JPH09319994A - 駐車場管理システム - Google Patents
駐車場管理システムInfo
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- JPH09319994A JPH09319994A JP8138991A JP13899196A JPH09319994A JP H09319994 A JPH09319994 A JP H09319994A JP 8138991 A JP8138991 A JP 8138991A JP 13899196 A JP13899196 A JP 13899196A JP H09319994 A JPH09319994 A JP H09319994A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- parking lot
- parking
- exit
- data
- Prior art date
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車場管理を、撮影し認識された自動車ナン
バーと駐車券ナンバーに基づいて行うとともに、自動車
の入出庫、とりわけ出庫動作を迅速に行えるようにす
る。 【解決手段】 駐車場入口と出口に、自動車のナンバー
撮影手段８、１４とナンバー認識手段９、１５を設け、
これらを中央処理装置１６で管理するとともに、駐車場
内に事前精算機１０を設けて、キー操作による自車ナン
バー入力により事前精算を行って、その結果を中央処理
装置１６に登録し、駐車場出口では必要な場合だけ最終
的な精算を行う。
バーと駐車券ナンバーに基づいて行うとともに、自動車
の入出庫、とりわけ出庫動作を迅速に行えるようにす
る。 【解決手段】 駐車場入口と出口に、自動車のナンバー
撮影手段８、１４とナンバー認識手段９、１５を設け、
これらを中央処理装置１６で管理するとともに、駐車場
内に事前精算機１０を設けて、キー操作による自車ナン
バー入力により事前精算を行って、その結果を中央処理
装置１６に登録し、駐車場出口では必要な場合だけ最終
的な精算を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の入出庫操
作の迅速化を支援する駐車場管理システムに関するもの
である。
作の迅速化を支援する駐車場管理システムに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、駐車場の管理システム、とりわけ
自動車の入庫から出庫までを管理し、駐車料金を収受す
るシステムについては種々の提案がなされている。この
ような駐車場管理システムの従来例としては、例えば特
開平３−１７７９８８号公報および特開平５−２６９９
号公報に示されたものがある。前者の駐車場管理システ
ムは、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、こ
のカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影
し、この撮影画像を車両撮影カメラに接続される車両番
号認識装置に送り、この車両番号認識装置で撮影画像か
ら車両番号を認識し、この認識データを車両番号認識装
置に接続される駐車場管理装置に送り、車両の駐車場内
での滞在時間を計算し、この計算データとナンバープレ
ート内の車種情報から車両の駐車料金を計算するように
したものである。後者の駐車場管理システムも大体同じ
であり、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、
このカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影
し、この撮影画像を車両撮影カメラに接続されるナンバ
ー認識部に送り、このプレート番号に基づいて車両の入
退場や課金等の管理を行なうようにしたものである。
自動車の入庫から出庫までを管理し、駐車料金を収受す
るシステムについては種々の提案がなされている。この
ような駐車場管理システムの従来例としては、例えば特
開平３−１７７９８８号公報および特開平５−２６９９
号公報に示されたものがある。前者の駐車場管理システ
ムは、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、こ
のカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影
し、この撮影画像を車両撮影カメラに接続される車両番
号認識装置に送り、この車両番号認識装置で撮影画像か
ら車両番号を認識し、この認識データを車両番号認識装
置に接続される駐車場管理装置に送り、車両の駐車場内
での滞在時間を計算し、この計算データとナンバープレ
ート内の車種情報から車両の駐車料金を計算するように
したものである。後者の駐車場管理システムも大体同じ
であり、駐車場の入出庫口に車両撮影カメラを設置し、
このカメラで入出庫する車両のナンバープレートを撮影
し、この撮影画像を車両撮影カメラに接続されるナンバ
ー認識部に送り、このプレート番号に基づいて車両の入
退場や課金等の管理を行なうようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駐車場
は、それが付設されている場所や状況によって管理体制
も大きく異なるものである。たとえば、駐車場を純粋に
自動車置場としてこれを貸して料金を取る業務のための
設備として所有する者と、特にデパートやショッピング
センターに見られるように、駐車場を物品の納品または
購入を目的としてやって来た契約者や顧客の便宜を図る
ために提供するための設備として所有する者とでは、料
金の徴収に関しても異なった対応を取り、前者は原則と
して料金を徴収する一方、後者は一定条件内であれば原
則として無料が一般的である。後者のような場合、入庫
または出庫する自動車の数と種類が多いのが普通であ
り、そのために迅速に入出庫を行なわせることが顧客に
満足感を与えるためにも重要である。
は、それが付設されている場所や状況によって管理体制
も大きく異なるものである。たとえば、駐車場を純粋に
自動車置場としてこれを貸して料金を取る業務のための
設備として所有する者と、特にデパートやショッピング
センターに見られるように、駐車場を物品の納品または
購入を目的としてやって来た契約者や顧客の便宜を図る
ために提供するための設備として所有する者とでは、料
金の徴収に関しても異なった対応を取り、前者は原則と
して料金を徴収する一方、後者は一定条件内であれば原
則として無料が一般的である。後者のような場合、入庫
または出庫する自動車の数と種類が多いのが普通であ
り、そのために迅速に入出庫を行なわせることが顧客に
満足感を与えるためにも重要である。
【０００４】上記従来の駐車場管理システムでは、駐車
場の管理を撮影および認識された自動車ナンバーに基づ
きコンピュータ管理することにより繁雑な手続を省略で
きるという利点はあるものの、駐車料金の計算はすべて
の自動車について出庫時に行なうシステムになってお
り、駐車場出口でレシートのチェックおよび料金計算と
駐車料金の徴収を行なうために、出口が混乱するという
問題があった。
場の管理を撮影および認識された自動車ナンバーに基づ
きコンピュータ管理することにより繁雑な手続を省略で
きるという利点はあるものの、駐車料金の計算はすべて
の自動車について出庫時に行なうシステムになってお
り、駐車場出口でレシートのチェックおよび料金計算と
駐車料金の徴収を行なうために、出口が混乱するという
問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、自動車の入出庫、とりわけ出庫動作を迅
速に行うことができ、かつ精算時に駐車券の必要のない
駐車場管理システムを提供することを目的とする。
るものであり、自動車の入出庫、とりわけ出庫動作を迅
速に行うことができ、かつ精算時に駐車券の必要のない
駐車場管理システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、駐車場入口と出口に、自動車のナンバー
撮影手段とナンバー認識手段を設け、これらを中央処理
装置で管理するとともに、駐車場内に事前精算機を設け
て、キー操作による自車ナンバー入力により事前精算を
行って、その結果を中央処理装置に登録し、駐車場出口
では必要な場合だけ最終的な精算を行う。
成するために、駐車場入口と出口に、自動車のナンバー
撮影手段とナンバー認識手段を設け、これらを中央処理
装置で管理するとともに、駐車場内に事前精算機を設け
て、キー操作による自車ナンバー入力により事前精算を
行って、その結果を中央処理装置に登録し、駐車場出口
では必要な場合だけ最終的な精算を行う。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、駐車場入口に、自動車のナンバーを撮像する手段
と、自動車のナンバーを認識する手段と、駐車券を発行
する手段とを備え、管理室に、自動車ナンバーおよび駐
車券ナンバーと入出庫時刻を管理する中央処理装置を備
え、駐車場内に、キー操作により自車の自動車ナンバー
を入力する手段を有する事前精算機を備え、駐車場出口
に、自動車のナンバーを撮像する手段と、自動車のナン
バーを認識する手段と、最終的な精算処理を行う自動精
算機とを備えた駐車場管理システムであり、駐車場内に
事前精算機を設けたので、自動車の入出庫、とりわけ出
庫動作を迅速に行うことができる。また、精算に際し、
駐車券は使用せずに自車ナンバーを入力するだけなの
で、駐車券を紛失しないように注意する煩わしさがな
く、また駐車券を紛失した場合のトラブルも解消するこ
とができる。さらに、入庫に際して自動車ナンバーを参
照判別するようにしたので、不審者や手配車の発見に威
力を発揮し、さらに駐車管理データを蓄積として保持す
ることにより、駐車管理の解析等にも役立つ等の効果が
得られる。
は、駐車場入口に、自動車のナンバーを撮像する手段
と、自動車のナンバーを認識する手段と、駐車券を発行
する手段とを備え、管理室に、自動車ナンバーおよび駐
車券ナンバーと入出庫時刻を管理する中央処理装置を備
え、駐車場内に、キー操作により自車の自動車ナンバー
を入力する手段を有する事前精算機を備え、駐車場出口
に、自動車のナンバーを撮像する手段と、自動車のナン
バーを認識する手段と、最終的な精算処理を行う自動精
算機とを備えた駐車場管理システムであり、駐車場内に
事前精算機を設けたので、自動車の入出庫、とりわけ出
庫動作を迅速に行うことができる。また、精算に際し、
駐車券は使用せずに自車ナンバーを入力するだけなの
で、駐車券を紛失しないように注意する煩わしさがな
く、また駐車券を紛失した場合のトラブルも解消するこ
とができる。さらに、入庫に際して自動車ナンバーを参
照判別するようにしたので、不審者や手配車の発見に威
力を発揮し、さらに駐車管理データを蓄積として保持す
ることにより、駐車管理の解析等にも役立つ等の効果が
得られる。
【０００８】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１記載の駐車場管理システムにおいて、事前精算機が、
自車の自動車ナンバーを入力するタッチパネルと、入力
内容と操作案内および料金表示をするためのＬＣＤ表示
手段および音声案内制御手段とを備えたものであり、中
間精算時において、事前精算機で利用者自身に車両ナン
バーを入力させることで管理の人員を減らせることがで
き、利用者への操作案内方法をカラーＬＣＤと音声案内
で行ない、ナンバー入力をカラーＬＣＤと組み合せたタ
ッチパネル入力手段で行うので、案内表示が解り易く、
ナンバー入力の際も画面と連動したタッチパネルによ
り、入力作業が容易となり、精算処理の効率化が図られ
る。
１記載の駐車場管理システムにおいて、事前精算機が、
自車の自動車ナンバーを入力するタッチパネルと、入力
内容と操作案内および料金表示をするためのＬＣＤ表示
手段および音声案内制御手段とを備えたものであり、中
間精算時において、事前精算機で利用者自身に車両ナン
バーを入力させることで管理の人員を減らせることがで
き、利用者への操作案内方法をカラーＬＣＤと音声案内
で行ない、ナンバー入力をカラーＬＣＤと組み合せたタ
ッチパネル入力手段で行うので、案内表示が解り易く、
ナンバー入力の際も画面と連動したタッチパネルによ
り、入力作業が容易となり、精算処理の効率化が図られ
る。
【０００９】（実施の形態）以下、本発明の実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。図１は本発明
の一実施の形態における駐車場管理システムの構成を示
すブロック図であり、主としてデパートやショッピング
センターに設けられた駐車場に設置されるものである。
図１において、１は駐車場の入口区域に設けられた入口
管理ユニットを表し、２は駐車場内に設けられた場内ユ
ニット、３は駐車場の出口区域に設けられた出口管理ユ
ニット、４は駐車場の全体の管理を行う管理室ユニット
を表す。駐車場の入口付近に設置された入口管理ユニッ
ト１は、自動車の進入を検出する車両検知器５と、駐車
場の入口を開閉するゲート６と、入庫自動車に対して駐
車券を発券する駐車券発行機７と、入庫自動車のプレー
トナンバーを撮影するカメラからなるナンバー撮像部８
と、撮影されたプレートナンバーを認識するナンバー認
識部９とから構成されている。場内ユニット２は事前精
算機１０を備えており、タッチパネルにより自車の自動
車ナンバーを入力する手段を有する。また駐車場の出口
区域に設置された出口管理ユニット３は、上記車両検知
器５と同様の構成の車両検知器１１と、駐車場の出口を
開閉するゲート１２と、退出する自動車に対して最終的
な精算処理を行う自動精算機１３と、出庫自動車のプレ
ートナンバーを撮影するカメラからなるナンバー撮像部
１４と、撮影されたプレートナンバーを認識するナンバ
ー認識部１５とから構成されている。この出口管理ユニ
ット３内においても、車両検知器１１は、駐車場出口の
ゲート１２の前後に１対設けられ両方の車両検知器１１
が作動するとにより、自動車が完全に駐車場から退出し
たことを検出するようになっている。自動精算機１３
は、出庫する自動車に対して現在の時刻がその自動車の
駐車有効時間内の時間か否かの判定も含めて駐車料金の
精算を行う。
について、図面を参照しながら説明する。図１は本発明
の一実施の形態における駐車場管理システムの構成を示
すブロック図であり、主としてデパートやショッピング
センターに設けられた駐車場に設置されるものである。
図１において、１は駐車場の入口区域に設けられた入口
管理ユニットを表し、２は駐車場内に設けられた場内ユ
ニット、３は駐車場の出口区域に設けられた出口管理ユ
ニット、４は駐車場の全体の管理を行う管理室ユニット
を表す。駐車場の入口付近に設置された入口管理ユニッ
ト１は、自動車の進入を検出する車両検知器５と、駐車
場の入口を開閉するゲート６と、入庫自動車に対して駐
車券を発券する駐車券発行機７と、入庫自動車のプレー
トナンバーを撮影するカメラからなるナンバー撮像部８
と、撮影されたプレートナンバーを認識するナンバー認
識部９とから構成されている。場内ユニット２は事前精
算機１０を備えており、タッチパネルにより自車の自動
車ナンバーを入力する手段を有する。また駐車場の出口
区域に設置された出口管理ユニット３は、上記車両検知
器５と同様の構成の車両検知器１１と、駐車場の出口を
開閉するゲート１２と、退出する自動車に対して最終的
な精算処理を行う自動精算機１３と、出庫自動車のプレ
ートナンバーを撮影するカメラからなるナンバー撮像部
１４と、撮影されたプレートナンバーを認識するナンバ
ー認識部１５とから構成されている。この出口管理ユニ
ット３内においても、車両検知器１１は、駐車場出口の
ゲート１２の前後に１対設けられ両方の車両検知器１１
が作動するとにより、自動車が完全に駐車場から退出し
たことを検出するようになっている。自動精算機１３
は、出庫する自動車に対して現在の時刻がその自動車の
駐車有効時間内の時間か否かの判定も含めて駐車料金の
精算を行う。
【００１０】管理室ユニット４は、中央処理装置１６を
備えており、この中央処理装置１６は、駐車場管理装置
全体の動作を制御し、またこの駐車場内に駐車している
自動車の駐車管理をするためのものである。このため、
中央処理装置１６には、ナンバー認識部９および１５か
らそれぞれ認識された自動車ナンバーのデータが伝送さ
れるとともに、駐車券発行機７からは駐車券ナンバーと
時刻データが伝送され、事前精算機１０からはタッチパ
ネルにより入力された自動車ナンバーのデータが伝送さ
れる。他方、中央処理装置１６からは、自動精算機１３
へ作動指令の信号が送付されるようになっている。
備えており、この中央処理装置１６は、駐車場管理装置
全体の動作を制御し、またこの駐車場内に駐車している
自動車の駐車管理をするためのものである。このため、
中央処理装置１６には、ナンバー認識部９および１５か
らそれぞれ認識された自動車ナンバーのデータが伝送さ
れるとともに、駐車券発行機７からは駐車券ナンバーと
時刻データが伝送され、事前精算機１０からはタッチパ
ネルにより入力された自動車ナンバーのデータが伝送さ
れる。他方、中央処理装置１６からは、自動精算機１３
へ作動指令の信号が送付されるようになっている。
【００１１】次に、本実施の形態における動作について
説明する。上記構成において、まず入庫の際は、ゲート
６にて自動車の検知を行なうとともに、ナンバー撮像部
８にて自動車のナンバーを撮像し、ナンバー認識部９に
てそのナンバーを特定し、中央処理装置１６へそのデー
タを送る。このデータを基に中央処理装置１６では、そ
の車両が契約車両か否かの判断を行ない、契約車両の場
合は駐車券を発行せずにゲートを開けて入庫させる。契
約車両でなかった場合は、駐車券発行機７から駐車券を
発行し、ゲートを開けて入庫させる。駐車券には、入庫
時刻と単位金額当りの駐車可能な時間を加算した出庫時
刻が記入されているので、利用者はその出庫時刻を確認
することができる。駐車券を発行した場合は、その駐車
券ナンバーと時刻データとが中央処理装置１６に送信さ
れ、中央処理装置１６では、それらのデータを車両ナン
バーと関連付けてメモリに記憶する。
説明する。上記構成において、まず入庫の際は、ゲート
６にて自動車の検知を行なうとともに、ナンバー撮像部
８にて自動車のナンバーを撮像し、ナンバー認識部９に
てそのナンバーを特定し、中央処理装置１６へそのデー
タを送る。このデータを基に中央処理装置１６では、そ
の車両が契約車両か否かの判断を行ない、契約車両の場
合は駐車券を発行せずにゲートを開けて入庫させる。契
約車両でなかった場合は、駐車券発行機７から駐車券を
発行し、ゲートを開けて入庫させる。駐車券には、入庫
時刻と単位金額当りの駐車可能な時間を加算した出庫時
刻が記入されているので、利用者はその出庫時刻を確認
することができる。駐車券を発行した場合は、その駐車
券ナンバーと時刻データとが中央処理装置１６に送信さ
れ、中央処理装置１６では、それらのデータを車両ナン
バーと関連付けてメモリに記憶する。
【００１２】利用者は、用事を済ませて駐車場から出庫
しようとする際に、駐車場内に設置されている事前精算
機１０によって精算を行う。利用者は、まずカラーＬＣ
Ｄ画面上に表示される案内画面に従って、自車の自動車
ナンバーをタッチパネルによって入力する。このデータ
は中央処理装置１６へ送信され、中央処理装置１６は、
このデータに基づいて、駐車券発行機７およびナンバー
認識部９からのデータを参照して事前精算機１０へ時刻
データを送信し、事前精算機１０は、料金を計算し、Ｌ
ＣＤ画面へその料金を表示する。利用者はその料金を支
払うことで事前の精算処理を行うことになる。料金およ
び支払い完了のデータは中央処理装置１６へ送信され
る。
しようとする際に、駐車場内に設置されている事前精算
機１０によって精算を行う。利用者は、まずカラーＬＣ
Ｄ画面上に表示される案内画面に従って、自車の自動車
ナンバーをタッチパネルによって入力する。このデータ
は中央処理装置１６へ送信され、中央処理装置１６は、
このデータに基づいて、駐車券発行機７およびナンバー
認識部９からのデータを参照して事前精算機１０へ時刻
データを送信し、事前精算機１０は、料金を計算し、Ｌ
ＣＤ画面へその料金を表示する。利用者はその料金を支
払うことで事前の精算処理を行うことになる。料金およ
び支払い完了のデータは中央処理装置１６へ送信され
る。
【００１３】出口においては、車両が出口付近の車両検
知器１１によって検知されるとともに、ナンバー撮像部
１４によってナンバーを撮像し、そのデータをナンバー
認識部１５によってナンバーを確定する。このデータは
中央処理装置１６へ送られ、このデータをもとに事前精
算機１０で精算されたかどうか判断し、精算済みでしか
も駐車有効時間内であればゲート１２を開けて出庫させ
る。未精算であった場合または精算済みでも駐車有効時
間外の場合は、自動精算機１３によって精算を行う。
知器１１によって検知されるとともに、ナンバー撮像部
１４によってナンバーを撮像し、そのデータをナンバー
認識部１５によってナンバーを確定する。このデータは
中央処理装置１６へ送られ、このデータをもとに事前精
算機１０で精算されたかどうか判断し、精算済みでしか
も駐車有効時間内であればゲート１２を開けて出庫させ
る。未精算であった場合または精算済みでも駐車有効時
間外の場合は、自動精算機１３によって精算を行う。
【００１４】図２は上記事前精算機１０の構成を示すブ
ロック図である。事前精算機１０は、ナンバーを入力す
るタッチパネル入力手段１７と、利用者に操作案内およ
びナンバーの検索結果を表示するカラーＬＣＤ表示手段
１８と、料金精算時に利用者の投入した硬貨および／ま
たは紙幣を識別する硬貨識別手段１９および紙幣識別手
段２０と、釣銭を支払う釣銭支払手段２１と、領収書を
発行するプリンタ制御手段２２と、料金の設定や保守の
操作を行う保守機能設定手段２４と、利用者へ音声によ
って案内を行う音声制御手段２５と、各種センサ状態を
認識するセンサ信号入力手段２６と、他装置（ゲート、
満空表示灯など）へ制御信号を出力する外部信号制御手
段２７と、中央処理装置１６との通信制御を行う中央装
置通信制御手段２８と上記各種機能を制御するメイン制
御手段２３とから構成されている。
ロック図である。事前精算機１０は、ナンバーを入力す
るタッチパネル入力手段１７と、利用者に操作案内およ
びナンバーの検索結果を表示するカラーＬＣＤ表示手段
１８と、料金精算時に利用者の投入した硬貨および／ま
たは紙幣を識別する硬貨識別手段１９および紙幣識別手
段２０と、釣銭を支払う釣銭支払手段２１と、領収書を
発行するプリンタ制御手段２２と、料金の設定や保守の
操作を行う保守機能設定手段２４と、利用者へ音声によ
って案内を行う音声制御手段２５と、各種センサ状態を
認識するセンサ信号入力手段２６と、他装置（ゲート、
満空表示灯など）へ制御信号を出力する外部信号制御手
段２７と、中央処理装置１６との通信制御を行う中央装
置通信制御手段２８と上記各種機能を制御するメイン制
御手段２３とから構成されている。
【００１５】次に、上記事前精算機１０の動作について
図３のフロー図を参照して説明する。利用者は、出口の
全自動精算機で精算する前に、駐車場内に設置されてい
る事前精算機１０により事前に精算処理を済ませること
が可能である。利用者は、まずステップ３０でタッチパ
ネル入力手段１７によって任意の箇所をタッチすること
で動作を開始する。本操作によって利用者に対してカラ
ーＬＣＤ表示手段１８および音声案内制御手段２５によ
って、すべての動作において操作案内を行うようになっ
ている。続いて、ステップ３１で利用者が操作案内に従
って自分の車両ナンバーの下４桁をタッチパネル入力手
段１７によって入力すると、事前精算機１０は、中央処
理装置通信制御手段２８によって中央処理装置１６へそ
のデータを送信する。中央処理装置１６は、ステップ３
２で、このナンバーを基に、メモリに記憶してある自動
車ナンバーと駐車券ナンバーとから時刻データを読み出
し、ステップ３３で同一ナンバーのリスト情報を事前精
算機１０へ送信する。事前精算機１０では、ステップ３
４でこのデータをカラーＬＣＤ表示手段１８へ表示す
る。ステップ３５では、該当ナンバーが複数台ある場合
は、この中から利用者にタッチパネル入力手段１７によ
って選択してもらい、該当ナンバーを確定させる。該当
ナンバーがない場合は、入力が誤っていたものとして、
ステップ３１の入力画面に戻る。車両が確定された場
合、ステップ３６で中央処理装置１６から受信した車両
ナンバーおよび時刻データと事前精算機１０で持ってい
る料金テーブルを基に、メイン制御手段２３によって駐
車料金を算出し、その計算結果をカラーＬＣＤ表示手段
１８へ表示する。利用者がその金額を投入することによ
り、ステップ３７で精算処理が行われ、投入された硬貨
およびまたは紙幣は、硬貨識別手段１９および紙幣識別
手段２０によってそれぞれ識別され、随時その料金を表
示する。投入金額が料金以上になった時点で精算は終了
となり、必要な釣銭を釣銭支払手段２１により支払い、
領収書をプリンタ制御手段２２から発行する。同時に、
ステップ３８で精算処理が終了したことおよびその時
刻、金額、車両ナンバー等を中央処理装置１６へ通知す
る。中央処理装置１６では、ステップ３９でこれらデー
タをメモリに書き込み、料金精算終了処理を行う。
図３のフロー図を参照して説明する。利用者は、出口の
全自動精算機で精算する前に、駐車場内に設置されてい
る事前精算機１０により事前に精算処理を済ませること
が可能である。利用者は、まずステップ３０でタッチパ
ネル入力手段１７によって任意の箇所をタッチすること
で動作を開始する。本操作によって利用者に対してカラ
ーＬＣＤ表示手段１８および音声案内制御手段２５によ
って、すべての動作において操作案内を行うようになっ
ている。続いて、ステップ３１で利用者が操作案内に従
って自分の車両ナンバーの下４桁をタッチパネル入力手
段１７によって入力すると、事前精算機１０は、中央処
理装置通信制御手段２８によって中央処理装置１６へそ
のデータを送信する。中央処理装置１６は、ステップ３
２で、このナンバーを基に、メモリに記憶してある自動
車ナンバーと駐車券ナンバーとから時刻データを読み出
し、ステップ３３で同一ナンバーのリスト情報を事前精
算機１０へ送信する。事前精算機１０では、ステップ３
４でこのデータをカラーＬＣＤ表示手段１８へ表示す
る。ステップ３５では、該当ナンバーが複数台ある場合
は、この中から利用者にタッチパネル入力手段１７によ
って選択してもらい、該当ナンバーを確定させる。該当
ナンバーがない場合は、入力が誤っていたものとして、
ステップ３１の入力画面に戻る。車両が確定された場
合、ステップ３６で中央処理装置１６から受信した車両
ナンバーおよび時刻データと事前精算機１０で持ってい
る料金テーブルを基に、メイン制御手段２３によって駐
車料金を算出し、その計算結果をカラーＬＣＤ表示手段
１８へ表示する。利用者がその金額を投入することによ
り、ステップ３７で精算処理が行われ、投入された硬貨
およびまたは紙幣は、硬貨識別手段１９および紙幣識別
手段２０によってそれぞれ識別され、随時その料金を表
示する。投入金額が料金以上になった時点で精算は終了
となり、必要な釣銭を釣銭支払手段２１により支払い、
領収書をプリンタ制御手段２２から発行する。同時に、
ステップ３８で精算処理が終了したことおよびその時
刻、金額、車両ナンバー等を中央処理装置１６へ通知す
る。中央処理装置１６では、ステップ３９でこれらデー
タをメモリに書き込み、料金精算終了処理を行う。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駐車場内
に事前精算機を設けたので、自動車の入出庫、とりわけ
出庫動作を迅速に行うことができる。また、精算に際
し、駐車券は使用せずに自車ナンバーを入力するだけな
ので、駐車券を噴出しないように注意する煩わしさがな
く、駐車券を噴出した場合のトラブルも解消することが
できる。さらに、入庫に際して自動車ナンバーを参照判
別するようにしたので、不審者や手配車の発見に威力を
発揮し、さらに駐車管理データを蓄積として保持するこ
とにより、駐車管理の解析等にも役立つ等の効果が得ら
れる。また、中間精算時において、事前精算機で利用者
自身に車両ナンバーを入力させることで管理の人員を減
らせることができ、利用者への操作案内方法をカラーＬ
ＣＤと音声案内で行ない、ナンバー入力をカラーＬＣＤ
と組み合せたタッチパネル入力手段で行うので、案内表
示が解り易く、ナンバー入力の際も画面と連動したタッ
チパネルにより、入力作業が容易となり、精算処理の効
率化が図られる。
に事前精算機を設けたので、自動車の入出庫、とりわけ
出庫動作を迅速に行うことができる。また、精算に際
し、駐車券は使用せずに自車ナンバーを入力するだけな
ので、駐車券を噴出しないように注意する煩わしさがな
く、駐車券を噴出した場合のトラブルも解消することが
できる。さらに、入庫に際して自動車ナンバーを参照判
別するようにしたので、不審者や手配車の発見に威力を
発揮し、さらに駐車管理データを蓄積として保持するこ
とにより、駐車管理の解析等にも役立つ等の効果が得ら
れる。また、中間精算時において、事前精算機で利用者
自身に車両ナンバーを入力させることで管理の人員を減
らせることができ、利用者への操作案内方法をカラーＬ
ＣＤと音声案内で行ない、ナンバー入力をカラーＬＣＤ
と組み合せたタッチパネル入力手段で行うので、案内表
示が解り易く、ナンバー入力の際も画面と連動したタッ
チパネルにより、入力作業が容易となり、精算処理の効
率化が図られる。
【図１】本発明の一実施の形態における駐車場管理シス
テムの構成を示すブロック図
テムの構成を示すブロック図
【図２】本発明の一実施の形態における事前精算機の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図３】本発明の一実施の形態における事前精算機の動
作を説明するフロー図
作を説明するフロー図
１ 入口管理ユニット ２ 場内ユニット ３ 出口管理ユニット ４ 管理室ユニット ５ 車両検知器 ６ ゲート ７ 駐車券発行機 ８ ナンバー撮像部 ９ ナンバー識別部 １０ 事前精算機 １１ 車両検知器 １２ ゲート １３ 自動精算機 １４ ナンバー撮像部 １５ ナンバー識別部 １６ 中央処理装置 １７ タッチパネル入力手段 １８ ＬＣＤ表示手段 １９ 硬貨識別手段 ２０ 紙幣識別手段 ２１ 釣銭支払手段 ２２ プリンタ制御手段 ２３ メイン制御手段 ２４ 保守機能設定手段 ２５ 音声案内制御手段 ２６ センサ信号入力手段 ２７ 外部装置制御手段 ２８ 中央装置通信制御手段
Claims (2)
- 【請求項１】 駐車場入口に、自動車のナンバーを撮像
する手段と、自動車のナンバーを認識する手段と、駐車
券を発行する手段とを備え、管理室に、自動車ナンバー
および駐車券ナンバーと入出庫時刻を管理する中央処理
装置を備え、駐車場内に、キー操作により自車の自動車
ナンバーを入力する手段を有する事前精算機を備え、駐
車場出口に、自動車のナンバーを撮像する手段と、自動
車のナンバーを認識する手段と、最終的な精算処理を行
う自動精算機とを備えた駐車場管理システム。 - 【請求項２】 事前精算機が、自車の自動車ナンバーを
入力するタッチパネルと、入力内容と操作案内および料
金表示をするためのＬＣＤ表示手段および音声案内制御
手段とを備えた駐車場管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138991A JPH09319994A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 駐車場管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138991A JPH09319994A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 駐車場管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319994A true JPH09319994A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15234935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8138991A Pending JPH09319994A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 駐車場管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09319994A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG73556A1 (en) * | 1998-10-08 | 2001-04-17 | Stratech Systems Pte Ltd | Intelligent car park system |
| JP2002092666A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-29 | Nippon Signal Co Ltd:The | 駐車場不正脱出車両記録システム |
| EP1331620A1 (en) * | 2002-01-29 | 2003-07-30 | Extel S.r.l. | Automated car-park management system |
| JP2003319086A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-07 | Jfe Engineering Kk | 駐車場装置 |
| WO2005006259A1 (ja) * | 2003-07-11 | 2005-01-20 | The Nippon Signal Co., Ltd. | 駐車場の出場処理装置 |
| JP2021179868A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | アマノ株式会社 | 音声案内装置および駐車料金精算機 |
| CN114694385A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 富联精密电子(天津)有限公司 | 停车管理方法、装置、系统、电子设备及存储介质 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138991A patent/JPH09319994A/ja active Pending
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
| SG73556A1 (en) * | 1998-10-08 | 2001-04-17 | Stratech Systems Pte Ltd | Intelligent car park system |
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| WO2005006259A1 (ja) * | 2003-07-11 | 2005-01-20 | The Nippon Signal Co., Ltd. | 駐車場の出場処理装置 |
| JP2021179868A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | アマノ株式会社 | 音声案内装置および駐車料金精算機 |
| CN114694385A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 富联精密电子(天津)有限公司 | 停车管理方法、装置、系统、电子设备及存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040428 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040901 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |