JPS6118620Y2 - - Google Patents

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JPS6118620Y2
JPS6118620Y2 JP13132480U JP13132480U JPS6118620Y2 JP S6118620 Y2 JPS6118620 Y2 JP S6118620Y2 JP 13132480 U JP13132480 U JP 13132480U JP 13132480 U JP13132480 U JP 13132480U JP S6118620 Y2 JPS6118620 Y2 JP S6118620Y2
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hooks
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JP13132480U
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JPS5755178U (ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、銅あるいは銅合金を加工して形成
したフツクに被覆電線を引掛け、電極棒にて加圧
通電して被覆電線を銅あるいは銅合金板に電気的
に接続する接続端子に関するものである。
銅あるいは銅合金板を形抜きし、折り曲げて形
成したフツクの内側に、エナメル線等の被覆電線
を収納し、電極棒でフツクを加圧変形させて被覆
電線を保持し、しかるに後、電極棒に適切電流を
適切な時間印加し、被覆電線の表面に存在する絶
縁物を熱的に破壊し、芯線を露出させた後、芯線
を銅あるいは銅合金板に接続するヒユージング法
による接合法がある。
第1図は、このヒユージング法による接合法を
示す斜視図で、1は接続端子、2はフツク、21
はフツク2の根本部、25はフツク2の先端部、
3は被覆電線、31は端末側被覆電線、32は機
器側被覆線、4は電極棒、5は電動機のステータ
等の機器である。第2図はヒユージング法による
電流路を示す説明図でX、Yは電流経路である。
電極棒は一般に、被覆電線3を押しつぶし過ぎる
ことによる引張りの低下防止と、過電流によるフ
ツク2の波損を防ぐために、電流経路X、Yが第
2図に示すごとく二経路となるように、第3図に
示すごとく、電極棒4の先端部にテーパや段差を
つけている。さて、被覆電線3をフツク2の内側
に収納したとき、フツク2の内側における被覆線
3の位置が一定でないと、第4図に示すごとく、
被覆電線3がフツク2の根本部21をはずれ、先
端部25近くにくる場合があり、この場合には、
電極棒4で加圧通電すると、第5図に示すごとく
電流はフツク2の根本部21の電流経路Xに集中
することになり、根本部21の許容電流値を越え
て、フツク2が破損する可能性があるとともに、
被覆電線3のつぶれ量も大きくなり、引張り強度
が低下し、接続の信頼性が低下することになる。
すなわち、信頼性の高い接合を行なうためには、
電極棒4の先端部形状の工夫もさることながら、
被覆電線3をフツク2の所定の位置、すなわち、
根本部21にしつかり収納した後、位置ずれを起
さないように被覆電線3を保持しておく必要があ
る。しかし、従来の接続端子1では、第1図にお
いて、フツク2の根本部21に被覆電線3を位置
決めするには、接続端子1の外部に補助的な手段
が必要になる。また、フツク2の根本部21に被
覆電線3をしつかり位置決めするために、端末側
被覆電線31を強く引張ると、根本部21におけ
る摩擦低抗は小さいため、機器被覆電線32にも
力が加わることになるが、この引張り力は磁器5
に悪影響を及ぼすことが多く、また逆に、引張る
力が弱いときには被覆電線3にたるみが生じ、フ
ツク2内での被覆電線3の位置が決まらないとい
う不都合を生じ、この被覆電線3に加える引張り
力の加減が難しく、フツク2に被覆電線3を引掛
ける作業性を悪くするとともに、引掛け作業を行
なう作業者の塾練度の差によつても接合の信頼性
にばらつきがあつた。
この考案は上記の難点にかんがみてなされたも
ので、被覆電線の位置決めに、接続端子の外部の
補助的手段を用いず、作業性もよく、かつ接合の
信頼性の高い接続端子を提供することを目的とす
る。
以下、この考案の実施例をあげて説明する。
第6図はこの考案の一実施例を示す接続端子の
斜視図で、図中、10は接続端子、2aはフツ
ク、2bはフツクであるが、機能上被覆電線の引
掛け部の役目をする。21a,21bはフツク2
a,2bの根本部、22a,22bは根本部にお
ける被覆電線の引入れコーナー部、23a,23
bは根本法における被覆電線の引出しコーナー部
である。接続端子10に配設したフツク2a,2
bは互にその開口方向または折り曲げ方向をほぼ
反対向きにしてあり。このフツク2a,2bのう
ち、機器8から出てきた被覆電線3を、まず、フ
ツク2aにひつかけ、次いで、2bの方に引張
る。この時の引張り力は、フツク2aの根本部2
1aの引入れコーナー部22a、引出しコーナー
部23aのみにかかつているだけで、摩擦抵抗が
小さいため、機器側被覆電線32にも力が及ぶの
で、被覆電線3がたるまない程度の力で引張り、
フツク2aの根本部21aに被覆電線3を位置決
めすればよい。次いで、被覆電線3をフツク2b
にひつかけ、A方向に引張ると、被覆電線3はフ
ツク2a,2bの4ケ所のコーナー部22a,2
3a,23b,23bにかかることになり、初め
の2ケ所のコーナー部22a,23aにひつかけ
た時に比べると摩擦抵抗が格段に大きくなつてい
るため、端末側被覆電線31を強く引張つても機
器側被覆電線32に力が及ぶことは小なく、作業
者は安心して被覆電線3を引張ることができる。
ここで、被覆電線3の視径が比較的太く(φ0.4
mm以上)、かつ、端末側被覆電線31が短かい場
合には、上述のごとく、A方向に強く引張るだけ
でフツク2aの根本部21aに被覆電線3を位置
決めすることができるが、経径が太くても端末側
被覆電線31が長い場合とか経径が細い(φ0.4
mm未満)場合には、フツク2bに1回以上巻きつ
けると被覆電線3をフツク2aの根本部21aに
正確に位置決めすることができる。このように、
接続端子10に設けた二個のフツク2a,2bに
被覆電線3をひつかけた後、フツク2a,2bの
双方に電極棒4で加圧通電し、被覆電線3と接続
端子10との電気的かつ機械的な接合を行なえば
よく、また、例えばフツク2bに被覆電線3を巻
き付けた場合には、フツク2bのみに電極棒4で
加圧槻電し、フツク2bにはフツク2bを加圧変
形させるだけで被覆電線3を機械的に保持するよ
うにしても、充分信頼性の高い接合を行なうこと
ができる。
上記説明において、フツク2a,2bに被覆電
線を引掛ける順序はこれに限るものでなく、機器
と接続端子の相対位置関係に応じて、作業性の良
に順にすればよい。また、接続端子内のフツクの
数も2個に限るものでなく、必要に応じて増設し
てもよい。たとえば、第7図に示すごとく、フツ
クの開口方向または折り曲げ方向が千鳥配置で、
かつ、互にほぼ180゜反対向きになるように、3
個のフツク2a,2b,2cを設け、被覆電線3
を第7図に示すごとく引掛けフツク2a,2c
で、電気的かつ機械的な接合を行なうようにして
もよい。
上記実施例はフツクを複数個設けたものである
が、被覆電線3を引掛ける引掛け部としては、フ
ツク以外に切欠部であるものが考えられる。即ち
第8図は参考例として示す接続端子の斜視図で、
接続端子に切欠部11を設けている。被覆電線3
をフツク2aに引入れコーナー部から引出しコー
ナー部にかけて張りさらに切欠部11に引掛けて
引張り、その後電極棒でフツク2aを加圧通電し
て被覆電線3をフツク2aに電気的に接続する。
しかしこの場合は、被覆電線3がフツク2aの引
入れコーナー部、引出しコーナー部及び切欠部1
1の3箇所で接触するだけで、摩擦抵抗がそれだ
け小さく、かつ被覆電線3がフツク2aだけで電
気的機械的に接合されるので、それだけ機械的保
持が不安定となりやすい。
以上説明したように、こお考案は銅あるいは銅
合金板を折り曲げ加工して形成した第1フツクの
内側の根本部における引入れコーナー部から引出
しコーナー部にかけて被覆電線を張り、電極棒に
て加圧通電して上記被覆電線を上記銅あるいは銅
合金板に電気的に接続する接続端子において、第
1フツクの根本部より、根本部が第1フツクの折
り曲げ方向と反対方向に離れて位置し、第1フツ
クの折り曲げ方向と反対方向に折り曲げた第2フ
ツクを設け、第1フツクの内側の根本部における
引入れコーナー部から引出しコーナー部にかけて
張つた上記被覆電線続いて第2フツクの内側の根
本部における引入れコーナー部から引出しコーナ
ー部にかけて張ると共に、上記両フツクで上記被
覆電線を機械的に保持し、かつ上記フツクと上記
被覆電線とを電気的に接合するようにしたので、
被覆電線は両フツクの引入れコーナー部と引出し
コーナー部の4箇所で接触して引つかけられ、そ
のため被覆電線との摩擦抵抗が格段に大きくな
り、被覆電線をフツクの根本部の内側に確実に位
置決めすることができ、被覆電線に加える力を微
妙に加減する必要が少なくなる。さらに両フツク
で被覆電線を機械的に保持しておるため機械的安
定性もよく、従つてフツクと被覆電線との電気的
接合も安定し、結果として信頼性の高い接合保持
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は接続端子におけるヒユージング法によ
る接合法を示す斜視図、第2図はヒユージング法
による電流路を示す説明図、第3図は電極棒の形
状を示す部分正面図、第4図は接続端子のフツク
と被覆電線との関係を示す図、第5図は被覆電線
の位置が悪いときのヒユージング法による欠陥を
説明する図、第6図はこの考案の一実施例を示す
接続端子の斜視図、第7図はこの考案の他の実施
例を示す接続端子の斜視図、第8図は参考例とし
て示す接続端子の斜視図である。 図中、10は接続端子、2aはフツク、2bは
フツクまたは引掛け部、11は切欠部または引掛
け部、3は被覆電線である。なお図中同一符号は
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 銅あるいは銅合金板を折り曲げ加工して形成し
    た第1フツクの内側の根本部における引入れコー
    ナー部から引出しコーナ部にかけて被覆電線を張
    り、電極棒にて加圧通電して上記被覆電線を上記
    銅あるいは銅合金板に電気的に接続する接続端子
    において、第1フツクの根本部より、根本部が第
    1フツクの折り曲げ方向と反対方向に離れて位置
    し、第1フツクの折り曲げ方向と反対方向に折り
    曲げた第2フツクを設け、第1フツクの内側の根
    本部における引入れコーナー部から引出しコーナ
    ー部にかけて張つた上記被覆電線を続いて第2フ
    ツクの内側の根本部における引入れコーナー部か
    ら引出しコーナー部にかけて張ると共に、上記両
    フツクで上記被覆電線を機械的に保持し、かつ上
    記フツクと上記被覆電線とを電気的に接合するよ
    うにしたことを特徴とする接続端子。
JP13132480U 1980-09-16 1980-09-16 Expired JPS6118620Y2 (ja)

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JP13132480U JPS6118620Y2 (ja) 1980-09-16 1980-09-16

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JP13132480U JPS6118620Y2 (ja) 1980-09-16 1980-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS5755178U JPS5755178U (ja) 1982-03-31
JPS6118620Y2 true JPS6118620Y2 (ja) 1986-06-05

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JP13132480U Expired JPS6118620Y2 (ja) 1980-09-16 1980-09-16

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JP2017055573A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動流体ポンプ

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JP4654061B2 (ja) * 2005-03-30 2011-03-16 本田技研工業株式会社 回転電機及びその製造方法
JP2012248296A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Mitsubishi Electric Corp ヒュージング用端子

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JPS5755178U (ja) 1982-03-31

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