JPS632397B2 - - Google Patents

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JPS632397B2
JPS632397B2 JP56185623A JP18562381A JPS632397B2 JP S632397 B2 JPS632397 B2 JP S632397B2 JP 56185623 A JP56185623 A JP 56185623A JP 18562381 A JP18562381 A JP 18562381A JP S632397 B2 JPS632397 B2 JP S632397B2
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JP
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JP56185623A
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Inventor
Jeaado Fuotsukusu Shidonii
Jei Iesukeru Fuiritsupu
Jon Jinmaaman Junia Uiriamu
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
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Publication of JPS632397B2 publication Critical patent/JPS632397B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/41Analysis of document content
    • G06V30/413Classification of content, e.g. text, photographs or tables
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/403Discrimination between the two tones in the picture signal of a two-tone original

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、文書の情報内容を示す画素を処理す
る装置に係り、特にテキスト(線コピー)及び写
真(連続調)を含む複数フオーマツト混在文書を
示す画素を処理する自動装置に関する。 電子写真及び/又はフアクシミリ送信のための
文書処理は従来より広く知られている。文書処理
は、文書を走査して画素のビデオ・ストリーム
(一連の原稿画素の濃度を示す信号)を発生する
ステツプを含む。画素は文書の情報内容の電子的
表現である。ビデオ・データ・ストリームは次に
閾値処理されて印刷される。 従来、技術においては画素のビデオ・ストリー
ムを発生するのに好適なスキヤナが複数個使用さ
れている。一般に、画素は、光反射を利用して文
書を走査することによつて発生する。例えば、米
国特許第4146786号には、原稿の一行のデータを
走査するために複数個のリニア・センサ・アレイ
を使用することが開示されている。 一般に、テキストと連続調とはそれらの異なつ
た特性の利点を得るのに好適な異なつた閾値によ
り処理される。テキストには、エツジがシヤープ
となり、コントラストが高くなり且つ細部が高い
レフレクタンス変化率で再生されるような閾値処
理技術が最適である。従来では、黒と白の中間の
値にほぼ等しい一定の閾値でビデオ・データが処
理されている。この例が米国特許第3723649号に
開示されている。連続調には、グレス・スケール
が良好に再生され細部も適当に再生される閾値処
理技術が最適である。従来技術の例は、文書全体
にわたつて周期的に繰返される異なつた閾値を有
するマトリクスを含む“マトリクス閾値処理”及
び“エラー拡散”と指称される。一般に、ある種
の画像に最適な閾値処理技術は、他の種の画像に
は好ましくないものである。 従来、処理すべき画素を取囲む局所情報に基い
てテキストに最適な閾値処理と連続調に最適な閾
値処理器とを切換えることが行われている。この
例としては、米国特許第3294896号及び第2255408
号をあげることができる。上記切換技術は、一般
に2つのクラス、すなわち勾配又はレフレクタン
ス変化率によつて切換えを行う技術と、ビデオ・
レベルによつて切換えを行う技術である。 米国特許第3294896号は、後者の例である。こ
の特許の方法においては、フオトセルによつて発
生する信号が2レベル閾値処理回路を通る。高い
閾値より大きい信号は黒として送られ、低い閾値
より小さい信号は白として送られる。2つの閾値
の間の信号はグレイとして送られ、連続調閾値処
理器によつて処理された結果で表現される。 米国特許第2255408号は、勾配又はレフレクタ
ンス変化率に基く切換えの例である。レフレクタ
ンスが高い頻度で変化する場合にはテキスト閾値
処理器が使用され、レフレクタンスが低い頻度で
変化する場合には連続調閾値処理器が使用され
る。 上記2つの方法は、複数フオーマツト混在文書
を高い品質で再生するには不適当である。前者
は、テキストのエツジの転移領域の再生に難点が
あり、後者は、テキスト文字の平垣な中間部の再
生に難点がある。テキスト再生の劣化を回避しよ
うとすると、連続調再生のグレイ・スケール・レ
ンジが著しく短縮されてしまう。 米国特許第3622698号は、走査される文書がテ
キストであるか写真であるかに応じて手動で制御
できるフアクシミリ装置が開示されている。この
装置には、オペレータが文書のフオーマツトに応
じて調整を行うためのスイツチが設けられてい
る。送信信号の飽和レベル及び閾値を変更するこ
とによつて制御が行われる。 本発明の目的は、手動操作を行う必要なく且つ
全頁処理を行う必要なく従来可能であつたよりも
より効率的に複数フオーマツト混在文書を処理す
る即ち連続調と線コピーとを判別する画像判別装
置(以下、モード・スイツチという)を提供する
にある。 本発明の別の目的は、モード・スイツチを改良
することにある。 本発明の他の目的は、テキスト画像のエツジ画
定及びコントラストを犠牲にすることなく、連続
調のための最も広い範囲のグレイ・スケール画生
能力を確保するために、一連の処理ステツプに従
つてビデオ・データを処理し、テキスト又は連続
調画像を閾値処理する最適な閾値処理装置を選択
する自動モード・スイツチを提供するにある。 本発明によるモード・スイツチは、特定種類の
データを処理する最適な閾値処理装置を選択する
ために、勾配、レベル及びヒステリシスを使用す
る。 本発明によるモード・スイツチは、入力バツフ
ア記憶装置を含む。この記憶装置は、直列メモリ
として構成することが好ましく、例えば5ライン
分の情報を記憶する。勾配論理回路は、処理すべ
き各画素についてこれを取り囲む画素の勾配を求
める。勾配論理回路は、処理すべき画素の勾配を
示す勾配信号を示す。 ルツク・アヘツド論理回路は、処理すべき画素
より下流のレフレクタンス特性を示すルツク・ア
ヘツド信号を発生する。ルツク・アヘツド信号
は、処理すべき画素に続くデータの種類を示す。
複数のラツチは、複数の装置状態信号を記憶す
る。装置状態信号は、印刷されるべき文書の所要
のレフレクタンス・レンジに対応するものであ
る。装置状態信号は、周期的に変化する。アルゴ
リズムを含む制御装置は、印刷/非印刷判断信号
を出力するためにレベル信号、勾配信号及びルツ
ク・アヘツド信号を使用する。 本発明のある態様においては、印刷/非印刷判
断信号は連続調閾値処理器によつて発生される。 以上、添付図面を参照して本発明の実施例を説
明する。 第1図は本発明によるモード・スイツチの一実
施例を示すブロツク図である。このスイツチは、
種々のフオーマツトを含む文書を走査し、データ
を処理するために最適な閾値処理器を選択し、例
えばインクジエツト・プリンタのような2レベル
再生装置を駆動するために印刷/非印刷判断信号
を発生する。このモード・スイツチは、一般的な
文書スキヤナ10を含む。文書スキヤナ10は、
再生されるべき文書が載置される透明文書プラテ
ン、照射手段、光学手段、複数の感光要素を含
む。これらの構成要素は、周知の態様で結合され
るので、ここでは、各感光要素が文書に記録され
た情報の要素を示すビデオ信号を出力するという
ことを述べておけば十分であろう。感光要素から
の出力は、画素(PEL)と指称されている。走
査データを示す画素は導線12を介して記憶装置
14に供給される。導線12は、複数の単一ビツ
ト線を含む。各ビツト線は1ビツトの情報を搬送
する。ビツト線は、N本のビツト線が1つの画素
についての情報を搬送するように構成される(N
ビツト/画素)。記憶装置14は種々のメモリで
構成できるが、好ましい実施例においては、5ラ
イン分の記憶容量を有する直列メモリで構成され
る。記憶装置14は各ラインについてM個の画素
を記憶する。かかる構成の場合、導線12に出力
されるデータは、第1ライン・メモリの種々の
段、第2ライン・メモリの種々の段、第3ライ
ン・メモリの種々の段、第4ライン・メモリの
種々の段、及び第5ライン・メモリの種々の段の
順に流れる。なお、メモリ構成は必ずしもこのよ
うにする必要はなく、種々の構成をとることがで
きるのはもちろんである。 各ライン・メモリの最初の5つのシフトレジス
タ段のデータは、それぞれマルチプレクサ母線1
6,18,20,22及び24を介して勾配論理
回路26に与えられる。後に詳述するように、勾
配論理回路26は、処理すべき画素に隣接した画
素を参照して処理すべき画素に関連した勾配を求
める。第5図は処理すべき画素に関連した勾配を
計算するのに使用される一つの好ましい方法の一
例を示す。勾配、すなわち、情報の変化率の測度
を求める他の方法を用いることもできる。処理す
べき画素を第5図の星印で示された画素及び第1
図の記憶装置14中の星印で示すものとする。各
画素はある時点においてシフトレジスタすなわち
直列メモリを通るので、スキヤナから出力される
各画素はいずれも処理すべき画素になる。第5図
の各矩形領域は、5ライン直列メモリ中の画素を
示す。各画素はグレイ・スケール値を示す数すな
わち0乃至15を有する。本発明の範囲を逸脱する
ことなく、他のグレイ・スケール・レンジを使用
できるのはもちろんである。説明の便宜上、星印
を含む矩形が勾配を求めるべき画素とする。勾配
は次式に従つて求められる。 GRAD=MAX−MIN ここで、GRADは処理すべき画素の勾配を示
し、MAXは処理すべき領域の最大グレイ・スケ
ール値を示し、MINは処理すべき領域の最小グ
レイ・スケール値を示す。 一例として、第5図の矩形中の最大グレイ・ス
ケール値が15、最小グレイ・スケール値3だとす
ると、処理すべき画素の勾配は、 15−3=12 である。ここでは、処理すべき画素に関連した勾
配を計算するのに5×5マトリクスを使用した
が、これは一例であつて、本発明はこれに限定さ
れるわけではない。各画素の勾配が求まると、そ
れは導線28(第1図)を介して制御装置30に
供給される。1つの画素についてN本のビツト線
が、導線28を介して制御装置30に傾き情報を
送るのに使用される。 ルツク・アヘツド論理回路32は、マルチプレ
クサ母線24′,22′及び20′を介して記憶装
置14に接続されている。好ましい実施例におい
ては、ルツク・アヘツド情報を計算するために3
×3マトリクスが使用される。勾配論理回路と同
様に、ルツク・アヘツド情報を発生するために他
の種類の論理回路を使用することができる。ルツ
ク・アヘツド論理回路は、処理すべき画素に続く
画素を参照して、データの種類を示す信号を発生
する。第6図は、ルツク・アヘツド情報を計算す
るのに使用される方法を示す。説明の便宜上、星
印が付された矩形が処理されるべき画素とし、2
種類のルツク・アヘツド情報すなわちルツク・ア
ヘツド黒(LAB)及びルツク・アヘツド白
(LAW)が存在するものとする。3×3ルツク・
アヘツド・マトリクス中のいずれかの画素が白レ
ベル閾値(WL)に等しいか又はこれより大きい
ときにはLABが真であり、ルツク・アヘツド領
域中のいずれかの画素が黒レベル閾値(BL)に
等しいか又はこれより小さいときにはLAWが真
である。 再び、第1図を参照すると、ルツク・アヘツド
白(LAW)情報は導線34に出力される1ビツ
ト信号である。同様に、ルツク・アヘツド黒
(LAB)情報は導線36に出力される1ビツト信
号である。導線34及び36のデータは制御装置
30に供給される。 制御装置30は、勾配論理回路26、ルツク・
アヘツド論理回路32及びヒステリシス・カウン
タ40から出力される信号を相互に関係づけて文
書スキヤナ10から出力されたデータを処理する
最適の閾値処理器を選択する。信号を相互に関係
づけることは、所定の一連の処理ステツプすなわ
ちアルゴリズムに従つて行われる。次に、かかる
一連の処理ステツプを簡単に説明する。連続調閾
値処理器に必要な情報(例えば、画素の勾配、グ
レイ値等)は母線42を介して第1連続調閾値処
理器及び第2連続調閾値処理器に与えられる。一
実施例においては、これらの連続調閾値処理器
は、従来周知のマトリクス型の閾値処理器で構成
できる。この場合、処理中のデータに対して連続
調閾値処理器を使用すべきかテキスト型閾値処理
器を使用すべきか判断がつかないときには、線コ
ピーに偏倚された(LCバイアスされた)第2連
続調閾値処理器が使用される。ただし、本発明は
これに限定されず、従来周知の連続調閾値処理技
術をマトリクス閾値処理のかわりに使用できる。 第1及び第2連続調閾値処理器の出力はそれぞ
れ1ビツト線44及び46を介して印刷判断マル
チプレクサ(MPX)48に接続されている。印
刷判断マルチプレクサ48は、1ビツト印刷判断
線52として使用されるデータが導線44,46
又は54から取得されるべきか否かの判断を2ビ
ツト選択線50の制御の下に行う。線コピー閾値
処理器(いわゆるテキスト型閾値処理器)がデー
タを処理すべきであると制御装置30が判断した
ときには導線54の信号は有効である。データの
グレイ・スケール値もまた導線56を介して制御
装置30に供給される。 制御装置30によつて使用される他の信号はヒ
ステリシス・カウンタ40から出力される信号で
ある。好ましい実施例においては、2組のカウン
タが使用される。すなわちX組のカウンタと、Y
組のカウンタが設けられている。X組のカウンタ
は、X方向の処理に関するヒステリシス情報を記
憶し、Y組のカウンタはY方向の処理に関する情
報を記憶する(第4図)。本発明は、線コピー
(すなわちテキスト画像)及び/又は連続調画像
(すなわち写真)を含む混在モードを取扱うこと
ができる。線コピーのレフレクタンス特性は、頁
の情報内容を示す黒又は背景情報を示す白であ
る。連続網(CT)画像は、背景を示す白又は頁
の情報内容を示す黒(灰色)である。このため、
線コピー黒又は線コピー白に関するヒステリシス
情報を記憶するために2つのカウンタが設けられ
ている。同様に、連続調情報白又は連続調情報黒
を記憶するために2つのカウンタが設けられてい
る。4つのXカウンタのそれぞれからの出力は、
導線58,60,62及び64を介して制御装置
30に供給される。導線58,60、及び62の
信号は4ビツトのヒステリシス計数値である。導
線64の信号は1ビツトのヒステリシス・フラグ
である。ヒステリシス計数値及びフラグは、処理
中の情報の過去の履歴を示す。 また、4つのYカウンタが設けられている。Y
カウンタはY方向の走査データに関連したヒステ
リシスに追従する。Y方向の線コピー(LC)の
ヒステリシス情報の追従に2つのカウンタが使用
され、Y方向の連続調(CT)データに関連した
ヒステリシス情報の追従に2つのヒステリシス・
カウンタが使用される。Y方向カウンタの場合、
ライン上に存在する画素と同じ数のカウンタが必
要である。カウンタの数を最小にするために、複
数のY方向カウンタ直列メモリ66,68,70
及び72が導線74,76,78及び80を介し
てYカウンタに接続されている。好ましい実施例
においては、各直列メモリはM個の画素幅を有す
る。Mはライン上の画素数に等しい。また導線7
4,76及び78は4ビツト幅であり、導線80
は1ビツト幅である。各Y方向カウンタからの出
力は導線82,84,86及び88を介して関連
した直列メモリの入力に帰還され、導線90,9
2,94及び96を介して制御装置30に与えら
れる。制御装置30は、複数の制御信号、すなわ
ち増加、減少、セツト及びクリア信号をヒステリ
シス・カウンタ制御マルチプレクサ(MPX)1
00に関連した1ビツト線を介して供給する。同
様に、制御装置30は、3ビツトの選択信号を選
択線を介してマルチプレクサ100に供給する。
ヒステリシス・カウンタ制御マルチプレクサ10
0は、選択線の制御の下にマルチプレクサ母線1
02を介してヒステリシス・カウンタ40に制御
信号を出力する。上記信号は後述のアルゴリズム
に従つて適当なカウンタを選択し、カウンタの内
容を増加、減少、セツト又はクリアする。 制御装置30に供給される別の組の信号は、い
わゆるパラメータ・ラツチ信号又は装置状態信号
である。これらの信号は、ラツチ104,10
6,108及び110によつて発生され、導線1
13,114,116及び118を介して制御装
置30に供給される。これらの各導線はNビツト
幅である。ラツチにロードされるデータは、走査
されるべき文書の所要のレフレクタンス特性に基
くものである。ラツチ104にロードされる情報
はいわゆる白レベル(WL)情報である。ラツチ
106にロードされる情報は閾値レベル情報であ
る。ラツチ110にロードされる情報は勾配レベ
ル情報である。これらの情報のロードは、複数の
スイツチ(各スイツチが上述のパラメータのいず
れかを提供する)から又はプログラム制御される
リード・オンリ・メモリ(ROM)からマルチプ
レクサ母線を介して行われる。装置状態ラツチ
は、コピー品質を改良するために所定のデータを
記憶する。装置状態ラツチのセツテイングは、一
般の複写機に関連したコントラスト制御にいくら
か似たところがある。 付勢回路120は、モード・スイツチを駆動す
るために付勢信号を発生する。付勢信号には、ク
ロツク信号、タイミング制御信号、Yメモリ及び
カウンタ初期設定信号、パワー・オン・リセツト
(POR)信号等が含まれる。これらの信号は、モ
ード・スイツチを駆動するためにマルチプレクサ
母線122,124,126及び128を介して
供給される。 第11図は本発明によるモード・スイツチの別
の実施例を示す。このモード・スイツチは、複数
フオーマツト混在文書を走査し、データを処理す
るのに最適な閾値処理器を選択し、例えばインク
ジエツト・プリンタのような2レベル再生装置を
駆動する印刷/非印刷判断信号を発生する。モー
ド・スイツチは、一般的な文書スキヤナ10′を
含む。文書スキヤナ10′は、再生されるべき文
書が載置される透明文書プラテンと、照射手段
と、光学手段と、複数の感光要素とを含む。各構
成要素は周知の態様で結合されているので、ここ
では詳細に説明しない。各感光要素が文書に記録
されている情報の要素を示すビデオ信号が出力す
るということを述べておけば十分であろう。感光
要素の出力は前述のように画素と指称される。走
査データを示す画素は導線12′を介して記憶装
置14′に供給される。導線12′は、複数の単一
ビツト線を含み、各ビツト線は1ビツトの情報を
搬送する。ビツト線は、1つの画素についての情
報を搬送するのにN本のビツト線が必要であるよ
うに構成される。記憶装置14′は、種々の記憶
装置によつて構成できるが、好ましい実施例にお
いては、3ラインの記憶容量を有する直列メモリ
として構成される。各ラインについてM個の画素
が記憶される。かかる構成によれば、導線12′
に出力されたデータは、第1ライン・メモリの
種々の段を介して第2ライン・メモリの種々の段
に入力し、次いで第3ライン・メモリの種々の段
に入力する。なお、本発明の範囲を逸脱すること
なく他の構成をとることができることを留意され
たい。 各画素はある時点において必ずシフトレジスタ
すなわち直列メモリを通るので、スキヤナ10′
から出力される各画素はすべて処理すべき画素
(第11図の星印で示されている)となり得る。
よつて、スキヤナから出力される各画素は本発明
によつて処理される。 ルツク・アヘツド論理回路32′は、マルチプ
レクサ母線24′,22′,20′を介して記憶装
置14′に接続されている。好ましい実施例にお
いては、3×3マトリクスがルツク・アヘツド情
報を計算するのに使用される。だたし、他の種類
の論理回路もルツク・アヘツド情報を計算するの
に使用できる。ルツク・アヘツド論理回路32′
は、処理すべき画素に続く画素を参照してデータ
の種類を示す信号を発生する。第6図は、ルツ
ク・アヘツド情報を計算するのに使用される方法
を示す。説明の便宜上、星印の付された矩形が処
理すべき画素とし、ルツク・アヘツド情報はルツ
ク・アヘツド黒(LAB)とルツク・アヘツド白
(LAW)の2種類あるものとする。3×3ルツ
ク・アヘツド・マトリクス中のいずれかの画素が
白レベル閾値に等しいか又はこれより大きいとき
には、LABが真であり、ルツク・アヘツド領域
中のいずれかの画素が黒レベル閾値に等しいか又
はこれより小さいときにはLAWが真である。 第11図を再び参照するに、ルツク・アヘツド
白(LAW)情報は導線34′に出力される1ビツ
ト信号である。同様に、ルツク・アヘツド黒
(LAB)は導線36′に出力される1ビツト信号
である。導線34′及び36′のデータは制御装置
30′に供給される。 制御装置30′は、文書スキヤナ10′から出力
されるデータを処理するのに最適な閾値処理器を
選択するために、傾き論理回路、ルツク・アヘツ
ド論理回路及びヒステリシス・カウンタ40′か
ら出力される信号を相互に関連づける。信号の相
互の関連付けは、所定の一連の処理ステツプすな
わちアルゴリズムに従つて行われる。そのアルゴ
リズについて次に簡単に説明する。連続調閾値処
理器に必要な情報(例えば、画素の勾配、グレイ
値等)は母線42′を介して連続調閾値処理器に
与えられることに留意されたい。好ましい実施例
においては、連続調閾値処理器は周知のマトリク
ス型閾値処理器で構成される。よつてその詳細説
明は省略される。 連続調閾値処理器の出力は1ビツト線44′を
介して印刷判断マルチプレクサ(MPX)48′の
入力に接続されている。印刷判断マルチプレクサ
48′は、1ビツト印刷判断線52′として使用さ
れるデータが導線44′,54′から取得されるべ
きか否かを1ビツト選択線50′の制御の下に判
断する。導線54′の信号は、線コピー閾値処理
器がデータを処理すべきであると制御装置30′
が判断したとき有効である。データのグレイ・ス
ケール値もまた導線56′を介して制御装置3
0′に供給される。 制御装置30′によつて使用される他の信号の
組は、ヒステリシス・カウンタ40′から出力さ
れる信号である。好ましい実施例においては、2
組のカウンタ、すなわちX組のカウンタとY組の
カウンタが設けられている。X組のカウンタは、
X方向の処理に関連したヒステリシス情報を記憶
する。同様に、Y組のカウンタは、Y方向の処理
に関連した情報を記憶する。本発明は、線コピー
(すなわちテキスト画像)及び/又は連続調画像
(すなわち写真)を含む混合モード文書を取扱う
ことができる。2つのXカウンタのそれぞれから
の出力は導線58′及び62′を介して制御装置3
0′に供給される。導線58′及び62′の信号は、
4ビツト・ヒステリシス計数値である。ヒステリ
シス計数値は処理中の情報の過去の履歴を示す。 また、2つのYカウンタが設けられている。Y
カウンタは、Y方向における走査データに関連し
たヒステリシスに追従する。1つのカウンタは、
Y方向における線コピー(LC)のヒステリシス
情報に追従する。他のカウンタはY方向における
連続調データに関連したヒステリシス情報に追従
する。Y方向カウンタの場合、ライン上の画素と
同じ数のカウンタが必要である。カウンタの数を
最小にするために、複数のY方向カウンタ直列メ
モリ66′及び70′は導線74′及び78′を介し
てYカウンタに接続されている。好ましい実施例
においては、各直列メモリはM個の画素幅を有す
る。Mはライン上の画素の数に等しい。導線7
4′及び78′は4ビツト幅である。各Y方向カウ
ンタからの出力は導線82′及び86′を介して関
連した直列メモリの入力に帰還され、また線9
0′及び94′を介して制御装置30′に供給され
る。制御装置30′は、複数の制御信号すなわち
増加、減少、セツト及びクリア信号を関連した1
ビツト線を介してヒステリシス制御マルチプレク
サ100′に供給する。また、制御装置30′は、
2ビツトの選択信号を選択線を介してマルチプレ
クサ100′に供給する。ヒステリシス制御マル
チプレクサ100′は、選択の制御の下、マルチ
プレクサ母線102′を介してヒステリシス・カ
ウンタ40′に制御信号を出力する。この信号は、
後述のアルゴリズムに従つて適当なカウンタを選
択し、カウンタの内容を増加、減少、セツト又は
クリアする。 制御装置30′に供給される別の組の信号は、
いわゆるパラメータ・ラツチ信号すなわち装置状
態信号である。これらの信号は、ラツチ104′,
106′及び108′によつて発生され、導線11
3′,114′及び116′を介して制御装置3
0′に供給される。各導線はNビツト幅である。
ラツチにロードされるデータは、走査されるべき
文書の所要のレフレクタンス特性に基くものであ
る。ラツチ104′にロードされる情報はいわゆ
る白レベル(WL)情報である。ラツチ106′
にロードされる情報は黒レベル(BL)情報であ
る。ラツチ108′にロードされる情報は閾値レ
ベル情報である。これらの情報のローデイング
は、複数のスイツチ(各スイツチは前述のパラメ
ータの1つを提供する)から又はプログラム制御
の下にリード・オンリ・メモリ(ROM)からマ
ルチプレクサ母線112′を介して行われる。装
置状態ラツチは、コピー品質を高めるために所定
のデータを記憶する。ある例においては、装置状
態ラツチのセツテイングは一般的な複写機に関連
したコントラスト制御のセツテイングにいくらか
似ている。 付勢回路120′は、モード・スイツチを駆動
するために付勢信号を発生する。付勢信号には、
例えば、クロツク信号、タイミング制御信号、Y
メモリ及びカウンタ初期設定信号、パワー・オ
ン・リセツト(POR)信号等が含まれる。これ
らの信号は、モード・スイツチを駆動するために
マルチプレクサ母線122′,124′,126′
及び128′を介して供給される。 前述の入力信号を相互に関係付ける制御装置の
動作を示すフローチヤートを説明する前に、第1
図及び第11図並びにフローチヤートに使用され
ている種々の記号の説明がなされている表を参
照されたい。
【表】 表から明らかなように、Gは画素のグレイ・
スケール値すなわちビデオ値を示し、WLは白レ
ベル閾値を示し、BLは黒レベル閾値を示す。
【式】は線コピー白ヒステリシス・カウンタ を示す。すなわち、これはカウンタがX方向にお
ける白の線コピー・ヒステリシス情報を記憶する
のに使用される。 制御装置30′(第11図)及び30(第1図)
に使用される処理ステツプを説明する前に、これ
らの処理ステツプの基本原理について説明する。 次に説明するように、本発明は、種々のフオー
マツトが混在する文書を処理するのに最適な閾値
処理器を選択するために、テキスト及び連続調画
像の特性に関する前のデータと、勾配及びレベル
情報を組合わせて使用する。かかる動作は、頁全
体の前処理を必要とせずに局所的に行うことが好
ましい。このため、文書からの入力画像がテキス
トか連続調かを局所的に判断するために一組の条
件が設定される。テキストは、X方向及びY方向
における白から黒又は黒から白への転移が完全で
あり、エツジ転移が高いレフレクタンス変化率で
生じる特徴がある。連続調は、一般に印刷される
寸法のテキストに比較して大きな領域であること
及び高いレフレクタンス変化率の転移に比較して
低いレフレクタンス変化率の転移の割合が非常に
高いことが特徴である。 第2図及び第3図には、線コピーを示す電気信
号が示されている。これらの図は、本発明が線コ
ピーを検出し黒端におけるグレイ・スケール・ダ
イナミツク・レンジを保護するのに使用される条
件すなわち特性の理解を助けるものである。第2
図はワードの一部の走査ラインを示し、第3図は
同じワードの走査によつて生じるビデオ値を示
す。第3図に示されているように、ダイナミツ
ク・グレイ・スケール・レンジは0と15の間であ
る。ただし、本発明の範囲を逸脱することなく他
のグレイ・スケール・レジンを使用することがで
きる。前述のように、文書を再生するために、ビ
デオ値が閾値処理され、ビデオ値が入るレンジが
決定され、例えばインクジエツト・プリンタのよ
うな2レベル・プリンタを駆動するために使用さ
れる印刷/非印刷判断信号が作られる。ビデオ・
データに関連した種々のレベルが第2図に示され
ている。第2図の信号波形120に対して決定さ
れたレベルは、黒レベル、閾値レベル及び白レベ
ルである。第2図から明らかなように、閾値レベ
ルは白レベルと黒レベルのほぼ中間である。 第4図は、走査されるべき文書ガラス上に載置
された文書の頁を示す。この図は文書が本発明に
よるモード・スイツチによつて走査され処理され
る順序を理解するのを助ける。第4図に示されて
いるように、文書は、頂部、底部、左及び右側部
を有する。文書の情報内容は比較的大きな寸法の
線コピーである。走査は頂部から底部に行われ、
処理は左から右に行われる。第4図には線コピー
のみしか示されていないが、本発明によるモー
ド・スイツチは例えば写真のような連続調画像を
含む文書を取扱うことができる。経験上、線コピ
−(テキスト)情報には次の条件があてはまる。 (1) 大きなテキストの場合 N個の画素の範囲内において電気信号が所定
の白レベルから所定の黒レベルに又はこの逆に
転移すると、これはテキストを示す。Nは通常
0乃至10個の画素である。第4図に示されるよ
うに本書データが左から右に且つ頂部から底部
に処理されると、このような転移はテキストと
呼ばれるためにはX及びY両方向から記録され
るべきである。黒レベル(黒は低レベル)より
低く且つ白レベル(白は高レベル)より高い画
素の境界及び転移領域は、これらの条件が満た
されればテキストと考えられる。 (2) テキスト中の大きな連続領域 画素のビデオ値が黒レベルより低く且つ(1)の
条件が左及び上に向けて満たされていれば、フ
ラグがセツトされ、入力は線コピーとみなされ
る。フラグはこの線コピーとみなす判断が無効
となる次の転移領域までセツトされ続ける。 (3) 背景 ビデオ値が前の履歴とは関係無くP個の画素
にわたつて一方の方向又は両方向において白レ
ベルより高くなると、線コピー条件がリセツト
される。この条件は白のダイナミツク・レンジ
をさらに保護するように修正され得る。 (4) 小さいか又は明るいテキスト 小さなテキスト及びタイプ印書テキストは、
文書の品質及び/又はスキヤナの変調転送作用
の影響で黒レベルから白レベルに完全に転移し
ないことがある。例えば、第2図において参照
番号122によつて示された点は完全な転移が
行われなかつた点である。WLからBLへの転
移に続いてすぐにBLからWLへの転移が生じ
且つ連続調の細かい領域に大きなオーバシユー
トが生じなければテキストと判断される。事
実、テキストの鮮鋭度が高まる。スキヤナによ
つて発生されたビデオ信号を上述の条件セツト
に従つて分析すれば、再生文書の質は従来可能
であつたよりも著しく向上する。 第7図及び第8図は連続調文書から得られる信
号を示す。第7図は連続調文書の走査ラインを示
し、第8図はデイジタル化されたビデオ値を示
す。線コピーと同様に、連続調文書は、0乃至15
のグレイ・スケール・ダイナミツク・レンジに対
して閾値処理される(第8図)。また、黒レベル、
閾値レベル、及び白レベルが設定される。白レベ
ルと黒レベルの間の領域は不決断領域である。連
続調文書の場合、上記(1)乃至(4)の1つの条件を満
たさないあらゆる不決断領域は連続調と判断され
る。例えば、ビデオ値がN個の画素以上の範囲に
わたつて黒レベルと白レベルの間の中間領域にあ
れば、連続調条件を満たしたことになる。(1)の条
件を満たさない黒レベルより低い画素は連続調で
ある。X方向及びY方向のいずれか(又は両方
向)の中間領域におけるP個の画素内において白
レベルより高い画素は連続調と判断される。上記
条件はテキストに対して最大の保護を与える。か
かる条件によれば、かなりの割合の文書において
連続調再生及び黒について完全なダイナミツク・
レンジを得ることができるが、白端部の保護は最
小となる。文書の右及び底部からの連続調の表示
は、左及び頂部についての判断に影響を与えな
い。線コピーと連続調保護との間のバランスは、
優先度を変更し且つ線コピーを無視することよつ
て容易に連続調保護の方向に傾けることができ
る。 第9図及び第10図は、混合文書を処理するた
めに本発明によるモード・スイツチの実施例が行
わなければならない処理ステツプを示す。第9図
は簡略化された動作例であり、第10図はより複
雑な動作例である。前述のように、これらのフロ
ーチヤートは制御装置30′及び30が行うべき
動作である。制御装置30′及び30は、第9図
及び第10図に示された動作を行うためにマイク
ロプロセツサ、プログラマブル・ロジツク・アレ
イ又はデイスクリート論理回路を具備する。第9
図において、第1のブロツクは処理すべき画素が
判断ブロツクAに入る接続ブロツクである。ブロ
ツクAにおいて、画素は白レベルに等しいか又は
これより高いレベルにあるかを知るために試験さ
れる。画素が白ならば、半断ブロツクLの処理が
行われる。判断ブロツクLにおいては、連続調ヒ
ステリシスが存在するか否かを知るために試験が
行われる。連続調ヒステリシスは、所与の数の画
素内におけるX又はY方向の連続調の履歴を意味
する。好ましい実施例では、画素の数は10であ
る。ヒステリシス情報はヒステリシス・カウンタ
の内容から得られる。X又はY方向において連続
調の履歴が存在すれば、機能ブロツク126の処
理が行われ、X及びY連続調カウンタの内容が減
少される。そして、機能ブロツク128に進み、
連続調閾値処理器で処理される。ある実施例にお
いては、連続調閾値処理器はマトリクス型閾値処
理器であるが、他の閾値処理器も使用できる。ブ
ロツク128での処理が終了すると、再びブロツ
クAの処理が行われ、別の画素を取出す。 判断ブロツクAにおける判断が否定的な場合、
判断ブロツクBの処理が行われる。判断ブロツク
Bにおいて、画素は黒レベルより低レベルか又は
等しいかを知るために試験される。結果が肯定的
であれば、次に連続調ヒステリシス判断ブロツク
Lの処理が行われる。X方向又はY方向において
連続調ヒステリシスが存在すれば、前述のブロツ
ク126及び128の処理が行われ、別の画素を
取出す。X及びY方向にともに連続調ヒステリシ
スが存在しなければ、機能ブロツク130の処理
が行われる。ブロツク130において、X及びY
線コピー・カウンタがセツトされる。次に、処理
はブロツク130を出て機能ブロツク132に進
む。ブロツク132において、画素は線コピー閾
値処理器によつて処理される。通常、線コピー閾
値処理器は単純なレベル閾値処理器である。第7
図及び第8図を参照するに、閾値レベルは、白と
黒の中間値である8に設定される。閾値レベル8
よりも低い画素は黒と判断されて印刷され、閾値
レベルよりも高い画素は白と判断されて印刷され
ない。 次に、機能ブロツク132において別の画素が
取出される。判断ブロツクBの判断が否定的なら
ば、すなわち画素が黒ではなく且つ灰色の可能性
が大ならば、次に判断ブロツクCの処理が行われ
る。ブロツクCにおいて、線コピー・ヒステリシ
スが存在するか否かを知るために試験が行われ
る。X又はY方向に線コピー・ヒステリシスが無
ければ、次に機能ブロツク134の処理が行われ
る。ブロツク134においては、X及びY連続調
カウンタがセツトされる。ブロツク126で行わ
れた減少動作は、ブロツク134でセツトされた
カウンタの内容を減少させることである。ブロツ
ク134に続いてブロツク128において前述の
処理が行われる。 ブロツクCにおける判断が肯定的であると、次
に判断ブロツクDにおける処理が行われる。判断
ブロツクDにおいては、前に線コピーが存在する
か否かを知るために、すなわちLAB又はLAWが
真であるか否かを知るために試験が行われる。前
に線コピーが存在すれば、次に機能ブロツク13
0及び132等における処理が行われる。これら
のブロツクを含むパスについては既に説明したの
で、ここでは繰返さない。判断ブロツクDにおい
て否定的な判断がなされると、次に機能ブロツク
136における処理が行われる。ブロツク136
においては、ブロツク130において既にセツト
された線コピー・カウンタの内容が減少され、続
いてブロツク128等の処理が行われる。 要するに、アルゴリズムは処理すべき画素のグ
レイ・スケール値を引き出すように構成される。
画素はそれが白か黒かを知るために試験される。
画素が白でも黒でもなく且つ線コピー・ヒステリ
シスが存在しなければ、1つ又はそれ以上の連続
調カウンタがセツトされ、連続調を処理するため
の閾値処理器を使用して画素が処理される。 画素が白でも黒でもなく且つ線コピー・ヒステ
リシスが存在すれば、次のデータが線コピーか否
かを知るために次に続く画素が検査される。 ルツク・アヘツド・データが線コピーでなけれ
ば、線コピー・カウンタの内容が減少され、デー
タの再生のために連続調閾値処理器が使用され
る。 ルツク・アヘツド・データが線コピーならば、
線コピー・カウンタがセツトされ線コピー閾値処
理器が使用される。 取り出された画素が白レベルより高レベルで且
つ連続調ヒステリシスが存在すれば、連続調カウ
ンタの内容が減少され且つデータの処理のために
連続調閾値処理器が使用される。 連続調ヒステリシスが存在しなければ、線コピ
ー・カウンタがセツトされ、データを閾値処理す
るために線コピー閾値処理器が使用される。 画素が黒レベルより低レベルで且つ連続調ヒス
テリシスが存在しなければ、線コピー・カウンタ
がセツトされ、データを閾値処理するために線コ
ピー閾値処理器が使用される。 画素が黒レベルより低レベルで且つ連続調ヒス
テリシスが存在すれば、連続調カウンタの内容が
減少され、データを閾値処理するために連続調閾
値処理器が使用される。 第10A図及び第10B図は、種々のフオーマ
ツトが混在する文書を印刷するために制御装置3
0が行う別の処理ステツプを示す。第10A図及
び第10B図は第9図よりも詳細に処理ステツプ
を示している。第10A図及び第10B図の場合
線コピー(LC)側にバイアスされた連続調
(CT)閾値処理器が設けられ、線コピー閾値処理
判断は複数の点から発生する。各点は省略記号で
示されている。入口及び出口ブロツクは5角形の
くぎ状記号で示されている。菱形は判断ブロツク
を示し、矩形は機能ブロツクを示す。相互接続線
は、プログラムがブロツクに入つたとき及び出た
ときにプログラムが追従する機能パスを示す。 処理ステツプを説明するに、まず、処理すべき
画素のグレイ・スケール値(G)が求められる。次
に、機能ブロツク138において、画素が白レベ
ル(WL)より高レベルか又は等しいかを知るた
めに画素が試験される。画素が白レベルよりも低
レベルならば、判断ブロツク140の処理が行わ
れる。判断ブロツク140において、X又はY白
連続調カウンタの内容
【式】が0より大きいか 否かを知るために試験が行われる。大きくなけれ
ば、判断ブロツク142の処理が行われる。ブロ
ツク142においては、画素が黒レベル(BL)
よりも低レベルか又は等しいかを知るために試験
が行われる。画素が黒レベル(BL)よりも高レ
ベルならば、判断ブロツク144の処理が行われ
る。ブロツク144においては、X又はY白線コ
ピー・カウンタの内容
【式】が0よりも大きい か否かを知るための試験が行われる。大きくなけ
れば、判断ブロツク146の処理が行われる。ブ
ロツク146においては、X又はY黒線コピー・
カウンタの内容
【式】が0より大きいか否かを 知るために試験が行われる。大きくなければ、機
能ブロツク148の処理が行われる。ブロツク1
48においては、4つの連続調カウンタ
【式】 【式】
【式】及び
【式】がすべてセツトされる。そして次に、 ブロツク150において、4つの線コピー・カウ
ンタ
【式】 【式】
【式】
【式】がすべてクリアされる。次に、ブロツ ク152において、画素が連続調閾値処理器によ
つて処理される。このフローチヤートの他のブラ
ンチは図及び上記説明から明らかなので、ここで
は詳細に説明しない。ここでは、判断ブロツク1
54及び156において、処理すべき画素の傾き
が第1図のパラメータ・ラツチ110にセツトさ
れた傾きよりも大きいか否かを知るために試験さ
れることを述べておけば十分であろう。 連続調及び線コピーの印刷品質を確保するため
の上記条件に加えて、次の条件が満たされれば、
ダイナミツク・レンジの白端の連続調の保護がさ
らに強化され且つ黒端でカバーされる場合の割合
が増加する。 (a) 文書全体のデータを左から右に処理する(第
4図参照)かわりに、各連続ラインについて左
から右への処理と右から左への処理とを交互に
行う。前のラインからの処理は、ダイナミツ
ク・レンジの黒端の場合、頂部及び/又は左か
らだけでなく右から線コピー・モードを無視す
ることを可能にするために使用される。ダイナ
ミツク・レンジの白端の場合、一連の履歴カウ
ンタは、白レベルより高レベルの領域が2つに
分離されているときに左と右の連続調を連結さ
せることによつて上から連続調領域を画定する
ために使用される。処理中の画素が含まれるラ
イン中の前の画素及びY方向上方の画素の双方
が連続調ならば線コピーであるという判断は無
視される。交互ライン処理によれば、真の背景
領域までデータ領域が拡大されてしまうのを防
止できる。 (b) 各ラインについて2回処理し、すなわち、左
から右へ1回及び右から左へ1回処理し、これ
らの判断を適当に組合わせて連続調画像と線コ
ピー画像との間の分離を最大にすれば、印刷品
質がさらに向上する。また、頁全体について頂
部から底部に処理するとともに底部から頂部に
処理してこれらの判断を適当に組合わせれば、
4つの方向すべてについて線コピーと連続調の
保護を最大にすることができる。 次に、上記実施例の動作について説明する。ま
ず、走査されるべき文書が文書スキヤナ10(第
1図)の文書ガラス上に載置される。文書は、
種々のフオーマツトが混在した複数フオーマツト
混在文書又は1つのフオーマツトのみを含む文書
である。第1の例において、モード・スイツチが
使用されるのが初めてであると仮定する。したが
つて、いずれのカウンタにも前の情報は記憶され
ていない。モード・スイツチは線コピー・モード
にあると仮定して、処理されるべき最初の組の画
素について印刷/非印刷の判断を行うために線コ
ピー閾値処理器を使用する。画素が処理されると
き、制御装置30は、データの特性を求めるため
に第9図及び/又は第10A図と第10B図に示
された処理ステツプを使用する。試験により線コ
ピー情報が処理されていることが確認されると、
線コピーカウンタがセツトされる。カウンタには
線コピー情報の特性を示す数がセツトされる。こ
れらの特性/条件については上述した。さらに多
くの画素が処理されて、1つの画素が不決断画素
(白でもなく黒でもない)と判断されると、カウ
ンタの内容が減少される。該カウンタの内容が零
になるまで、カウンタ及び不決断画素の数が減少
される。カウンタの内容が零になると、線コピー
閾値処理器から連続調閾値処理器に切換えられ
る。同様に、連続調カウンタがセツトされその内
容が減少される。したがつて、フオーマツト混合
文書は、オペレータの介在なしに高品質に文書を
再生するのに最適な閾値処理器で処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるモード・スイツチの一実
施例を示すブロツク図、第2図は線コピー文書の
ワードの一部の走査ラインを示す波形図、第3図
は第2図の走査ラインのビデオ値を示す波形図、
第4図は文書並びに走査及び処理の方向を示す説
明図、第5図は勾配を計算するための勾配論理回
路に使用される技術を示す説明図、第6図はルツ
ク・アヘツド情報を計算するルツク・アヘツド論
理回路に使用される技術を示す説明図、第7図は
連続調文書の走査ラインを示す波形図、第8図は
第7図の文書のデイジタル化ビデオ値を示す波形
図、第9図は第11図に示された実施例による文
書処理を示す流れ線図、第10A図及び第10B
図は第1図の実施例による文書処理を示す流れ線
図、第11図は本発明によるモード・スイツチの
別の実施例を示すブロツク図である。 10……文書スキヤナ、14……直列メモリ、
26……勾配論理回路、30……制御装置、32
……ルツク・アヘツド論理回路、40……ヒステ
リシス・カウンタ、48……印刷判断マルチプレ
クサ、104,106,108,110……パラ
メータ・ラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続調と線コピーとを判別する画像判別装置
    において、 判別対象画像を構成する一連の原稿画素の濃度
    を示す信号を記憶するバツフアと、 注目原稿画素より前に発生された所定範囲内の
    複数の原稿画素のレフレクタンス特性を示す信号
    を発生するために前記バツフアに接続されるルツ
    ク・アヘツド手段と、 を具備し、 前記注目原稿画素の濃度を示す信号及び前記ル
    ツク・アヘツド手段から発生されるレフレクタン
    ス特性を示す信号を使用して前記注目原稿画素が
    連続調か線コピーかを判別する制御装置を有する
    ことを特徴とする画像判別装置。 2 連続調と線コピーとを判別する画像判別装置
    において、 判別対象画像を構成する一連の原稿画素の濃度
    を示す信号を記憶するバツフアと、 注目原稿画素より前に発生された所定範囲内の
    複数の原稿画素のレフレクタンス特性を示す信号
    を発生するために前記バツフアに接続されるルツ
    ク・アヘツド手段と、 前記注目原稿画素に関連した勾配を示す信号を
    発生するために前記バツフアに接続される勾配発
    生手段と、 を具備し、 前記注目原稿画素の濃度を示す信号、前記ルツ
    ク・アヘツド手段から発生されるレフレクタンス
    特性を示す信号及び前記勾配を示す信号を使用し
    て前記注目原稿画素が連続調か線コピーかを判別
    する制御装置を有することを特徴とする画像判別
    装置。
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