JP6492757B2 - 入退室管理システム - Google Patents

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本発明は、入退室管理システムに関するものである。
下記特許文献1には、部屋に残っている人物が居ない場合に、最終退室者が警戒状態を設定可能な入退室管理システムが記載されている。
特開2010−205092号公報
特許文献1に記載の入退室管理システムでは、例えば、一時的に他の場所で作業している一時退室者が存在する場合であっても、当該部屋に誰も残っていなければ警戒状態を設定可能である。警戒状態が設定された場合、一時退室者は当該部屋に戻ることができない。このため、特許文献1に記載の入退室管理システムでは、一時退室者の利便性が低い。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、一時退室者の利便性を向上させることができる入退室管理システムを提供することである。
本発明に係る入退室管理システムは、識別体から識別情報を読み取る読取部と、予め識別情報を記憶している識別情報記憶部と、読取部により読み取られた識別情報が識別情報記憶部に記憶されているか否かを判定する照合部と、通常モードにおいて照合部による判定に基づいて電気錠を解錠し、警備モードにおいて電気錠を解錠しない施解錠部と、通常モードから警備モードへの移行を行うための移行操作を受け付ける移行操作部と、通常モードから警備モードへの移行を禁止するための移行禁止操作を受け付ける移行禁止操作部と、移行禁止操作が行われていない状態で移行操作が行われた場合は通常モードから警備モードへの移行を行い、移行禁止操作が行われている状態で移行操作が行われた場合は通常モードから警備モードへの移行を行わない制御部と、を備え、移行禁止操作部が識別体に設けられたものである。
本発明に係る入退室管理システムにおいて、制御部は、移行禁止操作が行われている状態で移行操作が行われた場合は通常モードから警備モードへの移行を行わない。このため、本発明によれば、入退室管理システムにおいて、一時退室者の利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における入退室管理システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における入退室管理システムのハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態1におけるカード認証装置の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における入退室管理システムの動作例を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における入退室管理システムの構成図である。入退室管理システムは、例えば、複数の部屋及び複数の扉を備えた図示しない建物に適用される。
図1に示すように、入退室管理システムは、カード認証装置1、無線タグ認証装置2、電気錠コントローラ3及び扉4に設けられた電気錠5を備えている。電気錠コントローラ3は、カード認証装置1及び無線タグ認証装置2と電気的に接続されている。電気錠5は、電気錠コントローラ3と電気的に接続されている。扉4は、例えば、入退室管理の対象となる部屋の出入口に設けられている。カード認証装置1及び無線タグ認証装置2は、例えば、当該部屋の外側に設けられている。カード認証装置1及び無線タグ認証装置2は、例えば、扉4又は扉4付近の壁面等に設けられた端末である。なお、カード認証装置1及び無線タグ認証装置2は、一体の装置として形成してもよい。
カード認証装置1は、読取部6、制御部7、移行操作部8、移行禁止操作部9、状態表示部10及び一時退室者表示部11を備えている。状態表示部10及び一時退室者表示部11は、例えば、表示灯、液晶画面及びスピーカー等である。移行操作部8及び移行禁止操作部9は、例えば、利用者によって操作される押しボタン又はレバー等である。無線タグ認証装置2は、読取部6及び制御部7を備えている。電気錠コントローラ3は、識別情報記憶部12、照合部13及び施解錠部14を備えている。
入退室管理システムの利用者は、識別情報を有する識別体を携帯している。識別情報は、例えば、ID又は個人番号等である。実施の形態1では、利用者は、識別体としてIDカード15及び無線タグ16の少なくとも一方を携帯している。図1には、それぞれ異なる利用者が携帯するIDカード15a及びIDカード15bが示されている。無線タグ16には、移行禁止操作部9が設けられている。IDカード15及び無線タグ16は、識別情報としてIDを有している。つまり、実施の形態1における入退室管理システムでは、識別情報としてIDが用いられている。
読取部6は、例えば無線通信により、識別体から情報を読み取る。読取部6が識別体から読み取る情報には、当該識別体のIDが含まれている。カード認証装置1の読取部6は、IDカード15からIDを含む情報を読み取る。無線タグ認証装置2の読取部6は、無線タグ16からIDを含む情報を読み取る。無線タグ認証装置2の読取部6と無線タグ16とが通信可能な最大距離は、カード認証装置1の読取部6とIDカード15とが通信可能な最大距離よりも長い。カード認証装置1は、読取部6によりIDカード15から読み取られたIDを電気錠コントローラ3に送信する。無線タグ認証装置2は、読取部6により無線タグ16から読み取られたIDを電気錠コントローラ3に送信する。
識別情報記憶部12は、照合用のIDを予め記憶している。照合部13は、読取部6により読み取られたIDを識別情報記憶部12に記憶されているIDと照合する。つまり、照合部13は、読取部6により読み取られたIDが識別情報記憶部12に記憶されているか否かを判定する。施解錠部14は、照合部13による判定に基づいて、電気錠5を制御する。施解錠部14は、例えば、読取部6により読み取られたIDが識別情報記憶部12に記憶されている場合に、電気錠5を解錠する。施解錠部14は、例えば、読取部6により読み取られたIDが識別情報記憶部12に記憶されていない場合に、電気錠5を解錠しない。
入退室管理システムは、運用モードとして、通常モード及び警備モードを有している。運用モードは、制御部7により通常モード又は警備モードに移行される。施解錠部14は、通常モードにおいて、上記のように照合部13による判定に基づいて電気錠5の解錠を行う。つまり、利用者は、通常モードにおいて、識別情報記憶部12に記憶されているものと同一のIDを有する識別体を携帯していれば、扉4が設けられた部屋に入室できる。警備モードにおいて、施解錠部14は、照合部13による判定に基づいて電気錠5の解錠を行わない。つまり、警備モードにおいて、利用者は、識別情報記憶部12に記憶されているものと同一のIDを有する識別体を携帯していても、扉4が設けられた部屋に入室できない。
移行操作部8は、移行操作及び解除操作を受け付ける。移行操作は、運用モードを通常モードから警備モードへ移行させるための操作である。解除操作は、運用モードを警備モードから通常モードへ移行させるための操作である。
制御部7は、移行操作に基づいて入退室管理システムの運用モードを通常モードから警備モードに移行させる警備モード移行機能を有している。移行操作は、例えば、扉4が設けられた部屋から最後に退室する利用者によって行われる。制御部7は、警備モード移行機能を無効化及び有効化することが可能である。
制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が有効化されている状態で移行操作が行われた場合、運用モードを通常モードから警備モードへ移行させる。制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が無効化されている状態で移行操作が行われた場合、運用モードを通常モードから警備モードへ移行させない。
移行禁止操作部9は、移行禁止操作及び移行許可操作を受け付ける。移行禁止操作は、警備モード移行機能を無効化するための操作である。つまり、移行禁止操作は、通常モードから警備モードへの移行を禁止するための操作である。移行許可操作は、警備モード移行機能を有効化するための操作である。つまり、移行許可操作は、通常モードから警備モードへの移行を許可するための操作である。移行禁止操作は、例えば、扉4が設けられた部屋から一時的に退室する利用者によって行われる。移行許可操作は、例えば、当該利用者が当該部屋に再び入室する際に、当該利用者によって行われる。
読取部6は、通常モードにおいて移行禁止操作が行われた際に、識別体から当該識別体のIDを含む情報を読み取る。カード認証装置1に設けられた読取部6は、例えば、カード認証装置1の移行禁止操作部9に対して移行禁止操作が行われた際に、当該IDカード15からIDを読み取る。無線タグ認証装置2の読取部6は、例えば、無線タグ16の移行禁止操作部9に対して移行禁止操作が行われた際に、当該無線タグ16からIDを読み取る。つまり、読取部6は、移行禁止操作を行った利用者が携帯する識別体からIDを読み取る。
制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が有効化されている状態で移行禁止操作が行われた場合、警備モード移行機能を無効化する。制御部7は、移行禁止操作の際に読取部6によって読み取られたIDを一時退室者IDとして記憶する。つまり、制御部7は、移行禁止操作を行った利用者が携帯する識別体のIDを一時退室者IDとして記憶する。
読取部6は、通常モードにおいて移行許可操作が行われた際に、識別体から当該識別体のIDを含む情報を読み取る。カード認証装置1に設けられた読取部6は、例えば、カード認証装置1の移行禁止操作部9に対して移行許可操作が行われた際に、当該IDカード15からIDを読み取る。無線タグ認証装置2の読取部6は、例えば、無線タグ16の移行禁止操作部9に対して移行許可操作が行われた際に、当該無線タグ16からIDを読み取る。つまり、読取部6は、移行許可操作を行った利用者が携帯する識別体からIDを読み取る。
制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が無効化されている状態で移行許可操作が行われた場合、移行許可操作の際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDであるか否かを判定する。移行許可操作の際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDである場合、制御部7は、警備モード移行機能を有効化する。つまり、制御部7は、移行禁止操作を行った利用者によって移行許可操作が行われた場合に、通常モードから警備モードへの移行を許可する。一方、移行許可操作の際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDでない場合、制御部7は、警備モード移行機能を有効化しない。例えば、一時退室者IDがIDカード15aのIDであり、移行許可操作の際に読取部6によって読み取られたIDがIDカード15bのものである場合、制御部7は、警備モード移行機能を有効化しない。つまり、制御部7は、移行禁止操作を行った利用者とは異なる利用者によって移行許可操作が行われた場合には、通常モードから警備モードへの移行を許可しない。
状態表示部10は、現在の運用モード等を表示するためのものである。制御部7は、例えば、現在の運用モードが警備モードであるか通常モードであるかを状態表示部10に表示させる。制御部7は、例えば、現在の運用モードが通常モードである場合に、警備モードへの移行が許可されているか禁止されているかを状態表示部10に表示させる。制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が無効化されている状態で移行操作が行われた場合に、状態表示部10にエラー表示を行わせる。エラー表示は、警備モードに移行できない旨を示すものである。エラー表示は、例えば、表示灯の点滅及びブザーの鳴動等により行われる。
一時退室者表示部11は、移行禁止操作を行った利用者を特定する情報を表示するためものである。制御部7は、通常モードにおいて、警備モード移行機能が無効化されている状態で移行操作が行われた場合に、一時退室者IDと関連付けられた情報を一時退室者表示部11に表示させる。当該情報は、例えば、一時退室者IDを有するIDカード15を携帯する利用者の氏名、携帯電話番号及び内線番号等の少なくとも1つである。当該情報は、予め制御部7等に記憶されていてもよいし、移行禁止操作の際に読取部6によって一時退室者IDとともに読み取られたものでもよい。以下、当該情報を「一時退室者情報」とも呼ぶ。
図2は、実施の形態1における入退室管理システムのハードウェア構成図である。カード認証装置1は、プロセッサ17a及びメモリ18aを備えている。無線タグ認証装置2は、プロセッサ17b及びメモリ18bを備えている。電気錠コントローラ3は、プロセッサ17c及びメモリ18cを備えている。カード認証装置1の機能は、プロセッサ17aがメモリ18aに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。無線タグ認証装置2の機能は、プロセッサ17bがメモリ18bに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。電気錠コントローラ3の機能は、プロセッサ17cがメモリ18cに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携してカード認証装置1、無線タグ認証装置2及び電気錠コントローラ3の機能を実行してもよい。
図3は、実施の形態1におけるカード認証装置の一例を示す模式図である。図3は、カード認証装置1を正面から見た状態を示している。
図3に示すように、読取部6の下方には、一時退室者表示部11が配置されている。読取部6及び一時退室者表示部11の左側には、移行操作部8、移行禁止操作部9及び状態表示部10が配置されている。図3に示す読取部6は、例えば、IDカード15と同程度の大きさに形成されている。
図3に示すカード認証装置1において、移行操作部8及び移行禁止操作部9は、押しボタンとして形成されている。カード認証装置1には、移行操作部8として、警備ボタン8a及び解除ボタン8bが設けられている。カード認証装置1には、移行禁止操作部9として、禁止ボタン9a及び許可ボタン9bが設けられている。警備ボタン8a、解除ボタン8b、禁止ボタン9a及び許可ボタン9bのそれぞれの内側には、状態表示部10として、LEDランプが設けられている。
図3に示す移行操作部8に対する移行操作は、警備ボタン8aを押すことである。図3に示す移行操作部8に対する解除操作は、解除ボタン8bを押すことである。図3に示す移行禁止操作部9に対する移行禁止操作は、禁止ボタン9aを押すことである。図3に示す移行禁止操作部9に対する移行許可操作は、許可ボタン9bを押すことである。
図3に示すカード認証装置1において、制御部7は、LEDランプを点灯又は消灯させることで、現在の運用モード等を状態表示部10に表示させる。制御部7は、運用モードが警備モードである時は、例えば、警備ボタン8aの内側のLEDランプを点灯させる。制御部7は、運用モードが通常モードであり、警備モード移行機能が無効化されている時は、例えば、解除ボタン8b及び禁止ボタン9aの内側のLEDランプを点灯させる。制御部7は、運用モードが通常モードであり、警備モード移行機能が有効化されている時は、例えば、解除ボタン8b及び許可ボタン9bの内側のLEDランプを点灯させる。
図4は、実施の形態1における入退室管理システムの動作例を示すフローチャートである。以下、図4を参照して、警備モード移行機能を無効化及び有効化する動作について説明する。
通常モードにおいて警備モード移行機能が有効化されている状態で、利用者により移行禁止操作が行われると(ステップS101)、読取部6が識別体からIDを読み取る(ステップS102)。制御部7は、ステップS102で読取部6によって読み取られたIDを一時退室者IDとして記憶し(ステップS103)、警備モードへの移行を禁止する(ステップS104)。つまり、ステップS104において、警備モード移行機能が無効化される。ステップS104の処理の後、入退室管理システムは、ステップS105の処理を行う。
ステップS105では、警備モード移行機能が無効化されている状態で移行操作が行われたか否か判定される。ステップS105において、移行操作が行われたと判定された場合、制御部7は、状態表示部10にエラー表示を行わせるとともに(ステップS106)、一時退室者表示部11に一時退室者情報を表示させる(ステップS107)。ステップS107の処理の後、入退室管理システムは、ステップS108の処理を行う。また、ステップS105において、移行操作が行われていないと判定された場合も、入退室管理システムは、ステップS108の処理を行う。
ステップS108では、警備モード移行機能が無効化されている状態で許可操作が行われたか否か判定される。ステップS108において、許可操作が行われたと判定された場合、読取部6が識別体からIDを読み取る(ステップS109)。制御部7は、許可操作が行われた際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDであるか否かを判定する(ステップS110)。ステップS110において、許可操作が行われた際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDであると判定された場合、制御部7は、警備モードへの移行を許可する(ステップS111)。つまり、ステップS111において、警備モード移行機能が有効化される。
ステップS110において、許可操作が行われた際に読取部6によって読み取られたIDが一時退室者IDでないと判定された場合、制御部7は、警備モードへの移行を許可しない。この場合、警備モード移行機能は無効化されたままとなる。また、ステップS108において、許可操作が行われていないと判定された場合も、警備モード移行機能は無効化されたままとなる。
実施の形態1において、施解錠部14は、通常モードにおいて照合部13による判定に基づいて電気錠5を解錠し、警備モードにおいて照合部13による判定に基づいて電気錠5を解錠しない。移行操作部8は、通常モードから警備モードへの移行を行うための移行操作を受け付ける。移行禁止操作部9は、通常モードから警備モードへの移行を禁止するための移行禁止操作を受け付ける。制御部7は、通常モードにおいて移行禁止操作が行われていない状態で移行操作が行われた場合は通常モードから警備モードへの移行を行い、通常モードにおいて移行禁止操作が行われている状態で移行操作が行われた場合は通常モードから警備モードへの移行を行わない。つまり、一時的に入退室管理の対象となる部屋から退室する一時退室者が移行禁止操作を行った場合、他の利用者が誤って運用モードを警備モードに移行させることがない。このため、実施の形態1によれば、運用モードが警備モードに移行されたために一時退室者が当該部屋に入室できなくなることを防止できる。その結果、入退室管理システムにおいて、一時退室者の利便性を向上させることができる。
実施の形態1において、移行禁止操作部9は、識別体である無線タグ16にも設けられている。このため、無線タグ16を携帯する一時退室者は、カード認証装置1の読取部6にIDカード15をかざすことなく、扉4から離れた場所で移行禁止操作を行うことができる。その結果、一時退室者の利便性を向上させることができる。
実施の形態1において、カード認証装置1は、情報を表示する一時退室者表示部11を備えている。制御部7は、移行禁止操作が行われた際に読取部6により読み取られたIDを記憶し、移行禁止操作が行われている状態で移行操作が行われた場合に当該IDと関連付けられた情報を一時退室者表示部11に表示させる。このため、一時退室者が存在することを知らずに移行操作を行った利用者は、誰が室外に残っているかを容易に特定することができる。その結果、一時退室者だけでなく、移行操作を行う他の利用者の利便性を向上させることができる。
実施の形態1において、制御部7は、警備モード移行機能が無効化されている状態で読取部6によって一時退室者IDが読み取られた場合に、警備モード移行機能を有効化してもよい。つまり、入退室管理システムは、一時退室者が再入室するために識別体のIDを読取部6に読み取らせた場合に、自動的に警備モードへの移行を許可するよう設定されてもよい。この場合、許可操作が不要となり、一時退室者の利便性を向上させることができる。
実施の形態1において、制御部7は、警備モード移行機能が無効化されてから一定時間後に警備モード移行機能を有効化してもよい。当該一定時間は、例えば、入退室管理システムの管理者によって予め設定される。また、入退室管理システムは、管理者によって強制的に警備モード移行機能を有効化及び無効化できるものでもよい。これにより、一時退室者が許可操作を行わなかった場合に、運用モードを警備モードに移行させられなくなることを防止できる。
実施の形態1において、移行禁止操作の際に読取部6によって行われるIDの読み取りと移行禁止操作自体の順番は、どちらが先であってもよい。また、移行許可操作の際に読取部6によって行われるIDの読み取りと移行許可操作自体の順番は、どちらが先であってもよい。これらの順番は、例えば、入退室管理システムの管理者によって予め設定される。
1 カード認証装置
2 無線タグ認証装置
3 電気錠コントローラ
4 扉
5 電気錠
6 読取部
7 制御部
8 移行操作部
8a 警備ボタン
8b 解除ボタン
9 移行禁止操作部
9a 禁止ボタン
9b 許可ボタン
10 状態表示部
11 一時退室者表示部
12 識別情報記憶部
13 照合部
14 施解錠部
15 IDカード
15a IDカード
15b IDカード
16 無線タグ
17a プロセッサ
17b プロセッサ
17c プロセッサ
18a メモリ
18b メモリ
18c メモリ

Claims (2)

  1. 識別体から識別情報を読み取る読取部と、
    予め識別情報を記憶している識別情報記憶部と、
    前記読取部により読み取られた識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されているか否かを判定する照合部と、
    通常モードにおいて前記照合部による判定に基づいて電気錠を解錠し、警備モードにおいて前記電気錠を解錠しない施解錠部と、
    前記通常モードから前記警備モードへの移行を行うための移行操作を受け付ける移行操作部と、
    前記通常モードから前記警備モードへの移行を禁止するための移行禁止操作を受け付ける移行禁止操作部と、
    前記移行禁止操作が行われていない状態で前記移行操作が行われた場合は前記通常モードから前記警備モードへの移行を行い、前記移行禁止操作が行われている状態で前記移行操作が行われた場合は前記通常モードから前記警備モードへの移行を行わない制御部と、
    を備え
    前記移行禁止操作部が前記識別体に設けられた入退室管理システム。
  2. 情報を表示する一時退室者表示部を備え、
    前記制御部は、前記移行禁止操作が行われた際に前記読取部により読み取られた識別情報を記憶し、前記移行禁止操作が行われている状態で前記移行操作が行われた場合に当該識別情報と関連付けられた情報を前記一時退室者表示部に表示させる請求項1に記載の入退室管理システム。
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