JPH06310359A - 導線と端子の接続方法 - Google Patents
導線と端子の接続方法Info
- Publication number
- JPH06310359A JPH06310359A JP12362993A JP12362993A JPH06310359A JP H06310359 A JPH06310359 A JP H06310359A JP 12362993 A JP12362993 A JP 12362993A JP 12362993 A JP12362993 A JP 12362993A JP H06310359 A JPH06310359 A JP H06310359A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- wire
- lead wire
- metal sleeve
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤー等と端子の接続方法に於いて、強力
な接続と確実な導通効果を奏すると共に製作時の工数を
削減した接続方法を提供する。 【構成】 ワイヤーや撚り線を端子上に併行に装着し、
該周囲を金属スリーブにて包含して、該金属スリーブを
圧着治具にて圧着して接続する構成にした。
な接続と確実な導通効果を奏すると共に製作時の工数を
削減した接続方法を提供する。 【構成】 ワイヤーや撚り線を端子上に併行に装着し、
該周囲を金属スリーブにて包含して、該金属スリーブを
圧着治具にて圧着して接続する構成にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモーター、トランス等或
いは電気部品の製作時に必要な導線と端子の接続方法に
関する。
いは電気部品の製作時に必要な導線と端子の接続方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、導線と端子の接続方法は図3,
4,5に示す如く、端子1に導線2を数回巻付けるか、
又は端子1に設けた孔2’に導線2をカラゲるか、或い
はリード線3等の場合はリード線3の芯線3’に直接巻
付けるかした後、そのあと処理として半田付けを施して
安定した導通や固定化を計っていた。
4,5に示す如く、端子1に導線2を数回巻付けるか、
又は端子1に設けた孔2’に導線2をカラゲるか、或い
はリード線3等の場合はリード線3の芯線3’に直接巻
付けるかした後、そのあと処理として半田付けを施して
安定した導通や固定化を計っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法に
よると主に手作業によるので、巻付け或いはカラゲ等の
工数が掛かることと、後工程で半田付け処理を行う等コ
スト面で割高になる課題と、導線がマグネットワイヤー
等で線径が大きい場合は前記巻付け或いはカラゲに曲げ
にくい難点があって容易でない作業となっていた。
よると主に手作業によるので、巻付け或いはカラゲ等の
工数が掛かることと、後工程で半田付け処理を行う等コ
スト面で割高になる課題と、導線がマグネットワイヤー
等で線径が大きい場合は前記巻付け或いはカラゲに曲げ
にくい難点があって容易でない作業となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために巻付け或いはカラゲ等のいわゆる手作業に
代わり、端子上に導線を装着して該端子と該導線を金属
スリーブにて包含し、該金属スリーブを圧着することに
より、該金属スリーブ内の前記端子及び導線の皮膜剥離
を伴う導体接続を可能とすることを特徴とする導線と端
子の接続方法を提供するものである。
決するために巻付け或いはカラゲ等のいわゆる手作業に
代わり、端子上に導線を装着して該端子と該導線を金属
スリーブにて包含し、該金属スリーブを圧着することに
より、該金属スリーブ内の前記端子及び導線の皮膜剥離
を伴う導体接続を可能とすることを特徴とする導線と端
子の接続方法を提供するものである。
【0005】
【作用】線径の小のものはもちろんマグネットワイヤー
等で線径の大きいもので曲げにくいものでも、端子上に
併行に装着するだけなので、容易であり、又機械的強度
によって確実な接続ができ、後処理の半田付け処理も容
易になるので工数削減と接続後の導通面での品質向上を
計ることが可能となる。
等で線径の大きいもので曲げにくいものでも、端子上に
併行に装着するだけなので、容易であり、又機械的強度
によって確実な接続ができ、後処理の半田付け処理も容
易になるので工数削減と接続後の導通面での品質向上を
計ることが可能となる。
【0006】
【実施例】図1に示すように、端子1上に導線或いはマ
グネットワイヤー2を装着して該端子1及び該導線或い
はマグネットワイヤー2(以下ワイヤーと称す)を包含
する金属スリーブ4の中へ装着したものを上下から圧着
治具により圧着していわゆるかしめ状態にしたものであ
る。
グネットワイヤー2を装着して該端子1及び該導線或い
はマグネットワイヤー2(以下ワイヤーと称す)を包含
する金属スリーブ4の中へ装着したものを上下から圧着
治具により圧着していわゆるかしめ状態にしたものであ
る。
【0007】以上の方法を図2に示すと、金属スリーブ
4は上下より圧着治具5により圧着されることによりさ
らに偏平になり、包含されているワイヤー2と端子1と
は密着接触する。従って圧着治具5の機械的強度によっ
て、ワイヤー2及び端子1面を被覆している皮膜が、圧
着により該ワイヤー2と端子1面で接触面の皮膜を剥離
して圧着するので、導通力が向上すると共に接続力も前
記機械的強度によるので従来の手作業の巻付け,カラゲ
と異なり、強力な圧着力であるので品質的にも安定した
圧着方法が得られる。尚、圧着力は接続線の径や本数に
より任意に圧着器具等の大きさの調整が可能である。
4は上下より圧着治具5により圧着されることによりさ
らに偏平になり、包含されているワイヤー2と端子1と
は密着接触する。従って圧着治具5の機械的強度によっ
て、ワイヤー2及び端子1面を被覆している皮膜が、圧
着により該ワイヤー2と端子1面で接触面の皮膜を剥離
して圧着するので、導通力が向上すると共に接続力も前
記機械的強度によるので従来の手作業の巻付け,カラゲ
と異なり、強力な圧着力であるので品質的にも安定した
圧着方法が得られる。尚、圧着力は接続線の径や本数に
より任意に圧着器具等の大きさの調整が可能である。
【0008】図6は金属スリーブ4を圧着して端子1と
ワイヤー2が完全に接続された場合の斜視図であるが、
本発明はワイヤー2数は1本から数本に亙る場合でも、
ワイヤー径が大きくても又リード線の撚り線の場合でも
可能である。しかも同時に圧着するので工数が大幅に削
減する。
ワイヤー2が完全に接続された場合の斜視図であるが、
本発明はワイヤー2数は1本から数本に亙る場合でも、
ワイヤー径が大きくても又リード線の撚り線の場合でも
可能である。しかも同時に圧着するので工数が大幅に削
減する。
【0009】図7及び図8は本発明の実施例であるが、
図7は全自動洗濯機の押ボタンスイッチ6にリード線を
接続されたものでリード線7及び8は全自動洗濯機の初
期始動のスイッチON,OFFであり、リード線9及び
10はコイルを介して自動的に作用するスイッチのリー
ド線である。従来の方法ではとかくゆるみが発生する恐
れがあったものを本発明の接続方法ではゆるみのない効
果が出ている。
図7は全自動洗濯機の押ボタンスイッチ6にリード線を
接続されたものでリード線7及び8は全自動洗濯機の初
期始動のスイッチON,OFFであり、リード線9及び
10はコイルを介して自動的に作用するスイッチのリー
ド線である。従来の方法ではとかくゆるみが発生する恐
れがあったものを本発明の接続方法ではゆるみのない効
果が出ている。
【0010】図8はトランス11に使用した実施例であ
るが、端子部12はマグネットワイヤー1本、端子部1
3はリード線1本でそれぞれ端子1と接続する。該端子
部12,13は一次側コイルである。又、端子部14は
マグネットワイヤー1本とリード線1本を纏めて端子1
と接続。端子部15はマグネットワイヤー2本と端子1
との接続方法で、該端子部14,15は二次側コイルで
ある。上記の例の接続も従来は巻付けやカラゲで半田付
処理をしていたが、本発明の例によれば外観的にも美的
にまとまる。尚、本発明の金属スリーブ4の両端口か或
いは片端口を半田処理を行えば接続及び導通に完全度を
期する事は言うまでもない。以上、本発明の好適な実施
例について述べたが、本発明は上述の実施例に限定され
るのでなく、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多く
の改変を施し得るのはもちろんである。
るが、端子部12はマグネットワイヤー1本、端子部1
3はリード線1本でそれぞれ端子1と接続する。該端子
部12,13は一次側コイルである。又、端子部14は
マグネットワイヤー1本とリード線1本を纏めて端子1
と接続。端子部15はマグネットワイヤー2本と端子1
との接続方法で、該端子部14,15は二次側コイルで
ある。上記の例の接続も従来は巻付けやカラゲで半田付
処理をしていたが、本発明の例によれば外観的にも美的
にまとまる。尚、本発明の金属スリーブ4の両端口か或
いは片端口を半田処理を行えば接続及び導通に完全度を
期する事は言うまでもない。以上、本発明の好適な実施
例について述べたが、本発明は上述の実施例に限定され
るのでなく、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多く
の改変を施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明は端子上に導線を装着して、該端
子と該導線を金属スリーブにて包含し、該金属スリーブ
を圧着することにより、該金属スリーブ内の前記端子及
び導線の皮膜剥離を伴う導体接続を可能とするので、従
来1本づつ巻付けたり、カラゲたりしたものが、数本同
時に端子に接続できることで工数が大幅に削減でき、又
半田加熱により皮膜剥離を行っていたものが、圧着と同
時に皮膜剥離も行われて接続と導通効果に著効を奏する
と共に外観的にも美的になり商品的価値も上がる。
子と該導線を金属スリーブにて包含し、該金属スリーブ
を圧着することにより、該金属スリーブ内の前記端子及
び導線の皮膜剥離を伴う導体接続を可能とするので、従
来1本づつ巻付けたり、カラゲたりしたものが、数本同
時に端子に接続できることで工数が大幅に削減でき、又
半田加熱により皮膜剥離を行っていたものが、圧着と同
時に皮膜剥離も行われて接続と導通効果に著効を奏する
と共に外観的にも美的になり商品的価値も上がる。
【図1】本発明の接続方法で圧着後の断面図である。
【図2】本発明の接続組合せ断面図と圧着方法である。
【図3】従来の端子とワイヤーのカラゲ方法の斜視図で
ある。
ある。
【図4】従来の端子とワイヤーの巻付け方法の斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来のリード線とワイヤーの接続斜視図であ
る。
る。
【図6】本発明の接続方法の完成斜視図である。
【図7】本発明の押ボタンスイッチへの実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】本発明のトランスの端子部への実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1 端子 2 ワイヤー 3 リード線 4 金属スリーブ 5 圧着治具 6 押ボタン 11 トランス
Claims (1)
- 【請求項1】 リード線或いは巻線等の導線と端子を接
続する方法に於いて、端子上に導線を装着して、該端子
と該導線を金属スリーブにて包含し、該金属スリーブを
圧着することにより、該金属スリーブ内の前記端子及び
導線の皮膜剥離を伴う導体接続を可能とすることを特徴
とする導線と端子の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362993A JPH06310359A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 導線と端子の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362993A JPH06310359A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 導線と端子の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310359A true JPH06310359A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14865320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12362993A Pending JPH06310359A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 導線と端子の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06310359A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457261B1 (ko) * | 1998-07-30 | 2005-05-03 | 주식회사 나래나노텍 | 코일의인출선에전원공급을위한접속부재의접합장치 |
KR100618253B1 (ko) * | 2005-03-02 | 2006-09-01 | 디피씨(주) | 고압 트랜스포머의 고압선 절연구조 |
JP2009218425A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Tdk Corp | コイル部品及び巻線端末の接続固定方法 |
JP2010027775A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Tdk Corp | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP12362993A patent/JPH06310359A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457261B1 (ko) * | 1998-07-30 | 2005-05-03 | 주식회사 나래나노텍 | 코일의인출선에전원공급을위한접속부재의접합장치 |
KR100618253B1 (ko) * | 2005-03-02 | 2006-09-01 | 디피씨(주) | 고압 트랜스포머의 고압선 절연구조 |
JP2009218425A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Tdk Corp | コイル部品及び巻線端末の接続固定方法 |
JP2010027775A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Tdk Corp | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
JP4697676B2 (ja) * | 2008-07-17 | 2011-06-08 | Tdk株式会社 | コイル部品およびコイル部品の製造方法 |
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