JP2006154932A - 駐輪場システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 省力化に寄与し、駐輪場の営業時間を延長しても人件費が増加せず、24時間いつでも入出場可能な状況下においても、盗難事件、青少年の非行化を防ぎ、不正利用及び盗難の防止に多大な効果を発揮するだけでなく、駐輪場の使用料の支払方法などを容易かつ迅速にし、さらには、遠隔集中管理をも可能とする駐輪場システムを提供する。
【解決手段】 駐輪場運用コンピュータ2と、車体情報読取装置3a、第一の利用者情報読取装置3b、第二の利用者情報読取装置4aのそれぞれが相互に通信可能とされ、かつ駐輪場運用コンピュータ2と精算機3とがネットワーク8を介して相互に通信可能とされ、駐輪場運用コンピュータ2は、利用者判定処理部と、車用ゲート開閉制御部と、利用者特定処理部と、利用者専用ゲート開閉制御部と、駐輪場利用者情報データベースとを備えている駐輪場システム1などにより課題を達成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉により、駐輪場の利用者及び駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場を管理する駐輪場システムに関する。
従来、駐輪場の入出場の管理は、手書きによる顧客情報に基づいて管理者が目視して確認するという有人対応が多かった。
また、特許文献1には、駐輪場の出口には回転扉と出口用開閉扉が備えられ、利用者だけなら回転扉から自由に退場することができるものの、正規のプリペイドカード等を自動料金徴収機にセットしなければ、出口用開閉扉が開かないため、自転車等を持ち出すことができず、駐輪場の入口には入口用開閉扉が備えられ、自転車等を入口から不正に持ち出そうとしても、超音波センサがこの利用者を検知し、入口用開閉扉が自動的に閉まる駐輪場用自動扉が開示されている。
特開平9−105117号公報
しかしながら、管理人を日中常駐させ、目視確認によって入出場の管理を行うシステムでは、利用者のニーズに伴い、駐輪場の営業時間を延長すればする程、人件費も増大することになり、駐輪場の経営を圧迫するという問題がある。特に、24時間入出場が可能である駐輪場では、深夜まで管理人を常駐させれば人件費が膨大となるため、通常、深夜帯には管理人を配置しないことから、誰でも入出場が可能となって、駐輪場内における自転車及び二輪車の盗難事件が発生し易くなるだけでなく、駐輪場内が青少年の溜まり場となって、青少年の非行化を助長することになるという問題もある。
ここで、予めデータが入力された利用者カード又はRFIDを利用して駐輪場の入出場を管理すれば、利用者や自転車又は二輪車の自動認識が可能になるが、複数台の自転車又は二輪車の出場や他人の自転車又は二輪車の出場を防止することができないという問題がある。
また、予めデータが入力された利用者カード又はRFIDを利用して駐輪場の入出場を管理しても、顧客データベースとの連携が確立されていないため、駐輪場の使用料の決済に関しては有人対応のままであるという問題もある。
さらに、従来の駐輪場におけるセキュリティチェックは入場のみで、出場の際はセキュリティチェックをしないため、駐輪場から自転車又は二輪車を盗み出すことは可能であり、自転車又は二輪車の盗難が発生しやすいなどの問題がある。
一方、特許文献1に記載された駐輪場用自動扉は、無人有料駐輪場の不正利用を効果的に防止することができるという点で有効であるが、駐輪場から出場する度毎に、金銭、コイン又はプリペイドカードを自動料金徴収機にセットする必要があるため、駐輪場からの出場方法や駐輪場の使用料の支払方法が煩雑であるという課題がある。
本発明の目的とするところは、省力化に寄与し、利用者のニーズにより駐輪場の営業時間を延長したとしても人件費が増加せず、24時間いつでも入出場が可能である状況下であっても、人件費のみならず、駐輪場内における盗難事件や青少年の非行化をなくし、不正利用及び盗難の防止に多大な効果を発揮するだけでなく、駐輪場からの出場方法や駐輪場の使用料の支払方法も容易かつ迅速にし、さらには、遠隔集中管理をも可能とする駐輪場システムを提供するものである。
本発明者は、前記課題を解決するため、様々な検討を重ねた結果、駐輪場運用コンピュータと、車体情報読取装置と、第一の利用者情報読取装置と、第二の利用者情報読取装置と、精算機とを有し、車体情報読取装置、第一の利用者情報読取装置、第二の利用者情報読取装置のそれぞれが、駐輪場運用コンピュータと相互に通信可能とされ、かつ駐輪場運用コンピュータと精算機とがネットワークを介して相互に通信可能とされ、駐輪場運用コンピュータは、利用者判定処理部と、車用ゲート開閉制御部と、利用者特定処理部と、利用者専用ゲート開閉制御部を備えている駐輪場システムが上記目的を達成することを見出し、本発明をするに至った。
即ち、本発明の第一の駐輪場システムは、駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉により、該駐輪場の利用者及び該駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場を管理する駐輪場システムであって、前記駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータと、前記駐輪場の利用者及び前記駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の通過する車用ゲートの手前に設けられ、該自転車又は該二輪車に取り付けられた車体識別手段に記録された情報を読み取る車体情報読取装置と、該車用ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る第一の利用者情報読取装置と、前記駐輪場の利用者が単独で通過する利用者専用ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る第二の利用者情報読取装置と、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を行う精算機と、前記駐輪場を利用する利用者に関する情報を記憶した駐輪場利用者情報データベースを有し、前記車体情報読取装置、前記第一の利用者情報読取装置、前記第二の利用者情報読取装置、前記駐輪場利用者情報データベースのそれぞれが、前記駐輪場運用コンピュータと相互に通信可能とされ、かつ前記駐輪場運用コンピュータと前記精算機とがネットワークを介して相互に通信可能とされ、前記駐輪場運用コンピュータは、前記車体情報読取装置によって読み取られた情報と、前記第一の利用者情報読取装置によって読み取られた情報とに基づき、前記自転車又は前記二輪車と前記利用者の組み合わせが適正であるか判定し、前記車用ゲートの開閉を決定する利用者判定処理部と、前記利用者判定処理部からの指令により、前記車用ゲートの開閉を制御する車用ゲート開閉制御部と、前記第二の利用者情報読取装置によって読み取られた情報に基づき、前記利用者を特定し、前記利用者専用ゲートの開閉を決定する利用者特定処理部と、前記利用者特定処理部からの指令により、前記利用者専用ゲートの開閉を制御する利用者専用ゲート開閉制御部とを備えている。
また、本発明の第二の駐輪場システムは、駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉により、該駐輪場の利用者及び該駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場を管理する駐輪場システムであって、前記駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータと、前記駐輪場の利用者及び前記駐輪場への駐輪前後の自転車若しくは二輪車又は前記駐輪場の利用者の通過する通過ゲートの手前に設けられ、該自転車又は該二輪車に取り付けられた車体識別手段に記録された情報を読み取る車体情報読取装置と、該通過ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る利用者情報読取装置と、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を行う精算機と、前記駐輪場を利用する利用者に関する情報を記憶した駐輪場利用者情報データベースを有し、前記車体情報読取装置と、前記利用者情報読取装置、前記駐輪場利用者情報データベースのそれぞれが、前記駐輪場運用コンピュータと相互に通信可能とされ、かつ前記駐輪場運用コンピュータと前記精算機とがネットワークを介して相互に通信可能とされ、前記駐輪場運用コンピュータは、前記車体情報読取装置によって読み取られた情報と、前記利用者情報読取装置によって読み取られた情報とに基づき、前記自転車又は前記二輪車と前記利用者の組み合わせが適正であるか判定し、前記通過ゲートの開閉を決定する利用者判定処理部と、前記利用者情報読取装置によって読み取られた情報に基づき、前記利用者を特定し、前記通過ゲートの開閉を決定する利用者特定処理部と、前記利用者判定処理部又は前記利用者特定処理部からの指令により、前記通過ゲートの開閉を制御する通過ゲート開閉制御部とを備えている。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記精算機は、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を記憶した利用者識別手段に記録された情報を、該利用者識別手段の下方で読み取る更新情報読み取り部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記駐輪場システムは、前記駐輪場の利用者及び/又は前記駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場に関する情報を記録し、前記精算機と連動して前記駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を記録し、管理するデータセンタサーバをさらに有し、前記データセンタサーバと、前記駐輪場運用コンピュータと、前記精算機とが、ネットワークを介して相互に交信可能とされていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記データセンタサーバは、前記有効期限に関する情報及び前記入出場に関する情報を記録する駐輪場運用データベースを備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記駐輪場システムは、前記駐輪場を管理し、監視する管理センタサーバをさらに有し、前記管理センタサーバと、前記駐輪場運用コンピュータと、前記データセンタサーバと、前記精算機とが、ネットワークを介して相互に交信可能とされ、前記管理センタサーバは、前記駐輪場の利用者に関する情報と前記駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を含む駐輪場利用者情報を記録し、管理する駐輪場利用者情報管理部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉状況を記録し、管理する駐輪場情報管理部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場運用コンピュータ及び/又は前記データセンタサーバの障害を検知する障害検知部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場の出入口に設置されたゲートを遠隔操作で開閉するゲート遠隔操作部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにおいて、前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場運用コンピュータ及び/又は前記データセンタサーバの障害の内容を確認し、障害に対応する障害対応部を備えていることが好ましい。
本発明の駐輪場システムにより、従来、管理人によって行われていた入出場の管理が不要になるため、駐輪場内に常駐する管理人を必ずしも配置する必要がなく、省力化に寄与し、人件費を大幅に削減することができる。
本発明の駐輪場システムにより、24時間いつでも入出場が可能な状況下にすることができるだけでなく、常時安心して駐輪場を利用することが可能となり、駐輪場内における盗難事件や青少年の非行化という問題もなくすことができる。
本発明の駐輪場システムは、自転車又は二輪車と利用者の組み合わせが適正であるか判定することができるため、自転車又は二輪車の不正利用及び盗難事件を効果的に防止することができる。
本発明の駐輪場システムは、駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を自動的に行うことができるため、従来窓口で行っていた手続が不要となるだけでなく、データ入力作業が飛躍的に軽減され、入力ミスも防止することができる。
本発明の駐輪場システムは、駐輪場を利用することが可能である有効期限が経過している場合には、ゲートは閉じた状態となっているため、従来のように、管理人が有効期限切れの自転車又は二輪車に連絡札を取り付ける手間が省かれる。
本発明の駐輪場システムにより、駐輪場からの出場方法や駐輪場の使用料の支払方法を容易かつ迅速にすることもできる。
本発明の駐輪場システムにより、利用状況から売上までを一括管理することも可能となり、リアルタイムなデータ管理を実現することもできるようになる。
本発明の駐輪場システムにおいて、障害検知部、ゲート遠隔操作部、障害対応部を有する管理センタサーバを備えた場合には、障害の確認、ゲートの遠隔操作、障害の内容確認、障害の対応について行うことができ、駐輪場の遠隔集中管理が可能となる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の第一の駐輪場システムの基本的な構成の一例を説明するものである。
駐輪場システム1は、駐輪場運用コンピュータ2と、駐輪場利用者情報データベース2eと、車用ゲート3と、車体情報読取装置3aと、第一の利用者情報読取装置3bと、利用者専用ゲート4と、第二の利用者情報読取装置4aと、精算機5と、データセンタサーバ6と、管理センタサーバ7とから構成されている。
駐輪場運用コンピュータ2と、精算機5と、データセンタサーバ6と、管理センタサーバ7は、ネットワーク8を介して相互に交信可能である。
駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータ2は、利用者判定処理部2aと、車用ゲート開閉制御部2bと、利用者特定処理部2cと、利用者専用ゲート開閉制御部2dと、駐輪場利用者情報データベース2eとを備えている(図2)。
利用者判定処理部2aは、車体情報読取装置3aによって読み取られた情報と、第一の利用者情報読取装置3bによって読み取られた情報とに基づき、自転車又は二輪車と利用者の組み合わせが適正であるか判定し、車用ゲート3の開閉を決定する処理を行う、処理動作部である。
車体情報読取装置3aは、駐輪場の利用者及び駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の通過する車用ゲート3の手前に設けられ、自転車又は二輪車に取り付けられた車体識別手段に記録された情報を読み取る。
車体情報読取装置3aは、駐輪場運用コンピュータ2と相互に通信可能に接続されている。車体情報読取装置3aとしては、例えば、RFIDリーダ/ライタ、静止画カメラ読み取り装置、動画カメラ(ビデオカメラ)読み取り装置、Webカメラ装置、赤外線読み取り装置、レーザー光読み取り装置、マイクロ波読み取り装置などが挙げられる。
車体識別手段としては、非接触型データキャリアであって、自転車又は二輪車に固定できるものであれば特に限定されないが、例えば、RFIDタグ、RFIDラベル、ICタグ、ICラベル、バーコード(二次元コード及び三次元コード)、ラベルなどが挙げられる。車体識別手段は、自転車又は二輪車の任意の位置に自転車又は二輪車から容易に取り外しができない状態で取り付けられる。車体識別手段は、自転車又は二輪車から取り外した場合には、使用不能になるものが好ましい。車体識別手段には、自転車又は二輪車を特定する情報と、自転車又は二輪車の所有者又は使用者を特定する情報とが記録され、例えば、自転車又は二輪車の製造番号、製品番号、色、車種、製造メーカーコード、防犯登録番号、価格、利用者番号、所有者又は使用者の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、識別コード、郵便番号、携帯電話の電話番号、メールアドレス、住民票コード、住民基本台帳カード番号などの情報が記録されている。
第一の利用者情報読取装置3bは、駐輪場の利用者及び駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の通過する車用ゲート3の手前に設けられ、利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る。
第一の利用者情報読取装置3bは、駐輪場運用コンピュータ2と相互に通信可能に接続されている。第一の利用者情報読取装置3bとしては、例えば、RFIDリーダ/ライタ、カードリーダー、静止画カメラ読み取り装置、動画カメラ(ビデオカメラ)読み取り装置、Webカメラ装置、赤外線読み取り装置、レーザー光読み取り装置、マイクロ波読み取り装置などが挙げられる。
利用者識別手段としては、例えば、非接触型データキャリアであるRFIDタグ、RFIDカード、RFIDキーホルダー、ICタグ、ICカード、ICキーホルダーの他、指紋認証、手のひら認証(手のひら静脈認証)、声紋認証、光彩認証などの生体認証、公開鍵暗号方式を用いた個人認証などが挙げられる。利用者識別手段には、利用者番号、利用者の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、識別コード、駐輪場を利用することが可能である有効期限、RFタグ製造管理番号などの情報が記録されている。
自転車又は二輪車と利用者の組み合わせが適正であるか判定し、車用ゲート3の開閉を決定する方法としては、例えば、車体情報読取装置3aによって読み取られた情報と、第一の利用者情報読取装置3bによって読み取られた情報とが同一である場合に、組み合わせが適正であると判定し、車用ゲート3の開閉を決定する方法が簡易であるが、これに限定されず、公知の方法を使用することができる。
車用ゲート開閉制御部2bは、利用者判定処理部2aからの指令により、車用ゲート3の開閉を制御する処理を行う、処理動作部である。
利用者特定処理部2cは、第二の利用者情報読取装置4aによって読み取られた情報に基づき、利用者を特定し、利用者専用ゲート4の開閉を決定する処理を行う、処理動作部である。
第二の利用者情報読取装置4aは、駐輪場の利用者が単独で通過する利用者専用ゲート4の手前に設けられ、利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る。
第二の利用者情報読取装置4aは、駐輪場運用コンピュータ2と相互に通信可能に接続されている。第二の利用者情報読取装置4aとしては、例えば、RFIDリーダ/ライタ、静止画カメラ読み取り装置、動画カメラ(ビデオカメラ)読み取り装置、Webカメラ装置、赤外線読み取り装置、レーザー光読み取り装置、マイクロ波読み取り装置などが挙げられる。
利用者を特定し、利用者専用ゲート4の開閉を決定する方法としては、例えば、第二の利用者情報読取装置4aによって読み取られた情報に基づき、駐輪場利用者情報データベース2eを検索し、その検索結果から利用者を特定し、利用者専用ゲート4の開閉を決定する方法が簡易であるが、これに限定されず、公知の方法を使用することができる。
利用者専用ゲート開閉制御部2dは、利用者特定処理部2cからの指令により、利用者専用ゲート4の開閉を制御する処理を行う、処理動作部である。
駐輪場利用者情報データベース2eは、駐輪場を利用する利用者に関する情報を記憶している。駐輪場利用者情報データベース2eには、少なくとも、車体識別手段及び利用者識別手段に記録されている情報が記憶されている。
図1においては、駐輪場利用者情報データベース2eは、駐輪場運用コンピュータ2の内部に設けられているが、駐輪場運用コンピュータ2と相互に通信可能に接続されていれば、駐輪場運用コンピュータ2の外部に設けられていてもよい。
なお、車用ゲート3及び利用者専用ゲート4の付近(例えば、場内側上部)に超音波センサを設置し、人間や自転車又は二輪車の存在を感知すると、ゲートシステムの安全装置が作動し、車用ゲート3及び/又は利用者専用ゲート4の開閉を停止する機能も備えていてもよい。
精算機5は、駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を行う。本発明の駐輪場システムに用いることができる精算機5の一例を図3に示す。図3において、精算機5は、液晶表示パネル5a、紙幣投入部5b、コイン投入部5c、領収証及び釣銭返却部5d、更新期間選択ボタン5e、更新情報読み取り部5f、精算機の内部に更新処理部5g(不図示)を備えている。
更新情報読み取り部5fは、利用者識別手段に記録された情報を利用者識別手段の下方で読み取る方式が好ましい。利用者識別手段に記録された情報を利用者識別手段の下方で読み取った方が、利用者識別手段の側方や上方で読み取るより、データエラー等の頻度が少なくなるからである。なお、更新情報読み取り部5fは、例えば、RFIDリーダ/ライタなどに接続される。
更新処理部5gは、更新情報読み取り部5fで読み取った情報に基づき駐輪場運用データベース6aから情報を検索すると共に、利用者が更新ボタンにより指定した更新期間情報から、駐輪場の更新期間に応じた更新に必要な金額を計算して、液晶表示パネル5aに更新に必要な金額の表示をする信号を送信し、更新金額の受領を確認すると、精算処理をして、領収書を発行し、駐輪場運用データベース6aの情報を更新する処理を行う、処理動作部である。
データセンタサーバ6は、駐輪場の利用者及び/又は駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場に関する情報を記録し、精算機5と連動して駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を記録し、管理する。
データセンタサーバ6は、駐輪場内、駐輪場外を問わず、いずれに設置してあっても差し支えない。
データセンタサーバ6は、有効期限に関する情報及び入出場に関する情報を記録する駐輪場運用データベース6aを備えている。
管理センタサーバ7は、駐輪場を管理し、監視するだけでなく、日中はもちろん、無人となる深夜でも駐輪場の監視を一元的に管理するとともに、駐輪場にある機器を遠隔操作し、駐輪場運用コンピュータやデータセンタサーバの障害を検知して対応することが可能である。
管理センタサーバ7は、駐輪場利用者情報管理部7aと、駐輪場情報管理部7bと、障害検知部7cと、ゲート遠隔操作部7dと、障害対応部7eとを備えている(図4)。
駐輪場利用者情報管理部7aは、駐輪場の利用者に関する情報と駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を含む駐輪場利用者情報を記録し、管理する処理を行う、処理動作部である。
駐輪場情報管理部7bは、駐輪場の出入口に設置された車用ゲート3及び利用者専用ゲート4の開閉状況を記録し、管理する処理を行う、処理動作部である。
障害検知部7cは、駐輪場運用コンピュータ2及び/又はデータセンタサーバ6の障害を検知する処理を行う、処理動作部である。
ゲート遠隔操作部7dは、駐輪場の出入口に設置されたゲートを遠隔操作で開閉する処理を行う、処理動作部である。
ゲート遠隔操作部7dは、例えば、駐輪場運用コンピュータにおける利用者判定処理部、車用ゲート開閉制御部、利用者特定処理部、利用者専用ゲート開閉制御部及び駐輪場利用者情報データベースと同様の構成を備えている。
障害対応部7eは、駐輪場運用コンピュータ2及び/又はデータセンタサーバ6の障害の内容を確認し、障害に対応する処理を行う、処理動作部である。
次に、本発明の第二の駐輪場システムの一例を説明する。なお、上述した第一の駐輪場システムと同様の事項については、記載を省略する。
第二の駐輪場システムは、駐輪場運用コンピュータと、駐輪場利用者情報データベースと、通過ゲートと、車体情報読取装置と、利用者情報読取装置と、精算機と、データセンタサーバと、管理センタサーバとから構成されている。
通過ゲートは、上述した第一の駐輪場システムにおける車用ゲート3及び利用者専用ゲート4の両方の機能を備え、同一の作用効果を奏する。
利用者情報読取装置は、上述した第一の駐輪場システムにおける第一の利用者情報読取装置3b及び第二の利用者情報読取装置4aの両方の機能を備え、同一の作用効果を奏する。
駐輪場運用コンピュータと、車体情報読取装置、利用者情報読取装置、駐輪場利用者情報データベースのそれぞれは、相互に通信可能とされ、かつ駐輪場運用コンピュータと、精算機と、データセンタサーバと、管理センタサーバとはネットワークを介して相互に通信可能とされる。
駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータは、利用者判定処理部と、利用者特定処理部と、通過ゲート開閉制御部と、駐輪場利用者情報データベースとを備えている。
通過ゲート開閉制御部は、上述した第一の駐輪場システムにおける車用ゲート開閉制御部2b及び利用者専用ゲート開閉制御部2dの両方の機能を備え、同一の作用効果を奏する。
従って、本発明の第二の駐輪場システムは、本発明の第一の駐輪場システムと同様の機能を有し、同一の作用効果を奏する。
まず、本発明の第一の駐輪場システムにおける車用ゲート3の自動開閉の一例を図5に基づき説明する。
駐輪場内にいる利用者が自転車と共に車用ゲートの手前付近に近づくと、車体情報読取装置3aであるRFIDリーダ/ライタは、自転車に取り付けられたRFIDタグから識別コード、利用者番号を読み取り(ステップ101a)、読み取った情報を駐輪場運用コンピュータ2の利用者判定処理部2aに送信する(ステップ102a)。
また、利用者が配布された従来の利用者カードに相当するRFIDキーホルダーを取り出し、第一の利用者情報読取装置3bであるRFIDリーダ/ライタの読み取り部分の近くで振りかざすと、RFIDリーダ/ライタは、RFIDキーホルダーから識別コード、利用者番号を読み取り(ステップ101b)、読み取った情報を利用者判定処理部2aに送信する(ステップ102b)。
利用者判定処理部2aでは、車体情報読取装置3aによって読み取られた情報のうちの識別コード及び利用者番号と、第一の利用者情報読取装置3bによって読み取られた情報のうちの識別コード及び利用者番号とが一致するか判定する(ステップ103)。
両者の識別コード及び利用者番号が一致する場合(ステップ103/YES)には、利用者判定処理部2aは、車用ゲート開閉制御部2bに対し、車用ゲート3を開く旨の信号を送信する(ステップ104)ため、車用ゲート3は開いた状態になり(ステップ105)、利用者と自転車は駐輪場から出ることができるようになる。
一方、両者の識別コード及び利用者番号が一致しない場合(ステップ103/NO)には、利用者判定処理部2aは車用ゲート開閉制御部2bに対し、車用ゲート3を閉じる旨の信号を送信する(ステップ106)ため、車用ゲート3は閉じた状態になり(ステップ107)、利用者と自転車は駐輪場から出ることができなくなる。
なお、車用ゲート3を開閉した日時、識別コード及び利用者番号、利用者の氏名についての情報は、車用ゲート開閉制御部2bからデータセンタサーバ6の駐輪場運用データベース6aと管理センタサーバ7の駐輪場利用者情報管理部7dに送られる(ステップ108)。
これにより、自転車の盗難事件の発生を防止することができる。
以上では、駐輪場内にいる利用者が自転車と共に車用ゲートを通過し、駐輪場から出る場合を説明したが、駐輪場外にいる利用者が自転車と共に車用ゲートを通過し、駐輪場に入る場合も同様である。
次に、本発明の第一の駐輪場システムにおける利用者専用ゲート4の自動開閉の一例を図6に基づき説明する。
駐輪場外にいる利用者が、利用者専用ゲート4の手前付近に近づいて、RFIDキーホルダーを取り出し、第二の利用者情報読取装置4aであるRFIDリーダ/ライタの読み取り部分の近くで振りかざすと、RFIDリーダ/ライタは、RFIDキーホルダーから識別コード、利用者番号、利用者の氏名を読み取り(ステップ201)、読み取った情報を駐輪場運用コンピュータ2の利用者特定処理部2cに送信する(ステップ202)。
利用者特定処理部2cでは、第二の利用者情報読取装置4aによって読み取られた識別コード及び利用者番号が、駐輪場利用者情報データベース2eに登録されているか確認すると共に、第二の利用者情報読取装置4aによって読み取られた識別コード及び利用者番号に基づき、駐輪場利用者情報データベース2eにある駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を検索し(ステップ203)、登録された利用者であり、かつ、有効期限が過ぎていないか判断する(ステップ204)。
登録された利用者であり、かつ、有効期限が過ぎていない場合(ステップ204/YES)には、利用者特定処理部2cは、利用者専用ゲート開閉制御部2dに対し、利用者専用ゲート4を開く旨の信号を送信する(ステップ205)ため、利用者専用ゲート4は開いた状態になり(ステップ206)、利用者は駐輪場に入ることができるようになる。ここで、利用者が通過しない場合には、利用者専用ゲート4は、例えば10秒後に閉じた状態になる(ステップ207)。
一方、登録された利用者でないか又は有効期限が過ぎている場合(ステップ204/NO)には、利用者特定処理部2cは、利用者専用ゲート開閉制御部2dに対し、何らの信号も送信しないため、利用者専用ゲート4は閉じた状態を維持することから、利用者は駐輪場に入ることができなくなる。
なお、利用者専用ゲート4を開閉した日時、識別コード及び利用者番号、利用者の氏名は、利用者専用ゲート開閉制御部2dからデータセンタサーバ6の駐輪場運用データベース6a及び管理センタサーバ7の駐輪場利用者情報管理部7aに送られる(ステップ208)。
このような仕組みにより、RFIDキーホルダーを持たない人は、駐輪場への入場が不可能になるため、ゲート内のセキュリティを向上させることができる。
以上では、駐輪場外にいる利用者が利用者専用ゲートを通過して駐輪場に入る場合を説明したが、駐輪場内にいる利用者が利用者専用ゲートを通過して駐輪場から出る場合も同様である。
本発明の第二の駐輪場システムにおいても、上述した第一の駐輪場システムと同様の流れにより自動開閉が可能である。
そして、本発明の駐輪場システムにおいて、駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する場合における精算機5による処理の一例を図7に基づき説明する。
利用者が所有するRFIDタグが精算機5の更新情報読み取り部5fのトレー上に置かれると、更新情報読み取り部5fは、RFIDタグから、利用者番号、利用者の氏名、有効期限についての情報を読み取り(ステップ301)、読み取った情報を更新処理部5gに送信する。
利用者によって更新期間選択ボタン5eが押されると、更新期間情報が更新処理部5gに送信される(ステップ302)。
更新処理部5gは、取得した、利用者番号、利用者の氏名、有効期限についての情報に基づき、精算機5と連動しているデータベースサーバ6の駐輪場運用データベース6aにある情報を検索し(ステップ303)、利用者を特定する。
その後、更新処理部5gは、取得した更新期間情報に基づき、利用者番号、利用者の氏名、有効期限についての情報を適宜参考にして、駐輪場の更新期間に応じた更新金額を計算して、液晶表示パネル5aに更新に必要な金額の表示をする信号を送信する(ステップ304)ため、液晶表示パネル5aに更新に必要な金額が表示される。利用者が紙幣投入部5b及び/又コイン投入部5cにお金を投入すると(ステップ305)、更新処理部5gでは、利用者が適切な金額を支払ったかを含む精算処理が行われ(ステップ306)、領収書を発行する処理が行われる(ステップ307)。
そして、更新処理部5gは、データベースサーバ6の駐輪場運用データベース6aにアクセスし、有効期限を書き換え(ステップ308)、有効期間の更新手続が完了する。
これにより、有効期間の更新手続の時間短縮と効率化が可能となり、駐輪場からの出場方法や駐輪場の使用料の支払方法も容易かつ迅速となる。
なお、データベースとの連携により、売上計上についても上記の更新処理で自動生成することが可能である。例えば、データベースサーバ側でデータベース更新処理情報に基づいて、日次、月次、年次による集計管理を行い、売上計上に関わる報告書の自動作成を行うことが可能となり、あらかじめ設定した任意の利用者情報(性別、年齢層、郵便番号、有効期限など)によって報告書の自動作成を行うことも可能になる。このほかデータベースサーバに蓄積された利用者情報と、CRM(カスタマ・リレーション・マネージメント)システムとの連携も行うことが可能である。
本発明の駐輪場システムにおいて、障害発生時における管理センタサーバ7のゲート遠隔操作及び障害対応についての処理の一例を図8に基づき説明する。
通常、管理センタサーバ7の障害検知部7cでは、5分ごとに、駐輪場運用コンピュータ2及びデータセンタサーバ6に対して確認信号を送信し(ステップ401)、信号を受信した駐輪場運用コンピュータ2及びデータセンタサーバ6から送られた応答信号を受信する(ステップ402)。
障害検知部7cにおいて、駐輪場運用コンピュータ2及び/又はデータセンタサーバ6から応答信号を受信せず、障害検知部7cで受信した応答信号が異常である場合には、障害検知部7cは、駐輪場運用コンピュータ2及び/又はデータセンタサーバ6の障害を検知したと判断し(ステップ403)、ゲート遠隔操作部7dに対しては、ゲートの開閉を遠隔操作を行う旨の信号を送信し(ステップ404)、データセンタサーバ6の障害に対しては、管理センタサーバ7に接続された予備データセンタサーバの電源を入れる旨の信号を送信する(ステップ405)。
ゲート遠隔操作部7dは、利用者を判定する処理又は利用者を特定する処理をして、遠隔操作によりゲートの開閉を行う(ステップ406)。
そして、障害対応部7eは、駐輪場運用コンピュータ2及び/又はデータセンタサーバ6と交信して、対話型により障害の内容を確認し(ステップ407)、対話型により障害に対応する処理を行う(ステップ408)。
これにより、障害の確認、ゲートの遠隔操作、障害の内容確認、障害の対応を行うことができ、駐輪場の遠隔集中管理が可能となる。
本発明の第一の駐輪場システムの基本的な構成を説明する概念図である。 本発明の駐輪場システムに用いられる駐輪場運用コンピュータの概略構成を説明する図である。 本発明の駐輪場システムに用いられる精算機の一例を示す概略図である。 本発明の駐輪場システムに用いられる管理センタサーバの概略構成を説明する図である。 本発明の第一の駐輪場システムにおける車用ゲートの自動開閉の一例を説明するフロー図である。 本発明の第一の駐輪場システムにおける利用者専用ゲートの自動開閉の一例を説明するフロー図である。 有効期限を更新する場合における精算機による処理の一例を説明するフロー図である。 障害発生時における管理センタサーバ7のゲート遠隔操作及び障害対応についての処理の一例を説明するフロー図である。
符号の説明
1 駐輪場システム
2 駐輪場運用コンピュータ
2a 利用者判定処理部
2b 車用ゲート開閉制御部
2c 利用者特定処理部
2d 利用者専用ゲート開閉制御部
2e 駐輪場利用者情報データベース
3 車用ゲート
3a 車体情報読取装置
3b 第一の利用者情報読取装置
4 利用者専用ゲート
4a 第二の利用者情報読取装置
5 精算機
5a 液晶表示パネル
5b 紙幣投入部
5c コイン投入部
5d 領収証及び釣銭返却部
5e 更新期間選択ボタン
5f 更新情報読み取り部
5g 更新処理部
6 データセンタサーバ
6a 駐輪場運用データベース
7 管理センタサーバ
7a 駐輪場利用者情報管理部
7b 駐輪場情報管理部
7c 障害検知部
7d ゲート遠隔操作部
7e 障害対応部
8 ネットワーク

Claims (10)

  1. 駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉により、該駐輪場の利用者及び該駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場を管理する駐輪場システムであって、
    前記駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータと、前記駐輪場の利用者及び前記駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の通過する車用ゲートの手前に設けられ、該自転車又は該二輪車に取り付けられた車体識別手段に記録された情報を読み取る車体情報読取装置と、該車用ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る第一の利用者情報読取装置と、前記駐輪場の利用者が単独で通過する利用者専用ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る第二の利用者情報読取装置と、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を行う精算機と、前記駐輪場を利用する利用者に関する情報を記憶した駐輪場利用者情報データベースとを有し、
    前記車体情報読取装置、前記第一の利用者情報読取装置、前記第二の利用者情報読取装置、前記駐輪場利用者情報データベースのそれぞれが、前記駐輪場運用コンピュータと相互に通信可能とされ、かつ前記駐輪場運用コンピュータと前記精算機とがネットワークを介して相互に通信可能とされ、
    前記駐輪場運用コンピュータは、前記車体情報読取装置によって読み取られた情報と、前記第一の利用者情報読取装置によって読み取られた情報とに基づき、前記自転車又は前記二輪車と前記利用者の組み合わせが適正であるか判定し、前記車用ゲートの開閉を決定する利用者判定処理部と、
    前記利用者判定処理部からの指令により、前記車用ゲートの開閉を制御する車用ゲート開閉制御部と、
    前記第二の利用者情報読取装置によって読み取られた情報に基づき、前記利用者を特定し、前記利用者専用ゲートの開閉を決定する利用者特定処理部と、
    前記利用者特定処理部からの指令により、前記利用者専用ゲートの開閉を制御する利用者専用ゲート開閉制御部と
    を備えていることを特徴とする駐輪場システム。
  2. 駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉により、該駐輪場の利用者及び該駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場を管理する駐輪場システムであって、
    前記駐輪場を運用する駐輪場運用コンピュータと、前記駐輪場の利用者及び前記駐輪場への駐輪前後の自転車若しくは二輪車又は前記駐輪場の利用者の通過する通過ゲートの手前に設けられ、該自転車又は該二輪車に取り付けられた車体識別手段に記録された情報を読み取る車体情報読取装置と、該通過ゲートの手前に設けられ、該利用者の所持する利用者識別手段に記録された情報を読み取る利用者情報読取装置と、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を更新する処理を行う精算機と、前記駐輪場を利用する利用者に関する情報を記憶した駐輪場利用者情報データベースとを有し、
    前記車体情報読取装置と、前記利用者情報読取装置、前記駐輪場利用者情報データベースのそれぞれが、前記駐輪場運用コンピュータと相互に通信可能とされ、かつ前記駐輪場運用コンピュータと前記精算機とがネットワークを介して相互に通信可能とされ、
    前記駐輪場運用コンピュータは、前記車体情報読取装置によって読み取られた情報と、前記利用者情報読取装置によって読み取られた情報とに基づき、前記自転車又は前記二輪車と前記利用者の組み合わせが適正であるか判定し、前記通過ゲートの開閉を決定する利用者判定処理部と、
    前記利用者情報読取装置によって読み取られた情報に基づき、前記利用者を特定し、前記通過ゲートの開閉を決定する利用者特定処理部と、
    前記利用者判定処理部又は前記利用者特定処理部からの指令により、前記通過ゲートの開閉を制御する通過ゲート開閉制御部と
    を備えていることを特徴とする駐輪場システム。
  3. 前記精算機は、前記駐輪場を利用することが可能である有効期限を記憶した利用者識別手段に記録された情報を、該利用者識別手段の下方で読み取る更新情報読み取り部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐輪場システム。
  4. 前記駐輪場システムは、前記駐輪場の利用者及び/又は前記駐輪場への駐輪前後の自転車又は二輪車の入出場に関する情報を記録し、前記精算機と連動して前記駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を記録し、管理するデータセンタサーバをさらに有し、
    前記データセンタサーバと、前記駐輪場運用コンピュータと、前記精算機とが、ネットワークを介して相互に交信可能とされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つの項に記載の駐輪場システム。
  5. 前記データセンタサーバは、前記有効期限に関する情報及び前記入出場に関する情報を記録する駐輪場運用データベースを備えていることを特徴とする請求項4に記載の駐輪場システム。
  6. 前記駐輪場システムは、前記駐輪場を管理し、監視する管理センタサーバをさらに有し、
    前記管理センタサーバと、前記駐輪場運用コンピュータと、前記データセンタサーバと、前記精算機とが、ネットワークを介して相互に交信可能とされ、
    前記管理センタサーバは、前記駐輪場の利用者に関する情報と前記駐輪場を利用することが可能である有効期限に関する情報を含む駐輪場利用者情報を記録し、管理する駐輪場利用者情報管理部を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つの項に記載の駐輪場システム。
  7. 前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場の出入口に設置されたゲートの開閉状況を記録し、管理する駐輪場情報管理部を備えていることを特徴とする請求項6に記載の駐輪場システム。
  8. 前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場運用コンピュータ及び/又は前記データセンタサーバの障害を検知する障害検知部を備えていることを特徴とする請求項6又は7に記載の駐輪場システム。
  9. 前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場の出入口に設置されたゲートを遠隔操作で開閉するゲート遠隔操作部を備えていることを特徴とする請求項8に記載の駐輪場システム。
  10. 前記管理センタサーバは、さらに、前記駐輪場運用コンピュータ及び/又は前記データセンタサーバの障害の内容を確認し、障害に対応する障害対応部を備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の駐輪場システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008033508A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Funai Electric Co Ltd 自転車管理システム
JP2008150090A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Fujitsu Ltd 燃料供給制御プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、燃料供給システム制御装置および燃料供給システム制御方法

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