用データをクリックすると過去の利用時の画像が表示される。また、過去に発生した異常を照会したい場合には、「異常履歴照会」という項目を選択し、所定の検索条件を入力し、結果を確認する。該当の利用異常データをクリックすると異常発生時の画像が表示される。さらに、過去に撮影した画像データを照会したい場合には、「画像履歴照会」という項目を選択し、所定の検索条件を入力し、結果を確認する。該当のデータをクリックすると画像が表示される。
メインコントローラ11は請求項に記載の「判別手段」、「記憶手段」を構成する。利用者が図1に示したカードリーダ6に認証カードを挿入し、操作パネル5により暗証番号を入力すると、メインコントローラ11は、これらの入力された認証許可情報が予めメインコントローラ11に登録されている認証登録情報と一致するか否かを判別する。この判別時にカメラ13により撮影が行われる。撮影された画像は、利用履歴情報と関連付けされてメインコントローラ11に記憶される。メインコントローラ11はたとえば貸金庫室2(図1)内に設置される。
メインコントローラ11で作成される履歴ファイルは、図3に示すように、少なくとも、利用履歴ファイルF1と異常履歴ファイルF2と画像履歴ファイルF3と画像ファイルF4とを有しており、画像ファイルF4内の画像データは、利用履歴ファイルF1、異常履歴ファイルF2、画像履歴ファイルF3にそれぞれ関連付けされて保存される。具体的には、利用履歴ファイルF1、異常履歴ファイルF2、画像履歴ファイルF3のそれぞれに、画像データの画像ファイル名が保存される。
「利用履歴ファイルF1(利用履歴情報)」
利用履歴ファイルF1には、たとえば以下の項目に関するデータが保存される。
(1)「利用年月日」
利用者が受付操作を行った日付である。
(2)「利用時刻」
利用者が受付操作を行った時刻である。
(3)「貸金庫番号」
前記保護箱に割り振られた番号である。
(4)「氏名」
利用者の氏名である。
(5)「代理人コード」
本実施形態の貸金庫システムは、契約者本人の他に代理人の登録をしておくことで、同一の貸金庫を代理人も利用可能となっている。代理人コードは、契約者本人と各代理人とを識別する1桁の数値として表される。
(6)「カード世代」
カード世代とは、ある貸金庫に対するカード作成の履歴を指標する数値である。利用者に対してカードを再発行する場合は、カード世代の数値を1つ繰り上げてカードを作成する。たとえば、カード世代の数値が“1”であるカードを紛失した場合、再発行されたカードのカード世代は“2”となる。利用者の解約があった後、別の契約者が同じ貸金庫を利用する際にも、カード世代の繰り上がりは適用される。なお、カード世代の数値は小さい値(たとえば“0”)から順に使用され、最大値まで達したとき、次のカード発行時には再び最小値“0”が設定される。
(7)「入室最終ゲート・ブースアドレス」
入室最終ゲート・ブースアドレスとは、利用履歴ファイルF1にデータが書き込まれるときのゲート、クーポンブースの位置情報、言い換えれば利用者が最終的に利用していたゲート、クーポンブースのアドレスデータをいう。たとえば、認証許可情報が全て認証登録情報と一致し、暗証番号も一致した場合には、利用しているクーポンブースのアドレスデータが入室最終ゲート・ブースアドレスとなる。また、各ブース扉付きの複数のクーポンブースが併設され、その前にゲート付きの前室が存在し、各ブース扉やゲートでチェックを要するような場合において、前室のゲート或いはブース扉で取り扱い禁止のカードを挿入したり、暗証番号の入力ミス等があれば、その異常と判断された前室のゲート或いはブース扉のアドレスが入室最終ゲート・ブースアドレスとなる。つまり、利用者が最後にカードを挿入した場所のアドレスである。
(8)「利用ステータス」
貸金庫の利用状況に関するデータであり、たとえば、取り扱い禁止のカードが使用された場合や暗証番号の入力ミスがあった場合等の情報に関するデータが挙げられる。
(9)「画像有無」
画像の有無に関するデータである。画像を撮影しないモードにしていた場合には、画像無しとして保存されている。
(10)「画像ファイル名」
画像ファイル名はたとえば、
「[カメラID&年下2桁][月][日][時][撮影番号][IPアドレスの最下位アドレス].拡張子(jpg等)」で示される。
[カメラID&年下2桁]:“00”〜“ZZ”(0000〜1199の範囲を使用する)、36進法で計算した実数値の上2桁はカメラ13のカメラID(0〜11:ただし、1から使用する、0はカメラID12とする)、下2桁は年(1980年〜1999年は’80’〜 ’99’、2000年〜2079年は’00’〜 ’79’)
[月]:’1’(1月)〜’9’(9月)、’A’(10月)〜’C’(12月)
[日]:’1’(1日)〜’9’(9日)、’A’(10日)〜’V’(31日)
[時]:’0’(0時)〜’9’(9時)、’A’(10時)〜’N’(23時)
[撮影番号]:“001”(1番)〜“999”(999番)、“A00”(1000番)〜“Z99”(3599番)、最上位桁のみ36進法で100をかけた値+下2桁の値をとる。
[IPアドレスの最下位アドレス]:“001”〜“255”
IPアドレスの最下位アドレスをファイル名に入れておくことにより、複数のユニット(クーポンブース)が接続されてもファイル名が重複することは無い。
以上の利用履歴ファイルF1が請求項に記載の「利用履歴情報」に相当する。本発明において、「利用履歴情報」とは利用者が認証許可情報を入力した行為の履歴に関する情報であり、少なくとも貸金庫番号の情報を含むものをいう。管理操作モニタ14(図2)における管理性を考慮すると、「利用履歴情報」は、貸金庫番号に加えて、少なくとも利用年月日、利用時刻、利用者の氏名、撮影した画像の画像名(画像ファイル名)の各情報を含む態様が好ましい。
「異常履歴ファイルF2(異常履歴情報)」
異常履歴ファイルF2には、たとえば以下の項目に関するデータが保存される。
(1)「発生年月日」
異常が発生した日付である。
(2)「発生時刻」
異常が発生した時刻である。
(3)「異常メッセージ」
異常の内容を示す。
(4)「画像有無」
利用履歴ファイルF1に保存される「画像有無」と同一である。
(5)「画像ファイル名」
利用履歴ファイルF1に保存される「画像ファイル名」と同一である。
以上の異常履歴ファイルF2が請求項に記載の「異常履歴情報」に相当する。本発明において、「異常履歴情報」とは異常が発生したときに関する情報をいい、管理操作モニタ14(図2)における管理性を考慮すると、少なくとも異常発生の年月日、異常発生の時刻、撮影した画像の画像名(画像ファイル名)の各情報を含む態様が好ましい。
「異常」とはたとえば以下のような状態をいう。
(1)指定の認証カード以外のものが使用された。
(2)認証カードが3回連続して使用ミス(挿入ミス)された。
(3)未契約の貸金庫の認証カードが使用された。
(4)予約登録中の貸金庫の認証カードが使用された。
(5)取扱禁止登録されている認証カードが使用された。
(6)支払期日を過ぎている認証カードが使用された。
(7)支払期日まで30日をきっている認証カードが使用された。
(8)カード世代の違う認証カードが使用された。
(9)カード世代の違うマスターカードが使用された。
(10)クーポンブースが複数ある場合で、他の代理人または本人が別のクーポンブースで当の貸金庫を利用している。
(11)暗証番号が3回連続して入力ミスされた。
(12)認証カードを使用(挿入)してから暗証番号を入力するまでの間に利用の取消がなされた。
「画像履歴ファイルF3(画像履歴情報)」
画像履歴ファイルF3には、たとえば以下の項目に関するデータが保存される。
(1)「画像ファイル名」
利用履歴ファイルF1に保存される「画像ファイル名」と同一である。
(2)「撮影年月日」
撮影した日付である。
(3)「撮影時刻」
撮影した時刻である。
(4)「貸金庫番号」
利用履歴ファイルF1に保存される「貸金庫番号」と同一である。
(5)「代理人コード」
利用履歴ファイルF1に保存される「代理人コード」と同一である。
(6)「カード世代」
利用履歴ファイルF1に保存される「カード世代」と同一である。
(7)「処理種別」
カード処理時(使用時)の内容であり、以下の各内容を組み合わせて区分する。
正常使用、カードエラー、取扱禁止、暗証エラー、該当なし、利用中、取消、マスター受付、データなし、IDエラー、銀行支店コードエラー、有効性チェックエラー(フォーマットチェックエラー)等
(8)「画像ファイルサイズ」
(9)「カメラID」
(10)「IPアドレスの最下位アドレス」
[IP]:“001”〜“255”
(11)「画像保存の可否」
以上の画像履歴ファイルF3が「画像履歴情報」に相当する。本発明において、「画像履歴情報」とは少なくとも画像名(画像ファイル名)および処理種別情報を含むものをいうが、管理操作モニタ14(図2)における管理性を考慮すると、画像名(画像ファイル名)および処理種別情報に加えて、少なくとも撮影年月日、撮影時刻、カメラIDの各情報を含む態様が好ましい。
「画像ファイルF4(画像)」
画像ファイルF4には、画像データがあり、詳細情報「撮影年月日時分秒、貸金庫番号、代理人コード、利用/異常内容、カメラID、IPアドレスの最下位アドレス」も書き込まれている。
次に、本実施形態におけるカメラ13(図1)の撮影のタイミングについて説明する。前記したように、利用者が図1に示したカードリーダ6に認証カードを挿入し、操作パネル5により暗証番号を入力すると、図2のメインコントローラ11は、これらの入力された認証許可情報と予め登録されている認証登録情報とが一致するか否かを判別する。これらの一連の動作時において、認証許可情報と認証登録情報とが不一致となった時点および全て一致した時点で所定枚数の撮影が行われる。
以下に撮影のタイミングをチェック順に示す。なお、以下では画像履歴ファイルF3の記録のみ記しているが、利用履歴ファイルF1と異常履歴ファイルF2も画像ファイルF4の画像データとリンクして記録されている。
(1)挿入された認証カードが読み取り不可と判断された場合、画像履歴ファイルF3の処理種別のデータとして「カードエラー」と「データなし」が記録され、撮影される。
(2)挿入された認証カードのIDコードが違うと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「カードエラー」と「IDエラー」が記録され、撮影される。
(3)挿入された認証カードの銀行支店コードが違うと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「カードエラー」と「銀行支店コードエラー」が記録され、撮影される。
(4)挿入された認証カードの有効性コードやその他のカードフォーマットが違うと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「カードエラー」と「有効性チェックエラー(フォーマットチェックエラー)」が記録され、撮影される。
(5)貸金庫番号が存在しないと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「該当なし」が記録され、撮影される。
(6)貸金庫番号は正常であるが、代理人コードが不正と判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「該当なし」が記録され、撮影される。
(7)未契約の認証カードと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(8)予約中の認証カードと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(9)カード世代が違うと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(10)取扱禁止の認証カードと判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(11)貸金庫の賃貸料金を支払う支払期日がオーバーしていると判断された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(12)前室のゲートでカードの認証が必要な場合等、他の関連チェック場所で認証カードが使用されずに図1の操作装置3のカードリーダ6に認証カードが挿入された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「利用中」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(13)クーポンブースに入退室用のゲート扉がある場合において、通過したゲート扉のクーポンブースではなく、別のクーポンブースの操作装置3のカードリーダ6に認証カードが挿入された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「利用中」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(14)暗証番号が3回連続して入力ミスされた場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「暗証エラー」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(15)認証カードを挿入してから暗証番号を入力するまでの間に強制完了が行われ、その後正常に暗証番号が入力された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取扱禁止」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(16)暗証番号の入力待ちの状態で、取消ボタンを押すか、或いは30秒間入力しなかった場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「取消」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
(17)マスターカードが挿入された場合、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「マスター受付」、貸金庫番号、代理人コードが記録され、撮影される。なおカード世代は記録されない。
以上の(1)〜(17)が認証許可情報と認証登録情報とが不一致となった時点での撮影である。これら(1)〜(17)のチェックが全て一致し、暗証番号も一致した場合には、画像履歴ファイルF3に、前記処理種別のデータとして「正常利用」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される。
以上のように、利用者により入力された認証許可情報(暗証番号、認証カード)が予め登録されている認証登録情報と一致するか否かを判別する判別手段(メインコントローラ11)と、この判別手段による判別時に、保護箱利用口周りにいる利用者を撮影する撮影手段(カメラ13)と、この撮影手段により撮影された画像(画像ファイルF4)を、貸金庫番号を含む利用履歴情報(利用履歴ファイルF1)と関連付けて記憶する記憶手段(メインコントローラ11)と、を備える貸金庫システムとすれば、貸金庫の利用履歴と利用時の利用者の画像とがリンクして保存されるため、利用履歴を呼び出すことでそのときの利用者を画像により容易に特定できる。
また、記憶手段として、撮影手段により撮影された画像(画像ファイルF4)を、利用履歴情報(利用履歴ファイルF1)に加えて、異常履歴情報(異常履歴ファイルF2)と関連付けて記憶させる構成とすれば、貸金庫の異常履歴と異常時の利用者の画像とがリンクして保存されるため、異常履歴を呼び出すことでそのときの利用者を画像により容易に特定できる。さらに、本実施形態のように、画像(画像ファイルF4)を画像履歴情報(画像履歴ファイルF3)とも関連付けて記憶すれば、過去に撮影した画像の履歴とそのときの利用者の画像とがリンクして保存されるため、画像履歴を呼び出すことでそのときの利用者を画像により容易に特定でき、貸金庫システムの管理性が向上する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。利用者の画像を予め登録しておけば、この予め登録した画像と利用時に撮影された画像とを比較することにより、利用者の特定が容易となるものである。たとえば、利用履歴情報、異常履歴情報、画像履歴情報を管理操作モニタ14に表示して、その情報とリンクする利用時の撮影画像を表示させた際、予め登録した画像も並べて表示させれば便宜性が向上する。
また、クーポンブース1内だけでなく、ゲート等の他の関連チェック場所で利用者の撮影を行うことも可能である。クーポンブース1内で撮影された画像と、他の関連チェック場所で撮影された画像とをリンクして保存することにより、利用者の厳密な特定記録が可能となる。その場合の撮影タイミングは基本的にクーポンブース1でのそれと同様であるが、他の撮影タイミングとしては、「ゲートで既に認証カードが認証されて通過しているにもかかわらず、利用者が再度ゲートに認証カードを挿入した場合、画像履歴ファイルF3に、処理種別のデータとして「利用中」、貸金庫番号、代理人コード、カード世代が記録され、撮影される」等が挙げられる。
さらに、カメラ13による利用者の映像を管理操作モニタ14でライブ映像として表示させることも可能である。管理操作モニタ14には、前記したように通常時では「利用状況表示画面」が表示されているが、その場合、切り替えメニューを選択することによりライブ映像に切り替えるようにすればよい。このように利用者の映像を管理操作モニタ14にライブ映像として表示させれば、たとえば非常押しボタン7が押されたときやインターホン8での連絡がきたとき、管理者はそのライブ映像を見ることで状況を素早く把握でき、迅速な対応をとれる。
また、説明した実施形態は、利用者の入力する認証許可情報を認証カードおよび暗証番号とした場合であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、利用者の指紋、掌、静脈パターン、顔、虹彩、角膜、DNAパターンなどの生体情報による認証、またはこれらの組み合わせを認証許可情報としてもよい。
本発明が適用されるクーポンブース周りの外観斜視図である。 貸金庫システムの構成例を示すブロック図である。 メインコントローラで作成される履歴ファイルを示す。
符号の説明
1 クーポンブース
2 貸金庫室
3 操作装置
4 保護箱利用口
5 操作パネル
6 カードリーダ
11 メインコントローラ(判別手段、記憶手段)
13 カメラ(撮影手段)

Claims (2)

  1. 貸金庫番号が特定され、顧客の被格納物を格納する保護箱と、この保護箱の利用口となる保護箱利用口とを備えた貸金庫システムにおいて、
    利用者により入力された認証許可情報が予め登録されている認証登録情報と一致するか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段による判別時に、前記保護箱利用口周りにいる利用者を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により撮影された画像を、貸金庫番号を含む利用履歴情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする貸金庫システム。
  2. 前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像を、前記利用履歴情報に加えて、異常履歴情報と関連付けて記憶可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の貸金庫システム。
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