JPH0110975Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110975Y2 JPH0110975Y2 JP11256382U JP11256382U JPH0110975Y2 JP H0110975 Y2 JPH0110975 Y2 JP H0110975Y2 JP 11256382 U JP11256382 U JP 11256382U JP 11256382 U JP11256382 U JP 11256382U JP H0110975 Y2 JPH0110975 Y2 JP H0110975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower links
- support rod
- detection sensor
- work
- working device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 8
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロータリ耕耘装置や苗植付け装置な
ど連結巾の異なる各種作業装置を昇降ならびにロ
ーリング制御可能な状態で自由に装着することが
できるように、走行機体に、作業装置を昇降なら
びにローリング自在に連結支持可能な左右一対の
ロアーリンクを、それらの対向間隔を変更可能な
状態で設けてある作業機に関する。
ど連結巾の異なる各種作業装置を昇降ならびにロ
ーリング制御可能な状態で自由に装着することが
できるように、走行機体に、作業装置を昇降なら
びにローリング自在に連結支持可能な左右一対の
ロアーリンクを、それらの対向間隔を変更可能な
状態で設けてある作業機に関する。
かかる作業機において、前記作業装置をローリ
ング制御する上で必要な左右方向の傾斜検出セン
サーを設けるに、従来は、このセンサーを作業装
置側に取付けるか或いは走行機体側に取付けるか
の何れかであつたが、前者の場合は、作業装置を
他種のものに取り替える際、傾斜検出センサーも
一々付け替えなければならず、その付け替え作業
に多くの手間を要する欠点があり、また、後者の
場合は、走行機体の左右傾斜角度から作業装置の
左右傾斜姿勢を算出し、この算出結果に基づいて
作業装置の走行機体に対する左右姿勢を修正する
間接的なローリング制御手段であるため、ローリ
ング制御系が複雑化するばかりでなく、コスト的
にも高く付き易い欠点があつた。
ング制御する上で必要な左右方向の傾斜検出セン
サーを設けるに、従来は、このセンサーを作業装
置側に取付けるか或いは走行機体側に取付けるか
の何れかであつたが、前者の場合は、作業装置を
他種のものに取り替える際、傾斜検出センサーも
一々付け替えなければならず、その付け替え作業
に多くの手間を要する欠点があり、また、後者の
場合は、走行機体の左右傾斜角度から作業装置の
左右傾斜姿勢を算出し、この算出結果に基づいて
作業装置の走行機体に対する左右姿勢を修正する
間接的なローリング制御手段であるため、ローリ
ング制御系が複雑化するばかりでなく、コスト的
にも高く付き易い欠点があつた。
本考案は、上述の欠点を改善する点に目的を有
するものであつて、かかる目的を達成するために
なされた本考案の作業機による特徴構成は、前記
左右のロアーリンクに亘つて、これら両ロアーリ
ンクの間隔変更を許容する状態で支持杆を架設
し、この支持杆に左右方向の傾斜検出センサーを
付設した点にある。
するものであつて、かかる目的を達成するために
なされた本考案の作業機による特徴構成は、前記
左右のロアーリンクに亘つて、これら両ロアーリ
ンクの間隔変更を許容する状態で支持杆を架設
し、この支持杆に左右方向の傾斜検出センサーを
付設した点にある。
つまり、左右のロアーリンクの相対上下動によ
つて作業装置がローリング制御される点に着目し
て、これら両ロアーリンクに亘つて、左右方向の
傾斜検出センサーを付設してある支持杆を架設し
たことにより、この支持杆の傾きから作業装置の
左右傾斜姿勢を直接的に検出することができる。
しかも、前記支持杆が両ロアーリンクの間隔変更
を許容する状態で架設されているから、傾斜検出
センサーを走行機体側に常設したまま作業装置の
みを他種のものに自由に付け替えるだけで良い。
つて作業装置がローリング制御される点に着目し
て、これら両ロアーリンクに亘つて、左右方向の
傾斜検出センサーを付設してある支持杆を架設し
たことにより、この支持杆の傾きから作業装置の
左右傾斜姿勢を直接的に検出することができる。
しかも、前記支持杆が両ロアーリンクの間隔変更
を許容する状態で架設されているから、傾斜検出
センサーを走行機体側に常設したまま作業装置の
みを他種のものに自由に付け替えるだけで良い。
従つて、作業装置の付け替え作業の容易化を図
りつつ、ローリング制御系の簡素化及びコストの
低廉化を図り得るに至つた。
りつつ、ローリング制御系の簡素化及びコストの
低廉化を図り得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
乗用型作業機を構成するに、第１図、第２図で
示す如く、走行機体としての農用トラクタ１の後
部に、一本のトツプリンク２と左右一対のロアー
リンク３，３を介してロータリ耕耘装置等の作業
装置４を他種のものと付け替自在に連結すると共
に、トラクタ１の後部に装備された単動型油圧シ
リンダ５によつて駆動昇降される左右一対のリフ
トアーム６，６と前記ロアーリンク３，３とをリ
フトロツド７ａ，７ｂを介して連結し、もつて、
前記作業装置４を油圧で上昇させ、自重で下降さ
せるべく構成してある。
示す如く、走行機体としての農用トラクタ１の後
部に、一本のトツプリンク２と左右一対のロアー
リンク３，３を介してロータリ耕耘装置等の作業
装置４を他種のものと付け替自在に連結すると共
に、トラクタ１の後部に装備された単動型油圧シ
リンダ５によつて駆動昇降される左右一対のリフ
トアーム６，６と前記ロアーリンク３，３とをリ
フトロツド７ａ，７ｂを介して連結し、もつて、
前記作業装置４を油圧で上昇させ、自重で下降さ
せるべく構成してある。
前記リフトロツド７ａ，７ｂのうち左側のもの
７ａをターンバツクルを介装したロツドでもつて
構成し、右側のもの７ｂを伸縮操作によつて前記
作業装置４の左右傾斜姿勢を変更調節できるよう
に、つまり、ローリング制御できるように復動型
の油圧シリンダ８で構成してある。
７ａをターンバツクルを介装したロツドでもつて
構成し、右側のもの７ｂを伸縮操作によつて前記
作業装置４の左右傾斜姿勢を変更調節できるよう
に、つまり、ローリング制御できるように復動型
の油圧シリンダ８で構成してある。
前記左右のロアーリンク３，３の連結部は、作
業装置４の昇降ならびにローリングを許容し乍
ら、かつ、両ロアーリンク３，３の対向間隔を作
業装置の種類に応じて自由に変更調節できるよう
に構成されている。
業装置４の昇降ならびにローリングを許容し乍
ら、かつ、両ロアーリンク３，３の対向間隔を作
業装置の種類に応じて自由に変更調節できるよう
に構成されている。
而して、第３図でも示すように、前記両ロアー
リンク３，３に夫々回動自在に嵌合保持された球
状受け部材９，９に亘つて、前記両ロアーリンク
３，３の最大対向間隔よりも少し長い支持杆１０
を、両ロアーリンク３，３の間隔変更を許容する
状態で、かつ、抜け落ちのない状態で貫通支持さ
せるとともに、前記支持杆１０の一端部には、こ
の支持杆１０の水平面に対する左右方向での傾斜
状態から作業装置４の左右傾斜姿勢を検出するフ
ロート式の傾斜検出センサー１１を付設してい
る。
リンク３，３に夫々回動自在に嵌合保持された球
状受け部材９，９に亘つて、前記両ロアーリンク
３，３の最大対向間隔よりも少し長い支持杆１０
を、両ロアーリンク３，３の間隔変更を許容する
状態で、かつ、抜け落ちのない状態で貫通支持さ
せるとともに、前記支持杆１０の一端部には、こ
の支持杆１０の水平面に対する左右方向での傾斜
状態から作業装置４の左右傾斜姿勢を検出するフ
ロート式の傾斜検出センサー１１を付設してい
る。
この構成により、前記支持杆１０の傾きから作
業装置４の左右傾斜姿勢を直接的に検出すること
ができるようにし乍らも、傾斜検出センサー１１
をトラクタ１側に常設したまま作業装置４のみを
他種のものに自由に付け替えることができるので
ある。
業装置４の左右傾斜姿勢を直接的に検出すること
ができるようにし乍らも、傾斜検出センサー１１
をトラクタ１側に常設したまま作業装置４のみを
他種のものに自由に付け替えることができるので
ある。
また、前記傾斜検出センサー１１の検出結果に
基づいて、前記作業装置４が水平姿勢に維持され
るように、前記リフトロツド用油圧シリンダ８に
対する電磁式制御バルブ１２を作動制御するロー
リング制御機構１３を設けている。
基づいて、前記作業装置４が水平姿勢に維持され
るように、前記リフトロツド用油圧シリンダ８に
対する電磁式制御バルブ１２を作動制御するロー
リング制御機構１３を設けている。
第４図は別の実施例を示し、これは、前記両ロ
アーリンク３，３に夫々回動自在に嵌合保持され
た球状受け部材９，９に亘つて、前記両ロアーリ
ンク３，３の最大対向間隔よりも長い支持杆１０
を、前記両ロアーリンク３，３の間隔変更を許容
する状態で挿嵌支持させるとともに、前記支持杆
１０の、前記ロアーリンク３，３間の中央部に位
置する杆部分１０ａを、適当長さに亘つて下方に
コの字状に屈曲形成し、かつ、この屈曲杆部分１
０ａに前記の傾斜検出センサー１１を取付けたも
のである。このように垂下式構成した場合には、
トラクタ１のピツチングに拘らず傾斜検出センサ
ー１１が常に鉛直方向に向くから、この傾斜検出
センサー１１の前後方向での傾動に起因する検出
精度の低下を極力、抑制することができる。ま
た、前記傾斜検出センサー１１がロアーリンク
３，３間の中央部に位置するから、機体旋回時等
における慣性力も受けにくく、これに起因する検
出精度の低下も抑制することができる。
アーリンク３，３に夫々回動自在に嵌合保持され
た球状受け部材９，９に亘つて、前記両ロアーリ
ンク３，３の最大対向間隔よりも長い支持杆１０
を、前記両ロアーリンク３，３の間隔変更を許容
する状態で挿嵌支持させるとともに、前記支持杆
１０の、前記ロアーリンク３，３間の中央部に位
置する杆部分１０ａを、適当長さに亘つて下方に
コの字状に屈曲形成し、かつ、この屈曲杆部分１
０ａに前記の傾斜検出センサー１１を取付けたも
のである。このように垂下式構成した場合には、
トラクタ１のピツチングに拘らず傾斜検出センサ
ー１１が常に鉛直方向に向くから、この傾斜検出
センサー１１の前後方向での傾動に起因する検出
精度の低下を極力、抑制することができる。ま
た、前記傾斜検出センサー１１がロアーリンク
３，３間の中央部に位置するから、機体旋回時等
における慣性力も受けにくく、これに起因する検
出精度の低下も抑制することができる。
上述実施例では、前記傾斜検出センサー１１と
してフロート式のものを使用したが、これの代わ
りに重錘式のものを使用して実施しても良い。
してフロート式のものを使用したが、これの代わ
りに重錘式のものを使用して実施しても良い。
第１図は乗用型作業機の全体側面図、第２図、
第３図は要部の斜視図と一部切欠背面図、第４図
は別の実施例を示す要部の一部切欠背面図であ
る。 １……走行機体、３……ロアーリンク、４……
作業装置、１０……支持杆、１０ａ……屈曲杆部
分、１１……傾斜検出センサー。
第３図は要部の斜視図と一部切欠背面図、第４図
は別の実施例を示す要部の一部切欠背面図であ
る。 １……走行機体、３……ロアーリンク、４……
作業装置、１０……支持杆、１０ａ……屈曲杆部
分、１１……傾斜検出センサー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 走行機体１に、作業装置４を昇降ならびにロ
ーリング自在に連結支持可能な左右一対のロア
ーリンク３，３を、それらの対向間隔を変更可
能な状態で設けてある作業機において、前記左
右のロアーリンク３，３に亘つて、これら両ロ
アーリンク３，３の間隔変更を許容する状態で
支持杆１０を架設し、この支持杆１０に左右方
向の傾斜検出センサー１１を付設してあること
を特徴とする作業機。 前記支持杆１０の、前記ロアーリンク３，３
間の中央部に位置する杆部分１０ａが適当長さ
に亘つて下方に屈曲形成され、かつ、この屈曲
杆部分１０ａに前記傾斜検出センサー１１が取
付けられている実用新案登録請求の範囲第項
に記載の作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11256382U JPS5916311U (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11256382U JPS5916311U (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 作業機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916311U JPS5916311U (ja) | 1984-01-31 |
| JPH0110975Y2 true JPH0110975Y2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=30260902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11256382U Granted JPS5916311U (ja) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | 作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916311U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61166301A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-28 | 井関農機株式会社 | 対地作業機のロ−リング制御装置 |
-
1982
- 1982-07-22 JP JP11256382U patent/JPS5916311U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5916311U (ja) | 1984-01-31 |
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