JPS6119203B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119203B2 JPS6119203B2 JP12853079A JP12853079A JPS6119203B2 JP S6119203 B2 JPS6119203 B2 JP S6119203B2 JP 12853079 A JP12853079 A JP 12853079A JP 12853079 A JP12853079 A JP 12853079A JP S6119203 B2 JPS6119203 B2 JP S6119203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- tilling
- tilling section
- ridge
- section
- Prior art date
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- Expired
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトラクタの後部に耕耘装置を連結して
構成してあるロータリ耕耘機に関する。
構成してあるロータリ耕耘機に関する。
従来、冒記したロータリ耕耘機は畝くずし作業
に際し、トラクタの走行方向が所定の方向からず
れた場合に耕耘部の畝に対する作用位置が片寄
り、残耕を生じるおそれがあつた。
に際し、トラクタの走行方向が所定の方向からず
れた場合に耕耘部の畝に対する作用位置が片寄
り、残耕を生じるおそれがあつた。
つまり、第4図イに示すように、トラクタの走
行方向が所定の方向からいずれか一方にずれて、
或いは、畝の曲がりに起因して、トラクタの片側
車輪1aが畝に乗り上げ、トラクタが傾くと、畝
に乗り上げる直前の水平姿勢にあるときの状態と
比較して、耕耘装置の耕耘部Aが畝に対してズレ
幅l1だけ横方向にずれるとともに、畝に乗り上げ
た片側車輪1a側の耕耘部Aの端部が深さdだけ
浮き上がつて残耕を生じる。
行方向が所定の方向からいずれか一方にずれて、
或いは、畝の曲がりに起因して、トラクタの片側
車輪1aが畝に乗り上げ、トラクタが傾くと、畝
に乗り上げる直前の水平姿勢にあるときの状態と
比較して、耕耘装置の耕耘部Aが畝に対してズレ
幅l1だけ横方向にずれるとともに、畝に乗り上げ
た片側車輪1a側の耕耘部Aの端部が深さdだけ
浮き上がつて残耕を生じる。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、畝くずし作業に際し、畝に対してトラクタ
の走行方向に狂いを生じたとしても残耕の発生を
抑制して、畝くずしを良好に行えるようにする事
を目的とする。
つて、畝くずし作業に際し、畝に対してトラクタ
の走行方向に狂いを生じたとしても残耕の発生を
抑制して、畝くずしを良好に行えるようにする事
を目的とする。
上記目的を達成するための本発明によるロータ
リ耕耘機の特徴構成は、耕耘部をローリング駆動
装置の駆動によつて前後方向軸芯まわりに揺動自
在に、かつ、左右駆動装置の駆動によつて左右方
向に移動自在にトラクタに対して取付けるととも
に、前記ローリング駆動装置の作動を、前記耕耘
部の左右方向の傾きを検出する第1センサーの検
出結果と設定値との比較結果に基づいて、前記耕
耘部が水平、又はほぼ水平姿勢に維持されるよう
に指令信号を出力するローリング制御機構によつ
て制御すべく構成し、前記左右駆動装置の作動
を、トラクタの左右方向の傾きを検出する第2セ
ンサーの検出結果に基づいて耕耘部をトラクタに
対して傾き方向とは反対側に横移動させるべき量
に相当する値を設定する設定器の設定値と、耕耘
部のトラクタに対する実際の左右方向位置を検出
するセンサーの検出値との比較結果に基づいて前
記耕耘部が前記設定器での設定値に相当する位置
まで横移動されるように指令信号を出力する自動
制御機構によつて制御すべく構成してある点にあ
り、かかる構成から次の作用効果を奏する。
リ耕耘機の特徴構成は、耕耘部をローリング駆動
装置の駆動によつて前後方向軸芯まわりに揺動自
在に、かつ、左右駆動装置の駆動によつて左右方
向に移動自在にトラクタに対して取付けるととも
に、前記ローリング駆動装置の作動を、前記耕耘
部の左右方向の傾きを検出する第1センサーの検
出結果と設定値との比較結果に基づいて、前記耕
耘部が水平、又はほぼ水平姿勢に維持されるよう
に指令信号を出力するローリング制御機構によつ
て制御すべく構成し、前記左右駆動装置の作動
を、トラクタの左右方向の傾きを検出する第2セ
ンサーの検出結果に基づいて耕耘部をトラクタに
対して傾き方向とは反対側に横移動させるべき量
に相当する値を設定する設定器の設定値と、耕耘
部のトラクタに対する実際の左右方向位置を検出
するセンサーの検出値との比較結果に基づいて前
記耕耘部が前記設定器での設定値に相当する位置
まで横移動されるように指令信号を出力する自動
制御機構によつて制御すべく構成してある点にあ
り、かかる構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、トラクタの走行方向に狂いが生じ、
トラクタが畝に乗り上げて左右方向に傾斜して
も、ローリング制御機構の作用によつて耕耘部は
水平又はほぼ水平姿勢に維持されるので、耕耘部
の極端な浮き上がりは抑制され、ほぼ所定の耕深
を維持することができる。
トラクタが畝に乗り上げて左右方向に傾斜して
も、ローリング制御機構の作用によつて耕耘部は
水平又はほぼ水平姿勢に維持されるので、耕耘部
の極端な浮き上がりは抑制され、ほぼ所定の耕深
を維持することができる。
更に、水平姿勢にあるときのトラクタと耕耘部
との相対位置関係は一定の関係に設定されている
から、第2センサーによつてトラクタの傾きが検
出されると、この検出結果に基づいて耕耘部をト
ラクタに対して横移動させるべき位置が算出設定
され、この設定された位置と耕耘部のトラクタに
対する実際の横方向位置との間に差があると、自
動制御機構の作用に基づいて耕耘部が設定位置ま
で移動される。
との相対位置関係は一定の関係に設定されている
から、第2センサーによつてトラクタの傾きが検
出されると、この検出結果に基づいて耕耘部をト
ラクタに対して横移動させるべき位置が算出設定
され、この設定された位置と耕耘部のトラクタに
対する実際の横方向位置との間に差があると、自
動制御機構の作用に基づいて耕耘部が設定位置ま
で移動される。
つまり、第4図イに示すように、通常の耕耘部
Aとトラクタとの相対位置からズレ幅l1だけ横方
向にずれた位置が設定され、この設定位置まで耕
耘部Aが横移動される結果、第4図ロに示すよう
な状態で耕耘部Aを畝に対して作用させることが
できる。
Aとトラクタとの相対位置からズレ幅l1だけ横方
向にずれた位置が設定され、この設定位置まで耕
耘部Aが横移動される結果、第4図ロに示すよう
な状態で耕耘部Aを畝に対して作用させることが
できる。
又、第4図ロに示す状態からトラクタが水平姿
勢に復帰したときには耕耘部Aは再び横方向にず
れるとともに横方向に傾斜するが、この場合、耕
耘部Aの傾斜がローリング制御機構の作用で水平
又はほぼ水平姿勢に復帰され、横方向のずれは、
トラクタが水平姿勢にあることから、耕耘部Aの
トラクタに対する設定位置が通常の位置に設定さ
れるので、通常位置に復帰させるべく左右駆動装
置が駆動され、解消される。
勢に復帰したときには耕耘部Aは再び横方向にず
れるとともに横方向に傾斜するが、この場合、耕
耘部Aの傾斜がローリング制御機構の作用で水平
又はほぼ水平姿勢に復帰され、横方向のずれは、
トラクタが水平姿勢にあることから、耕耘部Aの
トラクタに対する設定位置が通常の位置に設定さ
れるので、通常位置に復帰させるべく左右駆動装
置が駆動され、解消される。
以上の作用によつて、畝くずし作業の際し、ト
ラクタが畝に乗り上げる事態となつても、残耕の
発生を極力抑制できるので、良好な畝くずしが行
えるに至つた。
ラクタが畝に乗り上げる事態となつても、残耕の
発生を極力抑制できるので、良好な畝くずしが行
えるに至つた。
次に本発明の実施例を図面に基いて詳述する。
トラクタ1の後部にロータリ耕耘装置2をリン
ク機構3を介して連結すると共に動力取出軸4か
らトラクタ1側の動力を伝達するべく構成し、か
つ、リフトアーム5,5の上下駆動揺動に伴つて
耕耘装置2を昇降するべく連動連結してあり、も
つて、走行に伴い圃場を耕耘していくようにロー
タリ耕耘機を構成してある。
ク機構3を介して連結すると共に動力取出軸4か
らトラクタ1側の動力を伝達するべく構成し、か
つ、リフトアーム5,5の上下駆動揺動に伴つて
耕耘装置2を昇降するべく連動連結してあり、も
つて、走行に伴い圃場を耕耘していくようにロー
タリ耕耘機を構成してある。
前記リンク機構3を構成するに、左右一対のロ
アーリンク6,6、リフトアーム5,5夫々とロ
アーリンク6,6夫々間に介装の連結ロツド7,
7、両ロアーリンク6,6に連結される支持フレ
ーム8、及び、前記耕耘装置2のフレーム9に連
結してそれらの間に平行四連リンク機構10を構
成するべく支持フレーム8に連結する左右一対の
リンク11,11から構成されており、そして、
前記支持フレーム8と一方のリンク11とにわた
つて左右駆動装置としての油圧シリンダ12を介
装し、その伸縮作動に伴つてロータリ耕耘装置2
の耕耘部Aをトラクタ1に対して左右に駆動変位
するべく構成してある。又、前記連結ロツド7,
7夫々をローリング駆動装置としての油圧シリン
ダで構成して伸縮自在に構成してあり、両シリン
ダ7,7の背反的な伸縮作動によりトラクタ1の
傾きいかんにかかわらず、耕耘部Aを、その全体
の対地高さ変動を極力抑制する状態で水平姿勢に
するべく構成してある。
アーリンク6,6、リフトアーム5,5夫々とロ
アーリンク6,6夫々間に介装の連結ロツド7,
7、両ロアーリンク6,6に連結される支持フレ
ーム8、及び、前記耕耘装置2のフレーム9に連
結してそれらの間に平行四連リンク機構10を構
成するべく支持フレーム8に連結する左右一対の
リンク11,11から構成されており、そして、
前記支持フレーム8と一方のリンク11とにわた
つて左右駆動装置としての油圧シリンダ12を介
装し、その伸縮作動に伴つてロータリ耕耘装置2
の耕耘部Aをトラクタ1に対して左右に駆動変位
するべく構成してある。又、前記連結ロツド7,
7夫々をローリング駆動装置としての油圧シリン
ダで構成して伸縮自在に構成してあり、両シリン
ダ7,7の背反的な伸縮作動によりトラクタ1の
傾きいかんにかかわらず、耕耘部Aを、その全体
の対地高さ変動を極力抑制する状態で水平姿勢に
するべく構成してある。
前記耕耘装置2に、その左右方向の傾き角度を
検出する、例えば水準器等の第1センサーS1を付
設してあり、そして、その第1センサーS1からの
信号と、水平状態から所定量の左右傾きを許容す
るべく設定した設定器14からの信号を比較器1
5に入力し、その比較結果に基いて、前記両シリ
ンダ7,7に対する電磁式制御弁V1を自動作動
するべく構成してあり、耕耘装置2の設定範囲以
上の左右傾きに伴つてシリンダ7,7を伸縮さ
せ、トラクタ1の左右傾きにかかわらず、耕耘装
置2をほぼ水平姿勢に自動的に維持させていくべ
くローリング制御機構16を構成してある。
検出する、例えば水準器等の第1センサーS1を付
設してあり、そして、その第1センサーS1からの
信号と、水平状態から所定量の左右傾きを許容す
るべく設定した設定器14からの信号を比較器1
5に入力し、その比較結果に基いて、前記両シリ
ンダ7,7に対する電磁式制御弁V1を自動作動
するべく構成してあり、耕耘装置2の設定範囲以
上の左右傾きに伴つてシリンダ7,7を伸縮さ
せ、トラクタ1の左右傾きにかかわらず、耕耘装
置2をほぼ水平姿勢に自動的に維持させていくべ
くローリング制御機構16を構成してある。
前記リンク11の支持フレーム8への枢支部に
リンク11の左右への振れ角を耕耘部Aのトラク
タ1に対する実際の左右方向位置として検出する
センサーとしてのポテンシヨンメータMを設け、
その検出角度に基いて、耕耘装置2の左右中心
の、車体左右中心に対する左右方向への移動量を
検出するべく構成してあり、そして、前記ポテン
シヨンメータMからの信号と、前記耕耘装置2の
トラクタ1に対する左右位置を設定する設定器1
7からの信号とを比較器18に入力し、その比較
結果に基いて前記シリンダ12に対する電磁式制
御弁V2を自動作動するべく構成し、かつ、トラ
クタ1に、その左右方向の水平面に対する傾き角
度を検出するべく付設した、例えば水準器等の第
2センサーS2からの信号を入力し、前記設定器1
7における設定値を特定させるべく構成してあ
り、畝くずし作業に際し、畝に対するトラクタ1
の走行方向の変動に起因する、耕耘部Aの畝に対
する所定耕耘域からのズレを自動的に修正してい
くように自動制御機構19を構成してある。
リンク11の左右への振れ角を耕耘部Aのトラク
タ1に対する実際の左右方向位置として検出する
センサーとしてのポテンシヨンメータMを設け、
その検出角度に基いて、耕耘装置2の左右中心
の、車体左右中心に対する左右方向への移動量を
検出するべく構成してあり、そして、前記ポテン
シヨンメータMからの信号と、前記耕耘装置2の
トラクタ1に対する左右位置を設定する設定器1
7からの信号とを比較器18に入力し、その比較
結果に基いて前記シリンダ12に対する電磁式制
御弁V2を自動作動するべく構成し、かつ、トラ
クタ1に、その左右方向の水平面に対する傾き角
度を検出するべく付設した、例えば水準器等の第
2センサーS2からの信号を入力し、前記設定器1
7における設定値を特定させるべく構成してあ
り、畝くずし作業に際し、畝に対するトラクタ1
の走行方向の変動に起因する、耕耘部Aの畝に対
する所定耕耘域からのズレを自動的に修正してい
くように自動制御機構19を構成してある。
即ち、畝を左右車輪1a,1a間に位置させた
状態で走行しながら耕耘していく、いわゆる畝く
ずし作業に際し、トラクタ1の走行方向に狂いが
生じて一方の車輪1aが畝の一方の肩に乗り上げ
た場合に、第4図のイに示すように、耕耘部Aの
横一側端が畝の横一側部よりも内方に位置されて
残耕を生じる事に着目し、トラクタ1の左右傾斜
角θに基いて耕耘部Aの所定位置からのズレ幅l1
を算出させるものであり、その算出のための関係
式を次に説明しておく。
状態で走行しながら耕耘していく、いわゆる畝く
ずし作業に際し、トラクタ1の走行方向に狂いが
生じて一方の車輪1aが畝の一方の肩に乗り上げ
た場合に、第4図のイに示すように、耕耘部Aの
横一側端が畝の横一側部よりも内方に位置されて
残耕を生じる事に着目し、トラクタ1の左右傾斜
角θに基いて耕耘部Aの所定位置からのズレ幅l1
を算出させるものであり、その算出のための関係
式を次に説明しておく。
つまり、第5図に示すように、畝の傾斜角αは
特定できるものであり、肩に乗り上げた車輪1a
の対地高さをL′とすればトラクタ1の所定位置か
らのズレ幅lはl=L′cotαとなる。又、左右車
輪幅Lは一定値であり、前記対地高さL′は、前記
傾斜角θに基いて、L′=L・sinθとして求めら
れ、最終的に、 l=L・sinθ・cotα(L、α;定数) となり、ズレ幅lをトラクタ1の傾斜角θに基い
て算出できるのである。そして、トラクタ1と耕
耘部Aとの水平姿勢における取付位置は一定関係
に設定されているから、このトラクタ1のズレ幅
lから耕耘部Aのズレ幅l1が算出でき、この算出
されたズレ幅l1だけずれた位置が耕耘部Aを横移
動させるべき位置となる。
特定できるものであり、肩に乗り上げた車輪1a
の対地高さをL′とすればトラクタ1の所定位置か
らのズレ幅lはl=L′cotαとなる。又、左右車
輪幅Lは一定値であり、前記対地高さL′は、前記
傾斜角θに基いて、L′=L・sinθとして求めら
れ、最終的に、 l=L・sinθ・cotα(L、α;定数) となり、ズレ幅lをトラクタ1の傾斜角θに基い
て算出できるのである。そして、トラクタ1と耕
耘部Aとの水平姿勢における取付位置は一定関係
に設定されているから、このトラクタ1のズレ幅
lから耕耘部Aのズレ幅l1が算出でき、この算出
されたズレ幅l1だけずれた位置が耕耘部Aを横移
動させるべき位置となる。
上述算出の結果得られた横移動させるべき位置
を設定値として設定器17に付与し、前記自動制
御機構19により、自動的に耕耘部Aを傾斜方向
とは反対側に移動し、隣接既耕地Bとの間での残
耕、並びに、所定耕耘域からのズレを無くすので
ある。しかも、トラクタ1の傾斜に伴う耕耘装置
2の対地傾斜に伴つて前記ローリング制御機構1
6が自動的に作動されて耕耘装置2が水平姿勢に
修正され、第4図のロに示すように、トラクタ1
は傾きながらも、耕耘装置2を水平姿勢にして畝
に対応させ、残耕を生じさせる事無く畝くずしを
確実良好に行わせるのである。
を設定値として設定器17に付与し、前記自動制
御機構19により、自動的に耕耘部Aを傾斜方向
とは反対側に移動し、隣接既耕地Bとの間での残
耕、並びに、所定耕耘域からのズレを無くすので
ある。しかも、トラクタ1の傾斜に伴う耕耘装置
2の対地傾斜に伴つて前記ローリング制御機構1
6が自動的に作動されて耕耘装置2が水平姿勢に
修正され、第4図のロに示すように、トラクタ1
は傾きながらも、耕耘装置2を水平姿勢にして畝
に対応させ、残耕を生じさせる事無く畝くずしを
確実良好に行わせるのである。
尚、比較的広幅の畝で、左右車輪1a,1a
夫々が畝の両肩に位置する状態で畝くずし作業を
行う場合、トラクタ1が一側方に走行変位した場
合、その変位幅に対してトラクタ1が上述実施例
の場合に比して2倍の角度傾斜する事となるもの
であり、前記第2センサーS2から設定器17への
信号入力途中に、その信号の大きさを半減させる
ための機構を備えさせ、畝に応じて適宜切換えら
れるようにしても良い。
夫々が畝の両肩に位置する状態で畝くずし作業を
行う場合、トラクタ1が一側方に走行変位した場
合、その変位幅に対してトラクタ1が上述実施例
の場合に比して2倍の角度傾斜する事となるもの
であり、前記第2センサーS2から設定器17への
信号入力途中に、その信号の大きさを半減させる
ための機構を備えさせ、畝に応じて適宜切換えら
れるようにしても良い。
上記実施例では、トラクタ1の傾き検出に基
き、その検出傾斜角度に正比例する状態で耕耘装
置2を左右に変位させ、精度良く制御するように
しているが、設定以上の傾斜検出に基き、その傾
斜方向と反対側に設定量のみ変位させるようにし
ても良い。
き、その検出傾斜角度に正比例する状態で耕耘装
置2を左右に変位させ、精度良く制御するように
しているが、設定以上の傾斜検出に基き、その傾
斜方向と反対側に設定量のみ変位させるようにし
ても良い。
図面は本発明に係るロータリ耕耘機の実施例を
示し、第1図は一部省略全体側面図、第2図は要
部の平面図、第3図は制御系を示すブロツク図、
第4図イ,ロは動作説明図、第5図はトラクタの
傾斜角に基づく耕耘装置の左右変位量を算出する
ための模式図である。 1……トラクタ、19……自動制御機構、A…
…耕耘部、7……ローリング駆動装置、12……
左右駆動装置、16……ローリング制御機構、1
7……設定器、S1……第1センサー、S2……第2
センサー、M……センサー。
示し、第1図は一部省略全体側面図、第2図は要
部の平面図、第3図は制御系を示すブロツク図、
第4図イ,ロは動作説明図、第5図はトラクタの
傾斜角に基づく耕耘装置の左右変位量を算出する
ための模式図である。 1……トラクタ、19……自動制御機構、A…
…耕耘部、7……ローリング駆動装置、12……
左右駆動装置、16……ローリング制御機構、1
7……設定器、S1……第1センサー、S2……第2
センサー、M……センサー。
Claims (1)
- 1 耕耘部Aをローリング駆動装置7,7の駆動
によつて前後方向軸芯まわりに揺動自在に、か
つ、左右駆動装置12の駆動によつて左右方向に
移動自在にトラクタ1に対して取付けるととも
に、前記ローリング駆動装置7,7の作動を、前
記耕耘部Aの左右方向の傾きを検出する第1セン
サーS1の検出結果と設定値との比較結果に基づい
て前記耕耘部Aが水平、又はほぼ水平姿勢に維持
されるように指令信号を出力するローリング制御
機構16によつて制御すべく構成し、前記左右駆
動装置12の作動を、トラクタ1の左右方向の傾
きを検出する第2センサーS2の検出結果に基づい
て耕耘部Aをトラクタ1に対して傾き方向とは反
対側に横移動させるべき量に相当する値を設定す
る設定器17の設定値と、耕耘部Aのトラクタ1
に対する実際の左右方向位置を検出するセンサー
Mの検出値との比較結果に基づいて前記耕耘部A
が前記設定器17での設定値に相当する位置まで
横移動されるように指令信号を出力する自動制御
機構19によつて制御すべく構成してあるロータ
リ耕耘機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12853079A JPS5651903A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Rotary tiller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12853079A JPS5651903A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Rotary tiller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651903A JPS5651903A (en) | 1981-05-09 |
JPS6119203B2 true JPS6119203B2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=14987022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12853079A Granted JPS5651903A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Rotary tiller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5651903A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161403U (ja) * | 1982-04-24 | 1983-10-27 | 株式会社クボタ | 農作業機 |
JPS58212706A (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-10 | 松山株式会社 | 農作業機のヒツチ装置 |
JPS58212707A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | 松山株式会社 | 農作業機 |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP12853079A patent/JPS5651903A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5651903A (en) | 1981-05-09 |
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