JP2006159707A - インク容器およびインクジェット記録ヘッド - Google Patents

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亮一 松本
Shogo Kawamura
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良二 井上
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Abstract

【課題】 インク容器に作用させる装着時の押圧力の作用位置をインク導出口などと関連付けて最適に設定して、インク容器の装着時の操作性の向上、およびインク容器の装着時における姿勢の安定化を実現することができるインク容器およびインクジェット記録ヘッドを提供すること。
【解決手段】 操作部材T300の結合部T300をインク収納部T200に回動自在に支持し、操作部材T300の一端側および他端側に第1係止部T310および押圧領域T340を設ける。第1係止部T310をインクジェット記録ヘッドH100側の第1係合部H130に係合させてから、押圧領域T340を下方に押圧することによって、結合部T300がインク収納部T200を下方の装着方向に移動させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内部にインクを収容するインク容器、およびそのインク容器を用いるインクジェット記録ヘッドに関するものである。
インクジェット記録装置に使用される着脱自在のインク容器としては、インクジェット記録ヘッドに直接装着されるものがある。
従来、このような装着方式のインク容器としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。すなわち、そのインク容器の底面には、インクジェット記録ヘッド側のインク導入口と接続するインク導出口が設けられ、その側面には、インクジェット記録ヘッド側の係止部と係合する係合部をもつラッチレバーが設けられている。さらに、そのインク容器において対向する他の2つの側面には、インク容器の装着時の挿入方向を案内するガイドが設けられ、そのインク容器の上面には、その装着時に押圧される押圧領域が設けられている。インク容器の装着時には、その挿入方向を案内するインク容器側のガイドをインクジェット記録ヘッド側のガイドに合わせてから、上部の押圧領域を押圧して、インク容器側の係合部をインクジェット記録ヘッド側の係止部に係合させる。また、インク容器の脱抜時には、ラッチレバーを操作して、係合部とインクジェット記録ヘッド側の係止部との係合を解除してから、インク容器を引き抜く。
図12は、従来のインク容器の装着方式を説明するための図である。図12は、インクジェット記録ヘッドH5100のインク容器装着部に対して、インク容器T5100を装着する直前の状態における側面図である。
インクジェット記録装置(不図示)を使用するユーザーは図12中の左方側に位置し、図12中の右方側はインクジェット記録ヘッドH5100の奥側となる。したがって、インク容器T5100を交換する作業などは、ユーザーによって図12中の左方から行われることになる。インク容器T5100がインクジェット記録ヘッドH5100に装着されたときに、インク容器T5100側のインク導出口T5400がインクジェット記録ヘッドH5100側のインク導入口(不図示)に結合する。これにより、インク容器T5100のインク収納部T5200内のインクをインクジェット記録ヘッドH5100に供給することができる。
インク容器T5100をインクジェット記録ヘッドH5100に装着する際には、インク容器T5100側面の2箇所に形成されたガイド溝T5220(図12においては、紙面表側の側面のガイド溝T5220のみを示す)を、インクジェット記録ヘッドH5100の2箇所に形成されたガイドリブH5120に嵌合させるように、インク容器T5100をインクジェット記録ヘッドH5100のインク容器装着部に挿入する。そして、ガイド溝T5220がガイドリブH5120に嵌合し始めたら、インク容器T5100の上面に形成されている押圧領域T5340を矢印A10方向に押圧する。このようなインク容器T5100の挿入に伴い、ラッチレバーT5350がインクジェット記録ヘッドH5100の壁面に沿って倣うように撓み始める。そして、インク容器T5100のインク導出口T5400がインクジェット記録ヘッドH5100のインク導入口に結合する位置まで、インク容器T5100が挿入されることにより、ラッチレバーT5350に形成されている第1係合部T5320がインクジェット記録ヘッドH5100の係止部(不図示)に係合する。これにより、インク容器T5100がインクジェット記録ヘッドH5100に固定される。
インクジェット記録ヘッドH5100のインク導入口近傍には、インク容器T5100を矢印A11の脱抜方向へ付勢するための手段が備えられている。インク容器T5100を脱抜方向へ付勢する目的は、インク容器T5100の脱抜時にそれをポップアップさせたり、インク容器T5100の未装着時に、インクジェット記録ヘッドH5100側の中空ニードル(不図示)の乾燥やインク漏れを防止する部材を上方に付勢するためである。インクジェット記録ヘッドH5100側の中空ニードルは、インク容器T5100との結合部に備わる。
特開2001−105587号公報
しかしながら上記従来例では、インク容器T5100を挿入する際に、インクジェット記録ヘッドH5100側からの付勢力に抗して、つまりインク導入口近傍における矢印A11の脱抜方向の付勢力に抗して、インク容器T5100を押圧する必要がある。そのため、インク容器T5100を垂直方向の下方に押圧できるように、インク導出口T5400の真上に押圧領域T5340を設ける必要がある。一方、インク容器T5100の係合部T5320は、インク容器T5100をインクジェット記録ヘッドH5100に固定するために、インク導出口T5400の真上に設ける必要がある。また、インク容器T5100の脱抜時に係合部T5320の解除操作を行なうラッチレバーT5350は、その操作性を考慮して、ユーザーが状況を確認しながら操作ができる位置に設定する必要がある。
そのため、インク容器T5100に挿入時の反力が掛かるインク導出口T5400、第1係合部T5320、ラッチレバーT5350、および押圧領域T5340は、図12のような位置関係に設定されている。
インク容器T5100の装着時に押圧される押圧領域T5340は、インク容器T510の挿入時の反力がかかるインク導出口T5400の真上よりも図12中の左方にずれて位置している。そのため、インク容器T5100は矢印A12方向の回転力を受けながら挿入されることになる。その結果、ガイド溝T5220とガイドリブH5120の間に拗れが生じて、インク容器T5100が挿入途中で動かなくなったり、インク導出口T5400とインク導入口の結合状態が悪くなって、インク漏れやインクの供給不良をもたらすおそれがある。仮に、このような不具合を回避するために、押圧領域T5340の位置をインク導出口T5400の真上に近づけた場合には、押圧領域T5340が限定された狭い範囲となり、操作性が犠牲となってしまう。
本発明の目的は、インク容器に作用させる装着時の押圧力の作用位置をインク導出口などと関連付けて最適に設定して、インク容器の装着時の操作性の向上、およびインク容器の装着時における姿勢の安定化を実現することができるインク容器およびインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
また本発明の他の目的は、インク容器装着部にインク容器が装着されたときに、そのインク容器内のインクを供給するためのインク供給路を形成する場合に、インク漏れやインク供給不良の発生を防止することができるインク容器およびインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
本発明のインク容器は、インク容器装着部に装着可能なインク容器であって、インクを収納するインク収納部と、内部に収納したインクをインクジェット記録ヘッドに供給するインク導出口と、前記インク容器を前記インク容器装着部に装着する際に操作可能な操作部材と、を備えており、前記操作部材は、前記インク容器の装着時に前記インク容器装着部の第1係止部と係合可能な第1係合部と、前記インク収納部に回動自在に支持される結合部と、前記インク容器の装着時に押圧されることにより前記結合部を中心として回動可能な押圧部と、から構成されており、前記結合部が前記第1係合部と前記押圧部の間に位置することを特徴とする。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、内部に収容可能なインクをインク導出口から外部に供給可能なインク容器を装着可能なインク容器装着部と、前記インク容器が前記インク容器装着部に装着されたときに前記インク導出口に接続されるインク導入口と、を備え、前記インク容器から前記インク導出口および前記インク導入口を通して導入したインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドであって、前記インク容器には、前記インク容器装着部に対する装着時に操作される操作部材が備えられ、前記操作部材には、前記インク容器に回動自在に支持される結合部が設けられ、前記操作部材には前記インク容器装着部の第1係止部と係合可能な第1係合部と、前記インク容器の装着時に押圧される押圧部が設けられており、前記インク容器の装着時に前記操作部材の押圧部が押圧されて前記操作部材が前記結合部を中心として回動されたときに、前記第1係止部と係合する前記第1係合部に対して前記結合部を前記インク容器の装着方向に相対移動させることを特徴とする。
本発明によれば、インク容器に回動自在に結合部によって支持された操作部材を用い、その操作部材の係合部をインク容器装着部の係止部に係合させてから、その操作部材の押圧部を押圧操作することにより、操作部材の結合部に対して、インク容器装着のための押圧力を作用させることができる。したがって、操作部材の結合部の位置に応じて、インク容器に作用させる装着時の押圧力の作用位置をインク導出口などと関連付けて最適に設定することができる。この結果、インク容器の装着時の操作性の向上、およびインク容器の装着時における姿勢の安定化を実現することができる。
また、インク容器装着部にインク容器が装着されたときに、そのインク容器内のインクを供給するためのインク供給路を形成する場合に、インク漏れやインク供給不良の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1から図7は、本発明の第1の実施形態を説明するための図である。図1は、本例のインク容器T100の斜視図、図2は、その分解斜視図である。
本例のインク容器T100は、インクを収納しているインク収納部T200と、インクジェット記録ヘッドへインクを供給するインク導出口T400と、インクジェット記録ヘッドへの着脱操作を行なうための操作部材T300と、を含む。インク容器T100がインクジェット記録ヘッドに装着されていない通常の未装着時は、図1のように、操作部材T300とインク収納部T200との間に備わる付勢部材T500によって、操作部材T300が上方に付勢されている。操作部材T300の両側面に形成されている操作部材結合部T330としての円形凸部は、インク収納部T200の両側面に形成されている被操作部材結合部T230としての円形凹部に嵌合している。通常、操作部材T300は、これらの嵌合部を中心として上方に回動していて、図1のように扇形に開いている。操作部材結合部T330は、インク容器本体としてのインク収納部T200に対して、操作部材T300を回動自在に支持させるための結合部を構成する。
操作部材T300には、インク容器T100の装着時にユーザーによって押圧される押圧領域(操作部)T340と、インクジェット記録ヘッドの係止部に係合する第1係合部T310と、が設けられており、これらは、操作部材結合部T330を挟む位置関係に設定されている。すなわち、操作部材T300の中間部に操作部材結合部(支持部)T330が位置し、その両端側に押圧領域(操作部)T340と第1係合部T310が位置する。押圧領域T340を挟んで第1係合部T310と反対の位置には、インク容器T100の脱抜時にインクジェット記録ヘッドとの係合を解除するために操作されるラッチレバーT350が設けられている。このラッチレバーT350には、インクジェット記録ヘッドに係合する第2係合部T320が設けられている。インク容器T100装着時に押圧できる範囲は、操作部材結合部T330からラッチレバーT350の間であればどこでもよく、その範囲が押圧領域T340である。
インク収納部T200の長手方向において対向する側面には、それぞれ、第1ガイドリブT220と第2ガイドリブT221が設けられており、それらは、インクジェット記録ヘッドへのインク容器T100挿入時に、その挿入を案内する。
図3、図4、および図5は、インク容器T100をインクジェット記録ヘッドH100のインク容器装着部に装着時の状況を説明するための斜視図である。また図6は、インク容器T100の装着途中および抜脱途中の状態におけるインクジェット記録ヘッドH100の断面図、図7は、インク容器T100の装着状態におけるインクジェット記録ヘッドH100の断面図である。本例のインクジェット記録ヘッドH100は、4つのインク容器T100の個別的な装着および抜脱が可能である。
インク容器T100の装着時には、第1係合部T310をインクジェット記録ヘッドH100の第1係止部H130としての穴に挿入する。次に、図6のように、第1ガイドリブT220と第2ガイドリブT221それぞれの下端をインクジェット記録ヘッドH100の第1ガイド溝H140および第2ガイド溝H141の上方開口部に挿入する。
この状態から、押圧領域T340を下方に押圧することにより、第1係止部H130に係合している第1係合部T310が上方への移動を制限されているため、操作部材T300の回転を伴って、操作部材結合部T330が下方へ移動する。つまり、第1係合部T310に係合する第1係止部H130に対して、操作部材結合部T330がインク容器T100の装着方向に相対移動することになる(第4図白矢印)。また、インク容器T100の第1ガイドリブT220および第2ガイドリブT221がインクジェット記録ヘッドH100の第1ガイド溝H140および第2ガイド溝H141によって前後左右の移動が制限されているため、操作部材T300の回転を伴って、インク容器T100が操作部材結合部T330と共に下方へ移動する(図4中左側の矢印)。図4中の4つのインク容器T100の内、前側のインク容器T100は、装着途中または抜脱途中の状態であり、それが装着される時には、その押圧領域T340が下方に押圧されることになる。図4における他の3つのインク容器T100は、いずれも装着状態にある。
そして図5および図7のように、インク導出口T400がインクジェット記録ヘッドH100のインク導入口H110に結合する位置まで、インク容器T100が下降することにより、操作部材T300の第2係合部T320がインクジェット記録ヘッドH100の第2係止部H120に係合する。すなわち、操作部材T300におけるラッチレバーT350は、それと対向するインクジェット記録ヘッドH100の部分によって一旦押し縮められるように変形した後、第2係合部T320がインクジェット記録ヘッドH100の第2係止部H120と対向した時点にて弾性復帰して、その凸状の第2係合部T320を凹状の第2係止部H120に係合させる。これにより、インク容器T100はインクジェット記録ヘッドH100に固定される。
ユーザーは、押圧領域T340のどの部分を押圧してもインク容器T100を装着することができる。押圧領域T340において、操作部材結合部T330からできるだけ離れたラッチレバーT350に近い部分を押圧することにより、インク容器T100をより小さい力で装着することができる。本例における操作部材結合部T330は、図6のように、インク導出口T400を通ってインク容器T100の装着方向に延在する仮想線L上に設けられている。そのため、インク導出口T400とインク導入口110とをより確実に接続することができ、この結果、それらの接続不良によるインク漏れやインクの供給不良を防止することができる。操作部材結合部T330を仮想線L上の位置の近傍に設けた場合も同様である。
インク容器T100を脱抜する際には、ラッチレバーT350を第1係合部T310の方向(図7中の矢印F方向)に倒すように押し操作して変形させて、第2係合部T320と第2係止部H120との係合を解除する。これにより、操作部材T300が上方に回転して、インク容器T100の脱抜が可能となる。そのとき操作部材T300は、付勢部材T500の付勢力によって上方に勢いよく回転されることになる。図4中の4つのインク容器T100の内、前側のインク容器T100が抜脱されるときには、その操作部材T300が上方に回転することにより、その操作部材T300を持ってインク容器T100を抜脱することができる。
図11は、本例のインク容器T100を適用可能なインクジェット記録装置の概略斜視図である。
本例のインクジェット記録装置は、シリアルスキャンタイプの記録装置であり、矢印Xの主走査方向に往復移動するキャリッジM110に、上述したようにインク容器T100を装着可能なインクジェット記録ヘッドH100が搭載される。図11においては、インク容器T100とインクジェット記録ヘッドH100とをまとめて1つのブロックとして表している。
記録ヘッドH100は、インク容器T100から供給されるインクを吐出口H150(図6および図7参照)から吐出可能であり、図5のように4つのインク容器T100が装着可能な場合には、それらのインク容器T100内に異なるインクを収容することにより、多色インクを用いたカラー画像を記録することができる。その場合には、インク毎に形成された吐出口列(ノズル列)から、それぞれのインクを吐出することができる。また、このような記録ヘッドH100としては、電気熱変換体(ヒーター)やピエゾ素子などを用いて種々のインク吐出方式のものを採用することができる。電気熱変換体を用いた場合には、その発熱によってインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して吐出口からインクを吐出させることができる。記録用紙(記録媒体)Pは、装置の前方側から挿入された後、装置の後方側にて反転されてから矢印Yの副走査方向に搬送される。
このように構成された記録装置は、インク容器T100から供給されるインクを記録データに基づいて記録ヘッドH100から吐出させつつ、その記録ヘッドH100とインク容器T100をキャリッジM110と共に主走査方向に移動させる動作と、記録用紙Pを副走査方向に所定量搬送させる搬送動作と、を繰り返すことによって、記録用紙P上にインクのドットを形成して画像を記録する。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態を説明するための図であり、本例のインク容器T100が装着された状態におけるインクジェット記録ヘッドH100の要部の断面図である。
本例の場合、操作部材T300の結合部T330とインク収納部T200の結合部T230との係合位置は、前述した第1の実施形態よりも第2係合部T320側に寄った位置(図8中の右方寄りの位置)に設定されている。それに伴って、押圧領域T340の位置が図8中の右方に寄っている。その他の構成および作用は、前述した第1の実施形態と同様であり、押圧領域T340を矢印A1方向に押圧することによりインク容器T100が矢印A2方向に移動する。
第2実施例で示したように、操作部材結合部T330とインク収納部結合部T230の結合位置は、操作部材T300にある第1係合部T310とラッチレバーT350部間のいずれの場所にあっても構わない。2つの結合部が第1係合部に近い(図8中左側)ほど押圧領域T340が広がり、2つの結合部がラッチレバーに近い(図8中右側)ほど押圧領域T340が狭くなる。
また、図8で示しているように、結合部が第1係合部とラッチレバーのほぼ中間の位置にある場合(点線丸印)や、あるいはインク収納部T200において、長手方向(図8左右方向)ほぼ中間の位置にある場合(二点線丸印)は、インク容器T100を安定した姿勢で装着することが可能である。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態を説明するための図であり、本例のインク容器T100が装着された状態におけるインクジェット記録ヘッドH100の要部の断面図である。
本例の場合、操作部材T300の結合部T330とインク収納部T200の結合部T230との係合位置は、前述した第1の実施形態よりもインク収納部T200の底部付近に寄った位置(図9中インク収納部の下方寄りの位置)に設定されている。その他の構成および作用は、前述した第1の実施形態と同様であり、押圧領域T340を矢印A3方向に押圧することによりインク容器T100が矢印A4方向に移動する。また図9のように、結合部T330をインク導出口T400の近傍位置に設けることにより、インク導出口T400とインク導入口110とをより確実に接続することができる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態を説明するための図であり、本例のインク容器T100が装着された状態におけるインクジェット記録ヘッドH100の要部の断面図である。
前述の第1から第3の実施形態においては、インクジェット記録ヘッドH100に対してインク容器T100が下方向(上述した例では垂直方向)に挿入される構成となっており、これに対して本例は、インクジェット記録ヘッドH100に対してインク容器T100が横方向(本例では水平方向)に挿入される構成となっている。
すなわちインク容器T100の装着時には、操作部材T300の押圧領域T340を水平の矢印A5の方向に押圧して、インク容器T100をインクジェット記録ヘッドH100のインク容器装着部に矢印A6の横方向から挿入する。そして、インク容器T100のインク導出口T400とインクジェット記録ヘッドH100のインク導入口H110とが結合する位置において、操作部材T300の第2係合部T320がインクジェット記録ヘッドH100の第2係止部H120と係合する。これにより、インク容器T100がインクジェット記録ヘッドH100に装着されて固定される。インク容器T100の脱抜時には、操作部材T300のラッチレバーT350を図中の上方の矢印F1方向に倒して、第2係合部T320と第2係止部H120との係合を解除する。これにより、インク容器T100をインクジェット記録ヘッドH100から脱抜することができる。
(他の実施形態)
インク容器、操作部材、および操作部材を構成する各部の形状は、前述した実施形態に限られるものではなく、同様の作用効果が可能な構成であれば形状は問わない。例えば、操作部材は、樹脂材料によってインク容器本体としてのインク収納部と一体に成形してもよく、要は、結合部を中心として回動操作することができればよい。
またインク容器は、インクジェット記録ヘッド以外において形成された種々のインク容器装着部、例えばインク容器を収納するケースに形成されたインク容器装着部に対しても装着することができる。そのインク容器装着部は、前述したインクジェット記録ヘッドにおけるインク容器装着部と同様に構成すればよい。
本発明の第1の実施形態のインク容器の斜視図である。 図1のインク容器の分解斜視図である。 図1のインク容器と、それを装着前のインクジェット記録ヘッドと、の斜視図である。 図1のインク容器の装着途中および抜脱中途におけるインクジェット記録ヘッドの斜視図である。 図1のインク容器が装着されたインクジェット記録ヘッドの斜視図である。 図1のインク容器の装着途中および抜脱中途におけるインクジェット記録ヘッドの断面図である。 図1のインク容器が装着されたインクジェット記録ヘッドの断面図である。 本発明の第2の実施形態のインク容器が装着されたインクジェット記録ヘッドの要部の断面図である。 本発明の第3の実施形態のインク容器が装着されたインクジェット記録ヘッドの要部の断面図である。 本発明の第4の実施形態のインク容器が装着されたインクジェット記録ヘッドの要部の断面図である。 本発明のインク容器を適用可能なインクジェット記録装置の構成例を説明するための要部の斜視図である。 従来のインク容器の構成例を説明するための概略側面図である。
符号の説明
T100 インク容器
T200 インク収納部
T220 第1ガイドリブ
T221 第2ガイドリブ
T230 被操作部材結合部
T300 操作部材
T310 第1係合部
T320 第2係合部
T330 操作部材結合部(支持部)
T340 押圧領域(操作部)
T350 ラッチレバー
T400 インク導出口
T500 付勢部材
H100 インクジェット記録ヘッド
H110 インク導入口
H120 第2係止部
H130 第1係止部
H140 第1ガイド溝
H141 第2ガイド溝
H150 吐出口
M100 インクジェット記録装置
M110 キャリッジ
P 記録紙

Claims (12)

  1. インク容器装着部に装着可能なインク容器であって、
    インクを収納するインク収納部と、内部に収納したインクをインクジェット記録ヘッドに供給するインク導出口と、前記インク容器を前記インク容器装着部に装着する際に操作可能な操作部材と、を備えており、
    前記操作部材は、
    前記インク容器の装着時に前記インク容器装着部の第1係止部と係合可能な第1係合部と、
    前記インク収納部に回動自在に支持される結合部と、
    前記インク容器の装着時に押圧されることにより前記結合部を中心として回動可能な押圧部と、
    から構成されており、
    前記結合部が前記第1係合部と前記押圧部の間に位置することを特徴とするインク容器。
  2. 前記操作部材は、前記インク容器装着部の第2係止部と係合可能な第2係合部と、この係合を解除可能な係合解除部と、をさらに備えており、該係合解除部が弾性部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインク容器。
  3. 前記操作部材の前記第1係合部と前記第2係合部とが前記押圧部を挟んで対向した位置にあることを特徴とする請求項2に記載のインク容器。
  4. 前記インク容器は、該インク容器を前記インク容器装着部に装着する装着方向に反する方向へ付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインク容器。
  5. 前記操作部と前記インク収納部が一部品であることを特徴とする請求項1記載のインク容器。
  6. 前記インク導出口は、前記インク容器の装着方向において前記インク容器装着部の定位置のインク導入口と対向し、前記インク容器が装着されたときに前記インク導入口に接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインク容器。
  7. 前記結合部は、前記インク導出口を通って前記インク容器の装着方向に延在する仮想線上の位置の近傍に設けることを特徴とする請求項6に記載のインク容器。
  8. 前記結合部は、前記インク導出口の近傍位置に設けることを特徴とする請求項6に記載のインク容器。
  9. 前記インク容器装着部は、前記導入口から導入したインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドに形成されていることを特徴とする請求項4ならびに請求項6から7のいずれかに記載のインク容器。
  10. 前記インク容器の内部にインクを収容したことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のインク容器。
  11. 内部に収容可能なインクをインク導出口から外部に供給可能なインク容器を装着可能なインク容器装着部と、前記インク容器が前記インク容器装着部に装着されたときに前記インク導出口に接続されるインク導入口と、を備え、前記インク容器から前記インク導出口および前記インク導入口を通して導入したインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドであって、
    前記インク容器には、前記インク容器装着部に対する装着時に操作される操作部材が備えられ、前記操作部材には、前記インク容器に回動自在に支持される結合部が設けられ、前記操作部材には前記インク容器装着部の第1係止部と係合可能な第1係合部と、前記インク容器の装着時に押圧される押圧部が設けられており、
    前記インク容器の装着時に前記操作部材の押圧部が押圧されて前記操作部材が前記結合部を中心として回動されたときに、前記第1係止部と係合する前記第1係合部に対して前記結合部を前記インク容器の装着方向に相対移動させることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  12. 前記インク容器装着部に、前記インク容器の装着時に、前記操作部材に設けられた第2係合部と係合する第2係止部を設けることを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録ヘッド。
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