JPS6119868A - 吸水性ポリエステル繊維構造物の製造方法 - Google Patents
吸水性ポリエステル繊維構造物の製造方法Info
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- JPS6119868A JPS6119868A JP59139263A JP13926384A JPS6119868A JP S6119868 A JPS6119868 A JP S6119868A JP 59139263 A JP59139263 A JP 59139263A JP 13926384 A JP13926384 A JP 13926384A JP S6119868 A JPS6119868 A JP S6119868A
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- fiber structure
- polyester fiber
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の産業上の利用分野〕
本発明は、発色性や抗フロスト性に優れた吸水性ポリエ
ステル繊維構造物の製造方法に関するものである。
ステル繊維構造物の製造方法に関するものである。
(従来技術)
ポリエステル繊維は、その優れた性質から繊維素材とし
て非常に広範に使用されている。しかしながらポリエス
テルが疎水性の重合体であるため吸水性に乏しく、その
ため肌着、寝具、夏物衣I3iなどの用途展開が大幅に
はばまれていた。
て非常に広範に使用されている。しかしながらポリエス
テルが疎水性の重合体であるため吸水性に乏しく、その
ため肌着、寝具、夏物衣I3iなどの用途展開が大幅に
はばまれていた。
このような難点を克服するために従来数多くの研究がな
されている。繊維に吸湿もしくは吸水性を付与する方法
を大別すれば、 (1) 特公昭44−2580号のこと<88表面に
親水性化合物を塗布する方法 (2) 特公昭39−5214号のごとく親水性化合
物をポリマ中に練込んだり、親水性基をポリマ主鎖中に
導入するなど11i帷ポリマの化学的改質による方法(
3) 特開昭52−18918号のごとく中空、異形
断面、多孔質化など繊維の物理的構造、形態による方法
等′があげられ、最近ではそれらの組み合わせにより、
一層高い性能を狙った提案も多い。
されている。繊維に吸湿もしくは吸水性を付与する方法
を大別すれば、 (1) 特公昭44−2580号のこと<88表面に
親水性化合物を塗布する方法 (2) 特公昭39−5214号のごとく親水性化合
物をポリマ中に練込んだり、親水性基をポリマ主鎖中に
導入するなど11i帷ポリマの化学的改質による方法(
3) 特開昭52−18918号のごとく中空、異形
断面、多孔質化など繊維の物理的構造、形態による方法
等′があげられ、最近ではそれらの組み合わせにより、
一層高い性能を狙った提案も多い。
ところが〈1)の方法によるものは、通常使用時の洗濯
の繰り返しに対して十分な吸水、吸湿性能を有している
とは言えず、(2)の方法では、繊維の熱的、機械的性
能を犠牲にせざるを得ない欠点があった。また(3)の
方法では耐久性のある高い吸水性が付与できるが、外部
応力によってフィブリル化しやすく、抗70スト性が低
下したり、発色性か劣るという欠点を有していた。
の繰り返しに対して十分な吸水、吸湿性能を有している
とは言えず、(2)の方法では、繊維の熱的、機械的性
能を犠牲にせざるを得ない欠点があった。また(3)の
方法では耐久性のある高い吸水性が付与できるが、外部
応力によってフィブリル化しやすく、抗70スト性が低
下したり、発色性か劣るという欠点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、耐久性のある高い吸水性を有し、かつ抗フロ
スト性ならびに発色性の優れたポリエステルI!i維構
造物を提供するものである。
スト性ならびに発色性の優れたポリエステルI!i維構
造物を提供するものである。
繊維軸方向に少なくとも1個の連続した凹部を有し、か
つアルカリ易溶出成分をブレンド及び、/又は共重合し
て含有するポリエステル繊維からなる繊維構造物をアル
カリ溶出処理するに際して、該繊維が製糸段山以外にお
いて、繊1椙造に変化を及ぼす熱履歴を与えられていな
いことを特徴とする吸水性ポリエステル繊維構造物の製
造方法。
つアルカリ易溶出成分をブレンド及び、/又は共重合し
て含有するポリエステル繊維からなる繊維構造物をアル
カリ溶出処理するに際して、該繊維が製糸段山以外にお
いて、繊1椙造に変化を及ぼす熱履歴を与えられていな
いことを特徴とする吸水性ポリエステル繊維構造物の製
造方法。
繊杜軸方向に少なくとも1個の連続した凹部を有するポ
リエステル繊維とは、繊維軸方向に連続して、繊維自身
及びa紐間に吸水性に有効な毛細管路を形成せしめるよ
うな凹部を1個以上有するポリエステル繊維i維であり
、口開口部が馬蹄形にせばまっている、例えば特開昭5
4−151617号や特開昭55−122074号にて
提案されているような繊維はもちろん、T型やY型など
凹部開口部が広がったli雑も含まれる。本発明の繊維
は長繊維であっても短m維であっても、ヨリや捲縮が付
与されていてもさしつかえない。
リエステル繊維とは、繊維軸方向に連続して、繊維自身
及びa紐間に吸水性に有効な毛細管路を形成せしめるよ
うな凹部を1個以上有するポリエステル繊維i維であり
、口開口部が馬蹄形にせばまっている、例えば特開昭5
4−151617号や特開昭55−122074号にて
提案されているような繊維はもちろん、T型やY型など
凹部開口部が広がったli雑も含まれる。本発明の繊維
は長繊維であっても短m維であっても、ヨリや捲縮が付
与されていてもさしつかえない。
本発明ではアルカリ易溶出成分をブレンド及び/又は共
重合して含有するポリエステル繊維雑を用いる。繊維母
体をなすポリエステルは、テレフタル酸、イソフタル酸
、ナフタリン−2,6−ジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸、フタル酸、アジピン酸、セバシン酸などの脂
肪族ジカルボン酸、またはこれらのエステル類とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1.4−ブクン
ジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−
1,4−ジメタツールなどのジオール化合物とから合成
されるポリエステルが好ましい。
重合して含有するポリエステル繊維雑を用いる。繊維母
体をなすポリエステルは、テレフタル酸、イソフタル酸
、ナフタリン−2,6−ジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸、フタル酸、アジピン酸、セバシン酸などの脂
肪族ジカルボン酸、またはこれらのエステル類とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1.4−ブクン
ジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−
1,4−ジメタツールなどのジオール化合物とから合成
されるポリエステルが好ましい。
アルカリ易溶出成分とは、アルキレジエーテル単位を主
鎖中に主として含有するポリアルキレンエーテル類、た
とえばポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサ
イド、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイドの共
重合体、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキ
サイドの混合物、テトラヒドロフランからのポリマ、1
,3−ジオキソランからのポリマなどがあり、その末端
は−OH,−OR,−0−Go−R(Rは一価の有機基
またはその置換体)などのような形態であってもよく、
これらの末端が2種以上併存していてもよい。また末端
をリン酸、カルボン酸、亜リン酸、ホスホン酸などで封
鎖したもの、またはリン酸モノ、ジ金屈塩、亜リン酸モ
ノ、ジ金属塩、ジカルボン酸モノ金属塩、フエ、ノール
スルホン酸金属塩なとで封鎖した含金属ポリアルキレン
エーテルなど、またはこれらとポリエチレンオキサイド
などとの混合物も有効に使用し得る。あるいは一般式R
8O3M(Rは炭素数3〜30のアルキル基または炭素
数7〜40のアリール基もしくはアルキルアリール基を
示す。Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を示す
。)で示される有機スルホン酸金属塩、例えばステアリ
ルスルホン酸ソーダ、オクチルスルホン酸ソーダ、ドデ
シルスルボン酸ソーダ、あるいは炭素数の平均が14で
あるアルキルスルホン酸ソーダの混合物などが挙げられ
る。
鎖中に主として含有するポリアルキレンエーテル類、た
とえばポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサ
イド、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイドの共
重合体、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキ
サイドの混合物、テトラヒドロフランからのポリマ、1
,3−ジオキソランからのポリマなどがあり、その末端
は−OH,−OR,−0−Go−R(Rは一価の有機基
またはその置換体)などのような形態であってもよく、
これらの末端が2種以上併存していてもよい。また末端
をリン酸、カルボン酸、亜リン酸、ホスホン酸などで封
鎖したもの、またはリン酸モノ、ジ金屈塩、亜リン酸モ
ノ、ジ金属塩、ジカルボン酸モノ金属塩、フエ、ノール
スルホン酸金属塩なとで封鎖した含金属ポリアルキレン
エーテルなど、またはこれらとポリエチレンオキサイド
などとの混合物も有効に使用し得る。あるいは一般式R
8O3M(Rは炭素数3〜30のアルキル基または炭素
数7〜40のアリール基もしくはアルキルアリール基を
示す。Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を示す
。)で示される有機スルホン酸金属塩、例えばステアリ
ルスルホン酸ソーダ、オクチルスルホン酸ソーダ、ドデ
シルスルボン酸ソーダ、あるいは炭素数の平均が14で
あるアルキルスルホン酸ソーダの混合物などが挙げられ
る。
さらには第1族元素の酸化物および塩、例えば酸化亜鉛
、酸化カドミウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、リ
ン酸バリウム、リン酸マグネシウムなどが挙げられる。
、酸化カドミウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、リ
ン酸バリウム、リン酸マグネシウムなどが挙げられる。
また酸化銅、アルミナ、酸化トリウム、酸化第2スズ、
リン酸チタン、酸化ジルコニウム等の不活性無機微粒子
、あるいは一般式Mn (Z (C204)I )(M
はli、Na。
リン酸チタン、酸化ジルコニウム等の不活性無機微粒子
、あるいは一般式Mn (Z (C204)I )(M
はli、Na。
1く、Rh 、O3またはN H4イオン、ZはM(+
。
。
Ca 、Sr 、Ba 、Zr 、Hf 、Ce 、V
、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Cd、
B。
、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Cd、
B。
AI、Ga、In、Sn、Pbおよびsbの群からの錯
形成性中心原子、nは1 .2 .3または4゜尻は2
.3または4)で示されるオキザレート錯体、例えばに
3 (AI (C204>3)などが挙げられる。
形成性中心原子、nは1 .2 .3または4゜尻は2
.3または4)で示されるオキザレート錯体、例えばに
3 (AI (C204>3)などが挙げられる。
アルカリ易溶出成分の添加量はポリエステルに対して0
.1〜10%程度であることが好ましい。アルカリ易溶
出成分の添加量が0.1%未満ではr!AHの吸水性、
吸湿性が十分でなく、10%を越えるとポリニスアルの
侵れた熱的、機械的性質を低減せしめ好ましくない。
.1〜10%程度であることが好ましい。アルカリ易溶
出成分の添加量が0.1%未満ではr!AHの吸水性、
吸湿性が十分でなく、10%を越えるとポリニスアルの
侵れた熱的、機械的性質を低減せしめ好ましくない。
アルカリ易溶出成分t、12種以」−をイノ1用しても
よく、ポリエステルに対しブレン1−及び、/又は共手
合して用いられる。
よく、ポリエステルに対しブレン1−及び、/又は共手
合して用いられる。
本発明でいう楳雑栴造物とは、糸条、綿状物、編織物、
不織布、さらには紙状物など、要するに繊維て構成され
る成形品は全て含まねる。
不織布、さらには紙状物など、要するに繊維て構成され
る成形品は全て含まねる。
上記のポリエステル繊N構造物は、引き続きアルカリ溶
解処理して繊維表面全体に、V↓帷軸方向に配列した微
細孔を生ぜしめ、高い吸水性が句与される。
解処理して繊維表面全体に、V↓帷軸方向に配列した微
細孔を生ぜしめ、高い吸水性が句与される。
本発明の重要な点は、アルjrす?8解処理すべきポリ
エステル繊維構造物は、たとえば従来性なわれてきた精
練、乾燥、生機セット、中間セットなどの、すなわら製
糸段階以外における、繊維構造に変化を及ぼす乾熱ある
いは湿熱処理などの熱履歴を与えない段階にあることで
あり、かかる熱履歴による構造変化を受けていない特定
のポリニス1ル繊維のみが、耐久性のある高い吸水性を
有し、かつ抗フ1]ス(〜性ならびに発色性の優れたポ
リニスプル繊維@造物を提供し得るのである。
エステル繊維構造物は、たとえば従来性なわれてきた精
練、乾燥、生機セット、中間セットなどの、すなわら製
糸段階以外における、繊維構造に変化を及ぼす乾熱ある
いは湿熱処理などの熱履歴を与えない段階にあることで
あり、かかる熱履歴による構造変化を受けていない特定
のポリニス1ル繊維のみが、耐久性のある高い吸水性を
有し、かつ抗フ1]ス(〜性ならびに発色性の優れたポ
リニスプル繊維@造物を提供し得るのである。
本発明でいう繊維構造に変化を及ばず熱履歴と(J、上
記以外に、例えば80’C以上の水分をほとんど含まな
い加熱9°囲気中における乾熱処理や、40℃以上の温
水や熱水、飽和蒸気、過熱水蒸気中での湿熱処理などが
含まれる。
記以外に、例えば80’C以上の水分をほとんど含まな
い加熱9°囲気中における乾熱処理や、40℃以上の温
水や熱水、飽和蒸気、過熱水蒸気中での湿熱処理などが
含まれる。
溶出処理に用いるアルカリは、苛性ソーダ、苛性カリ、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが用いられる。なか
でも苛性ソーダ、苛性カリが好ましい。必要に応じて、
浸透剤、精練剤等を併用してもさしつかえない。このよ
うなアルカリの水溶液の8度は、アルカリの種類、処理
方法等によって異なるが、通常0.1〜30%の範囲で
用いられる。
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが用いられる。なか
でも苛性ソーダ、苛性カリが好ましい。必要に応じて、
浸透剤、精練剤等を併用してもさしつかえない。このよ
うなアルカリの水溶液の8度は、アルカリの種類、処理
方法等によって異なるが、通常0.1〜30%の範囲で
用いられる。
処理温度は常温〜100℃程度の範囲が好ましく、処理
時間は1分〜24時間の範囲で通常行なわれる。
時間は1分〜24時間の範囲で通常行なわれる。
アルカリ易溶出成分を溶出させる割合は、添加したアル
カリ易溶出成分の量、及び要求される吸水性能によって
異なるが、添加量の少なくとも10重量%以上、lli
雑総雑損重量0%以下を溶出り−るのが好ましい。
カリ易溶出成分の量、及び要求される吸水性能によって
異なるが、添加量の少なくとも10重量%以上、lli
雑総雑損重量0%以下を溶出り−るのが好ましい。
本発明の方法によって形成されるポリ」−ステル繊維構
造物を構成する繊維形態を図面により説明する。
造物を構成する繊維形態を図面により説明する。
第1図は、乾熱及び湿熱処理などの熱履歴を与えること
な(アルカリ溶出処理した、本発明の方法により4qら
れた吸水性ポリエステル繊維紐の表面を示す6000倍
に拡大した繊維形態である。繊維軸方向の微細孔による
凸凹が、可視光の波長の大きさよりも小さい場合には、
吸水性ばかりでなく、色の深みや鮮明性が改善されるこ
とが待間昭54−120728号等より知られているが
、第1図から明らかなとおり、本発明の方法により得ら
れるポリエステルmstは、吸水性と発色性の向上に好
適な微細孔で覆われ、フィブリル化の原因となる深い亀
裂は発生していない。
な(アルカリ溶出処理した、本発明の方法により4qら
れた吸水性ポリエステル繊維紐の表面を示す6000倍
に拡大した繊維形態である。繊維軸方向の微細孔による
凸凹が、可視光の波長の大きさよりも小さい場合には、
吸水性ばかりでなく、色の深みや鮮明性が改善されるこ
とが待間昭54−120728号等より知られているが
、第1図から明らかなとおり、本発明の方法により得ら
れるポリエステルmstは、吸水性と発色性の向上に好
適な微細孔で覆われ、フィブリル化の原因となる深い亀
裂は発生していない。
それに対し第2図は、従来の方法、つまり精練、乾燥、
中間セットなどの熱履歴を与えた後に、アルカリ溶出処
理したポリエステル繊維の表面を示を繊耗形態である。
中間セットなどの熱履歴を与えた後に、アルカリ溶出処
理したポリエステル繊維の表面を示を繊耗形態である。
微細孔のほかに繊維軸方向に深い亀裂を多数重じている
ことがよくわかる。第2図で見られる亀裂は可視光の波
長の大きざよりも大きく、そのために光の表面散乱をま
ねき、色の深みの劣ったものになる。また亀裂が存在す
るために外部応力に対して著しく弱く、フィブリル化し
やすいことも、−見して明らかである。
ことがよくわかる。第2図で見られる亀裂は可視光の波
長の大きざよりも大きく、そのために光の表面散乱をま
ねき、色の深みの劣ったものになる。また亀裂が存在す
るために外部応力に対して著しく弱く、フィブリル化し
やすいことも、−見して明らかである。
なおかかるsi;mには、従来公知の親水性化合物、触
媒、着色防止剤、耐熱剤、螢光剤、難燃剤、染料、顔料
などが含まれていてもよい。
媒、着色防止剤、耐熱剤、螢光剤、難燃剤、染料、顔料
などが含まれていてもよい。
本発明でいう吸水性能はJIS L1079(バイシ
ック法〉に基づき、10分間に毛細管現象で吸い上がる
水の高さで評価した。また耐マサッ性は湿潤させた試料
に7509の荷重をかけ、10分間摩擦した後、4時間
放置して変色とフィブリル化の有無とを判定した。変色
フィブリル化の全くないものを5級とし、以下耐マサッ
性の低下に応じて、4〜1級区分した。さらに発色性は
、スガ試験機(株)のデジタル測色色差計算機AUD
5CH−2型を用いてL値を測定した。L値は値の低
いものほど発色性が高いこ゛とを意味する。
ック法〉に基づき、10分間に毛細管現象で吸い上がる
水の高さで評価した。また耐マサッ性は湿潤させた試料
に7509の荷重をかけ、10分間摩擦した後、4時間
放置して変色とフィブリル化の有無とを判定した。変色
フィブリル化の全くないものを5級とし、以下耐マサッ
性の低下に応じて、4〜1級区分した。さらに発色性は
、スガ試験機(株)のデジタル測色色差計算機AUD
5CH−2型を用いてL値を測定した。L値は値の低
いものほど発色性が高いこ゛とを意味する。
実施例1
分子120,000のポリエチレングリコールを1.5
重間%添加したポリエステルをY型口金から溶融紡糸し
、75[)48Fのフィラメントを得た。このフィラメ
ントを用いて目付的1000/T11’の筒編地を作成
した。
重間%添加したポリエステルをY型口金から溶融紡糸し
、75[)48Fのフィラメントを得た。このフィラメ
ントを用いて目付的1000/T11’の筒編地を作成
した。
この筒編地を精練、中間セットすること゛なく、30g
/n苛性ソーダ水溶液中98℃で16分間処理し、15
%溶解処理した。その後下記条件で染色した。
/n苛性ソーダ水溶液中98℃で16分間処理し、15
%溶解処理した。その後下記条件で染色した。
Dianix Black BG−FS (三菱化成
工業)10%(対繊維重量) 酢 酸
0.5g/Q温 度
130℃時 間
60分浴 比
1: 30染色後、常法により還元洗浄し、乾燥した
後、吸水性、耐マリン性、発色性を評価した。また吸水
性能の耐久性をチェックするため、ザブ(花王石鹸)2
g/Q、浴比1:40で40℃×10分処理→脱水→す
すぎ2分×2回→風乾を1サイクルとして、繰り返し洗
濯10回後の吸水性を調べた結果を下表に示す。
工業)10%(対繊維重量) 酢 酸
0.5g/Q温 度
130℃時 間
60分浴 比
1: 30染色後、常法により還元洗浄し、乾燥した
後、吸水性、耐マリン性、発色性を評価した。また吸水
性能の耐久性をチェックするため、ザブ(花王石鹸)2
g/Q、浴比1:40で40℃×10分処理→脱水→す
すぎ2分×2回→風乾を1サイクルとして、繰り返し洗
濯10回後の吸水性を調べた結果を下表に示す。
本発明のポリエステルm維は高い吸水性−鹸を有し、し
かも初期性能が繰り返し洗濯後も保持される。さらに実
用レベルの耐マリン性を有し、発色性もアルカリ溶解処
理により△Lで0.9向上した。
かも初期性能が繰り返し洗濯後も保持される。さらに実
用レベルの耐マリン性を有し、発色性もアルカリ溶解処
理により△Lで0.9向上した。
比較例
実施例1の筒編地をノイゲ゛ンSS(第一工業製薬)
2q10.、ソーダ灰1910の精練液を調整し、浴
比i : ’ ioo、湯度80℃で20分間精練した
。
2q10.、ソーダ灰1910の精練液を調整し、浴
比i : ’ ioo、湯度80℃で20分間精練した
。
乾燥の後、180℃で1分間乾熱セットし、309/Q
苛性ソ一ダ水溶液中98℃で12分間処理し、15%溶
解処理した。その後実施・例1と同様の条件で染色し、
吸水性、耐マリン性、発色性を評価した。
苛性ソ一ダ水溶液中98℃で12分間処理し、15%溶
解処理した。その後実施・例1と同様の条件で染色し、
吸水性、耐マリン性、発色性を評価した。
結果を下表に示づ。
比較例の吸水性は初期性能では比較的高いが、耐久性が
十分でなく、洗ifによる低下が大きい。
十分でなく、洗ifによる低下が大きい。
またアルカリ処理により発色性は△して 1.2低下し
た。耐マリン性は低く、白化、フィブリル化が見られた
。
た。耐マリン性は低く、白化、フィブリル化が見られた
。
実施例2
実施例1のY fllIi面P I G含有ポリニス−
jル筒編地を、精練、中間セットすることなく下記条件
で処理した。
jル筒編地を、精練、中間セットすることなく下記条件
で処理した。
To−8R−17% <対8111重量)(高松油脂製
: PEG系親水性化合物)Qianix 31ack
BG−FS (三菱化成工業〉10%() 酢 酸
0.6g/ Q酢酸ソーダ
0.3g/Q温 度
130°C時 間
60分浴 比
1 : 3
0染色後下記条件で還元洗浄した。
: PEG系親水性化合物)Qianix 31ack
BG−FS (三菱化成工業〉10%() 酢 酸
0.6g/ Q酢酸ソーダ
0.3g/Q温 度
130°C時 間
60分浴 比
1 : 3
0染色後下記条件で還元洗浄した。
ソーダ灰 1910非
イオン系界面活性剤 ]ノンテッドG−29(三洋化成> 0.5g/
Ω温 度 80℃旧
間
10分浴 比
1 : 3
0水洗、乾燥後、吸水性、耐マリン性、発色性を評価し
た。結果を下表に示す。
イオン系界面活性剤 ]ノンテッドG−29(三洋化成> 0.5g/
Ω温 度 80℃旧
間
10分浴 比
1 : 3
0水洗、乾燥後、吸水性、耐マリン性、発色性を評価し
た。結果を下表に示す。
親水性化合物をイノ1用づ−ることにより、一層高い吸
水性を示し、光色性、耐マリン刊の点でし高い性能をイ
jりることかわがった。
水性を示し、光色性、耐マリン刊の点でし高い性能をイ
jりることかわがった。
実施例3
分子fF! 20,000のポリ−1チレングリ−1−
ルを 15重間%添加したポリ1−ステルをπ型口企か
ら溶融紡糸し、 750D48Fのフィラメントを1ツ
た。このフィラメントを用いて目f=J約1100t’
m’の81 a地を作成した。
ルを 15重間%添加したポリ1−ステルをπ型口企か
ら溶融紡糸し、 750D48Fのフィラメントを1ツ
た。このフィラメントを用いて目f=J約1100t’
m’の81 a地を作成した。
この筒編地を精製、中間レツ+−pることなく、30Q
/ff苛性ソ一ダ水溶液中98°C(13力間処理し、
15%溶解処理した。その後実施例1と同条イ’t ′
c染色し、吸水性、耐マリツ性、発色性を評価した。
/ff苛性ソ一ダ水溶液中98°C(13力間処理し、
15%溶解処理した。その後実施例1と同条イ’t ′
c染色し、吸水性、耐マリツ性、発色性を評価した。
下表の通り、結果はいり゛れも良好であった。
〔発明の効果)
本発明の手段によれば、耐久性のある高い吸水性を有し
、かつ抗フ「Jスト性、ならびに発色性の優れたポリエ
ステル繊維か得られる。
、かつ抗フ「Jスト性、ならびに発色性の優れたポリエ
ステル繊維か得られる。
第1図は本発明の方法により得られた吸水性ポリ]゛ス
゛アル繊M構造物を構成する繊維の表面を6000イΔ
に拡大した繊維形態を示す顕微鏡写真図である。第2図
は従来の方法により得ら机たポリエステル繊維の表面を
eooo倍に拡大した繊維形態を示す顕微鏡写真図であ
る。
゛アル繊M構造物を構成する繊維の表面を6000イΔ
に拡大した繊維形態を示す顕微鏡写真図である。第2図
は従来の方法により得ら机たポリエステル繊維の表面を
eooo倍に拡大した繊維形態を示す顕微鏡写真図であ
る。
Claims (1)
- 繊維軸方向に少なくとも1個の連続した凹部を有し、か
つアルカリ易溶出成分をブレンド及び/又は共重合して
含有するポリエステル繊維からなる繊維構造物をアルカ
リ溶出処理するに際して、該繊維が製糸段階以外におい
て、繊維構造に変化を及ぼす熱履歴を与えられていない
ことを特徴とする吸水性ポリエステル繊維構造物の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59139263A JPS6119868A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 吸水性ポリエステル繊維構造物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59139263A JPS6119868A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 吸水性ポリエステル繊維構造物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119868A true JPS6119868A (ja) | 1986-01-28 |
Family
ID=15241210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59139263A Pending JPS6119868A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 吸水性ポリエステル繊維構造物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119868A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4924807A (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-05 | ||
JPS56148912A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-18 | Toray Ind Inc | Production of polybutylene terephthalate fiber |
JPS5842287A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | 株式会社富士通ゼネラル | プリント配線板 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP59139263A patent/JPS6119868A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4924807A (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-05 | ||
JPS56148912A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-18 | Toray Ind Inc | Production of polybutylene terephthalate fiber |
JPS5842287A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | 株式会社富士通ゼネラル | プリント配線板 |
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