JPH06163118A - 超細径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれの接続方法 - Google Patents

超細径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれの接続方法

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JPH06163118A
JPH06163118A JP4307092A JP30709292A JPH06163118A JP H06163118 A JPH06163118 A JP H06163118A JP 4307092 A JP4307092 A JP 4307092A JP 30709292 A JP30709292 A JP 30709292A JP H06163118 A JPH06163118 A JP H06163118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
coaxial cable
cable
terminal
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP4307092A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yamamoto
正弘 山本
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH06163118A publication Critical patent/JPH06163118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超細径同軸ケーブルにおける中心導体及びドレ
ンワイヤの接続を容易にし測定誤差を少なくする超細径
同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれを用いた接続
方法を提供すること。 【構成】同軸コア本体にドレンワイヤを添えジャケット
で覆った2.5mm以下の超細径同軸ケーブルのための簡
易コネクタにおいて、軸方向の一端側に測定リード線接
続用端子11を有するとともに他端側に中空状の中心接
続端子13と外部接続端子14とを同軸に配置した同軸
ケーブル接続端子12とを有するコネクタ本体10と、
その同軸ケーブル接続端子の当該外部接続端子上にケー
ブルのドレンワイヤとともに圧着させるスリーブ20と
からなる。スリーブには、同軸ケーブル接続端子の外部
接続端子に圧着する部分21に連ねてケーブルのジャケ
ットを把握するクランプ部分22を有した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイズが2.5mm以下
の超細径同軸ケーブルの電気特性を確認する際に用いる
測定用簡易コネクタ及びそれの接続方法の提供に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】サイズが
2.5mm以下の超細径同軸ケーブルは、これを並列にし
てマルチコアタイプとすることで超高速信号伝送用に供
している。これは、図4に示すように中心導体1と絶縁
体2と外部導体3とからなる同軸コア4にドレンワイヤ
5を添えてジャケット6で覆った同軸ケーブル7を多数
本並列にしてジャケット同士を長手方向の所々で融着し
あってマルチコアタイプとしたものであるが、コア間の
ピッチは2.54mm以下と小さくし心線数は数十心にも
及ぶ。このマルチコアタイプのケーブルでは、各コア間
の電気信号の伝ぱ時間を測定するために、ケーブルの両
端に測定用のコネクタを取り付けなければならない。そ
こで、ケーブルの両端は、並列するジャケットを非融着
構造として各ケーブル毎に分離して測定用コネクタを接
続するようにしていた。
【0003】図5は、従来の測定用コネクタとそれに対
する同軸ケーブルの接続要領を示したもので、コネクタ
本体となる測定リード線接続用端子8の基部側に棒状の
接続端子9a,9bを立脚させて、一方の端子9aを同
軸コアの中心導体接続用に且つ他方の端子9bをドレン
ワイヤ接続用にしており、同軸ケーブル7の端末にてジ
ャケット及び同軸コアの絶縁体を剥いで露出された中心
導体とドレンワイヤ5とを当該接続端子9a,9bに半
田付けするようにしていた。
【0004】しかしながら、かかる従来の測定用コネク
タ及びそれに対する同軸ケーブルの接続方法によれば、
接続部のインピーダンス不整合が大きく、また、接続
の仕方によるバラツキも大きく、このため、伝ぱ時間の
測定誤差は±100ピコ秒程度と大きくなってしまう。
長細径同軸コアにおける中心導体及びドレンワイヤを
半田付けするため、熟練した作業と多くの時間を費や
す。等の問題があった。
【0005】本発明は、前述した従来技術の問題を解消
するため、超細径同軸ケーブルにおける中心導体及びド
レンワイヤの接続を容易にし測定誤差を少なくする超細
径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれを用いた接
続方法を提供することに目的をおいたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する超
細径同軸ケーブル測定用簡易コネクタは、軸方向の一端
側に測定リード線接続用端子を有するとともに他端側に
中空状の中心接続端子と外部接続端子とを同軸に配置し
た同軸ケーブル接続端子とを有するコネクタ本体と、そ
の同軸ケーブル接続端子の当該外部接続端子上にケーブ
ルのドレンワイヤとともに圧着させるスリーブとからな
るものである。
【0007】また、かかる簡易コネクタを用いた接続方
法は、超細径同軸ケーブルの端末で剥き出しにされた同
軸コアの中心導体を中心接続端子に挿入するとともに、
同様に剥き出しにされたドレンワイヤを外部接続端子上
に添わせ、その外部接続端子上にスリーブを被せて圧縮
変形することにより、ドレンワイヤの外部接続端子への
圧接と中心接続端子の中心導体への圧縮接続とを同じに
行なうものである。
【0008】スリーブには、同軸ケーブル接続端子の外
部接続端子に圧着する部分に連ねてケーブルのジャケッ
トを把握するクランプ部分を有するとよい。
【0009】
【実施例】図1は、本発明にかかる超細径同軸ケーブル
測定用簡易コネクタの好ましい一実施例を示し、図2に
おいて同コネクタの同軸ケーブルへの接続要領を示し、
図3は同コネクタの接続完了状態を示す。符号におい
て、10はコネクタ本体を示し、20はスリーブを示
す。
【0010】コネクタ本体10は、軸方向の一端側で測
定用リード線接続用端子11を有するとともに他端側に
ケーブル接続端子12を有している。ケーブル接続端子
12は、同軸コアの中心導体1が挿入可能な中空状の中
心接続端子13と外部接続端子14とが絶縁体15を介
して同軸配置しあったものである。またスリーブ20
は、一端側で外部接続端子14に対応する圧着部21を
有するとともに、他端側にケーブルのジャケット6に対
応するクランプ部22を有したものである。
【0011】しかして、本実施例の簡易コネクタによる
ケーブルへの接続方法を図2及び図3により説明する
と、先ず、同軸ケーブル7の端末でジャケット6を剥
ぐ。このとき、外部導体はジャケット6と一体化されて
いるので、外部導体がジャケット6とともに剥離され
る。次に、同軸コアの絶縁体を剥ぐ。このとき、絶縁体
の剥離位置は、ジャケット6と略同一点とする。そのよ
うにして露出された中心導体1は約2mm、ドレンワイヤ
5は約5mm程度残して切り取る。
【0012】上記のような端末処理がなされた同軸ケー
ブル7に対してスリーブ20を通してそのスリーブ20
がケーブルの端末から本体側に後退させておく。次に、
中心導体1をコネクタ本体10のケーブル接続端子12
における中心接続端子13に挿入するとともに、ドレン
ワイヤ5を同ケーブル接続端子12における外部接続端
子14の上に延長して添わせる。そして、スリーブ20
を矢印のように移動してコネクタ本体10側に移して圧
着部21が外部接続端子14上に被るようにしてから、
かかる圧着部14を圧縮変形させることにより、ドレン
ワイヤ5が外部接続端子14に圧接して電気的に接続さ
れるとともに、中心接続端子13が中心導体1に圧着し
て電気的に接続される。
【0013】図3のように所定の電気的接続が完了した
ら、スリーブ20のクランプ部22をジャケット6上に
かしめることにより、スリーブ20がジャケットを機械
的に保持し、コネクタ本体10が同軸ケーブル7から抜
け出ないようにする。
【0014】
【発明の作用・効果】以上説明したような本発明の超細
径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれの接続方法
によれば、剥き出しにされた同軸コアの中心導体をケー
ブル接続端子の中空状の中心接続端子に挿入するととも
に、ドレンワイヤをケーブル接続端子の外部接続端子上
に添わせてその上からスリーブを圧着することにより、
ドレンワイヤが外部接続端子上に圧接されるとともに、
中心接続端子が中心導体上に圧縮接続されるので、一連
の作業が極めて簡単で作業時間の大幅な短縮が図れ、ま
た、接続の仕方にバラツキが少なくなり、ひいてはイン
ピーダンス不整合が殆ど無くなり、測定誤差が±10ピ
コ秒以下に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超細径同軸ケーブル測定用簡易
コネクタの一実施例を示す斜視的説明図。
【図2】同上簡易コネクタの超細径同軸ケーブルへの接
続方法を示す斜視的説明図。
【図3】同上簡易コネクタの接続完了状態を示す斜視的
切明図。
【図4】超細径同軸ケーブルをマルチコアタイプにした
例を示す斜視的説明図。
【図5】超細径同軸ケーブルに対する測定コネクタの従
来例を示す斜視的説明図。
【符号の説明】
1 同軸コアの中心導体 5 ドレンワイヤ 6 ジャケット 7 超細径同軸ケーブル 10 コネクタ本体 11 測定リード線接続用端子 12 ケーブル接続端子 13 中心接続端子 14 外部接続端子 15 絶縁体 20 スリーブ 21 圧着部 22 クランプ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸コア本体にドレンワイヤを添えジャケ
    ットで覆った2.5mm以下の超細径同軸ケーブルのため
    の簡易コネクタにおいて、軸方向の一端側に測定リード
    線接続用端子を有するとともに他端側に中空状の中心接
    続端子と外部接続端子とを同軸に配置した同軸ケーブル
    接続端子とを有するコネクタ本体と、その同軸ケーブル
    接続端子の当該外部接続端子上にケーブルのドレンワイ
    ヤとともに圧着させるスリーブとからなることを特徴と
    する超細径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ。
  2. 【請求項2】スリーブには、同軸ケーブル接続端子の外
    部接続端子に圧着する部分に連ねてケーブルのジャケッ
    トを把握するクランプ部分を有した請求項1記載の簡易
    コネクタ。
  3. 【請求項3】軸方向の一端側に測定リード線接続用端子
    を有するとともに他端側に中空状の中心接続端子と外部
    接続端子とを同軸に配置した同軸ケーブル接続端子とを
    有するコネクタ本体と、その同軸ケーブル接続端子の当
    該外部接続端子上にケーブルのドレンワイヤとともに圧
    着させるスリーブとからなる簡易コネクタを用い、超細
    径同軸ケーブルの端末で剥き出しにされた同軸コアの中
    心導体を中心接続端子に挿入するとともに、同様に剥き
    出しにされたドレンワイヤを外部接続端子上に添わせ、
    その外部接続端子上にスリーブを被せて圧縮変形するこ
    とにより、ドレンワイヤの外部接続端子への圧接と中心
    接続端子の中心導体への圧縮接続とを同じに行なうこと
    を特徴とする超細径同軸ケーブルへの測定用簡易コネク
    タの接続方法。
JP4307092A 1992-11-17 1992-11-17 超細径同軸ケーブル測定用簡易コネクタ及びそれの接続方法 Pending JPH06163118A (ja)

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JPH06163118A true JPH06163118A (ja) 1994-06-10

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