JPH0757792A - 圧着接続型コネクタ - Google Patents
圧着接続型コネクタInfo
- Publication number
- JPH0757792A JPH0757792A JP5203155A JP20315593A JPH0757792A JP H0757792 A JPH0757792 A JP H0757792A JP 5203155 A JP5203155 A JP 5203155A JP 20315593 A JP20315593 A JP 20315593A JP H0757792 A JPH0757792 A JP H0757792A
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- JP
- Japan
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- cable
- connector
- crimp
- type connector
- connector body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】圧着接続型コネクタにおいて、ケーブル押え部
品とコネクタ本体との正常な嵌合を電気的に確認可能と
する。 【構成】コネクタ本体１に電極部８ａおよび８ｂを含む
導電体８を設ける。ケーブル押え部品３には、コネクタ
本体１と正常な嵌合をすると電極部８ａおよび８ｂにそ
れぞれ接続されるピン７ａおよび７ｂを設ける。従っ
て、ケーブル５が圧着端子６に正常に圧着接続されるよ
うな正常な嵌合においては、ピン７ａ，電極部８ａ，導
電体８，電極部８ｂおよびピン７ｂとで電気的導通のあ
る導電体回路が構成され、ピン７ａとピン７ｂとの間の
導通試験を行うことで、この圧着接続型コネクタの嵌合
確認検査を実行できる。
品とコネクタ本体との正常な嵌合を電気的に確認可能と
する。 【構成】コネクタ本体１に電極部８ａおよび８ｂを含む
導電体８を設ける。ケーブル押え部品３には、コネクタ
本体１と正常な嵌合をすると電極部８ａおよび８ｂにそ
れぞれ接続されるピン７ａおよび７ｂを設ける。従っ
て、ケーブル５が圧着端子６に正常に圧着接続されるよ
うな正常な嵌合においては、ピン７ａ，電極部８ａ，導
電体８，電極部８ｂおよびピン７ｂとで電気的導通のあ
る導電体回路が構成され、ピン７ａとピン７ｂとの間の
導通試験を行うことで、この圧着接続型コネクタの嵌合
確認検査を実行できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、圧着接続型（以下、圧
接型）コネクタに関し、特に嵌合確認機能を有する圧接
型コネクタに関する。
接型）コネクタに関し、特に嵌合確認機能を有する圧接
型コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の圧接型コネクタについて図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【０００３】図３は従来の圧接型コネクタの構造図であ
り、（ａ）は一部截欠した正面図、（ｂ）は（ａ）にお
けるＡ部拡大図である。
り、（ａ）は一部截欠した正面図、（ｂ）は（ａ）にお
けるＡ部拡大図である。
【０００４】この圧接型コネクタは、コネクタ本体１１
と、ケーブル５を挿入しながらこれに嵌合するケーブル
押え部品１３とで構成される。コネクタ本体１１は、複
数，ここでは１６本の圧着端子１６と、コネクタ本体１
１の両端にケーブル押え部品１３の嵌合のためのガイド
１２ａおよび１２ｂを含む。圧着端子１６の各各は、こ
の圧接型コネクタに対となる別のコネクタ（図示せず）
を外部端子１６ａで接続する。ケーブル押え部品１３に
はケーブル１５を押えるためのガイド溝１４を圧着端子
１６各各の対向位置に配置している。なお、コネクタ本
体１１は、一般に成型加工で製造され、導電体製の圧着
端子１６，ガイド１２ａおよび１２ｂを樹脂に埋め込ん
でいる。また、ケーブル押え部品１３も樹脂加工品であ
る。
と、ケーブル５を挿入しながらこれに嵌合するケーブル
押え部品１３とで構成される。コネクタ本体１１は、複
数，ここでは１６本の圧着端子１６と、コネクタ本体１
１の両端にケーブル押え部品１３の嵌合のためのガイド
１２ａおよび１２ｂを含む。圧着端子１６の各各は、こ
の圧接型コネクタに対となる別のコネクタ（図示せず）
を外部端子１６ａで接続する。ケーブル押え部品１３に
はケーブル１５を押えるためのガイド溝１４を圧着端子
１６各各の対向位置に配置している。なお、コネクタ本
体１１は、一般に成型加工で製造され、導電体製の圧着
端子１６，ガイド１２ａおよび１２ｂを樹脂に埋め込ん
でいる。また、ケーブル押え部品１３も樹脂加工品であ
る。
【０００５】この圧接型コネクタへのケーブル５の接続
方法を説明すると、まず、ガイド１２ａおよび１２ｂに
ケーブル押え部品１３を途中まで挿し込み、ガイド溝１
４にケーブル５を挿入する。ついで、ケーブル５の位置
がずれないようにケーブル押え部品１３をガイド１２ａ
および１２ｂに沿ってさらに挿し込み、ケーブル５を圧
着端子１６に圧着接続する。コネクタ本体１１にケーブ
ル押え部品１３が正常に嵌合すると、（ｂ）に示すとお
り、ケーブル５のケーブル被覆５ｂが圧着端子１６の先
端部で剥され、ケーブル５のケーブル芯線５ａが圧着端
子１６の先端部にガイド溝１４に押え込まれた状態で圧
着接続される。このとき、ケーブル芯線５ａは圧着端子
１６の先端部に設けたケーブル芯線保持部１６ｂにしっ
かりと保持されている。
方法を説明すると、まず、ガイド１２ａおよび１２ｂに
ケーブル押え部品１３を途中まで挿し込み、ガイド溝１
４にケーブル５を挿入する。ついで、ケーブル５の位置
がずれないようにケーブル押え部品１３をガイド１２ａ
および１２ｂに沿ってさらに挿し込み、ケーブル５を圧
着端子１６に圧着接続する。コネクタ本体１１にケーブ
ル押え部品１３が正常に嵌合すると、（ｂ）に示すとお
り、ケーブル５のケーブル被覆５ｂが圧着端子１６の先
端部で剥され、ケーブル５のケーブル芯線５ａが圧着端
子１６の先端部にガイド溝１４に押え込まれた状態で圧
着接続される。このとき、ケーブル芯線５ａは圧着端子
１６の先端部に設けたケーブル芯線保持部１６ｂにしっ
かりと保持されている。
【０００６】しかし、この圧接型コネクタへのケーブル
５の接続において、コネクタ本体１１とケーブル押え部
品１３とが不完全な嵌合を生じることがある。
５の接続において、コネクタ本体１１とケーブル押え部
品１３とが不完全な嵌合を生じることがある。
【０００７】図４は図３の圧接型コネクタの不完全嵌合
状態を示す図であり、（ａ）は一部截欠した正面図、
（ｂ）は（ａ）におけるＢ部拡大図である。この図の圧
接型コネクタの構成要素は、図３の圧接型コネクタと同
一であり、図３と同一の符号を用いている。
状態を示す図であり、（ａ）は一部截欠した正面図、
（ｂ）は（ａ）におけるＢ部拡大図である。この図の圧
接型コネクタの構成要素は、図３の圧接型コネクタと同
一であり、図３と同一の符号を用いている。
【０００８】図４を参照すると、この圧接型コネクタ
は、コネクタ本体１１とケーブル押え部品１３との対向
面が平行になっておらず、不完全嵌合状態にある。この
とき、ケーブル押え部品１３によるケーブル５の押えが
足りないため、ケーブル芯線５ａは、圧着端子１６とは
接触して導通状態にはあるが、圧着端子１６先端部のケ
ーブル芯線保持部１６ｂには保持されていない。従っ
て、図４の圧接型コネクタのケーブル接続では、この圧
接型コネクタとケーブル５との導通が確認されても圧着
接続が不完全であるため、使用中にこの圧接型コネクタ
とケーブル５との接続が外れてしまうという不具合を生
じることが多い。
は、コネクタ本体１１とケーブル押え部品１３との対向
面が平行になっておらず、不完全嵌合状態にある。この
とき、ケーブル押え部品１３によるケーブル５の押えが
足りないため、ケーブル芯線５ａは、圧着端子１６とは
接触して導通状態にはあるが、圧着端子１６先端部のケ
ーブル芯線保持部１６ｂには保持されていない。従っ
て、図４の圧接型コネクタのケーブル接続では、この圧
接型コネクタとケーブル５との導通が確認されても圧着
接続が不完全であるため、使用中にこの圧接型コネクタ
とケーブル５との接続が外れてしまうという不具合を生
じることが多い。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、圧接
型コネクタでは、コネクタ本体とケーブル押え部品との
嵌合に不完全状態を生じることがあり、この圧接型コネ
クタとケーブルとの接続においては、導通試験に加えて
嵌合状態の確認が必要である。従来、この嵌合検査は、
目視で確認，つまり物理的状態を視覚によって確認して
いたので、作業高率が悪いだけでなく、不完全な嵌合を
見逃してしまうことがあり検査の信頼性が低いという欠
点があった。
型コネクタでは、コネクタ本体とケーブル押え部品との
嵌合に不完全状態を生じることがあり、この圧接型コネ
クタとケーブルとの接続においては、導通試験に加えて
嵌合状態の確認が必要である。従来、この嵌合検査は、
目視で確認，つまり物理的状態を視覚によって確認して
いたので、作業高率が悪いだけでなく、不完全な嵌合を
見逃してしまうことがあり検査の信頼性が低いという欠
点があった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の圧着接続型コネ
クタは、ケーブルを圧着接続する圧着端子を含むコネク
タ本体と、前記コネクタ本体のガイドに沿って前記コネ
クタ本体に嵌合することによって前記ケーブルを前記圧
着端子に圧着接続するケーブル押え部品とを備える圧着
接続型コネクタにおいて、前記コネクタ本体と前記ケー
ブル押え部品とが正常に嵌合されると、前記コネクタ本
体と前記ケーブル押え部品との間に電気的導通を生じる
導電体回路をさらに設けている。
クタは、ケーブルを圧着接続する圧着端子を含むコネク
タ本体と、前記コネクタ本体のガイドに沿って前記コネ
クタ本体に嵌合することによって前記ケーブルを前記圧
着端子に圧着接続するケーブル押え部品とを備える圧着
接続型コネクタにおいて、前記コネクタ本体と前記ケー
ブル押え部品とが正常に嵌合されると、前記コネクタ本
体と前記ケーブル押え部品との間に電気的導通を生じる
導電体回路をさらに設けている。
【００１１】前記圧着接続型コネクタの一つは、前記コ
ネクタ本体が、前記ケーブル押え部品に対向する面の両
端位置に互いに電気的に接続された電極を有し、前記ケ
ーブル押え部品が、前記ソケットに接触するピンを有す
る構成を採ることができる。
ネクタ本体が、前記ケーブル押え部品に対向する面の両
端位置に互いに電気的に接続された電極を有し、前記ケ
ーブル押え部品が、前記ソケットに接触するピンを有す
る構成を採ることができる。
【００１２】また、前記圧着接続型コネクタの別の一つ
は、前記ケーブル押え部品が、前記コネクタ本体に対向
する面の両端位置に互いに電気的に接続された電極を有
し、前記コネクタ本体が、前記電極に接触する接点を有
する構成を採ることができる。
は、前記ケーブル押え部品が、前記コネクタ本体に対向
する面の両端位置に互いに電気的に接続された電極を有
し、前記コネクタ本体が、前記電極に接触する接点を有
する構成を採ることができる。
【００１３】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１４】図１は本発明による第１の実施例の一部截
欠した正面図である。
欠した正面図である。
【００１５】この圧接型コネクタはコネクタ本体１とケ
ーブル押え部品３とを有する。コネクタ本体１は図３の
圧接型コネクタのコネクタ本体１１に加えて導電体８を
有する。つまり、コネクタ本体１のガイド２ａ，２ｂお
よび圧着端子６は、コネクタ本体１１のガイド１２ａ，
１２ｂおよび圧着端子１６にそれぞれ対応する構造およ
び機能を有する。また、ケーブル押え部品３は図３の圧
接型コネクタのケールル押え部品１３に加えてピン７ａ
および７ｂを有する。つまり、ケーブル押え部品３のガ
イド溝４はケーブル押え部品１３のガイド１４に対応す
る構造および機能を有する。
ーブル押え部品３とを有する。コネクタ本体１は図３の
圧接型コネクタのコネクタ本体１１に加えて導電体８を
有する。つまり、コネクタ本体１のガイド２ａ，２ｂお
よび圧着端子６は、コネクタ本体１１のガイド１２ａ，
１２ｂおよび圧着端子１６にそれぞれ対応する構造およ
び機能を有する。また、ケーブル押え部品３は図３の圧
接型コネクタのケールル押え部品１３に加えてピン７ａ
および７ｂを有する。つまり、ケーブル押え部品３のガ
イド溝４はケーブル押え部品１３のガイド１４に対応す
る構造および機能を有する。
【００１６】導電体８は、細い銅管等で作られた導電体
製のパイプであってもよく、電極部８ａおよび８ｂを、
コネクタ本体１のケーブル押え部品３に嵌合対向する面
で、しかも圧着端子６を外部から包むコネクタ本体１の
互いに異なる端部にそれぞれ配置している。電極部８ａ
と８ｂとは導電体８で互いに電気的に接続されている。
製のパイプであってもよく、電極部８ａおよび８ｂを、
コネクタ本体１のケーブル押え部品３に嵌合対向する面
で、しかも圧着端子６を外部から包むコネクタ本体１の
互いに異なる端部にそれぞれ配置している。電極部８ａ
と８ｂとは導電体８で互いに電気的に接続されている。
【００１７】一方、ピン７ａおよび７ｂは、導電体製で
あり、ケーブル押え部品３がコネクタ本体１と正常嵌合
するときには、電極部８ａおよび８ｂにそれぞれ接触す
る。つまり、導電体８がパイプであれば、電極部８ａお
よび８ｂをソケット状に構成し、これらにピン７ａおよ
び８ａをそれぞれ挿入する。ピン７ａおよび７ｂは、コ
ネクタ本体１との対向面とは反対面に突出するように構
成されており、この突出部に嵌合検査用の導通測定器
（図示せず）を接続する。
あり、ケーブル押え部品３がコネクタ本体１と正常嵌合
するときには、電極部８ａおよび８ｂにそれぞれ接触す
る。つまり、導電体８がパイプであれば、電極部８ａお
よび８ｂをソケット状に構成し、これらにピン７ａおよ
び８ａをそれぞれ挿入する。ピン７ａおよび７ｂは、コ
ネクタ本体１との対向面とは反対面に突出するように構
成されており、この突出部に嵌合検査用の導通測定器
（図示せず）を接続する。
【００１８】電極部８ａおよび８ｂを含む導電体８とピ
ン７ａとピン７ｂとが、コネクタ本体１とケーブル押え
部品３との正常嵌合時における、コネクタ本体１とケー
ブル押え部品３との間に電気的導通を生じる導電体回路
を構成する。逆に、不完全嵌合状態では、ピン７ａおよ
び７ｂの少なくとも一方が、電極８ａおよび８ｂに接触
せず、コネクタ本体１とケーブル押え部品３との間に電
気的導通を生じない。従って、この圧接型コネクタの嵌
合確認検査は、ピン７ａと７ｂとの間の電気的接続の有
無を導通試験により確認することで、容易にしかも確実
に作業効率よく実行できる。
ン７ａとピン７ｂとが、コネクタ本体１とケーブル押え
部品３との正常嵌合時における、コネクタ本体１とケー
ブル押え部品３との間に電気的導通を生じる導電体回路
を構成する。逆に、不完全嵌合状態では、ピン７ａおよ
び７ｂの少なくとも一方が、電極８ａおよび８ｂに接触
せず、コネクタ本体１とケーブル押え部品３との間に電
気的導通を生じない。従って、この圧接型コネクタの嵌
合確認検査は、ピン７ａと７ｂとの間の電気的接続の有
無を導通試験により確認することで、容易にしかも確実
に作業効率よく実行できる。
【００１９】なお、コネクタ本体１の導電体８は、パイ
プ状でなくとも、ピン７ａおよび７ｂと接触する電極を
備えていさえすれば、同様の作用をする別の形状の導電
体であってよい。
プ状でなくとも、ピン７ａおよび７ｂと接触する電極を
備えていさえすれば、同様の作用をする別の形状の導電
体であってよい。
【００２０】図２は本発明による第２の実施例の断面図
である。
である。
【００２１】この圧接型コネクタは、コネクタ本体２１
とケーブル押え部品２３とを含み、図１の圧接型コネク
タのコネクタ本体１とケーブル押え部品３とは、コネク
タ本体２１とケーブル押え部品２３との間に電気的導通
を生じる導電体回路を除いて、ほぼ同一の構成および機
能を有する。即ち、コネクタ本体２１の圧着端子２６は
コネクタ本体１の圧着端子６に対応している。なお、こ
の圧接型コネクタは、図に示す通り、コネクタ本体２１
の圧着端子２６に対して平行な二つの面をガイドにして
ケーブル押え部品２３を嵌合させるので、ガイド２ａお
よび２ｂを除いている。
とケーブル押え部品２３とを含み、図１の圧接型コネク
タのコネクタ本体１とケーブル押え部品３とは、コネク
タ本体２１とケーブル押え部品２３との間に電気的導通
を生じる導電体回路を除いて、ほぼ同一の構成および機
能を有する。即ち、コネクタ本体２１の圧着端子２６は
コネクタ本体１の圧着端子６に対応している。なお、こ
の圧接型コネクタは、図に示す通り、コネクタ本体２１
の圧着端子２６に対して平行な二つの面をガイドにして
ケーブル押え部品２３を嵌合させるので、ガイド２ａお
よび２ｂを除いている。
【００２２】この圧接型コネクタでは、上記導電体回路
の導通試験を図１の圧接型コネクタとは逆にコネクタ本
体２１側で行う。コネクタ本体２１には、この一端部に
電極２７とこれに接続された接点３０ａとを配置し、別
の端部には電極２９とこれに接続された接点３０ｂとを
配置する。電極２７の外部端子２７ａおよび電極２９の
外部端子２９ａは、上記導通測定器との接続端子であ
り、圧着端子２６の外部端子２６ａと同一面に配置す
る。また、接点３０ａおよび３０ｂは、ケーブル押え部
品２３との嵌合において、ガイドとされる上記圧着端子
２６に対して平行な二つの面に突出部をそれぞれ露出さ
せている。
の導通試験を図１の圧接型コネクタとは逆にコネクタ本
体２１側で行う。コネクタ本体２１には、この一端部に
電極２７とこれに接続された接点３０ａとを配置し、別
の端部には電極２９とこれに接続された接点３０ｂとを
配置する。電極２７の外部端子２７ａおよび電極２９の
外部端子２９ａは、上記導通測定器との接続端子であ
り、圧着端子２６の外部端子２６ａと同一面に配置す
る。また、接点３０ａおよび３０ｂは、ケーブル押え部
品２３との嵌合において、ガイドとされる上記圧着端子
２６に対して平行な二つの面に突出部をそれぞれ露出さ
せている。
【００２３】一方、ケーブル押え部品２３には互いに接
続した電極部２８ａおよび２８ｂを含む導電体板２８を
配置しており、上記圧着端子２６に対して平行な二つの
面への嵌合面に電極部２８ａおよび２８ｂをそれぞれ露
出させている。従って、ケーブル５の圧着端子２６への
圧着接続において、ケーブル押え部品２３とコネクタ本
体２１とが正常な嵌合であれば、接点３０ａと電極部２
８ａとが接触し、接点３０ｂと電極部２８ｂとが接触
し、外部端子２７ａと２９ａとの間に電気的導通が生じ
る。逆に、ケーブル押え部品２３とコネクタ本体２１と
が不完全嵌合状態では、接点３０ａと電極部２８ａと，
および接点３０ｂと電極部２８ｂとの少なくとも一方が
接触せず、コネクタ本体１とケーブル押え部品３との間
に電気的導通を生じない。従って、この圧接型コネクタ
においても、外部端子２７ａと２９ａとの間の電気的接
続の有無を導通試験により確認することで、嵌合確認検
査を容易かつ確実に作業効率よく実行できる。
続した電極部２８ａおよび２８ｂを含む導電体板２８を
配置しており、上記圧着端子２６に対して平行な二つの
面への嵌合面に電極部２８ａおよび２８ｂをそれぞれ露
出させている。従って、ケーブル５の圧着端子２６への
圧着接続において、ケーブル押え部品２３とコネクタ本
体２１とが正常な嵌合であれば、接点３０ａと電極部２
８ａとが接触し、接点３０ｂと電極部２８ｂとが接触
し、外部端子２７ａと２９ａとの間に電気的導通が生じ
る。逆に、ケーブル押え部品２３とコネクタ本体２１と
が不完全嵌合状態では、接点３０ａと電極部２８ａと，
および接点３０ｂと電極部２８ｂとの少なくとも一方が
接触せず、コネクタ本体１とケーブル押え部品３との間
に電気的導通を生じない。従って、この圧接型コネクタ
においても、外部端子２７ａと２９ａとの間の電気的接
続の有無を導通試験により確認することで、嵌合確認検
査を容易かつ確実に作業効率よく実行できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケーブル
を挿入しながらケーブル押え部品をコネクタ本体に嵌合
させることによって上記ケーブルを圧着端子に圧着接続
させる圧着接続型コネクタにおいて、上記コネクタ本体
と上記ケーブル押え部品との正常な嵌合状態において電
気的導通のある導電体回路を設けたので、本発明の圧着
接続型コネクタは、電気的導通試験により嵌合確認検査
を容易かつ確実にしかも作業効率よく行うことができる
という効果がある。
を挿入しながらケーブル押え部品をコネクタ本体に嵌合
させることによって上記ケーブルを圧着端子に圧着接続
させる圧着接続型コネクタにおいて、上記コネクタ本体
と上記ケーブル押え部品との正常な嵌合状態において電
気的導通のある導電体回路を設けたので、本発明の圧着
接続型コネクタは、電気的導通試験により嵌合確認検査
を容易かつ確実にしかも作業効率よく行うことができる
という効果がある。
【図１】本発明による第１の実施例の一部截欠した正面
図である。
図である。
【図２】本発明による第２の実施例の断面図である。
【図３】従来の圧接型コネクタの構造図であり、（ａ）
は一部截欠した正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＡ部拡
大図である。
は一部截欠した正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＡ部拡
大図である。
【図４】図３の圧接型コネクタの不完全嵌合状態を示す
図であり、（ａ）は一部截欠した正面図、（ｂ）は
（ａ）におけるＢ部拡大図である。
図であり、（ａ）は一部截欠した正面図、（ｂ）は
（ａ）におけるＢ部拡大図である。
１，２１ コネクタ本体 ２ａ，２ｂ ガイド ３，２３ ケーブル押え部品 ４ ガイド溝 ５ ケーブル ５ａ ケーブル芯線 ５ｂ ケーブル被覆 ６，２６ 圧着端子 ６ａ，２６ａ 外部端子 ７ａ，７ｂ ピン ８ 導電体 ８ａ，８ｂ 電極部 ２８ 導電体板 ２８ａ，２８ｂ 電極部 ２７，２９ 電極 ２７ａ，２９ａ 外部端子 ３０ａ，３０ｂ 接点
Claims (3)
- 【請求項１】 ケーブルを圧着接続する圧着端子を含む
コネクタ本体と、前記コネクタ本体のガイドに沿って前
記コネクタ本体に嵌合することによって前記ケーブルを
前記圧着端子に圧着接続するケーブル押え部品とを備え
る圧着接続型コネクタにおいて、 前記コネクタ本体と前記ケーブル押え部品とが正常に嵌
合されると、前記コネクタ本体と前記ケーブル押え部品
との間に電気的導通を生じる導電体回路をさらに設けて
いることを特徴とする圧着接続型コネクタ。 - 【請求項２】 前記コネクタ本体が、前記ケーブル押え
部品に対向する面の両端位置に互いに電気的に接続され
た電極を有し、 前記ケーブル押え部品が、前記ソケットに接触するピン
を有することを特徴とする請求項１記載の圧着接続型コ
ネクタ。 - 【請求項３】 前記ケーブル押え部品が、前記コネクタ
本体に対向する面の両端位置に互いに電気的に接続され
た電極を有し、 前記コネクタ本体が、前記電極に接触する接点を有する
ことを特徴とする請求項１記載の圧着接続型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203155A JPH0757792A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 圧着接続型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203155A JPH0757792A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 圧着接続型コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0757792A true JPH0757792A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16469347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5203155A Pending JPH0757792A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 圧着接続型コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757792A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1081809A1 (de) * | 1999-09-02 | 2001-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Stecker für eine flexible, flache Leitungsanordnung |
| US6809629B2 (en) | 1999-11-30 | 2004-10-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
| US6946949B2 (en) | 1999-11-30 | 2005-09-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Anti-theft protection system for a motor vehicle, and a method for operating an anti-theft protection system |
| US7023321B2 (en) | 2000-03-09 | 2006-04-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Transmitting and receiving method, especially for detecting an ID transmitter |
| US7061397B2 (en) | 2001-10-16 | 2006-06-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Antitheft protection system, method for operating an antitheft protection system and components of an antitheft protection system |
Citations (4)
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