JPS6118931B2 - - Google Patents

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JPS6118931B2
JPS6118931B2 JP56114769A JP11476981A JPS6118931B2 JP S6118931 B2 JPS6118931 B2 JP S6118931B2 JP 56114769 A JP56114769 A JP 56114769A JP 11476981 A JP11476981 A JP 11476981A JP S6118931 B2 JPS6118931 B2 JP S6118931B2
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JP56114769A
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Yoshihiro Akamatsu
Tadashi Toto
Takeshi Ito
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/16Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by wave energy or particle radiation, e.g. infrared heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
    • B29C35/08Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
    • B29C35/0805Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は剥離力をコントロールした剥離紙(本
発明においては剥離力を付与した紙、加工紙、プ
ラスチツクフイルム等を併せて剥離紙と総称す
る)の製造方法に関する。
感圧粘着シート、感圧粘着ラベル等の発達に伴
ない、これらの感圧粘着剤の塗布面を保護する目
的で、種々の剥離紙が用いられるようになつたが
これら剥離紙のうち各種基材表面に剥離性能を有
する熱硬化性シリコーン層を形成させてなる剥離
紙の場合、一般にその剥離力はほぼ一定のものし
か製造することができず、粘着シート等に塗布す
る粘着剤によつては剥離力が小さすぎて、製造中
もしくは使用時に剥離紙から自動的に剥落する場
合もあり、剥離紙の本来の目的の一つである感圧
粘着面の保護機能が失なわれることもある。例え
ば、剥離力が5g/50mmの剥離紙を用いた場合に
は、ラベル等が容易に剥離紙から剥がれ落ち、ま
た100g/50mmを超える場合にはラベル製造時に
不要部分を除去するのに支障を生ずる。この剥離
力は使用している感圧接着剤によりその値が異な
るが、前述のようなトラブルを生じる場合には、
一般に粘着剤の組成、配合、塗布量等を調節して
対処することが行なわれている。しかし、その調
節範囲は極めて狭いものである。
一方、剥離紙側においても剥離力をコントロー
ルすることにより、前記不都合を防止することが
行なわれている。例えば、前述のシリコーン樹脂
層にシリコーンワニスを混合する方法、もしくは
セルロースラツカーを混合する方法が試みられて
いる。しかしながら、シリコーンワニスを混合す
る方法による場合は、その製造時においては一時
的に剥離力を調整でき、所望の剥離力を得られる
ものであるが、経時により剥離力を変化し、剥離
紙を使用する段階では剥離力が一般的に軽くなり
すぎるトラブルが生じる。また、セルロース系ラ
ツカーを混合する方法による場合には、逆に粘着
シートを貼付したままで放置すると、時間の経過
と共に剥離力が重くなりすぎて、剥離紙からラベ
ル等が剥離し難くなるケースが多発していた。こ
のような傾向を実例で示すと、伸張性クラフト紙
(73g/m2)とポリエチレンフイルム(20g/m2
とを積層した基材のポリエチレン面に、溶剤タイ
プ縮合型シリコーン(シロテツクス32A、ダウコ
ーニング製)を50部と、シリコーンワニス(シロ
テツクスXF−1769、ダウコーニング製)を50部
と、及び溶剤(トルエン)を900部とを混合した
ものをシリコーン量として1.0g/m2の割合で塗布
した後、これを熱硬化させて製造した剥離紙に、
2液型アクリルタイプの粘着剤を45g/m2の割合
で塗布した粘着シートを貼り付けて、経時的にそ
の剥離力を測定した。測定結果は、第1日目の剥
離力は100g/50m2であつたが、30日経過時にお
いて同様に粘着シートを貼合せて剥離力を測定し
たところ50g/50mmに減少しており、更に経時的
に剥離力の減少傾向を示していた。また、上記と
同一基材に溶剤タイプ縮合型シリコーン(シロテ
ツクス32A)100部と変性メチルセルロース3部
と、及び溶剤900部とを混合したものをシリコー
ン量として1.0g/m2の割合で塗布た後、これを熱
硬化させて製造した剥離紙に前記と同一の粘着シ
ートを貼り付けて、その剥離力を径時的に測定し
た。測定結果は、第1日目の剥離力は200g/50
mmであつたが、30日経過後は350g/50mmに増加
しており、この増加傾向は更に続いていた。
上記二例に示すように、剥離剤及びその配合に
おいて剥離紙の剥離力を所望のレベルで、しかも
経時変化することなく維持させることは現状では
極めて困難なことである。
本発明者らは上記問題を解決するために種々検
討を加えているうちに、基材表面に形成された剥
離性能を有する熱硬化性シリコーン樹脂に低線量
の放射線を照射すると、照射する放射線量及び照
射する雰囲気中の酸素濃度に応じて剥離力が極め
て容易に、かつ安定して変化することを見出し、
本発明を完成させるに至つた。
即ち、本発明は熱硬化性シリコーン樹脂よりな
る剥離層を基材表面に有する剥離紙の剥離層に照
射線量が5メガラド以下の電離性放射線を照射す
ることにより剥離力をコントロールした剥離紙の
製造方法を提供することを目的するものである。
以下、本発明の一実施例につき第1図及び第2
図を参照して説明する。
第1図は本発明方法の実施に使用する剥離力を
コントロールした剥離紙の製造装置の一例を示す
もので、図中1は所定速度で矢印Z方向に走行す
る剥離紙である。
この剥離紙1は基材表面に熱硬化シリコーンを
塗布し熱風オーブンで加熱する等の方法により、
基材表面に剥離力を有する熱硬化性シリコーン樹
脂層を一体に形成したもので、基材としてはクラ
フト紙、グラシン紙、上質紙、パーチメント紙等
の紙、もしくはこれらの紙にポリエチレンフイル
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリエチレンテレ
フタレートフイルム、ポリアミドフイルム、ポリ
塩化ビニルフイルム等の合成樹脂フイルムをその
片面又は両面に積層加工した合成樹脂加工紙や、
ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリ
アミドフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム等の合
成樹脂フイルム又はこれらのフイルムの2以上を
積層した複合フイルムが好ましい。
前記基材表面に塗布してこれを加熱硬化させる
ことにより基材表面に剥離力を付与する熱硬化性
シリコーンとしては溶剤系、エマルジヨン系又は
無溶媒系の縮合型又は付加型シリコーンが用いら
れる。
前記基材とシリコーンを用いて剥離紙1を製造
する方法としては、公知の方法、例えば基材面に
ロールコーターで熱硬化性シリコーンを塗布し、
次いで熱風オーブン等で加熱することにより、熱
硬化性シリコーンを熱硬化させ、これにより基材
表面に熱硬化性シリコーン樹脂層を有する剥離紙
1を得る方法等が採用し得るほか、この剥離紙1
は一般に市販されている剥離紙をそのまま使用す
ることもできる。
前記剥離紙1は、次いで走行方向前方に配設さ
れた放射線照射装置2に至り、この中を通過する
際に電離性放射線が照射される。
この放射線照射装置2は電子線を照射するもの
であるが、電子線の照射線量としては5メガラド
以下、特に0.1〜5.0メガラドとすることが好まし
く、照射線量が5メガラドを越える場合には剥離
紙1に劣化を生じさせることがある。
前記照射装置2の照射部3の雰囲気は、ボンベ
4から送られる窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴ
ンガス等の不活性ガスによつて酸素濃度を任意に
設定することができ、この酸素濃度、放射線の種
類及び照射線量を調節することにより、本発明に
より得られる剥離紙の剥離力を任意のコントロー
ルし得るものである。
即ち、放射線としてγ線を用いる場合には、照
射雰囲気中の酸素濃度は剥離力にあまり影響を与
えないが、放射線として電子線及びX線を用いた
場合には、酸素濃度と剥離力とはほぼ比例関係が
ある。また、同一酸素濃度雰囲気中においては照
射線量と剥離力とは比例する。
照射装置を通過する際に放射線を照射された剥
離紙1は、これにより第2図に示すようにその基
材5表面に形成したシリコーン樹脂よりなる剥離
層6の剥離力がコントロールされ、約7日間のエ
ージング期間経過後における剥離力を所望のもの
とすることができる。
このようにして製造された剥離紙は適宜裁断さ
れ、感圧粘着シートの粘着面の保護や粘着テープ
基材等として使用される。
本実施例においては、基材表面に熱硬化性シリ
コーン樹脂層を形成してなる剥離紙に放射線を照
射することにより、得られる剥離紙の剥離力を任
意にコントロールでき、しかもエージング期間
(約7日間)経過後の剥離力の経時変化を簡単か
つ確実に防止し得るものである。そして、照射線
量を5メガラド以下の低線量にしているので、剥
離層や基材を損うこともない。
なお、本実施例においては剥離紙を水平方向に
走行させながら放射線を照射したがこれに限られ
ず、剥離紙をロール状に巻取つたままγ線等をこ
れに照射することもでき、また基材の供給方法も
熱可塑性合成樹脂を連続的に押出し機でフイルム
状に押出しながら供給するようにしても良く、更
に基材の両面にシリコーン樹脂層を形成すること
により両面剥離紙とすることもでき、その他本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して差支え
ない。
このように本発明方法により放射線を照射して
製造した本発明方法に係る剥離紙のエージング期
間経過後の剥離力の経時変化は極めて少ないもの
で、これを粘着シート等の粘着面に貼着して、使
用時に至るまでの期間粘着面を保護する場合、剥
離力が変化して粘着面から剥離紙が使用前に剥落
するような不都合もない。
また、シリコーン剥離層に残留している遊離シ
リコーンが放射線を照射することにより固定さ
れ、粘着シート等の粘着剤面に付着することもな
く、粘着剤の残留接着性能を向上させる効果も併
せもつものである。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明
する。
〔実施例 1〕 伸張性クラフト紙(73g/m2)の片面にポリエ
チレンフイルム(20g/m2)を積層した基材を用
いて、このポリエチレンフイルムの表面に付加型
熱硬化性シリコーン(信越シリコーンKS773、信
越化学製)を1.0g/m2の割合で塗布し、これを熱
風オーブンで加熱硬化させて剥離紙を得、これを
ロールに巻き取つた。次いで、この巻き取つた剥
離紙に外部から下表に示す線量のγ線を照射して
剥離力をコントロールした剥離紙(本発明に係る
剥離紙)を製造した。このようにして製造した剥
離紙を粘着シート(粘着剤、アクリル2液タイプ
SK−ダイン701、綜研化学製)の粘着面に貼着
し、経時的に剥離力を測定した結果を第3図に示
した。なお、比較の為にγ線未照射の剥離紙を用
いて剥離力を測定した結果も同図に示した(比較
品)。
第3図から明らかなように、γ線を照射した本
発明に係る剥離紙の剥離力は粘着シートを貼着後
約1週間(エージング期間)でほぼ一定の値に到
達し、以後は剥離力の値の変動はほとんど認めら
れず、また照射線量を変えることにより適度の剥
離力を有する剥離紙を任意の製造できた。これに
対し、比較品においては剥離力が小さく、本目的
には使用できなかつた。(同図曲線G)。
照射線量(メガラド) A 0.1 B 0.2 C 0.3 D 0.5 E 1 F 3 G 0 〔実施例 2〕 実施例1の基材を用いて、このポリエチレンフ
イルム面に付加型熱硬化シリコーン(信越シリコ
ーンKS−779、信越化学製)を1.0g/m2の割合で
塗布して実施例1と同条件で剥離紙を製造した。
また、この剥離紙を試料として実施例1と同一条
件で経時的に剥離力を測定した結果を第4図に示
した。なお図中A〜Gの各記号はそれぞれ第3図
の記号と同一内容を示す。
第4図から明らかなように、本発明に係る剥離
紙の剥離力は粘着シートを貼着後約1週間でほぼ
一定値となり、それ以後は剥離力の変動はほとん
ど認められなかつた。
〔実施例 3〕 実施例1の基材を用いて、このポリエチレンフ
イルム面に一般タイプである縮合型熱硬化シリコ
ーン(シロテツクス32A、ダウコーニング製)を
1.0g/m2の割合で塗布し、実施例と同一条件で本
発明に係る剥離紙を製造した。この剥離紙を用い
て実施例1と同一条件で剥離力の経時変化を測定
した結果を第5図に示した。なお、図中A〜Gの
各記号は第3図の記号と同一内容を示す。
第5図から明らかなように、本発明に係る剥離
紙及び比較品の測定結果はそれぞれ実施例1の結
果と同様の傾向を示した。
〔実施例 4〕 実施例1の基材を用いて、このポリエチレン面
に溶剤タイプ付加型シリコーン(信越シリコーン
KS−773、信越化学製)を1.0g/m2の割合で塗布
し、これを熱風オーブン中で加熱してシリコーン
を硬化させ、剥離紙を得た。次いでこの積層フイ
ルムに空気雰囲気中で線量の異なるγ線を照射し
た剥離紙を得た(本発明に係る剥離紙)。この剥
離紙を粘着シート(粘着剤、アクリル2液タイプ
SK−ダイン701、綜研化学製)の粘着面に貼着
し、7日間室温に放置した後、剥離力を測定した
結果を第6図中折線Iで示した。
また、セミグラシン紙(66g/m2)を基材と
し、この一面に溶剤タイプの縮合型シリコーン
(シロテツクス32A、ダウコーニング製)を
1.5g/m2の割合で塗布し、これを熱風オーブン中
で加熱してシリコーンを硬化させた。以後、上記
と同様にして製造し、剥離力を測定した結果を第
6図中折線Jで示した。
第6図から明らかなように、剥離紙に低線量の
γ線を照射することにより、剥離紙に適当な剥離
力を付与し得ると共に、この剥離力は照射線量に
ほぼ比例するものであつた。
〔実施例 5〕 基材に35μ厚のポリエステルフイルムを用い、
この一面に溶剤タイプの付加型シリコーン(信越
シリコーンKS−773、信越化学製)を0.5g/m2
割合で塗布し、これを熱風オーブン中で加熱して
シリコーンを硬化させて剥離紙を製造すると共
に、これを電子線照射装置に導き、濃度800ppm
の酸素を含有する窒素雰囲気中で電子線を照射し
て剥離紙(本発明に係る剥離紙)を製造した。
この剥離紙を実施例4で用した粘着シートに貼
着し、7日間室温下で放置した後、その剥離力を
経時的に測定したところ、第7図に示すように剥
離力は電子線の照射量によりコントロールされる
と共に、その変動はほとんどないことが確認され
た。なお図中E,F,Gの各記号はそれぞれ第3
図の記号と同一内容を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の使用する剥離紙の製造
装置の一例を示す概略側面図、第2図は本発明に
係る剥離紙の一例を示す側面図、第3〜5図はそ
れぞれ本発明に係る剥離紙の剥離力と経過時間と
の関係を示すグラフ、第6,7図はそれぞれ本発
明に係る剥離紙と照射線量との関係を示すグラフ
である。 1……剥離紙、2……放射線照射装置、4……
ボンベ、5……基材、6……剥離層、7……剥離
紙、8……巻取りロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性シリコーン樹脂よりなる剥離層を基
    材表面に有する剥離紙の剥離層に照射線量が5メ
    ガラド以下の電離性放射線を照射することを特徴
    とする剥離力をコントロールした剥離紙の製造方
    法。 2 基材がクラフト紙、グラシン紙、上質紙、パ
    ーチメント紙等の紙、もしくはこれらの紙に合成
    樹脂フイルムをその片面又は両面に積層加工した
    合成樹脂加工紙である特許請求の範囲第1項の製
    造方法。 3 基材がポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
    ンフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイル
    ム、ポリアミドフイルム、ポリ塩化ビニルフイル
    ム等の合成樹脂フイルム又はこれらのフイルムの
    2以上を積層しし複合フイルムである特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。 4 剥離層が付加型シリコーン樹脂を加熱硬化さ
    せたものである特許請求の範囲第1項乃至第3項
    いずれか記載の製造方法。 5 剥離層が縮合型シリコーン樹脂を加熱硬化さ
    せたものである特許請求の範囲第1項乃至第3項
    いずれか記載の製造方法。 6 電離性放射線が電子線、γ線又はX線である
    特許請求の範囲第1項乃至第5項いずれか記載の
    製造方法。
JP11476981A 1981-07-22 1981-07-22 剥離紙の製造方法 Granted JPS5815537A (ja)

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