JPH04294140A - ラミネートフィルムの製造方法 - Google Patents

ラミネートフィルムの製造方法

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JPH04294140A
JPH04294140A JP3060158A JP6015891A JPH04294140A JP H04294140 A JPH04294140 A JP H04294140A JP 3060158 A JP3060158 A JP 3060158A JP 6015891 A JP6015891 A JP 6015891A JP H04294140 A JPH04294140 A JP H04294140A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
electron beam
polyolefin
roll
base film
Prior art date
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Pending
Application number
JP3060158A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Kurozumi
黒住 一正
Masanobu Okamura
岡村 正信
Kazunari Arai
一成 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装材料等に利用される
ラミネ−トフィルムの製造方法に関し、特には、ベース
フィルムとポリオレフィン系フィルムを電子線硬化型接
着剤を用いてラミネートする方法においてポリオレフィ
ンのヒ−トシ−ル性を低下させることなく製造するラミ
ネートフィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来のラミネ−トフィルムの製造方法とし
てはドライラミネ−ション、ウエットラミネ−ション、
押し出しラミネ−ションによりポリウレタン樹脂、ポリ
アクリル酸樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、イソシアネ−ト樹脂等の接着剤を用いる
ものであった。しかし、この方法においては接着剤が硬
化するのに長時間必要とした。
【0003】そこで、接着剤を短時間で硬化させるため
に、例えば、電子線硬化型接着剤を用いてラミネートす
る方法が行われている。しかしながら、この方法を用い
て、ベースフィルムにポリオレフィン系フィルムを用い
て場合、通常の電子線照射方法ではポリオレフィンのヒ
−トシ−ル性を低下させてしまう問題あった。そして、
このようにして製造されたラミネ−トフィルムを用いて
、ヒートシールによりポリオレフィン面どうしをヒート
シールして袋等の包装用容器を形成する場合、ポリオレ
フィンのヒ−トシ−ル性が低下しているために、短時間
でシールすると、シール強度が充分得られないために、
長時間かけてシールする必要があり、作業性が悪いとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はベース
フィルムとポリオレフィン系フィルムを電子線硬化型接
着剤を用いてラミネ−トする方法において、電子線照射
によりポリオレフィンのヒ−トシール性を低下させるこ
となくラミネ−トフィルムを製造する方法を提供するこ
とを課題とするものである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ベースフィルムにポリオレフィン系フィル
ムを電子線を照射することによって硬化する電子線硬化
型接着剤を用いてラミネートする方法において、ラミネ
ートした後、電子線を照射する際に、ポリオレフィン系
フィルム側を冷却することを特徴とするラミネートフィ
ルムの製造方法である。
【0006】
【作用】本発明のラミネ−トフィルムの製造方法によれ
ば、ラミネートされたポリオレフィン系フィルム面が、
冷却された状態で電子線が照射されるためポリオレフィ
ンのヒ−トシ−ル性を低下させることなく電子線硬化型
接着剤を用いラミネ−トフィルムを製造することができ
る。
【0007】
【実施例】次に本発明を図面に示す具体例に基ずいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す説明図
であり、先ず、一方の巻き出し部1よりベースフィルム
2が供給され、他方の巻き出し部1aよりポリオレフィ
ン系フィルム6が供給される。前記ベースフィルム2の
表面には、電子線硬化型接着剤4がコーティングロール
3によってコーティングされ、これに次いで、乾燥オー
ブンを通過して、コーティングされた電子線硬化型接着
剤4が乾燥される。
【0008】次いで、前記ベースフィルム2とポリオレ
フィン系フィルム6とをラミネ−トロ−ル7とニップロ
ールの間を通過させて貼り合わせた後、冷却ロ−ル10
にて冷却しながら電子線照射装置9にて電子線を照射し
接着硬化させる。このようにして製造されたラミネ−ト
フィルムAは巻き取り部11に巻き取られる。
【0009】ここで、本発明におけるベースフィルム2
としては、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビリニデン、ポリビニル
アルコール、ポリアミド、ポリカ−ボネ−ト等の延伸及
び未延伸フィルム及びこれらに金属蒸着を設けたものを
用いることができる。
【0010】ポリオレフィン系フィルム6としては、低
密度、中密度、高密度各種ポリエチレン、あるいはエチ
レン−ビニルアルコ−ル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、未延伸ポリプロピレン等のシ−ラントフィ
ルムを用いることができる。
【0011】電子線硬化型接着剤4としては、不飽和ポ
リエステル樹脂のオリゴマ−、もしくはプレポリマ−、
ポリエステルアクリレ−ト、ポリエステルメタクリレ−
ト、ウレタンクアクリリレ−ト、ウレタンメタクリレ−
ト、エポキシアクリレ−ト、エポキシメタアクリレート
等のアクリレ−ト、メタクリレ−ト樹脂のオリゴマ−プ
レポリマ−を主体とし反応性モノマ−、ウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、イソシアネ−ト化合物等を配合させ
たものを用いことができる。
【0012】電子線硬化型接着剤は粘度調整のため、必
要とあらば溶剤希釈してもよく、この場合は、図1に示
すように、塗布後乾燥オ−ブン5を通して溶剤を除去す
る必要があり、溶剤希釈の必要のない場合は、乾燥オ−
ブン5を通さなくてもよい。
【0013】また、電子線硬化型接着剤4の塗布方法と
しては、グラビアコ−ト、ロ−ルコート、フレキソ印刷
、オフセット印刷、シルクスクリ−ン印刷等あらゆる塗
布方法を用いることができ、特定の方法に制限されるも
のではない。
【0014】電子線照射装置9としては、エレクトロン
カ−テン方式、スキャンビ−ム方式等のいずれの方式の
ものも用いることができる。照射電圧としては100〜
300KVを収線量としては10〜100KGyの範囲
で用いることが好ましい。冷却ロ−ル10の温度として
は0〜20°Cガ好ましい。
【0015】次に、下記のような方法で試料を作製して
、本発明と従来の方法によるラミネートフィルムとのヒ
ートシール強度の比較したので、試料作製方法、ヒート
シール強度測定方法、及びその結果を以下に述べる。
【0016】〔試料1〕膜厚12μのポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムにポリウレタンアクリレートを主成
分とする電子線硬化型接着剤をグラビアコ−ト法にて塗
布量3g/m2 となるように塗布し、膜厚50μの中
密度ポリエチレンフィルムとラミネ−トしたのち、10
°Cの冷却ロ−ルに接した状態で、加工スピ−ド100
m/min照射電圧20KV、吸収線量40KGy、に
て電子線を照射して、接着硬化させた。
【0017】〔試料2〕試料1と同様に膜厚12μのポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムに、試料1と同様の
電子線硬化型接着剤をグラビアコ−ト法にて塗布量3g
/m2 となるように塗布し、膜厚50μの中密度ポリ
エチレンフィルムとラミネ−トしたのち、通常の方法に
て、実施例1と同様に加工スピ−ド100m/min、
照射電圧200KV、吸収線量40KGy、にて電子線
を照射、接着硬化させた。
【0018】〔試料3〕膜厚12μのポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムにポリエポキシアクリレーとを主成
分とする電子線硬化型接着剤をグラビアコ−ト法にて塗
布量3g/m2 となるよう塗布し、膜厚50μのエチ
レン−ビニルアルコ−ル共重合フィルムとをラミネ−ト
したのち、10°Cの冷却ロ−ルに接した状態で、加工
スピ−ド100m/m、照射電圧200KV、吸収線量
40KGy、にて電子線を照射して、接着硬化させた。
【0019】〔試料4〕試料3と同様に膜厚12μのポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムに試料3と同様の電
子線硬化型接着剤をグラビアコ−ト法にて塗布量3g/
m2 となるよう塗布し、膜厚50μのエチレン−ビニ
ルアルコ−ル共重合フィルムとをラミネ−トしたしたの
ち、通常の方法にて、実施例1と同様加工スピ−ド10
0m/min、照射電圧200KV、吸収線量40KG
y、にて電子線を照射して、接着硬化させた。
【0020】試料1、試料2、試料3、及び試料4のそ
れぞれのヒ−トシ−ル強度を、ヒ−トシール条件160
°C、1kg/cm2 でヒートシールし、剥離条件ス
ピ−ド300mm/min、試験幅15mm測定した。 その結果を表−1に示す。
【0021】
【0022】このように、表−1に示した結果からも、
本発明によるラミネートフィルム(料1及び試料3)は
、従来の方法によるもの(試料2及び試料4)と比較し
てヒ−トシ−ル性が優れていることが理解出来る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のラミネ−ト
フィルムの製造方法においては、ベースとポリオレフィ
ン系フィルムを電子線硬化型接着剤を用いてラミネ−ト
する際、ポリオレフィン系フィルムのヒ−トシ−ル性を
低下させることなくラミネ−トフィルムを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a  巻き出し部 2  ベースフィルム 3  コ−ティングロ−ル 4  電子線硬化型接着剤 5  乾燥オ−ブン 6  ポリオレフィン系フィルム 7  ラミネ−トロ−ル 8  ニップロ−ル 9  電子線照射装置 10  冷却ロ−ル 11  巻き取り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースフィルムにポリオレフィン系フィル
    ムを電子線を照射することによって硬化する電子線硬化
    型接着剤を用いてラミネートする方法において、ラミネ
    ートした後、電子線を照射する際に、ポリオレフィン系
    フィルム側を冷却することを特徴とするラミネートフィ
    ルムの製造方法
JP3060158A 1991-03-25 1991-03-25 ラミネートフィルムの製造方法 Pending JPH04294140A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0731755A1 (en) * 1993-12-01 1996-09-18 Mobil Oil Corporation Coated hdpe film and its method of manufacture
EP1048455A1 (en) * 1999-04-19 2000-11-02 Fujipla Inc. Method for producing a plastic laminate and a plastic laminate obtained thereby
KR100789604B1 (ko) * 2006-09-15 2007-12-27 공배성 냉각드럼을 채용한 가열장치

Cited By (4)

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