JP2002288699A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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JP2002288699A
JP2002288699A JP2001092392A JP2001092392A JP2002288699A JP 2002288699 A JP2002288699 A JP 2002288699A JP 2001092392 A JP2001092392 A JP 2001092392A JP 2001092392 A JP2001092392 A JP 2001092392A JP 2002288699 A JP2002288699 A JP 2002288699A
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JP
Japan
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vehicle
parking
data
fingerprint
passenger
Prior art date
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JP2001092392A
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English (en)
Inventor
Masato Mihashi
真人 三橋
Kenichi Waki
憲市 脇
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしい駐車券や割引券を持つことなく、確
実に精算を行って入出庫の円滑化を図る。 【解決手段】 車両Sが駐車可能な複数の駐車スペース
2が区画された駐車フロア3内における駐車時間に応じ
た駐車料金を車両Sの搭乗者に請求する精算装置43を
出庫口1bに設ける。入庫口1a及び出庫口1bに、車
両Sを撮影する車両撮影装置24、44を設ける。入庫
時に、入庫装置23の指紋認識装置にて検出された搭乗
者の指紋データが、時刻データ及び車両撮影装置24か
らの撮像データとともに入庫情報として中央管理装置1
1へ送信される。精算装置43の指紋認識装置にて検出
された搭乗者の指紋データが中央管理装置11に送信さ
れ、対応するデータ管理ファイルが引き出されて車両S
の駐車料金が算出され、精算装置43へ請求金額情報が
送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車時間に応じて
自動的に駐車料金の請求を行う駐車場管理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、駐車時間に応じて自動的に駐車
料金の請求を行う有料駐車場は、それぞれゲートを有す
る入庫口及び出庫口を備えたものが知られている。この
種の有料駐車場には、その入庫口に、駐車券発券機が設
けられており、この駐車券発券機にて発行された駐車券
を受け取ることにより、ゲートが開いて駐車場内への進
入が許可されるようになっている。出庫口には、精算装
置が設けられており、この精算装置の駐車券投入口に駐
車券を投入することにより、入庫してからの駐車時間に
応じた駐車料金が表示されて請求されるようになってお
り、搭乗者が、この表示された駐車料金を、現金投入口
から投入することにより、ゲートが開かれ、出庫を行う
ことができるようになっている。また、例えば、百貨店
等の店舗に併設されて設けられている有料駐車場では、
売り場のレジカウンター等において、割引券を発行した
り、あるいは駐車券に直接割引情報を入力して、買い物
金額に応じて精算時における料金の割引を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な駐車券や割引券を発行するシステムを備えた有料駐車
場にあっては、発行された駐車券や割引券を紛失してし
まうことがあり、このような場合、出庫口における精算
ができなくなり、円滑な出庫が滞ってしまうという問題
があった。また、駐車券や割引券が折れ曲がったりある
いは水分で湿ってしまうと、精算装置での読み取りがで
きなくなり、やはり、円滑に出庫させることができなく
なることがあった。特に、駐車場部分が屋外である場合
は、雨天時に、精算装置へ駐車券や割引券を挿入する際
に、これら駐車券や割引券が濡れてしまい、上記の問題
が顕著に発生していた。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、煩わしい駐車券や割引券を持つことなく、確実に
精算を行って入出庫の円滑化を図ることが可能な駐車場
管理システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の駐車場管理システムによれば、車両
の入出庫が行われる入庫口及び出庫口と、該入庫口から
入庫した車両が駐車可能な複数の駐車スペースが区画さ
れた駐車フロアと、前記駐車フロア内における駐車時間
に応じた駐車料金を車両の搭乗者に請求する精算手段と
を有する駐車場の管理を行う管理システムであって、前
記入庫口及び前記精算手段には、前記車両の搭乗者の指
紋を検出する指紋認識手段が設けられ、前記入庫口の前
記指紋認識手段によって検出された指紋データと、前記
入庫口における前記車両の入庫時の時刻データとからな
る入庫情報が送信される中央管理手段が設けられ、該中
央管理手段は、前記精算手段の前記指紋認識手段によっ
て検出された指紋データの入力により、前記入庫口にて
入庫した車両を特定して駐車時間を算出し、その駐車時
間に応じた駐車料金を請求すべく、前記精算手段へ請求
金額情報を送信し、前記搭乗者に支払わせることを特徴
としている。
【0006】つまり、入庫口の指紋認識手段によって検
出された指紋データと入庫時の時刻データとからなる入
庫情報に基づいて、精算手段による精算時に、中央管理
手段が、精算手段に設けられた指紋認識手段からの指紋
データと比較して車両を特定し、駐車時間を算出して駐
車料金を求め、精算手段にて支払わせるものであるの
で、従来のような駐車券を発行するタイプの駐車場の管
理システムと比較して、カードを紛失したり折れ曲げた
りあるいは雨や汗によって濡れることにより読み取りが
不能となってしまい、駐車料金の支払いが滞るような不
具合をなくすことができ、常に円滑な入出庫を行うこと
ができる。
【0007】請求項2記載の駐車場管理システムは、請
求項1記載の駐車場管理システムにおいて、前記入庫口
及び前記出庫口に、それぞれ前記車両を撮影する車両撮
影手段が設けられ、前記入庫口の車両撮影手段によって
撮影した前記車両の撮像データが、前記指紋データ及び
前記時刻データとともに前記入庫情報として前記中央管
理手段に送信され、前記中央管理手段は、前記指紋デー
タとともに、前記出庫口からの撮像データに基づいて前
記出庫口から出庫する車両を特定し、前記精算手段によ
る料金の精算状況に応じて前記出庫口における車両の出
庫の可否を判断することを特徴としている。
【0008】すなわち、車両撮影手段によって撮影した
車両の撮像データを、入庫時に車両撮影手段によって撮
影した撮像データと比較して出庫時の車両を特定し、出
庫口における車両の出庫を許可させるものであるので、
搭乗者に対する車両を確実に特定することができる。
【0009】請求項3記載の駐車場管理システムは、請
求項1または請求項2記載の駐車場管理システムにおい
て、前記精算手段が前記出庫口に設けられていることを
特徴としている。
【0010】このように、出庫口に設けられた精算手段
ににて、搭乗者が指紋認識手段によって指紋を検出させ
ることにより、極めて容易に、駐車料金を支払い、車両
を出庫させることができ、円滑な入出庫が可能となる。
【0011】請求項4記載の駐車場管理システムは、請
求項3記載の駐車場管理システムにおいて、前記出庫口
に設けられた精算手段と異なる事前精算手段が別個に設
置され、該事前精算手段にて、前記車両の出庫前に、駐
車料金が精算可能とされていることを特徴としている。
【0012】つまり、事前精算手段にて、搭乗者が指紋
認識手段によって指紋を検出させて駐車料金を精算する
ことができるので、出庫口における駐車料金の精算によ
る滞りをさらに解消することができる。
【0013】請求項5記載の駐車場管理システムは、請
求項1〜4のいずれか1項記載の駐車場管理システムに
おいて、前記駐車場が、店舗に併設されて設けられ、該
店舗には、駐車場に車両を駐車させた搭乗者の指紋を検
出する指紋認識手段を有し、該指紋認識手段にて検出さ
れた指紋データとともに、前記搭乗者の店舗における利
用料金に応じて求めた割引データを前記中央管理手段に
送信する割引サービス手段が設けられ、前記中央管理手
段は、前記割引サービス手段からの指紋データ及び割引
データに基づいて、前記搭乗者の車両の駐車料金から前
記割引データに応じた駐車料金を割り引いて前記精算手
段へ請求金額情報を送信することを特徴としている。
【0014】このように、中央管理手段が、割引サービ
ス手段からの指紋データ及び割引データに基づいて、搭
乗者の車両の駐車料金から割引データに応じた料金を割
り引いて精算手段にて精算させるので、極めて容易に、
店舗における買い物や施設利用にかかった費用による割
引を行うことができる。この場合も、割引カードなどを
発行するシステムと比較して、カードの紛失、折れ曲が
り等の不具合もなくすことができる。
【0015】請求項6記載の駐車場管理システムは、請
求項5記載の駐車場管理システムにおいて、複数の前記
店舗が前記中央管理手段と通信可能とされていることを
特徴としている。
【0016】すなわち、複数の店舗と通信可能とされて
いるので、異なる店舗における各種の割引を行うことが
できる。
【0017】請求項7記載の駐車場管理システムは、請
求項1〜6のいずれか1項記載の駐車場管理システムに
おいて、前記中央管理手段に、統計データベース手段が
接続され、該統計データベース手段は、前記中央管理手
段から各種データが送信され、これらデータを蓄積して
データベースを作成することを特徴としている。
【0018】このように、統計データベース手段にデー
タが蓄積されてデータベースとして保存されるので、こ
の統計データベース手段のデータを引き出して参照する
ことにより、マーケッティングの参考とすることがで
き、店舗の売場などの改良を行う際に有利である。
【0019】請求項8記載の駐車場管理システムは、請
求項1〜7のいずれか1項記載の駐車場管理システムに
おいて、入庫時に検出した搭乗者とともに、他の搭乗者
の指紋が検出された際に、これら他の搭乗者と入庫時の
搭乗者とをグループとして登録させるグループ登録手段
が設けられていることを特徴としている。
【0020】つまり、入庫時に指紋を検出させた運転者
等の搭乗者以外の他の搭乗者の指紋を検出し、車両の搭
乗者をグループとして登録させることができ、これによ
り、グループを構成する搭乗者の各個人にて、駐車料金
の精算や利用金額に応じた割引を行うことができる。
【0021】請求項9記載の駐車場管理システムは、請
求項1〜8のいずれか1項記載の駐車場管理システムに
おいて、前記搭乗者の指紋を検出可能な指紋認識手段
と、車両の駐車位置を登録可能な駐車位置登録手段とを
有し、前記指紋認識手段によって検出された指紋データ
とともに駐車位置データが前記中央管理手段に送信さ
れ、前記中央管理手段は、前記指紋データに基づいて搭
乗者を特定し、その搭乗者の車両の駐車位置を前記指紋
データに対応させて保存させることを特徴としている。
【0022】すなわち、中央管理手段が、指紋データに
基づいて搭乗者を特定し、その搭乗者の車両の駐車位置
を指紋データに対応させて保存させているので、搭乗者
の指紋データに基づいて、その搭乗者の車両の駐車位置
を極めて容易に割り出すことができる。
【0023】請求項10記載の駐車場管理システムは、
請求項9記載の駐車場管理システムにおいて、前記搭乗
者の指紋を検出可能な指紋認識手段と、車両の位置を表
示させる表示手段とを有し、前記中央管理手段は、前記
指紋認識手段によって検出された指紋データに基づいて
搭乗者を特定し、その搭乗者の車両の駐車位置データを
引き出して送信し、前記表示手段に前記車両の位置を表
示させることを特徴としている。
【0024】このように、搭乗者の車両の駐車位置デー
タを引き出して送信し、表示手段に車両の位置を表示さ
せるので、搭乗者は、表示手段における表示を目視し
て、駐車させた車両の位置を極めて容易に把握すること
ができ、駐車フロアにおいて、自分の車両を探す手間を
なくすことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の駐車場管理システ
ムの実施形態例を図面を参照しながら説明する。図1
は、駐車場及びその管理システムの全体構成を示すもの
で、図において、符号1は、駐車場である。この駐車場
1は、複数の駐車スペース2が区画された駐車フロア3
を有しており、車両Sは、これら駐車スペース2に車両
Sが自走にて駐車することができるようになっている。
そして、この駐車場1は、自走式の駐車場であり、駐車
フロア3は、一つあるいは複数階にわたって設けられて
いる。
【0026】この駐車場1の駐車フロア3には、入庫口
1a及び出庫口1bが設けられており、図2にも示すよ
うに、これら入庫口1a及び出庫口1bには、それぞれ
入庫ゲート装置5及び出庫ゲート装置6が設けられてい
る。そして、車両Sは、入庫ゲート装置5が設けられた
入庫口1aから駐車フロア3に進入し、空いている駐車
スペース2へ駐車することができるようになっており、
また、駐車スペース2から出庫ゲート装置6が設けられ
た出庫口1bから出庫することができるようになってい
る。
【0027】駐車フロア3には、事前精算装置(事前精
算手段)7が設けられており、また、この駐車フロア3
に形成された駐車スペース2には、それぞれ車両登録装
置8が設けられている。上記駐車場を構成する入庫ゲー
ト装置5、出庫ゲート装置6、事前精算装置7及び車両
登録装置8は、中央管理装置(中央管理手段)11及び
統計データベース装置(統計データベース手段)12に
ネットワーク回線によって接続されている。
【0028】また、この中央管理装置11及び統計デー
タベース装置12には、この駐車場1が並設された店舗
13に設けられた割引サービス装置(割引サービス手
段)14もネットワーク回線によって接続されている。
【0029】次に、各装置について具体的に説明する。 (入庫ゲート装置)図3に示すように、入庫口1aに
は、バー21を有するゲート開閉装置22が設けられて
おり、ゲート開閉装置22のバー21によって入庫口1
aが開閉されるようになっている。
【0030】つまり、このゲート開閉装置22のバー2
1が下げられて入庫口1aが閉鎖されることにより、入
庫口1aから駐車フロア3内への車両Sの進入が禁止さ
れるようになっている。入庫ゲート装置5は、バー21
が下げられて入庫口1aからの進入が禁止されて停止し
た状態の車両Sの側方に設置された入庫装置(入庫手
段)23と、停止した状態の車両Sを撮影する車両撮影
装置(車両撮影手段)24とを有しており、車両Sのナ
ンバーNを認識することができるようになっている。
【0031】入庫装置23は、図4に示すように、指紋
認識装置(指紋認識手段)25が設けられている。この
指紋認識装置25は、指紋検出部26を有しており、こ
の指紋検出部26に、車両Sの搭乗者が指を押し当てる
ことにより、その搭乗者の指の指紋が指紋検出部26に
よって検出されるようになっている。
【0032】また、この入庫装置23には、音声案内用
スピーカ27が設けられており、この音声案内用スピー
カ27によって、車両Sの搭乗者に、指紋認識装置25
による認識手順の案内が音声にて出力されるようになっ
ている。つまり、車両Sの搭乗者は、音声案内用スピー
カ27から出力される音声の案内に基づいて、指紋認識
装置25にて指紋を検出させることができるようになっ
ている。
【0033】また、この入庫装置23には、呼び出しボ
タン28及び集音マイク29が設けられており、車両S
の搭乗者が呼び出しボタン28を押下することにより、
駐車場1の図示しない管理室内に待機している管理人を
呼び出すことができるようになっている。
【0034】そして、この呼び出しボタン28を押下す
ると、集音マイク29にて集音された車両Sの搭乗者の
音声が、管理人室に設けられたスピーカから出力され、
また、管理人室に設けられたマイクからの管理人の音声
が、音声案内用スピーカ27から出力されるようになっ
ている。つまり、車両Sの搭乗者は、入庫装置23にお
いて、指紋の認識時に不具合が生じた際に、呼び出しボ
タン28を押下して、管理人室内の管理人と連絡をと
り、その不具合を伝えることができるようになってい
る。
【0035】なお、この入庫装置23には、駐車場状態
表示器31が設けられており、この駐車場1の駐車フロ
ア3が満車状態であるか空車状態であるかが表示される
ようになっている。また、この入庫装置23には、時刻
表示器32が設けられており、車両Sの搭乗者が、入庫
する際の時刻を確認することができるようになってい
る。
【0036】そして、この入庫ゲート装置5では、入庫
装置23によって検出された車両Sの搭乗者の指紋デー
タ及び車両撮影装置24にて撮影された撮像データが、
入庫時刻データとともに入庫情報としてネットワーク回
線を通じて、中央管理装置11に送信されるようになっ
ている。
【0037】(出庫ゲート装置)図5に示すように、出
庫口1bには、バー41を有するゲート開閉装置42が
設けられており、ゲート開閉装置42のバー41によっ
て出庫口1bが開閉されるようになっている。つまり、
このゲート開閉装置42のバー41が下げられて出庫口
1bが閉鎖されることにより、駐車フロア3内からの車
両Sの退出が禁止されるようになっている。
【0038】出庫ゲート装置6は、バー41が下げられ
て出庫口1bからの退出が禁止されて停止した状態の車
両Sの側方に設置された精算装置(精算手段)43と、
停止した状態の車両Sを撮影する車両撮影装置(車両撮
影手段)44とを有しており、車両SのナンバーNを認
識することができるようになっている。精算装置43
は、図6に示すように、指紋認識装置(指紋認識手段)
45が設けられている。この指紋認識装置45は、指紋
検出部46を有しており、この指紋検出部46に、車両
Sの搭乗者が指を押し当てることにより、その搭乗者の
指の指紋が指紋検出部46によって検出されるようにな
っている。
【0039】また、この精算装置43には、音声案内用
スピーカ47が設けられており、この音声案内用スピー
カ47によって、車両Sの搭乗者に、指紋認識装置45
による認識手順の案内が音声にて出力されるようになっ
ている。つまり、車両Sの搭乗者は、音声案内用スピー
カ47から出力される音声の案内に基づいて、指紋認識
装置45にて指紋を検出させることができるようになっ
ている。
【0040】また、この精算装置43には、呼び出しボ
タン48及び集音マイク49が設けられており、車両S
の搭乗者が呼び出しボタン48を押下することにより、
駐車場1の管理室内に待機している管理人を呼び出すこ
とができるようになっている。
【0041】そして、この呼び出しボタン48を押下す
ると、集音マイク49にて集音された車両Sの搭乗者の
音声が、管理人室に設けられたスピーカから出力され、
また、管理人室に設けられたマイクからの管理人の音声
が、音声案内用スピーカ47から出力されるようになっ
ている。つまり、車両Sの搭乗者は、精算装置43にお
いて、指紋の認識あるいは後述する料金の精算時に不具
合が生じた際に、呼び出しボタン48を押下して、管理
人室内の管理人と連絡をとり、その不具合を伝えること
ができるようになっている。
【0042】精算装置43には、紙幣投入口51及び硬
貨投入口52が設けられており、それぞれ紙幣の投入及
び硬貨の投入を行うことができるようになっている。ま
た、この精算装置43には、請求金額表示器53が設け
られており、この請求金額表示器53に、駐車料金の請
求金額が表示されるようになっている。
【0043】そして、車両Sの搭乗者は、この請求金額
表示器53に表示された請求金額に基づいて、紙幣投入
口51あるいは硬貨投入口52から必要金額の紙幣ある
いは硬貨を投入することにより、駐車料金を精算するこ
とができるようになっている。この精算装置43には、
受け取り口54が設けられており、請求金額の釣り銭や
後述するレシートが送り出され、車両Sの搭乗者に受け
取らせるようになっている。
【0044】さらに、この精算装置43には、レシート
発行ボタン55が設けられており、このレシート発行ボ
タン55を、車両Sの搭乗者が押下することにより、駐
車料金の支払い内容が記載されたレシートが発行され
て、受け取り口54に送り出されるようになっている。
【0045】そして、この出庫ゲート装置6では、精算
装置43によって検出された車両Sの搭乗者の指紋デー
タ及び車両撮影装置44にて撮影された撮像データが、
ネットワーク回線を通じて中央管理装置11に送信さ
れ、また、この中央管理装置11から送信された請求金
額情報がネットワーク回線を通じて、精算装置43に送
信されるようになっている。
【0046】(事前精算装置)図7に示すように、事前
精算装置7には、指紋認識装置(指紋認識手段)65が
設けられている。この指紋認識装置65は、指紋検出部
66を有しており、この指紋検出部66に、車両Sの搭
乗者が指を押し当てることにより、その搭乗者の指の指
紋が指紋検出部66によって検出されるようになってい
る。
【0047】また、この事前精算装置7には、音声案内
用スピーカ67が設けられており、この音声案内用スピ
ーカ67によって、車両Sの搭乗者に、指紋認識装置6
5による認識手順の案内が音声にて出力されるようにな
っている。つまり、車両Sの搭乗者は、音声案内用スピ
ーカ67から出力される音声の案内に基づいて、指紋認
識装置65にて指紋を検出させることができるようにな
っている。
【0048】また、この事前精算装置7には、呼び出し
ボタン68及び集音マイク69が設けられており、車両
Sの搭乗者が呼び出しボタン68を押下することによ
り、駐車場1の管理室内に待機している管理人を呼び出
すことができるようになっている。そして、この呼び出
しボタン68を押下すると、集音マイク69にて集音さ
れた車両Sの搭乗者の音声が、管理人室に設けられたス
ピーカから出力され、また、管理人室に設けられたマイ
クからの管理人の音声が、音声案内用スピーカ67から
出力されるようになっている。
【0049】すなわち、車両Sの搭乗者は、事前精算装
置7において、指紋の認識あるいは料金の精算時に不具
合が生じた際に、呼び出しボタン68を押下して、管理
人室内に待機している管理人と連絡をとり、その不具合
を伝えることができるようになっている。
【0050】また、事前精算装置7には、紙幣投入口7
1及び硬貨投入口72が設けられており、それぞれ紙幣
の投入及び硬貨の投入を行うことができるようになって
いる。この事前精算装置7には、請求金額表示器73が
設けられており、この請求金額表示器73に、駐車料金
の請求金額が表示されるようになっている。そして、車
両Sの搭乗者は、この請求金額表示器73に表示された
請求金額に基づいて、紙幣投入口71あるいは硬貨投入
口72から必要金額の紙幣あるいは硬貨を投入すること
により、駐車料金が精算されるようになっている。
【0051】この事前精算装置7には、受け取り口74
が設けられており、請求金額の釣り銭や後述するレシー
トが送り出され、車両Sの搭乗者に受け取らせるように
なっている。さらに、この事前精算装置7には、レシー
ト発行ボタン75が設けられており、このレシート発行
ボタン75を、車両Sの搭乗者が押下することにより、
駐車料金の支払い内容が記載されたレシートが発行され
て、受け取り口74に送り出されるようになっている。
【0052】また、この事前精算装置7には、駐車位置
表示ボタン81、精算ボタン82及びグループ登録ボタ
ン(グループ登録手段)83が設けられている。駐車位
置表示ボタン81は、搭乗者が所有する車両Sの駐車位
置を表示させるもので、この駐車位置表示ボタン81を
押下することにより、駐車位置表示器(表示手段)84
に、駐車位置が表示されるようになっている。
【0053】この駐車位置表示器84には、駐車フロア
3に形成された複数の駐車スペース2の位置及び現在位
置が模式的に示されており、駐車位置表示ボタン81を
押下することにより、駐車位置表示器84に示された駐
車スペース2の表示部分における車両Sの駐車位置に対
応した部分が点灯したり点滅することにより表示される
ようになっている。
【0054】精算ボタン82は、搭乗者が事前に駐車料
金を精算したい場合に押下するもので、この精算ボタン
82を押下することにより、駐車料金が前述した中央管
理装置11にて計算され、その請求金額が請求金額表示
器73に表示されるようになっている。
【0055】グループ登録ボタン83は、車両Sの搭乗
者が複数名いる場合に、その複数名の搭乗者をグループ
として登録するためのものであり、このグループ登録ボ
タン83を押下した後に、指紋認識装置65の指紋検出
部66に、入庫時に登録した登録者とともに他の搭乗者
が順に指を押し当てることにより、全ての搭乗者の指の
指紋が検出され、そのデータが一つのグループとして中
央管理装置11へ送信されて登録されるようになってい
る。
【0056】そして、この事前精算装置7では、検出さ
れた車両Sの搭乗者の指紋データ等が、ネットワーク回
線を通じて、中央管理装置11に送信され、また、この
中央管理装置11から送信された請求金額情報等がネッ
トワーク回線を通じて、事前精算装置7に送信されるよ
うになっている。
【0057】(車両登録装置)図8に示すように、車両
登録装置8は、駐車スペース2に設けられた車止め91
のさらに後方側における駐車スペース2の隅部に立設さ
れたもので、図9に示すように、指紋認識装置(指紋認
識手段)95が設けられている。この指紋認識装置95
は、指紋検出部96を有しており、この指紋検出部96
に、車両Sの搭乗者が指を押し当てることにより、その
搭乗者の指の指紋が指紋検出部96によって検出される
ようになっている。
【0058】また、この車両登録装置8には、音声案内
用スピーカ97が設けられており、この音声案内用スピ
ーカ97によって、車両Sの搭乗者に、指紋認識装置9
5による認識手順の案内が音声にて出力されるようにな
っている。つまり、車両Sの搭乗者は、音声案内用スピ
ーカ97から出力される音声の案内に基づいて、指紋認
識装置95にて指を検出させることができるようになっ
ている。
【0059】また、この車両登録装置8には、呼び出し
ボタン98及び集音マイク99が設けられており、車両
Sの搭乗者が呼び出しボタン98を押下することによ
り、駐車場1の管理室内に待機している管理人を呼び出
すことができるようになっている。
【0060】そして、この呼び出しボタン98を押下す
ると、集音マイク99にて集音された車両Sの搭乗者の
音声が、管理人室に設けられたスピーカから出力され、
また、管理人室に設けられたマイクからの管理人の音声
が、音声案内用スピーカ97から出力されるようになっ
ている。つまり、車両Sの搭乗者は、車両登録装置8に
おいて、指紋の認識時に不具合が生じた際に、呼び出し
ボタン98を押下して、管理人室内の管理人と連絡をと
り、その不具合を伝えることができるようになってい
る。
【0061】さらに、この車両登録装置8には、駐車位
置登録ボタン(駐車位置登録手段)101及びグループ
登録ボタン(グループ登録手段)102がそれぞれ設け
られている。駐車位置登録ボタン101は、駐車スペー
ス2に駐車させた車両Sの駐車位置を登録させるもの
で、この駐車位置登録ボタン101を押下することによ
り、指紋認識装置95の指紋検出部96にて検出された
指紋データとともに、駐車位置データが中央管理装置1
1に送信されて登録されるようになっている。
【0062】グループ登録ボタン102は、車両Sの搭
乗者が複数名いる場合に、その複数名の搭乗者をグルー
プとして登録するためのものであり、このグループ登録
ボタン102を押下した後に、指紋認識装置95の指紋
検出部96に、入庫時に登録した搭乗者とともに他の搭
乗者が順に指を押し当てることにより、全ての搭乗者の
指の指紋が検出され、そのデータが一つのグループとし
て中央管理装置11へ送信されて登録されるようになっ
ている。
【0063】そして、この車両登録装置8では、検出さ
れた車両Sの搭乗者の指紋データや駐車位置データ等
が、ネットワーク回線を通じて、中央管理装置11に送
信されるようになっている。
【0064】(割引サービス装置)割引サービス装置1
4は、店舗13内の各売り場に複数設置されたレジカウ
ンターやサービスカウンター等のカウンター111に設
置された指紋認識装置(指紋認識手段)112を有して
いる。
【0065】指紋認識装置112は、指紋検出部113
を有しており、この指紋検出部113に、車両Sの搭乗
者(入庫時に登録した搭乗者及びグループ登録した搭乗
者)が指を押し当てることにより、その搭乗者の指の指
紋が指紋検出部113によって検出されるようになって
いる。
【0066】そして、この割引サービス装置14では、
指紋認識装置112の指紋検出部113によって検出さ
れた指紋データとともに、カウンター111に設けられ
た図示しないレジスター等の演算装置から割り出された
割引データが、中央管理装置11へ送信されるようにな
っている。つまり、演算装置では、買い物の金額が入力
されると、その金額に基づいて、購入金額を計算すると
ともに、その購入金額に応じた駐車料金の割引データを
演算するようになっている。
【0067】なお、上記駐車場1の各装置に設けられた
指紋検出部26、46、66、96、113としては、
光学的、触覚的など、様々なタイプのものが使用可能で
ある。また、指紋検出部26、46、66、96、11
3にて検出された指紋データは、送受信時に全て暗号化
されるようになっている。
【0068】次に、上記駐車場1における各装置と中央
管理装置11とのデータのやり取り及びそれぞれの制御
について具体的に説明する。 (入庫時の制御)図10に示すように、入庫ゲート装置
5において、入庫する車両Sがゲート開閉装置22のバ
ー21の手前で停車すると、光センサ等の図示しない車
両検出センサによって車両Sの有無が検出され、その検
出信号が中央管理装置11へ送信される。中央管理装置
11では、車両検出センサから検出信号が送信される
と、駐車フロア3に駐車スペース2の空きがあるかを判
断し、空きがある場合に、空車信号を入庫ゲート装置5
の入庫装置23へ送信する。
【0069】入庫装置23では、空車信号により、入庫
情報の取り入れを開始する。つまり、音声案内用スピー
カ27から指紋データの入力の仕方を音声によって出力
して車両Sの搭乗者に指紋の入力を促す。そして、この
音声による案内によって車両Sの搭乗者が、指紋認識装
置25の指紋検出部26に指を押し付けると、指紋検出
部26によって、搭乗者の指の指紋が検出される。
【0070】このように、指紋検出部26によって指紋
を検出すると、入庫装置23は、その時点における時刻
データ、指紋データ、車両撮影装置24によって検出さ
れた撮像データからなる入庫情報を中央管理装置11へ
送信する。中央管理装置11では、入庫装置23からの
入庫情報を、図11に示すデータ管理ファイルとして作
成し、メモリに保存する。
【0071】このデータ管理ファイルには、その保存す
るデータの項目として、入庫時刻、撮像データから割り
出された車両SのナンバーN、登録する指紋データ1〜
10、駐車位置、利用店舗名、利用時間、駐車料金割引
額、精算完了情報、出庫完了確認、出庫時間があり、こ
れらの項目のデータが随時入力されて保存されるように
なっている。
【0072】一方、入力ゲート装置5では、入力情報を
中央管理装置11へ送信した後、ゲート開閉装置22へ
制御信号を出力し、これにより、ゲート開閉装置22の
バー21が開けられる。車両Sの搭乗者は、車両Sを自
走させて駐車フロア3内へ進入させて、空いている駐車
スペース2へ車両Sを格納させる。ゲート開閉装置22
を車両Sが通過したら、ゲート開閉装置22のバー21
が下げられて再び閉ざされ、次の車両Sの入庫待ち状態
とされる。
【0073】(駐車位置登録時の制御)駐車スペース2
に車両Sを駐車させた搭乗者は、その駐車スペース2に
設置された車両登録装置8からの音声案内用スピーカ9
7からの音声による案内に沿って駐車位置の登録を行
う。つまり、この車両登録装置8では、図12に示すよ
うに、音声案内用スピーカ97からの音声による案内に
沿って車両Sの搭乗者が駐車位置登録ボタン101を押
下して駐車位置登録発生の状態とし、この状態にて、指
紋認識装置95の指紋検出部96に、搭乗者が指を押し
付けると、搭乗者の指紋が検出され、指紋データとされ
てこの指紋データとともに駐車位置データが中央管理装
置11へ送信される。
【0074】中央管理装置11では、指紋データ及び駐
車位置データを受信すると、この指紋データから、この
指紋データに対応して保存されているデータ管理ファイ
ルを引き出し、このデータ管理ファイルの駐車位置の項
目に、駐車位置データに基づいた、データを書き込み、
再び保存する。
【0075】(グループ登録時の制御)搭乗者が、事前
精算装置7あるいは車両登録装置8に設けられたグルー
プ登録ボタン83、102を押下すると、グループ登録
の制御が行われる。なお、ここでは、事前精算装置7に
おいてグループ登録制御を行った場合について説明す
る。
【0076】図13に示すように、搭乗者が、グループ
登録ボタン83を押下すると、音声案内用スピーカ67
からグループ登録の仕方の案内が音声によって出力され
る。搭乗者は、音声案内用スピーカ67からの音声によ
る案内に沿って指紋認識装置65の指紋検出部66に指
を押し付けると、指紋検出部66によって指紋が検出さ
れて指紋データとして中央管理装置11へ送信される。
中央管理装置11では、指紋データを受信すると、この
指紋データから、この指紋データに対応して保存されて
いるデータ管理ファイルが選択されて引き出される。
【0077】次いで、事前精算装置7において、同一車
両Sに搭乗していた家族や友人などの他の搭乗者が、順
に指紋認識装置65の指紋検出部66に指を押し付け
る。このようにすると、それぞれの搭乗者の指紋が指紋
検出部66にて検出されて中央管理装置11へ送信さ
れ、引き出したデータ管理ファイルの登録指紋データの
項目に、送信された指紋データに基づいたデータがそれ
ぞれ書き込まれ、再び保存される。つまり、入庫時に認
識させた搭乗者とともに、他の搭乗者が一つのグループ
として登録される。
【0078】なお、車両登録装置8のグループ登録ボタ
ン102を押下してグループ登録を行う場合も、上記と
同様な手順にて、他の搭乗者の指紋データの登録が行わ
れる。
【0079】(駐車料金割引時の制御)搭乗者(グルー
プ登録を行った場合は、そのグループの他の搭乗者も含
む)が店舗13にて買い物したり娯楽施設などの施設を
利用した場合、レジカウンター等の割引サービス装置1
4を構成するカウンター111に設けられた指紋認識装
置112にて指紋の検出を行い、駐車料金の割引を行
う。
【0080】つまり、図14に示すように、搭乗者は、
施設利用した際に、割引サービス装置14の指紋認識装
置112の指紋検出部113に指を押し付けることによ
り、指紋を検出させる。このようにすると、この指紋検
出部113によって指紋が検出され、その指紋データと
ともに、買い物や施設利用時の料金に応じた駐車料金の
割引データ及び利場状況等のデータが中央管理装置11
へ送信される。
【0081】中央管理装置11では、データを受信する
と、指紋データに基づいて、保存されているデータ管理
ファイルが選択されて引き出され、この引き出されたデ
ータ管理ファイルの利用店舗名、駐車料金割引額の項目
に、送信されたデータより、利用店舗名のデータ及び駐
車料金割引額のデータをそれぞれ書き込み、再び保存す
る。
【0082】(駐車位置表示時の制御)駐車フロア3へ
戻った搭乗者は、その駐車フロア3の事前精算装置7に
て、図15に示すような、駐車位置表示を行う。つま
り、搭乗者は、事前精算装置7の駐車位置表示ボタン8
1を押下し、駐車位置表示を要求する。このようにする
と、音声案内用スピーカ67から駐車位置の表示を行う
ための案内が音声にて出力される。
【0083】そして、搭乗者は、この音声案内用スピー
カ67からの案内に沿って指紋認識装置65の指紋検出
部66に指を押し付ける。このようにすると、指紋検出
部66によって指紋が検出され、その指紋データが中央
管理装置11へ送信される。中央管理装置11では、指
紋データを受信すると、この指紋データに対応したデー
タ管理ファイルを選択して引き出し、このデータ管理フ
ァイルに記録されている駐車位置の項目の駐車位置デー
タを取り出し、この駐車位置データを事前精算装置7へ
送信する。
【0084】これにより、事前精算装置7では、この駐
車位置データを受信し、その駐車位置データに基づい
て、搭乗者の車両Sの駐車位置を、駐車位置表示器84
にて、点灯させたり点滅させることにより表示する。し
たがって、搭乗者は、自分の車両Sをどこの駐車スペー
ス2に駐車させたかを、駐車位置表示器84によって容
易に確認することができる。
【0085】(駐車料金精算時の制御)搭乗者は、駐車
料金を、事前精算装置7にて、図16に示すように、予
め精算させることができる。つまり、搭乗者は、事前精
算装置7の精算ボタン82を押下し、駐車料金の精算を
要求する。このようにすると、音声案内用スピーカ67
から料金精算を行うための案内が音声にて出力される。
【0086】そして、搭乗者は、この音声案内用スピー
カ67からの案内に沿って指紋認識装置65の指紋検出
部66に指を押し付ける。このようにすると、指紋検出
部66によって指紋が検出され、その指紋データが中央
管理装置11へ送信される。中央管理装置11では、指
紋データを受信すると、この指紋データに対応したデー
タ管理ファイルを選択して引き出し、このデータ管理フ
ァイルに記録されている利用時間、駐車料金割引額の項
目のデータから駐車料金を算出し、請求金額情報とし
て、事前精算装置7へ送信させる。
【0087】事前精算装置7では、請求金額情報を受信
すると、請求金額表示器73に、請求金額を表示させ
る。搭乗者が、請求金額表示器73に表示された金額に
基づいて、紙幣あるいは硬貨を、紙幣投入口71あるい
は硬貨投入口72へ投入すると、事前精算装置7にて精
算が行われ、釣り銭がある場合は、釣り銭を受け取り口
74へ放出する。また、このとき、中央管理装置11へ
精算完了情報を送信する。
【0088】中央管理装置11では、精算完了情報を受
信すると、引き出していたデータ管理ファイルの精算完
了情報の項目に、精算が完了した旨のデータを書き込
み、このデータ管理ファイルを再び保存する。
【0089】(出庫時の制御)図17に示すように、搭
乗者が、車両Sに乗り込み、この車両Sを自走させて出
庫口1bへ移動させ、この車両Sを、ゲート開閉装置4
2のバー41の手前で停車させることにより、出庫ゲー
ト装置6にて出庫要求を行うと、車両撮影装置44によ
って車両Sが撮影され、その撮像データが中央管理装置
11へ送信される。中央管理装置11では、車両撮影装
置44から撮像データが送信されると、その撮像データ
から車両SのナンバーNを割り出し、その車両Sのナン
バーNに対応したデータ管理ファイルを選択して引き出
す。
【0090】そして、この引き出したデータ管理ファイ
ルの精算完了情報の項目に、精算が完了した旨のデータ
が書き込まれている場合は、精算完了の確認を行い、そ
の確認情報を出庫ゲート装置6の精算装置43へ送信す
る。このように、精算装置43に確認情報が送信される
と、この精算装置43からゲート開閉装置42へ制御信
号が出力され、これにより、ゲート開閉装置42のバー
41が開けられる。
【0091】車両Sの搭乗者は、車両Sを自走させて駐
車フロア3から退出させる。ゲート開閉装置42を車両
Sが通過したら、ゲート開閉装置42のバー41が下げ
られて再び閉ざされる。ここで、中央管理装置11で
は、車両SのナンバーNに対応して引き出したデータ管
理ファイルの精算完了情報の項目に、精算が完了した旨
のデータが書き込まれていない場合、つまり、精算が終
了していない場合は、この出庫ゲート装置6の精算装置
43にて、前述と同様に駐車料金の精算を完了させる。
【0092】ゲート開閉装置42のバー41が下げられ
て車両Sの退出が完了したら、その情報が中央管理装置
11へ送信される。そして、中央管理装置11では、引
き出したデータ管理ファイルの出庫完了確認の項目に、
その旨を示すデータを記録させ、また、出庫時間の項目
に、出庫時の時刻のデータを書き込む。そして、この時
点にて、このデータ管理ファイルに対応する全ての指紋
データが消去される。
【0093】(統計データ保存時の制御)中央管理装置
11と統計データベース装置12との間では、次のよう
にデータの送受信が行われるようになっている。図18
に示すように、中央管理装置11は、データ管理ファイ
ルとして記録されている出庫した車両Sの情報を出庫情
報として、車両Sの出庫後所定時間蓄積する。そして、
この出庫情報に基づいて、駐車場1の利用者の人数を算
出し、出庫情報とともに利用者の人数の情報を、統計デ
ータベース装置12へ送信する。
【0094】統計データベース装置12では、中央管理
装置11から送信されたデータに基づいて、統計データ
フォーマット形式として記録する。図19に示すよう
に、この統計データフォーマットは、日付、時間帯、駐
車場利用台数、グループ延べ人数、店舗利用場所、店舗
利用金額、平均駐車時間の項目を有しており、これら項
目毎に、蓄積した出庫情報及び利用者の人数の情報に基
づいた所定時間毎のデータが書き込まれて随時保存され
る。
【0095】統計データベース装置12にて保存が完了
したことが中央管理装置11にデータとして送信される
と、統計データフォーマットに用いた対象データである
出庫情報が全て消去される。また、統計データベース装
置12に対して、統計データの閲覧の要求が行われる
と、統計データベース装置12では、保存しているデー
タベースから要求のあった統計データフォーマットを引
き出し、その内容を表示させる。つまり、駐車場1及び
店舗13の経営者は、この統計データベース装置12に
保存された統計データを参照して、マーケッティングの
戦略に役立てることができる。
【0096】次に、上記構成の駐車場1における管理シ
ステムの制御の流れを、図20及び図21に示すフロー
チャート図に沿って説明する。
【0097】車両Sが入庫口1aに設けられたゲート開
閉装置22のバー24の手前に停車すると(ステップS
1)、入庫ゲート装置5にて、指紋データ、入庫時刻、
撮像データからなる入庫情報が中央管理装置11へ送信
される(ステップS2)。中央管理装置11では、新規
のデータ管理ファイルを作成し、送信された入庫情報を
書き込んで保存する(ステップS3)。
【0098】その後、駐車位置の入力や、グループ登録
などの追加データの入力待機状態となる(ステップS
4)。
【0099】ここで、車両登録装置8における駐車位置
の登録及び車両登録装置8あるいは事前精算装置7にお
けるグループ登録が行われると、これらの追加の情報が
中央管理装置11へ送信され(ステップS5)、指紋デ
ータの照合が行われてデータ管理ファイルが選択されて
引き出され、送信された駐車位置のデータやグループを
構成する搭乗者の指紋データがそれぞれ書き込まれて保
存される(ステップS6)。
【0100】次いで、店舗13の利用の待機状態となる
(ステップS7)。なお、駐車位置の入力やグループ登
録などの追加データがない場合は、そのまま店舗13の
利用の待機状態となる。
【0101】搭乗者が店舗13を利用した場合、買い物
や施設利用の料金に応じた駐車料金の割引データ、店舗
名、利用時間が、割引サービス装置14にて検出された
指紋データとともに中央管理装置11に送信され(ステ
ップS8)、指紋データの照合が行われてデータ管理フ
ァイルが選択されて引き出され、送信された割引デー
タ、店舗名、利用時間がデータ管理ファイルに書き込ま
れて保存される(ステップS9)。
【0102】その後、事前精算装置7における駐車位置
の表示要求の待機状態となる(ステップS10)。な
お、店舗13における利用がない場合は、そのまま駐車
位置の表示要求の待機状態となる。
【0103】搭乗者が事前精算装置7の駐車位置表示ボ
タン81を押下することにより駐車位置の表示要求が行
われると、中央管理装置11により、表示要求時に検出
された指紋データの照合が行われ、データ管理ファイル
が選択されて引き出され、このデータ管理ファイルに書
き込まれている駐車位置データが事前精算装置7へ送信
される(ステップS11)。
【0104】駐車位置のデータが送信されることによ
り、事前精算装置7の駐車位置表示器84には、駐車し
た車両Sの駐車位置が点灯あるいは点滅によって表示さ
れる(ステップS12)。その後、事前精算装置7にお
ける精算の有無の待機状態となる(ステップS13)。
なお、駐車位置の表示の要求が行われない場合は、その
まま精算の有無の待機状態となる。
【0105】事前精算装置7の精算ボタン82が押下さ
れると、中央管理装置11へ精算の要求が行われる(ス
テップS14)。中央管理装置11では、精算要求時に
検出された指紋データの照合が行われ、データ管理ファ
イルが選択されて引き出され、このデータ管理ファイル
に書き込まれている保存データに基づいて、駐車料金を
割り出し、その請求金額情報が事前精算装置7へ送信さ
れ、事前精算装置7の請求金額表示器73に、駐車料金
が表示される(ステップS15)。
【0106】搭乗者が、表示された駐車料金を支払うこ
とにより(ステップS16)、精算を完了させると、精
算完了情報が中央管理装置11へ送信される(ステップ
S17)。
【0107】その後、出庫ゲート装置6における出庫要
求の待機状態となる(ステップS18)なお、事前精算
装置7における事前の精算の要求がなかった場合は、そ
のまま出庫要求の待機状態となる。搭乗者が車両Sに乗
り込み、この車両Sを自走させて出庫口1bへ移動させ
ることにより出庫の要求を行うと、車両撮影装置44か
らの撮像データに基づいて、中央管理装置11では、車
両SのナンバーNの照合が行われ、データ管理ファイル
が選択されて引き出され、事前精算装置7において、事
前に精算が完了しているか否かが判断される(ステップ
S19)。
【0108】なお、データ管理ファイルから、事前に精
算が完了されていないと判断された場合は、搭乗者へ精
算の請求が行われ(ステップS20)、ステップS14
以降の精算の手続が行われる。ただし、このときは、出
庫ゲート装置6を構成する精算装置43による精算の手
続きとされる。
【0109】既に、精算が完了している場合は、ゲート
開閉装置42のバー41が上がり、車両Sの退出が可能
とされる(ステップS21)。車両Sの通過後、バー4
1が下げられ(ステップS22)、出庫完了データが中
央管理装置11へ送信される(ステップS23)。これ
により、中央管理装置11では、出庫した車両Sに関す
るデータ管理ファイルの車両SのナンバーN、登録指紋
データの項目のデータを消去する。
【0110】その後、所定時間経過後(ステップS2
4)、データ管理ファイルに書き込まれたデータの内、
指紋データ、車両SのナンバーNの情報を除く各データ
が統計データベース装置12に送信され(ステップS2
5)、中央管理装置11から削除される(ステップS2
6)。
【0111】次に、統計データベース装置12における
制御の流れを、図22に示すフローチャート図に基づい
て説明する。駐車場1において入出庫を行った車両Sの
利用者のデータが中央管理装置11から送信されたか否
かの判断が行われる(ステップS31)。
【0112】中央管理装置11からデータを受信すると
(ステップS32)、この受信したデータがデータベー
スに適合した形式に変換され(ステップS33)、統計
データ保存ファイルとして統計データベース装置12の
データベースに記録される(ステップS34)。その
後、ネットワーク回路に接続された端末からのデータの
取り出し要求を待機する(ステップS35)。データの
取り出しの要求があった場合、統計データベース装置1
2から、対象となるデータを端末へ送信する(ステップ
S36)。
【0113】つまり、この駐車場1では、入出庫を行っ
た車両Sの利用者のデータを、統計データベース装置1
2に蓄積してデータベースとしておき、いつでも必要な
データを引き出すことができるようになっている。これ
により、各種のマーケッティングの参考のために、統計
データベース装置12に蓄積したデータを引き出して、
店舗の売場などの改良を行う際の参考などに用いること
ができる。
【0114】このように、上記実施形態例の駐車場管理
システムによれば、入庫口1aの入庫ゲート装置5の入
庫装置23に設けられた指紋認識装置25によって検出
された指紋データと入庫時の時刻データとからなる入庫
情報に基づいて、精算装置43あるいは事前精算装置7
による精算時に、中央管理装置11が、精算装置43あ
るいは事前精算装置7の指紋認識装置45、65からの
指紋データと比較して車両Sを特定し、駐車料金を求め
て支払わせるものであるので、従来のような駐車券を発
行するタイプの駐車場の管理システムと比較して、カー
ドを紛失したり折れ曲げたりあるいは雨や汗によって濡
れることにより読み取りが不能となってしまい、駐車料
金の支払いが滞るような不具合をなくすことができ、常
に円滑な入出庫を行うことができる。
【0115】また、出庫ゲート装置6の車両撮影装置4
4によって撮影した車両Sの撮像データを、入庫ゲート
装置5の車両撮影装置24によって撮影した撮像データ
と比較して出庫時の車両Sを特定し、出庫口1bにおけ
る車両Sの出庫を許可させるものであるので、搭乗者に
対する車両Sを確実に特定することができる。
【0116】また、出庫口1bに設けられた精算装置4
3にて、搭乗者が指紋認識装置45によって指紋を検出
させることにより、極めて容易に、駐車料金を支払い、
車両Sを出庫させることができ、円滑な入出庫が可能と
なる。さらには、事前精算装置7にて、搭乗者が指紋認
識装置65によって指紋を検出させて駐車料金を精算す
ることもできるので、出庫口1bにおける駐車料金の精
算による出庫の滞りをさらに解消することができる。
【0117】しかも、中央管理装置11が、割引サービ
ス装置14からの指紋データ及び割引データに基づい
て、搭乗者の車両Sの駐車料金から割引データに応じた
料金を割り引いて精算装置43、事前精算装置7にて精
算させるので、極めて容易に、店舗13における買い物
や施設利用にかかった費用による割引を行うことができ
る。
【0118】この場合も、割引カードなどを発行するシ
ステムと比較して、カードの紛失、折れ曲がり等の不具
合もなくすことができる。また、統計データベース装置
12にデータが蓄積されてデータベースとして保存され
るので、この統計データベース装置12のデータベース
を引き出して参照することにより、マーケッティングの
参考とすることができ、店舗13の売場などの改良を行
う際に有利である。
【0119】また、入庫時に指紋を検出させた運転者等
の搭乗者以外の他の搭乗者の指紋を検出し、車両Sの搭
乗者をグループとして登録させることができ、これによ
り、グループを構成する搭乗者の各個人にて、駐車料金
の精算や利用金額に応じた割引を行うことができる。
【0120】しかも、中央管理装置11が、指紋データ
に基づいて搭乗者を特定し、その搭乗者の車両Sの駐車
位置を指紋データに対応させて保存させているので、搭
乗者の指紋データに基づいて、その搭乗者の車両Sの駐
車位置を極めて容易に割り出すことができる。つまり、
搭乗者の車両Sの駐車位置データを引き出して送信し、
駐車位置表示器84に車両Sの位置を表示させるので、
搭乗者は、駐車位置表示器84を目視して、駐車させた
車両Sの位置を極めて容易に把握することができ、駐車
フロア3において、自分の車両Sを探す手間をなくすこ
とができる。
【0121】なお、上記の例では、百貨店等の店舗13
に駐車場1を併設させた場合を例にとって説明したが、
例えば、図23に示すように、駐車場1に、複数の店舗
13をローカルネットワーク回線や電話回線あるいはイ
ンターネット回線を用いて接続し、各店舗13での駐車
料金の割引を行わせるようにしても良いことは勿論であ
る。また、複数の店舗13と通信可能とされているの
で、異なる店舗13における各種の割引を行うことがで
きる。
【0122】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の駐車場
管理システムによれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1記載の駐車場管理システムによれば、入庫
口の指紋認識手段によって検出された指紋データと入庫
時の時刻データとからなる入庫情報に基づいて、精算手
段による精算時に、中央管理手段が、精算手段に設けら
れた指紋認識手段からの指紋データと比較して車両を特
定し、駐車時間を算出して駐車料金を求め、精算手段に
て支払わせるものであるので、従来のような駐車券を発
行するタイプの駐車場の管理システムと比較して、カー
ドを紛失したり折れ曲げたりあるいは雨や汗によって濡
れることにより読み取りが不能となってしまい、駐車料
金の支払いが滞るような不具合をなくすことができ、常
に円滑な入出庫を行うことができる。
【0123】請求項2記載の駐車場管理システムによれ
ば、車両撮影手段によって撮影した車両の撮像データ
を、入庫時に車両撮影手段によって撮影した撮像データ
と比較して出庫時の車両を特定し、出庫口における車両
の出庫を許可させるものであるので、搭乗者に対する車
両を確実に特定することができる。
【0124】請求項3記載の駐車場管理システムによれ
ば、出庫口に設けられた精算手段ににて、搭乗者が指紋
認識手段によって指紋を検出させることにより、極めて
容易に、駐車料金を支払い、車両を出庫させることがで
き、円滑な入出庫が可能となる。
【0125】請求項4記載の駐車場管理システムによれ
ば、事前精算手段にて、搭乗者が指紋認識手段によって
指紋を検出させて駐車料金を精算することができるの
で、出庫口における駐車料金の精算による滞りをさらに
解消することができる。
【0126】請求項5記載の駐車場管理システムによれ
ば、中央管理手段が、割引サービス手段からの指紋デー
タ及び割引データに基づいて、搭乗者の車両の駐車料金
から割引データに応じた料金を割り引いて精算手段にて
精算させるので、極めて容易に、店舗における買い物や
施設利用にかかった費用による割引を行うことができ
る。この場合も、割引カードなどを発行するシステムと
比較して、カードの紛失、折れ曲がり等の不具合もなく
すことができる。
【0127】請求項6記載の駐車場管理システムによれ
ば、複数の店舗と通信可能とされているので、異なる店
舗における各種の割引を行うことができる。
【0128】請求項7記載の駐車場管理システムによれ
ば、統計データベース手段にデータが蓄積されてデータ
ベースとして保存されるので、この統計データベース手
段のデータを引き出して参照することにより、マーケッ
ティングの参考とすることができ、店舗の売場などの改
良を行う際に有利である。
【0129】請求項8記載の駐車場管理システムによれ
ば、入庫時に指紋を検出させた運転者等の搭乗者以外の
他の搭乗者の指紋を検出し、車両の搭乗者をグループと
して登録させることができ、これにより、グループを構
成する搭乗者の各個人にて、駐車料金の精算や利用金額
に応じた割引を行うことができる。
【0130】請求項9記載の駐車場管理システムによれ
ば、中央管理手段が、指紋データに基づいて搭乗者を特
定し、その搭乗者の車両の駐車位置を指紋データに対応
させて保存させているので、搭乗者の指紋データに基づ
いて、その搭乗者の車両の駐車位置を極めて容易に割り
出すことができる。
【0131】請求項10記載の駐車場管理システムによ
れば、搭乗者の車両の駐車位置データを引き出して送信
し、表示手段に車両の位置を表示させるので、搭乗者
は、表示手段における表示を目視して、駐車させた車両
の位置を極めて容易に把握することができ、駐車フロア
において、自分の車両を探す手間をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムの
全体構成を説明する駐車場の概略構成図である。
【図2】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムの
全体構成を説明する駐車場の概略構成図である。
【図3】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する入庫ゲート装置を説明する概略構成図である。
【図4】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する入庫装置を説明する概略正面図である。
【図5】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する出庫ゲート装置を説明する概略構成図である。
【図6】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する精算装置を説明する概略正面図である。
【図7】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する事前精算装置を説明する概略正面図である。
【図8】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する車両登録装置を説明する概略構成図である。
【図9】 本発明の実施形態例の駐車場管理システムを
構成する車両登録装置を説明する概略正面図である。
【図10】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図11】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
にて用いられるデータ管理ファイルのフォーマット例を
説明する図である。
【図12】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図13】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図14】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図15】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図16】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図17】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図18】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
の制御を説明するブロック図である。
【図19】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
にて用いられる統計データ保存ファイルのフォーマット
例を説明する図である。
【図20】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
における制御の流れを説明するフローチャート図であ
る。
【図21】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
における制御の流れを説明するフローチャート図であ
る。
【図22】 本発明の実施形態例の駐車場管理システム
における制御の流れを説明するフローチャート図であ
る。
【図23】 本発明の他の実施形態例の駐車場管理シス
テムの全体構成を説明する概略構成図である。
【符号の説明】
1 駐車場 1a 入庫口 1b 出庫口 2 駐車スペース 3 駐車フロア 7 事前精算装置(事前精算手段) 11 中央管理装置(中央管理手段) 12 統計データベース装置(統計データベース手段) 13 店舗 14 割引サービス装置(割引サービス手段) 24、44 車両撮影装置(車両撮影手段) 25、45、65、95、112 指紋認識装置(指紋
認識手段) 43 精算手段(精算手段) 83、102 グループ登録ボタン(グループ登録手
段) 84 駐車位置表示器(表示手段) 101 駐車位置登録ボタン(駐車位置登録手段) S 車両

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の入出庫が行われる入庫口及び出庫
    口と、該入庫口から入庫した車両が駐車可能な複数の駐
    車スペースが区画された駐車フロアと、前記駐車フロア
    内における駐車時間に応じた駐車料金を車両の搭乗者に
    請求する精算手段とを有する駐車場の管理を行う管理シ
    ステムであって、 前記入庫口及び前記精算手段には、前記車両の搭乗者の
    指紋を検出する指紋認識手段が設けられ、 前記入庫口の前記指紋認識手段によって検出された指紋
    データと、前記入庫口における前記車両の入庫時の時刻
    データとからなる入庫情報が送信される中央管理手段が
    設けられ、 該中央管理手段は、前記精算手段の前記指紋認識手段に
    よって検出された指紋データの入力により、前記入庫口
    にて入庫した車両を特定して駐車時間を算出し、その駐
    車時間に応じた駐車料金を請求すべく、前記精算手段へ
    請求金額情報を送信し、前記搭乗者に支払わせることを
    特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 前記入庫口及び前記出庫口には、それぞ
    れ前記車両を撮影する車両撮影手段が設けられ、 前記入庫口の車両撮影手段によって撮影した前記車両の
    撮像データが、前記指紋データ及び前記時刻データとと
    もに前記入庫情報として前記中央管理手段に送信され、 前記中央管理手段は、前記指紋データとともに、前記出
    庫口からの撮像データに基づいて前記出庫口から出庫す
    る車両を特定し、前記精算手段による料金の精算状況に
    応じて前記出庫口における車両の出庫の可否を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の駐車場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記精算手段が前記出庫口に設けられて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の駐
    車場管理システム。
  4. 【請求項4】 前記出庫口に設けられた精算手段と異な
    る事前精算手段が別個に設置され、該事前精算手段に
    て、前記車両の出庫前に、駐車料金が精算可能とされて
    いることを特徴とする請求項3記載の駐車場管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記駐車場は、店舗に併設されて設けら
    れ、該店舗には、駐車場に車両を駐車させた搭乗者の指
    紋を検出する指紋認識手段を有し、該指紋認識手段にて
    検出された指紋データとともに、前記搭乗者の店舗にお
    ける利用料金に応じて求めた割引データを前記中央管理
    手段に送信する割引サービス手段が設けられ、 前記中央管理手段は、前記割引サービス手段からの指紋
    データ及び割引データに基づいて、前記搭乗者の車両の
    駐車料金から前記割引データに応じた駐車料金を割り引
    いて前記精算手段へ請求金額情報を送信することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項記載の駐車場管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 複数の前記店舗が前記中央管理手段と通
    信可能とされていることを特徴とする請求項5記載の駐
    車場管理システム。
  7. 【請求項7】 前記中央管理手段には、統計データベー
    ス手段が接続され、該統計データベース手段は、前記中
    央管理手段から各種データが送信され、これらデータを
    蓄積してデータベースを作成することを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項記載の駐車場管理システム。
  8. 【請求項8】 入庫時に検出した搭乗者とともに、他の
    搭乗者の指紋が検出された際に、これら他の搭乗者と入
    庫時の搭乗者とをグループとして登録させるグループ登
    録手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか1項記載の駐車場管理システム。
  9. 【請求項9】 前記搭乗者の指紋を検出可能な指紋認識
    手段と、車両の駐車位置を登録可能な駐車位置登録手段
    とを有し、前記指紋認識手段によって検出された指紋デ
    ータとともに駐車位置データが前記中央管理手段に送信
    され、 前記中央管理手段は、前記指紋データに基づいて搭乗者
    を特定し、その搭乗者の車両の駐車位置を前記指紋デー
    タに対応させて保存させることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか1項記載の駐車場管理システム。
  10. 【請求項10】 前記搭乗者の指紋を検出可能な指紋認
    識手段と、車両の位置を表示させる表示手段とを有し、 前記中央管理手段は、前記指紋認識手段によって検出さ
    れた指紋データに基づいて搭乗者を特定し、その搭乗者
    の車両の駐車位置データを引き出して送信し、前記表示
    手段に前記車両の位置を表示させることを特徴とする請
    求項9記載の駐車場管理システム。
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