JPS62162023A - ポツト式紡機における糸端処理方法 - Google Patents

ポツト式紡機における糸端処理方法

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JPS62162023A
JPS62162023A JP29944785A JP29944785A JPS62162023A JP S62162023 A JPS62162023 A JP S62162023A JP 29944785 A JP29944785 A JP 29944785A JP 29944785 A JP29944785 A JP 29944785A JP S62162023 A JPS62162023 A JP S62162023A
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yarn
pot
guide tube
tube
bobbin
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Akiji Anahara
穴原 明司
Shigeru Muramatsu
茂 村松
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/08Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously cup, pot or disc type, in which annular masses of yarn are formed by centrifugal action

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〈産業上の利用分野) この発明は回転ポット内をその軸心に沿って往復動する
導糸管の一端から送り出される糸を回転ポット内に巻取
るポット式紡機における糸端処理方法に関するものであ
る。
(従来の技術) この種のポット式紡機においては第15図に示すように
、ポット71の内壁に所定最巻取られた巻取糸72をボ
ビン73に巻返す際、ボビン73を装着した導糸管74
を巻取運転時における往復動位置より下方、すなわちボ
ビン73の下部がポット71の凹部71a内に進入する
位置まで下降移動させ、導糸管74から巻取糸72に連
なる糸75がボビン73の下端に設けられた切欠部(図
示せず)に引掛かることにより巻取糸72のボごン73
への巻返しが開始される。ところが、このようにボビン
73の下端外周に切欠部が設けられていると、紡出中に
導糸管74先端から巻取糸72に繋る糸75が切欠部に
引掛りボビン73に巻付き、ポット内糸が導糸管外周に
巻付きこれを取り除く必要があった。
この導糸管巻付きを防止するため、特公昭29−117
8号公報には第16図に示すように、ポット71の底部
に鍔77の上辺に切欠き77aを設けた副ポット76を
挿入し、紡出時には導糸管74をn1ボツト76の上方
°において上下に往復移動させてポット71内への糸の
巻取を行う装置が提案されている。この装置では所定量
の糸の巻取が完了した後、導糸管74をその下端が副ポ
ット76の鍔77より下方に達するまで移動させ、副ポ
ット76の内側に糸を巻取った後ドラフトパ−トを停止
して糸の送り出しを停止し、導糸管74をポット71外
へ移動させる。次いでボビン73を第16図に鎖線で示
すように副ポット76の上面まで挿入することにより、
ポット71内に巻取られた糸がボビン73に巻返される
。ところが、この装置においては副ボット76の鍔77
より上部のポット71内面に巻かれた糸はボビン73に
正しく巻取られるが、副ポット76の鍔77より下方に
巻かれた糸はボビンに正しく巻取られずにボビンの端部
に糸が絡んだ状態になったり糸が切れてポット内に残る
。ボビンの端に絡んだ状態の糸は次工程で巻返す際に障
害になり、また糸切れしてポット内に残った糸はポット
71の回転を停止し、副ポット76を取外して除去しな
ければならないという不都合がある。
又、特公昭31−2383号公報には前記紡出中におけ
るボビン73に対する巻取糸の巻戻しを防止するため、
第17図(a)、(b)に示すように巻取管78(ボビ
ン)の下端内側に引掛爪78aを複数個設け、該巻取管
78が装着される支持管79の内側に導糸管74を摺動
可能に嵌挿し、紡出運転中には第17図<a >に示す
ように導糸管74が巻取管78の下端より突出した位置
に保持された状態で上下動することによりポット内面へ
の糸の巻取が行われる装置が提案されている。
この装置においては巻取完了後は支持管79を巻取管7
8と一体的に下降移動させることにより第17図(b 
)に示すように、導糸管74が支持管79内に引込まれ
た状態となり巻取糸に繋がる糸75が引掛爪78aに引
掛かることによりボッ]・の内面に巻取られた糸が巻取
管78に巻返されるようになる。ところが、この装置の
場合には巻取管78の引掛爪78aに引掛った糸が端部
に絡んだ状態で残り、次工程で巻返しのときに障害とな
る不都合がある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は前記紡出中のボビンに対する巻取糸の巻戻し
を防止する従来装置におけるボビン端部に糸端が絡んだ
、状態で残り、次工程での巻返し時に障害となるという
問題点を解決するものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては、少な
くともポット内に巻取られた糸を巻取芯に巻返してポッ
トから取り出す玉揚げ作業の開始時に、導糸管からポッ
ト内面の巻取糸に連なる糸を巻取芯又はその支持筒どポ
ット底面との間で押圧把持するとともにドラフトパート
から導糸管への糸の供給を停止し、その状態で導糸管内
の糸に吸引作用を施すという方法を採用した。
(作用) 従って、この発明の方法においてはポット内に巻取られ
た糸をポットから取出す玉揚げ作業の開始時に、巻取糸
を巻返すためのボビン等の巻取芯又はその支持筒が導糸
管の外側に遊挿された状態でポット底面に圧接される。
これにより導糸管からポット内面の巻取糸に連なる糸が
巻取芯又はその支持筒とポット底面との間で押圧把持さ
れる。
その後ドラフトパートから導糸管への糸の供給が停止さ
れ、その状態で導糸管内の糸に吸引作用が施される。導
糸管からポット内面の巻取糸に連なる糸が巻取芯又はそ
の支持筒とポット底面との間に押圧把持されると、ポッ
ト内面の巻取糸はポットの回転に伴い巻取芯上に巻返さ
れる。又、紡出中の糸が巻取芯又はその支持筒とポット
底面との間で押圧把持された瞬間からドラフトパートか
ら導糸管へ供給される糸には撚がかからなくなり、ドラ
フトパートから導糸管への糸の供給が停止された状態で
は導糸管内には十分撚のかかつていない糸が存在ザる。
この十分撚のかかっていない糸に吸引作用が施されると
、把持点を中心に糸が解撚方向に回転され把持点付近で
切断されて吸引除去される。従って糸端は非常に短い状
態で切断される。
(実施例1) 以下この発明を具体化した一実施例を第1〜10図に従
って説明する。第1図に示すようにドラフトパート1の
下方には支持レール2が配設されている。支持レール2
には前記ドラフトパート1のフロントボトムローラ3a
、フロント1〜ツブ1コーラ3bの下方と対応する位置
に上下方向に延びる状態で支持筒4が固定され、該支持
筒4の下部外周にはボッ1へ5がその底壁6が上になる
状態でベアリング7を介して回転自在に支持されるとと
もに、ボット5と一体的に形成されたプーリー8に接触
する駆動ベル1〜9により高速で回転駆動されるように
なっている。又、ボット5の底壁6には弾性イホ6aが
固着されている。
前記フロントポ1〜ムローラ3a、フロントトップロー
ラ3bの下方近傍には仮撚ノズル10が配設されている
。第2図に示すように仮撚ノズル10の上端にはヤーン
ガイド11が固定され、下部には前記ボット5へ糸Yを
案内するガイド管12が連結されている。前記ボット5
内へ糸Yを案内するとともに、巻返しをし易い状態に糸
Yがボット内面に巻取られるように糸Yを導く導糸管1
3は、前記支持筒4に遊挿されるとともに前記ガイド管
12を晋う状態に配設され、駆動装置(図示しない)に
より上下動される支持アーム14に連結され、第1図に
鎖線で示す位置と実線で示す佼置間を往復運動づるよう
になっている。又、前記ボット5はその外側をブラケッ
ト15に固定されたカバー16により覆われている。
前記フロントポ1〜ムローラ3aの近傍にはニューマチ
ッククリ〜7う17が配設されている。ニューマチック
クリ)7う17には電磁弁18が装備され、該電磁弁1
8の作動により吸気口からの吸気作用が制御されるJ:
うになっている。又、前記仮撚ノズル10へ圧縮空気を
供給するパイプ19にも電磁弁20が装備されている。
ボッ1〜5の下方にはポット5内に巻取られた巻取糸(
ポット内パッケージP1)を取出すための玉揚装置21
が配設されている。第1,5図に示すように上下方向に
延設されたガイド支柱22に対して摺動可能に支持され
るとともに、ビニオン23を介して上下動されるラック
24の一側には支軸25が水平状態に固着されている。
支軸25には支持ブラケット26がその中央部において
回動可能に支持されるとともにねじりバネ27により第
1図の時計方向へ回動(q勢され、第5図に示すように
支持ブラケッ1〜26の一側に固定された規制部材28
の保合溝28aの端部に支@25に突設されたビン25
aが当接することにより、第7図に示り−ようにラック
24ど支持ブラケット26とが直交する状態に保持され
るようになっている。
支持ブラケット26の一端にはボビン支持筒29がその
取付軸部29aが支持ブラケット26に対して直交する
状態で摺動可能に嵌挿され、取付軸?W129 aの突
出端に固定されたストップリング29cと、ボビン支持
筒29と支持ブラケット26との間に介装されたばね3
1とにより上方へ付勢された状態に支持されている。ボ
ビン支持筒29の先端には押圧部材30がベアリング3
0aを介して回転自在に支持されている。押圧部材30
の内面は摩擦抵抗が大きくなるように処理されている。
前記ボビン支持筒29の取付軸部29aには吸引孔29
1)が形成されるとともに、吸気源〈図示しない)に連
通ずるとともに途中に電磁弁32を備えたフレキシブル
チューブ33に連結されている。前記支軸25を中心に
してボビン支持筒29の取付側と反対側には、支持ブラ
ケット26の下面に当接し支持ブラケット26を傾動さ
せるス1−ツバ34が所定位置に固設されている。又、
ストッパ34の上方には前記ラック24と一体的に移動
する支軸25の上限位置を設定するとともに支軸25が
上限位置に達したことを検知して検知信号を発するスイ
ッチ35が配設されている。
次に前記のよ−うに構成された装置の作用を説明する。
紡出開始時にはニューマチッククリャラ17の吸気が停
止され、仮撚ノズル10へ圧縮空気が供給され、かつ駆
動ベルト9によりポット5が高速回転駆動されている状
態でトラフミルパート1からフリースFが送り出される
。仮撚ノズル10に供給される圧縮空気は仮撚ノズル1
0内で旋回流となり、ガイド管12、導糸@13を通っ
てボット5内に排出され、この圧縮空気の流れによりヤ
ーンガイド11部には吸引気流が発生する。従って、フ
ロントボトムローラ3aとフロントトップローラ3bと
により送り出されるフリースFは、ヤーンガイド11の
吸引気流によりヤーンガイド11を通って仮撚ノズル1
0内に送り込まれ、仮撚ノズル10の旋回気流により撚
がか()られた状態でガイド管12、導糸管13を通っ
てポット5内に送り出される。ポット5内に出た糸端は
気流によりポット5の内壁面に接触し、接触するやいな
やポット5と連れ回りして糸Y自身の遠心力によりポッ
ト5の内壁に押付けられる。そして、フロントボトムロ
ーラ3a、フロントトップローラ3bより送り出される
フリースFはポット5の高速回転により実撚がかかり、
糸Yとしてポット5の内面に巻取られる。フリースFに
対してポット5の回転による実撚がかけられる状態にな
った後、電磁弁20が閉じて仮撚ノズル1oへの圧縮空
気の供給が停止されるのどほぼ同時に、電磁弁18が開
いてニューマチッククリャラ17の吸気が開始され、フ
ロントボトムローラ3aの回りの清浄化が行われ通常の
紡出状態となる。導糸管13はポット5の底壁6を貫通
した状態で上下動されるので、導糸管13の下端からポ
ット5内に送り出される糸Yはポット5の内壁に形削れ
のないポット内パッケージP1を形成する。
紡出が継続されポット5の内壁に糸Yが所定団巻取られ
ポット内パッケージP1が形成されると、ビニオン23
が駆動されてラック24が上動されるとともに支軸25
が上昇移動する。支軸25の上昇移動に伴い支持ブラケ
ット26はねじりばね27の弾性により支軸25を中心
に第1図の時計方向に回動され、ストッパ34による規
制が解除された位置で第7図に示すようにボビン支持筒
29の軸心と導糸管13の軸心とが一致する状態に保持
される。この状態から支持ブラケット26がさらに上動
され、ボビン支持筒29の上端に取付けられた押圧部材
30がポット5の底壁6の弾性体6aに押圧される位置
まで上動した時点でスイッチ35の検知信号によりピニ
オン23の駆動が停止され、支持ブラケット26はその
位置に停止保持される。押圧部材30が前記弾性体6a
と当接した後、支持ブラケット26すなわちボビン支持
筒29の上動が停止する間の両者の運動量の差はばね3
1により吸収される。又、押圧部材30は弾性体6aに
押圧された状態でポット5と一体的に回転するのでボビ
ン支持筒29に無理な力が加わることはない。
紡出中の糸Yすなわち導糸管13の先端からポット内パ
ッケージP1に繋がる糸Yがポット5底壁6の弾性体6
aとボビン支持筒29の押圧部材30間に把持されるこ
とにより、ボット内に形成されたポット内パッケー・ジ
P1がポット5の回転によりボビン支持筒29に嵌挿さ
れたボビンT上に巻返される。紡出中の糸Yが弾性体6
aと押圧部材30間に把持された瞬間から、フロントボ
トムローラ3a、フロントトップローラ3bから送り出
されるフリースFには撚がかからなくなり、又、前記ス
イッチ35の信号に伴い電磁弁32が開放されて吸引孔
29bを介して導糸管13に対する吸引作用が開始され
るが、その吸引作用は仮撚ノズル10の入口付近では弱
いため、フロン!・ボトムローラ3a、フロントトップ
ローラ3bにより送り出されるフリースFはニューマチ
ツククリャラ17に吸引される。又、弾性体6aと押圧
部材30とに把持された部分から導糸管13、ヤーンガ
イド11を軽で、フロントボトムローラ3a1フロント
トツプローラ3bのニップ点まで存在する十分撚のかか
っていない糸は、ボビン支持筒29の吸引孔29bから
の吸引作用によりフレキシブルチューブ33を通って除
去される。すなわち、前記十分に撚のかかっていない糸
は第8図に示すように、一端が弾性体6aと押圧部材3
0により把持され細端が吸引孔29b内へ吸引されるこ
とににす、把持点を中心に糸Yが回転される。
この回転方向は糸Yを解撚づる方向のため把持点付近で
糸Yが容易に切断され、フレキシブルチューブ33を経
て吸引除去される。
スイッチ35からの信号により上昇が停止された後、予
め設定されたポット内パッケージP1の巻返し完了時間
が経過し、ボビンT上に巻返しパッケージP2が形成さ
れた後、ビニΔン23が逆転駆動されてラック24とと
もに支持プラク゛ツ1−26が下降を開始する。支持ブ
ラケット26の下降によりスイッチ35がオフどなり、
その信号により電磁弁32が閉じてフレキシブルチュー
ブ33からの吸引が停止される。支持ブラケット26の
下降途中において支持ブラケット26の一端がストッパ
34と係合し、イの状態からさらにラック24とともに
支軸25が下降移動することにより支持ブラケット26
は第9図の反時計方向に回動され、ビニ副ン23の駆動
が停止して支持ブラケット26の下降が終了した時点で
は、第10図に示すようにボビン支持筒29がポット5
の回転軸線に対して傾斜し、巻返しパッケージP2の取
出し及びボビンTの装着が容易な状態に保持される。こ
の状態で人手あるいは自動機により巻返しパッケージP
2が形成されたボビンTがボビン支持筒29から抜取ら
れるとともに空のボビンTを装着する作業が行われる。
一方、支持ブラケット26が下降しポット5内から巻返
しパッケージP2が取出された時点でパイプ19に装備
された電磁弁20が開き、仮撚ノズル10に圧縮空気が
供給されるとともに電磁弁18が閉じてニューマチツク
クリャラ17による吸気が停止される。これによりフロ
ントボトムローラ3a、フロントトップローラ3bから
送り出されるフリースFが仮撚ノズル10に吸引され、
前記と同様にしてポット5の内壁に達し、紡出が再び開
始される。
(実施例2) 次にこの発明を具体化した第2の実施例を第11.12
図に従って説明する。この実施例の装置は玉揚装置21
の構成が前記実施例の装置と異なっている。フレーム3
6上に垂直状態で突設された軸37に対して、ベアリン
グ38を介してエアシリンダ3つがその下端において回
転自在に支持されている。エアシリンダ39はその下端
外周に歯I[40が膨出形成されるとともに、ウオーム
41により駆動されるウオームホイール42を介して回
動されるようになっている。エアシリンダ39のピスト
ンロッド43の先端には支持ブラケット44が固定され
、該支持ブラケット44には対称位置に一対のボビン支
持筒29が前記実施例と同様にばね31により上方へ押
圧付勢された状態に取付けられている。両ボビン支持筒
29の取付軸部29aには電磁弁32を備えたフレキシ
ブルチューブ33が連結されている。又、支持ブラケッ
ト44にはエアシリンダ39の上部外周に突設されたガ
イドブラケット45のガイド孔に挿通され、ピストンロ
ッド43の往復移動時における支持ブラケット44の回
り止めを兼ねたガイドロツー1フー ド46が、ピストンロッド43と平行に延びる状態に固
定されている。
従って、この装置においてはエアシリンダ39の作動に
よりピストンロッド43が突出すると、ボビンTが装着
されたボビン支持筒29はその先端に支持された押圧部
材30が弾性体6aに圧接される位置まで上動され、前
記と同様にして糸の巻返しが行われる。ボビンT上に巻
返しパッケージP2が形成された後ビス1〜ンロツド4
3が引込まれることにより、巻返しパッケージP2がポ
ット5内から取出される。この状態でウオーム41が駆
動されることによりウオームホイール42を介して歯車
40とともにエアシリンダ39が軸37を中心に180
度回動され、第12図に示すように空のボビンTが装着
されたボビン支持筒29がポット5の回転軸心と対応す
る位置に配置されるとともに、巻返しパッケージP2が
装着されたボビン支持筒29は巻返しパッケージP2の
取出し時にポット5が支障とならない位置に配置される
なお、この発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、第13図に示すようにボビン支持筒29を
巻取芯として使用し、巻返しパッケージP2を直接ボビ
ン支持筒29上に形成し、機台に沿って移動する巻取機
47により巻取機47に装備されたボビンT上にパッケ
ージP3として巻戻し、ポット5内からのポット内パッ
ケージP1の取出しにボビンTを使用しないようにして
もよい。又、ボビン支持筒29の上部に押圧部材30を
取付ける代わりに玉揚げ開始時にのみボビン支持筒29
の先端を弾性体6aに圧接し、導糸管13内に残存する
糸が吸引除去された後はボビン支持筒29を弾性体6a
から離間する位置まで下降移動させその状態において巻
返しを行うようにしてもよい。又、ボビン支持筒29を
ボッ1〜5の底壁6に当接させる代りに第14図に示す
ように、支持筒4の下端をポット5の底壁6と同じ位置
まで延設するとともに7ラン9部4aを設け、ボビン支
持筒29の先端にはゴム等の弾性体29dを固着し、ポ
ット内パッケージP1を巻戻す際にボビン支持筒29の
先端を支持筒4の下端フランジ部4aに押圧することに
よりポット内パッケージP1に運なる糸Yを把持するよ
うにしてもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によればポット内面に巻
取られたポット内パッケージを巻返して巻返しパッケー
ジを形成する際、導糸管に繋がる糸端が確実に短く切断
されるため、次工程で巻返しパッケージを解舒するとき
解舒される糸に糸端が絡むことがなく巻返しを容易に行
うことができるとともに、切断された糸を確実にポット
外に吸引除去することができ次の紡出に支障をきたさな
いという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1〜10図はこの発明を具体化した第1の実施例を示
すものであって、第1図は一部破断正面図、第2図は仮
撚ノズルの縦断面図、第3図は第2図のA−A線断面図
、第4図はボビン支持筒の先端部を示す断面図、第5図
は第7図のB−B線拡大断面図、第6図は第5図のC−
C線拡大断面図、第7〜10図は玉揚げ作業時の作用を
示す要部正断面図、第11.12図は第2の実施例を示
す一部破断正面図、第13.14図は別個を示す一部破
断要部正面図、第15図は従来装置の縦断面図、第16
図は別の従来装置の要部縦断面図、第17図(a)、(
b)は他の従来装置の要部断面図である。 ドラフトパート1、ポット5、弾性体6a、仮撚ノズル
10.導糸管13、ニューマチツククリャラ17、玉揚
装置21、ボビン支持筒29、吸引孔29b1フレキシ
ブルチユーブ33、糸Y1ボビンT1ボット内パッケー
ジP1、巻返しパッケージP2゜ 特許出願人  株式会社 豊田自動*i製作所代 理 
人  弁理士  恩1)博宣 昧 法 第16図 11−7図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転ポット内をその軸心に沿って往復動する導糸管
    の一端から送り出される糸を回転ポット内に巻取るポッ
    ト式紡機において、少なくともポット内に巻取られた糸
    を巻取芯に巻返してポットから取り出す玉揚作業の開始
    時に、前記導糸管からポット内面の巻取糸に連なる糸を
    巻取芯又はその支持筒とポット底面との間で押圧把持す
    るとともに、ドラフトパートから導糸管への糸の供給を
    停止し、その状態で導糸管内の糸に吸引作用を施すポッ
    ト式紡機における糸端処理方法。 2、前記導糸管内の糸に対する吸引作用は、前記巻取芯
    の支持筒に設けられた吸引孔の吸引気流により行われる
    特許請求の範囲第1項に記載のポット式紡機における糸
    端処理方法。
JP29944785A 1985-12-28 1985-12-28 ポツト式紡機における糸端処理方法 Expired - Lifetime JPH0699847B2 (ja)

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EP0947618A3 (de) * 1998-04-03 2000-10-25 Zinser Textilmaschinen GmbH Verfahren zum Herstellen eines Garnes und Spinnmaschine hierfür
JP2020041232A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5613355A (en) * 1994-07-29 1997-03-25 Schlafhorst Ag & Co. Method for rewinding a spinning cake in a pot spinning apparatus
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JPH0699847B2 (ja) 1994-12-07

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