JPS61194275A - 撥水性を有する制電ポリエステル織編物 - Google Patents
撥水性を有する制電ポリエステル織編物Info
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- JPS61194275A JPS61194275A JP60034583A JP3458385A JPS61194275A JP S61194275 A JPS61194275 A JP S61194275A JP 60034583 A JP60034583 A JP 60034583A JP 3458385 A JP3458385 A JP 3458385A JP S61194275 A JPS61194275 A JP S61194275A
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- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/21—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/263—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
- D06M15/277—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof containing fluorine
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- Y10T442/20—Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
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- Y10T442/2164—Coating or impregnation specified as water repellent
- Y10T442/2172—Also specified as oil repellent
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１） 産業上の利用分野
本発明は、耐久性のある制電性と撥水性をあわせもつ撥
水性を有する制電ポリエステル織編物に関する。
水性を有する制電ポリエステル織編物に関する。
（２）従来技術
合成繊維織編物に制電性を付与する試みは古（かも行な
われており、例えば帯電防止効果のある親水性型合本の
皮膜を繊維表面に形成させるものとしてＵＳＰ２６９４
６８８号があり、親水性上ツマ−を繊維表面で重合させ
る方法を開示するものとＬ℃特公昭５９−３４８１８４
などがある。
われており、例えば帯電防止効果のある親水性型合本の
皮膜を繊維表面に形成させるものとしてＵＳＰ２６９４
６８８号があり、親水性上ツマ−を繊維表面で重合させ
る方法を開示するものとＬ℃特公昭５９−３４８１８４
などがある。
一方、撥水性を付与するために、繊維表面にフッ素系重
合体を被覆させる方法はよく知られている。
合体を被覆させる方法はよく知られている。
具体的には、含フッ素重合体の溶剤溶液又は水系エマル
ジョンを織編物に付与し、乾燥後必要に応じて加熱処理
することＫより繊維の表面に含フッ素系重合本の皮膜を
形成させる方法が一般的である。近年、この両者の機能
を合せもつ織編物を得るため該フッ素系重合本に加えて
帯電防止剤が併用されることが多い。
ジョンを織編物に付与し、乾燥後必要に応じて加熱処理
することＫより繊維の表面に含フッ素系重合本の皮膜を
形成させる方法が一般的である。近年、この両者の機能
を合せもつ織編物を得るため該フッ素系重合本に加えて
帯電防止剤が併用されることが多い。
しかし、一般に帯電防止剤は親水性の性質が強いために
、撥水性の機能とは矛盾し、この両者を両立させること
は難しく、一時的に撥水性と制電性の機能を合せ持つこ
とがあっても、洗たくあるいはドライクリーニングをす
ることにより、制電性能あるいは撥水・制電性能共に消
失してしまうのが通常の撥水・制電加工品のレベルであ
る。
、撥水性の機能とは矛盾し、この両者を両立させること
は難しく、一時的に撥水性と制電性の機能を合せ持つこ
とがあっても、洗たくあるいはドライクリーニングをす
ることにより、制電性能あるいは撥水・制電性能共に消
失してしまうのが通常の撥水・制電加工品のレベルであ
る。
（３） 発明の目的
本発明の目的は従来のかかる問題を解消し、洗た（耐久
性のある撥水性を有する訓電ポリエステル織編物を提供
することにある。
性のある撥水性を有する訓電ポリエステル織編物を提供
することにある。
（４） 発明の構成
本発明は、ポリエステルを主成分とし、制電剤をブレン
ドした改質ポリエステル繊維により織編成された織編物
の少くとも表面がフッ素系撥水・撥油処理剤で被覆され
ていることを特徴とする撥水性を有する訓電ポリエステ
ル織編物にある。
ドした改質ポリエステル繊維により織編成された織編物
の少くとも表面がフッ素系撥水・撥油処理剤で被覆され
ていることを特徴とする撥水性を有する訓電ポリエステ
ル織編物にある。
本発明に使用する改質ポリエステル繊維の製造例につい
て説明する。
て説明する。
改質ポリエステル繊維の基本となるポリエステルとして
はポリフルキレンテレフタレート、ポリフルキシンナフ
タレート等が挙げられるが、中でも前者のテレフタル酸
を主たる酸成分とし、炭素数２〜６のフルキレングリコ
ール成分、即ちエチレングリコール、°トリメチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレン
グリフール及びヘキサメチレングリコールから選ばれた
少なくとも一種のグリコールを主たるグリコール成分と
するポリエステルを対象とする。かかるポリエステルは
任意の方法で製造されたものでよく、例えばポリエチレ
ンテレフタレートについて説明すれば、テレフタル酸と
エチレングリフールとを直接エステル化反応させるか、
テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキ
ルエステルとエチレンクリコールとをエステル交換反応
させるか、又はテレフタル酸とエチレンオキサイドとを
反応させるか５℃、テレフタル酸のグリコールエステル
及び／又はその低重合体を生成させ、次いでこの生成物
を減圧下加熱し℃所望の重合度になるまで重縮合反応さ
せろことによっ℃容易に製造される。− なお、このポリエステルはそのテン７タル醸成分の一部
を他の二官能性カルボン酸成分で置きかえてもよい。か
かるカルボン酸としては、例えばイソフタル酸、フタル
酸、ジブロモテレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸。
はポリフルキレンテレフタレート、ポリフルキシンナフ
タレート等が挙げられるが、中でも前者のテレフタル酸
を主たる酸成分とし、炭素数２〜６のフルキレングリコ
ール成分、即ちエチレングリコール、°トリメチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレン
グリフール及びヘキサメチレングリコールから選ばれた
少なくとも一種のグリコールを主たるグリコール成分と
するポリエステルを対象とする。かかるポリエステルは
任意の方法で製造されたものでよく、例えばポリエチレ
ンテレフタレートについて説明すれば、テレフタル酸と
エチレングリフールとを直接エステル化反応させるか、
テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキ
ルエステルとエチレンクリコールとをエステル交換反応
させるか、又はテレフタル酸とエチレンオキサイドとを
反応させるか５℃、テレフタル酸のグリコールエステル
及び／又はその低重合体を生成させ、次いでこの生成物
を減圧下加熱し℃所望の重合度になるまで重縮合反応さ
せろことによっ℃容易に製造される。− なお、このポリエステルはそのテン７タル醸成分の一部
を他の二官能性カルボン酸成分で置きかえてもよい。か
かるカルボン酸としては、例えばイソフタル酸、フタル
酸、ジブロモテレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸。
ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、β−オキシエトキシ安息香酸、ｐ−オキシ安息香
酸の如き二官能性芳香族カルボン酸、セバシン酸、７ジ
ピン酸、蓚酸の如き二官能性脂肪族カルボン酸、１．４
−シクロヘキサンジカルボン酸り如き二官能性脂環族カ
ルボン酸等をあげることができる。
ン酸、β−オキシエトキシ安息香酸、ｐ−オキシ安息香
酸の如き二官能性芳香族カルボン酸、セバシン酸、７ジ
ピン酸、蓚酸の如き二官能性脂肪族カルボン酸、１．４
−シクロヘキサンジカルボン酸り如き二官能性脂環族カ
ルボン酸等をあげることができる。
また上記グリコール成分の一部を他のグリコール成分で
置きかえてもよく、かかるグリコール成分としては例え
ばシクロヘキサン−１，４−ジメタツール、ネオベンチ
ノｂｆリコール、ビスフェノールＡ、 ビスフェノー
ルＳ。
置きかえてもよく、かかるグリコール成分としては例え
ばシクロヘキサン−１，４−ジメタツール、ネオベンチ
ノｂｆリコール、ビスフェノールＡ、 ビスフェノー
ルＳ。
２．２−ビス〔３，５−ジブロモ−４−（２−ハイドロ
キシエトキシ）フェニル〕プロパンの如き脂肪族、脂環
族、芳香族のジオール化合物か挙げられる。更に上述の
ポリニスデルに必要に応じて他のポリマーを少量ブレン
ド溶融したものも本発明で言う単一成分の範ちゅうに包
含される。
キシエトキシ）フェニル〕プロパンの如き脂肪族、脂環
族、芳香族のジオール化合物か挙げられる。更に上述の
ポリニスデルに必要に応じて他のポリマーを少量ブレン
ド溶融したものも本発明で言う単一成分の範ちゅうに包
含される。
以上に述べたポリエステルに制電剤とし℃ポリオキシフ
ル千レンゲリコール及びイオン性帯電防止剤を添加配合
せしめたポリエステルが本発明で使用し得るものとして
例示される。
ル千レンゲリコール及びイオン性帯電防止剤を添加配合
せしめたポリエステルが本発明で使用し得るものとして
例示される。
上記ポリオキシアルキレングリコールは前述したポリエ
ステルと実質的に反応性を有しないことが必要である。
ステルと実質的に反応性を有しないことが必要である。
ここで実質的に反応性を有しないとは、ポリエステルと
共重合をしないことを意味する。
共重合をしないことを意味する。
ポリオキシアルキレングリコールがポリエステルと反応
性を有すると、配合時のコントロールが困難になる。
性を有すると、配合時のコントロールが困難になる。
かかるポリオキシアルキレングリコールとし℃は、具体
的には例えば平均分子量６，０００以上、好ましくは１
０．０００以上のポリオキシエチレングリコール、又は
オキシエチレン単位を主（通常５０’％以上）とし、こ
れに例えばオキシプルピレン単位を含むものが好ましく
使用される。
的には例えば平均分子量６，０００以上、好ましくは１
０．０００以上のポリオキシエチレングリコール、又は
オキシエチレン単位を主（通常５０’％以上）とし、こ
れに例えばオキシプルピレン単位を含むものが好ましく
使用される。
また、かかるポリオキシアルキレングリコールの末端は
水酸基であっても、非エステル形成性有機基で封鎖され
ていても、またエーテル結合、エステル結合、カーボネ
ート結合等によって他のエステル形成性有機基と結合し
ていてもよい。なお末端か非エステル形成性有機基で封
鎖されたものＫあっては、ポリオキシアルキレングリコ
ールの平均分子量は８００〜４，０００程度の低いもの
でもよい。
水酸基であっても、非エステル形成性有機基で封鎖され
ていても、またエーテル結合、エステル結合、カーボネ
ート結合等によって他のエステル形成性有機基と結合し
ていてもよい。なお末端か非エステル形成性有機基で封
鎖されたものＫあっては、ポリオキシアルキレングリコ
ールの平均分子量は８００〜４，０００程度の低いもの
でもよい。
かかるポリオキシアルキレングリコールのポリエステル
中の含有量は高々２重量％、好ましくは高々１重量％で
ある。
中の含有量は高々２重量％、好ましくは高々１重量％で
ある。
これに対して、上記ポリオキシアルキレングリコールと
併用されるイオン性帯電防止剤としてはアニオン性帯電
防止剤、カチオン性帯電防止剤或いはこれらの混合物、
例えばポリエチレングリフール、ポリブチレングリフー
ル、ポリアルキル（又は７リールもしくはアルキルアリ
ール）スルホン酸金属塩、ポリフルキル（又は７リール
、もしくはフルキルアリール）アミン、ポリアルキレン
オキサイド付加フルキル（又は７リール、もしくはアル
キル７リール）アミン等が挙げられるかなかでも一８Ｏ
，Ｍを有するアニオン性帯電防止剤のうち特に一般式Ｐ
ＳＯ，Ｍで示されるアルキルアリールまたは７ラルキル
スルホン酸の金属塩が好ましく採用される。ここでＭは
アルカリ金属を示し通常ナトリウム、カリウム、リチウ
ムであり、特にナトリウムが好ましい。
併用されるイオン性帯電防止剤としてはアニオン性帯電
防止剤、カチオン性帯電防止剤或いはこれらの混合物、
例えばポリエチレングリフール、ポリブチレングリフー
ル、ポリアルキル（又は７リールもしくはアルキルアリ
ール）スルホン酸金属塩、ポリフルキル（又は７リール
、もしくはフルキルアリール）アミン、ポリアルキレン
オキサイド付加フルキル（又は７リール、もしくはアル
キル７リール）アミン等が挙げられるかなかでも一８Ｏ
，Ｍを有するアニオン性帯電防止剤のうち特に一般式Ｐ
ＳＯ，Ｍで示されるアルキルアリールまたは７ラルキル
スルホン酸の金属塩が好ましく採用される。ここでＭは
アルカリ金属を示し通常ナトリウム、カリウム、リチウ
ムであり、特にナトリウムが好ましい。
Ｒは炭素数８以上のアルキル基を示す。炭素数７以下の
フルキル基の場合は、ポリエステルとの相溶性がＪＰ−
ＩＰ悪くなる。従って通常はこのＲが炭素数８〜２０の
フルキル基のものが使用され、これらの混合物として使
用されることが多い。
フルキル基の場合は、ポリエステルとの相溶性がＪＰ−
ＩＰ悪くなる。従って通常はこのＲが炭素数８〜２０の
フルキル基のものが使用され、これらの混合物として使
用されることが多い。
かかるアルキルスルホン酸金属塩のポリエステル中の含
有量は高々１．０重量％、好ましくは高々０．５重量％
である。
有量は高々１．０重量％、好ましくは高々０．５重量％
である。
以上のことからポリオキシフルキレングリコールとイオ
ン性帯電防止剤の含有量は繊維物性を考慮すると高々３
重量％好ましくは１．５重量％、特に好ましくは１．２
重量％添加分散されるがその際両者の割合（重量）は前
者は５０〜９０重量％を占めるようにするのか好ましい
。また下限としては少くとも０．２重量−程度であり、
これを下回ると両者の使用割合を如何に変えても、或い
は次に述べる繊維の中空率を如何に変えても目的とする
制電効果を期待することはできない。本発明に用いる改
質ポリエステル繊維は、繊維方向に連続した中空部を有
したものを用いることが好ましい。そして該中空部の中
空率は高々１５ｅｓ％に４％以下にあることが好ましい
。
ン性帯電防止剤の含有量は繊維物性を考慮すると高々３
重量％好ましくは１．５重量％、特に好ましくは１．２
重量％添加分散されるがその際両者の割合（重量）は前
者は５０〜９０重量％を占めるようにするのか好ましい
。また下限としては少くとも０．２重量−程度であり、
これを下回ると両者の使用割合を如何に変えても、或い
は次に述べる繊維の中空率を如何に変えても目的とする
制電効果を期待することはできない。本発明に用いる改
質ポリエステル繊維は、繊維方向に連続した中空部を有
したものを用いることが好ましい。そして該中空部の中
空率は高々１５ｅｓ％に４％以下にあることが好ましい
。
中空率が１５チを越えると後記実施例におい ′て示
すように単繊維自身フイズリル状に分割し易くなり、ｏ
Ｉ雑の機械的性能が著しく損傷される。かかる中空部を
有する繊維の形態は繊維方向に連続したポリマー膚が存
在すればその外形及び中空部の形状は如何なるものでも
よい。例えば繊維の外形及び中空部の形状が丸形である
もの、外形の各辺が内に凸なる多角形状で中空部が円形
の繊維、あるいは外形が円状で中空部が多角形状のもの
、外形。
すように単繊維自身フイズリル状に分割し易くなり、ｏ
Ｉ雑の機械的性能が著しく損傷される。かかる中空部を
有する繊維の形態は繊維方向に連続したポリマー膚が存
在すればその外形及び中空部の形状は如何なるものでも
よい。例えば繊維の外形及び中空部の形状が丸形である
もの、外形の各辺が内に凸なる多角形状で中空部が円形
の繊維、あるいは外形が円状で中空部が多角形状のもの
、外形。
中空部共に異形のもの、中空部が２〜４と複数個有する
ものなどが例示される。
ものなどが例示される。
又、本発明において″繊維”なる飴はフィラメント糸、
短繊維、或いはこれらの糸条物の撚糸、加工糸、紡績糸
などを意味する。
短繊維、或いはこれらの糸条物の撚糸、加工糸、紡績糸
などを意味する。
次に、本発明で用いるフッ素系撥水・撥油剤と１℃は、
フルオロアルキル基を含有するもの、たとえば下記一般
式で表わされる反応性重合体を好適な例とし℃あげるこ
とができる。
フルオロアルキル基を含有するもの、たとえば下記一般
式で表わされる反応性重合体を好適な例とし℃あげるこ
とができる。
１ ｎ：１０〜２００までの整数 ｊかかる化
合物は１種または２種以上の化合物からなる重合体また
は共重合体、上記以外の重合性化合物たとえばアクリル
酸、メタクリル酸、スチレン、塩化ビニルなどのビニル
系化合物との共重合体、あるいはアクリル系化合物、酢
酸ビニル系化合物、メラミン系化合物などをブレンドし
たものを含んでいてもかまわない。
合物は１種または２種以上の化合物からなる重合体また
は共重合体、上記以外の重合性化合物たとえばアクリル
酸、メタクリル酸、スチレン、塩化ビニルなどのビニル
系化合物との共重合体、あるいはアクリル系化合物、酢
酸ビニル系化合物、メラミン系化合物などをブレンドし
たものを含んでいてもかまわない。
また、撥水効果の耐久性を高める目的でこれらのフッ素
系撥水撥油剤Ｋ で示される多官能アジリジン化合物を併用し又もかまわ
ない。具体的には、下記のものが例示される。
系撥水撥油剤Ｋ で示される多官能アジリジン化合物を併用し又もかまわ
ない。具体的には、下記のものが例示される。
又、前記のフッ素系撥水・撥油剤の付与方法としては、
パッド法、コーティング法、スプレー法などいづれの方
法も採用しうる。これらの７ツ素系撥水・撥油剤を織編
物に付与した後に、乾燥し、温度１００℃以上で熱処理
するが、好ましくは温度１５０〜１９０１１１：で３０
秒〜３分間行５゜ 該フッ素系撥水・撥油剤の量としては有効成分で被処理
織編物に対して０．５〜２．０％ｏｗｆが望ましく例示
される。
パッド法、コーティング法、スプレー法などいづれの方
法も採用しうる。これらの７ツ素系撥水・撥油剤を織編
物に付与した後に、乾燥し、温度１００℃以上で熱処理
するが、好ましくは温度１５０〜１９０１１１：で３０
秒〜３分間行５゜ 該フッ素系撥水・撥油剤の量としては有効成分で被処理
織編物に対して０．５〜２．０％ｏｗｆが望ましく例示
される。
（５） 発明の作用
本発明の織編物は、従来のように制電剤と撥水剤とを用
いて処理をし、それにより制電剤と撥水剤とを混在させ
て、その両者の性能を得たものではな（、制電剤が繊維
内部（ブレンドされているために、耐久性ある制電効果
が得られ、また制電剤としてのフッ素系撥水・撥油剤を
織編物表面に被覆するように分布させることＫよりフッ
素系撥水・撥油剤が、親水性の制電剤の影響を受けるこ
とな（その効果を発揮し得るものである。特に、改質ポ
リエステル繊維として繊維断面に連続する中空部を有し
、制電剤としてポリオキシフルキレングリコールおよび
イオン性帯電防止剤とを併用したものでは、該イオン性
帯電防止剤がほぼ均一に分散するが、ポリオキシアルキ
レングリコール成分の大半が中辛部周辺に凝集してくる
一種のグリ−ドアウドによって説明される特異な分布状
態を示し、これ罠よりイオン性帯電防止剤の量を減少さ
せても優れた制電性能を有するが、このような中空部を
有する改質ポリエステル繊維に＃１水剤を付与すること
により制電性能と、撥水性能との両機能を無理なく得る
ことができる。
いて処理をし、それにより制電剤と撥水剤とを混在させ
て、その両者の性能を得たものではな（、制電剤が繊維
内部（ブレンドされているために、耐久性ある制電効果
が得られ、また制電剤としてのフッ素系撥水・撥油剤を
織編物表面に被覆するように分布させることＫよりフッ
素系撥水・撥油剤が、親水性の制電剤の影響を受けるこ
とな（その効果を発揮し得るものである。特に、改質ポ
リエステル繊維として繊維断面に連続する中空部を有し
、制電剤としてポリオキシフルキレングリコールおよび
イオン性帯電防止剤とを併用したものでは、該イオン性
帯電防止剤がほぼ均一に分散するが、ポリオキシアルキ
レングリコール成分の大半が中辛部周辺に凝集してくる
一種のグリ−ドアウドによって説明される特異な分布状
態を示し、これ罠よりイオン性帯電防止剤の量を減少さ
せても優れた制電性能を有するが、このような中空部を
有する改質ポリエステル繊維に＃１水剤を付与すること
により制電性能と、撥水性能との両機能を無理なく得る
ことができる。
さらに、該制電性能は、前記のような改質ポリエステル
繊維を用いることにより耐久性を維持できるものである
が、前記の多官能アジリジン化合物、又は／およびメラ
ミン誘導体化合物と、該フッ素系撥水・撥油剤とを併用
することＫより撥水性能の優れた耐久性を得ることがで
きる。
繊維を用いることにより耐久性を維持できるものである
が、前記の多官能アジリジン化合物、又は／およびメラ
ミン誘導体化合物と、該フッ素系撥水・撥油剤とを併用
することＫより撥水性能の優れた耐久性を得ることがで
きる。
（６） 実施例
（実施例−１）
オルンク費ルフェノール中２５℃で測定した極限粘度０
．６５のポリエチレンテレフタレート９８．８重量部、
平均分子量２０，０００のポリオキシエチレングリフー
ルと平均炭素数１２〜１３のフルキルスルホン酸ナトリ
ウムの２＝１の混合帯電防止剤１．２重皿部の混合ポリ
エチレンテレフタレートを溶融紡糸するに当り、溶融物
１９．７ｆ／ｍをギャーボ／プによって務÷曇ｉ−、吐
出孔径キが１．０露、 スリット巾キが０．１５−１吐出孔数２４を有する口金
板から吐出した。その際吐出温度２９５℃、１２００
ｍ ／騙の巻取り速度で巻取った。得られた未延伸糸は
繊維中心に１個の繊維方向に連続した中空を有した。こ
の未延伸糸を供給ローラ一温度８０℃、溝付非接触ヒー
タ一温度２１０℃、引取ローラーの順に設置された延伸
装置を用い、供給ローラーと引取ローラーの間で２．９
５倍に延伸し、引取−−ラー速度５００ｇ ／ ＩＩｍ
で巻取９繊維５０．ＩＤ・、強度４．２ ｆ ／ ｄｏ
。
．６５のポリエチレンテレフタレート９８．８重量部、
平均分子量２０，０００のポリオキシエチレングリフー
ルと平均炭素数１２〜１３のフルキルスルホン酸ナトリ
ウムの２＝１の混合帯電防止剤１．２重皿部の混合ポリ
エチレンテレフタレートを溶融紡糸するに当り、溶融物
１９．７ｆ／ｍをギャーボ／プによって務÷曇ｉ−、吐
出孔径キが１．０露、 スリット巾キが０．１５−１吐出孔数２４を有する口金
板から吐出した。その際吐出温度２９５℃、１２００
ｍ ／騙の巻取り速度で巻取った。得られた未延伸糸は
繊維中心に１個の繊維方向に連続した中空を有した。こ
の未延伸糸を供給ローラ一温度８０℃、溝付非接触ヒー
タ一温度２１０℃、引取ローラーの順に設置された延伸
装置を用い、供給ローラーと引取ローラーの間で２．９
５倍に延伸し、引取−−ラー速度５００ｇ ／ ＩＩｍ
で巻取９繊維５０．ＩＤ・、強度４．２ ｆ ／ ｄｏ
。
伸度４２チ、中空率１．７ ％の延伸糸を得た。得られ
た延伸糸を綿糸に、経糸としてレギュラーのポリエステ
ルフィラメント糸５０ ｄｅ／ ２４ ｆｉｌを用い平
織に製織し１次いで該生機“を常法により精練、プレセ
ットし、染色を行った。
た延伸糸を綿糸に、経糸としてレギュラーのポリエステ
ルフィラメント糸５０ ｄｅ／ ２４ ｆｉｌを用い平
織に製織し１次いで該生機“を常法により精練、プレセ
ットし、染色を行った。
次いで、下記フッ素系撥水・撥油剤を含むパッド浴に浸
漬した後マングルでピックアップ４０％に絞液した。
漬した後マングルでピックアップ４０％に絞液した。
フッ素系撥水・撥油剤 ７サヒガードＡＧ７１０（旭硝
子製） １２チ 与４ メラミン樹脂 スミテックスレジンＭ−３０，３ アジリジン化合物 ケミタイｌ−ＤＺ−２２日本触媒化
学工業製 ０．６ 触媒 スミテックス７クセレレーターＡＣＸ（住友化学
製）０．１ 次いで温度１２０℃で１分間乾燥後、温度１７０℃で１
分間処理した。
子製） １２チ 与４ メラミン樹脂 スミテックスレジンＭ−３０，３ アジリジン化合物 ケミタイｌ−ＤＺ−２２日本触媒化
学工業製 ０．６ 触媒 スミテックス７クセレレーターＡＣＸ（住友化学
製）０．１ 次いで温度１２０℃で１分間乾燥後、温度１７０℃で１
分間処理した。
（比較例１）
レギュラーのポリエステルフィラメント糸５０ ｄｏ／
２４ｆｉｌを経糸及び緯糸に用い実施例１と同様平織に
製織し、次いで実施例１と同一の条件で加工した。
２４ｆｉｌを経糸及び緯糸に用い実施例１と同様平織に
製織し、次いで実施例１と同一の条件で加工した。
（比較例２）
比較例１と同一条件で製織、精練、プレセット、染色し
て得られた織物を下記組成のパッド浴に浸漬し、７ング
ルでピックアップ４０％に絞液、次いで１２０℃で１分
間乾燥後１７０℃で１分間処理した。
て得られた織物を下記組成のパッド浴に浸漬し、７ング
ルでピックアップ４０％に絞液、次いで１２０℃で１分
間乾燥後１７０℃で１分間処理した。
フッ素系撥水・撥油剤 アサヒガードＡＧ７１０（旭硝
子製） １２ ’％ ！ａｌｅ ） ラミ７４１Ｎ脂 スミテックスレジンＭ−３０，
３ アジリジン化合物 ケミタイトＤＺ−２２０゜６ 触媒 スミテツクスアクセレレーターＡＣＸ（住人化学
製）０．１ 帯電防止剤 ナイスポールＴＦ −５３（日華化学展）
０．５ 実施例１及び比較例１．２により得られた織物について
制電性及び撥水性を測定し、その結果を第１表に示した
。
子製） １２ ’％ ！ａｌｅ ） ラミ７４１Ｎ脂 スミテックスレジンＭ−３０，
３ アジリジン化合物 ケミタイトＤＺ−２２０゜６ 触媒 スミテツクスアクセレレーターＡＣＸ（住人化学
製）０．１ 帯電防止剤 ナイスポールＴＦ −５３（日華化学展）
０．５ 実施例１及び比較例１．２により得られた織物について
制電性及び撥水性を測定し、その結果を第１表に示した
。
比較例１では、撥水性のレベル及び洗たく耐久性は良好
であるか、制電性能はない。訓電性を得るために、処理
浴に帯電防止剤を併用した比較例２では、洗たく前の制
電性は良好であるが、洗たく耐久性がなく、また撥水性
能も洗たく耐久性に乏しいものであった。
であるか、制電性能はない。訓電性を得るために、処理
浴に帯電防止剤を併用した比較例２では、洗たく前の制
電性は良好であるが、洗たく耐久性がなく、また撥水性
能も洗たく耐久性に乏しいものであった。
これに対し本発明による実施例２では訓電性及び撥水性
共、洗たく耐久性のある極め℃良好なレベルであった。
共、洗たく耐久性のある極め℃良好なレベルであった。
制電性、撥水性及びこれらの洗たく耐久性を入るための
洗たく方法は下記の通りである。
洗たく方法は下記の通りである。
制電性：京大化研弐−−タリースタテイックテスターを
用い、綿布を対象布とし て、温度２０℃、ｆ１度５０１ＲＨで の雰囲気中において摩擦帯電圧Ｍを 測定する。
用い、綿布を対象布とし て、温度２０℃、ｆ１度５０１ＲＨで の雰囲気中において摩擦帯電圧Ｍを 測定する。
撥水性： ＪＩＳＬ １０９２の５．２はり水産（スプ
レー試験）Ｋ従って行った。
レー試験）Ｋ従って行った。
洗だ＜：＊庭洗たく機を使用し、洗剤としてスーパーザ
ブ（花王石けんＩＩ）を用 い、下記の工程を１回とＬ℃所定回 数くりかえして行った。
ブ（花王石けんＩＩ）を用 い、下記の工程を１回とＬ℃所定回 数くりかえして行った。
洗剤２２／ｌ→脱水→水洗→脱水→水洗浴比１ ： ３
０ １：３０ １：３０４０℃×１０分
２分 ２分→脱水→風乾 （７） 発明の効果 本発明により、織編物表面は撥水性すなわち疎水性であ
りながら、疎水性合成繊維特有の静電気を発生（、’ｉ
’ずいという欠点を防止した制電性を有するという、従
来は相反する性質として考えられていた性能をあわせも
つことが可能となったものである。
０ １：３０ １：３０４０℃×１０分
２分 ２分→脱水→風乾 （７） 発明の効果 本発明により、織編物表面は撥水性すなわち疎水性であ
りながら、疎水性合成繊維特有の静電気を発生（、’ｉ
’ずいという欠点を防止した制電性を有するという、従
来は相反する性質として考えられていた性能をあわせも
つことが可能となったものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ポリエステルを主成分とし制電剤をブレンドした改
質ポリエステル繊維からなる織編物の、少なくとも表面
がフッ素系撥水・撥油処理剤で被覆されていることを特
徴とする撥水性を有する制電ポリエステル織編物。 ２、改質ポリエステル繊維が、その長手方向に沿って連
続した中空部を有しているものである特許請求の範囲第
１項記載の織編物。 ３、制電剤が、ポリエステルと実質的に反応性を有しな
いポリオキシアルキレングリコールおよびイオン性帯電
防止剤からなり、その含有量が高々３重量％である特許
請求の範囲第１項、又は第２項記載の織編物。 ４、改質ポリエステル繊維が、その長手方向に沿って連
続した中空部を有し、かつ該中空部の周辺部に制電剤が
高濃度分散をしているものである特許請求の範囲第２項
の織編物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60034583A JPS61194275A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 撥水性を有する制電ポリエステル織編物 |
| EP86301072A EP0196759B1 (en) | 1985-02-25 | 1986-02-17 | Antistatic polyester fabric having water and oil repellency |
| DE8686301072T DE3686500T2 (de) | 1985-02-25 | 1986-02-17 | Antistatisches gewebe aus polyester mit wasser- und oelabweisenden eigenschaften. |
| US06/832,739 US4666764A (en) | 1985-02-25 | 1986-02-24 | Antistatic polyester fabric having water repellency |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60034583A JPS61194275A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 撥水性を有する制電ポリエステル織編物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61194275A true JPS61194275A (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=12418341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60034583A Pending JPS61194275A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 撥水性を有する制電ポリエステル織編物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4666764A (ja) |
| EP (1) | EP0196759B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61194275A (ja) |
| DE (1) | DE3686500T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4998884A (en) * | 1988-01-26 | 1991-03-12 | Fujitsu Limited | Connector apparatus for high density coaxial cables |
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| KR940005836A (ko) * | 1992-05-14 | 1994-03-22 | 히로시 이따가끼 | 심색성이 우수한 폴리에스테르섬유 및 그의 제조방법 |
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1985
- 1985-02-25 JP JP60034583A patent/JPS61194275A/ja active Pending
-
1986
- 1986-02-17 DE DE8686301072T patent/DE3686500T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-02-17 EP EP86301072A patent/EP0196759B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-24 US US06/832,739 patent/US4666764A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| DE3686500D1 (de) | 1992-10-01 |
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| EP0196759B1 (en) | 1992-08-26 |
| EP0196759A2 (en) | 1986-10-08 |
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