JP2004124497A - 本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システム - Google Patents

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佐藤 明広
Masami Umemura
梅村 正美
Hitoshi Hongo
本郷 仁志
Masashi Tominaga
冨永 将史
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Abstract

【課題】正規の入退室者以外の者の連れ込み入退室を制限して入退室管理を厳格にすること。
【解決手段】ドア3に電磁錠4が設けられ、ドア3の横にカードリーダ6及び正面カメラ7が設けられる。入退室者の本人確認に必要とされる顔情報はデータベースに記録される。天井13に天井カメラ8が設けられる。制御端末装置10は、カードリーダ6で本人情報が読み取られたとき、データベースから検索される本人情報に対応する顔情報と、正面カメラ7で撮影された顔情報とを照合し、正面カメラ7及び天井カメラ8で撮影された人影数を認定する。制御端末装置10は、顔情報の照合結果が一致し、且つ、認定人影が一つであることで入退室者が本人一人であると判断したとき、ドア3を解錠するために電磁錠4を制御する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の管理室に対する人の入退室を管理するための本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の入退室管理システムとして、例えば、下記の特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載されたシステムがある。
【0003】
特許文献1には、IDカードのカードデータを読み取り、そのカードデータを予めメモリに記憶されたデータと照合することにより、電気錠の施錠・解錠を制御するように構成した入退室管理システムが記載されている。
【0004】
特許文献2には、IDカードから読み取られるID情報と、撮像手段により撮影される入退場者の画像情報とを、予めデータベースに登録されたID情報及び画像情報と照合することにより、電気錠の施錠・解錠を制御するように構成した入退管理システムが記載されている。加えて、特許文献2には、入退場者がIDカードを持参していないとき、撮像手段により撮影した入退場者の画像だけを、予めデータベースに登録された画像と照合し、それらが適合した場合に電気錠を開とするシステムが記載されている。
【0005】
特許文献3に記載されたシステムは、ICカード等の情報記録媒体を携帯して所定の管理室に入退室しようとする入退室者に対し、正規の入退室者本人であるか否かを判断し、その判断に応じて入退室許可を与えるものである。このシステムは、本人確認に必要とされる本人の顔情報をデータベース等の記憶手段に予め記憶しておき、その記憶された顔情報と、入退室者が携帯する情報記録媒体に記憶された顔情報とを制御端末等の照合手段により照合する。そして、照合手段による照合結果が一致し、且つ記憶手段又は情報記録媒体に記憶された顔情報と監視カメラ等の撮影手段により撮影された入退室者の顔情報とが一致することにより入退室者が本人と確認された場合に、入退室用扉に設けられた電磁錠を開けるなどの入退室許可を制御端末等の入退室許可手段により与える。又、情報記録媒体と記憶手段とに記憶された顔情報を撮影手段により撮影された最新の顔情報に書き換え、本人の顔情報の更新を制御端末等の情報更新手段により行うようになっている。このシステムによれば、情報記録媒体を利用して前回入退室許可を受けた者と、現在入退室しようとする者が同一であることを厳格にチェックでき、入退室管理におけるセキュリティを向上させ、警備員による遠隔地からのチェックを容易に行うことができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−280752号公報(第2−5頁,図1,図2)
【特許文献2】
特開平10−37551号公報(第2−7頁,図1,図2,図4,図7)
【特許文献3】
特開平9−319877号公報(第2−5頁,図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記の特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載のシステムでは、入退室者本人が、IDカードの提示のみにより、撮影された入退室者の画像の照合のみにより、或いは、IDカードや情報記録媒体の提示と、撮影された画像情報又は顔情報の照合(顔認証)の両方により本人確認を行ったとしても、入退室用扉が一旦開いてしまえば、扉の近くにいる本人以外の者の管理室への不正入退室を許してしまうことになった。つまり、本人確認を行わなかった者を管理室へ不正に連れ込むことを許してしまうことになった。
【0008】
このため、IDカードの提示のみ、画像情報(顔情報)の照合のみ、或いは、IDカードの提示と画像情報(顔情報)の照合の両方により、入退室者本人の確認を行うことが無意味となり、入退室管理を厳格に行うことができなかった。
【0009】
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限して入退室管理を厳格に行うことを可能にした本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、管理室の入退口に設けられた戸と、戸を施錠又は解錠するための錠手段と、入退室者の本人情報を予め記録したIDカードと、入退室者が携帯するIDカードに記録された本人情報を読み取るための本人情報読取手段と、入退室者本人の確認に必要とされる本人情報を予め記録した本人情報記録手段と、入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、本人情報読取手段により本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報と本人情報記録手段に記録された本人情報とを照合するための本人情報照合手段と、人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、本人情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを趣旨とする。
【0011】
上記発明の構成によれば、本人情報読取手段によりIDカードに予め記録された本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報と本人情報記録手段に記録された本人情報とが本人情報照合手段により照合される。又、人影撮影手段により撮影された人影の数が人影数認定手段により認定される。そして、本人情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、戸を解錠するために錠手段が解錠制御手段により制御される。従って、正規の入退室者本人によりIDカードの提示が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、管理室の入退口に設けられた戸と、戸を施錠又は解錠するための錠手段と、入退室者本人の確認に必要とされる身体情報を予め記録した身体情報記録手段と、入退室者の身体情報を入力するための身体情報入力手段と、入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、身体情報入力手段により身体情報が入力されたとき、その入力された身体情報と身体情報記録手段に記録された身体情報とを照合するための身体情報照合手段と、人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを趣旨とする。
【0013】
上記発明の構成によれば、入退室者の身体情報が身体情報入力手段に入力されたとき、その入力された身体情報と身体情報記録手段に記録された身体情報とが身体情報照合手段により照合される。又、人影撮影手段により撮影された人影の数が人影数認定手段により認定される。そして、身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、戸を解錠するために錠手段が解錠制御手段により制御される。従って、正規の入退室者本人により身体情報の入力が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。
ここで、身体情報とは、「バイオメトリクス情報」を含むものであり、本人確認をするために必要な人間の身体的特徴を示す情報を意味する(以下同じ。)。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、管理室の入退口に設けられた戸と、戸を施錠又は解錠するための錠手段と、入退室者の本人情報を予め記録したIDカードと、入退室者が携帯するIDカードに記録された本人情報を読み取るための本人情報読取手段と、入退室者本人の確認に必要とされる身体情報を本人情報に対応させて予め記録した本人情報記録手段と、入退室者の身体情報を入力するための身体情報入力手段と、入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、本人情報読取手段により本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報に対応する身体情報を身体情報記録手段から検索し、その検索された身体情報と身体情報入力手段により入力された身体情報とを照合するための身体情報照合手段と、人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを趣旨とする。
【0015】
上記発明の構成によれば、本人情報読取手段によりIDカードに予め記録された本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報に対応する身体情報が身体情報照合手段により身体情報記録手段から検索され、その検索された身体情報と身体情報入力手段により入力された身体情報とが身体情報照合手段により照合される。又、人影撮影手段により撮影された人影の数が人影数認定手段により認定される。そして、身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、戸を解錠するために錠手段が解錠制御手段により制御される。従って、正規の入退室者本人によりIDカードの提示が行われ、身体情報の照合により本人確認が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明において、不正入退室を警報するための警報手段と、解錠制御手段により戸が解錠された後に、人影数認定手段により認定される人影が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることを判断したとき、不正入退室を警報するために警報手段を制御する警報制御手段とを備えたことを趣旨とする。
【0017】
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の作用に加え、解錠制御手段により戸が解錠された後に、人影数認定手段により認定される人影が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることを判断したとき、不正入退室を警報するために警報制御手段により警報手段が制御される。従って、警報により不正入退室者が威嚇され、不正入退室の警備が強化される。
【0018】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システムを具体化した第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1に、本実施の形態の入退室管理システムの概略構成図を示す。このシステムは、所定の管理室1に対する人の入退室を管理するものであり、管理室1の入退口2に設けられた戸としてのドア3を備え、そのドア3の施錠及び解錠を管理するように構成される。このシステムは、ドア用電磁錠4、IDカード5、ドア用カードリーダ6、正面カメラ7、天井カメラ8、警報器9及びドア用制御端末装置10を備える。
【0020】
ドア用電磁錠4は、ドア3に対して設けられ、ドア3を施錠又は解錠するためのものであり、本発明の錠手段に相当する。この電磁錠4は、その施錠及び解錠が電気的に制御される。
【0021】
IDカード5は、管理室1への入退室が許可された複数の特定の者に割り当てられ、その入退室者の本人情報が予め記録される。この実施の形態で、IDカード5は、非接触式カードにより構成され、本人情報が予め記録される。
【0022】
ドア用カードリーダ6は、入退室者が携帯するIDカード5に記録された本人情報を読み取るためのものであり、本発明の本人情報読取手段に相当する。このカードリーダ6は、非接触式リーダにより構成される。このカードリーダ6は、ドア3の横の壁11上に設置される。このカードリーダ6は、アンテナ(図示略)を含み、IDカード5をそのアンテナに近付けることにより、IDカード5に記録された本人情報をアンテナで受信して非接触で読み取るようになっている。このカードリーダ6には、本人情報の読み取りエラーを点灯表示するための表示器12が設けられる。
【0023】
正面カメラ7は、ドア用カードリーダ6に隣接して壁11上に設けられる。天井カメラ8は、入退口2の前の天井13に設置される。図2に、正面カメラ7及び天井カメラ8の配置と撮影領域を概念図に示す。正面カメラ7は、その正面の所定領域を撮影するように構成される。従って、この正面カメラ7により、入退室者14の身体を正面から撮影することができ、このカメラ7に入退室者14が近付けば、その顔を撮影できるように構成される。この実施の形態で、正面カメラ7は、入退室者14の身体情報としての顔情報を入力するための本発明の身体情報入力手段に相当する。天井カメラ8は、その下方の所定領域を撮影するように構成される。従って、天井カメラ8により、入退室者14の身体をその上方から撮影できるように構成される。この実施の形態では、正面カメラ7及び天井カメラ8が、入退口2の前に位置する人影を撮影するための本発明の人影撮影手段に相当する。即ち、この実施の形態で、人影撮影手段は、入退口2の付近の壁11上に配置された一つの撮影機である正面カメラ7と、入退口2の前の上方に配置された一つの撮影機である天井カメラ8とを含んで構成される。ここで、正面カメラ7及び天井カメラ8には、例えば、CCDカメラやC−MOSカメラを使用することができる。天井カメラ8には、赤外線(近赤外線、遠赤外線)カメラを使用することもできる。
【0024】
警報器9は、入退口2から見えない天井13の裏側に設置され、電気的に制御されて鳴動するように構成される。この実施の形態で、警報器9は、不正入退室を警報するための本発明の警報手段に相当する。
【0025】
ドア用制御端末装置10は、入退口2から見えない天井13の裏側に設置される。この実施の形態で、ドア用制御端末装置10は、ドア用電磁錠4、警報器9及び表示器12を制御するように構成される。
【0026】
管理室1として、例えば、所定の厳重取扱物が格納されており、特定の者のみの入退室が許容される部屋が挙げられる。厳重取扱物として、例えば、貴金属等の貴重品や金銭、劇薬物や機密資料等を挙げることができる。
【0027】
図3に、この入退室管理システムの電気的構成をブロック図に示す。ドア用制御端末装置10は、イーサネット(登録商標)31に接続される。イーサネット(登録商標)31には、データベース32及び入退室等の履歴管理装置33が更に接続される。そして、これらドア用制御端末装置10、データベース32及び履歴管理装置33が、イーサネット(登録商標)31により互いに接続されることにより、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)が構成される。即ち、LANを構成するドア用制御端末装置10、イーサネット(登録商標)31、データベース32及び履歴管理装置33により入退室管理システムが構成される。
【0028】
データベース32は、ドア用カードリーダ6により読み取られた本人情報と照合される本人情報を予め記録しており、本人情報記録手段に相当する。同じく、データベース32は、入退室者本人の確認に必要とされる身体情報としての顔情報を本人情報に対応させて予め記録しており、本発明の身体情報記録手段に相当する。
【0029】
履歴管理装置33は、パソコンにより構成され、管理室1の入退室に関する履歴等を記録・更新するように構成され、必要に応じて、その履歴情報を表示及び出力できるように構成される。
【0030】
ドア用制御端末措置10には、正面カメラ7、天井カメラ8、ドア用カードリーダ6、ドア用電磁錠4、警報器9及び表示器12が接続される。この制御端末装置10は、正面カメラ7及び天井カメラ8による撮影画像を処理するための画像処理装置と、ドア用電磁錠4、警報器9及び表示器12等の制御に関わる機器制御装置と、LAN通信用のモデム等を備える。機器制御装置は、周知のように中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、読み出し書き換えメモリ(RAM)、不揮発性のバックアップRAM及び入出力回路等により構成される。ROMには、ドア用電磁錠4の施錠及び解錠を制御するための制御プログラムが予め格納される。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいてドア用電磁錠4、警報器9及び表示器12それぞれ制御する。
【0031】
ここで、ドア用制御端末装置10は、ドア用カードリーダ6によりIDカード5の本人情報が読み取られたとき、その本人情報に対応する身体情報としての顔情報をデータベース32から検索し、その検索された顔情報と正面カメラ7により撮影された顔情報とを照合するように構成され、本発明の身体情報照合手段に相当する。同じく、この制御端末装置10は、正面カメラ7及び天井カメラ8により撮影された人影の数を認定するように構成され、本発明の人影数認定手段に相当する。更に、この制御端末装置10は、上記顔情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影が一つであることにより入退室者14が本人一人であることを判断したとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4を制御するように構成され、本発明の解錠制御手段に相当する。加えて、この制御端末装置10は、制御によりドア3が解錠された後に、制御により認定される人影が二つ以上であることにより入退室者14が二人以上であることを判断したとき、管理室1に対する不正入退室であるとしてそれを警報するために警報器9を制御するように構成され、本発明の警報制御手段に相当する。
【0032】
ここで、ドア用電磁錠4の施錠及び解錠のための制御プログラムの内容について説明する。図4に、そのプログラムをフローチャートに示す。
【0033】
先ず、ステップ100で、ドア用制御端末装置10(以下、単に「端末装置10」と言う。)が、ドア用カードリーダ6により読み取られたIDカード5の本人情報を読み取ると、ステップ110で、端末装置10は、データベース32に記録された本人情報を検索する。
【0034】
次に、ステップ120で、端末装置10は、IDカード5の本人情報に該当する本人情報がデータベース32に有るか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0035】
上記判断結果が肯定の場合、端末装置10は、ステップ130で、一致した本人情報に対応する顔情報をデータベース32から検索する。
【0036】
次に、ステップ140で、端末装置10は、正面カメラ7で撮影される顔情報を読み取る。
【0037】
次に、ステップ150で、データベース32から検索された顔情報と、正面カメラ7で撮影された顔情報とが一致するか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0038】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ160で、端末装置10は、正面カメラ7及び天井カメラ8で撮影される人影情報を読み取る。
【0039】
次に、ステップ170で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を行う。この人影数認定の処理内容については、後で詳述する。
【0040】
次に、ステップ180で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0041】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ190で、端末装置10は、ドア用電磁錠4を解錠することによりドア3を解錠する。この後、入退室者14によりドア3が開けられることになる。
【0042】
次に、ステップ200で、端末装置10は、正面カメラ7及び天井カメラ8で撮影される人影情報を再び読み取る。
【0043】
次に、ステップ210で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を再び行う。この人影数認定の処理内容は、ステップ170のそれと基本的に同じである。
【0044】
次に、ステップ220で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。ここでは、ドア3が開けられて管理室1に入退室しようとする人影数が一つであるか否かが判断されることになる。この判断結果が否定の場合、即ち、二人以上の不正入退室が起きたものとして、端末装置10は、処理をステップ230へ移行する。
【0045】
そして、ステップ230で、端末装置10は、不正入退室を警報するために警報器9を鳴動させると共に、表示器12を点灯させてエラー表示を行った後、以降の処理を終了する。
【0046】
一方、ステップ220の判断結果が肯定である場合、即ち、実際の入退者が一人である場合、ステップ240で、端末装置10は、ドア3が閉鎖された後に、ドア3を施錠するためにドア用電磁錠4を施錠した後、以降の処理を終了する。
【0047】
ここで、ステップ170(ステップ210)の人影数認定のための処理内容について詳しく説明する。図5に、この処理プログラムをフローチャートに示す。
【0048】
処理がステップ170へ移行すると、先ず、ステップ171で、端末装置10は、背景差分によりシルエット画像を生成する。即ち、正面カメラ7及び天井カメラ8により事前に取得した背景画像と、各カメラ7,8により撮影される現フレームの画像の差分を取る。そして、この差分画像に対し、撮影環境により定めた閾値により2値化を行い、人物のシルエット画像を生成する。
【0049】
次に、ステップ172で、端末装置10は、カメラ2台から視体積交差による投票を行う。即ち、正面カメラ7及び天井カメラ8により撮影された画像から視体積交差を行いボクセル空間に投票を行う。
【0050】
図6に視体積交差の原理図を示す。図6に示すように、各カメラによって得られる画像は、カメラ位置からの投影である。従って、カメラ位置を基にシルエット画像から逆投影(ボクセル空間への投票)を行うことで、交差する位置に物体の復元を行うことができる。ここで、ボクセル空間において、何も投票されないボクセルは「0」、1台のカメラからのみ投票されるボクセルは「1」、2台のカメラから投票されるボクセルは「2」の値を持つことになる。
【0051】
次に、ステップ173で、端末装置10は、閾値処理による雑音除去を行う。即ち、閾値以下の値のボクセルを削除する(値を「0」にする)ことで、背景差分時の雑音やオクルージョン(隠れ)による連結雑音の除去を行う。
【0052】
ここで、2台のカメラのシルエット画像から交差するボクセルを有効とするため、閾値は「1」となり、値「2」のボクセルのみが残ることになる。尚、撮影範囲のサイズとボクセル空間の分解能によって、閾値は変動する可能性もある。
【0053】
図7,8に、本実施の形態のカメラ配置例を示す。図9に、本実施の形態の正面カメラ撮影画像例を示す。図10に、本実施の形態の天井カメラ撮影画像例を示す。図11に、本実施の形態の視体積交差例を示す。本実施の形態の場合、正面カメラ7の画像のみでは、人物同士の重なりによるオクルージョン(隠れ)が発生してしまい、人数のカウントが不可能になる。正面カメラ7及び天井カメラ8による2台のカメラから視体積交差を行うことで、図11に濃淡領域で示すように、天井カメラ8からの投票から、交差する部分は値「2」となり、閾値処理で値「1」の連結雑音を消去することにより、人物の区分ができ、人影数のカウントが可能となる。
【0054】
次に、ステップ174で、端末装置10は、ラベリングによるブロック分割を行う。即ち、ボクセル空間において、値「2」のボクセルの3次元的なラベル付けを行い、固まり(ブロック)に分ける。
【0055】
次に、ステップ175で、端末装置10は、面積によるブロック分離を行う。即ち、撮影範囲(カメラ設置場所に依存)、ボクセル空間分解能に従い、事前に人物の基準サイズを定めておく。そして、基準サイズを大きく下回るブロックは雑音として削除する(値を「0」にする)。又、基準サイズを大きく上回るブロックは、2名以上もしくは荷物を持っているものと判断する。このとき、形状によって分離できるものはブロックの分離を行い、別のラベルを付ける。
【0056】
最後に、ステップ176で、端末装置10は、人影数確認を行う。即ち、単一フレームのみの処理では、環境光の影響から誤検出の可能性もあるため、以上の処理を一定時間行い、検出ブロックの平均数を最終的な検出人影数とする。その際、前フレームのブロック検出位置を基準に追跡を行うことで、各ブロックの存在フレーム数をカウントし、これを基にブロック数の平均を求める。
【0057】
以上説明した本実施の形態の入退室管理システムの構成によれば、IDカード5に予め記録された本人情報がドア用カードリーダ6により読み取られたとき、その本人情報に対応する顔情報がドア用制御端末装置10によりデータベース32から検索される。そして、その検索された顔情報と正面カメラ7により撮影された顔情報とがドア用制御端末装置10により照合される。又、正面カメラ7及び天井カメラ8により撮影された人影の数がドア用制御端末装置10により認定される。そして、上記顔情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影数が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4がドア用制御端末装置10により制御される。従って、正規の入退室者本人によるIDカード5の提示と、本人の顔情報の照合(顔認証)とにより本人確認が行われる場合に、入退口2の前に正規の入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口2のドア3の解錠が規制され、管理室1に対する人の入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができるようになる。このようにして、IDカード5の提示及び顔認証による本人確認機能と、入退口2の前の人影撮影による連れ込み防止機能とを備えた入退室管理システムが得られる。
【0058】
この実施の形態では、ドア用制御端末装置10によりドア3が解錠された後に、同端末装置10により認定される人影数が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることが判断されたとき、不正入退室を警報するために同端末装置10の制御により警報器9が鳴動する。従って、この警報(鳴動)により不正入退室者が威嚇され、不正入退室の警備が強化される。このため、不正入退室の予防を強化することができ、連れ込み入退室を厳重に制限して入退室管理を一層厳格に行うことができるようになる。
【0059】
この実施の形態では、管理室1の入退口2の前に位置する人影を撮影するために、正面カメラ7と天井カメラ8が使用される。このため、単に2台のカメラを使用するだけで、人物同士の重なりによるオクルージョン(隠れ)等の雑音を排除して人影数を正確に認定することができる。
【0060】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システムを具体化した第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0061】
尚、この実施の形態を含む以下の各実施の形態において、前記第1の実施の形態と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
【0062】
この実施の形態では、IDカード5の提示のみにより本人確認を行うようにした点で、IDカード5の提示と、正面カメラ7の撮影による顔情報の照合(顔認証)とにより本人確認を行うようにした第1の実施の形態と構成が異なる。
【0063】
図12に、この実施の形態の入退室管理システムの概略構成図を示す。図13に、この入退室管理システムの電気的構成をブロック図に示す。この実施の形態では、正面カメラ7を省略した点で、第1の実施の形態と構成が異なる。従って、この実施の形態では、1台の天井カメラ8が、入退口2の前に位置する人影を撮影するための本発明の人影撮影手段に相当する。
【0064】
この実施の形態で、データベース32は、ドア用カードリーダ6により読み取られた本人情報と照合される本人情報を予め記録しており、本発明の本人情報記録手段に相当する。又、ドア用制御端末装置10は、ドア用カードリーダ6によりIDカード5の本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報とデータベース32に記録された本人情報とを照合するように構成され、本発明の本人情報照合手段に相当する。同じく、この制御端末装置10は、天井カメラ8により撮影された人影の数を認定するように構成され、本発明の人影数認定手段に相当する。更に、この制御端末装置10は、上記本人情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影が一つであることにより入退室者14が本人一人であることを判断したとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4を制御するように構成され、本発明の解錠制御手段に相当する。
【0065】
次の、ドア用電磁錠4の施錠及び解錠のための制御プログラムの内容について説明する。図14に、そのプログラムをフローチャートに示す。このフローチャートにおいて、図4に示すフローチャートと同一の数字で示されるステップは、第1の実施の形態の制御プログラムと同じ処理内容を示す。
【0066】
先ず、ステップ100で、端末装置10がドア用カードリーダ6で読み取られたIDカード5の本人情報を読み取ると、ステップ110で、端末装置10は、データベース32に記録された本人情報を検索する。
【0067】
次に、ステップ120で、端末装置10は、IDカード5の本人情報に該当する本人情報がデータベース32に有るか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0068】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ165で、端末装置10は、天井カメラ8で撮影される人影情報を読み取る。
【0069】
次に、ステップ400で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を行う。ここでは、端末装置10は、1台の天井カメラによる撮影画像から、背景差分により人物領域を検出し、その面積又は形状から人影数を認定(推定)するようにしている。
【0070】
次に、ステップ180で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0071】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ190で、端末装置10は、ドア用電磁錠4を解錠することによりドア3を解錠する。この後、入退室者14によりドア3が開けられることになる。
【0072】
次に、ステップ205で、端末装置10は、天井カメラ8で撮影される人影情報を再び読み取る。
【0073】
次に、ステップ410で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を再び行う。この人影数認定の処理内容は、ステップ400のそれと基本的に同じである。
【0074】
次に、ステップ220で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、即ち、二人以上の不正入退室が起きたものとして、端末装置10は、処理をステップ230へ移行する。
【0075】
そして、ステップ230で、端末装置10は、不正入退室を警報するために警報器9を鳴動させると共に、表示器12を点灯させてエラー表示を行った後、以降の処理を終了する。
【0076】
一方、ステップ220の判断結果が肯定である場合、即ち、実際の入退者が一人である場合、ステップ240で、端末装置10は、ドア3が閉鎖された後に、ドア3を施錠するためにドア用電磁錠4を施錠した後、以降の処理を終了する。
【0077】
以上説明した本実施の形態の入退室管理システムの構成によれば、IDカード5に予め記録された本人情報がドア用カードリーダ6により読み取られたとき、その読み取られた本人情報と、データベース32に予め記録された本人情報とがドア用制御端末装置10により照合される。又、天井カメラ8により撮影された人影の数がドア用制御端末装置10により認定される。そして、上記本人情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影数が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4がドア用制御端末装置10により制御される。従って、正規の入退室者本人によるIDカード5の提示により本人確認が行われる場合に、入退口2の前に正規の入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口2のドア3の解錠が規制され、管理室1に対する人の入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができるようになる。このようにして、IDカード5の提示のみによる本人確認機能と、入退口2の前の人影撮影による連れ込み防止機能とを備えた入退室管理システムが得られる。
【0078】
この実施の形態では、ドア用制御端末装置10によりドア3が解錠された後に、同端末装置10により認定される人影数が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることが判断されたとき、不正入退室を警報するために同端末装置10の制御により警報器9が鳴動する。従って、この警報(鳴動)により不正入退室者が威嚇され、不正入退室の警備が強化される。このため、不正入退室の予防を強化することができ、連れ込み入退室を厳重に制限して入退室管理を一層厳格に行うことができるようになる。
【0079】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システムを具体化した第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0080】
この実施の形態では、指紋照合のみにより本人確認を行うようにした点で、IDカード5の提示と、正面カメラ7の撮影による顔情報の照合(顔認証)とにより本人確認を行うようにした第1の実施の形態、並びに、IDカード5の提示のみにより本人確認を行うようにした第2の実施の形態と構成が異なる。
【0081】
図15に、この実施の形態の入退室管理システムの概略構成図を示す。図16に、この入退室管理システムの電気的構成をブロック図に示す。この実施の形態では、IDカード5、ドア用カードリーダ6及び正面カメラ7を省略し、カードリーダ6に代わって指紋リーダ26を設けた点で、第1及び第2の実施の形態と構成が異なる。従って、この実施の形態では、1台の天井カメラ8が、入退口2の前に位置する人影を撮影するための本発明の人影撮影手段に相当する。又、指紋リーダ26が、入退室者の身体情報としての指紋情報を入力するための本発明の身体情報入力手段に相当する。
【0082】
この実施の形態で、データベース32は、指紋リーダ26により入力された指紋情報と照合される指紋情報を予め記録しており、本発明の身体情報記録手段に相当する。又、ドア用制御端末装置10は、指紋リーダ26により指紋情報が入力されたとき、その入力された指紋情報とデータベース32に記録された指紋情報とを照合するように構成され、本発明の身体情報照合手段に相当する。同じく、この制御端末装置10は、天井カメラ8により撮影された人影の数を認定するように構成され、本発明の人影数認定手段に相当する。更に、この制御端末装置10は、上記指紋情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影が一つであることにより入退室者14が本人一人であることを判断したとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4を制御するように構成され、本発明の解錠制御手段に相当する。
【0083】
次の、ドア用電磁錠4の施錠及び解錠のための制御プログラムの内容について説明する。図17に、そのプログラムをフローチャートに示す。このフローチャートにおいて、図4に示すフローチャートと同一の数字で示されるステップは、第1の実施の形態の制御プログラムと同じ処理内容を示す。
【0084】
先ず、ステップ105で、指紋リーダ26を使用して指紋情報が入力されると、ステップ115で、端末装置10は、その入力された指紋情報と、データベース32に記録された指紋情報とを照合する。
【0085】
次に、ステップ125で、端末装置10は、入力された指紋情報と一致する指紋情報がデータベース32に有るか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0086】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ165で、端末装置10は、1台の天井カメラ8で撮影される人影情報を読み取る。
【0087】
次に、ステップ400で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を行う。ここでも、端末装置10は、1台の天井カメラによる撮影画像から、背景差分により人物領域を検出し、その面積又は形状から人影数を認定(推定)するようにしている。
【0088】
次に、ステップ180で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合、端末装置10は、ステップ300で、表示器12を点灯させてエラー表示を行い、以降の処理を終了する。
【0089】
上記判断結果が肯定の場合、ステップ190で、端末装置10は、ドア用電磁錠4を解錠することによりドア3を解錠する。この後、入退室者14によりドア3が開けられることになる。
【0090】
次に、ステップ205で、端末装置10は、1台の天井カメラ8で撮影される人影情報を再び読み取る。
【0091】
次に、ステップ410で、端末装置10は、読み取られた人影情報に基づいて人影数の認定を再び行う。この人影数認定の処理内容は、ステップ400のそれと基本的に同じである。
【0092】
次に、ステップ220で、端末装置10は、認定された人影数が一つであるか否かを判断する。ここでは、ドア3が開けられて管理室1に入退室しようとする人影数が一つであるか否かが判断されることになる。この判断結果が否定の場合、即ち、二人以上の不正入退室が起きたものとして、端末装置10は、処理をステップ230へ移行する。
【0093】
そして、ステップ230で、端末装置10は、不正入退室を警報するために警報器9を鳴動させると共に、表示器12を点灯させてエラー表示を行った後、以降の処理を終了する。
【0094】
一方、ステップ220の判断結果が肯定である場合、即ち、実際の入退者が一人である場合、ステップ240で、端末装置10は、ドア3が閉鎖された後に、ドア3を施錠するためにドア用電磁錠4を施錠した後、以降の処理を終了する。
【0095】
以上説明した本実施の形態の入退室管理システムの構成によれば、指紋リーダ26により指紋情報が入力されたとき、その入力された指紋情報と、データベース32に予め記録された指紋情報とがドア用制御端末装置10により照合される。又、天井カメラ8により撮影された人影の数がドア用制御端末装置10により認定される。そして、上記指紋情報の照合結果が一致し、且つ、上記認定された人影数が一つであることにより入退室者が本人一人であることが判断されたとき、ドア3を解錠するためにドア用電磁錠4がドア用制御端末装置10により制御される。従って、正規の入退室者本人による指紋情報の入力のみにより本人確認が行われる場合に、入退口2の前に正規の入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口2のドア3の解錠が規制され、管理室1に対する人の入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができるようになる。このようにして、指紋情報の入力のみによる本人確認機能と、入退口2の前の人影撮影による連れ込み防止機能とを備えた入退室管理システムが得られる。
【0096】
この実施の形態では、ドア用制御端末装置10によりドア3が解錠された後に、同端末装置10により認定される人影数が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることが判断されたとき、不正入退室を警報するために同端末装置10の制御により警報器9が鳴動する。従って、この警報(鳴動)により不正入退室者が威嚇され、不正入退室の警備が強化される。このため、不正入退室の予防を強化することができ、連れ込み入退室を厳重に制限して入退室管理を一層厳格に行うことができるようになる。
【0097】
尚、この発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
【0098】
(1)前記第1及び第2の実施の形態では、IDカード5の提示だけでドア用カードリーダ6に本人情報を読み取らせるように構成したが、テンキーで本人の暗証番号を入力することをIDカードの提示と併用するように構成してもよい。
【0099】
(2)前記第1の実施の形態において、正面カメラ5で撮影された顔情報を、履歴情報として履歴管理装置33に記録しておくようにしてもよい。
【0100】
(3)前記第1及び第2の実施の形態では、本発明のIDカードとして非接触式カードより構成したIDカード5を使用し、本発明の本人情報読取手段として非接触式リーダより構成されるドア用カードリーダ6を使用した。これに対し、IDカードとして、磁気カード、接触式又は非接触式のICカードを使用してもよい。又、これらのカードに対応した本人情報読取手段として、磁気カード専用の磁気式リーダを使用したり、ICカード専用のメモリリーダを使用したりしてもよい。
【0101】
(4)前記第1の実施の形態では、人影撮影手段を、正面カメラ7及び天井カメラ8を含む2台のカメラにより構成したが、3台以上の台数にカメラを適宜増やしてもよい。特に、天井カメラを複数台にすることにより、ステレオマッチングすることができるようになる。これにより、撮影対象物の高さを推定することができるようになり、この高さ情報から人物と物の分離をより精度良く行うことができるようになる。
【0102】
(5)前記第1の実施の形態では、人影撮影手段を、正面カメラ7及び天井カメラ8を含む2台のカメラにより構成し、視体積交差により人影数を認定するように構成した。これに対し、人影撮影手段を、1台の天井カメラにより構成し、その天井カメラによる撮影画像から、背景差分により人物領域を検出し、その面積又は形状から人影数を推定するように構成してもよい。
【0103】
(6)前記第2及び第3の実施の形態では、人影撮影手段を、1台の天井カメラ8により構成したが、2台以上のカメラにより構成してもよい。
【0104】
(7)前記各実施の形態では、本発明の管理室の入退口の戸をドア3(開き戸)としたが、本発明の戸を引戸としてもよい。
【0105】
(8)前記第1の実施の形態では、IDカード5で入退室者14の本人情報を確認した上で、入退室者14の顔を撮影することにより顔認証を行うように構成したが、それら本人情報確認と顔認証に加え、入退室者の指紋を照合するように構成してもよい。
【0106】
(9)前記第1の実施の形態では、IDカード5で入退室者14の本人情報を確認した上で、正面カメラ7により入退室者14の顔を撮影することにより顔情報を入力し、その入力された顔情報を、ドア用制御端末装置10が、データベース32に記録された顔情報と照合することにより本人確認を行うように構成した。
これに対し、IDカードで入退室者の本人情報を確認した上で、身体情報入力手段としての指紋読取装置により入退室者の指紋情報を身体情報として入力し、その入力された指紋情報を、身体情報照合手段としてのドア用制御端末装置が、身体情報記録手段としてのデータベースに記録された身体情報である指紋情報と照合することにより本人確認を行うように構成してもよい。
或いは、IDカードで入退室者の本人情報を確認した上で、身体情報入力手段としての音声入力装置により入退室者の音声を入力することにより声紋情報を身体情報として入力し、その入力された声紋情報を、身体情報照合手段としてのドア用制御端末装置が、身体情報記録手段としてのデータベースに記録された身体情報である声紋情報と照合することにより本人確認を行うように構成してもよい。
【0107】
(10)前記各実施の形態では、データベース32と履歴管理装置33を個別に構成したが、データベース32の機能と履歴管理装置33の機能を1台の装置で実現するように構成してもよい。
【0108】
(11)前記第3の実施の形態では、身体情報入力手段としての指紋リーダ26により入退室者の指紋情報を身体情報として入力し、その入力された指紋情報を、身体情報照合手段としてのドア用制御端末装置10が、身体情報記録手段としてのデータベース32に記録された身体情報である指紋情報と照合することにより本人確認を行うように構成した。
これに対し、身体情報入力手段としての音声入力装置(マイク等)により入退室者の音声を入力することにより声紋情報を身体情報として入力し、その入力された声紋情報を、身体情報照合手段としてのドア用制御端末装置が、身体情報記録手段としてのデータベースに記録された身体情報である声紋情報と照合することにより本人確認を行うように構成してもよい。
或いは、身体情報入力手段としてのカメラにより撮影された入退室者の顔情報を入力し、その入力された顔情報を、身体情報照合手段としてのドア用制御端末装置が、身体情報記録手段としてのデータベースに記録された身体情報である顔情報と照合することにより本人確認を行うように構成してもよい。
【0109】
(12)上記の記載では、入退室者本人の確認に必要とされる身体情報として、顔、指紋及び声紋に係る情報について説明した。これに対し、身体情報としては、これらの情報に限られるものではなく、筆跡、掌紋、虹彩、静脈及び網膜等を含む個人に固有な人間の身体的特徴に関する情報(バイオメトリクス情報)を採用することもできる。
【0110】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、本人情報の照合結果が一致し、且つ、認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御するようにしている。従って、入退室者本人によりIDカードが提示され、その本人情報の照合により本人確認が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができる。
【0111】
請求項2に記載の発明によれば、身体情報の照合結果が一致し、且つ、認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御するようにしている。従って、入退室者本人により入力される身体情報の照合により本人確認が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができる。
【0112】
請求項3に記載の発明によれば、IDカードの提示を伴う身体情報の照合結果が一致し、且つ、認定された人影が一つであることにより入退室者が本人一人であることを判断したとき、戸を解錠するために錠手段を制御するようにしている。従って、入退室者本人によるIDカードの提示と、身体情報の照合とにより本人確認が行われる場合に、入退口の前に入退室者本人以外の者が存在するときには、入退口の戸の解錠が規制され、管理室に対する入退室が規制される。このため、正規の入退室者本人以外の者の連れ込み入退室を制限することができ、入退室管理を厳格に行うことができる。
【0113】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明において、戸が解錠された後に、認定される人影が二つ以上であることにより入退室者が二人以上であることを判断したとき、不正入退室を警報するために警報手段を制御するようにしている。従って、警報により不正入退室者が威嚇され、不正入退室の警備が強化される。このため、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の効果に対し、不正入退室の予防を強化することができ、連れ込み入退室を厳重に制限して入退室管理を一層厳格に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係り、入退室管理システムを示す概略構成図である。
【図2】正面カメラ及び天井カメラの配置と撮影領域を示す概念図である。
【図3】入退室管理システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】ドアの解錠・施錠の制御プログラム示すフローチャートである。
【図5】人影数認定用の処理プログラムを示すフローチャートである。
【図6】視体積交差の原理図である。
【図7】カメラ配置例を示す概念図である。
【図8】カメラ配置例を示す概念図である。
【図9】正面カメラ撮影画像例を示す概念図である。
【図10】天井カメラ撮影画像例を示す概念図である。
【図11】視体積交差例を示す概念図である。
【図12】第2の実施の形態に係り、入退室管理システムを示す概略構成図である。
【図13】入退室管理システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図14】ドアの解錠・施錠の制御プログラム示すフローチャートである。
【図15】第3の実施の形態に係り、入退室管理システムを示す概略構成図である。
【図16】入退室管理システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図17】ドアの解錠・施錠の制御プログラム示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  管理室
2  入退口
3  ドア(戸)
4  ドア用電磁錠(錠手段)
5  IDカード
6  ドア用カードリーダ(本人情報読取手段)
7  正面カメラ(身体情報入力手段、人影撮影手段)
8  天井カメラ(人影撮影手段)
9  警報手段(警報器)
10 ドア用制御端末装置(身体情報照合手段,本人情報照合手段,人影数認定手段,解錠制御手段,警報制御手段)
14 入退室者
26 指紋リーダ(身体情報入力手段)
32 データベース(身体情報記録手段,本人情報記録手段)

Claims (4)

  1. 所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、
    前記管理室の入退口に設けられた戸と、
    前記戸を施錠又は解錠するための錠手段と、
    入退室者の本人情報を予め記録したIDカードと、
    前記入退室者が携帯するIDカードに記録された前記本人情報を読み取るための本人情報読取手段と、
    前記入退室者本人の確認に必要とされる本人情報を予め記録した本人情報記録手段と、
    前記入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、
    前記本人情報読取手段により前記本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報と前記本人情報記録手段に記録された本人情報とを照合するための本人情報照合手段と、
    前記人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、
    前記本人情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、前記人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより前記入退室者が本人一人であることを判断したとき、前記戸を解錠するために前記錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを特徴とする本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システム。
  2. 所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、
    前記管理室の入退口に設けられた戸と、
    前記戸を施錠又は解錠するための錠手段と、
    前記入退室者本人の確認に必要とされる身体情報を予め記録した身体情報記録手段と、
    前記入退室者の身体情報を入力するための身体情報入力手段と、
    前記入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、
    前記身体情報入力手段により前記身体情報が入力されたとき、その入力された身体情報と前記身体情報記録手段に記録された身体情報とを照合するための身体情報照合手段と、
    前記人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、
    前記身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、前記人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより前記入退室者が本人一人であることを判断したとき、前記戸を解錠するために前記錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを特徴とする本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システム。
  3. 所定の管理室に対する人の入退室を管理するための入退室管理システムであって、
    前記管理室の入退口に設けられた戸と、
    前記戸を施錠又は解錠するための錠手段と、
    入退室者の本人情報を予め記録したIDカードと、
    前記入退室者が携帯するIDカードに記録された本人情報を読み取るための本人情報読取手段と、
    前記入退室者本人の確認に必要とされる身体情報を前記本人情報に対応させて予め記録した身体情報記録手段と、
    前記入退室者の身体情報を入力するための身体情報入力手段と、
    前記入退口の前に位置する人影を撮影するための人影撮影手段と、
    前記本人情報読取手段により前記本人情報が読み取られたとき、その読み取られた本人情報に対応する身体情報を前記身体情報記録手段から検索し、その検索された身体情報と前記身体情報入力手段により入力された身体情報とを照合するための身体情報照合手段と、
    前記人影撮影手段により撮影された人影の数を認定するための人影数認定手段と、
    前記身体情報照合手段による照合結果が一致し、且つ、前記人影数認定手段により認定された人影が一つであることにより前記入退室者が本人一人であることを判断したとき、前記戸を解錠するために前記錠手段を制御する解錠制御手段とを備えたことを特徴とする本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システム。
  4. 不正入退室を警報するための警報手段と、
    前記解錠制御手段により前記戸が解錠された後に、前記人影数認定手段により認定される人影が二つ以上であることにより前記入退室者が二人以上であることを判断したとき、前記不正入退室を警報するために前記警報手段を制御する警報制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の本人確認と連れ込み防止の機能を備えた入退室管理システム。
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