JPS6119824A - 紡機におけるスピンドル残糸処理装置 - Google Patents
紡機におけるスピンドル残糸処理装置Info
- Publication number
- JPS6119824A JPS6119824A JP14298484A JP14298484A JPS6119824A JP S6119824 A JPS6119824 A JP S6119824A JP 14298484 A JP14298484 A JP 14298484A JP 14298484 A JP14298484 A JP 14298484A JP S6119824 A JPS6119824 A JP S6119824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- spindle
- cutting device
- engaging
- spinning machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H11/00—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like
- D01H11/005—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like with blowing and/or suction devices
- D01H11/006—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like with blowing and/or suction devices travelling along the machines
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/02—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
- D01H9/16—Yarn-severing arrangements, e.g. for cutting transfer tails; Separating of roving in flyer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明はスピンドル下部に尻糸巻部が設けられたリン
グ精紡機、リング撚糸機等の紡機におけるスピンドル残
糸処理装置に関するものである。
グ精紡機、リング撚糸機等の紡機におけるスピンドル残
糸処理装置に関するものである。
(従来の技術)
リング精紡機、リング撚糸機等の紡機においては満巻時
に管替作業を自動的に行うため、管替後の再起動時に糸
を空ボピンに自動的に巻付けることができるように、0
−ラパートに連なる糸がトラベラに通ったままスピンド
ルに接続していることが要求される。この要求を満たす
ため、従来、第9図に示すように切断刃1を備え周囲に
溝部2が形成された規制部3と、規制部3の直下におい
てローレットが周面に形成された尻糸巻部4とよりなる
カッタ体5をスピンドル6の下部に嵌着していた。そし
て、満巻後リングレール7を急降下させて傾斜者を行な
ったのち、尻糸巻部4に糸を数回巻付け、満巻糸引抜き
時に尻糸巻部4から溝部2を通って満巻糸8に連なる糸
を切断刃1に緊張状態で圧接して切断していた。
に管替作業を自動的に行うため、管替後の再起動時に糸
を空ボピンに自動的に巻付けることができるように、0
−ラパートに連なる糸がトラベラに通ったままスピンド
ルに接続していることが要求される。この要求を満たす
ため、従来、第9図に示すように切断刃1を備え周囲に
溝部2が形成された規制部3と、規制部3の直下におい
てローレットが周面に形成された尻糸巻部4とよりなる
カッタ体5をスピンドル6の下部に嵌着していた。そし
て、満巻後リングレール7を急降下させて傾斜者を行な
ったのち、尻糸巻部4に糸を数回巻付け、満巻糸引抜き
時に尻糸巻部4から溝部2を通って満巻糸8に連なる糸
を切断刃1に緊張状態で圧接して切断していた。
空ボピンへの糸の自動巻付けを確実に行なうため、スピ
ンドル6の尻糸巻部4に巻付けられた尻糸が容易に移動
しないように確固として巻付ける必要がある。仮に尻糸
巻部4において尻糸がわずかの力で移動するようなこと
があると、リングレール7がボピンの糸巻付は開始時に
上昇した時に尻糸が緩み、トラベラ9の姿勢が崩れて運
転開始、時に糸切れをおこしがちである。このような尻
糸の確固とした巻付けを阻害する最大の原因は尻糸巻部
4に巻かれた尻糸残糸の存在である。即ち、スピンドル
6の尻糸巻部4は表面にローレットを刻む等して尻糸が
移動しにくいようにしているが、ボピンBから尻糸巻部
4に繋がる糸は次の玉揚げ作業時まで切断されないため
、玉揚げを繰り返すたびに尻糸残糸の上に新たな尻糸を
巻付けることになる。以前に巻付けられた尻糸残糸の上
にさらに尻糸を巻付けると、すでにローレットによる尻
糸巻き位置確保の効果はなく、わずかな外力で尻糸が移
動して緩みを生じるようになる。又、尻糸残糸はローレ
ット面での変動規制作用を減少させるだけでなく、尻糸
残糸の糸端が機台再起動時に巻取り糸に絡みつき糸切れ
の原因となったり、毛羽の発生原因となるという不都合
もある。
ンドル6の尻糸巻部4に巻付けられた尻糸が容易に移動
しないように確固として巻付ける必要がある。仮に尻糸
巻部4において尻糸がわずかの力で移動するようなこと
があると、リングレール7がボピンの糸巻付は開始時に
上昇した時に尻糸が緩み、トラベラ9の姿勢が崩れて運
転開始、時に糸切れをおこしがちである。このような尻
糸の確固とした巻付けを阻害する最大の原因は尻糸巻部
4に巻かれた尻糸残糸の存在である。即ち、スピンドル
6の尻糸巻部4は表面にローレットを刻む等して尻糸が
移動しにくいようにしているが、ボピンBから尻糸巻部
4に繋がる糸は次の玉揚げ作業時まで切断されないため
、玉揚げを繰り返すたびに尻糸残糸の上に新たな尻糸を
巻付けることになる。以前に巻付けられた尻糸残糸の上
にさらに尻糸を巻付けると、すでにローレットによる尻
糸巻き位置確保の効果はなく、わずかな外力で尻糸が移
動して緩みを生じるようになる。又、尻糸残糸はローレ
ット面での変動規制作用を減少させるだけでなく、尻糸
残糸の糸端が機台再起動時に巻取り糸に絡みつき糸切れ
の原因となったり、毛羽の発生原因となるという不都合
もある。
従来、前記のような不都合を無くすため、機台停止時に
カッターを用いて定期的に尻糸残糸を手作業で除去した
り“、昭和56年8月25日公開の特開昭56−107
025号公報に記載の装置のように尻糸巻部から管糸に
連なる糸を切断する切断刃と、尻糸巻部に接触し得るブ
ラシとを備えた尻糸残糸処理装置あるいは昭和57年1
0月29日公開の実開昭57−172076号公報に記
載の装置のように尻糸巻部から管糸に連なる糸を切断す
る切断刃と、吸引装置とを備えた尻糸残糸処理装置等を
用いて機台の運転中に人手により尻糸残糸の処理を行う
ことが提案されている。ところが、人手により処理を行
うのは手間がかかるという問題がある。又、自動的に処
理する装置とじて米国特許第4208865号には、第
10図に示すようにスピンドルレール10に形成された
孔11に脚部12が遊嵌されたカッタ13を設け、通常
時はその自重で退避位置にあり、プロークリーナの通過
時にはその吹気パイプ14から吹き出される気流で前記
脚部12を中心に回動してカッタ13の先端が尻巻糸j
5とボピンBとに繋がる渡り糸16の存在位置までおよ
び、スピンドル6の回転により該渡り糸16を切断する
ようにし−たものが開示されている。
カッターを用いて定期的に尻糸残糸を手作業で除去した
り“、昭和56年8月25日公開の特開昭56−107
025号公報に記載の装置のように尻糸巻部から管糸に
連なる糸を切断する切断刃と、尻糸巻部に接触し得るブ
ラシとを備えた尻糸残糸処理装置あるいは昭和57年1
0月29日公開の実開昭57−172076号公報に記
載の装置のように尻糸巻部から管糸に連なる糸を切断す
る切断刃と、吸引装置とを備えた尻糸残糸処理装置等を
用いて機台の運転中に人手により尻糸残糸の処理を行う
ことが提案されている。ところが、人手により処理を行
うのは手間がかかるという問題がある。又、自動的に処
理する装置とじて米国特許第4208865号には、第
10図に示すようにスピンドルレール10に形成された
孔11に脚部12が遊嵌されたカッタ13を設け、通常
時はその自重で退避位置にあり、プロークリーナの通過
時にはその吹気パイプ14から吹き出される気流で前記
脚部12を中心に回動してカッタ13の先端が尻巻糸j
5とボピンBとに繋がる渡り糸16の存在位置までおよ
び、スピンドル6の回転により該渡り糸16を切断する
ようにし−たものが開示されている。
この場合カッタ13の回動量は吹気パイプ14の風速に
影響され、風速が強くてカッタ13の先端がスピンドル
6に接触するようなことがあれば火花を生じ危険である
し、風速が弱い時にはカッタ13の先端が渡り糸16ま
で到達しえず目的を達し得ないことになる。又、プロー
クリ−1すは機台運転開始と同時に走行を開始するため
、ボピンBの下部において糸の巻取りが行なわれる時に
前記渡り糸16の切量が行なわれ、尻糸巻部4から飛散
した糸が巻取り糸に絡みつき糸切れが生じたり毛羽の原
因となるという不都合もある。
影響され、風速が強くてカッタ13の先端がスピンドル
6に接触するようなことがあれば火花を生じ危険である
し、風速が弱い時にはカッタ13の先端が渡り糸16ま
で到達しえず目的を達し得ないことになる。又、プロー
クリ−1すは機台運転開始と同時に走行を開始するため
、ボピンBの下部において糸の巻取りが行なわれる時に
前記渡り糸16の切量が行なわれ、尻糸巻部4から飛散
した糸が巻取り糸に絡みつき糸切れが生じたり毛羽の原
因となるという不都合もある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は残糸処理装置を入手で操作することの煩わし
さ及び従来の自動処理装置における切断残糸の飛散及び
飛散した糸に起因する紡出糸の糸切れ発生という問題点
を解決するものである。
さ及び従来の自動処理装置における切断残糸の飛散及び
飛散した糸に起因する紡出糸の糸切れ発生という問題点
を解決するものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
前記の問題点を解決する手段としてこの発明においては
、機台側面に吊下した清掃用パイプを備え、機台に沿っ
て架設されたレール上を走行する清掃体が装備されると
ともに、−直線上に列設された各スピンドル下部に尻糸
巻部を設けたリング精紡機、リング撚糸機等の紡機にお
いて、前記スピンドル列に沿って配設されたガイドレー
ルに沿って走行可能に設けた本体に対し、該本体の走行
時に、前記尻糸巻部から管糸の糸巻き始め位置との間に
形成された渡り糸に接触可能な位置に切断刃を取付けた
残糸切断装置に係合部を設け、前記ms体には所定の残
糸処理時に前記残糸切断装置の係合部と係合可能な係合
部材を設けることにより、該清掃体が前記残糸切断装置
と係合して走行Jるという構成を採用した。
、機台側面に吊下した清掃用パイプを備え、機台に沿っ
て架設されたレール上を走行する清掃体が装備されると
ともに、−直線上に列設された各スピンドル下部に尻糸
巻部を設けたリング精紡機、リング撚糸機等の紡機にお
いて、前記スピンドル列に沿って配設されたガイドレー
ルに沿って走行可能に設けた本体に対し、該本体の走行
時に、前記尻糸巻部から管糸の糸巻き始め位置との間に
形成された渡り糸に接触可能な位置に切断刃を取付けた
残糸切断装置に係合部を設け、前記ms体には所定の残
糸処理時に前記残糸切断装置の係合部と係合可能な係合
部材を設けることにより、該清掃体が前記残糸切断装置
と係合して走行Jるという構成を採用した。
(作用)
この発明においてはスピンドルの尻糸巻部5巻付けられ
た尻糸が切断され飛散した場合に該飛散した糸の影響が
巻取中の糸に影響を与えることの少ない時期即ちリング
レールが所定の高さまで上昇する間は、残糸切断装置は
スピンドル列に沿って配設されたガイドレールの一端で
待機し清掃体のみが紡機機台に沿って往復動する。そし
て、リングレールが所定位置まで上昇した所定の残糸処
理時になると清掃体に装備された係合部材と残糸切断装
置の係合部との係合が可能となり、清掃体の係合部材に
残糸切断装置の係合部が係合された状態で清掃体ととも
に残糸切断装置がガイドレールに沿って走行する。これ
により残糸切断装置の切断刃が渡り糸に接触して渡り糸
が切断され、尻糸巻部に巻付けられた尻巻糸がスピンド
ルの回転に伴ない解舒されて飛散し、飛散した糸は直ち
に一体となって走行する清掃体の作用を受はスピンドル
近傍から除去される。残糸切断装置により渡り糸が切断
される際にはリングレールが尻糸巻部と対応する位置よ
り上方に位置′するため、飛散した糸が紡出糸の巻取り
に対して悪影響を与えることなく除去される。
た尻糸が切断され飛散した場合に該飛散した糸の影響が
巻取中の糸に影響を与えることの少ない時期即ちリング
レールが所定の高さまで上昇する間は、残糸切断装置は
スピンドル列に沿って配設されたガイドレールの一端で
待機し清掃体のみが紡機機台に沿って往復動する。そし
て、リングレールが所定位置まで上昇した所定の残糸処
理時になると清掃体に装備された係合部材と残糸切断装
置の係合部との係合が可能となり、清掃体の係合部材に
残糸切断装置の係合部が係合された状態で清掃体ととも
に残糸切断装置がガイドレールに沿って走行する。これ
により残糸切断装置の切断刃が渡り糸に接触して渡り糸
が切断され、尻糸巻部に巻付けられた尻巻糸がスピンド
ルの回転に伴ない解舒されて飛散し、飛散した糸は直ち
に一体となって走行する清掃体の作用を受はスピンドル
近傍から除去される。残糸切断装置により渡り糸が切断
される際にはリングレールが尻糸巻部と対応する位置よ
り上方に位置′するため、飛散した糸が紡出糸の巻取り
に対して悪影響を与えることなく除去される。
(実施例)
次にこの発明を全錘−斉に管替えを行なう自動管替機が
装備されたリング精紡機に具体化した一実施例を第1図
から8図に従って説明する。スピンドルレール10の前
側には前記自動管替機の作動ステップの一段階において
満巻糸ψるいは空ボピンを一旦装着するための中間ペッ
グ17が各スピンドル6と対応して取り付けられた取付
レール18がスピンドルレール10に沿って配設されて
いる。この実施例の装置においては前記取付レール18
が残糸切断装置19のガイドレールの役割を果す。残糸
切断装置19は複数の中間ベツグ17を挾んだ状態で該
中間ペッグ17の鍔部17a上に同時に接触可能な断面
n状の本体2oと本体の外側に垂下された状態で固定さ
れるとともにその下端にスピンドルレール10に当接す
るローラ21が装備された脚部22と、本体2oの上面
に固定された切断刃23とからなり、上部には係合部と
しての係合ピン24が突設されている。スピンドル6の
下部に嵌着固定されたカッタ体5には第6図に示すよう
に規制部3が2箇所形成され、前記切断刃23は残糸切
断装置19の作動時に両規制部3の間に位置するように
取付けられている。
装備されたリング精紡機に具体化した一実施例を第1図
から8図に従って説明する。スピンドルレール10の前
側には前記自動管替機の作動ステップの一段階において
満巻糸ψるいは空ボピンを一旦装着するための中間ペッ
グ17が各スピンドル6と対応して取り付けられた取付
レール18がスピンドルレール10に沿って配設されて
いる。この実施例の装置においては前記取付レール18
が残糸切断装置19のガイドレールの役割を果す。残糸
切断装置19は複数の中間ベツグ17を挾んだ状態で該
中間ペッグ17の鍔部17a上に同時に接触可能な断面
n状の本体2oと本体の外側に垂下された状態で固定さ
れるとともにその下端にスピンドルレール10に当接す
るローラ21が装備された脚部22と、本体2oの上面
に固定された切断刃23とからなり、上部には係合部と
しての係合ピン24が突設されている。スピンドル6の
下部に嵌着固定されたカッタ体5には第6図に示すよう
に規制部3が2箇所形成され、前記切断刃23は残糸切
断装置19の作動時に両規制部3の間に位置するように
取付けられている。
切断°刃23は渡り糸16を受は入れ易くかつ捕捉しゃ
すい鋸刃形状に形、成されている。
すい鋸刃形状に形、成されている。
前記取付レール18の一端アウドエンドOE側には残糸
切断装置19を載置するため前記中間ペッグ17と同一
形状の係合凸部25が複数個突設された回動輪26が取
付レール18と同軸上に回動可能に支承されている。回
動軸26の一端にはブラケット27が突設され、該ブラ
ケット27はスピンドルレール10上に取付けられたシ
リンダ28のピストンロッド29の先端部に回動可能に
連結されて、いる。又、回動軸26の上方には該回動軸
26上に残糸切断装置19が載置されているか否かを検
知する検知手段として切断装置19に取付けられた金属
片30と対応したときに作動する近接スイッチPSIが
所定位置に配設されている。シリンダ28はギヤエンド
GE内に設けられたリングレールのリフティングチェー
ン(図示せず)と連動して往復回転するカム31の作用
により゛リングレールが所定位置まで上昇した際にON
状態となるリミットスイッチLSにより作動されるソレ
ノイドを介して作動され、回動軸26を同回動軸上に載
置された残糸切断装置19の係合ピン24が後述するW
!1liI体32に配設された係合レバー33と係合可
能な作動位置と係合不能な待機位置とに回動するように
なっている。前記回動軸26の端部には残糸切断装置1
9の移動を阻止するためのストッパ34が固定されてい
る。又、取付レール18の他端には前記中間ベツグ17
と同一形状の係合凸部35が突設されるとともに端部に
ストッパ36が固定されたガイド部材37が取付レール
18と同軸上に固定されている。
切断装置19を載置するため前記中間ペッグ17と同一
形状の係合凸部25が複数個突設された回動輪26が取
付レール18と同軸上に回動可能に支承されている。回
動軸26の一端にはブラケット27が突設され、該ブラ
ケット27はスピンドルレール10上に取付けられたシ
リンダ28のピストンロッド29の先端部に回動可能に
連結されて、いる。又、回動軸26の上方には該回動軸
26上に残糸切断装置19が載置されているか否かを検
知する検知手段として切断装置19に取付けられた金属
片30と対応したときに作動する近接スイッチPSIが
所定位置に配設されている。シリンダ28はギヤエンド
GE内に設けられたリングレールのリフティングチェー
ン(図示せず)と連動して往復回転するカム31の作用
により゛リングレールが所定位置まで上昇した際にON
状態となるリミットスイッチLSにより作動されるソレ
ノイドを介して作動され、回動軸26を同回動軸上に載
置された残糸切断装置19の係合ピン24が後述するW
!1liI体32に配設された係合レバー33と係合可
能な作動位置と係合不能な待機位置とに回動するように
なっている。前記回動軸26の端部には残糸切断装置1
9の移動を阻止するためのストッパ34が固定されてい
る。又、取付レール18の他端には前記中間ベツグ17
と同一形状の係合凸部35が突設されるとともに端部に
ストッパ36が固定されたガイド部材37が取付レール
18と同軸上に固定されている。
紡機機台38の上方にはその長手方向に沿って走行レー
ル39が架設され、該走行レール39上には清掃体32
が往復移動可能に装備されている。
ル39が架設され、該走行レール39上には清掃体32
が往復移動可能に装備されている。
清掃体32の左右両側にはそれぞれ、吹気パイプ40及
び吸引パイプ41が吊下されている。吸引パイプ41は
その吸引口が床面近傍に設けられた床面吸引用パイプ4
2と、吸引口43aがカッタ体5の尻糸巻部と対応する
位置に設けられた残糸吸引用パイプ43との二系統に分
岐され、ダンパ44により吸引系統の切替えが行なわれ
るようになっている。ダンパ44は第4図に示すように
区画板45が取付けられた回動支軸46の一端が吸引パ
イプ41外へ突出するとともにクランク状に折曲形成さ
れている。機台38のアウトエンドOE側上方にはソレ
ノイドバルブにより作動され、ピストンロッド47の突
出時に該ピストンロッド47が前記回動支軸46の端部
に係合するシリンダ48が所定位置に配設されている。
び吸引パイプ41が吊下されている。吸引パイプ41は
その吸引口が床面近傍に設けられた床面吸引用パイプ4
2と、吸引口43aがカッタ体5の尻糸巻部と対応する
位置に設けられた残糸吸引用パイプ43との二系統に分
岐され、ダンパ44により吸引系統の切替えが行なわれ
るようになっている。ダンパ44は第4図に示すように
区画板45が取付けられた回動支軸46の一端が吸引パ
イプ41外へ突出するとともにクランク状に折曲形成さ
れている。機台38のアウトエンドOE側上方にはソレ
ノイドバルブにより作動され、ピストンロッド47の突
出時に該ピストンロッド47が前記回動支軸46の端部
に係合するシリンダ48が所定位置に配設されている。
又、同じく機台38のアウトエンドOE側上方には清掃
体32がアウトエンド側端部位置にあることを検出する
検出スイッチとしての近接スイッチPS2が配設されて
いる。
体32がアウトエンド側端部位置にあることを検出する
検出スイッチとしての近接スイッチPS2が配設されて
いる。
前記吹気パイプ40は残糸切断装置19の上部と対応す
る位置にブラケット49が固定されている。該ブラケッ
ト49には上下方向に延びる支軸50が回動可能に支承
され、該支軸50には残糸切断装置19が作動位置に配
置された際に前記係合ピン24と係合可能な係合部材と
しての係合レバー33が一体回動可能に固定されている
。係合レバー33の上下両側に突出した支軸50には一
端が前記ブラケット49に他端が係合レバー33にそれ
ぞれ掛止めされたスプリング51が1対巻装され、係合
レバー33が係合ピン24と直交する方向に延びるとと
もに過負荷がかかった際に退避可能に支持されている。
る位置にブラケット49が固定されている。該ブラケッ
ト49には上下方向に延びる支軸50が回動可能に支承
され、該支軸50には残糸切断装置19が作動位置に配
置された際に前記係合ピン24と係合可能な係合部材と
しての係合レバー33が一体回動可能に固定されている
。係合レバー33の上下両側に突出した支軸50には一
端が前記ブラケット49に他端が係合レバー33にそれ
ぞれ掛止めされたスプリング51が1対巻装され、係合
レバー33が係合ピン24と直交する方向に延びるとと
もに過負荷がかかった際に退避可能に支持されている。
次に前記のように竺成された装置の作用を説明する。機
台運転開始と同時、に清掃体32が走<7レール39に
沿って機台38の端から端まで往復移動を開始する。こ
の時シリンダ48はピストンロッド47が引込まれた状
態に保持され、ダンパ44は吸引パイプ41の吸引系統
が床面吸引用パイプ42゛側となる位置に保持されてい
る。従って、清掃体3りは戎翫パイプ40から吹出す空
気流により機台の清掃を行なうとともに床面吸引用パイ
プ42から風綿、ダスト等を吸引除去しながら往復動す
る。一方、残糸切断装置19は回動軸26上に載置され
るとともに、第6図に鎖線で示す待機位置に回動配置さ
れているため清掃体32が残糸切断装置19と対応する
位置を通過する際にも係合ピン24と係合レバー33と
が係合しないため残糸切断装置19は待機位置に保持さ
れ、清掃体32のみが往復移動する。
台運転開始と同時、に清掃体32が走<7レール39に
沿って機台38の端から端まで往復移動を開始する。こ
の時シリンダ48はピストンロッド47が引込まれた状
態に保持され、ダンパ44は吸引パイプ41の吸引系統
が床面吸引用パイプ42゛側となる位置に保持されてい
る。従って、清掃体3りは戎翫パイプ40から吹出す空
気流により機台の清掃を行なうとともに床面吸引用パイ
プ42から風綿、ダスト等を吸引除去しながら往復動す
る。一方、残糸切断装置19は回動軸26上に載置され
るとともに、第6図に鎖線で示す待機位置に回動配置さ
れているため清掃体32が残糸切断装置19と対応する
位置を通過する際にも係合ピン24と係合レバー33と
が係合しないため残糸切断装置19は待機位置に保持さ
れ、清掃体32のみが往復移動する。
巻取り開始から所定時間経過し、渡り糸16を切断する
ことにより尻巻糸15が尻糸巻部4から解舒され飛散し
た場合にも巻取りに悪影響を与えない位置までリングレ
ール7が上昇した時点でギヤエンドGE内に設けられた
カム31がリミットスイッチLSと係合してリミットス
イッチしSをON状態とする。リングレール7は上下に
揺動運動を行ないながら次第に上昇するようになってい
るため、カム31との係合によりON状態となるリミッ
トスイッチLSから第8図に示すように/<ルス的にO
N状態の信号が発せられるため、最初のON状態の信号
により励磁されON状態を保持するリレーにより信号が
保持されるようになっている。残糸切断装置19が回動
軸26上に載置されている状態すなわち近接スイツ′チ
PSIがON状態でリミットスイッチLSによるON信
号が発せられると、シリンダ28のピストンロッド29
を突出状態に保持するソレノイドが励磁されるとともに
自己保持され、それ゛と同時にタイマがカウントを開始
する。ソレノイドが時1.磁されることによりピストン
ロッド29が突出し回動輪26は第6図の時計方向に回
動され残糸切断装置19は本体20が取付レール18の
中間ペッグ17と対応するとともに脚部22に設けられ
たローラ21がスピンドルレール10と当接する′作動
位置に配置される。
ことにより尻巻糸15が尻糸巻部4から解舒され飛散し
た場合にも巻取りに悪影響を与えない位置までリングレ
ール7が上昇した時点でギヤエンドGE内に設けられた
カム31がリミットスイッチLSと係合してリミットス
イッチしSをON状態とする。リングレール7は上下に
揺動運動を行ないながら次第に上昇するようになってい
るため、カム31との係合によりON状態となるリミッ
トスイッチLSから第8図に示すように/<ルス的にO
N状態の信号が発せられるため、最初のON状態の信号
により励磁されON状態を保持するリレーにより信号が
保持されるようになっている。残糸切断装置19が回動
軸26上に載置されている状態すなわち近接スイツ′チ
PSIがON状態でリミットスイッチLSによるON信
号が発せられると、シリンダ28のピストンロッド29
を突出状態に保持するソレノイドが励磁されるとともに
自己保持され、それ゛と同時にタイマがカウントを開始
する。ソレノイドが時1.磁されることによりピストン
ロッド29が突出し回動輪26は第6図の時計方向に回
動され残糸切断装置19は本体20が取付レール18の
中間ペッグ17と対応するとともに脚部22に設けられ
たローラ21がスピンドルレール10と当接する′作動
位置に配置される。
一方、リミットスイッチLSのON信号が発せられてい
る状態で近接スイッチPS2による清掃体32の検知信
号が発ぜられると、アウトエンドOE上方に配設された
シリンダ48のピストンロッド47を突出状態に保持さ
せるためのソレノイドが励磁され、シリンダ48が作動
しピストンロッド47が突出状態に保持される。この状
態で清掃体32がシリンダ48と対応する位置を通過す
ると通過時にダンパ44の回動支軸46の突出端部がピ
ストンロッド47と係合して回動支軸46が回動され、
区画板45が吸引パイプ41の吸引系統を残糸吸引用パ
イプ43側へと切りふえる位置に回動される。これによ
りそれまで床面を吸引していた吸引パイプ41は残糸吸
引用パイプ43の吸引口43aから吸引作用を行なうよ
うになる。
る状態で近接スイッチPS2による清掃体32の検知信
号が発ぜられると、アウトエンドOE上方に配設された
シリンダ48のピストンロッド47を突出状態に保持さ
せるためのソレノイドが励磁され、シリンダ48が作動
しピストンロッド47が突出状態に保持される。この状
態で清掃体32がシリンダ48と対応する位置を通過す
ると通過時にダンパ44の回動支軸46の突出端部がピ
ストンロッド47と係合して回動支軸46が回動され、
区画板45が吸引パイプ41の吸引系統を残糸吸引用パ
イプ43側へと切りふえる位置に回動される。これによ
りそれまで床面を吸引していた吸引パイプ41は残糸吸
引用パイプ43の吸引口43aから吸引作用を行なうよ
うになる。
清掃体32が残糸切断装置119の待機位置まで走行し
た時点で吹気パイプ40に設けられた係合レバー33が
残糸切断装置19の係合ピン24と係合し、その後は清
掃体32とともに残糸切断装置19が取付レール18に
沿って走行を開始する。
た時点で吹気パイプ40に設けられた係合レバー33が
残糸切断装置19の係合ピン24と係合し、その後は清
掃体32とともに残糸切断装置19が取付レール18に
沿って走行を開始する。
残糸切断装@19が取付レール18に沿って走行すると
その切断刃23はカッタ体5に設けられた2個の規制部
3の間を通過するため、尻糸巻部4から管糸ボピンBに
連なる渡り糸16を確実に切断する。渡り糸16が切断
されると尻糸巻部4に巻付けられていた尻巻糸15はス
ピンドル6の回転に伴い解舒されるとともに飛散するが
、残糸吸引用バイブ43の作用により直ちに吸引口43
aに吸引除去される。従って、従来装置と異なり飛散し
た糸が巻取り中の糸に絡み付ぎ糸切れを生じるというこ
とがなくなる。
その切断刃23はカッタ体5に設けられた2個の規制部
3の間を通過するため、尻糸巻部4から管糸ボピンBに
連なる渡り糸16を確実に切断する。渡り糸16が切断
されると尻糸巻部4に巻付けられていた尻巻糸15はス
ピンドル6の回転に伴い解舒されるとともに飛散するが
、残糸吸引用バイブ43の作用により直ちに吸引口43
aに吸引除去される。従って、従来装置と異なり飛散し
た糸が巻取り中の糸に絡み付ぎ糸切れを生じるというこ
とがなくなる。
清掃体32とともに残糸切断装置19が取付レール18
の端部まで走行してガイド部材37上まで移動すると残
糸切断装置19はストッパ36と係合しその位置よりギ
ヤエンドGE側には移動不能となるが、清掃体32はさ
らにギヤエンドGE側へと走行するため係合レバー33
に過負荷がかかるが、係合レバー33は清掃体32の進
行に伴い支軸50を中心として第7図の反時計方向に回
動して係合ピン24を避けながら移動する。そして、係
合レバー33と係合ピン24の係合が解除された後再び
清掃体32がギヤエンドGE側からアウトエンドOE側
へと走行を開始し、再び清掃休32の係合レバー33が
残糸切断装置19の係合ピン234と係合して前記と逆
方向に走行する。
の端部まで走行してガイド部材37上まで移動すると残
糸切断装置19はストッパ36と係合しその位置よりギ
ヤエンドGE側には移動不能となるが、清掃体32はさ
らにギヤエンドGE側へと走行するため係合レバー33
に過負荷がかかるが、係合レバー33は清掃体32の進
行に伴い支軸50を中心として第7図の反時計方向に回
動して係合ピン24を避けながら移動する。そして、係
合レバー33と係合ピン24の係合が解除された後再び
清掃体32がギヤエンドGE側からアウトエンドOE側
へと走行を開始し、再び清掃休32の係合レバー33が
残糸切断装置19の係合ピン234と係合して前記と逆
方向に走行する。
アウトエンド側E側まで走行した時点で再び残糸切断装
置19がストッパ34と係合すると前記と同様にして係
合レバー33が係合ピン24を避ける状態で清掃体32
のみがアウトエンド端部まで移動する。清掃体32がア
ウトエンド側へ移動するときにはシリンダ48のピスト
ンロッド47が突出された状態に保持されているため、
ダンパ44の回動支軸46がピストンロッド47と係合
し区画板45は吸引パイプ41の吸引系統が残糸吸引用
パイプ43側から床面吸引用パイプ42側へと切替えら
れるが、再びアウトエンド側からギヤエンド側へと移動
する際に前記と同様にして残糸吸引用パイプ43側が吸
引作用を行なう位置に切替えられる。以下同様にして残
糸切断装置19が清掃体32とともに2〜3回往復移動
した後回動軸26上に待機した時点でタイマがタイムア
ツプする。これによりシリンダ28のピストンロッド2
9が引込まれ回動輪26が第6図の反時計方向に回動さ
れて残糸切断装置19が待機位置に回動配置される。又
、前記タイマのタイムアツプによりシリンダ48のソレ
ノイドも消磁されピストンロッド47が引込まれる。ピ
ストンロッド47はダンパ44の回動支軸46がピスト
ンロッド47に係合され吸引パイプ41の吸引系統が床
面吸引用パイプ42側となる位置に区画板45が回動配
置された後に引込まれるため、それ以後は清掃体32の
吸引パイプ41は床面吸引パイプ42側のみが吸引作動
を行う状態で走行する。なお、満巻停止に伴うリングレ
ール7の自動降下時に残糸切断装置19がスピンドル6
と対応する位置に存在するとリングレール7と残糸切断
装置19とが干渉し不都合を生じるため、リングレール
7の自動降下は降下指令信号がONで近接スイッチPS
1が残糸切断装置19の存在を確認しかつ近接スイッチ
PS2が清掃体32の存在を確認した状態でのみ降下が
行われるようになっている。
置19がストッパ34と係合すると前記と同様にして係
合レバー33が係合ピン24を避ける状態で清掃体32
のみがアウトエンド端部まで移動する。清掃体32がア
ウトエンド側へ移動するときにはシリンダ48のピスト
ンロッド47が突出された状態に保持されているため、
ダンパ44の回動支軸46がピストンロッド47と係合
し区画板45は吸引パイプ41の吸引系統が残糸吸引用
パイプ43側から床面吸引用パイプ42側へと切替えら
れるが、再びアウトエンド側からギヤエンド側へと移動
する際に前記と同様にして残糸吸引用パイプ43側が吸
引作用を行なう位置に切替えられる。以下同様にして残
糸切断装置19が清掃体32とともに2〜3回往復移動
した後回動軸26上に待機した時点でタイマがタイムア
ツプする。これによりシリンダ28のピストンロッド2
9が引込まれ回動輪26が第6図の反時計方向に回動さ
れて残糸切断装置19が待機位置に回動配置される。又
、前記タイマのタイムアツプによりシリンダ48のソレ
ノイドも消磁されピストンロッド47が引込まれる。ピ
ストンロッド47はダンパ44の回動支軸46がピスト
ンロッド47に係合され吸引パイプ41の吸引系統が床
面吸引用パイプ42側となる位置に区画板45が回動配
置された後に引込まれるため、それ以後は清掃体32の
吸引パイプ41は床面吸引パイプ42側のみが吸引作動
を行う状態で走行する。なお、満巻停止に伴うリングレ
ール7の自動降下時に残糸切断装置19がスピンドル6
と対応する位置に存在するとリングレール7と残糸切断
装置19とが干渉し不都合を生じるため、リングレール
7の自動降下は降下指令信号がONで近接スイッチPS
1が残糸切断装置19の存在を確認しかつ近接スイッチ
PS2が清掃体32の存在を確認した状態でのみ降下が
行われるようになっている。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、リングレール7が所定位置ま ゛で上
昇したことを検知する手段として精紡機、撚糸機で周知
のリフティングチェーン巻上げプーリにカムを取付けて
これでリミットスイッチLSを働かせたり、リミットス
イッチLSを用いるかわりに近接スイッチを使用しても
よい。又、清掃体32は吹気パイプ40のみあるいは吸
引パイプ41のみであってもよい。それのみであっても
飛散糸はスピンドル近傍より除去されるのである。吸引
パイプ41を床面吸引用パイプ42と残糸吸引用パイプ
43の2系統に分岐せずに一本の吸引パイプを使用する
とともに尻糸巻部4と対応する高さ位置に床面吸引用の
吸引口とは別の残糸吸引用吸引口を設けてもよい。又、
残糸切断装置119と清掃体32との係合手段として、
係合ピン24と係合レバー33にかえて残糸切断装置1
9には鉄等の磁性体により形成された被吸着部を配設し
、清掃体32側には該被吸着部と対応する位置に電磁石
を配設してもよい。このように構成した場合には残糸切
断装置19を取付レール18の一端においで清掃体32
の係合部と係合する作動位置と係合しない待機位置との
間で回動配置する回動軸を設けることなく電磁石のON
・OFFのみ゛で残糸切断装置19と清掃体32との係
合あるいは係合解除を行うことができる。
、例えば、リングレール7が所定位置ま ゛で上
昇したことを検知する手段として精紡機、撚糸機で周知
のリフティングチェーン巻上げプーリにカムを取付けて
これでリミットスイッチLSを働かせたり、リミットス
イッチLSを用いるかわりに近接スイッチを使用しても
よい。又、清掃体32は吹気パイプ40のみあるいは吸
引パイプ41のみであってもよい。それのみであっても
飛散糸はスピンドル近傍より除去されるのである。吸引
パイプ41を床面吸引用パイプ42と残糸吸引用パイプ
43の2系統に分岐せずに一本の吸引パイプを使用する
とともに尻糸巻部4と対応する高さ位置に床面吸引用の
吸引口とは別の残糸吸引用吸引口を設けてもよい。又、
残糸切断装置119と清掃体32との係合手段として、
係合ピン24と係合レバー33にかえて残糸切断装置1
9には鉄等の磁性体により形成された被吸着部を配設し
、清掃体32側には該被吸着部と対応する位置に電磁石
を配設してもよい。このように構成した場合には残糸切
断装置19を取付レール18の一端においで清掃体32
の係合部と係合する作動位置と係合しない待機位置との
間で回動配置する回動軸を設けることなく電磁石のON
・OFFのみ゛で残糸切断装置19と清掃体32との係
合あるいは係合解除を行うことができる。
発明の効果
以上詳述したようにこの発明によれば残糸切断装置が清
掃体32と係合することにより清掃体32の走行に伴い
自動的にスピンドル列に沿って走行し渡り糸の切断が行
われるとともに、しかも残糸切断装置の作動時期が渡り
糸の切断に伴いスピンドルの回転により尻糸巻部から尻
巻糸が飛散した場合に紡出巻取りに対する影響が少ない
時期に行われ、かつ飛散した糸がただちに除去されるた
め巻取中の糸に飛散した糸が巻付き、光切断を生じると
いう不都合を確実に防止することができるという優れた
効果を秦する。
掃体32と係合することにより清掃体32の走行に伴い
自動的にスピンドル列に沿って走行し渡り糸の切断が行
われるとともに、しかも残糸切断装置の作動時期が渡り
糸の切断に伴いスピンドルの回転により尻糸巻部から尻
巻糸が飛散した場合に紡出巻取りに対する影響が少ない
時期に行われ、かつ飛散した糸がただちに除去されるた
め巻取中の糸に飛散した糸が巻付き、光切断を生じると
いう不都合を確実に防止することができるという優れた
効果を秦する。
第1〜8図はこの発明を具体化した一実施例を示すもの
であって第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は回
動部を示す斜視図、第4図はダンパの切換部を示す斜視
図、第5図は係合レバーの取付状態を示す要部断面図、
第6図は回動状態を示す側面図、第7図は作用を示す要
部概略平面図、第8図はタイムチャート図、第9図は従
来の尻糸切断装置の作用を示す一部破断側面図、第10
図は従来装置を示す側面図である。 尻糸巻部4、カッタ体5、スピンドル6、リングレール
7、ガイドレールとしての取付レール18、残糸切1f
Ji装@19、切断刃23、係合ピン24、清掃体32
、係合レバー33、残糸吸引用バイブ43、ダンパ44
、近接スイッチpsi、pS2、リミットスイッチLS
。
であって第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は回
動部を示す斜視図、第4図はダンパの切換部を示す斜視
図、第5図は係合レバーの取付状態を示す要部断面図、
第6図は回動状態を示す側面図、第7図は作用を示す要
部概略平面図、第8図はタイムチャート図、第9図は従
来の尻糸切断装置の作用を示す一部破断側面図、第10
図は従来装置を示す側面図である。 尻糸巻部4、カッタ体5、スピンドル6、リングレール
7、ガイドレールとしての取付レール18、残糸切1f
Ji装@19、切断刃23、係合ピン24、清掃体32
、係合レバー33、残糸吸引用バイブ43、ダンパ44
、近接スイッチpsi、pS2、リミットスイッチLS
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、機台側面に吊下した清掃用パイプを備え、機台に沿
って架設されたレール上を走行する清掃体が装備される
とともに、一直線上に列設された各スピンドル下部に尻
糸巻部を設けたリング精紡機、リング撚糸機等の紡機に
おいて、前記スピンドル列に沿って配設されたガイドレ
ールに沿って走行可能に設けた本体に対し、該本体の走
行時に、前記尻糸巻部から管糸の糸巻始め位置との間に
形成された渡り糸に接触可能な位置に切断刃を取付けた
残糸切断装置に係合部を設け、前記清掃体には所定の残
糸処理時に前記残糸切断装置の係合部と係合可能な係合
部材を設けることにより、該清掃体が前記残糸切断装置
と係合して走行することを特徴とする紡機におけるスピ
ンドル残糸処理装置。 2、前記清掃用パイプは吹気パイプである特許請求の範
囲第1項に記載の紡機におけるスピンドル残糸処理装置
。 3、前記清掃用パイプは吸気パイプである特許請求の範
囲第1項に記載の紡機におけるスピンドル残糸処理装置
。 4、前記清掃体は吹気パイプと吸引パイプの両方を備え
いてる特許請求の範囲第1項に記載の紡機におけるスピ
ンドル残糸処理装置。 5、前記清掃体が少なくとも前記残糸切断装置と係合し
て走行する時に作用する吹気パイプの吹気口を前記尻糸
巻部と対応する位置に設けた特許請求の範囲第2項又は
第4項に記載の紡機におけるスピンドル残糸処理装置。 6、前記清掃体が少なくとも前記残糸切断装置と係合し
て走行する時に作用する吸気パイプの吸気口を前記尻糸
巻部と対応する位置に設けた特許請求の範囲第3項又は
第4項に記載の紡機におけるスピンドル残糸処理装置。 7、前記吸引パイプには床面吸引用と残糸吸引用との2
系統の吸引パイプが設けられ、清掃体が前記残糸切断装
置と係合して走行する時には残糸吸引用の吸引パイプの
みが吸引動作を行う特許請求の範囲第6項に記載の紡機
におけるスピンドル残糸処理装置。 8、前記残糸切断装置の係合部は上部に突設された係合
ピンであり、前記清掃体の係合部材は清掃パイプに対し
て水平方向に延びる状態に配設した係合レバーであり、
かつ過負荷がかかった際に前記係合ピン、係合レバーの
少なくとも一方が退避可能であり、かつ前記ガイドレー
ルの一端には前記残糸切断装置が載置された状態で前記
係合ピンが前記係合レバーと係合可能な作動位置と係合
不能な待機位置とに回動可能な回動部が接続されている
特許請求の範囲第1項に記載の紡機におけるスピンドル
残糸処理装置。 9、前記残糸切断装置の係合部は鉄等の磁性体により形
成された被吸着部であり、前記清掃体の係合部材は該被
吸着部と対応する位置に配設された電磁石である特許請
求の範囲第1項に記載の紡機におけるスピンドル残糸処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14298484A JPS6119824A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 紡機におけるスピンドル残糸処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14298484A JPS6119824A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 紡機におけるスピンドル残糸処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119824A true JPS6119824A (ja) | 1986-01-28 |
JPH054450B2 JPH054450B2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=15328221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14298484A Granted JPS6119824A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 紡機におけるスピンドル残糸処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032726A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 変速装置、及びこれを備える自動二輪車 |
JP2022500331A (ja) * | 2018-09-15 | 2022-01-04 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG | 少なくとも1つの糸パッケージを押し出すための方法および装置 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP14298484A patent/JPS6119824A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032726A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 変速装置、及びこれを備える自動二輪車 |
JP2022500331A (ja) * | 2018-09-15 | 2022-01-04 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトOerlikon Textile GmbH & Co. KG | 少なくとも1つの糸パッケージを押し出すための方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054450B2 (ja) | 1993-01-20 |
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