JP3157731B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に係り、さらに詳しくは、記録ヘッドにインクを
供給するインクカートリッジを保持して往復動するキャ
リッジ構造を具備したインクジェット記録装置に関す
る。
録装置に係り、さらに詳しくは、記録ヘッドにインクを
供給するインクカートリッジを保持して往復動するキャ
リッジ構造を具備したインクジェット記録装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は、インクジェット記録装置におい
て、従来からのキャリッジ構造例を示す側面の断面図で
ある。キャリッジ１は、図示しない記録用紙上に記録を
印字する記録ヘッド２を搭載して、ガイドシャフト７の
案内により図に対して垂直方向へ往復動する。また、記
録ヘッド２に記録材料のインクを供給する着脱可能なイ
ンクカートリッジ３を保持しており、インクカートリッ
ジ３はロックレバー４によってキャリッジ１内部の収容
位置にロックされるようになっている。
て、従来からのキャリッジ構造例を示す側面の断面図で
ある。キャリッジ１は、図示しない記録用紙上に記録を
印字する記録ヘッド２を搭載して、ガイドシャフト７の
案内により図に対して垂直方向へ往復動する。また、記
録ヘッド２に記録材料のインクを供給する着脱可能なイ
ンクカートリッジ３を保持しており、インクカートリッ
ジ３はロックレバー４によってキャリッジ１内部の収容
位置にロックされるようになっている。
【０００３】ロックレバー４は、その長手方向の基端部
において、回転シャフト４ａを介してキャリッジ１側の
軸支部１ａに回動可能に軸支され、長手方向の先端部は
把持部４ｂとなっている。すなわち、キャリッジ１のイ
ンクカートリッジ着脱口を開閉する方向へ、ロックレバ
ー４は先端部の把持部４ｂをつかみ持って片開きによる
回動操作が可能である。
において、回転シャフト４ａを介してキャリッジ１側の
軸支部１ａに回動可能に軸支され、長手方向の先端部は
把持部４ｂとなっている。すなわち、キャリッジ１のイ
ンクカートリッジ着脱口を開閉する方向へ、ロックレバ
ー４は先端部の把持部４ｂをつかみ持って片開きによる
回動操作が可能である。
【０００４】また、ロックレバー４の把持部４ｂの先端
に、内方へ爪状に屈曲形成した係止部４ｃが設けられて
いる。この係止部４ｃは、弾性によるスナップフィット
でもってキャリッジ１の側壁に設けたフック部１ｂにア
ンダーカット嵌合して係脱可能である。
に、内方へ爪状に屈曲形成した係止部４ｃが設けられて
いる。この係止部４ｃは、弾性によるスナップフィット
でもってキャリッジ１の側壁に設けたフック部１ｂにア
ンダーカット嵌合して係脱可能である。
【０００５】さらに、ロックレバー４の基端軸支部と先
端把持部との間には、レバー内側面から突出させて押圧
突起部４ｄが設けられている。図４中の実線で示すよう
に、ロックレバー４がキャリッジ１のインクカートリッ
ジ着脱口を閉塞した状態にあっては、ロックレバー４側
の押圧突起部４ｄが既収容のインクカートリッジ３を上
部面に圧接して固定したロック状態にある。
端把持部との間には、レバー内側面から突出させて押圧
突起部４ｄが設けられている。図４中の実線で示すよう
に、ロックレバー４がキャリッジ１のインクカートリッ
ジ着脱口を閉塞した状態にあっては、ロックレバー４側
の押圧突起部４ｄが既収容のインクカートリッジ３を上
部面に圧接して固定したロック状態にある。
【０００６】また一方、インクカートリッジ３には記録
ヘッド２に向き合う底部にインク供給口５が設けてあ
り、これに対応する位置の記録ヘッド２の上部面には弾
性キャップ６が設けられている。
ヘッド２に向き合う底部にインク供給口５が設けてあ
り、これに対応する位置の記録ヘッド２の上部面には弾
性キャップ６が設けられている。
【０００７】係る構造により、インクカートリッジ３を
キャリッジ１内部に装着する場合、インクカートリッジ
３を収納後、ロックレバー４を基端側の回転シャフト４
ａにおける軸支部を回動支点にして反時計回り方向へ押
し下げる。このときの梃子作用で押圧突起部４ｄがイン
クカートリッジ３の上部面に圧接する。この圧接による
押圧力を受けて、記録ヘッド２側の弾性キャップ６が弾
性変形し、インクカートリッジ３側のインク供給口５を
囲む周囲に密閉空間を形成する。このようにして密閉空
間を形成しつつ、ロックレバー４の先端の係止部４ｃを
キャリッジ１側のフック部１ｂにスナップフィットさせ
る。キャリッジ１内部では、インクカートリッジ３がロ
ック状態で保持される。
キャリッジ１内部に装着する場合、インクカートリッジ
３を収納後、ロックレバー４を基端側の回転シャフト４
ａにおける軸支部を回動支点にして反時計回り方向へ押
し下げる。このときの梃子作用で押圧突起部４ｄがイン
クカートリッジ３の上部面に圧接する。この圧接による
押圧力を受けて、記録ヘッド２側の弾性キャップ６が弾
性変形し、インクカートリッジ３側のインク供給口５を
囲む周囲に密閉空間を形成する。このようにして密閉空
間を形成しつつ、ロックレバー４の先端の係止部４ｃを
キャリッジ１側のフック部１ｂにスナップフィットさせ
る。キャリッジ１内部では、インクカートリッジ３がロ
ック状態で保持される。
【０００８】キャリッジ１内のインクカートリッジ３を
必要に応じて取り外す場合は、ロックレバー４の係止部
４ｄをキャリッジ１側のフック部１ｂから外す。次い
で、ロックレバー４を図中の二点鎖線で示す時計回り方
向へ持ち上げて回動させる。これにより、インクカート
リッジ３がキャリッジ１から取り出し可能となるアンロ
ック状態になる。
必要に応じて取り外す場合は、ロックレバー４の係止部
４ｄをキャリッジ１側のフック部１ｂから外す。次い
で、ロックレバー４を図中の二点鎖線で示す時計回り方
向へ持ち上げて回動させる。これにより、インクカート
リッジ３がキャリッジ１から取り出し可能となるアンロ
ック状態になる。
【０００９】以上のキャリッジ構造に対して、別の従来
例として例えば特開平７−２４６７１６号公報に記載さ
れたキャリッジがある。
例として例えば特開平７−２４６７１６号公報に記載さ
れたキャリッジがある。
【００１０】この場合、レバーの開閉動作に連動するピ
ニオンレバーを設け、このピニオンレバーに歯車状に形
成したピニオンをインクカートリッジの外壁面に形成し
たラックに噛合させる。したがって、キャリッジ内のイ
ンクカートリッジを取り出す場合、レバーを回動させて
押し上げ操作すると、このレバー回動に連動してピニオ
ンレバーが同方向に回転する。ピニオンレバーのピニオ
ンの回転がインクカートリッジのラックに伝えられ、イ
ンクカートリッジが押し上げられて取り出し可能とな
る。
ニオンレバーを設け、このピニオンレバーに歯車状に形
成したピニオンをインクカートリッジの外壁面に形成し
たラックに噛合させる。したがって、キャリッジ内のイ
ンクカートリッジを取り出す場合、レバーを回動させて
押し上げ操作すると、このレバー回動に連動してピニオ
ンレバーが同方向に回転する。ピニオンレバーのピニオ
ンの回転がインクカートリッジのラックに伝えられ、イ
ンクカートリッジが押し上げられて取り出し可能とな
る。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図４に示さ
れた前者のキャリッジ構造の場合、インクカートリッジ
３の収納後、ロックレバー４を閉塞してロックするとき
の梃子押圧力により弾性キャップ６を弾性変形させ、イ
ンク供給口５の周囲に密閉空間を形成する。したがっ
て、ロックレバー４に加える梃子押圧力が大きくなれば
なるほど、弾性キャップ６の弾性変形量も増して密着が
高まる。その結果、インク供給口５の周囲の密閉性が高
めらる。
れた前者のキャリッジ構造の場合、インクカートリッジ
３の収納後、ロックレバー４を閉塞してロックするとき
の梃子押圧力により弾性キャップ６を弾性変形させ、イ
ンク供給口５の周囲に密閉空間を形成する。したがっ
て、ロックレバー４に加える梃子押圧力が大きくなれば
なるほど、弾性キャップ６の弾性変形量も増して密着が
高まる。その結果、インク供給口５の周囲の密閉性が高
めらる。
【００１２】しかし、その反面、ロックレバー４の梃子
押圧力を増大させると、係止部４ｃとフック部１ｂとの
係合力も強まる。そのため、インクカートリッジ３を取
り外す際、ロックレバー４を開くのに大きな力を要し、
インクカートリッジ取り出し時の操作性が悪化するとい
った不具合がある。
押圧力を増大させると、係止部４ｃとフック部１ｂとの
係合力も強まる。そのため、インクカートリッジ３を取
り外す際、ロックレバー４を開くのに大きな力を要し、
インクカートリッジ取り出し時の操作性が悪化するとい
った不具合がある。
【００１３】一方、後者の特開平７−２４６７１６号公
報に記載されたキャリッジにあっては、インクカートリ
ッジの装着および取り出し時の簡便性を狙って、本来の
レバーとは別のピニオンレバーを設けている。しかも、
ピニオンレバーとインクカートリッジの両部材間にピニ
オン＆ラックといった歯車機構を形成しているため、構
造が複雑化してコスト高騰を招くといった不都合があ
る。
報に記載されたキャリッジにあっては、インクカートリ
ッジの装着および取り出し時の簡便性を狙って、本来の
レバーとは別のピニオンレバーを設けている。しかも、
ピニオンレバーとインクカートリッジの両部材間にピニ
オン＆ラックといった歯車機構を形成しているため、構
造が複雑化してコスト高騰を招くといった不都合があ
る。
【００１４】したがって、本発明の目的は、部品点数を
増加させることなく、簡易構造でもってインクカートリ
ッジの着脱に関与するロックレバーの解除操作を軽減
し、操作性が向上すると共に、ロックレバーの閉塞時に
大きな押圧力をインクインクカートリッジに付与でき、
インク供給口周囲の密閉性を高めるのに有効なキャリッ
ジ構造を備えたインクジェット記録装置を提供すること
にある。
増加させることなく、簡易構造でもってインクカートリ
ッジの着脱に関与するロックレバーの解除操作を軽減
し、操作性が向上すると共に、ロックレバーの閉塞時に
大きな押圧力をインクインクカートリッジに付与でき、
インク供給口周囲の密閉性を高めるのに有効なキャリッ
ジ構造を備えたインクジェット記録装置を提供すること
にある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、記録を印字する記録ヘッドと、記録ヘッド
に向き合う底部にインクを供給するインク供給口が設け
られた着脱可能なインクカートリッジと、記録ヘッドと
インクカートリッジとをそれぞれ搭載して所定方向へ往
復動するキャリッジとを備え、インクカートリッジ着脱
口を開閉するロックレバーが長手方向の基端部でキャリ
ッジに回動可能に軸支され、ロックレバーをロックした
際、記録ヘッド上に設けられた弾性キャップによりイン
ク供給口の周囲に密閉空間を形成するインクジェット記
録装置において、ロックレバーの長手方向の基端部と先
端部との間に装着後のインクカートリッジを押圧してロ
ック状態に固定するための押圧突起部を設け、かつ先端
部に係止部を設けて、この係止部が弾性によって係脱で
きるようキャリッジに弾性撓み可能な舌片状に延びるフ
ック部を設け、押圧突起部により装着後のインクカート
リッジを押圧した際、この押圧力を受けて記録ヘッドの
弾性キャップの弾性変形量が増して、インク供給口の周
囲の密閉空間の密閉性を増大させることにより、前記ロ
ックレバー側の係止部と、前記キャリッジ側のフック部
とが弾性を利用してスナップフィットさせ、前記ロック
レバーを解除するときは、係止部とフック部との係合を
弾性スナップを効かして簡単に解除できることを特徴と
する。
記録装置は、記録を印字する記録ヘッドと、記録ヘッド
に向き合う底部にインクを供給するインク供給口が設け
られた着脱可能なインクカートリッジと、記録ヘッドと
インクカートリッジとをそれぞれ搭載して所定方向へ往
復動するキャリッジとを備え、インクカートリッジ着脱
口を開閉するロックレバーが長手方向の基端部でキャリ
ッジに回動可能に軸支され、ロックレバーをロックした
際、記録ヘッド上に設けられた弾性キャップによりイン
ク供給口の周囲に密閉空間を形成するインクジェット記
録装置において、ロックレバーの長手方向の基端部と先
端部との間に装着後のインクカートリッジを押圧してロ
ック状態に固定するための押圧突起部を設け、かつ先端
部に係止部を設けて、この係止部が弾性によって係脱で
きるようキャリッジに弾性撓み可能な舌片状に延びるフ
ック部を設け、押圧突起部により装着後のインクカート
リッジを押圧した際、この押圧力を受けて記録ヘッドの
弾性キャップの弾性変形量が増して、インク供給口の周
囲の密閉空間の密閉性を増大させることにより、前記ロ
ックレバー側の係止部と、前記キャリッジ側のフック部
とが弾性を利用してスナップフィットさせ、前記ロック
レバーを解除するときは、係止部とフック部との係合を
弾性スナップを効かして簡単に解除できることを特徴と
する。
【００１６】係る構成から明らかなように、ロックレバ
ーに付属する部品を一切必要としない。ロックレバー側
の係止部とキャリッジ側のフック部とは弾性を利用し
て、いわゆるスナップフィットさせており、ロックレバ
ーを解除するときは、係止部とフック部との係合を弾性
スナップを効かして利用して簡単に解除することができ
る。
ーに付属する部品を一切必要としない。ロックレバー側
の係止部とキャリッジ側のフック部とは弾性を利用し
て、いわゆるスナップフィットさせており、ロックレバ
ーを解除するときは、係止部とフック部との係合を弾性
スナップを効かして利用して簡単に解除することができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態の
インクジェット記録装置について、図面を参照して詳細
に説明する。
インクジェット記録装置について、図面を参照して詳細
に説明する。
【００１８】図１は、インクジェット記録装置における
キャリア１０を側面方向から見た断面図である。
キャリア１０を側面方向から見た断面図である。
【００１９】キャリッジ１０は、筐体状に形成された本
体１１の内部に天地方向でいう下方の底部に、図示しな
い記録用紙上に記録を印字する記録ヘッド１２を搭載
し、ガイドシャフト１３の案内によって、図に対し垂直
な方向へ往復動する。また、キャリッジ１０は、記録ヘ
ッド１２に記録材料のインクを供給する着脱可能なイン
クカートリッジ１４を保持している。インクカートリッ
ジ１４は、ロックレバー２０によってキャリッジ本体１
１内部の収容位置にロックされるようになっている。
体１１の内部に天地方向でいう下方の底部に、図示しな
い記録用紙上に記録を印字する記録ヘッド１２を搭載
し、ガイドシャフト１３の案内によって、図に対し垂直
な方向へ往復動する。また、キャリッジ１０は、記録ヘ
ッド１２に記録材料のインクを供給する着脱可能なイン
クカートリッジ１４を保持している。インクカートリッ
ジ１４は、ロックレバー２０によってキャリッジ本体１
１内部の収容位置にロックされるようになっている。
【００２０】ちなみに、記録ヘッド１２は、圧電素子ま
たは電気／熱エネルギー変換素子からなる吐出駆動源に
よってインクを吐出できるものである。
たは電気／熱エネルギー変換素子からなる吐出駆動源に
よってインクを吐出できるものである。
【００２１】ロックレバー２０は、その長手方向の基端
部において、回転シャフト２１を介してキャリッジ本体
１１に設けた軸支部１１ａに回動可能に軸支され、長手
方向の先端部は係止部２３となっている。すなわち、ロ
ックレバー２０は、キャリッジ本体１１の天地方向でい
う上端を開口したインクカートリッジ着脱口１１ｂを開
閉する方向へ、先端の係止部２３をつかみ持って片開き
による回動操作が可能である。
部において、回転シャフト２１を介してキャリッジ本体
１１に設けた軸支部１１ａに回動可能に軸支され、長手
方向の先端部は係止部２３となっている。すなわち、ロ
ックレバー２０は、キャリッジ本体１１の天地方向でい
う上端を開口したインクカートリッジ着脱口１１ｂを開
閉する方向へ、先端の係止部２３をつかみ持って片開き
による回動操作が可能である。
【００２２】図２は、ロックレバー２０の先端における
係止部２３周辺の拡大断面図である。係止部２３は、天
板２２の先端部を貫通した開口による係止孔２４を有
し、この係止孔２４をキャリッジ１０側に設けたフック
部１５に弾性を利用して係脱させるようになっている。
係止孔２４の前縁を形成する係合面２５は垂直面に対し
て、つまり図の上下に延びる垂直線に対して傾斜して９
０°以内の鋭角による係合角度αを有している。
係止部２３周辺の拡大断面図である。係止部２３は、天
板２２の先端部を貫通した開口による係止孔２４を有
し、この係止孔２４をキャリッジ１０側に設けたフック
部１５に弾性を利用して係脱させるようになっている。
係止孔２４の前縁を形成する係合面２５は垂直面に対し
て、つまり図の上下に延びる垂直線に対して傾斜して９
０°以内の鋭角による係合角度αを有している。
【００２３】一方、キャリッジ１０側のフック部１５
は、キャリッジ本体１１の側壁１６に一体にその外側を
壁面に沿って垂直方向に立ち上げて設けられている。フ
ック部１５は、弾性によって所要の可撓性が得られる程
度の長さのフック本体１５ａを有し、このフック本体１
５ａの上端部に屈曲した爪状のフック１５ｂが設けられ
ている。フック１５ｂにおける係合面１５ｃは、ロック
レバー２０側の係止孔２４における係合面２５とほぼ同
一の係合角度αをもって形成されている。
は、キャリッジ本体１１の側壁１６に一体にその外側を
壁面に沿って垂直方向に立ち上げて設けられている。フ
ック部１５は、弾性によって所要の可撓性が得られる程
度の長さのフック本体１５ａを有し、このフック本体１
５ａの上端部に屈曲した爪状のフック１５ｂが設けられ
ている。フック１５ｂにおける係合面１５ｃは、ロック
レバー２０側の係止孔２４における係合面２５とほぼ同
一の係合角度αをもって形成されている。
【００２４】このように起立した形のフック部１５に対
して、ロックレバー２０では、係止部２３における係止
孔２４をスナップフィットでもって係脱させることがで
きる。係合状態の係止孔２４をフック１５ｂから解除さ
せるときは、図２において、白抜き矢印Ａの方向へフッ
ク本体１５ａを撓ますことにより、係止孔２４がフック
１５ｂから簡単に外れるようになっている。
して、ロックレバー２０では、係止部２３における係止
孔２４をスナップフィットでもって係脱させることがで
きる。係合状態の係止孔２４をフック１５ｂから解除さ
せるときは、図２において、白抜き矢印Ａの方向へフッ
ク本体１５ａを撓ますことにより、係止孔２４がフック
１５ｂから簡単に外れるようになっている。
【００２５】再び、ロックレバー２０において、基端軸
支部と先端係止部との間に、内側面に突出させて押圧突
起部２６が設けられている。図示のように、ロックレバ
ー２０がキャリッジ本体１１側のインクカートリッジ着
脱口１１ｂを閉塞した状態にあって、ロックレバー２０
の押圧突起部２６が既収容のインクカートリッジ１４を
上部面に圧接して固定したロック状態となっている。
支部と先端係止部との間に、内側面に突出させて押圧突
起部２６が設けられている。図示のように、ロックレバ
ー２０がキャリッジ本体１１側のインクカートリッジ着
脱口１１ｂを閉塞した状態にあって、ロックレバー２０
の押圧突起部２６が既収容のインクカートリッジ１４を
上部面に圧接して固定したロック状態となっている。
【００２６】また一方、従来例でも説明されたように、
インクカートリッジ１４には記録ヘッド１２に向き合う
底部にインク供給口１６が設けてあり、これに対応する
位置の記録ヘッド１２の上部面には弾性キャップ１７が
設けられている。弾性キャップ１７の材質には、ＥＰＤ
Ｍ、シリコン等のゴム材料を用いることができる。
インクカートリッジ１４には記録ヘッド１２に向き合う
底部にインク供給口１６が設けてあり、これに対応する
位置の記録ヘッド１２の上部面には弾性キャップ１７が
設けられている。弾性キャップ１７の材質には、ＥＰＤ
Ｍ、シリコン等のゴム材料を用いることができる。
【００２７】次に、以上の構成による動作および作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００２８】まず、インクカートリッジ１４をキャリッ
ジ１０内に装着する場合、インクカートリッジ１４を一
旦を収容させた後、ロックレバー２０を基端側の回転シ
ャフト２１における軸支部を回動支点にして反時計回り
方向へ押し下げる。このときの梃子作用で押圧突起部２
６がインクカートリッジ１４の上部面に圧接する。圧接
による押圧力は、例えば１００グラムから２キログラム
の間の荷重が作用するようにする。この圧接による押圧
力を受けて、記録ヘッド１２側の弾性キャップ１７が弾
性変形し、インクカートリッジ１４側のインク供給口１
６を囲む周囲に密閉空間を形成する。このようにして密
閉空間を形成しつつ、ロックレバー２０の先端の係止孔
２４をキャリッジ本体１１側のフック１５ｂにスナップ
フィットにより係合させる。キャリッジ本体１１の内部
では、インクカートリッジ１４ががロック状態で保持さ
れる。
ジ１０内に装着する場合、インクカートリッジ１４を一
旦を収容させた後、ロックレバー２０を基端側の回転シ
ャフト２１における軸支部を回動支点にして反時計回り
方向へ押し下げる。このときの梃子作用で押圧突起部２
６がインクカートリッジ１４の上部面に圧接する。圧接
による押圧力は、例えば１００グラムから２キログラム
の間の荷重が作用するようにする。この圧接による押圧
力を受けて、記録ヘッド１２側の弾性キャップ１７が弾
性変形し、インクカートリッジ１４側のインク供給口１
６を囲む周囲に密閉空間を形成する。このようにして密
閉空間を形成しつつ、ロックレバー２０の先端の係止孔
２４をキャリッジ本体１１側のフック１５ｂにスナップ
フィットにより係合させる。キャリッジ本体１１の内部
では、インクカートリッジ１４ががロック状態で保持さ
れる。
【００２９】このとき、弾性キャップ１７の弾性圧縮に
よる弾性反力がロック状態のインクカートリッジ１４を
介してロックレバー２０を開放する方向に、時計回り方
向へ解除力として働く。しかし、係止孔２４とフック１
５ｂの係合部同士の係合角度αは９０°以内の鋭角とし
てあるので、フック１５ｂを撓ませず、係止孔２４が抜
脱することはない。このことは、密閉性を高めるべく弾
性キャップ１７に対する弾性変形（圧縮）量を増大させ
た場合でも、同様に係止孔２４がフック１５ｂから外れ
ることはない。
よる弾性反力がロック状態のインクカートリッジ１４を
介してロックレバー２０を開放する方向に、時計回り方
向へ解除力として働く。しかし、係止孔２４とフック１
５ｂの係合部同士の係合角度αは９０°以内の鋭角とし
てあるので、フック１５ｂを撓ませず、係止孔２４が抜
脱することはない。このことは、密閉性を高めるべく弾
性キャップ１７に対する弾性変形（圧縮）量を増大させ
た場合でも、同様に係止孔２４がフック１５ｂから外れ
ることはない。
【００３０】一方、図１および図２に示すインクカート
リッジ１４の収容状態から、図３に示すように、ロック
レバー２０を開放して、インクカートリッジ１４をキャ
リッジ１０から取り出すことができる。
リッジ１４の収容状態から、図３に示すように、ロック
レバー２０を開放して、インクカートリッジ１４をキャ
リッジ１０から取り出すことができる。
【００３１】この場合、キャリッジ本体１１側のフック
部１５において、フック本体１５ａを矢印Ａ方向へ押し
て撓ます。すると、ロックレバー２０側の係止孔２４が
フック１５ｂから簡単に外れ、ロックレバー２０全体が
開く。このロックレバー２０の解除によって、キャリッ
ジ本体１１内では押圧突起部２６によるインクカートリ
ッジ１４への圧接による押圧力が解除される。インクカ
ートリッジ１４は弾性キャップ１７の弾性反力によって
押し上げられ、キャリッジ本体１１のインクカートリッ
ジ着脱口１１ｂから簡便に取り出し可能な状態になる。
部１５において、フック本体１５ａを矢印Ａ方向へ押し
て撓ます。すると、ロックレバー２０側の係止孔２４が
フック１５ｂから簡単に外れ、ロックレバー２０全体が
開く。このロックレバー２０の解除によって、キャリッ
ジ本体１１内では押圧突起部２６によるインクカートリ
ッジ１４への圧接による押圧力が解除される。インクカ
ートリッジ１４は弾性キャップ１７の弾性反力によって
押し上げられ、キャリッジ本体１１のインクカートリッ
ジ着脱口１１ｂから簡便に取り出し可能な状態になる。
【００３２】なお、フック本体１５ａを矢印Ａ方向へ押
して撓ます力の大きさは、フック本体１５ａの長さを設
計上許容される範囲内で長くすることで、軽減させるこ
とができる。
して撓ます力の大きさは、フック本体１５ａの長さを設
計上許容される範囲内で長くすることで、軽減させるこ
とができる。
【００３３】また、本実施の形態では、ロックレバー２
０側に設けられる係止部２３としては、貫通により開口
させた係止孔２４としている。これに限定されず、係止
孔２４に代えて所要の係合角度αを有する「凹部」であ
ってもよい。
０側に設けられる係止部２３としては、貫通により開口
させた係止孔２４としている。これに限定されず、係止
孔２４に代えて所要の係合角度αを有する「凹部」であ
ってもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるイン
クジェット記録装置は、部品点数を増すことなく簡潔な
構造でもって、ロックレバーによるキャリッジの閉塞状
態で内部に保持されたインクカートリッジを取り出す場
合、キャリッジ側に設けたフック部を弾性スナップを効
かせて撓ますだけで、それまでのロック状態にあるロッ
クレバーがキャリッジから容易に解除される。また、ロ
ックレバーのキャリッジ側フック部との係合は、インク
カートリッジに対して押圧保持力を増大させることとは
無関係に構成されている。その結果、従来のように、押
圧保持力を増大させることで反面ロックレバーの解除が
困難となる不都合を解消して操作性を高め、インクカー
トリッジへの押圧保持力を増大可能としたことで、また
一方でインク供給口の周囲において、弾性キャップ等に
よる密閉空間の密閉性がさらに高められ、信頼性を向上
させるのに有効である。
クジェット記録装置は、部品点数を増すことなく簡潔な
構造でもって、ロックレバーによるキャリッジの閉塞状
態で内部に保持されたインクカートリッジを取り出す場
合、キャリッジ側に設けたフック部を弾性スナップを効
かせて撓ますだけで、それまでのロック状態にあるロッ
クレバーがキャリッジから容易に解除される。また、ロ
ックレバーのキャリッジ側フック部との係合は、インク
カートリッジに対して押圧保持力を増大させることとは
無関係に構成されている。その結果、従来のように、押
圧保持力を増大させることで反面ロックレバーの解除が
困難となる不都合を解消して操作性を高め、インクカー
トリッジへの押圧保持力を増大可能としたことで、また
一方でインク供給口の周囲において、弾性キャップ等に
よる密閉空間の密閉性がさらに高められ、信頼性を向上
させるのに有効である。
【図１】インクジェット記録装置における本発明の実施
の形態のキャリッジ構造を側面からみた断面図である。
の形態のキャリッジ構造を側面からみた断面図である。
【図２】図１に示す当該キャリッジ構造におけるロック
レバー先端係止部を拡大した側面断面図である。
レバー先端係止部を拡大した側面断面図である。
【図３】当該キャリッジ構造においてロックレバーを解
除してインクカートリッジを取り出す態様を示す側面断
面図である。
除してインクカートリッジを取り出す態様を示す側面断
面図である。
【図４】従来例のキャリッジ構造を示す側面断面図であ
る。
る。
１０ キャリッジ １１ キャリッジ本体 １２ 記録ヘッド １３ ガイドシャフト １４ インクカートリッジ １５ フック部 １５ａ フック本体 １５ｂ フック １５ｃ 係合角度面 １６ インク供給口 １７ 弾性キャップ ２０ ロックレバー ２１ 回転シャフト ２２ 天板 ２３ 係止部 ２４ 係止孔 ２５ 係合角度面 ２６ 押圧突起部 α 係合角度
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−258277（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−246716（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−187875（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−68777（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−106730（ＪＰ，Ａ) 実開 昭51−20802（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−125580（ＪＰ，Ｕ) 特表 平７−503219（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 2/175 B41J 25/34
Claims (5)
- 【請求項１】記録を印字する記録ヘッドと、前記記録ヘ
ッドに向き合う底部にインクを供給するインク供給口が
設けられた着脱可能なインクカートリッジと、前記記録
ヘッドと前記インクカートリッジとをそれぞれ搭載して
所定方向へ往復動するキャリッジとを備え、インクカー
トリッジ着脱口を開閉するロックレバーが長手方向の基
端部でキャリッジに回動可能に軸支され、前記ロックレ
バーをロックした際、前記記録ヘッド上に設けられた弾
性キャップにより前記インク供給口の周囲に密閉空間を
形成するインクジェット記録装置において、 前記ロックレバーの長手方向の基端部と先端部との間に
装着後の前記インクカートリッジを押圧してロック状態
に固定するための押圧突起部を設け、かつ先端部に係止
部を設けて、この係止部が弾性によって係脱できるよう
前記キャリッジに弾性撓み可能な舌片状に延びるフック
部を設け、前記押圧突起部により装着後の前記インクカ
ートリッジを押圧した際、この押圧力を受けて前記記録
ヘッドの前記弾性キャップの弾性変形量が増して、前記
インク供給口の周囲の密閉空間の密閉性を増大させるこ
とにより、前記ロックレバー側の係止部と、前記キャリ
ッジ側のフック部とが弾性を利用してスナップフィット
させ、前記ロックレバーを解除するときは、係止部とフ
ック部との係合を弾性スナップを効かして簡単に解除で
きることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項２】前記ロックレバーの係止部を凹状に形成
し、開閉時にこの係止部を前記キャリッジのフック部に
弾性によって係脱させることを特徴とする請求項１に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】前記ロックレバーの係止部を貫通孔として
形成し、開閉時にこの係止部を前記キャリッジのフック
部に弾性によって係脱させることを特徴とする請求項１
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項４】前記キャリッジのフック部を係合角度が鋭
角となるように屈曲形成して、そこに前記ロックレバー
の係止部を弾性によって係脱させることを特徴とする請
求項１〜３のいずれかに記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項５】前記キャリッジのフック部は、キャリッジ
側壁外面に沿って垂直方向に延びたもので、その上端部
に垂直方向に対して鋭角の係合角度をもつ屈曲部を有し
てなっていることを特徴とする請求項４に記載のインク
ジェット記録装置。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| JP32366296A JP3157731B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | インクジェット記録装置 |
| KR1019970065612A KR100269200B1 (ko) | 1996-12-04 | 1997-12-03 | 잉크제트프린터용프린트헤드와잉크카트리지의캐리지 |
| CA002223342A CA2223342A1 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-03 | Carriage for ink cartridge and printhead for ink-jet printer |
| AU46872/97A AU730970B2 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-04 | Carriage for ink cartridge and printhead for ink-jet printer |
| CN97121976A CN1088653C (zh) | 1996-12-04 | 1997-12-04 | 用于喷墨打印机墨盒及打印头的托架 |
| US08/985,234 US6190010B1 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-04 | Carriage for ink cartridge and printhead for ink-jet printer |
| EP97121343A EP0846560A3 (en) | 1996-12-04 | 1997-12-04 | Carriage for ink cartridge and printhead for ink-jet printer |
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|---|---|---|---|
| JP32366296A JP3157731B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | インクジェット記録装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157162A JPH10157162A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3157731B2 true JP3157731B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=18157217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| EP (1) | EP0846560A3 (ja) |
| JP (1) | JP3157731B2 (ja) |
| KR (1) | KR100269200B1 (ja) |
| CN (1) | CN1088653C (ja) |
| AU (1) | AU730970B2 (ja) |
| CA (1) | CA2223342A1 (ja) |
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| KR100421998B1 (ko) * | 2001-08-09 | 2004-03-12 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 잉크 카트리지용 캐리어 |
| DE60228739D1 (de) * | 2001-08-22 | 2008-10-16 | Brother Ind Ltd | Bilderzeugungsvorrichtung |
| US7585123B2 (en) | 2001-08-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| KR20030069603A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 잉크 카트리지 착탈장치 |
| CN1281416C (zh) | 2003-01-17 | 2006-10-25 | 三星电子株式会社 | 用于成像装置的墨盒的滑架 |
| US20040256121A1 (en) * | 2003-06-09 | 2004-12-23 | Pollard Lorne R. | Cultivator sweep assembly |
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| JP2006187898A (ja) * | 2005-01-04 | 2006-07-20 | Funai Electric Co Ltd | インクジェットプリンタ |
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| JP4631781B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-02-16 | ブラザー工業株式会社 | インクカートリッジ保持部材 |
| JP4595870B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2010-12-08 | ブラザー工業株式会社 | インクカートリッジ保持部材 |
| JP4858191B2 (ja) | 2007-01-30 | 2012-01-18 | ブラザー工業株式会社 | インクカートリッジ及びカートリッジ収容装置 |
| US7416291B1 (en) | 2007-01-30 | 2008-08-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink cartridge packaging arrangements |
| EP2717703A1 (en) | 2011-06-13 | 2014-04-16 | Mycelx Technologies Corporation | Viscoelastic antimicrobial compositions and methods |
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| US8767065B2 (en) * | 2011-10-31 | 2014-07-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording apparatus having liquid supply system |
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| JP6205697B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2017-10-04 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
| JP6454970B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2019-01-23 | セイコーエプソン株式会社 | 液体供給装置 |
| JP6862771B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2021-04-21 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収容ユニットおよび液体噴射装置 |
| JP6794783B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2020-12-02 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
| CN111465503B (zh) * | 2017-12-14 | 2022-07-22 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 打印头锁定 |
| CN107933121A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-20 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种金融票据打印装置及方法 |
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| JPS57125580A (en) | 1981-01-02 | 1982-08-04 | Ibm | Threshould processing mode switch |
| JP2763310B2 (ja) | 1988-12-29 | 1998-06-11 | キヤノン株式会社 | インクジェットカートリッジ |
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- 1996-12-04 JP JP32366296A patent/JP3157731B2/ja not_active Expired - Fee Related
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