JPH05338087A - 離型シート及びその製造方法 - Google Patents

離型シート及びその製造方法

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JPH05338087A
JPH05338087A JP4173848A JP17384892A JPH05338087A JP H05338087 A JPH05338087 A JP H05338087A JP 4173848 A JP4173848 A JP 4173848A JP 17384892 A JP17384892 A JP 17384892A JP H05338087 A JPH05338087 A JP H05338087A
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JP
Japan
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release sheet
resin layer
release
layer
density polyethylene
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JP4173848A
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Hideharu Yamagishi
秀春 山岸
Kiyoshi Toda
清志 戸田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】離型剤層の離型性能が良好で、離型剤層面に貼
着される粘着剤層の粘着力の低下が無く、しかも、離型
剤層と粘着剤層との間の界面の剥離に際しては適度に重
い剥離力が得られる離型シートを得る。 【構成】離型シート用支持基材2と、低密度ポリエチレ
ン樹脂の押出し樹脂層4と、離型剤層5とを有し、該離
型剤層5が、オルガノポリシロキサンがグラフト重合し
ているシリコーン変性ポリオレフィンの押し出し樹脂層
からなる離型シート1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、粘着シートや
粘着テープ等の台紙としての用途を有する離型シート及
び該離型シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着シートや粘着テープ等に利用されて
いる離型シートは、離型シート用支持基材に離型剤層を
積層させた積層シートからなる。
【0003】かかる離型シートの代表的なものとして
は、離型シート用支持基材に対して、低密度ポリエチレ
ン樹脂層からなる離型剤層を、該低密度ポリエチレン樹
脂層における離型面の酸化を抑制しながら押し出し積層
させたものや、離型シート用支持基材に対して低密度ポ
リエチレン樹脂層を積層した後、この低密度ポリエチレ
ン樹脂層の表面にシリコーン樹脂を0.3〜1.0g/
2 程度に塗布し、これを熱硬化させたもの等が知られ
ている。
【0004】なお、ロール巻きの状態で流通させる粘着
シートや粘着テープは、離型シート用支持基材に対して
離型剤層の反対側に粘着剤層を形成することによって得
られる。また、枚葉状状態で流通させる粘着シートや粘
着テープ、例えばラベルのような形態のものは、粘着剤
層を有する粘着シートの粘着剤層面と離型シートの離型
剤層面とが接当するようにして、粘着シートと離型シー
トとを積層して得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の離型シ
ートを利用した粘着シートや粘着テープにおいて、ポリ
エチレン樹脂による離型剤層を該離型剤層の離型面の酸
化を抑制しながら押し出し形成させた離型シートを利用
するものは、離型剤層の離型面の離型性能が低く、例え
ば、強粘着力を有する粘着剤層が適用された場合に、離
型シートの離型面と粘着剤層との間の剥離の際に、粘着
剤の糊残りが発生する。
【0006】また、低密度ポリエチレン樹脂層の表面に
シリコーン樹脂の硬化層を形成した離型剤層を有する離
型シートを利用したものは、離型シートの離型剤層面に
対して粘着剤層を接当,貼着すると、離型剤層における
シリコーン樹脂が粘着剤層面に移行するため、離型シー
トから引き剥した後の粘着剤層面の粘着力が十分ではな
くなる。
【0007】なお、離型剤層におけるシリコーン樹脂が
粘着剤層面に移行する現象は、離型シート用支持基材に
形成されている低密度ポリエチレン樹脂層の軟化点が7
0〜80℃程度であるため、離型シート用支持基材に離
型剤層を形成する工程において、該低密度ポリエチレン
樹脂層の表面に塗布したシリコーン樹脂を硬化させる際
に高温を適用することができなく、このため、低密度ポ
リエチレン樹脂層とシリコーン樹脂層との間の接着強度
が不十分となることに起因している。
【0008】また、前述のシリコーン樹脂の硬化層を有
する離型シートを利用した粘着シートや粘着テープは、
離型剤層の離型面と粘着剤層との間の界面の剥離強度が
10〜100g/(15mm幅)程度の軽いものである
ことから、例えば医療用材料として利用される絆創膏等
の場合には、離型剤層と粘着剤層との間の界面の剥離力
が軽すぎるために、これらの界面での剥離を行なうと離
型シート用支持基材が指先に絡まり易く、さらには、消
費者に対して露出した粘着剤層の粘着力が軽いのではな
いかとの印象を与える等の欠点を有する。
【0009】さらに、シリコーン樹脂の硬化層を有する
離型シートは、該離型シートの離型面の剥離性能の調節
を、シリコーン樹脂の付着量の調節によって行なわなけ
ればならなく、その調節が難しい。
【0010】これに対して本発明は、離型剤層における
離型面の離型性能が良好で、かつ、離型剤層面に接当,
貼着される粘着剤層の粘着力の低下が無く、しかも、離
型剤層と粘着剤層との間の界面の剥離力の調整を容易に
行ない得る離型シート及びその製造方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の離型シ
ートは、離型シート用支持基材と、該離型シート用支持
基材の片面に積層されている低密度ポリエチレン樹脂層
と、該低密度ポリエチレン樹脂層に積層されている離型
剤層とを具備しており、前記離型剤層の表面が離型面と
されているもので、該離型剤層が、ポリエチレンに対し
てオルガノポリシロキサンがグラフト重合しているシリ
コーン変性ポリオレフィンの押し出し樹脂層からなるも
のである。
【0012】請求項2の発明の離型シートは、請求項1
の発明の離型シートの構成において、離型剤層を形成す
るシリコーン変性ポリオレフィンとして、オルガノポリ
シロキサンのグラフト化率が10〜50重量%の範囲内
のシリコーン変性ポリオレフィンを利用することからな
る。
【0013】請求項3の発明の離型シートは、請求項1
または請求項2の発明の離型シートの構成において、シ
リコーン変性ポリオレフィンの押し出し樹脂層からなる
離型剤層が、厚さが3〜15μの範囲内に形成されてい
るものである。
【0014】請求項4の発明の離型シートは、請求項
1,請求項2または請求項3の発明の離型シートの構成
において、シリコーン変性ポリオレフィンとして、低密
度ポリエチレン,線状低密度ポリエチレン,ポリプロピ
レン,エチレン・アクリル酸エチル共重合体及びエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体の少なくとも1種に、直鎖状ポ
リジメチルシロキサンをグラフト重合させた重合体を利
用することからなる。
【0015】請求項5の発明の離型シートの製造方法
は、離型シート用支持基材の片面に低密度ポリエチレン
樹脂層と、オルガノポリシロキサンがグラフト重合して
いるシリコーン変性ポリオレフィン樹脂層との共押し出
し積層樹脂層を、前記離型シート用支持基材面と共押し
出し積層樹脂層における低密度ポリエチレン樹脂層面と
が接当するようにして押出し成形することにより、離型
シート用支持基材と、該離型シート用支持基材の片面に
積層されている低密度ポリエチレン樹脂層と、該低密度
ポリエチレン樹脂層に積層されているシリコーン変性ポ
リオレフィン樹脂層による離型剤層とからなる積層構成
を形成する離型シートの製造方法からなる。
【0016】前記構成による本発明の離型シート及びそ
の製造方法において、低密度ポリエチレン樹脂層が積層
される離型シート用支持基材の面に対しては、該離型シ
ート用支持基材と低密度ポリエチレン樹脂層との間の接
着強度を高め、層間の接着強度を安定化させるために、
例えば、ポリエチレンイミン,有機チタン,ウレタン系
樹脂等によるアンカーコート剤の処理や、オゾン酸化処
理等の接着性改良処理を予め行なって置くことが好まし
い。
【0017】本発明において、離型シート用支持基材と
しては、例えば、紙、熱可塑性ポリエステル,ナイロ
ン,ポリプロピレン,高密度ポリエチレン,ポリイミド
等による2軸延伸プラスチックフィルム、硬質ポリ塩化
ビニルフィルム、セロファン等が使用される。
【0018】離型シート用支持基材に対して形成される
低密度ポリエチレン樹脂層は、離型シートの強度補強層
である共に離型剤層の厚さ補充層であり、密度0.91
0〜0.930のポリエチレン樹脂によって厚さ10〜
100μ程度に形成される。なお、この低密度ポリエチ
レン樹脂層は、離型シート用支持基材との間に強固な接
着強度が得られるように、押出しダイス直下の温度31
0〜330℃程度の押出し成形によって形成されている
ことが好ましい。
【0019】低密度ポリエチレン樹脂層に積層されてい
る離型剤層は、オルガノポリシロキサンがグラフト重合
しているシリコーン変性ポリオレフィンの押し出し樹脂
層からなり、例えば、低密度ポリエチレン,線状低密度
ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン・アクリル酸
エチル共重合体,エチレン・酢酸ビニル共重合体等に、
直鎖状ポリジメチルシロキサンをグラフト重合させたシ
リコーン変性ポリオレフィンにより、厚さ3〜15μ程
度に形成される。
【0020】シリコーン変性ポリオレフィンの押し出し
樹脂層からなる離型剤層は、該離型剤層の離型面に、離
型性能と、粘着剤層との間の界面の剥離力の重さとがバ
ランスして具備され得るように、オルガノポリシロキサ
ンのグラフト化率が10〜50重量%のシリコーン変性
ポリオレフィンによって形成されていることが好まし
い。
【0021】さらに、このシリコーン変性ポリオレフィ
ンの押し出し樹脂層は、先の低密度ポリエチレン樹脂層
との共押し出し樹脂層として容易に形成される。
【0022】
【作用】本発明の離型シートは、離型シート用支持基材
と、該離型シート用支持基材の片面に積層されている低
密度ポリエチレン樹脂層と、該低密度ポリエチレン樹脂
層に積層されている離型剤層とを有し、前記離型剤層
が、オルガノポリシロキサンがグラフト重合しているシ
リコーン変性ポリオレフィンによる押し出し樹脂層から
なるものである。
【0023】前記構成による本発明の離型シートにおい
ては、離型剤層が、オルガノポリシロキサンがグラフト
重合しているシリコーン変性ポリオレフィンの押し出し
樹脂層で形成されているため、離型剤層の離型面の離型
性能が良く、例えば、強粘着力を有する粘着剤層が適用
された場合にも、離型シートの離型面と粘着剤層との間
の剥離の際に粘着剤の糊残りが発生するようなことが無
い。
【0024】また、本発明の離型シートは、該離型シー
トにおける離型剤層の離型性能に関るシリコーン部分
が、オルガノポリシロキサンがグラフト重合しているシ
リコーン変性ポリオレフィンのオルガノポリシロキサン
によるものであるため、離型剤層の離型面へのシリコー
ンオイルのブリードアウトの問題が無く、また、離型シ
ートの離型剤層面に対して粘着剤層を接当,貼着した場
合に、シリコーン樹脂が粘着剤層面に移行するようなこ
とも無いため、離型シートから引き剥した後の粘着剤層
面の粘着力の低下が無い。
【0025】さらに、本発明の離型シートは、該離型シ
ートにおける離型面の離型性能の調節を、離型剤層に利
用するシリコーン変性ポリオレフィンのグラフト化率に
よって調節することができるので、離型面の離型性能の
調節が容易である。
【0026】さらにまた、本発明の離型シートは、粘着
剤層が接当,貼着される側の離型剤層が、シリコーン変
性ポリオレフィン樹脂で形成されていることから、該離
型シートを利用して得られる粘着シートや粘着テープに
おいて、粘着剤層と離型剤層との間に適度に重い剥離力
が得られるため、粘着剤層の粘着力に対する安定感を消
費者に与えることができる。
【0027】さらに、本発明の離型シートの製造方法に
よれば、前述の各特性を有する離型シートを、容易かつ
的確に製造し得る。
【0028】
【実施例】本発明の離型シートの具体的な構成を製造実
施例を以って説明する。
【0029】「実施例1〜実施例3」[図1]におい
て、晒クラフト紙「80g/m2 :紀州製紙 (株) 」か
らなる離型シート用支持基材2の片面にポリエチレンイ
ミン系のアンカーコート剤によるコート層3を形成した
後、該アンカーコート層3面に対して、密度0.918
g/cm3 ,MI:6.0の低密度ポリエチレン樹脂
「日本ユニカ (株) :NUC8005」と、オルガノポ
リシロキサンがグラフト重合しているシリコーン変性ポ
リオレフィン樹脂とを共押し出し積層することにより、
厚さ25μの低密度ポリエチレン樹脂層4と、厚さ10
μのシリコーン変性ポリオレフィン樹脂層からなる離型
剤層5とを形成し、離型剤層5におけるシリコーン変性
ポリオレフィン樹脂のグラフト化率の相違する3種類の
本発明の実施例品である離型シート1を得た。
【0030】なお、低密度ポリエチレン樹脂と、オルガ
ノポリシロキサンがグラフト重合しているシリコーン変
性ポリオレフィン樹脂との共押し出し成形は、低密度ポ
リエチレン樹脂の押出しダイス直下の温度320℃、ま
た、シリコーン変性ポリオレフィン樹脂の押出しダイス
直下の温度290℃で行なった。
【0031】「比較例1」晒クラフト紙「80g/m
2 :紀州製紙 (株) 」からなる離型シート用支持基材の
片面にポリエチレンイミン系のアンカーコート剤を塗工
した後、該アンカーコート層面に対して、密度0.91
8g/cm3 ,MI:6.0の低密度ポリエチレン樹脂
「日本ユニカ (株) :NUC8005」による厚さ35
μの押し出し樹脂層からなる離型剤層を形成することに
より、比較のための離型シートを得た。
【0032】「比較例2」晒クラフト紙「80g/m
2 :紀州製紙 (株) 」からなる離型シート用支持基材の
片面にポリエチレンイミン系のアンカーコート剤を塗工
した後、該アンカーコート層面に対して、密度0.91
8g/cm3 ,MI:6.0の低密度ポリエチレン樹脂
「日本ユニカ (株) :NUC8005」による厚さ35
μの押し出し樹脂層を形成し、さらに、該低密度ポリエ
チレン樹脂層にコロナ放電処理を行なって該処理面を3
8dyne−cmにした後、オルガノポリシロキサン樹
脂を3g(dry)/m2 の割合に塗工し、これを熱硬
化させることによって離型剤層を形成し、比較のための
離型シートを得た。
【0033】「実験1」実施例1〜3及び比較例1〜2
で得られた各離型シートの離型剤層面に市販のセロファ
ン粘着テープの粘着剤層面を圧接して積層シートを作成
した後、該積層シートの粘着剤層面と離型シートの離型
剤層面との界面を剥離する際の剥離力を測定した。実施
例1〜3に利用したオルガノポリシロキサンがグラフト
重合しているシリコーン変性ポリオレフィン樹脂のグラ
フト化率と共に、各離型シートの離型面の剥離力の測定
結果を[表1]に示す。
【0034】「実験2」実施例1〜3及び比較例1〜2
で得られた各離型シートに対する手揉み試験を行ない、
離型剤層に浮きが発生するか否かを試験し、離型剤層の
接着強度を確認した。結果を[表1]に併記する。
【0035】
【表1】
【0036】
【効果】本発明の離型シートによれば、剥離性能が良好
で、しかも、糊残りが無く、品質特性において優れた効
果が得られる。
【0037】また、本発明の離型シートの製造方法によ
れば、前記品質特性において優れた効果を奏する離型シ
ートを容易かつ的確に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の離型シートの積層構成の1例を示す模
型断面図である。
【符号の説明】
1・・・・離型シート 2・・・・離型シート用支持基材 3・・・・アンカーコート層 4・・・・低密度ポリエチレン樹脂による押出し樹脂層 5・・・・オルガノポリシロキサンがグラフト重合している
シリコーン変性ポリオレフィンによる押し出し樹脂層か
らなる離型剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/30 7141−4F C09J 7/02 JKV 6770−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型シート用支持基材と、該離型シー
    ト用支持基材の片面に積層されている低密度ポリエチレ
    ン樹脂層と、該低密度ポリエチレン樹脂層に積層されて
    いる離型剤層とを有し、前記離型剤層が、オルガノポリ
    シロキサンがグラフト重合しているシリコーン変性ポリ
    オレフィンによる押し出し樹脂層からなることを特徴と
    する離型シート。
  2. 【請求項2】 シリコーン変性ポリオレフィンにおけ
    るオルガノポリシロキサンのグラフト化率が、10〜5
    0重量%である請求項1記載の離型シート。
  3. 【請求項3】 シリコーン変性ポリオレフィンによる
    押し出し樹脂層からなる離型剤層の厚さが3〜15μで
    ある請求項1または請求項2記載の離型シート。
  4. 【請求項4】 シリコーン変性ポリオレフィンが、低
    密度ポリエチレン,線状低密度ポリエチレン,ポリプロ
    ピレン,エチレン・アクリル酸エチル共重合体及びエチ
    レン・酢酸ビニル共重合体の少なくとも1種に、直鎖状
    ポリジメチルシロキサンをグラフト重合させた重合体か
    らなる請求項1,請求項2または請求項3記載の離型シ
    ート。
  5. 【請求項5】 離型シート用支持基材の片面に、低密
    度ポリエチレン樹脂層と、オルガノポリシロキサンがグ
    ラフト重合しているシリコーン変性ポリオレフィン樹脂
    層との共押し出し積層樹脂層を、前記離型シート用支持
    基材面と共押し出し積層樹脂層における低密度ポリエチ
    レン樹脂層面とが接当するようにして押出し成形するこ
    とにより、離型シート用支持基材と、該離型シート用支
    持基材の片面に積層されている低密度ポリエチレン樹脂
    層と、該低密度ポリエチレン樹脂層に積層されているシ
    リコーン変性ポリオレフィン樹脂層による離型剤層との
    積層構成を形成することを特徴とする離型シートの製造
    方法。
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