JP5051419B2 - 認証システム、認証方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、認証システムに関し、特に指紋認証技術とICカードを用いた認証システムに関する。
近年テロ対策などの犯罪抑止のために航空機の搭乗者を特定することが急務となっている。しかし、現状では、以下のような問題点がある。
第1の問題点は、係員がパスポートと搭乗券の目視チェックだけで搭乗者をチェックするということである。その理由は、パスポートが紙ベースであるためである。
第2の問題点は、偽造パスポートで本人になりすまして容易に第三国に入国できるということである。その理由は、係員が目視でチェックすることと、パスポートの偽造が容易なためである。
第3の問題点は、搭乗券の紛失や盗難の恐れがあるということである。その理由は、本人が搭乗券を携帯しなければならないためである。
第4の問題点は、従来の指紋認証システムを利用する場合、どの指を登録したのかを忘れるということである。その理由は怪我や、本人の気分などの不確定要素に左右され登録する指が決まってないためである。また、登録から認証までの間に長期間のタイムラグ(時間差)があると、病気や怪我などにより登録した指紋の状態が変化することも考えられる。これは、指紋以外のバイオメトリクス認証(生体認証)システムにおいても同様である。
特開2003−16478号公報
本発明の目的は、指紋認証技術を用いて航空券を発券してチケットレスで航空機に搭乗することができる認証システムを提供することである。
本発明の他の目的は、本方法によりセキュリティと利便性の向上を図るための認証システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、個人の登録指紋情報が入ったICカードを利用することにより、本人がどの指を登録したのかを忘れるのを防止する認証システムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の認証システムは、所定の場所への入場を所望するユーザにより入力された予約情報を取得するユーザ端末(1)と、前記ユーザの身体的特徴を示す登録生体情報を取得する生体情報取得装置(3,8)と、前記予約情報及び前記登録生体情報を登録するホストコンピュータ(4,6,7)と、前記所定の場所の入口近傍に設置され、前記所定の場所への入場の際に前記ユーザから前記予約情報が指定された時、前記ホストコンピュータ(4,6,7)から前記登録生体情報を呼び出し、前記ユーザから生体情報を取得し、前記ユーザの生体情報と前記登録生体情報とを照合し、照合が合致を示す場合、前記ユーザの前記所定の場所への入場を許可する照合装置(5)とを具備する。
前記生体情報取得装置(3,8)は、前記登録生体情報が記録されたICカードを読み取り、前記登録生体情報を取得する。
本発明の認証システムは、前記予約情報が記録されたチケットを発行するチケット発行装置(2)を更に具備する。前記照合装置(5)は、前記チケットから前記予約情報を読み取る。
前記予約情報は、ユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、及びパスワードのうち少なくとも1つを含む。
本発明の他の認証システムは、ユーザが航空券の予約情報を入力するためのユーザ端末(1)と、前記予約情報に基づき前記航空券を発行する券売機(2)と、前記ユーザのICカードから登録指情報を読み取るICカードリーダ(3)と、前記登録指情報を保持する指紋データベース(7)と、空港の搭乗ゲートに搭載され、前記予約情報に応じて前記指紋データベース(7)から前記登録指情報を呼び出し、前記ユーザから指紋情報を取得し、前記指紋情報と前記登録指情報とを照合し、照合が合致を示す場合には前記搭乗ゲートの開放を許可する指紋照合装置(5)とを具備する。
前記指紋照合装置(5)は、前記ユーザから指紋情報を取得する際、照合画面に、照合する指を文字で表示する。
本発明の認証方法、及び、プログラムは、(a1)ユーザ端末(1)PCからチケットの予約をし、予約情報をホストコンピュータ(4,6)に記録するステップと、(a2)券売機(2)で前記チケットを購入する際、前記予約情報を前記ホストコンピュータ(4,6)から前記券売機(2)に呼び出すステップと、(a3)ユーザの登録指情報を取得し、前記登録指情報を指紋データベース(7)に登録するステップと、(a4)所定の場所への入場の際に前記ユーザから前記予約情報が指定された時、前記指定された予約情報を前記ホストコンピュータ(4,6)に送信するステップと、(a5)前記ホストコンピュータ(4,6)が、前記指定された予約情報に基づき、前記指紋データベース(7)から前記登録指情報を呼び出し、前記登録指情報を指紋照合端末(5)に返信するステップと、(a6)前記指紋照合端末(5)は、前記ユーザから指紋に関する情報を取得し、前記指紋に関する情報と前記登録指情報とを照合するステップと、(a7)照合が合致を示す場合には、前記ユーザの前記所定の場所への入場を許可するステップと
を具備する。
前記(a3)ステップは、(a31)前記登録指情報が記録されたICカードをICカードリーダ(3)に挿入するステップと、(a32)ICカードリーダ(3)が、前記ICカードから読み取った前記登録指情報を前記指紋データベース(7)に登録するステップとを具備する。
前記(a6)ステップは、(a61)前記指紋照合端末(5)は、前記登録指情報に基づき、照合端末画面に照合する指を文字又は画像で表示するステップと、(a62)前記ユーザが前記指紋照合装置(5)に指で触れたり指を近づけたりすることで、前記指紋照合装置(5)が前記ユーザの指紋を読み取るステップとを具備する。
第1の効果は、セキュリティ面の向上と信頼性の確保ができることにある。その理由は、指紋認証技術と本人情報の入ったICカードを利用して搭乗者本人を特定するためである。なお、ICカードとは、半導体集積回路(ICチップ)を埋め込み、情報を記録できるようにしたカードである。
第2の効果は、チケットレスで航空機に搭乗できることにある。その理由は、上記と同じためである。
以下に本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の認証システムは、ユーザ端末PC1と、券売機2と、ICカードリーダ3と、ホストコンピュータ4と、指紋照合装置5と、ホストコンピュータ6と、指紋データベース7を備えている。
ユーザ端末PC1は、ユーザが航空券(チケット)の予約をするための通信装置であり、ホストコンピュータ4との間で予約情報の通信を行う。なお、ユーザ端末PC1は、パソコンに限らず、携帯電話機でも良い。券売機2は、空港又はコンビニエンスストアに設置され、航空券の発行及び販売を行う。ICカードリーダ3は、券売機2に搭載されており、ICカード内の登録指情報を読み取る。ホストコンピュータ4は、ICカードリーダ3との間で、ICカードリーダ3が読み取ったICカード内の情報を通信する。指紋照合装置5は、空港の搭乗ゲートに搭載され、ユーザの指紋に関する情報を取得する。また、指紋照合装置5として、指紋認証機能を有する携帯端末を利用することも考えられる。ホストコンピュータ6は、指紋データベース7にアクセスして指紋の照合を行う。また、ホストコンピュータ6は、ユーザ端末PC1や券売機2からアクセス禁止にすることで不正アクセスを防止し、仮にホストコンピュータ4に障害が発生したとしても指紋の照合を継続することが可能になる。なお、ホストコンピュータ4とホストコンピュータ6は一体化していても良い。指紋データベース7は、ICカードリーダ3が読み取ったICカード内の登録指情報を保持する。
次に、図1を参照して本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
ユーザ端末PC1から目的の航空券(チケット)の予約をする。便名、搭乗者(ユーザ)などの予約情報はホストコンピュータ4に記録される。
(2)ステップS102
次に、ユーザは空港又はコンビニエンスストアに設置された券売機2で航空券を購入する。その際、ユーザは事前に予約した情報(予約情報)をホストコンピュータ4から券売機2に呼び出す。なお、ユーザ端末PC1からの予約無しに、券売機2において予約したり、直接その場で所望する航空券を購入したりすることも可能である。この時、航空券に予約情報を電気的又は磁気的に記録することも可能である。なお、ユーザ毎の予約情報を識別するために、ユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又は予約情報を呼び出すためのパスワードを発行しても良い。これらの情報は、予約情報に対応させて記録することが望ましい。
(3)ステップS103
次に、ユーザは登録指情報が入ったICカードをICカードリーダ3に挿入する。なお、ICカードは、ICチップを有するパスポート又は他の身分証明書でも良い。なお、ICカードをICカードリーダ3に挿入するまで、券売機2は航空券を発行しないようにしても良い。すなわち、登録指情報の提供と引き換えに航空券を発行するようにする。
(4)ステップS104
ICカードリーダ3は、読み取ったICカード内の登録指情報を指紋データベース7に登録する。この時、予約情報と登録指情報を対応させて登録することが望ましい。予約情報に基づいて登録指情報を呼び出す必要があるためである。但し、必ずしも同じデータベースやテーブルに格納しておく必要はなく、RDB(リレーショナルデータベース)のように、関連付けて呼び出せるようにしておけば足りる。
(5)ステップS105
次に、ユーザは空港の搭乗ゲートで予約情報を入力する。予約情報の入力については、指紋照合端末5の入力画面にユーザが予約情報を入力する。この時、予約情報として、前述のユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又はパスワードを入力するようにしても良い。或いは、指紋照合端末5の航空券挿入口に航空券を挿入することで、航空券に記録された予約情報を読み取るようにする。この時、入力された予約情報はホストコンピュータ6に送信される。
(6)ステップS106
ホストコンピュータ6は、予約情報に基づき、指紋データベース7からユーザ本人の登録指情報を呼び出し、この登録指情報を指紋照合端末5に返信する。
(7)ステップS107
指紋照合端末5は、指紋データベース7から呼び出した登録指情報を出力する。この時、指紋照合端末5は登録指情報に基づき、照合端末画面に照合する指を文字又は画像で表示する。音声案内を付加しても良い。ユーザ本人は指示に従い指紋照合装置5に指紋を入力する。指紋照合装置5に指紋情報を入力する際、ユーザが指紋照合装置5に指で触れたり指を近づけたりすることで、指紋照合装置5がユーザの指紋を直接読み取る。
(8)ステップS108
照合が合致を示す場合には搭乗ゲートが開き航空機に搭乗できる。この時、指紋照合装置5は、照合が合致を示す場合、搭乗ゲートに対してユーザの入場許可、すなわち扉(ゲート)の開放を要求する。搭乗ゲートは、指紋照合装置5からの要求に応じて、扉を開放する。或いは、搭乗ゲートは、指紋照合装置5から照合が合致した旨の通知を受けた時に扉を開放する。
次に、本発明の第1の実施例の効果について説明する。
本発明の第1の実施例では、登録指情報が入ったICカードの情報と搭乗ゲートでの指紋認証技術を用いて搭乗者本人を特定しチケットレスで搭乗できるというように構成されているため、セキュリティ面の向上につながり信頼性と利便性を確保できる。
また、本発明の第1の実施例では、ICカードに登録指情報が入っているために、本人が登録した指を迷うことなく選択でき、利便性の向上となる。
以下に本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態ではICカードを使用しているが、ICカードの登録指情報は頻繁に更新することが難しく、登録された情報が古くなってしまう場合がある。また、何らかの事情によりICカードがユーザの手元に無い場合、認証システムを利用できなくなってしまう。そのため、第2実施形態として、ICカードを使用せずに認証を行う場合について説明する。
本実施形態では、ICカードリーダ3の代わりに指紋入力装置8を使用する。
図3を参照すると、本発明の認証システムは、ユーザ端末PC1と、券売機2と、ホストコンピュータ4と、指紋照合装置5と、ホストコンピュータ6と、指紋データベース7と、指紋入力装置8を備えている。
指紋入力装置8は、ICカードリーダ3の代わりに券売機2に搭載されており、ユーザの指紋に関する情報を取得する。指紋入力装置8は、券売機2に設置されたタッチパネル式の入力画面でも良い。或いは、指紋照合装置5と同じ装置でも良い。
図4を参照して、ICカードを使用せずに認証を行う場合の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS201
ユーザ端末PC1から目的の航空券(チケット)の予約をする。便名、搭乗者(ユーザ)などの予約情報はホストコンピュータ4に記録される。
(2)ステップS202
次に、ユーザは空港又はコンビニエンスストアに設置された券売機2で航空券を購入する。その際、ユーザは事前に予約した情報(予約情報)をホストコンピュータ4から券売機2に呼び出す。なお、ユーザ端末PC1からの予約無しに、券売機2において予約したり、直接その場で所望する航空券を購入したりすることも可能である。この時、航空券に予約情報を電気的又は磁気的に記録することも可能である。なお、ユーザ毎の予約情報を識別するために、ユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又は予約情報を呼び出すためのパスワードを発行しても良い。これらの情報は、予約情報に対応させて記録することが望ましい。
(3)ステップS203
ユーザは指紋入力装置8に、指で触れたり指を近づけたりすることで指紋情報を入力する、この入力された指紋情報を登録指情報とする。なお、ユーザが指紋情報を入力するまで、券売機2は航空券を発行しないようにしても良い。すなわち、登録指情報の提供と引き換えに航空券を発行するようにする。
(4)ステップS204
指紋入力装置8は、取得した登録指情報を指紋データベース7に登録する。この時、予約情報と登録指情報を対応させて登録することが望ましい。予約情報に基づいて登録指情報を呼び出す必要があるためである。但し、必ずしも同じデータベースやテーブルに格納しておく必要はなく、RDB(リレーショナルデータベース)のように、関連付けて呼び出せるようにしておけば足りる。
(5)ステップS205
次に、ユーザは空港の搭乗ゲートで予約情報を入力する。予約情報の入力については、指紋照合端末5の入力画面にユーザが予約情報を入力する。この時、予約情報として、前述のユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又はパスワードを入力するようにしても良い。或いは、指紋照合端末5の航空券挿入口に航空券を挿入することで、航空券に記録された予約情報を読み取るようにする。この時、入力された予約情報はホストコンピュータ6に送信される。
(6)ステップS206
ホストコンピュータ6は、予約情報に基づき、指紋データベース7からユーザ本人の登録指情報を呼び出し、この登録指情報を指紋照合端末5に返信する。
(7)ステップS207
指紋照合端末5は、指紋データベース7から呼び出した登録指情報を出力する。この時、指紋照合端末5は登録指情報に基づき、照合端末画面に照合する指を文字又は画像で表示する。音声案内を付加しても良い。ユーザ本人は指示に従い指紋照合装置5に指紋を入力する。指紋照合装置5に指紋情報を入力する際、ユーザが指紋照合装置5に指で触れたり指を近づけたりすることで、指紋照合装置5がユーザの指紋を直接読み取る。
(8)ステップS208
照合が合致を示す場合には搭乗ゲートが開き航空機に搭乗できる。この時、指紋照合装置5は、照合が合致を示す場合、搭乗ゲートに対してユーザの入場許可、すなわち扉(ゲート)の開放を要求する。搭乗ゲートは、指紋照合装置5からの要求に応じて、扉を開放する。或いは、搭乗ゲートは、指紋照合装置5から照合が合致した旨の通知を受けた時に扉を開放する。
実際には、券売機2は、ICカードリーダ3と指紋入力装置8を両方とも備えていても良い。こうすることで、ユーザがICカードを持っている場合と持っていない場合のどちらでも認証を行うことが可能になる。
ここでは、指紋認証を例に説明しているが、他のバイオメトリクス認証を利用しても良い。この場合、指紋の代わりに、指や手の静脈パターン、眼球の奥の虹彩、顔の輪郭(人相)、声といった身体的特徴を利用することが考えられる。
なお、本発明の認証システムは、航空機以外にも、鉄道、船舶、事前に発券予約が可能な高速バスといった公共交通機関に利用することが考えられる。また、駐車場や有料道路、入場を制限する必要のある有料施設(展示場、イベント会場、テーマパーク等)においても利用することが可能である。
以下に本発明の第3実施形態について説明する。
本発明によれば、指紋認証技術で本人特定してチケットレスとすることでセキュリティが求められる認証システムに適用できる。また、登録指情報の入ったICカードを利用することによりマンションの入退場管理といった用途に適用できる。この場合、マンションに入退場するユーザの識別情報と入退場時間、更には訪問予定の部屋番号といった情報を、指紋情報と組み合わせて記録するようにしても良い。
マンションの入退場管理においては、券売機2はマンションの入口近くに設置されている。図1の搭乗ゲートがマンションの入口に該当する。なお、マンションの入場券を発行しない場合、券売機2は無くても良い。この場合、マンションの入口近くにICカードリーダ3を設置する。
次に、図5を参照してマンション又は施設への入場の際の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS301
ユーザ端末PC1から目的のマンション又は施設の入場の予約をする。訪問予定場所、入場者(ユーザ)などの予約情報はホストコンピュータ4に記録される。
(2)ステップS302
次に、マンション又は施設の入場ゲート(入口)近傍に設置された券売機2で入場券を取得する。ここでは、入場券は無料で取得できるものとする。その際、ユーザは事前に予約した情報(予約情報)をホストコンピュータ4から券売機2に呼び出す。なお、ユーザ端末PC1からの予約無しに、券売機2において予約したり、直接その場で入場券を取得したりすることも可能である。この時、入場券に予約情報を電気的又は磁気的に記録することも可能である。なお、ユーザ毎の予約情報を識別するために、ユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又は予約情報を呼び出すためのパスワードを発行しても良い。これらの情報は、予約情報に対応させて記録することが望ましい。なお、実際には、入場券を発行しなくても良い。
(3)ステップS303
次に、ユーザは登録指情報が入ったICカードをICカードリーダ3に挿入する。なお、ICカードは、ICチップを有する身分証明書でも良い。
(4)ステップS304
ICカードリーダ3が読み取ったICカード内の登録指情報が指紋データベース7に登録される。この時、予約情報と登録指情報を対応させて登録することが望ましい。予約情報に基づいて登録指情報を呼び出す必要があるためである。但し、必ずしも同じデータベースやテーブルに格納しておく必要はなく、RDB(リレーショナルデータベース)のように、関連付けて呼び出せるようにしておけば足りる。
(5)ステップS305
次に、ユーザは入場ゲート(入口)で予約情報を入力する。予約情報の入力については、指紋照合端末5の入力画面にユーザが予約情報を入力する。この時、予約情報として、前述のユーザID(識別情報)、予約番号(整理番号)、又はパスワードを入力するようにしても良い。或いは、入場券が発行されている場合、指紋照合端末5の入場券挿入口に入場券を挿入することで、入場券に記録された予約情報を読み取るようにする。この時、入力された予約情報はホストコンピュータ6に送信される。
(6)ステップS306
ホストコンピュータ6は、予約情報に基づき、指紋データベース7からユーザ本人の登録指情報を呼び出し、この登録指情報を指紋照合端末5に返信する。
(7)ステップS307
指紋照合端末5は、指紋データベース7から呼び出した登録指情報を出力する。この時、指紋照合端末5は登録指情報に基づき、照合端末画面に照合する指を文字又は画像で表示する。音声案内を付加しても良い。ユーザ本人は指示に従い指紋照合装置5に指紋を入力する。指紋照合装置5に指紋情報を入力する際、ユーザが指紋照合装置5に指で触れたり指を近づけたりすることで、指紋照合装置5がユーザの指紋を直接読み取る。
(8)ステップS308
照合が合致を示す場合には入場ゲート(入口)が開きマンション又は施設に入場できる。この時、指紋照合装置5は、照合が合致を示す場合、入場ゲートに対してユーザの入場許可、すなわち扉(ゲート)の開放を要求する。入場ゲートは、指紋照合装置5からの要求に応じて、扉を開放する。或いは、入場ゲートは、指紋照合装置5から照合が合致した旨の通知を受けた時に扉を開放する。
本実施形態においても、第2実施形態と同様の構成の認証システムを用いることで、ICカードを利用せずに認証を行うことが可能ある。
以上のように、本発明の認証システムは、端末から航空機の予約を確定する際に登録指情報の入ったICカードを利用することで、航空機の予約ができる。その時、ICカードに入った登録指情報が搭乗者一覧のデータベースに登録される。搭乗者本人が搭乗ゲートを通過する時に、指紋認証端末に登録指情報が表示され、その指紋と一致することにより航空機に搭乗できるように動作する。また、航空機以外の交通機関、施設の入退場管理に利用することも可能である。
図1は、本発明の認証システムの構成を示す概要図である。 図2は、認証システムの動作を示すフローチャートである。 図3は、ICカードを利用しない認証システムの構成を示す概要図である。 図4は、ICカードを利用しない認証システムの動作を示すフローチャートである。 図5は、マンション又は施設への入場の際の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1… ユーザ端末PC
2… 券売機
3… ICカードリーダ
4… ホストコンピュータ
5… 指紋照合装置
6… ホストコンピュータ
7… 指紋データベース
8… 指紋入力装置

Claims (12)

  1. ユーザが所定の場所への入場の予約を行う際に使用するユーザ端末と、
    前記ユーザ端末に入力された予約情報を取得し、前記予約情報を登録するホストコンピュータと、
    前記ユーザの身体的特徴を示す登録生体情報が入ったICカードと、
    前記ユーザが前記予約を確定する際に、前記ホストコンピュータから前記予約情報を呼び出し、前記ICカードから前記登録生体情報を読み取り、前記登録生体情報を前記予約情報に対応付けて前記ホストコンピュータに登録する券売機と、
    前記ユーザが前記所定の場所への入場を試みる際に、前記予約情報に基づいて前記ホストコンピュータから前記登録生体情報を呼び出し、前記ユーザから前記身体的特徴を示す生体情報を読み取り、該生体情報と前記登録生体情報とを照合し、合致する場合、前記ユーザの入場を許可する照合装置と
    を含む
    認証システム。
  2. 請求項1に記載の認証システムであって、
    前記ホストコンピュータは、前記ユーザが前記ユーザ端末を使用して交通機関或いは施設の利用の予約を行った際に、前記ユーザ端末に入力された予約情報を取得し、前記予約情報を登録し、
    前記券売機は、前記ユーザが前記予約を確定する際に、前記ホストコンピュータから前記予約情報を呼び出し、前記ユーザの指紋の特徴を示す登録指情報が入ったICカードから前記登録指情報を読み取り、前記登録指情報を前記予約情報に対応付けて前記ホストコンピュータに登録し、
    前記照合装置は、前記ユーザが前記交通機関或いは前記施設の入口の通過を試みる際に、前記予約情報に基づいて前記ホストコンピュータから前記登録指情報を呼び出し、前記ユーザから指情報を読み取り、該指情報と前記登録指情報とを照合し、合致する場合、前記ユーザの通過を許可し、前記ユーザがチケットレスで前記交通機関或いは前記施設を利用することを可能にする
    認証システム。
  3. 請求項1に記載の認証システムであって、
    前記券売機は、前記予約情報が記録された入場券を発行し、
    前記照合装置は、前記入場券から前記予約情報を読み取る
    認証システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の認証システムで使用されるホストコンピュータ。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の認証システムで使用される券売機。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の認証システムで使用される照合装置。
  7. ホストコンピュータにおいて、ユーザがユーザ端末を使用して所定の場所への入場の予約を行った際に、前記ユーザ端末に入力された予約情報を取得し、前記予約情報を登録することと、
    券売機において、前記ユーザが前記予約を確定する際に、前記ホストコンピュータから前記予約情報を呼び出し、前記ユーザの身体的特徴を示す登録生体情報が入ったICカードから前記登録生体情報を読み取り、前記登録生体情報を前記予約情報に対応付けて前記ホストコンピュータに登録することと、
    照合装置において、前記ユーザが前記所定の場所への入場を試みる際に、前記予約情報に基づいて前記ホストコンピュータから前記登録生体情報を呼び出し、前記ユーザから前記身体的特徴を示す生体情報を読み取り、該生体情報と前記登録生体情報とを照合し、合致する場合、前記ユーザの入場を許可することと
    を含む
    認証方法。
  8. 請求項に記載の認証方法であって、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記ユーザが前記ユーザ端末を使用して交通機関或いは施設の利用の予約を行った際に、前記ユーザ端末に入力された予約情報を取得し、前記予約情報を登録することと、
    前記券売機において、前記ユーザが前記予約を確定する際に、前記ホストコンピュータから前記予約情報を呼び出し、前記ユーザの指紋の特徴を示す登録指情報が入ったICカードから前記登録指情報を読み取り、前記登録指情報を前記予約情報に対応付けて前記ホストコンピュータに登録することと、
    前記照合装置において、前記ユーザが前記交通機関或いは前記施設の入口の通過を試みる際に、前記予約情報に基づいて前記ホストコンピュータから前記登録指情報を呼び出し、前記ユーザから指情報を読み取り、該指情報と前記登録指情報とを照合し、合致する場合、前記ユーザの通過を許可し、前記ユーザがチケットレスで前記交通機関或いは前記施設を利用することを可能にすることと
    を更に含む
    認証方法。
  9. 請求項に記載の認証方法であって、
    前記券売機が、前記予約情報が記録された入場券を発行することと、
    前記照合装置が、前記入場券から前記予約情報を読み取ることと
    を更に含む
    認証方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の認証方法におけるホストコンピュータとしての処理を計算機に実行させるためのプログラム。
  11. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の認証方法における券売機としての処理を計算機に実行させるためのプログラム。
  12. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の認証方法における照合装置としての処理を計算機に実行させるためのプログラム。
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