JP3649068B2 - 駐車場システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、利用者の購入金額や利用実績に応じて駐車料金を割引くことができる駐車場システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の駐車場システムとして、例えば、日立のホームページに記載の「駐車場管理システム」には、専用の駐車券を用いて、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、利用者の購入金額や利用実績に応じて駐車料金を割引く駐車場システムがある。
【0003】
図8は、従来の駐車場システムの概略のブロック図である。図において、入口ゲート装置203は駐車場の入口にあり、車の接近を検知し、利用者を一意に特定できるID(以下、利用者IDと略)を記録している専用の駐車券201を発券する。利用者は、この発券された駐車券を受取り、車を駐車場構内に停めた後、店舗(売り場)に駐車券を持ち込む。また、入口ゲート装置203は、駐車券を発券した時刻(入場時刻)を利用者IDと一緒に中央装置204へ送り込む。
【0004】
入力手段205は、店舗(売り場)にあり、利用者の購入金額や利用実績に応じた駐車料金の割引金額が入力される。
【0005】
端末装置206は、店舗(売り場)にあり、駐車券201を取り込み利用者IDを読込んで、入力手段205から入力された駐車料金の割引金額を利用者IDと一緒に中央装置204へ送り込む。
【0006】
出口ゲート装置207は、駐車券201を取り込み利用者IDを読込んで、取り込んだ時刻(出場時刻)と一緒に中央装置204へ送り込む。
【0007】
中央装置204は、入口ゲート装置203より受取った利用者IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル212に保存管理するとともに、端末装置206から受取った割引金額を該当する利用者IDに対応付けて利用管理テーブル212に保存管理するとともに、出口ゲート装置207より受取った利用者IDと出場時刻と利用管理テーブル212に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル213を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、利用管理テーブル212に保存管理していた割引金額を駐車料金に反映させ利用者IDと一緒に料金精算装置208へ送り込む。
【0008】
上記中央装置204で実行される処理は、例えば具体的には、計算機内の中央演算装置(CPU:Central Processing Unit)によって実行される所定のプログラムである。また、利用管理テーブル、駐車料金テーブルに記録されるデータは、通常は、計算機上の記憶装置に格納され、必要に応じて読み出されて使用される。
【0009】
料金精算装置208は、中央装置204より受取った駐車料金を車(利用者)に提示して駐車料金の支払いを求め、支払手段211より受取った金額が駐車料金より多いときはお釣りを利用者に払うように支払手段211に指示し、支払手段211より受取った金額が駐車料金より少ないときは不足分を車(利用者)に提示して更に駐車料金の支払を求め、駐車料金に過不足が無くなった時点で阻止装置209に通過可の信号を送り車(利用者)に通過できることを通知する。
【0010】
支払手段211は、利用者が支払ったお金を受取り、料金精算装置208が提示した駐車料金より多い場合は料金精算装置208からの指示でお釣りを返す。
【0011】
阻止装置209は、料金精算装置208からの通過可の信号が来るまでは阻止棒210を降ろして車(利用者)が通行できないようにするか、あるいは、阻止棒210は常に上げておき料金精算装置208からの通過可の信号が来る前に車(利用者)が通行しようとした場合に阻止棒210を降ろして車が通行できないようにする。また、通過可の信号を受けたときに、阻止棒210を上げて車(利用者)に出口ゲート装置の通行を許可する。
【0012】
図9は、従来の駐車場システムの全体の構成の概略を示す模式図である。図において、入口ゲート装置203は駐車場の入口にあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内へ入る。
【0013】
入力手段205と端末装置206とは店舗(売り場)にあり、利用者の駐車券はここで一旦読込まれ、購入金額や利用実績に応じた駐車料金の割引金額が入力・処理される。
【0014】
出口ゲート装置207と料金精算装置208と支払手段211と阻止装置209と阻止棒210とは駐車場の出口にまとまってあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内から出る。
【0015】
処理装置204は駐車場構内や店舗(売り場)にあってもよく、また、別途計算機室にあってもよい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の駐車場システムでは、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、利用者の購入金額や利用実績に応じて駐車料金を割引くには駐車場専用の駐車券が必要であった。また、車種に応じた駐車場所への案内が無かった。
【0017】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、専用の駐車券を用いることなく、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、駐車料金を利用者の購入金額や利用実績に応じて割引くことができる駐車場システムを得るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による駐車場システムは、利用者の特定できるIDを記録しているICカードを用いて、駐車料金が利用者の購入金額や利用実績に応じて割引かれる店舗と駐車場とを連携させる駐車場システムであって、
前記ICカードを組み入れた車載器からの無線送信によって受取ったIDを、受取った入場時刻とともに中央装置へ送る入口ゲート装置と、駐車料金の割引情報を入力する入力手段と、前記車載器より取り出された前記ICカードからIDを読み取るとともに、前記入力手段から入力された割引情報を、当該IDと一緒に中央装置へ送る端末装置と、店舗の売り場から駐車場構内に至る間に設置され、前記ICカードからIDを読取るとともに読み取った時刻を出場時刻として当該IDと一緒に送信し、受信した駐車料金を利用者に提示して過不足がなくなるように駐車料金の精算を求めるとともに、利用者の精算によって駐車料金の過不足が無くなった時点で精算済みを示す精算済み情報を当該IDと対応付けて送信する料金精算手段と、前記入口ゲート装置より受取ったIDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブルに保存管理し、前記端末装置から受取った割引情報を、該当するIDに対応付けて利用管理テーブルに保存管理し、前記料金精算手段からIDと対応した精算済み情報を受取り利用管理テーブルに保存管理するとともに、前記料金精算手段よりIDと一緒に出場時刻を受取り、当該IDに対応して利用管理テーブルに保存管理していた入場時刻および割引情報と受取った出場時刻とに基づいて駐車料金を計算するとともに、計算した駐車料金を当該IDと一緒に前記料金精算手段に送信する中央装置と、駐車場の出口にあって、前記車載器より無線でIDを受取る出口ゲート装置と、駐車場の出口にあって、前記出口ゲート装置で受取ったIDと対応した精算済み情報が、前記中央装置に保管されている場合に前記車載器の設けられた車両の通行を許可し、保管されていない場合に車両の通行を阻止する阻止装置と、を備えたものである。
【0019】
第2の発明による駐車場システムは、前記入力手段より利用者の購入金額や利用実績を割引情報として入力し、予め設定された料金割引テーブルを参照して利用者の購入金額や利用実績に基づいて駐車料金を計算する中央装置とを有するものである。
【0021】
第3の発明による駐車場システムは、IDと車種情報とを入口ゲート装置へ無線送信する車載器と、前記車載器より無線で受取った車種情報を、中央装置へ送る入口ゲート装置と、駐車場所の空き状況を検出する車両センサと、前記入口ゲート装置から受取った車種情報と、前記車両センサの検出結果に基づいてどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種に適合した駐車場所への誘導を誘導装置へ指示する中央装置と、前記中央装置からの指示により、を誘導する誘導表示装置とを有するものである。
【0022】
第4の発明による駐車場システムは、前記車載器の表示装置へ車の誘導情報を送る中央装置とを有するものである。
【0023】
第5の発明による駐車場システムは、前記入口ゲート装置から受取った車種情報に基づき、前記車両センサによりどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種に適合した駐車場所への誘導情報を駐車場所への走行中に車載器の表示装置へ送る中央装置とを有するものである。
【0024】
第6の発明による駐車場システムは、前記中央装置は、前記料金精算装置の近傍に配置されたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による駐車場システムの概略のブロック図である。本装置において中心的な処理を行っている装置は無線伝送装置、演算手段、記憶手段、入出力手段を有する計算機を用いて構成され、また駐車料金の精算はICカード(以下、ICCとする)で行われる。まず、図1を用いて、各ブロックを説明する。
【0026】
図1において、ICC1と車載器2と入口ゲート装置3と出口ゲート装置7とは、ノンストップ自動料金収受システム等における無線伝送装置を利用しており、車載器2は車に固定されており、ICC1は車載器2にセットされた状態で入口ゲート装置3と出口ゲート装置7とを通過するが、駐車場構内に駐車時は利用者によりICC1は車載器2から取り外され店舗(売り場)に持ち込まれる。
【0027】
車載器2は、ICC1を組入れ、ICC1に記録されていたID情報(以下、ICC−IDとする)と接近通過時刻とを入口ゲート装置および出口ゲート装置へ無線送信する。
【0028】
入口ゲート装置3は駐車場の入口にあり、車両感知器によって車の接近を検知し、車載器2より無線で利用者を一意に特定するICC−IDを受取り、受取った時刻(入場時刻)をICC−IDと一緒に中央装置4へ送り込む。
【0029】
入力手段5は、店舗(売り場)にあり、店舗(売り場)の係員により、利用者の購入金額や利用実績に応じた駐車料金の割引金額が入力される。
【0030】
端末装置6は、店舗(売り場)にあり、ICC1を取り込みICC−IDを読込んで、入力手段5から入力された駐車料金の割引金額をICC−IDと一緒に中央装置4へ送り込む。
【0031】
中央装置4は、入口ゲート装置3より受取ったICC−IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、端末装置6から受取った割引金額を該当するICC−IDに対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、出口ゲート装置7より受取ったICC−IDと出場時刻と利用管理テーブル12に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、利用管理テーブル12に保存管理していた割引料金を駐車料金に反映させICC−IDと一緒に料金精算装置8へ送り込む。
【0032】
料金精算装置8は、中央装置4より受取った駐車料金を車(利用者)に提示して駐車料金の支払いを求め、支払手段11より受取った金額が駐車料金より多いときはお釣りを利用者に払うように支払手段11に指示し、支払手段11より受取った金額が駐車料金より少ないときは不足分を車(利用者)に提示して更に駐車料金の支払いを求め、利用者が支払った金額に過不足が無くなった時点で阻止装置9に通過可の信号を送り車(利用者)に通過できることを通知する。
【0033】
支払手段11は、利用者が支払ったお金を受取り、料金精算装置8が提示した駐車料金より多い場合は料金精算装置8からの指示でお釣りを返す。
【0034】
阻止装置9は、料金精算装置8からの通過可の信号がくるまでは阻止棒10を降ろして車(利用者)が通行できないようにするか、あるいは、阻止棒10は常に上げておき料金精算装置8からの通過可の信号が来る前に車(利用者)が通行しようとした場合に阻止棒10を降ろして車が通行できないようにする。
【0035】
利用管理テーブル12は、ICC−IDに対応して、入場時刻と割引金額とが保存管理されている。
【0036】
駐車料金テーブル13は、出場時刻と入場時刻との差、即ち、駐車時間に対する駐車料金が保存されている。
【0037】
図10は、この発明の実施の形態1による駐車場システムの全体の構成の概略を示す模式図である。図において、入口ゲート装置3は駐車場の入口にあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内へ入る。
【0038】
入力手段5と端末装置6とは店舗(売り場)にあり、利用者のICC1はここで一旦読込まれ、購入金額や利用実績に応じた駐車料金の割引金額が入力・処理される。
【0039】
出口ゲート装置7と料金精算装置8と支払手段11と阻止装置9と阻止棒10とは駐車場の出口にまとまってあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内から出る。
【0040】
処理装置4は駐車場構内や店舗(売り場)にあってもよく、また、別途計算機室にあってもよい。
【0041】
次に動作について説明する。
まず、ICC1は車に固定された車載器2にセットされた状態で、車の移動により入口ゲート装置3に近付く。入口ゲート装置3は車の接近を検知し、車載器2よりICC1に記録されていたICC−IDを無線で受取る。入口ゲート装置3は受取ったICC−IDを受取った時刻(入場時刻)と一緒に中央装置4へ送り込む。中央装置4は、入口ゲート装置3より受取ったICC−IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル12に保存管理する。
【0042】
利用者は駐車場構内に駐車後、ICC1を車載器2から取り外して車から降り、店舗(売り場)に持ち込む。利用者の購入金額や利用実績に応じて、店舗(売り場)の係員により、駐車料金の割引金額が入力手段5により入力される。またこの時同時に端末装置6に、利用者の持つICC1が取り込まれる。端末装置6はICC1の持つICC−IDを読込んで、入力手段5から入力された駐車料金の割引金額と一緒に中央装置4へ送り込む。中央装置4は割引金額をICC−IDと対応させて利用管理テーブル12に保存管理する。ICC−IDの読込みが終わったICC1は端末装置6から取り出され、利用者に返却される。
【0043】
利用者は店舗(売り場)から駐車場構内へ移動し、車に乗り込みICC1を車載器2にセットする。ICC1は車に固定された車載器2にセットされた状態で、車の移動により出口ゲート装置7に近付く。出口ゲート装置7は車の接近を検知し、車載器2よりICC1に記録されていたICC−IDを無線で受取る。出口ゲート装置7は受取ったICC−IDを受取った時刻(出場時刻)と一緒に中央装置4へと送り込む。中央装置4は、出口ゲート装置7より受取ったICC−IDと出場時刻と利用管理テーブル12に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して、駐車場利用時間から駐車料金を計算し、利用管理テーブル12に保存管理していた割引料金を適用して最終の駐車料金を計算し、ICC−IDと一緒に料金精算装置8へ送り込む。
【0044】
料金精算装置8は、中央装置4より受取った駐車料金を車(利用者)に提示して駐車料金の支払いを求める。利用者は提示された金額のお金を支払手段11により支払う。ここで、駐車料金が無料であった場合は、料金精算装置8はこの駐車料金の支払を求めることはない。利用者が支払った金額が駐車料金より多いときはお釣りが支払手段11により支払われ、利用者が支払った金額が駐車料金より少ない時は駐車料金に達するまで利用者に支払いを求める。利用者が支払った金額に過不足が無くなった時点で阻止装置9に通過可の信号が料金精算装置8より送り込まれる。
【0045】
阻止装置9は、料金精算装置8からの通過可の信号がくるまでは阻止棒10を降ろして車(利用者)が通行できないようにするか、あるいは、阻止棒10は常に上げておき料金精算装置8からの通過可の信号が来る前に車(利用者)が通行しようとした場合に阻止棒10を降ろして車が通行できないようになっている。前記料金精算装置8からの通過可の信号を受けて、阻止装置9は精算の終わった車(利用者)を通過させ、駐車場構内から外へ出す。
【0046】
以上のように、中央装置4においてICC−IDと対応付けて入場時刻を管理し、端末装置6において利用者が店舗(売り場)に持ち込んだICCを取り込みICC−IDと対応付けて駐車料金の割引金額を管理しているので、専用の駐車券を用いることなく、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、駐車料金を利用者の購入金額や利用実績に応じて割引くことができる。
【0047】
実施の形態2.
実施の形態1では、割引金額を直接入力して利用者の駐車料金から割引を行うようにしたものであるが、この実施の形態2では、料金割引テーブルを予め持つことにより利用者の購入金額や利用実績から割引料金を計算可能とする。
【0048】
図2は、本発明の実施の形態2による駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態2において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図2を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0049】
入力手段25は、店舗(売り場)の係員により、利用者の購入金額や利用実績が入力される。
【0050】
端末装置26は、入力手段25への入力と同時にICC1を取り込みICC−IDを読込んで、入力手段25から入力された利用者の購入金額や利用実績をICC−IDと一緒に中央装置24へ送り込む。
【0051】
中央装置24は、入口ゲート装置3より受取ったICC−IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、端末装置26から受取った利用者の購入金額や利用実績を該当するICC−IDに対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、出口ゲート装置7より受取ったICC−IDと出場時刻と利用管理テーブル12に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、利用管理テーブル12に保存管理していた利用者の購入金額や利用実績を料金割引テーブル14に基づいて割引料金を計算して駐車料金に反映させICC−IDと一緒に料金精算装置8へ送り込む。
【0052】
料金割引テーブル14は、利用者の購入金額や利用実績に対する割引金額が保存されている。
【0053】
次に動作について説明する。
本実施の形態2では、店舗(売り場)の係員により、利用者の購入金額や利用実績が入力手段25により入力される。
【0054】
端末装置26は、ICC−IDと入力手段25から入力された利用者の購入金額や利用実績と一緒に中央装置24に送り込む。
【0055】
中央装置24は、利用者の購入金額や利用実績を駐車料金の割引金額と対応付けて保存管理している料金割引テーブル14を用いて利用者の購入金額や利用実績から駐車料金の割引金額を計算し、ICC−IDと対応させて利用管理テーブル12に保存管理する。
【0056】
以上のように、中央装置24において利用者の購入金額や利用実績を駐車料金の割引金額と対応付けて保存管理している料金割引テーブル14を用いているので、駐車料金の割引金額を店舗(売り場)の係員が知らなくても、利用者の購入金額や利用実績を入力するだけで以降の駐車料金を精算できる。
【0057】
実施の形態3.
以上の実施の形態1では、駐車料金の精算を出口において行うようにしたものであるが、この実施の形態3では、駐車料金の精算を利用者が車に乗り込む前に行うことで入口だけでなく出口においても車(利用者)がノンストップで通過可能とする。
【0058】
図3は、本発明の実施の形態3である駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態3において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図3を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0059】
出口ゲート装置47は、駐車場の出口にあり、車の接近を検知し、車載器2より無線でICC−IDを受取り、中央装置44へ送り込む。
【0060】
中央装置44は、料金精算装置48より受取ったICC−IDと精算時刻(出場時刻と同じ)と利用管理テーブル52に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、端末装置6から受取った割引金額を駐車料金に反映させICC−IDと一緒に料金精算装置48へと送り込むとともに、利用者が料金を精算した後に料金精算装置48よりICC−IDと対応した精算済みか否かを示す精算フラグを受取り利用管理テーブル52に保存するとともに、利用者が駐車場から出る際に出口ゲート装置47より受取ったICC−IDより利用管理テーブル52に保存していた精算フラグを参照し精算済みであれば阻止装置9に通過可の信号を送り、精算済みでなければ阻止装置9に通過否の信号を送る。
【0061】
料金精算装置48は、ICC1を取り込みICC−IDを読込んで、取り込んだ時刻を出場時刻としてICC−IDと一緒に中央装置44へ送り込むとともに、中央装置44より受取った駐車料金を利用者に提示して駐車料金の支払を求め、支払手段11に指示して過不足が無くなるようにし、過不足が無くなった時点で中央装置44に精算済みの精算フラグをICC−IDと一緒に送り込む。
【0062】
阻止装置49は、中央装置44からの通過可の信号が来るまでは阻止棒10を降ろして車(利用者)が通行できないようにするか、あるいは、阻止棒10は常に上げておき中央装置44からの通過可の信号が来る前に車(利用者)が通行しようとした場合に阻止棒10を降ろして車が通行できないようにする。
【0063】
利用管理テーブル52は、ICC−IDに対応して、入場時刻と割引金額と精算フラグとが保存管理されている。
【0064】
図11は、この発明の実施の形態3による駐車場システムの全体の構成の概略を示す模式図である。図において、入口ゲート装置3は駐車場の入口にあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内へ入る。
【0065】
入力手段5と端末装置6とは店舗(売り場)にあり、利用者のICC1はここで一旦読込まれ、購入金額や利用実績に応じた駐車料金の割引金額が入力・処理される。
【0066】
店舗(売り場)と駐車場構内との間に料金精算装置48と支払手段11とが設置されており、利用者はここで予め駐車料金の精算を済ませておく。
【0067】
利用者は車に乗り込み、精算済みのICC1を車載器2にセットして出口へと移動する。
【0068】
出口ゲート装置47と阻止装置9と阻止棒10とは駐車場の出口にまとまってあり、車(利用者)は必ずここを通って駐車場構内から出る。
【0069】
処理装置443は駐車場構内や店舗(売り場)にあってもよく、また、別途計算機室にあってもよい。
【0070】
次に動作について説明する。
本実施の形態3では、利用者は店舗(売り場)から駐車場構内へ移動する間に駐車料金の精算を行う。利用者は車載器2から取り外した状態のICC1を料金精算装置48に取り込ませる。
【0071】
料金精算装置48は、ICC1を取り込みICC−IDを読込んで、取り込んだ時刻を出場時刻としてICC−IDと一緒に中央装置44へ送り込む。
【0072】
中央装置44は、料金精算装置48より受取ったICC−IDと出場時刻(精算時刻)と利用管理テーブル52に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、端末装置6から受取った割引金額を駐車料金に反映させICC−IDと一緒に料金精算装置48へ送り込む。
【0073】
料金精算装置48は、中央装置44より受取った駐車料金を利用者に提示して駐車料金の支払いを求め、支払手段11に指示して過不足が無くなるようにし、過不足が無くなった時点で中央装置44に精算済みの精算フラグをICC−IDと一緒に送り込む。
【0074】
中央装置44は、料金精算装置48よりICC−IDと対応した精算済みを示す精算フラグを受取り利用管理テーブル52に保存する。
【0075】
駐車料金の精算が終わった利用者は料金精算装置48からICC1を取り出して駐車場構内へ移動し、車に乗り込みICC1を車載器2にセットする。ICC1は車に固定された車載器2にセットされた状態で、車の移動により出口ゲート装置47に近付く、出口ゲート装置47は車の接近を検知し、車載器2よりICC1に記録されていたICC−IDを無線で受取る。出口ゲート装置47は受取ったICC−IDを中央装置44へ送り込む。
【0076】
中央装置44は、利用者が駐車場から出る際に出口ゲート装置47より受取ったICC−IDより利用管理テーブル52が保存していた精算フラグを参照し精算済みであれば阻止装置49に通過可の信号を送り、精算済みでなければ阻止装置49に通過否の信号を送る。
【0077】
阻止装置49は、中央装置44からの通過可の信号が来るまでは阻止棒10を降ろして車(利用者)が通行できないようにするか、あるいは、阻止棒10は常に上げておき中央装置44からの通過可の信号が来る前に車(利用者)が通行しようとした場合に阻止棒10を降ろして車が通行できないようになっている。前記中央装置44からの通過可の信号を受けて、阻止装置9は精算の終わった車(利用者)を通過させ、駐車場構内から外へ出す。
【0078】
以上のように、料金精算装置48を利用者が店舗(売り場)から駐車場構内に移動する間に設置しているので、利用者が車に乗り込む前に精算することができるため、入口だけでなく出口においても車(利用者)がノンストップで通過できる。
【0079】
実施の形態4.
以上の実施の形態1では、専用の駐車券を用いることなく、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、駐車料金を利用者の購入金額や利用実績に応じて割引くようにしたものであるが、この実施の形態4では、駐車場構内に設置した車両センサを用い、車載器から車種情報を受取ることにより利用者(車)の車種に適合した駐車場所に誘導できる。
【0080】
図4は、本発明の実施の形態4である駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態4において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図4を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0081】
車両センサ15は、超音波や踏み板スイッチなどを用いて構成され、駐車場構内の各々の駐車場所に設置されて駐車車両の存在を検知し、車両が存在しない場合に駐車車両なしを示す信号を出力する。
【0082】
車載器62は、ICC1を組入れ、ICC1に記録されていたICC−IDと車載器62に記録されていた車種情報と接近通過時刻とを入口ゲート装置63へ無線送信するとともに、ICC1に記録されていたICC−IDを接近通過時刻とを出口ゲート装置7へ無線送信する。
【0083】
入口ゲート装置63は、車の接近を検知し、車載器62より無線でICC−IDと車種情報とを受取り、車の接近通過に伴い受取った時刻を入場時刻としてICC−IDと車種情報と一緒に中央装置64に送り込む。
【0084】
中央装置64は、入口ゲート装置63より受取った情報の内、車種情報に着目し、車両センサ15によりどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種情報に適合した駐車場所への誘導表示を誘導表示装置16へ指示する。
【0085】
誘導表示装置16は、入口ゲート装置63付近や駐車場構内に設置され、中央装置64からの指示に従い、利用者へ車種に適合した駐車場所への誘導を、例えば文字表示で「2階Aブロックへ」のように行う。
【0086】
場所車種テーブル19は、駐車場構内の駐車場所毎に適合する車種とその場所へ誘導するための表示内容とその場所が空いているかどうかを示す空きフラグとが保存されている。
【0087】
次に動作について説明する。
本実施の形態4では、利用者が駐車場所に車を停めるまでの間に、誘導表示装置を用いて車種に適合した駐車場所へ誘導する。
【0088】
車両センサ15からの駐車車両なしを示す信号により、駐車場構内のどの駐車場所が空いているかが判別でき、その空いている駐車場所を示す情報は中央装置64へ送られている。中央装置64は、その空いている駐車場所が空いていることを示す空きフラグを場所車種テーブル19に記録するとともに、駐車場所に適合する車種を場所車種テーブル19により調べ、車種毎に空いている駐車場所がどこかを把握している。
【0089】
上記のように中央装置が車種毎の空いている駐車場所を把握している状態で、車に固定された車載器62にセットされたICC1は、車の移動により入口ゲート装置63に近付く。入口ゲート装置63は車の接近を検知し、車載器62より車種情報を受取る。入口ゲート装置63は受取った車種情報を中央装置64へと送り込む。
【0090】
中央装置64は、入ってきた車の車種に適合する空いている駐車場所を場所車種テーブル19により調べて、適合する空いている駐車場所への誘導表示情報を場所車種テーブル19より取出すとともに、誘導表示装置16に取り出した誘導表示情報を表示することにより利用者を車種に適合した駐車場所へ誘導する。
【0091】
以上のように、車両センサ15により駐車場構内のどの駐車場所が空いているかをチェックしており、中央装置64にて車種毎に空いている駐車場所を把握しており、誘導表示装置16により空いている駐車場所へ誘導しているので、車種に適合した駐車場所に誘導できる。
【0092】
実施の形態5.
以上の実施の形態4では、車種に適合する空いている駐車場所への案内を誘導表示装置により行うようにしたものであるが、この実施の形態5では、車載器に搭載されている表示装置を用いた誘導表示を可能とする。
【0093】
図5は、本発明の実施の形態5である駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態5において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図5を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0094】
入口ゲート装置83は、車の接近を検知し、車載器82より無線でICC−IDと車種情報とを受取り、車の接近通過に伴い受取った時刻を入場時刻としてICC−IDと車種情報と一緒に中央装置84に送り込むとともに、中央装置84より車種に適合した駐車場所への誘導を表示する誘導表示情報を受取り車載器82に送り込む。
【0095】
車載器82は、ICC1を組入れ、ICC1に記録されていたICC−IDと車載器82に記録されていた車種情報と接近通過時刻とを入口ゲート装置83へ無線送信するとともに、ICC1に記録されていたICC−IDを接近通過時刻とを出口ゲート装置7へ無線送信するとともに、入口ゲート装置83より誘導表示情報を受取り表示装置17に表示する。
【0096】
中央装置84は、入口ゲート装置83より受取った情報の内、車種情報に着目し、車両センサ15によりどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種情報に適合した駐車場所への誘導表示を誘導表示装置16と入口ゲート装置83とへ表示を指示する。
【0097】
表示装置17は、車載器82に搭載されており、車載器82が入口ゲート装置83から受取った誘導表示情報を表示する。
【0098】
次に動作について説明する。
本実施の形態5では、利用者が駐車場所に車を停めるまでの間に、誘導表示装置だけでなく、車載器に搭載された表示装置をも用いて車種に適合した駐車場所へ誘導する。
【0099】
上記のように中央装置が車種毎の空いている駐車場所を把握しており、上記のように中央装置が誘導表示情報を取り出している状態で、中央装置84は、取り出した誘導表示情報を誘導表示装置16へ表示するとともに、誘導表示情報を入口ゲート装置83へ送り込む。
【0100】
入口ゲート装置83は、受取った誘導表示情報を車載器82へ送り込む。車載器82は、受取った誘導表示情報を車載器に搭載された表示装置17へ表示する。
【0101】
以上のように、車両センサ15により駐車場構内のどの駐車場所が空いているかをチェックしており、中央装置64にて車種毎に空いている駐車場所を把握しており、誘導表示装置16だけでなく車載器に搭載された表示装置17に誘導表示情報を表示することにより空いている駐車場所へ誘導しているので、車種に適合した駐車場所を利用者は車の中にいても確認できる。
【0102】
実施の形態6.
以上の実施の形態5では、入口ゲート通過時点での車種に適合する空いている駐車場所への案内を車載器に搭載されている表示装置により行うようにしたものであるが、この実施の形態6では、入口ゲート通過後の中間ゲート通過時点での最新の誘導表示情報を受取り可能とする。
【0103】
図6は、本発明の実施の形態6である駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態6において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図6を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0104】
中間ゲート装置18は、車の接近を検知し、車載器82より無線でICC−IDと車種情報とを受取り、中央装置104より車種に適合した駐車場所への誘導を表示する誘導表示情報を受取り車載器82に送り込む。
【0105】
中央装置104は、中間ゲート装置18より受取った情報の内、車種情報に着目し、車両センサ15によりどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種情報に適合した駐車場所への誘導表示情報を中間ゲート装置18へ表示を指示する。
【0106】
表示装置117は、車載器82に搭載されており、車載器82が入口ゲート装置83と中間ゲート装置18とから受取った誘導表示情報を表示する。
【0107】
次に動作について説明する。
本実施の形態6では、利用者が駐車場所に車を停めるまでの間に、誘導表示装置だけでなく、車載器に搭載された表示装置をも用いて車種に適合した駐車場所へ誘導するが、誘導表示情報は入口ゲート装置通過時だけでなく、中間ゲート装置通過時にも誘導表示情報を受取る。
【0108】
上記のように中央装置が車種毎の空いている駐車場所を把握しており、上記のように中央装置が誘導表示情報を取り出している状態で、中央装置84は、取り出した誘導表示情報を中間ゲート装置18とへ送り込む。
【0109】
以上のように、上記誘導表示情報は利用者が入口ゲート装置を通過した時点から中間ゲート装置を通過した時点の間に更新されているため、利用者は中間ゲート装置を通過する時点で、入口ゲート装置を通過した時点で受取った誘導表示情報より新しい誘導表示情報を受取ることができる。
【0110】
実施の形態7.
以上の実施の形態1では、料金精算装置と中央装置とを別々に設け、複数の料金精算装置でも処理できるようにしたものであるが、この実施の形態7では、出口ゲートが少ない駐車場システム用に簡略化を可能とする。
【0111】
図7は、本発明の実施の形態7である駐車場システムの概略のブロック図である。本実施の形態7において、上記実施の形態と同一または相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。また、変更のない部分を省略する。図7を用いて、本装置の機能構成を説明する。
【0112】
出口ゲート装置127は、車の接近を検知し、車載器2より無線で利用者を一意に特定するICC−IDを受取り、ICC−IDを受取った時刻(出場時刻)をICC−IDと一緒に料金精算装置128へと送り込む。
【0113】
料金精算装置128は、入口ゲート装置3より受取ったICC−IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、端末装置6から受取った割引金額を該当するICC−IDに対応付けて利用管理テーブル12に保存管理し、出口ゲート装置127より受取ったICC−IDと出場時刻と利用管理テーブル12に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、端末装置6から受取った割引料金を駐車料金に反映させるとともに、駐車料金を車(利用者)に提示して駐車料金の支払いを求め、支払手段11より受取った金額が駐車料金より多いときはお釣りを利用者に払うように支払手段11に指示し、支払手段11より受取った金額が駐車料金より少ないときは不足分を車(利用者)に提示して更に駐車料金の支払を求め、利用者が支払った金額に過不足が無くなった時点で阻止装置9に通過可の信号を送り車(利用者)に通過できることを通知する。
【0114】
次に動作について説明する。
本実施の形態7では、上記中央装置が行っていた処理全てを料金精算装置にて行う。
【0115】
料金精算装置128は、入口ゲート装置3より受取ったICC−IDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブル12に保存管理するとともに、端末装置6から受取った割引金額を該当するICC−IDに対応付けて利用管理テーブル12に保存管理する。
【0116】
端末装置6は、ICC1を取り込みICC−IDを読込んで、入力手段5から入力された駐車料金の割引金額をICC−IDと一緒に料金精算装置128に送り込む。
【0117】
料金精算装置128は、端末装置6より受取った駐車料金の割引金額を利用管理テーブル12に保存管理する。
【0118】
出口ゲート装置127は、車の接近を検知し、車載器2より無線でICC−IDを受取った時刻(出場時刻)をICC−IDと一緒に料金精算装置128へ送り込む。
【0119】
料金精算装置128は、出口ゲート装置127より受取ったICC−IDと出場時刻と利用管理テーブル12に保存管理していた入場時刻とから駐車場利用時間を計算し、駐車料金テーブル13を参照して駐車場利用時間から駐車料金を計算し、端末装置6から受取った割引料金を駐車料金に反映させる。
【0120】
以上のように、料金精算装置128にて上記中央装置の全ての処理を行っているので、出口ゲートの少ない駐車場システム用に簡略化できる。
【0121】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように構成されているので、以下のような効果を奏する。
【0122】
第1の発明によれば、専用の駐車券を用いることなく、店舗(売り場)と駐車場とを連携して、駐車料金を利用者の購入金額や利用実績に応じて割引くことができるとともに、ICCを利用するもののICCにデータを書き込まないのでセキュリティ等の面で事業者としての登録等をする必要がなく容易に駐車場システムを構築できる。
また、駐車料金の精算を利用者が車に乗り込む前に、即ち、利用者が店舗(売り場)から駐車場構内に移動する間に駐車料金の精算を行い、入口だけでなく出口においても車(利用者)がノンストップで通過できる。
【0123】
第2の発明によれば、駐車料金の割引料金を店舗(売り場)の係員が知らなくても、利用者の購入金額や利用実績を入力するだけで以降の精算ができる。
【0125】
第3の発明によれば、その車種が例えば軽自動車であれば軽自動車用の駐車場所のように、その車種に適合した駐車場所を誘導表示装置により誘導できる。
【0126】
第4の発明によれば、駐車場を利用する車種に適合した駐車場所へ誘導する際に、車載器の表示装置を利用して誘導情報を提示できる。
【0127】
第5の発明によれば、駐車場を利用する車種に適合した駐車場所への誘導情報を車載器の表示装置を利用して提示する際に、中間ゲート装置を用いることで入口ゲート通過後に変化した誘導情報を提示可能とする、即ち、入口ゲート通過後に新たに空いた駐車場所への誘導情報を、中間ゲート装置通過時に車載器の表示装置を利用して提示できる。
【0128】
第6の発明によれば、出口ゲート数が少ない駐車場システムの場合に、中央装置と料金精算装置とを統合することにより装置を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図2】 この発明の実施の形態2による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図3】 この発明の実施の形態3による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図4】 この発明の実施の形態4による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図5】 この発明の実施の形態5による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図6】 この発明の実施の形態6による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図7】 この発明の実施の形態7による駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図8】 従来の駐車場システムの概略を示すブロック図。
【図9】 従来の駐車場システムにおける各装置の配置を示す概略イメージ図。
【図10】 この発明の実施の形態1による駐車場システムにおける各装置の配置を示す概略イメージ図。
【図11】 この発明の実施の形態3による駐車場システムにおける各装置の配置を示す概略イメージ図。
【符号の説明】
1 ICC(ICカード)、2,62,82 車載器(車)、3,63,83入口ゲート装置、4,24,44,64,84,104 中央装置、5,25入力手段、6,26 端末装置、7,47,127 出口ゲート装置、8,48,128 料金精算装置、9,49 阻止装置、10 阻止棒、11 支払手段、12,52 利用管理テーブル、13 駐車料金テーブル、14 料金割引テーブル、15 車両センサ、16 誘導表示装置、17,117 表示装置、18 中間ゲート装置、19 場所車種テーブル。

Claims (6)

  1. 利用者の特定できるIDを記録しているICカードを用いて、駐車料金が利用者の購入金額や利用実績に応じて割引かれる店舗と駐車場とを連携させる駐車場システムであって、
    前記ICカードを組み入れた車載器からの無線送信によって受取ったIDを、受取った入場時刻とともに中央装置へ送る入口ゲート装置と、
    駐車料金の割引情報を入力する入力手段と、
    前記車載器より取り出された前記ICカードからIDを読み取るとともに、前記入力手段から入力された割引情報を、当該IDと対応付けて中央装置へ送る端末装置と、
    店舗の売り場から駐車場構内に至る間に設置され、前記ICカードからIDを読取るとともに読み取った時刻を出場時刻として当該IDと対応付けて送信し、受信した駐車料金を利用者に提示して過不足がなくなるように駐車料金の精算を求めるとともに、利用者の精算によって駐車料金の過不足が無くなった時点で精算済みを示す精算済み情報を当該IDと対応付けて送信する料金精算手段と、
    前記入口ゲート装置より受取ったIDと入場時刻とを対応付けて利用管理テーブルに保存管理し、前記端末装置から受取った割引情報を、該当するIDに対応付けて利用管理テーブルに保存管理し、前記料金精算手段からIDと対応した精算済み情報を受取り利用管理テーブルに保存管理するとともに、
    前記料金精算手段よりIDに対応した出場時刻を受取り、当該IDに対応して利用管理テーブルに保存管理していた入場時刻および割引情報と受取った出場時刻とに基づいて駐車料金を計算するとともに、計算した駐車料金を当該IDと対応付けて前記料金精算手段に送信する中央装置と、
    駐車場の出口にあって、前記車載器より無線でIDを受取る出口ゲート装置と、
    駐車場の出口にあって、前記出口ゲート装置で受取ったIDと対応した精算済み情報が、前記中央装置に保管されている場合に前記車載器の設けられた車両の通行を許可し、保管されていない場合に車両の通行を阻止する阻止装置と、
    を備えたことを特徴とする駐車場システム。
  2. 前記入力手段より利用者の購入金額や利用実績を割引情報として入力し、予め設定された料金割引テーブルを参照して利用者の購入金額や利用実績に基づいて駐車料金を計算する中央装置とを有することを特徴とする請求項1に記載の駐車場システム。
  3. IDと車種情報とを入口ゲート装置へ無線送信する車載器と、
    前記車載器より無線で受取った車種情報を、中央装置へ送る入口ゲート装置と、
    駐車場所の空き状況を検出する車両センサと、
    前記入口ゲート装置から受取った車種情報と、前記車両センサの検出結果に基づいてどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種に適合した駐車場所への誘導を誘導装置へ指示する中央装置と、
    前記中央装置からの指示により、を誘導する誘導表示装置とを有することを特徴とする請求項1に記載の駐車場システム。
  4. 前記車載器の表示装置へ車の誘導情報を送る中央装置とを有することを特徴とする請求項3に記載の駐車場システム。
  5. 前記入口ゲート装置から受取った車種情報に基づき、前記車両センサによりどの駐車場所が空いているかを把握し、受取った車種に適合した駐車場所への誘導情報を駐車場所への走行中に車載器の表示装置へ送る中央装置とを有することを特徴とする請求項3に記載の駐車場システム。
  6. 前記中央装置は、前記料金精算装置の近傍に配置されたこと特徴とする請求項1に記載の駐車場システム。
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