JP2003184371A - 金庫施解錠システム - Google Patents

金庫施解錠システム

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JP2003184371A
JP2003184371A JP2001384825A JP2001384825A JP2003184371A JP 2003184371 A JP2003184371 A JP 2003184371A JP 2001384825 A JP2001384825 A JP 2001384825A JP 2001384825 A JP2001384825 A JP 2001384825A JP 2003184371 A JP2003184371 A JP 2003184371A
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Takamaro Toyooka
隆麿 豊岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの更新等のメンテナンスに必要となる
労力を大幅に低減すること。 【解決手段】 開閉部2を閉塞することで外部からの侵
入を不可とする収納部5を有するとともに、前記開閉部
を解放不能に施錠する施錠手段25と、解錠操作者或い
は施錠操作者を特定可能な操作者特定情報並びに該解錠
操作者或いは施錠操作者が本人であることを確認可能な
本人確認情報とを受付け、該受付けた前記各情報を通信
手段9を介して外部の管理装置30に送信し、該外部の
管理装置30から返信されてくる解錠許諾或いは施錠許
諾に基づいて前記施錠手段25の施解錠の制御を行う制
御手段20と、を備える金庫端末1と、該金庫端末1と
データ通信可能に接続され、前記金庫端末1から送信さ
れてくる操作者特定情報並びに本人確認情報とに基づ
き、操作者が予め施解錠が許諾された登録操作者本人で
あるかを判定し、該判定において登録操作者本人である
と判定した場合において前記金庫端末1に解錠許諾或い
は施錠許諾を送信する管理装置30と、から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遠隔にて解錠操
作者或いは施錠操作者が本人であるか否かを確認して金
庫の施解錠を実施することのできる金庫施解錠システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の進歩に伴い、金庫の施
解錠においてもこれら電子技術を用いた電子金庫が多く
利用されるようになってきている。
【0003】これら電子金庫にあっては、従来の鍵に代
えて、暗証番号等の特定の秘匿情報を用い、予め登録さ
れている暗証番号等のデータと照合し、照合が一致した
場合において解錠がなされるものが主流とされている。
【0004】しかしながら、近年においては、前記暗証
番号等の特定の秘匿情報のみでは、例えば、ガソリンス
タンドやコンビニエンスストア等の比較的アルバイト等
の従業員の多い店舗において、これら秘匿情報の漏洩等
に伴うセキュリティの低下が問題視されるようになって
きており、より高いセキュリティを得るとともに、誰が
施解錠を実施したかを把握できるようにするために、金
庫により高度な処理を可能とするためのマイコン等を搭
載し、施解錠操作に際し、従業員番号等の個々の従業員
を特定可能な情報を受け付けて、各従業員毎に個別の認
証を実施することがなされてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、各従業員
毎に個別の認証を実施することは、より高いセキュリテ
ィを得られるようになることから好ましいが、これら各
従業員毎に個別の認証を実施するために、データの更新
等のメンテナンスが必要となり、前記ガソリンスタンド
やコンビニエンスストア等のチェーン店が多数存在する
場合には、これら多数の店舗毎に、前記データの更新等
のメンテナンスを実施する必要があり、これらメンテナ
ンス等に必要となる労力が膨大なものとなってしまうと
いう問題があった。
【0006】また、これら個々の店舗に設置された各金
庫毎に独立して認証を実施する場合には、施解錠の状況
を本部等において必ずしも正確に把握できない場合があ
るという問題もあった。
【0007】よって、本発明は前記問題点に着目してな
されたもので、前記データの更新等のメンテナンスに必
要となる労力を大幅に低減できるとともに、金庫の施解
錠を正確に把握することのできる金庫施解錠システムを
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の金庫施解錠システムは、開閉部を閉塞
することで外部からの侵入を不可とする収納部を有する
とともに、前記開閉部を解放不能に施錠する施錠手段
と、解錠操作者或いは施錠操作者を特定可能な操作者特
定情報並びに該解錠操作者或いは施錠操作者が本人であ
ることを確認可能な本人確認情報とを受付け、該受付け
た前記各情報を通信手段を介して外部の管理装置に送信
し、該外部の管理装置から返信されてくる解錠許諾或い
は施錠許諾に基づいて前記施錠手段の施解錠の制御を行
う制御手段と、を備える金庫端末と、該金庫端末とデー
タ通信可能に接続され、前記金庫端末から送信されてく
る操作者特定情報並びに本人確認情報とに基づき、操作
者が予め施解錠が許諾された登録操作者本人であるかを
判定し、該判定において登録操作者本人であると判定し
た場合において前記金庫端末に解錠許諾或いは施錠許諾
を送信する管理装置と、から成ることを特徴としてい
る。この特徴によれば、前記金庫端末の施解錠が前記管
理装置にて一元的に管理されるようになり、これら施解
錠を許諾するためのデータ更新等のメンテナンスを前記
管理装置にてのみ実施すれば良く、データの更新等のメ
ンテナンスに必要となる労力を大幅に低減できるととも
に、前記管理装置からの解錠許諾或いは施錠許諾がない
と、前記金庫端末の解錠或いは施錠がなされないことか
ら、金庫の施解錠を正確に把握することもできる。
【0009】本発明の金庫施解錠システムは、前記金庫
端末は、少なくとも解錠しようとする解錠操作者の画像
を撮像するための撮像手段を具備し、該撮像手段にて撮
像された解錠者の画像を前記操作者特定情報並びに本人
確認情報とともに前記管理装置に送信することが好まし
い。このようにすれば、少なくとも解錠しようとする解
錠操作者の様子や、解錠操作者以外の人間、例えば不審
者の有無等を、施解錠の許諾に際して事前に確認するこ
とができる。
【0010】本発明の金庫施解錠システムは、前記管理
装置には、前記操作者特定情報に対応付けて該操作者本
人の顔写真データが予め登録されているとともに、前記
金庫端末から送信されてきた解錠者の画像と前記送信さ
れてきた操作者特定情報にて特定される操作者本人の顔
写真とを比較して本人確認を行うための本人確認画像手
段を備えることが好ましい。このようにすれば、パスワ
ード等の本人確認情報とともに、操作者本人の顔写真デ
ータによる本人確認を実施することで、より高いセキュ
リティ性を得ることができる。
【0011】本発明の金庫施解錠システムは、前記収納
部内には、前記開閉部が解放された際の画像を撮像する
ための解放時撮像手段を備え、前記制御手段は、該解放
時撮像手段の撮影画像を前記管理装置に送信することが
好ましい。このようにすれば、前記解錠操作による認証
後において、例えば解錠操作者以外の不審者が前記収納
部内に侵入しようとした場合に、これら不審者による侵
入の有無を画像にて確認できる。
【0012】本発明の金庫施解錠システムは、前記解放
時撮像手段による撮影画像を記憶するための不揮発性メ
モリを備えることが好ましい。このようにすれば、前記
通信手段に不具合があっても、前記解放時撮像手段によ
る撮影画像が前記不揮発性メモリに記憶され、該撮影画
像を再生して確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1は、本実施例の金庫施解錠システムの構
成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施例の金
庫施解錠システムに用いた金庫端末を示す外観斜視図で
あり、図3は、本実施例の金庫施解錠システムに用いた
金庫端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施例の金庫施解錠システムに用いた管理装置の構成を示
すブロック図である。
【0014】尚、以下に示す本実施例では、本発明の金
庫施解錠システムをガソリンスタンドに用いた例を示す
が、本発明はこれに限定されるものではなく、コンビニ
エンスストア等のその他の店舗或いは、警備会社がクラ
イアントの依頼を受けて各種店舗の金庫端末を管理する
ような場合においても本発明を適用可能なことは言うま
でもない。
【0015】まず、本実施例の金庫施解錠システムは、
図1に示すように、各支店a〜cのガソリンスタンドに
設置された金庫端末1と、これら金庫端末1に通信回線
9を通じてデータ通信可能に接続され、本社に設置され
た管理装置としての管理コンピュータ30とから構成さ
れている。
【0016】まず、本実施例の金庫施解錠システムを構
成する前記金庫端末1について、図2並びに図3に基づ
き説明すると、本実施例用いた金庫端末1は、図2に示
すような外観とされており、主に、その前面に開閉扉2
を有する耐火性の金庫本体3と、該金庫本体3の上面に
設けられ、該金庫端末1の制御を実施するとともに、前
記管理コンピュータ30に前記通信回線9を介して接続
された制御ボックス6とから構成されている。
【0017】本実施例の金庫本体3には、従来より使用
されている通常の耐火金庫を使用でき、前記開閉扉2の
前面には、開閉用ハンドル4が設けられていて、解錠後
に該開閉用ハンドル4を回動させることで、該開閉扉2
を解放できるようになっている。
【0018】また、金庫本体3は、収納物を保管するた
めの収納部5を有するとともに、前記開閉扉2が閉じら
れた際に該開閉扉2を施錠するための施錠ユニット25
が側壁内部に設けられており、前記管理コンピュータ3
0から送信される解錠指示に基づいて制御ボックス6が
施錠ユニット25内部のソレノイド(図示略)を付勢す
ることで、前記開閉扉2の施解錠が実施されるようにな
っている。
【0019】また、前記収納部5の上部位置には、図2
に示すように、前記開閉扉2が解放された際の画像を撮
像するための解放時撮像手段としての内部カメラ10が
設けられており、該内部カメラ10の画像が、前記制御
ボックス6の側面のカード装着口11から挿入されたメ
モリカード26に記憶されるとともに、前記管理コンピ
ュータ30に送信されるようになっている。
【0020】また、金庫本体3の上面に設けられている
前記制御ボックス6の上面は、入力操作をし易くするた
めに前面方向に傾斜されているとともに、タッチパネル
画面7が配置されていて、施解錠操作者が、該タッチパ
ネル画面7の表示案内に従って操作者特定情報としての
社員番号と、本人確認情報であるパスワードとをタッチ
パネル画面7から入力するようになっている。
【0021】また、該制御ボックス6の後方位置には、
施解錠操作者の画像を撮像するための撮像手段としての
外部カメラ8が設けられており、該外部カメラ8は、図
3に示すように、前記制御ボックス6内部に設けられて
いるマイコン基板20に接続されていて、該外部カメラ
8にて撮影された施解錠操作者の画像が、前記制御ボッ
クス6を介して前記管理コンピュータ30に送信される
ようになっている。
【0022】また、該制御ボックス6の側面には、前記
メモリカード26を装着するためのカード装着口11が
設けられており、本実施例では、これらメモリカード2
6として不揮発性のフラッシュメモリカードを使用して
いて、前記内部カメラ10にて撮影された開閉扉2の解
放時の画像を、何らかの理由で電気による付勢が無くな
っても、該画像データが保存されるようになっている。
【0023】これら外部カメラ8や内部カメラ10並び
に施錠ユニット25が接続されている制御ボックス6の
内部には、図3に示すように、制御プログラムを実行す
るCPUや、該CPUが実施する制御プログラムが読み
出し可能に記憶されたROMや、前記CPUが各種の処
理に使用するためのRAM等が設けられたマイコン基板
20が設けられているとともに、前記タッチパネル画面
7を構成する表示パネル21と入力パネル22の動作制
御を行うタッチパネルドライバ23や、前記管理コンピ
ュータ30とのデータ通信を行うための通信部24が、
図3に示すように、前記マイコン基板20に接続されて
いて、該マイコン基板20により金庫端末1の各種動作
が制御されるようになっている。
【0024】次いで、本実施例の金庫施解錠システムを
構成する管理コンピュータ30について図4に基づき説
明すると、本実施例の管理コンピュータ30は、コンピ
ュータ内部にてデータの送受を行うデータバス51に、
前記金庫端末1から送信されてくる社員番号並びにパス
ワードの照合処理や、該社員番号にて特定される社員の
写真並びに前記外部カメラ8からの画像データの表示処
理や、施解錠履歴の登録処理等の各種処理を実施するC
PU52、ワークメモリ等として使用されるRAM5
3、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC54、磁
気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置55、キ
ーボードやマウス等の入力装置56、前記社員番号にて
特定される社員の写真と前記外部カメラ8からの画像デ
ータ等が表示される本人確認画像手段を構成する表示装
置31、前記金庫端末1の制御ボックス6とのデータ通
信を行う通信部59が接続された通常のコンピュータで
ある。
【0025】また、前記記憶装置55には、図5に示す
ように、各従業員の社員番号に対応付けて、所属する店
舗コードや氏名、役職区分、パスワード並びに本人の写
真画像ファイル名とが登録されている従業員データベー
ス(DB)が記憶されているとともに、図7に示す施解
錠履歴画面に示すように、各金庫端末1毎の施解錠履歴
が登録されている施解錠履歴データベース(DB)が記
憶されている。
【0026】以下、本実施例の金庫施解錠システムにお
ける施解錠処理の流れについて説明すると、まず、解錠
操作者が前記金庫端末1から現金等を取り出したい場合
には、前記タッチパネル画面7から自分の社員番号とパ
スワードとを入力した後、「解錠」の項目を選択する。
【0027】該「解錠」の項目選択に基づき、前記マイ
コン基板20は、前記外部カメラ8からの画像データ
(本実施例では該外部カメラ8から圧縮済みの画像デー
タが出力される)を入手し、前記管理コンピュータ30
に対し、前記入力された社員番号とパスワードと外部カ
メラ8からの画像データとを、自己の金庫端末1に予め
付与されている金庫端末IDとともに送信する。
【0028】該送信を受信した管理コンピュータ30
は、受信した社員番号から前記従業員データベース(D
B)に該社員番号の登録が有るか否かを検索するととも
に、該検索において一致する社員番号が存在する場合に
おいて、該社員番号に対応して登録されているパスワー
ドを読み出し、前記受信したパスワードと比較して、該
比較が一致した場合において、該社員番号に対応して登
録されている本人写真ファイルと氏名とを読み出して、
図6に示すような解錠要求画面を前記表示装置31に表
示する。
【0029】この本実施例の解錠要求画面には、送信元
である金庫端末1の支店コードとともに、前記従業員デ
ータベース(DB)から読み出された氏名並びに本人の
写真画像と、前記パスワードの照合結果と、前記金庫端
末から送信されてきた外部カメラ8の画像が表示される
ようになっており、該管理コンピュータ30のオペレー
タが、該解錠操作者が本人であるかを前記両画像を比較
することで容易に判定することができるとともに、解錠
操作者以外に不審者(脅迫者)等がいないかを確認でき
るようになっている。
【0030】この画像による判定において解錠操作者が
本人であり、問題ないと確認できた場合には、管理コン
ピュータ30のオペレータは、解錠要求画面の下部位置
に設けられている「解錠許諾」の操作メニューを選択操
作することで、前記金庫端末1に対して解錠指示が返信
されて、該解錠指示の受信により前記マイコン基板20
が前記施錠ユニット25のソレノイドを付勢して解錠す
る。
【0031】この解錠の実施に伴い、前記マイコン基板
20は、前記タッチパネル画面7上に解錠された旨のメ
ッセージを表示することで、解錠操作者は解錠が正常に
為されたことが報知され、解錠操作者は前記開閉用ハン
ドル4を回動して開閉扉2を解放する。
【0032】この開閉扉2の解放は、前記施錠ユニット
25により検知されて、該解放信号が前記マイコン基板
20へ出力される。この解放信号の入力に伴ってマイコ
ン基板20は、前記内部カメラ10からの画像を入手し
て前記メモリカード26に記録するとともに、該入手画
像を前記管理コンピュータ30へ送信する。
【0033】このように、内部カメラ10からの画像を
不揮発性メモリであるフラッシュメモリを搭載したメモ
リカード26に記録しておくことは、前記管理コンピュ
ータ30への通信に何らかの不具合がある場合等におい
て、これら内部カメラ10からの画像がメモリカード2
6に保存されるようになるとともに、仮に、窃盗者が開
閉扉2の解放後に制御ボックス6を破損しても、前記メ
モリカード26に記録された画像は保持されることか
ら、これら画像を証拠写真として保存できるようになる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0034】これら金庫端末1から送信された内部カメ
ラ10の画像は、前記外部カメラ8の画像に代えて前記
表示装置31の解錠要求画面に表示されるようになって
おり、これら内部カメラ10により撮影された画像に、
前記解錠操作者以外の人物が写っていたり、異常が認め
られる場合には、管理コンピュータ30のオペレータ
は、前記解錠要求画面の下部に設けられている「警報発
報」を選択操作することで、警察或いは警備会社への通
報が自動的になされるとともに、店舗に設置されている
警報装置が作動するようになっている。
【0035】尚、本実施例においては、前記解錠要求画
面の下部に該金庫端末1の施解錠の履歴を容易に確認で
きるようにするために、「履歴確認」の選択項目を設け
ており、該「履歴確認」の選択項目を選択操作すること
で、該金庫端末1のその日の施解錠履歴が図7に示すよ
うに表示されるようになっている。
【0036】これら解錠による現金の取出が終了した場
合には、解錠操作者は、前記開閉扉2を閉じて開閉用ハ
ンドル4を元の位置に戻した後、前記タッチパネル画面
7に表示されている「施錠」の項目を選択することで、
前記マイコン基板20により前記施錠ユニット25のソ
レノイドの付勢が停止されて開閉扉2が施錠されるよう
になっていて、該施錠が正常に実施された際にマイコン
基板20は、前記管理コンピュータ30に対し、施錠完
了を通知するようになっており、これら解錠の時刻と施
錠の時刻とが前記施解錠履歴データベース(DB)に登
録されるようになっている。
【0037】以上、本発明の金庫施解錠システムとすれ
ば、前記金庫端末1の施解錠が前記管理コンピュータ3
0にて許諾されるようになり、これら許諾に必要なデー
タの更新等が、該管理コンピュータ30に記憶されてい
る前記従業員データベースを更新するのみで良く、これ
らデータの更新等のメンテナンスに必要となる労力を大
幅に低減できるとともに、管理コンピュータ30からの
解錠指示が無ければ解錠が実施されないことから、前記
各支店に設置されている全ての金庫端末1の施解錠を正
確に把握することができるようになる。
【0038】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0039】例えば、前記実施例では、前記表示装置3
1に本人の写真と前記外部カメラ8の画像とを表示し、
オペレータがこれらの画像を比較することで本人確認画
像手段を形成しているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これらの画像による本人認証を、前記管理
コンピュータ30に顔の画像の一致度による本人認証プ
ログラムを搭載して、該管理コンピュータ30にて自動
的に顔画像による本人認証を実施するようにしても良
い。
【0040】また、前記実施例では、外部カメラ8の画
像を管理コンピュータ30に送信し、該外部カメラ8の
画像による認証を実施しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、前記パスワードによる認証のみ実
施する構成としても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記金庫端末の施解錠
が前記管理装置にて一元的に管理されるようになり、こ
れら施解錠を許諾するためのデータ更新等のメンテナン
スを前記管理装置にてのみ実施すれば良く、データの更
新等のメンテナンスに必要となる労力を大幅に低減でき
るとともに、前記管理装置からの解錠許諾或いは施錠許
諾がないと、前記金庫端末の解錠或いは施錠がなされな
いことから、金庫の施解錠を正確に把握することもでき
る。
【0042】(b)請求項2の発明によれば、少なくと
も解錠しようとする解錠操作者の様子や、解錠操作者以
外の人間、例えば不審者の有無等を、施解錠の許諾に際
して事前に確認することができる。
【0043】(c)請求項3の発明によれば、パスワー
ド等の本人確認情報とともに、操作者本人の顔写真デー
タによる本人確認を実施することで、より高いセキュリ
ティ性を得ることができる。
【0044】(d)請求項4の発明によれば、前記解錠
操作による認証後において、例えば解錠操作者以外の不
審者が前記収納部内に侵入しようとした場合に、これら
不審者による侵入の有無を画像にて確認できる。
【0045】(e)請求項5の発明によれば、前記通信
手段に不具合があっても、前記解放時撮像手段による撮
影画像が前記不揮発性メモリに記憶され、該撮影画像を
再生して確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における金庫施解錠システムの
構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の実施例における金庫施解錠システムに
用いた金庫端末を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例における金庫施解錠システムに
用いた金庫端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例における金庫施解錠システムに
用いた管理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に用いた授業員データベースの
構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例の解錠要求画面を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例の解錠履歴画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 金庫端末 2 開閉扉 3 金庫本体 4 開閉用ハンドル 5 収納部 6 制御ボックス 7 タッチパネル画面 8 外部カメラ 9 通信回線 10 内部カメラ 11 カード装着口 20 マイコン基板 21 表示パネル 22 入力パネル 23 タッチパネルドライバ 24 通信部 25 施錠ユニット 26 メモリカード 30 管理コンピュータ 31 表示装置 51 データバス 52 CPU 53 RAM 54 リアルタイムクロック(RTC) 55 記憶装置 56 入力装置 59 通信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部を閉塞することで外部からの侵入
    を不可とする収納部を有するとともに、前記開閉部を解
    放不能に施錠する施錠手段と、解錠操作者或いは施錠操
    作者を特定可能な操作者特定情報並びに該解錠操作者或
    いは施錠操作者が本人であることを確認可能な本人確認
    情報とを受付け、該受付けた前記各情報を通信手段を介
    して外部の管理装置に送信し、該外部の管理装置から返
    信されてくる解錠許諾或いは施錠許諾に基づいて前記施
    錠手段の施解錠の制御を行う制御手段と、を備える金庫
    端末と、該金庫端末とデータ通信可能に接続され、前記
    金庫端末から送信されてくる操作者特定情報並びに本人
    確認情報とに基づき、操作者が予め施解錠が許諾された
    登録操作者本人であるかを判定し、該判定において登録
    操作者本人であると判定した場合において前記金庫端末
    に解錠許諾或いは施錠許諾を送信する管理装置と、から
    成ることを特徴とする金庫施解錠システム。
  2. 【請求項2】 前記金庫端末は、少なくとも解錠しよう
    とする解錠操作者の画像を撮像するための撮像手段を具
    備し、該撮像手段にて撮像された解錠者の画像を前記操
    作者特定情報並びに本人確認情報とともに前記管理装置
    に送信する請求項1に記載の金庫施解錠システム。
  3. 【請求項3】 前記管理装置には、前記操作者特定情報
    に対応付けて該操作者本人の顔写真データが予め登録さ
    れているとともに、前記金庫端末から送信されてきた解
    錠者の画像と前記送信されてきた操作者特定情報にて特
    定される操作者本人の顔写真とを比較して本人確認を行
    うための本人確認画像手段を備える請求項1または2に
    記載の金庫施解錠システム。
  4. 【請求項4】 前記収納部内には、前記開閉部が解放さ
    れた際の画像を撮像するための解放時撮像手段を備え、
    前記制御手段は、該解放時撮像手段の撮影画像を前記管
    理装置に送信する請求項1〜3のいずれかに記載の金庫
    施解錠システム。
  5. 【請求項5】 前記解放時撮像手段による撮影画像を記
    憶するための不揮発性メモリを備える請求項4に記載の
    金庫施解錠システム。
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