JPS6118380B2 - - Google Patents

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JPS6118380B2
JPS6118380B2 JP58149748A JP14974883A JPS6118380B2 JP S6118380 B2 JPS6118380 B2 JP S6118380B2 JP 58149748 A JP58149748 A JP 58149748A JP 14974883 A JP14974883 A JP 14974883A JP S6118380 B2 JPS6118380 B2 JP S6118380B2
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line
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JP58149748A
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Jeaado Fuotsukusu Shidonii
Jei Iesukeru Fuiritsupu
Jon Jinmaaman Junia Uiriamu
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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Publication of JPS6118380B2 publication Critical patent/JPS6118380B2/ja
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    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/41Analysis of document content
    • G06V30/413Classification of content, e.g. text, photographs or tables
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/403Discrimination between the two tones in the picture signal of a two-tone original

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  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明は、文書の情報内容を示す画素を処理す
る装置に係り、特にテキスト(線コピー)、写真
(連続調)及びハーフトーン(連続調をドツト・
パターンで表現したもの)を含む複数フオーマツ
ト混在文書を示す画素を処理する自動装置に関す
る。
〔従来技術の説明〕
電子写真及び/又はフアクシミリ送信のための
文書処理は従来より広く知られている。文書処理
は、文書を走査して画素の一連の画素濃度を示す
信号(以下、「画素濃度信号列」という)を発生
するステツプを含む。画素は文書の情報内容の電
子的表現である。画像濃度信号列は次に閾値処理
されて印刷される。
従来、技術においては画素のビデオ・ストリー
ムを発生するのに好適なスキヤナが複数個使用さ
れている。一般に、画素は、光反射を利用して文
書を走査することによつて発生する。例えば、米
国特許第4146786号には、原稿の一行のデータを
走査するために複数個のリニア・センサ・アレイ
を使用することが開示されている。
一般に、テキストと連続調とはそれらの異なつ
た特性の利点を得るのに好適な異なつた閾値によ
り処理される。テキストには、エツジがシヤープ
となり、コントラストが高くなり且つ細部が高い
レフレクタンス変化率で再生されるような閾値処
理技術が最適である。従来では、黒と白の中間の
値にほぼ等しい一定の閾値で画像濃度信号が処理
されている。この例が米国特許第3723649号に開
示されている。連続調には、グレイ・スケールが
良好に再生され細部も適当に再生される閾値処理
技術が最適である。従来技術の例は、文書全体に
わたつて周期的に繰返される異なつた閾値を有す
るマトリクスを含む“マトリクス閾値処理”及び
“エラー拡散”と指称される。一般に、ある種の
画像に最適な閾値処理技術は、他の種の画像には
好ましくないものである。
従来、処理すべき画素を取囲む局所情報に基い
てテキストに最適な閾値処理と連続調に最適な閾
値処理器とを切換えることが行われている。この
例としては、米国特許第3294896号及び第2255408
号をあげることができる。上記切換技術は、一般
に2つのクラス、すなわち勾配又はレフレクタン
ス変化率によつて切換えを行う技術と、ビデオ・
レベルによつて切換えを行う技術である。
米国特許第3294896号は、後者の例である。こ
の特許の方法においては、フオトセルによつて発
生する信号が2レベル閾値処理回路を通る。高い
閾値より大きい信号は黒として送られ、低い閾値
より小さい信号は白として送られる。2つの閾値
の間の信号はグレイとして送られ、連続調閾値処
理器によつて処理された結果で表現される。
米国特許第2255408号は、勾配又はレフレクタ
ンス変化率に基く切換えの例である。レフレクタ
ンスが高い頻度で変化する場合にはテキスト閾値
処理器が使用され、レフレクタンスが低い頻度で
変化する場合には連続調閾値処理器が使用され
る。
上記2つの方法は、複数フオーマツト混在文書
を高い品質で再生するには不適当である。前者
は、テキストのエツジの転移領域の再生に難点が
あり、後者は、テキスト文字の平坦な中間部の再
生に難点がある。テキスト再生の劣化を回避しよ
うとすると、連続調再生のグレイ・スケール・レ
ンジが著しく短縮されてしまう。
米国特許第3622698号は、走査される文書がテ
キストであるか写真であるかに応じて手動で制御
できるフアクシミリ装置が開示されている。この
装置には、オペレータが文書のフオーマツトに応
じて調整を行うためのスイツチが設けられてい
る。送信信号の飽和レベル及び閾値を変更するこ
とによつて制御が行われる。
最近、テキスト画像のエツジ画定及びコントラ
ストを犠性にすることなく、連続調のための最も
広い範囲のグレイ・スケール画生能力を確保する
ために、一連の処理ステツプに従つてビデオ・デ
ータを処理し、テキスト又は連続調画像を閾値処
理する最適な閾値処理装置を選択する線コピー/
連続調弁別装置が提案されている。
この線コピー/連続調弁別装置は、特定種類の
データを処理する最適な閾値処理装置を選択する
ために、勾配、レベル及びヒステリシスを使用す
る。この線コピー/連続調弁別装置は、直列メモ
リとして構成することが好ましい例えば5ライン
分の情報を記憶入力バツフアと、処理すべき各画
素についてこれを取り囲む画素の勾配を求める勾
配論理回路と、処理すべき画素より下流のレフレ
クタンス特性を示すルツク・アヘツド信号を発生
するルツク・アヘツド論理回路と、複数の装置状
態信号を記憶する複数のラツチとを具備する。ル
ツク・アヘツド信号は処理すべき画素に続くデー
タの種類を示す。装置状態信号は、印刷されるべ
き文書の所要のレフレクタンス・レンジに対応す
るものである。装置状態信号は、周期的に変化す
る。アルゴリズムを含む制御装置は、印刷/非印
刷判断信号を出力するためにレベル信号、勾配信
号及びルツク・アヘツド信号を使用する。
本発明の要約 本発明の目的は、連続調をドツト・パターンで
表現したハーフトーンと小さな又は細い線コピー
を(例えば2ポイント・タイプやバー・コード
等)を判別する画像判別方法を提供することにあ
る。
この目的を達成するために、本発明は、小さな
又は細い線コピー(以下、高密度線コピーとい
う)は、水平又は垂直の方向性を有するが、ハー
フトーンはこのような方向性を有しないことを利
用する。
すなわち、本発明は、 判断対象画像を達成する一連の原稿画素の濃度
を示す信号を発生し、 注目原稿画素が含まれる水平ラインに近くなる
ほど大きくなる重みを、上記注目原稿画素及び該
画素を取り囲む所定領域内の隣接原稿画素に対し
て設定し、上記注目原稿画素及び隣接原稿画素の
各濃度にこれを対応する重みを乗じたものの平均
値を求めることにより上記注目原稿画素に対応す
る水平方向重み付け平均画素を発生し(上記原稿
画素を順次注目原稿画素とすることにより各原稿
画素につき1つずつ水平方向重み付け平均画素を
発生)、 注目原稿画素が含まれる垂直ラインに近くなる
ほど大きくなる重みを、上記注目原稿画素及び該
画素を取り囲む所定領域内の隣接原稿画素に対し
て設定し、上記注目原稿画素及び隣接原稿画素の
各濃度にこれに対応する重みを乗じたものの平均
値を求めることにより上記注目原稿画素に対応す
る垂直方向重み付け平均画素を発生し(上記原稿
画素を順次注目原稿画素とすることにより各原稿
画素につき1つずつ垂直方向重み付け平均画素を
発生)、 判別対象原稿画素及びこれを取り囲む所定領域
内の原稿画素に対応する水平方向重み付け平均画
素の濃度の最大値と最小値の差である水平勾配
(GH)を計算し、 判別対象原稿画素及びこれを取り囲む所定領域
内の原稿画素に対応する垂直方向重み付け平均画
素の濃度の最大値と最小値の差である垂直勾配
(GV)を計算し、 水平勾配(GH)と垂直勾配(GV)との差であ
る全体勾配(G)を計算し、 全体勾配(G)が所定の閾値レベルより小さい
ときに上記判別対象原稿画素をハーフトーンと判
断し、全体勾配(G)が所定の閾値レベルより大
きいときに上記判別対象原稿画素を高密度線コピ
ーと判断するものである。
線コピー/連続調弁別装置 第1図は線コピー/連続調弁別装置の一例を示
すブロツク図である。この装置は、種々のフオー
マツトを含む文書を走査し、データを処理するた
めに最適な閾値処理器を選択し、例えばインクジ
エツト・プリンタのような2レベル再生装置を駆
動するために印刷/非印刷判断信号を発生する。
このモード・スイツチは、一般的は文書スキヤナ
10を含む。文書スキヤナ10は、再生されるべ
き文書が載置される透明文書プラテン、照射手
段、光学手段、複数の感光要素を含む。これらの
構成要素は、周知の態様で結合されるので、ここ
では、各感光要素が文書に記録された情報の要素
を示すビデオ信号を出力するということを述べて
おけば十分であろう。感光要素からの出力は、画
素(PEL)と指称されている。画素濃度信号(以
下、単に「画素」ということがある。)は導線1
2を介して記憶装置14に供給される。導線12
は、複数の単一ビツト線を含む。各ビツト線は1
ビツトの情報を搬送する。ビツト線は、N本のビ
ツト線が1つの画素についての情報を搬送するよ
うに構成される(Nビツト/画素)。記憶装置1
4は種々のメモリで構成できるが、好ましい例に
おいては、5ライン分の記憶容量を有する直列メ
モリで構成される。記憶装置14は各ラインにつ
いてM個の画素を記憶する。かかる構成の場合、
導線12に出力されるデータは、第1ライン・メ
モリの種々の段、第2ライン・メモリの種々の
段、第3ライン・メモリの種々の段、第4ライ
ン・メモリの種々の段、及び第5ライン・メモリ
の種々の段の順に流れる。なお、メモリ構成は必
ずしもこのようにする必要はなく、種々の構成を
とることができるのはもちろんである。
各ライン・メモリの最初の5つのシフトレジス
タ段のデータは、それぞれマルチプレクサ母線1
6,18,20,22及び24を介して勾配論理
回路26に与えられる。後に詳述するように、勾
配論理回路26は、処理すべき画素に隣接した画
素を参照して処理すべき画素に関連した勾配を求
める。第5図は処理すべき画素に関連した勾配を
計算するには使用される一つの好ましい方法の一
例を示す。勾配、すなわち、情報の変化率の測度
を求める他の方法を用いることもできる。処理す
べき画素を第5図の星印で示された画素及び第1
図の記憶装置14中の星印で示すものとする。各
画素はある時点においてシフトレジスタすなわち
直列メモリを通るので、スキヤナから出力される
各画素はいずれも処理すべき画素になる。第5図
の各方形領域は、5ライン直列メモリ中の画素を
示す。各画素はグレイ・スケール値を示す数すな
わち0乃至15を有する。本発明の範囲を逸脱する
ことなく、他のグレイ・スケール・レンジを使用
できるのはもちろんである。説明の便宜上、星印
を含む方形が勾配を求めるべき画素とする。勾配
は次式に従つて求められる。
GRAD=MAX−MIN ここで、GRADは処理すべき画素の勾配を示
し、MAXは処理すべき領域の最大グレイ・スケ
ール値を示し、MINは処理すべき領域の最小グレ
イ・スケール値を示す。
一例として、第5図の方形中の最大グレイ・ス
ケール値が15、最小グレイ・スケール値3だとす
ると、処理すべき画素の勾配は、 15−3=12 である。ここでは、処理すべき画素に関連した勾
配を計算するのに5×5マトリクスを使用した
が、これは一例であつてこれに限定されるわけで
はない。各画素の勾配が求めると、それは導線2
8(第1図)を介して制御装置30に供給され
る。1つの画素についてN本のビツト線が、導線
28を介して制御装置30に傾き情報を送るのに
使用される。
ルツク・アヘツド論理回路32は、マルチプレ
クサ母線24,22′及び20′を介して記憶装置
14に接続されている。好ましい例いおいては、
ルツク・アヘツド情報を計算するために3×3マ
トリクスが使用される。勾配論理回路と同様に、
ルツク・アヘツド情報を発生するために他の種類
の論理回路を使用することができる。ルツク・ア
ヘツド論理回路は、処理すべき画素に続く画素を
参照して、データの種類を示す信号を発生する。
第6図は、ルツク・アヘツド情報を計算するのに
使用される方法を示す。説明の便宜上、星印が付
された矩形が処理されるべき画素とし、2種類の
ルツク・アヘツド情報すなわちルツク・アヘツド
黒(LAB)及びルツク・アヘツド白(LAW)が
存在するものとする。3×3ルツク・アヘツド・
マトリクス中のいずれかの画素が白レベル閾値
(WL)に等しいか又はこれより大きいときには
LABが真であり、ルツク・アヘツド領域中のい
ずれかの画素が黒レベル閾値(BL)に等しいか
又はこれより小さいときにはLAWが真である。
再び、第1図を参照すると、ルツク・アヘツド
白(LAW)状報は導線34に出力される1ビツ
ト信号である。同様に、ルツク・アヘツド黒
(LAB)情報は導線36に出力される1ビツト信
号である。導線34及び36のデータは制御装置
30に供給される。
制御装置30は、勾配論理回路26、ルツク・
アヘツド論理回路32及びヒステリアス・カウン
タ40から出力される信号を相互に関係づけて文
書スキヤナ10から出力されたデータを処理する
最適の閾値処理器を選択する。信号を相互に関係
づけることは、所定の一連の処理ステツプすなわ
ちアルゴリブムに従つて行われる。次に、かかる
一連の処理ステツプを簡単に説明する。連続調閾
値処理器に必要な情報(例えば、画素の勾配、グ
レイ値等)は母線42を介して第1連続調閾値処
理器及び第2連続調閾値処理器に与えられる。一
実施例においては、これらの連続調閾値処理器
は、従来周知のマトリクス型の閾値処理器で構成
できる。この場合、処理中のデータに対して連続
調閾値処理器を使用すべきかテキスト型閾値処理
器を使用すべきか判断がつかないときには、線コ
ピーに偏倚された(LCバイアス)された第2連
続調閾値処理器が使用される。ただし、従来周知
の連続調閾値処理技術をマトリクス閾値処理のか
わりに使用できる。
第1及び第2連続調閾値処理器の出力はそれぞ
れ1ビツト線44及び46を介して印刷判断マル
チプレクサ(MPX)48に接続されている。印
刷判断マルチプレクサ48は、1ビツト印刷判断
線52として使用されるデータが導線44,46
又は54から取得されるべきか否かの判断を2ビ
ツト選択線50の制御の下に行う。線コピー閾値
処理器(いわゆるテキスト型閾値処理器)がデー
タを処理すべきであると制御装置30が判断した
ときには導線54の信号は有効である。データの
グレイ・スケール値もまた導線56を介して制御
装置30に供給される。
制御装置30によつて使用される他の信号はヒ
ステリシス・カウンタ40から出力される信号で
ある。好ましい実施例においては、2組のカウン
タが使用される。すなわちX組のカウンタと、Y
組のカウンタが設けられている。X組のカウンタ
は、X方向の処理に関するヒステリシス情報を記
憶し、Y組のカウンタはY方向の処理に関する情
報を記憶する(第4図)。線コピーのレフレクタ
ンス特性は、頁の情報内容を示す黒又は背景状報
を示す白である。連続調(CT)画像は、背景を
示す白又は頁の情報内容を示す黒(灰色)であ
る。このため、線コピー黒又は線コピー白に関す
るヒステリシス情報を記憶するために2つのカウ
ンタが設けられている。同様に、連続調情報白又
は連続調情報黒を記憶するために2つのカウンタ
が設けられている。4つのXカウンタのそれぞれ
からの出力は、導線58,60,62及び64を
介して制御装置30に供給される。導線58,6
0,及び62の信号は4ビツトのヒステリシス計
数値である。導線64の信号は1ビツトのヒステ
リシス・フラグである。ヒステリシス計数値及び
フラグは、処理中の情報の過去の履歴を示す。
また、4つのYカウンタが設けられている。Y
カウンタはY方向の走査データに関連したヒステ
リシスに追従する。Y方向の線コピー(LC)の
ヒステリシス情報の追従に2つのカウンタが使用
され、Y方向の連続調(CT)データに関連した
ヒステリシス情報の追従に2つのヒステリシス・
カウンタが使用される。Y方向カウンタの場合、
ライン上に存在する画素と同じ数のカウンタが必
要である。カウンタの数を最小にするために、複
数のY方向カウンタ直列メモリ66,68,70
及び72が導線74,76,78及び80を介し
てYカウンタに接続されている。好ましい実施例
においては、各直列メモリはM個の画素幅を有す
る。Mはライン上の画素数に等しい。また導線7
4,76及び78は4ビツト幅であり、導線80
は1ビツト幅である。各Y方向カウンタからの出
力は導線82,84,86及び88を介して関連
した直列メモリの入力に帰還され、導線90,9
2,94及び96を介して制御装置30に与えら
れる。制御装置30は、複数の制御信号、すなわ
ち増加、減少、セツト及びクリア信号をヒステリ
シス・カウンタ制御マルチプレクサ(MPX)1
00に関連した1ビツト線を介して供給する。同
様に、制御装置30は、3ビツトの選択信号を選
択線を介してマルチプレクサ100に供給する。
ヒステリシス・カウンタ制御マルチプレクサ10
0は、選択線の制御の下にマルチプレクサ母線1
02を介してヒステリシス・カウンタ40に制御
信号を出力する。上記信号は後述のアルゴリズム
に従つて適当なカウンタを選択し、カウンタの内
容を増加、減少、セツト又はクリアする。
制御装置30に供給される別の組の信号は、い
わゆるパラメータ・ラツチ信号又は装置状態信号
である。これらの信号は、ラツチ104,10
6,108及び110によつて発生され、導線1
13、114,116及び118を介して制御装
置30に供給される。これらの各導線はNビツト
幅である。ラツチにロードされるデータは、走査
されるべき文書の所要のレフレクタンス特性に基
くものである。ラツチ104にロードされる情報
はいわゆる白レベル(WL)情報である。ラツチ
106にロードされる情報は閾値レベル情報であ
る。ラツチ110にロードされる情報は勾配レベ
ル情報である。これらの情報のロードは、複数の
スイツチ(各スイツチが上述のパラメータのいず
れかを提供する)から又はプログラム制御される
リード・オンリ・メモリ(ROM)からマルチプ
レクサ母線を介して行われる。装置状態ラツチ
は、コピー品質を改良するために所定のデータを
記憶する。装置状態ラツチのセツテイングは、一
般の複写機に関連したコントラスト制御にいくら
か似たところがある。
付勢回路120は、モード・スイツチを駆動す
るために付勢信号を発生する。付勢信号には、ク
ロツク信号、タイミング制御信号、Yメモリ及び
カウンタ初期設定信号、パワー・オン・リセツト
(POR)信号等が含まれる。これらの信号は、モ
ード・スイツチを駆動するためにマルチプレクサ
母線122,124,126及び128を介して
供給される。
第11図は線コピー/連続調弁別装置の別の例
を示す。この装置は、複数フオーマツト混在文書
を走査し、データを処理するのに最適な閾値処理
器を選択し、例えばインクジエツト・プリンタの
ような2レベル再生装置を駆動する印刷/非印刷
判断信号を発生する。モード・スイツチは、一般
的な文書スキヤナ10′を含む。文書スキヤナ1
0′は、再生されるべき文書が載置される透明文
書プラテンと、照射手段と、光学手段と、複数の
感光要素とを含む。各構成要素は周知の態様で結
合されているので、ここでは詳細に説明しない。
各感光要素が文書に記録されている情報の要素を
示すビデオ信号を出力するということを述べてお
けば十分であろう。感光要素の出力は前述のよう
に画素と指称される。走査データを示す画素は導
線12′を介して記憶装置14′に供給される。導
線12′は、複数の単一ビツト線を含み、各ビツ
ト線は1ビツトの情報を搬送する。ビツト線は、
1つの画素についての情報を搬送するのにN本の
ビツト線が必要であるように構成される。記憶装
置14′は、種々の記憶装置によつて構成できる
が、好ましい実施例においては、3ラインの記憶
容量を有する直列メモリとして構成される。各ラ
インについてM個の画素が記憶される。かかる構
成によれば、導線12′に出力されたデータは、
第1ライン・メモリの種々の段を介して第2ライ
ン・メモリの種々の段に入力し、次いで第3ライ
ン・メモリの種々の段に入力する。なお、本発明
の範囲を逸脱することなく他の構成をとることが
できることを留意されたい。
各画素はある時点において必ずシフトレジスタ
すなわち直列メモリを通るので、スキヤナ10′
から出力される各画素はすべて処理すべき画素
(第11図)の星印で示されている)となり得
る。
ルツク・アヘツド論理回路32′は、マルチプ
レクサ母線24′,22′,20′を介して記憶装
置14′に接続されている。好ましい例において
は、3×3マトリクスがルツク・アヘツド情報を
計算するのに使用される。ただし、他の種類の論
理回路もルツク・アヘツド情報を計算するのに使
用できる。ルツク・アヘツド論理回路32′は、
処理すべき画素に続く画素を参照してデータの種
類を示す信号を発生する。第6図は、ルツク・ア
ヘツド情報を計算するのに使用される方法を示
す。説明の便宜上、星印の付された矩形が処理す
べき画素とし、ルツク・アヘツド情報はルツク・
アヘツド黒(LAB)とルツク・アヘツド白
(LAW)の2種類あるものとする。3×3ルツ
ク・アヘツド・マトリクス中のいずれかの画素が
白レベル閾値に等しいか又はこれより大きいとき
には、LABが真であり、ルツク・アヘツド領域
中のいずれかの画素が黒レベル閾値に等しいか又
はこれより小さいときにはLAWが真である。
第11図を再び参照するに、ルツク・アヘツド
白(LAW)情報は導線34′に出力される1ビツ
ト信号である。同様に、ルツク・アヘツド黒
(LAB)は導線36′に出力される1ビツト信号
である。導線34′及び36′のデータは制御装置
30′に供給される。
制御装置30′は、文書スキヤナ10′から出力
されるデータを処理するのに最適な閾値処理器を
選択するために、傾き論理回路、ルツク・アヘツ
ド論理回路及びヒステリシス・カウンタ40′か
ら出力される信号を相互に関連づける。信号の相
互の関連付けは、所定の一連の処理ステツプすな
わちアルゴリズムに従つて行われる。そのアルゴ
リズムについて次に簡単に説明する。連続調閾値
処理器に必要な情報(例えば、画素の勾配、グレ
イ値等)は母線42′を介して連続調閾値処理器
に与えられることに留意されたい。好ましい例に
おいては、連続調閾値処理器は周知のマトリクス
型閾値処理器で構成される。よつてその詳細説明
は省略される。
連続調閾値処理器の出力は1ビツト線44′を
介して印刷判断マルチプレクサ(MPX)48′の
入力に接続されている。印刷判断線マルチプレク
サ48′は、1ビツト印刷判断線52′として使
用されるデータが導線44′,54′から取得され
るべきか否かを1ビツト選択線50′の制御の下
に判断する。導線54′の信号は、線コピー閾値
処理器がデータを処理すべきであると制御装置3
0′が判断したとき有効である。データのグレ
イ・スケール値もまた導線56′を介して制御装
置30′に供給される。
制御装置30′によつて使用される他の信号の
組は、ヒステリシス・カウンタ40′から出力さ
れる信号である。好ましい例においては、2組の
カウンタ、すなわちX組のカウンタとY組のカウ
ンタが設けられている。X組のカウンタは、X方
向の処理に関連したヒステリシス情報を記憶す
る。同様に、Y組のカウンタは、Y方向の処理に
関連した情報を記憶する。2つのXカウンタのそ
れぞれからの出力は導線58′及び62を介して
制御装置30′に供給される。導線58′及び6
2′の信号は、4ビツト・ヒステリシス計数値で
ある。ヒステリシス計数値は処理中の情報の過去
の履歴を示す。
また、2つのYカウンタが設けられている。Y
カウンタは、Y方向における走査データに関連し
たヒステリシスに追従する。1つのカウンタは、
Y方向における線コピー(LC)のヒステリシス
情報に追従する。他のカウンタはY方向における
連続調データに関連したヒステリシス情報に追従
する。Y方向カウンタの場合、ライン上の画素と
同じ数のカウンタが必要である。カウンタの数を
最小にするために、複数のY方向カウンタ直列メ
モリ66′及び70′は導線74′及び78′を介し
てYカウンタに接続されている。好ましい例にお
いては、各直列メモリはM個の画素幅を有する。
Mはライン上の画素の数に等しい。導線74′及
び78′は4ビツト幅である。各Y方向カウンタ
からの出力は導線82′及び86′を介して関連し
た直列メモリの入力に帰還され、また線90′及
び94′を介して制御装置30′に供給される。制
御装置30′は、複数の制御信号すなわち増加、
減少、セツト及びクリア信号を関連した1ビツト
線を介してヒステリシス制御マルチプレクサ10
0′に供給する。また、制御装置30′は、2ビツ
トの選択信号を選択線を介してマルチプレクサ1
00′に供給する。ヒステリシス制御マルチプレ
クサ100′は、選択線の制御の下、マルチプレ
クサ母線102′を介してヒステリシス・カウン
タ40′に制御信号を出力する。この信号は、後
述のアルゴリズムに従つて適当なカウンタを選択
し、カウンタの内容を増加、減少、セツト又はク
リアする。
制御装置30′に供給される別の組の信号は、
いわゆるパラメータ・ラツチ信号すなわち装置状
態信号である。これらの信号は、ラツチ10
4′,106及び108′によつて発生され、導線
113′,114′及び116′を介して制御装置
30′に供給される。各導線はNビツト幅であ
る。ラツチにロードされるデータは、走査される
べき文書の所要のレフレクタンス特性に基くもの
である。ラツチ104′にロードされる情報はい
わゆる白レベル(WL)情報である。ラツチ10
6′にロードされる情報は黒レベル(BL)情報で
ある。ラツチ108′にロードされる情報は閾値
レベル情報である。これらの情報のローテイング
は、複数のスイツチ(各スイツチは前述のパラメ
ータの1つを提供する)から又はプログラム制御
の下にリード・オンリ・メモリ(ROM)からマ
ルチプレクサ母線112′を介して行われる。装
置状態ラツチは、コピー品質を高めるために所定
のデータを記憶する。ある例においては、装置状
態のラツチのセツテイングは一般的な複写機に関
連したコントラスト制御のセツテイングにいくら
か似ている。
付勢回路120′は、モード・スイツチを駆動
するために付勢信号を発生する。付勢信号には、
例えば、クロツク信号、タイミング制御信号、Y
メモリ及びカウンタ初期設定信号、パワー・オ
ン・リセツト(POR)信号等が含まれる。これ
らの信号は、モード・スイツチを駆動するために
マルチプレクサ母線122′,124′,126′
及び128′を介して供給される。
前述の入力信号を相互に関係付ける制御装置の
動作を示すフローチヤートを説明する前に、第1
図及び第11図並びにフローチヤートに使用され
ている種々の記号の説明がなされている表を参
照されたい。
表 1 記 号 説 明 G 画素グレイすなわち“ビデオ”値 WL 白レベル閾値 BL 黒レベル閾値 PD 印刷判断 (1=印刷、0=非印刷) C カウンタ 〓〓〓 X、白、線コピー・カウンタ、等 W 白 B 黒 LC 線コピー CT 連続調 X X方向 Y Y方向 表から明らかなように、Gは画素のグレイ・
スケール値すなわちビデオ値を示し、WLは白レ
ベル閾値を示し、BLは黒レベル閾値を示す。〓
〓〓は線コピー白ヒステリシス・カウンタを示
す。すなわち、これはカウンタがX方向における
白の線コピー・ヒステリシス情報を記憶するのに
使用される。
制御装置30′(第11図)及び30(第1
図)に使用される処理ステツプを説明する前に、
これらの処理ステツプの基本原理について説明す
る。
次に説明するように、上記線コピー/連続調弁
別装置は、種々のフオーマツトが混在する文書を
処理するのに最適な閾値処理器を選択するため
に、テキスト及び連続調画像の特性に関する前の
データと、勾配及びレベル情報を組合わせて使用
する。かかる動作は、頁全体の前処理を必要とせ
ずに局所的に行うことが好ましい。このため、文
書からの入力画像がテキストが連続調から局所的
に判断するために一組の条件が設定される。テキ
ストは、X方向及びY方向における白から黒又は
黒から白への転移が完全であり、エツジ転移が高
いレフレクタンス変化率で生じる特徴がある。連
続調は、一般に印刷される寸法のテキストに比較
して大きな領域であること及び高いレフレクタン
ス変化率の転移に比較して低いレフレクタンス変
化率の転移の割合が非常に高いことが特徴であ
る。
第2図及び第3図には、線コピーを示す電気信
号が示されている。これらの図は、上記線コピ
ー/連続調弁別装置が線コピーを検出し黒端にお
けるグレイ・スケール・ダイナミツク・レンジを
保護するのに使用される条件すなわち特性の理解
を助けるものである。第2図はワードの一部の走
査ラインを示し、第3図は同じワードの走査によ
つて生じるビデオ値を示す。第3図に示されてい
るように、ダイナミツク・グレイ・スケール・レ
ンジは0と15の間である。ただし、他のグレイ・
スケール・レンジを使用することができるのはも
ちろんである。前述のように、文書を再生するた
めに、ビデオ値が閾値処理され、ビデオ値が入る
レンジが決定され、例えばインクジエツト・プリ
ンタのような2レベル・プリンタを駆動するため
に使用される印刷/非印刷判断信号が作られる。
ビデオ・データに関連した種々のレベルが第2図
に示されている。第2図の信号波形120に対し
て決定されたレベルは、黒レベル、閾値レベル及
び白レベルである。第2図から明らかなように、
閾値レベルは白レベルと黒レベルのほぼ中間であ
る。
第4図は、走査されるべき文書ガラス上に載置
された文書の頁を示す。この図は文書が線コピ
ー/連続調弁別装置によつて走査され処理される
順序を理解するのを助ける。第4図に示されてい
るように、文書は、頂部、底部、左及び右側部を
有する。文書の情報内容は比較的大きな寸法の線
コピーである。走査は頂部から底部に行われ、処
理は左から右に行われる。第4図には線コピーの
みしか示されていないが、上記線コピー/連続調
弁別装置は例えば写真のような連続調画像を含む
文書を取扱うことができる。経験上、線コピー
(テキスト)情報には次の条件があてはまる。
(1) 大きなテキストの場合 N個の画素の範囲内において電気信号が所定
の白レベルから所定の黒レベルに又はこの逆に
転移すると、これはテキストを示す。Nは通常
0乃至10個の画素である。第4図に示されるよ
うに文書データが左から右に且つ頂部から底部
に処理されると、このような転移はテキストと
呼ばれるためにはX及びY両方向から記録され
るべきである。黒レベル(黒は低レベル)より
低く且つ白レベル(白は高レベル)より高い画
素の境界及び転移領域は、これらの条件が満た
されればテキストと考えられる。
(2) テキスト中の大きな連続領域 画素のビデオ値が黒レベルより低く且つ(1)の
条件が左及び上に向けて満たされていれば、フ
ラグがセツトされ、入力は線コピーとみなされ
る。フラグはこの線コピーとみなす判断が無効
となる次の転移領域までセツトされ続ける。
(3) 背景 ビデオ値が前の履歴とは関係無くP個の画素
にわたつて一方の方向又は両方向において白レ
ベルより高くなると、線コピー条件がリセツト
される。この条件は白のダイナミツタ・レンジ
をさらに保護するように修正され得る。
(4) 小さいか又は明るいテキスト 小さなテキスト及びタイプ印書テキストは、
文書の品質及び/又はスキヤナの変調転送作用
の影響で黒レベルから白レベルに完全に転移し
ないことがある。例えば、第2図において参照
番号122によつて示された点は完全な転移が
行われなかつた点である。WLからBLへの転移
に続いてすぐにBLからWLへの転移が生じ且つ
連続調の細かい領域に大きなオーバシユートが
生じなければテキストと判断される。事実、テ
キストの鮮鋭度が高まる。スキヤナによつて発
生されたビデオ信号を上述の条件セツトに従つ
て分析すれば、再生文書の質は従来可能であつ
たよりも著しく向上する。
第7図及び第8図は連続調文書から得られる信
号を示す。第7図は連続調文書の走査ラインを示
し、第8図はデイジタル化されたビデオ値を示
す。線コピーと同様に、連続調文書は、0乃至15
のグレイ・スケール・ダイナミツク・レンジに対
して閾値処理される(第8図)。また、黒レベ
ル、閾値レベル、及び白レベルが設定される。白
レベルと黒レベルの間の領域は不決断領域であ
る。連続調文書の場合、上記(1)乃至(4)の1つの条
件を満たさないあらゆる不決断領域は連続調と判
断される。例えば、ビデオ値がN個の画素以上の
範囲にわたつて黒レベルと白レベルの間の中間領
域にあれば、連続調条件を満たしたことになる。
(1)の条件を満たさない黒レベルより低い画素は連
続調である。X方向及びY方向のいずれか(又は
両方向)の中間領域におけるP個の画素内におい
て白レベルより高い画素は連続調と判断される。
上記条件はテキストに対して最大の保護を与え
る。かかる条件によれば、かなりの割合の文書に
おいて連続調再生及び黒について完全なダイナミ
ツク・レンジを得ることができるが、白端部の保
護は最小となる。文書の右及び底部からの連続調
の表示は、左及び頂部についての判断に影響を与
えない。線コピーと連続調保護との間のバランス
は、優先度を変更し且つ線コピーを無視すること
によつて容易に連続調保護の方向に傾けることが
できる。
第9図及び第10図は、混合文書を処理するた
めに上記線コピー/連続調弁別装置が行わなけれ
ばならない処理ステツプを示す。第9図は簡略化
された動作例であり、第10図はより複雑な動作
例である。前述のように、これらのフローチヤー
トは制御装置30′及び30が行うべき動作であ
る。制御装置30′及び30は、第9図及び第1
0図に示された動作を行うためにマイクロプロセ
ツサ、プログラマブル・ロジツク・アレイ又はデ
イスクリート論理回路を具備する。第9図におい
て、第1のブロツクは処理すべき画素が判断ブロ
ツクAに入る接続ブロツクである。ブロツクAに
おいて、画素は白レベルに等しいか又はこれより
高いレベルにあるかを知るために試験される。画
素が白ならば、判断ブロツクLの処理が行われ
る。判断ブロツクLにおいては、連続調ヒステリ
シスが存在するか否かを知るために試験が行われ
る。連続調ヒステリシスは、所与の数の画素内に
おけるX又はY方向の連続調の履歴を意味する。
好ましい例では、画素の数は10である。ヒステリ
シス情報はヒステリシス・カウンタの内容から得
られる。X又はY方向において連続調の履歴が存
在すれば、機能ブロツク126の処理が行われ、
X及びY連続調カウンタの内容が減少される。そ
して、機能ブロツク128に進み、連続調閾値処
理器で処理される。ある例においては、連続調閾
値処理器はマトリクス型閾値処理器であるが、他
の閾値処理器も使用できる。ブロツク128での
処理が終了すると、再びブロツクAの処理が行わ
れ、別の画素を取出す。
判断ブロツクAにおける判断が否定的な場合、
判断ブロツクBの処理が行われる。判断ブロツク
Bにおいて、画素は黒レベルより低レベルか又は
等しいかを知るために試験される。結果が肯定的
であれば、次に連続調ヒステリシス判断ブロツク
Lの処理が行われる。X方向又はY方向において
連続調ヒステリシスが存在すれば、前述のブロツ
ク126及び128の処理が行われ、別の画素を
取出す。X及びY方向にともに連続調ヒステリシ
スが存在しなければ、機能ブロツク130の処理
が行われる。ブロツク130において、X及びY
線コピー・カウンタがセツトされる。次に、処理
はブロツク130を出て機能ブロツク132に進
む。ブロツク132において、画素は線コピー閾
値処理器によつて処理される。通常、線コピー閾
値処理器は単純なレベル閾値処理器である。第7
図及び第8図を参照するに、閾値レベルは、白と
黒に中間値である8に設定される。閾値レベル8
よりも低い画素は黒と判断されて印刷され、閾値
レベルよりも高い画素は白と判断されて印刷され
ない。
次に、機能ブロツク132において別の画素が
取出される。判断ブロツクBの判断が否定的なら
ば、すなわち画素が黒ではなく且つ灰色の可能性
が大ならば、次に判断ブロツクCの処理が行われ
る。ブロツクCにおいて、線コピー・ヒステリシ
スが存在するか否かを知るために試験が行われ
る。X又はY方向に線コピー・ヒステリシスが無
ければ、次に機能ブロツク134の処理が行われ
る。ブロツク134においては、X及びY連続調
カウンタがセツトされる。ブロツク126で行わ
れた減少動作は、ブロツク134でセツトされた
カウンタの内容を減少させることである。ブロツ
ク134に続いてブロツク128において前述の
処理が行われる。
ブロツクCにおける判断が肯定的であると、次
に判断ブロツクDにおける処理が行われる。判断
ブロツクDにおいては、前に線コピーが存在する
か否かを知るために、すなわちLAB又はLAWが
真であるか否かを知るために試験が行われる。前
に線コピーが存在すれば、次に機能ブロツク13
0及び132等における処理が行われる。これら
のブロツクを含むパスについては既に説明したの
で、ここでは繰返さない。判断ブロツクDにおい
て否定的な判断がなされると、次に機能ブロツク
136における処理が行われる。ブロツク136
においては、ブロツク130において既にセツト
された線コピー・カウンタの内容が減少され、続
いてブロツク128等の処理が行われる。
要するに、アルゴリズムは処理すべき画素のグ
レイ・スケール値を引き出すように構成される。
画素はそれが白か黒かを知るために試験される。
画素が白でも黒でもなく且つ線コピー・ヒステリ
シスが存在しなければ、1つ又はそれ以上の連続
調カウンタがセツトされ、連続調を処理するため
の閾値処理器を使用して画素が処理される。
画素が白でも黒でもなく且つ線コピー・ヒステ
リシスが存在すれば、次のデータが線コピーか否
けを知るために次に続く画素が検査される。
ルツク・アヘツド・データが線コピーでなけれ
ば、線コピー・カウンタの内容が減少され、デー
タの再生のために連続調閾値処理器が使用され
る。
ルツク・アヘツド・データが線コピーならば、
線コピー・カウンタがセツトされ線コピー閾値処
理器が使用される。
取り出された画素が白レベルより高レベルで且
つ連続調ヒステリシスが存在すれば、連続調カウ
ンタの内容が減少され且つデータの処理のために
連続調閾値処理器が使用される。
連続調ヒステリシスが存在しなければ、線コピ
ー・カウンタがセツトされ、データを閾値処理す
るために線コピー閾値処理器が使用される。
画素が黒レベルより低レベルで且つ連続調ヒス
テリシスが存在しなければ、線コピー・カウンタ
がセツトされ、データを閾値処理するために線コ
ピー閾値処理器が使用される。
画素が黒レベルより低レベルで且つ連続調ヒス
テリシスが存在すれば、連続調カウンタの内容が
減少され、データを閾値処理するために連続調閾
値処理器が使用される。
第10A図及び第10B図は、種々のフオーマ
ツトが混在する文書を印刷するために制御装置3
0が行う別の処理ステツプを示す。第10A図及
び第10B図は第9図よりも詳細に処理ステツプ
を示している。第10A図及び第10B図の場合
線コピー(LC)側にバイアスされた連続調
(CT)閾値処理器が設けられ、線コピー閾値処理
判断は複数の点から発生する。各点は省略記号で
示されている。入口及び出口ブロツクは5角形の
くぎ状記号で示されている。菱形は判断ブロツク
を示し、矩形は機能ブロツクを示す。相互接続線
は、プログラムがブロツクに入つたとき及び出た
ときにプログラムが追従する機能パスを示す。
処理ステツプを説明するに、まず、処理すべき
画素のグレイ・スケール値(G)が求められる。
次に、機能ブロツク138において、画素が白レ
ベル(WL)より高レベルか又は等しいかを知る
ために画素が試験される。画素が白レベルよりも
低レベルならば、判断ブロツク140の処理が行
われる。判断ブロツク140において、X又はY
白連続調カウンタの内容C〓〓が0より大きいか
否かを知るために試験が行われる。大きくなけれ
ば、判断ブロツク142の処理が行われる。ブロ
ツク142においては、画素が黒レベル(BL)
よりも低レベルか又は等しいかを知るために試験
が行われる。画素が黒レベル(BL)よりも高レ
ベルならば、判断ブロツク144の処理が行われ
る。ブロツク144においては、X又はY白線コ
ピー・カウンタの内容C〓〓が0よりも大きいか
否かを知るための試験が行われる。大きくなけれ
ば、判断ブロツク146の処理が行われる。ブロ
ツク146においては、X又はY黒線コピー・カ
ウンタの内容C〓〓が0より大きいか否かを知る
ために試験が行われる。大きくなければ、機能ブ
ロツク148の処理が行われる。ブロツク148
においては、4つの連続調カウンタ〓〓〓,〓〓
〓,〓〓〓及び〓〓〓がすべてセツトされる。そ
して次に、ブロツク150において、4つの線コ
ピー・カウンタ〓〓〓,〓〓〓,〓〓〓,〓〓〓が
すべてクリアされる。次に、ブロツク152にお
いて、画素が連続調閾値処理器によつて処理され
る。このフローチヤートの他のブランチは図及び
上記説明から明らかなので、ここでは詳細に説明
しない。ここでは、判断ブロツク154及び15
6において、処理すべき画素の傾きが第1図のパ
ラメータ・ラツチ110にセツトされた傾きより
も大きいか否かを知るために試験されることを述
べておけが十分であろう。
連続調及び線コピーの印刷品質を確保するため
の上記条件に加えて、次の条件が満たされれば、
ダイナミツク・レンジの白端の連続調の保護がさ
らに強化され且つ黒端でカバーされる場合の割合
が増加する。
(a) 文書全体のデータを左から右に処理する(第
4図参照)かわりに、各連続ラインについて左
から右への処理と右から左への処理とを交互に
行う。前のラインからの処理は、ダイナミツ
ク・レンジの黒端の場合、頂部及び/又は左か
らだけでなく右から線コピー・モードを無視す
ることを可能にするために使用される。ダイナ
ミツク・レンジの白端の場合、一連の履歴カウ
ンタは、白レベルより高レベルの領域が2つに
分離されているときに左と右の連続調を連結さ
せることによつて上から連続調領域を画定する
ために使用される。処理中の画素が含まれるラ
イン中の前の画素及びY方向上方の画素の双方
が連続調ならば線コピーであるという判断が無
視される。交互ライン処理によれば、真の背景
領域までデータ領域が拡大されてしまうのを防
止できる。
(b) 各ラインについて2回処理し、すなわち、左
から右へ1回及び右から左へ1回処理し、これ
らの判断を適当に組合わせて連続調画像と線コ
ピー画像との間の分離を最大にすれば、印刷品
質がさらに向上する。また、頁全体について頂
部から底部に処理するとともに底部から頂部に
処理してこれらの判断を適当に組合わせれば、
4つの方向すべてについて線コピーと連続調の
保護を最大にすることができる。
次に、上記線コピー/連続調弁別装置の動作に
ついて説明する。まず、走査されるべき文書が文
書スキヤナ10(第1図)の文書ガラス上に載置
される。文書は、種々のフオーマツトが混在した
複数フオーマツト混在文書又は1つのフオーマツ
トのみを含む文書である。第1の例において、モ
ード・スイツチが使用されるのが初めてであると
仮定する。したがつて、いずれのカウンタにも前
の情報は記憶されていない。線コピー/連続調弁
別装置は線コピー・モードにあると仮定して、処
理されるべき最初の組の画素について印刷/非印
刷の判断を行うために線コピー閾値処理器を使用
する。画素が処理されるとき、制御装置30は、
データの特性を求めるために第9図及び/又は第
10A図と第10B図に示された処理ステツプを
使用する。試験により線コピー情報が処理されて
いることが確認されると、線コピー・カウンタが
セツトされる。カウンタには線コピー情報の特性
を示す数がセツトされる。これらの特性/条件に
ついては上述した。さらに多くの画素が処理され
て、1つの画素が不決断画素(白でもなく黒でも
ない)と判断されると、カウンタの内容が減少さ
れる。該カウンタの内容が零になるまで、カウン
タ及び不決断画素の数が減少される。カウンタの
内容が零になると、線コピー閾値処理器から連続
調閾値処理器に切換えられる。同様に、連続調カ
ウンタがセツトされその内容が減少される。した
がつて、フオーマツト混合文書は、オペレータの
介在なしに高品質に文書を再生するのに最適な閾
値処理器である。
焦点ぼけ対称及び情報同質弁別装置 上述の装置は、線コピー(テキスト)及び連続
調(写真)を含む文書を処理する。しかし、文書
には少くとも2つの他の種類の情報が存在する可
能性がある。その第1のものは“ハーフトーン”
である。ハーフトーンとは、連続調の原稿を高密
度ドツト・パターン(high frequency dot
pattern)の変調によつて再現したものをいう。
第2のものは、“高密度テキスト(high
frequency text)”と指称されるものである。高
密度テキストとは、小さな(例えば2ポイント)
テキスト、複雑なテキスト・パターン(例えばス
ターバースト・パターン)、あるいはバー・コー
ドのような他の密度の高いのことをいう。本発明
は、上述した線コピー/連続調弁別装置がハーフ
トーン及び高密度テキストを含むすべての情報を
処理できるようにするために、後に説明する独特
の弁別装置を線コピー/連続調装置に結合するか
及び/又は線コピー/連続調装置を真の汎用文書
処理装置となるように修正する。本明細書におい
て、汎用文書処理装置(GPD)とは、ハーフト
ーン、連続調、並びに通常及び/又は高密度テキ
ストを含む文書を示すビデオ・データを受けて、
2レベル・プリンタによつて原稿文書を再現する
ために最適な閾値処理判断を示すデータ・ストリ
ームを自動的に発生する装置のことをいう。
第12図は、本発明による汎用文書処理装置の
一実施例を示すブロツク図である。この実施例
を、以下、はつきり像/焦点ぼけ像汎用文書処理
装置と指称する。この汎用文書処理装置は、焦点
ぼけ対称弁別装置154を含む。焦点ぼけ対称弁
別装置154の機能は、画素(PEL)が線コピー
情報であるか又は非線コピー情報であるかを判断
することである。焦点ぼけ対称弁別装置154
は、単一母線156及び多重母線158を介して
第1スイツチ160に接続されている。第1スイ
ツチ60の機能は、多重母線162の原稿画素ビ
デオ・データ(LCポート)又は多重母線158
の焦点ぼけ画素ビデオ・データ(NLCポート)
を多重母線164を介して線コピー/連続調弁別
装置166に与えることである。線コピー/連続
調弁別装置166は、第11図及び第9図を参照
してあるいは第1図、第10A図及び第10B図
を参照して説明した装置であり、多重母線164
のビデオ・データを受取つて、このデータが線コ
ピー(LC)を示すか非線コピー(NLC)を示す
かを判断する(但し、閾値処理判断は行わな
い)。線コピー/連続調弁別装置166の判断
は、単一母線168を介して情報同質弁別装置1
70に転送される。情報同質弁別装置170は、
線コピー/連続調弁別装置166から供給される
すべての判断のマツプを形成するものであり、後
に詳細に説明する。注目している画素についての
判断がその画素に隣接するすなわちその画素を取
り囲む画素についての判断と同じでなければ、そ
の画素の特性はこれを取り囲む画素の特性にマツ
チするように変更される。情報同質弁別装置17
0の判断は、単一母線172を介してスイツチ1
74に送られる。スイツチ174は、単一母線1
72の判断に従つて多重母線176の原稿画素ビ
デオ・データを給送する。例えば、画素が線コピ
ーを示せば、母線176の画素は一般的な一定閾
値処理器180に送られる。一定閾値処理器18
0は、ビデオ・データを一定閾値レベルと比較
し、2レベル・プリンタを駆動する制御信号を出
力する。画素が非線コピー・データを示すと、母
線176の画素は導線182を介して一般的なエ
ラー拡散閾値処理器184に送られる。エラー拡
散閾値処理器184は該画素を処理し、2レベ
ル・プリンタを駆動する制御情報を出力する。
IBM Technical Disclosure Bulletin,Vol23,
No10,March1981(P4433乃至4435)に掲載され
た“Multiple Error Correction Algorithm for
Half Tone,Continuous Tone and Text
Reproduction”という題名の論文は、適当なエ
ラー拡散アルゴリズムを開示している。エラー拡
散は、原稿のデスクリーンの必要無く連続調及び
ハーフトーンを最も高い品質で再現できる複雑な
閾値処理技術である。この技術は解像度を高くで
きるので、線コピーも劣下を最小にとどめつつ再
現できる。従つて、この技術によると、線コピー
と非線コピーの弁別を誤つても、さほど大きな支
障にならない。
第13図は、画素が線コピー(LC)情報を示
すかあるいは非線コピー(NLC)情報を示すか
を焦点ぼけ対称弁別装置154(第12図)が判
断するのに使用される処理ステツプを示すフロー
チヤートである。
焦点ぼけ対称技術は、2つの異なつた種類の情
報間の対称の差異を利用するものである。ハーフ
トーンのような非線形情報は局部領域内で(ハー
フトーン・セル寸法のオーダで)検査されると、
粗い対称性を示す。この局部領域を意図的に焦点
ぼけさせると、構成要素ハーフトーン・ドツトは
方向性を示さず且つ勾配の小さな均一グレイにぼ
やける傾向にある。主要な残りの方向性要素は45
゜ハーフトーン・スクリーン角度であることが多
い。他方、線コピー、特に文字の境界のそれは特
定の方向性を有する傾向にある。多くの文字スト
ロークは、垂直又は水平の方向性を有する。この
方向性は、焦点ぼけを行つても、特に垂直又は水
平方向について焦点ぼけに対して重み付けを行つ
ても保持される。
焦点ぼけ対称弁別装置154は、次の通り動作
する。発生された各画素について、一対の模擬焦
点ぼけ画素が発生される。焦点ぼけ画素は、それ
ぞれ、原稿画素及びそれを取り囲む隣接画素の水
平方向及び垂直方向に重み付けされた平均であ
る。2組の模擬データ中の各画素について勾配が
計算される。各画素の全体の勾配は2つの勾配の
差をとることによつて形成される。全体勾配が所
定の閾値よりも大きければ、画素は暫定的に線コ
ピーとして特徴付けられる。そうでなければ、画
素は暫定的に非線コピーとして特徴付けられる。
画素を線コピー(LC)として分類するか非線コ
ピー(NLC)として分類するかの判断は勾配の
みに基くので、使用される閾値処理器は“単純閾
値処理器”と指称される。
第13図に戻つて、頁の情報内容を示すビデオ
値は多重母線186に与えられる。頁は左から右
へ及び上から下へ走査される。通常、画素は頁が
走査されるのと同じ順序で処理される。しかし、
画素処理は、連続したライン又は1つおきのライ
ンについてまず左から右へ行い次いで右から左へ
行つてもよい。多重母線186の各実際の画素に
ついて、模擬画素の2つの新たな組が形成され
る。模擬画素は“焦点ぼけ画素”(defocused
PELs)”と指称される。一方の組の焦点ぼけ画素
はブロツク188で示される処理ステツプによつ
て発生される。他方の組の焦点ぼけ画素はブロツ
ク190で示される処理ステツプによつて発生さ
れる。ブロツク188の処理によつて発生される
焦点ぼけ画素“垂直方向焦点ぼけ画素”と指称さ
れる。同様に、ブロツク190の処理によつて発
生される焦点ぼけ画素は“水平方向焦点ぼけ画
素”と指称される。焦点ぼけ画素は、水平方向の
焦点ぼけであろうが垂直方向の焦点ぼけであろう
が、注目している原稿画素及びこれを取り囲む画
素の重み付けされた平均から形成される。
第13A図及び第13B図には、焦点ぼけ画素
を発生するのに使用される重み付け平均技術が示
されている。第13A図は垂直方向焦点ぼけ画素
を得るのに使用される技術を示し、第13B図
は、水平方向焦点ぼけ画素を得るのに使用される
技術を示す。各画素(PEL)は第13A図及び第
13B図に示されるビデオ値によつて示される。
注目している画素(すなわち、第13A図及び第
13B図において太い線で囲まれている画素)
は、マトリツクス中の画素位置によつて決まる各
値によつて重み付けされた周囲の画素値の平均に
よつて置換される。第13A図及び第13B図に
示されたセルの形は方形であるが、焦点ぼけ画素
を形成するために他の形のセルを使用することも
できる。セルの形は対称であることが好ましい。
第14A図、第14B図及び第14C図は焦点ぼ
け画素に使用できる別のセル形状を示す。これら
のセルは、ハーフトーン・スクリーン対称を利用
するものである。第14A図のダイヤモンド形セ
ルはより少い数の画素ですむが、セル寸法が画素
境界に一致していないので画素は重み付けされな
ければならない。第14B図及び第14C図の半
セルはすべての画素が等しく重み付けられること
を除いて第13A図及び第13B図のものと同様
である。
第14B図及び第14C図は、ハーフトーン・
セルの各半分の平均グレイ値が全体のハーフトー
ンの平均グレイ値に等しいという事実を利用する
ものである。この事実は、半セルが垂直及び水平
のどちらの方向性を有していても成立するととも
に、半セルが水平方向又は垂直方向にどのように
動くかに無関係に成立する。このことが第14D
図に示されている。第14D図において、垂直半
セルが均一ハーフトーンの繰返単位のちようど半
分に重ね合わされている。半セルは、水平又は垂
直の方向性を有するので、水平及び垂直文字スト
ロークの特性を保持する傾向にあり、テキスト文
字をハーフトーンから区別できる。
焦点ぼけセルの寸法もまた重要である。焦点ぼ
けセルの寸法がハーフトーン・セル寸法の整数倍
でないと、位相効果により、ハーフトーン・セル
の平均濃度とは非常に異なつた平均濃度の焦点ぼ
けセルが発生してしまう。これを防止する1つの
方法は、一連の寸法減少セルに対応した一組の平
均値を発生し、最も小さな勾配を与えるセル寸法
を使用する方法である。これが、寸法の点でハー
フトーン・セルに最も近い平均セルである。
第13図に戻つて、焦点ぼけ画素(垂直及び水
平)は模擬走査データ・ベース中に編入される
(ブロツク192及び194)。パス196及び1
98に沿つて処理が進行し、次に、ブロツク20
0及び202において、各焦点ぼけ画素について
垂直勾配GV及び水平勾配GHが計算される。本発
明の一実施例においては、局部領域は4×4マト
リツクスによつて画定される。ただし、本発明の
範囲を逸脱することなく、他の型のマトリツクス
によつて局部領域を画定することができる。勾配
は画定された領域中における最大画素値と最小画
素値の差として計算される。他の方法を使用して
勾配を得ることができるのはもちろんである。他
の方法としては例えば“ラプラシアン
(Laplacian)”をあげることができる。垂直勾配
Vはパス204に沿つてブロツク206に送ら
れ、水平勾配GHはパス208に沿つてブロツク
206に送られる。
ブロツク206において、全体勾配Gが発生さ
れる。本発明の一実施例においては、 G=GV−GH であり、他の実施例では、 G=MAX(GV−GH) である。第15図は全体勾配を計算する別の方法
を示す。この図において、注目画素PELが星印で
示され且つ参照符号S1,S2,S3及びS4が
付された画素によつて取り囲まれているものとす
る。まず、S1,S2,S3及びS4に中心が位
置するセルについての平均値V(a)が計算され、次
に、予備勾配G1及びG2が次のように計算され
る。
G1=V3(a)−V1(a) G2=V4(a)−V2(a) 最後に、全体勾配Gが G=Max(G1,G2) によつて得られる。この方法によると、傾め方
向、水平方向及び垂直方向の文字ストロークが保
持される。
第13図に戻つて、次のステツプにおいて、全
体勾配が閾値に対して比較される(ブロツク21
0)。Gが閾値よりも大きければ、この画素は暫
定的に線コピーに分類される。Gが閾値に等しい
か又はこれより小さいと、この画素は暫定的に非
線コピー(NLC)に分類される。非線コピー判
断はパス212に沿つてブロツク214に送られ
る。また、多重母線186の原稿画素はブロツク
214に送られる。ブロツク214において、画
素は上述した手段のいずれかによつてぼかされ、
この焦点ぼけビデオ値が第12図の多重母線15
6を介してスイツチ160に与えられる。そし
て、画素の処理は上述した処理手順に従つて継続
する。
第16図は情報同質弁別装置170(第12
図)によつて行われる処理ステツプを示すフロー
チヤートである。第1のステツプ(ブロツク
216)は、単一母線168の判断を示すマツプを
形成することである。次にプログラムはブロツク
218に入る。各画素について、この画素を取り
囲む画素についての判断及び過去の画素について
の判断のヒストリー(履歴)が考慮される。この
検査に基いて、各画素の分類の誤りの確率Pが計
算される。この確率Pが一定閾値より大きければ
(ブロツク220)、画素判断が再分類される(ブ
ロツク222)。
ある実施例においては、線コピー画素には1と
いう値が割当てられ、非線コピー画素には0とい
う値が割当てられる。過去の画素は判断ヒストリ
ーはヒステリシス・カウンタを使用してX及びY
の双方向について検査される。さらに、各画素判
断値は、この画素を取り囲む画素の平均判断値と
比較される。
各画素が検査され修正された後、誤分類確率に
対する閾値が高められ(ブロツク224)、処理
が繰返される。
画素誤分類についての最終検査として、対照的
判断のあらゆる小さな“島”が判断マツプ中で探
索される。発見されると、このような“島は周囲
の画素判断の種類に再分類される(ブロツク22
2)。画素が線コピーであるか又は非線コピーで
あるかについての最終判断は、単一母線172を
介してスイツチ174に与えられ(第13図)、
原稿画素ビデオ値が原稿閾値処理器に与えられ
る。上述の情報同質弁別装置は単独では使用でき
ないが、他の弁別装置と組合せて使用されると、
全体の弁別の質を著しく高めることができる。従
つて、焦点ぼけ対称弁別装置と情報同質弁別装置
とを組合わせると、正しい弁別判断の確率が大部
分の文書について100%に近くなる。
1つの追加すべきIH技術として、反動的半断
形成技術(retroactive decisionmakiny(RD)
technique)をあげることができる。時々、背景
(白)とハーフトーンとの間のトランジシヨンの
ため、ハーフトーンの境界は当初線コピーとして
分類され、前述のIH技術では正確な判断を行う
ことができないことがある。いくつかのラインに
ついての判断を記憶することによつて、次に続く
処理に基いて境界を非線コピーに変更する反動的
判断を行うことができる。これにより100%正確
な判断を行える弁別装置にますます近づくことが
できる。
要するに、上述の処理手順によれば、各画素が
線コピー又は非線コピーに分類される文書につい
ての非常に正確な判断マツプを得ることができ
る。
高密度検出装置/弁別装置 第17図は、本発明による汎用テキスト処理装
置(GPD)の別の実施例を示す。この汎用テキ
スト処理装置は、高密度線コピー(high
frequency line copy)及び高密度非線コピー
(higt frequency nonline copy)を見分ける高密
度検出装置/弁別装置を使用する。汎用テキスト
処理装置の高密度検出装置/弁別装置の部分は、
第17図において参照数字224によつて示され
るボツクス内に示されており、具体例は第18図
及び第19図に示されている。
第17図において、走査された頁の情報内容を
示すビデオ画素はブロツク226に順次供給され
る。ブロツク226内において、画素のレベルが
白レベルより大きいか否かが検出される。前述の
ように、画素を検査するために一定閾値処理器が
使用される。画素はそのレベルが白レベルより大
きければ、ブロツク228に供給される。ブロツ
ク228において、プログラムは非線コピー・ヒ
ステリシスが存在するか否かを検査する。この検
査は、ヒステリシス・カウンタ中に何らかの情報
が存在するか否かをチエツクすることによつて行
われる。非線コピー・ヒステリシスが存在すれ
ば、非線コピー・ヒステリシス・カウンタの内容
が減少され(ブロツク230)、画素は非線コピ
ー閾値処理器に供給される(ブロツク232)。
非線コピー・ヒステリシスが存在しないことをブ
ロツク228中のテストが示すと、プログラムは
線コピー・カウンタをセツトし(ブロツク23
4)、画素は線コピー閾値処理器中で処理される
(ブロツク236)。画素(ブロツク226)は、
そのレベルが白レベルよりも小さければ、ブロツ
ク238に供給される。ブロツク238におい
て、画素のレベルが黒レベルに等しいか又はこれ
より小さいかテストされる。そうであれば、プロ
グラムは非線コピー(NCL)ヒステリシスが存
在するがチエツクする(ブロツク240)。存在
すれば、画素は非線コピー閾値処理器で処理され
る(ブロツク232)。非線コピー・ヒステリシ
スが存在しなければ、プログラムは線コピー・カ
ウンタをセツトし(ブロツク234)、画素は線
コピー(LC)閾値処理器で処理される(ブロツ
ク236)。
画素は、そのレベルが黒レベルより大きいと、
高密度検出装置224に与えられる。高密度検出
装置の詳細については後述する。画素が高密度
(HF)線コピー(LC)データならば、プログラ
ムが線コピー・カウンタを0にセツトし、非線コ
ピー・カウンタをセツトし(ブロツク242)、
画素が高密度線コピーでなく且つ線コピー・ヒス
テリシスが存在しなければ(ブロツク244)、
プログラムは非線コピー・カウンタをセツトし非
線コピー閾値処理器が使用される。線コピー・ヒ
ステリシスが存在し(ブロツク244)且つ先に
(前方に)線コピーが存在しなければ、線コピ
ー・カウンタの内容が減少され、非線コピー閾値
処理器が使用される(ブロツク232)。要する
に、第17図の汎用テキスト処理装置は、画素が
黒か白かについての判断を行う。画素が黒でもな
く白でもなければ、画素は高密度内容の周囲の情
報の前後関からテストされる。後に、特別の高密
度検出技術について述べるが、従来から知られて
いるあらゆる高密度検出技術を使用することがで
きる。密度検出技術の例としては、自己相関
(autocorrelation)及び/又フーリエ解析をあげ
ることができる。高密度内容が検出されると、そ
れはさらに線コピー(LC)(小ポイント・テキス
ト)かハーフトーン(すなわち非線コピー)に分
類される。この分類に基いて、適当なカウンタが
0にセツトされ、適当な閾値処理器が適用される
とき最大値にリセツトされる。適当なカウンタと
は第1図を参照して説明したカウンタであり、こ
こでは説明を繰返さない。また、第1図において
連続調カウンタとして使用されたカウンタはここ
では非線コピー・データ(すなわち連続調及びハ
ーフトーン)のためのヒステリシス・カウンタと
して使用されることに留意されたい。
第18図には高密度ビデオ画素を分類するのに
使用される技術の一例の詳細が示されている。画
素は、白でもなく黒でもなければ、高密度ブロツ
ク246に供給される。ブロツク246におい
て、画素が高密度か否かを判断され、高密度でな
ければ、画素はブロツク244(第17図)に供
給され、高密度データであれば、画素はブロツク
248に供給される。プログラムは、画素が高密
度線コピー情報(HF/LC)を示すかをテストす
る。前述のように、高密度線コピー情報は小ポイ
ント・テキストを示す。画素が高密度線コピー情
報であれば、プログラムは非線コピー・ヒステリ
シスが存在するかテストする(ブロツク25
0)。非線コピー・ヒステリシスが存在しなけれ
ば、プログラムは線コピー・カウンタをセツトし
(ブロツク252)、画素は高密度線コピー
(HF/LCブロツク254)のための線コピー閾
値処理器に送られる(ブロツク254)。非線コ
ピー・ヒステリシスが存在すれば、プログラムは
非線コピー・カウンタの内容を減少し(ブロツク
256)、画素は非線コピー閾値処理器で処理さ
れる(ブロツク258)。本発明の好ましい実施
例においては、ブロツク258はエラー拡散型閾
値処理器(ED)を示す。この閾値処理器につい
ては前述したので、ここでは詳細説明を省略す
る。高密度ビツトが高密度線コピーでなければ
(ブロツク248)、プログラムは線コピー・ヒス
テリシスが存在するかテストする(ブロツク26
0)。存在すれば、線コピー・カウンタの内容が
減少され(ブロツク262)、画素は高密度線コ
ピー情報のための線コピー閾値処理器によつて処
理される。線コピー・ヒステリシスが存在すれば
(ブロツク260)、プログラムは非線コピー・カ
ウンタをセツトし(ブロツク261)、画素はエ
ラー拡散閾値処理器によつて処理される。
第19図には、高密度ブロツク246(第18
図)に続く処理手順が示されている。要するに、
ブロツク246は画素が高密度画素であるかを判
断する。画素が高密度画素であれば、線コピー
(すなわち小テキスト)であるかあるいは画素が
高密度ハーフトーンであるかが判断される。各画
素について、最適な高密度演算子(HFR)が適用
される。HFRが所定の閾値T1よりも大きけれ
ば、画素は高密度画素に分類される。各高密度画
素について、4つの方向性高密度演算子が発生さ
れる。4つの演算子の最大値と最小値が求められ
る。各高密度画素について高密度勾配G G=最大値−最小値 が計算される。そして高密度勾配Gは第2の所定
閾値レベルT2と比較される。GがT2より大き
ければ、画素は線コピーと判断され、GがT2よ
りも少さければ、画素はハーフトーン(HT)と
判断される。
前述のように、一般的な高密度テキスト情報
は、非常に小さな又は非常に細い字体又はグラフ
(例えば2ポイント・タイプ又なバー・コード)
である。この寸法は、1cm当り1270個の画素(1
インチ当り500個の画素)より低い走査解像度の
装置にとつては高密度情報と考えることができ
る。線コピー型情報は、黒−白−黒トランジシヨ
ンを改良するように設計された線コピー用の閾値
処理器を必要とする。問題は、上述のような低解
像度装置の場合には、高密度線コピー情報が多く
のハーフトーン線スクリーンの高密度パターンと
ほとんど同じに見えることである。ハーフトー
ン・スクリーン(又はハーフトーン文字)パター
ンを形成する白背景上の小さな黒ドツトは、例え
ば2ポイント及び4ポイント・テキストと十分に
オーバーラツプする密度(frequency)を有す
る。最適な再現を行うために、黒−白輪郭を強化
するように線コピーを閾値処理することが望まれ
る。他方、ハーフトーンに対する閾値処理は、黒
−白トランジシヨンを最小にするか又は除去して
グレイ連続調情報のみを再現することが望まれ
る。第19図は、このような好ましい結果を得る
ための一連の処理ステツプを示す。第1ステツプ
は、いくつかの異なつた半径の対称的高密度演算
子HF(S)を発生することである(ブロツク2
64)。第19A図、第19B図及び第19C図
を参照するに、演算子は、注目している画素であ
る中心画素NXのグレイ・スケール値と星印画素
の平均グレイ・スケール値との差の絶対値であ
る。すなわち、 HF(S)=(星印画素の平均値)−(中心画素) である。各画素について、異なつた半径の高密度
演算子HF(S)が発生される。例えば、第19
A図の場合、半径は1であり、第19B図の場
合、半径は2であり、第19C図の場合、半径は
3である。演算子の最大値を発生する半径が有用
な半径Rであり、後にすべての動作において使用
される半径である。選択された半径Rは高密度情
報の密度の測定である。
再び第19図を参照するに、各画素について、
その半径の最大演算子が発生される(ブロツク2
66)。半径RのHF(S)の値が閾値T1と比較
される(ブロツク268)。HF(S)Rが閾値T1
に等しいか又はこれより小さければ、画素は高密
度情報ではなく(ブロツク270)、プログラム
は線コピー及び連続調情報の通常の処理のための
主閾値処理器に戻る(ブロツク272)。しか
し、HF(S)RがT1に等しいかこれよりも大き
いときには、プログラムが方向性、高密度演算子
を決定する。後に説明するように、高密度演算子
は画素が小ポイント・テキスト(線コピー)を示
すのかあるいはハーフトーンを示すのかを区別す
るのに使用される。T1の閾値は多くの異なつた
文書の統計的検査から決定される。
第20A図乃至第20D図には、半径Rが1の
場合の4つの方向性高密度演算子が示されてい
る。これらの演算子は、 (i) X方向演算子HF(X) (ii) Y方向演算子HF(Y) (iii) 2つの傾斜演算子HF(D1)、HF(D2) 上述の処理手順によつて高密度画素と判断され
た画素はここで半径Rで適用されるこられの各演
算子によつてテストされる。4つの演算子の1つ
は最大値(MAX)を発生し、別の演算子は最小
値(MIN)を発生する。
第19図では、ブロツク274において最大及
び最小勾配が発生される。高密度勾配G=(MAX
−MIN)が各高密度画素について計算される(ブ
ロツク276)。Gは第2閾値レベルT2と比較
される(ブロツク278)。GがT2よりも小け
れば、高密度情報は文字中に方向性を有さず、画
素はハーフトーンと判断される。GがT2に等し
いか又はこれより大きいと、高密度情報は方向性
を有し、画素は線コピーに分類される。
上述の高密度検出装置/弁別装置は、前述の情
報同質弁別装置に結合されることによつてより有
効に使用することができる。結合は非結像弁別装
置について説明したのと同様な態様で行うことが
できる。
上述した装置は、バイナリ文書プリンタととも
に使用される完全自動デイジタル像処理装置であ
る。再現されるべき文書は、スキヤナの文書ガラ
ス上に配置され、ビデオ情報が原稿のコピーを作
成するために本発明に従つて処理される。文書
は、線コピー、連続調、ハーフトーン及び小テキ
スト情報のような種々のフオーマツトの情報を含
むことができる。再現はオペレータの介在なしに
完全自動で行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は線コピー/連続調弁別装置の一例を示
すブロツク図、第2図は線コピー文書のワードの
一部の走査ラインを示す波形図、第3図は第2図
の走査ラインのビデオ値を示す波形図、第4図は
文書並びに走査及び処理の方向を示す説明図、第
5図は勾配を計算するための勾配論理回路に使用
される技術を示す説明図、第6図はルツク・アヘ
ツド情報を計算するルツク・アヘツド論理回路に
使用される技術を示す説明図、第7図は連続調文
書の走査ラインを示す波形図、第8図は第7図の
文書のデイジタル化ビデオ値を示す波形図、第9
図は第11図に示された線コピー/連続調弁別装
置による文書処理を示す流れ線図、第10A図及
び第10B図は第1図の線コピー/連続調弁別装
置による文書処理を示す流れ線図、第11図は線
コピー/連続調弁別装置の別の実施例を示すブロ
ツク図、第12図は線コピー(LC)、連続調
(CT)、ハーフトーン(HT)及び小印刷テキス
トを含む文書を処理する汎用処理装置(GDP)
を示すブロツク図、第13図は焦点ぼけ対称技術
によつて線コピー画素と非線コピー画素とを弁別
し、原稿(はつきりした)画素又は焦点ぼけ画素
を次の段に送る技術を示す流れ線図、第13A図
及び第13B図は2つの画素マツプ並びに焦点ぼ
け画素の重み付けされた平均を求めるのに使用さ
れる技術を示すマツピング図、第14A図、第1
4B図及び第14C図は重み付けられた平均を求
めるのに使用される別の型のセル形状を示す説明
図、第14D図はハーフトーンに重ね合わされた
垂直セルを示す説明図、第15図は勾配を求める
のに使用される技術を示す説明図、第16図は情
報同質弁別装置を示す流れ線図、第17図は別の
汎用文書処理装置の実施例を示す流れ線図、第1
8図は第17図の破線で囲まれた部分内の処理ス
テツプの具体例を示す流れ線図、第19図は第1
7図及び第18図のHF・HT及びT・LC判断ブ
ロツクの具体例すなわち画素が高密度線コピー
(すなわち小テキスト)であるか又は高密度ハー
フトーンであるかを判断する処理ステツプを示す
流れ線図、第19A図、第19B図及び第19C
図は高密度演算子HF(S)を示す説明図、第2
0A図、第20B図、第20C図及び第20D図
は方向性高密度演算子を示す説明図である。 10……文書スキヤナ、14……直列メモリ、
26……勾配論理回路、30……制御装置、32
……ルツク・アヘツド論理回路、40……ヒステ
リシス・カウンタ、48……印刷判断マルチプレ
クサ、104,106,108,110……パラ
メータ・ラツチ、154……焦点ぼけ対称弁別装
置、160……スイツチ、166……線コピー/
連続調弁別装置、170……情報同質弁別装置、
174……スイツチ、180……一定閾値処理
器、184……エラー拡散閾値処理器、224…
…高密度検出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続調をドツト・パターンで表現したハーフ
    トーンと小さな又は細い線コピーとを判別する画
    像判別方法であつて、 判別対象画像を構成する一連の原稿画素の濃度
    を示す信号を発生する過程と、 注目原稿画素が含まれる水平ラインに近くなる
    ほど大きくなる重みを、前記注目原稿画素及び該
    画素を取り囲む所定領域内の隣接原稿画素に対し
    て設定し、前記注目原稿画素及び隣接原稿画素の
    各濃度にこれに対応する重みを乗じたものの平均
    値を求めることにより前記注目原稿画素に対応す
    る水平方向重み付け平均画素を発生する過程であ
    つて、前記原稿画素を順次注目原稿画素とするこ
    とにより各原稿画素につき1つづつ水平方向重み
    付け平均画素を発生する過程と、 注目原稿画素が含まれる垂直ラインに近くなる
    ほど大きくなる重みを、前記注目原稿画素及び該
    画素を取り囲む所定領域内の隣接原稿画素に対し
    て設定し、前記注目原稿画素及び隣接原稿画素の
    各濃度にこれに対応する重みを乗じたものの平均
    値を求めることにより前記注目画素に対応する垂
    直方向重み付け平均画素を発生する過程であつ
    て、前記原稿画素を順次注目原稿画素とすること
    により各原稿画素につき1つずつ垂直方向重み付
    け平均画素を発生する過程と、 判別対象原稿画素及びこれを取り囲む所定領域
    内の原稿画素に対応する水平方向重み付け平均画
    素の濃度の最大値と最小値の差である水平勾配
    (GH)を計算する過程と、 判別対象原稿画素及びこれを取り囲む所定領域
    内の原稿画素に対応する垂直方向重み付け平均画
    素の濃度の最大値と最小値の差である垂直勾配
    (GV)を計算する過程と、 水平勾配(GH)と垂直勾配(GV)との差であ
    る全体勾配(G)を計算する過程と、 全体勾配
    (G)が所定の閾値レベルより小さいときに前記
    判別対象原稿画素をハーフトーンと判断し、全体
    勾配(G)が所定の閾値レベルより大きいときに
    前記判別対象原稿画素を小さな又は細い線コピー
    と判断する過程と、 を含む画像判別方法。
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