JPH0372778A - 画像処理装置の領域識別方式 - Google Patents

画像処理装置の領域識別方式

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JPH0372778A
JPH0372778A JP1209279A JP20927989A JPH0372778A JP H0372778 A JPH0372778 A JP H0372778A JP 1209279 A JP1209279 A JP 1209279A JP 20927989 A JP20927989 A JP 20927989A JP H0372778 A JPH0372778 A JP H0372778A
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JP
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area
edge
color
signal
halftone
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JP1209279A
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English (en)
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Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • H04N1/4092Edge or detail enhancement

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文字と中間調画像の混在原稿において、文字
領域と中間調領域を識別してそれぞれの領域の再現性の
向上を図った画像処理装置の画像領域識別方式に関する
〔従来の技術〕
第17図はデジタルカラー画像処理装置の構成を示す図
、第18図は従来のエツジ処理回路の構成例を示す図、
第19図は色相検出回路の構成を示す図、第20図は文
字太り現象を説明するための図、第21図はエツジ強調
処理を説明するための図である。
般にカラー複写機では、Y(イエロー)、M(マセンタ
)、C(シアン)、K(ブラック)の4色からなる現像
プロセスを実行してフルカラの原稿を再現している。こ
のとき、1回の原稿読み取りスキャンで得たフルカラー
の画像データを4回の現像プロセス実行のために記憶し
ておくには、非常に大きなメモリ容量が必要となる。そ
のため、各現像色毎に繰り返し原稿読み取りスキャンを
行いながら、信号処理を行い現像プロセスを実行してい
る。
原稿読み取りでは、ラインセンサーを用いて光学的にB
(青)、G(緑)、R(赤)の色分解信号により読み取
り画像データを取り込み、第17図に示すようにEND
変換501、カラーマスキング(カラーコレクション)
502を通してカラーのトナー信号Y、M、Cに変換し
ている。その後、UCR503により墨版(K)生成、
下色除去を行い、色相分離型非線形フィルタ部、TRC
(トーン調整)510、SG(スクリーンジェネレータ
〉 5■1を通し現像色のトナー信号Xをオン/オフの
2値化データにする。そして、この2値化データでレー
ザ光を制御して帯電した感光体を露光し網点階調により
各色の画像を重ね合わせフルカラーの原稿を再現してい
る。
通常、デジタルカラー画像処理装置では、文字、線画等
の2値画像と、写真や網点印刷物等の中間調画像とが混
在している。そこで、このような種類の異なった画像を
有する原稿に対して、非線形フィルタ処理を導入して特
に鮮鋭度の高い文字、線画等の2値画像を得るためにエ
ツジ強調処理を行う方式が種々提案されている。その1
例として色相分離型非線形フィルタ部を備えた構成例を
示したのが第17図である。
色相分離型非線形フィルタ部には、UCR503におい
て墨版生成、下色除去処理を施して生成されたY、MS
CSK信号から現像工程にしたがってセレクトされた現
像色の画像データXが入力され、2系統に分岐される。
そのうち一方は平滑化フィルタ504で平滑化の処理が
行われ、他方はT変換506、エツジ検出フィルタ50
7、エツジ強調用LUT508でエツジ強調の処理が行
われる。そして、これらの出力が最終的に加算器509
で合成されて非線形フィルタ信号として出力される。そ
のエツジ処理回路の構成例を示したのが第18図である
エツジ処理では、色相検出回路505により人力画像の
色相を検出し、そのときの現像色が必要色か否かの判定
を行う。ここで、もし人力画像が黒領域である場合には
、Y、M、Cの有彩色信号のエツジ強調は行わずに、K
のみをエツジ量に応じて強調するように制御する。
色相検出回路505は、第19図(a)に示すようにY
、M、Cの最大値と最小値を求める最大最小回路512
、現像色を選択するマルチプレクサ513、最大値と最
小値との差を計算する減算回路514、最小値と現像色
との差を計算する減算回路515、及びコンパレータ5
16〜518を有している。コンパレータ516〜51
8は、閾値と比較し、閾値より大きい場合にr、m、c
’m′、y′の出力をそれぞれ論理「1」にするもので
ある。そして、この出力から同図(b)に示す判定条件
により判定色相を導き、さらに、同図(C)に示す必要
色・不必要色の判定条件により現像色について必要色「
1」か不必要色「0」かを判定する。判定色相としては
、通常の文字の色として用いられる、W(白) 、Y、
M、C,B、G、R。
Kの8色を対象としている。
必要色・不必要色の判定条件から明らかなように色相が
例えばBの場合には、現像色でmとCが必要色とされ、
他は不必要色とされる。従って、この場合、必要色のサ
イクルではエツジ強調用LUT508の■によりエツジ
が強調され、不必要色のサイクルではエツジ強調用LU
T508の■によりエツジ強調をしない信号としている
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようにエツジ強調処理では、閾値thとの比較に
より色相識別を行い、その結果によりエツジ検出信号を
エツジ強調用LUTで変換してエツジ強調信号を生成し
ている。ところが、IITのMTF特性は、第20図(
a)に示すように周波数が高くなるにしたがって悪くな
ってくる。しかもこのMTFの劣化の度合は、色や主、
副の走査方向によっても異なる。このようなMTFの劣
化により、原稿の濃度分布が例えば同図ら)のaに示す
ようなものであっても同図(b)のbに示すようにつぶ
れたデータとなってしまう。色相検出では、この信号す
を閾値thと比較して色相を判定するため、本来はWの
幅のものがW′のようにかなり太った状態で色相が判定
され、これがエツジ強調の処理範囲とされる。この判定
に基づいて同図(C)に示すようなエツジ強調信号dが
加算されエツジが強調されるので、同図ら)のCのよう
に太った文字により再現される。さらに、この文太りは
、IITだけでなくIOTの現像材、現像方式、現像特
性等にも起因して現れる。
また、上記の方式では、Y、M、C,に信号全てを強調
していた他の従来方式に比べると、黒文字再現は向上で
きるが、Y、M、C信号中に平滑。
化信号が残る。すなわち、第18図のエツジ強調用LU
T508に示すように必要色は■により強調し、不必要
色は■により除去するだけであるため、例えば第21図
(a)に示すような黒文字のフィルタ入力信号に対して
、Y、M、Cを強調せずKのみを強調するようなエツジ
強調処理信号が生成されるが、平滑化フィルタでは、同
図(ロ)に示すようにY、M、CSK信号全てについて
滑らかにした平滑化処理信号が生成される。従って、こ
れらを最終的に合成すると、同図(C)に示すようにY
、M、C,にの平滑化信号が残る。
通常、黒文字の場合であっても、KだけでなくY、M、
Cの信号も載ってくるので、エツジの部分にこのY、M
、Cの平滑化された色が現れ、つまり黒文字をK1色で
再現することができない。
このような構成では、K1色再現の場合と比較すると、
線の太り、レジズレ等によるエツジの急変わりや濁りが
生じ、そのため鮮鋭さがなくなり画質的に劣るという問
題がある。
さらに、文字、線画等の2値画像と、写真や網点印刷物
等の中間調画像において、それぞれの原稿や領域を予め
指定することが容易である場合には、その原稿毎に或い
は領域毎に画像種を指定することによって、それぞれに
最適なパラメータを選択することができ、再現性を高め
ることができるが、これらの混在画像の場合には、2値
画像にも中間調画像にもそれなりに再現できるパラメタ
が選択されることになる。そのため、2値画像に対して
も中間調画像に対しても最適な処理にはならず、いずれ
にも満足できる画像を得ることは難しい。例えば2値画
像では、エツジ強調が弱くぼけて、文字が鮮明でなくな
ったり、また、黒文字では、エツジ部や小文字部に濁り
が生じてしまうという問題がある。他方、中間調画像に
ついては、エツジ検出周波数の近傍が強調されてしまう
ため、中間調画像の滑らかさがなくなり、変なモアレや
エツジが変に強調された荒い画像になってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明の
目的は、混在画像における領域識肌精度を高めることで
ある。本発明の他の目的は、領域識別をブロック単位で
補正できるようにすることである。本発明の他の目的は
、混在画像で文字画像も中間調画像も共に再現性を高め
ることである。
本発明の他の目的は、ブロック内での画像の領域識別を
容易にすることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そのために本
発明は、第1図に示すように高い周波数成分のエツジ量
を検出するハイパスのエツジ検出フィルタ1、色相を検
出する色相検出手段2、および色相検出手段2の出力と
エツジ検出フィルタ1の出力に基づいてエツジ部の強調
信号を生成する強調信号生成手段3を備え、強調信号生
成手段3のパラメータを切り換えてエツジ強調信号を生
威し、平滑化フィルタ5の出力と合成して記録信号を生
成することによって画像種による再現性を制御するよう
に構成した画像処理装置において、各画素のエツジ情報
からブロック単位で画像領域の識別を行う入城識別処理
手段4を備え、領域に応じて強調信号生成手段3のパラ
メータの切り換えを行うようにしたことを特徴とするも
のである。
上記構成により画素のエツジ情報による領域判定にバラ
ツキがあってもブロック単位で画像領域1 の識別を行うので、バラツキや誤判定を補正して識別精
度を上げることができる。
また、入城識別処理手段は、所定の濃度閾値を越える濃
度の画素につきエツジ量の平均値を求め、該平均値が所
定のエツジ量閾値を越えるか否かにより文字領域か中間
調領域かを識別し、さらには、全ての画素について所定
の濃度閾値を越えるか又は濃度閾値以下であることを条
件として中間調領域と識別することを特徴とする。或い
は、所定の濃度閾値を越える濃度の画素数と所定のエツ
ジ量閾値を越えるエツジ量の画素数との割合を求め、当
該割合により文字領域か中間調領域かを識別することを
特徴とする。或いはまた、入城識別処理手段は、所定の
エツジ量閾値を越えるエツジ量の画素の距離により文字
領域か中間調領域かを識別し、さらには、平均濃度値や
最低濃度値により文字領域か中間調領域かを識別するこ
とを特徴とする。
上記構成により各画素の濃度とエツジ量により領域識別
を行うので、背景の濃度が低い、エツジ2 量が平均的に高い、エツジ量が多い等の特徴を有する文
字領域をこれらの特徴と逆の中間調から容易に識別する
ことができる。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
目次 まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
(I)IPS (イメージ処理システム)のモジュール
構成 (II)IPSのハードウェア構成 (III)エツジ処理方式 (IV)鮮明度改善方式 (V)領域識別方式 この実施例では、カラー複写機を画像処理装置の1例と
して説明するが、これに限定されるものではなく、プリ
ンタやファクシミリ、その他の画像処理装置にも適用で
きることは勿論である。
(I)IPSの構rIi、概要 まず、画像データを処理するIPS (イメージ処理シ
ステム)の構成概要を説明する。
第2図はIPSのモジュール構成の概要を示す図である
カラー画像処理装置では、IIT(イメージ入力ターミ
ナル)においてCCDラインセンサーを用いて光の原色
B(青)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー原稿を
読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨)に変
換し、l0T(イメージ出力ターミナル)においてレー
ザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再現して
いる。この場合、YSM、C,にのそれぞれのトナー像
に分解してYをプロセスカラーとするコピープロセス(
ピッチ)を1回、同様にM、C,Kについてもそれぞれ
をプロセスカラーとするコピーサイクルを1回ずつ、計
4回のコピーサイクルを実行し、これらの網点による像
を重畳することによってフルカラーによる像を再現して
いる。したがって、カラー分解信号(B、G、R信号)
をトナー信号(Y、M、CSK信号)に変換する場合に
おいては、その色のバランスをどう調整するかやIIT
の読み取り特性およびIOTの出力特性に合わせてその
色をどう再現するか、濃度やコントラストのバランスを
どう調整するか、エツジの強調やボケ、モアレをどう調
整するか等が問題になる。
IPSは、IITからB、G、Rのカラー分解信号を人
力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を
高めるために種々のデータ処理を施して現像プロセスカ
ラーのトナー信号をオン/オフに変換しIOTに出力す
るものであり、第2図に示すようにEND変換(Equ
ivalent Neutral  Density 
;等価中性濃度変換)モジュール301、カラーマスキ
ングモジュール302、原稿サイズ検出モジュール30
3、カラー変換モジュール304、UCR(Under
  Co1or  Removal;下色除去)&黒生
成モジュール305、空間フィルター306、TRC(
Tone Reproducti。
n Control ;色調補正制御)モジュール30
7、縮拡処理モジュール308、スクリーンジェネレー
タ309、IOTインターフェースモジュール5 310、領域生成回路やスイッチマトリクスを有する領
域画像制御モジュール311、エリアコマンドメモリ3
12やカラーパレットビデオスイッチ回路313やフォ
ントバッファ314等を有する編集制御モジュール等か
らなる。
そして、IITからB、G、Rのカラー分解信号につい
て、それぞれ8ビツトデータ(256階調)をEND変
換モジュール301に人力し、YlM、C,にのトナー
信号に変換した後、プロセスカラーのトナー信号Xをセ
レクトし、これを2値化してプロセスカラーのトナー信
号のオン/オフデータとしIOTインターフェースモジ
ュール310からIOTに出力している。したがって、
フルカラー(4カラー)の場合には、プリスキャンでま
ず原稿サイズ検出、編集領域の検出、その他の原稿情報
を検出した後、例えばまず初めにプロセスカラーのトナ
ー信号XをYとするコピーサイクル、続いてプロセスカ
ラーのトナー信号XをMとするコピーサイクルを順次実
行する毎に、4回の原稿読み取りスキャンに対応した信
号処理を行6 っている。
IITでは、CCDセンサーを使いB、GSRのそれぞ
れについて、1ピクセルを16ドツト/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビツト(3色×8ピッ);
256階調)で出力している。CCDセンサーは、上面
にB、GSHのフィルターが装着されていて16ドツ)
7mmの密度で300mmの長さを有し、19 (L 
 5mm/seCのプロセススピードで16ライン/m
mのスキャンを行うので、はぼ各色につき毎秒15Mピ
クセルの速度で読み取りデータを出力している。
そして、IITでは、B、G、Rの画素のアナログデー
タをログ変換することによって、反射率の情報から濃度
の情報に変換し、さらにデジタルデータに変換している
次に各モジュールについて説明する。
第3図はIPSを構成する各モジュールを説明するため
の図である。
(A)END変換モジュール END変換モジュール301は、IITで得られたカラ
ー原稿の光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー
信号に調整(変換)するためのモジュールである。カラ
ー画像のトナーは、グレーの場合に等量になりグレーが
基準となる。しかし、IITからグレーの原稿を読み取
ったときに人力するB、G、Hのカラー分解信号の値は
光源や色分解フィルターの分光特性等が理想的でないた
め等しくなっていない。そこで、第3図(a)に示すよ
うな変換テーブル(LUT;ルックアップテーブル)を
用いてそのバランスをとるのがEND変換である。した
がって、変換テーブルは、グレイ原稿を読み取った場合
にそのレベル(黒→白)に対応して常に等しい階調でB
、GSRのカラー゛分解信号に変換して出力する特性を
有するものであり、IITの特性に依存する。また、変
換テーブルは、16面用意され、そのうち11面がネガ
フィルムを含むフィルムフプロジェクター用のテーブル
であり、3面が通常のコピー用、写真用、ジェネレーシ
ョンコピー用のテーブルである。
(B)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジュール302は、B、G。
R信号をマトリクス演算することによりYSM、Cのト
ナー量に対応する信号に変換するのものであり、END
変換によりグレーバランス調整を行った後の信号を処理
している。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
B、GSRからそれぞれY、M、Cを演算する3×3の
マトリクスを用いているが、BSG。
Rだけでなく、BG、GR,RB、B2、G2R2の成
分も加味するため種々のマトリクスを用いたり、他のマ
トリクスを用いてもよいことは勿論である。変換マトリ
クスとしては、通常のカラー調整用とモノカラーモード
における強度信号生成用の2セツトを保有している。
このように、IITのビデオ信号についてIPSで処理
するに際して、何よりもまずグレーバランス調整を行っ
ている。これを仮にカラーマスキングの後に行うとする
と、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿によ
るグレーバランス調整を行わなければならないため、そ
の変換テープ9 ルがより複雑になる。
(C)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他任意の形
状の原稿をコピーする場合もある。この場合に、原稿サ
イズに対応した適切なサイズの用紙を選択するためには
、原稿サイズを検出する必要がある。また、原稿サイズ
よりコピー用紙が大きい場合に、原稿の外側を消すとコ
ピーの出来映えをよいものとすることができる。そのた
め、原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン
時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテ
ンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。そ
のために、プラテンカラーは原稿との識別が容易な色例
えば黒にし、第3図(b)に示すようにプラテンカラー
識別の上限値/下限値をスレッショルドレジスタ303
1にセットする。そして、プリスキャン時は、原稿の反
射率に近い情報に変換(T変換)した信号(後述の空間
フィルター306の出力を用いる)Xとスレッショルド
レジスタ3031にセットされた上限値/下限値0 とをコンパレータ3032で比較し、エツジ検出回路3
034で原稿のエツジを検出して座標X。
yの最大値と最小値とを最大/最小ソータ3035に記
憶する。
例えば第3図(d)に示すように原稿が傾いている場合
や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(X
I、X2 、V+、Vo)が検出、記憶される。
また、原稿読み取りスキャン時は、コンパレータ303
3で原稿のY、M、Cとスレッショルドレジスタ303
1にセットされた上限値/下限値とを比較し、プラテン
カラー消去回路3o36でエツジの外側、即ちプラテン
の読み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(D)カラー変換モジュール カラー変換モジュール304は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
3図(C)に示すようにウィンドコンパレータ3042
、スレッショルドレジスタ3041、カラーパレット3
043等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラー
の各Y、M、Cの上限値/下限値をスレッショルドレジ
スタ304Iにセットすると共に変換カラーの各Y、M
SCの値をカラーパレット3043にセットする。そし
て、領域画像制御モジュールから人力されるエリア信号
にしたがってナントゲート3044を制御し、カラー変
換エリアでない場合には原稿のYlM、Cをその′まま
セレクタ3045から送出し、カラー変換エリアに入る
と、原稿のY、M、C信号がスレッショルドレジスタ3
041にセットされたY、M、Cの上限値と下限値の間
に入るとウィンドコンパレータ3042の出力でセレク
タ3045を切り換えてカラーパレット3043にセッ
トされた変換カラーのY、MSCを送出する。
指定色は、ディジタイザで直接原稿をポイントすること
により、プリスキャン時に指定された座標の周辺のB、
GSR各25画素の平均をとって指定色を認識する。こ
の平均操作により、例えば150線原稿でも色差5以内
の精度で認識可能となる。B、G、Rm度データの読み
取りは、IITシェーディング補正RAMより指定座標
をアドレスに変換して読み出し、アドレス変換に際して
は、原稿サイズ検知と同様にレジストレーション調整分
の再調整が必要である。プリスキャンでは、IITはサ
ンプルスキャンモードで動作する。シェーディング補正
RAMより読み出されたBSG、R濃度データは、ソフ
トウェアによりシェーディング補正された後、平均化さ
れ、さらにEND補正、カラーマスキングを実行してか
らウィンドコンパレータ3042にセットされる。
登録色は、1670万色中より同時に8色までカラーパ
レッ)3043に登録を可能にし、標準色は、Y、M、
C,G、B、Rおよびこれらの中間色とKSWの14色
を用意している。
(E)UCR&黒生成モジュール Y、M、Cが等量である場合にはグレーになるので、理
論的には、等量のY、MSCを黒に置き換えることによ
って同じ色を再現できるが、現実的には、黒に置き換え
ると色に濁りが生じ鮮やかな色の再現性が悪くなる。そ
こで、UCR&黒生成モジュール305では、このよう
な色の濁りが3 生じないように適量のKを生威し、その量に応じてY、
M、Cを等量減する(下色除去)処理を行う。具体的に
は、YSM、Cの最大値と最小値とを検出し、その差に
応じて変換テーブルより最小値以下でKを生威し、その
量に応じYXM、Cについて一定の下色除去を行ってい
る。
LlCR&黒生成では、第3図(e)に示すように例え
ばグレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さ
くなるので、Y、M、Cの最小値相当をそのまま除去し
てKを生成するが、最大値と最小値との差が大きい場合
には、除去の量をY、M。
Cの最小値よりも少なくし、Kの生成量も少なくするこ
とによって、墨の混入および低明度高彩度色の彩度低下
を防いでいる。
具体的な回路構成例を示した第3図(f)では、最大値
/最小値検出回路3051によりY、M、Cの最大値と
最小値とを検出し、演算回路3053によりその差を演
算し、変換テーブル3054と演算回路3055により
Kを生成する。変換テーブル3054がKの値を調整す
るものであり、最4 大値と最小値の差が小さい場合には、変換テーブル30
54の出力値が零になるので演算回路3055から最小
値をそのままKの値として出力するが、最大値と最小値
の差が大きい場合には、変換テーブル3054の出力値
が零でなくなるので演算回路3055で最小値からその
分減算された値をKの値として出力する。変換テーブル
3056がKに対応してY、M、Cから除去する値を求
めるテーブルであり、この変換テーブル3056を通し
て演算回路3059でY、M、CからKに対応する除去
を行う。また、アントゲ−)3057.3058はモノ
カラーモード、4フルカラーモードの各信号にしたがっ
てに信号およびY、、 M、 Cの下色除去した後の信
号をゲートするものであり、セレクタ3052.305
0は、プロセスカラー信号によりY、M、C,にのいず
れかを選択するものである。このように実際には、Y、
M、Cの網点で色を再現しているので、Y、M、Cの除
去やKの生成比率は、経験的に生成したカーブやテーブ
ル等を用いて設定されている。
(F)空間フィルターモジュール 本発明に適用される装置では、先に述べたようにIIT
でCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、その
ままの情報を使うとボケた情報になり、また、網点によ
り原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16ド
ツ)7mmのサンプリング周期との間でモアレが生じる
。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期との間
でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール306
は、このようなボケを回復する機能とモアレを除去する
機能を備えたものである。そして、モアレ除去には網点
成分をカットするためローパスフィルタが用いられ、エ
ツジ強調にはハイパスフィルタが用いられている。
空間フィルターモジュール306では、第3図(g)に
示すようにY、MSC,MinおよびMax−Minの
入力信号の1色をセレクタ3003で取り出し、変換テ
ーブル3004を用いて反射率に近い情報に変換する。
この情報の方がエツジを拾いやすいからであり、その1
色としては例えばYをセレフトしている。また、スレッ
ショルドレジスタ3001.4ビツトの2値化回路30
02、デコーダ3005を用いて画素毎に、Y、M、C
,MlnおよびMax−MinからY、M、C,に、B
、G。
R,W (白)の8つに色相分離する。デコーダ300
5は、2値化情報に応じて色相をLIQ識してプロセス
カラーから必要色か否かを1ビツトの情報で出力するも
のである。
第3図(匂の出力は、第3図(5)の回路に人力される
。ここでは、FIF○3061と5×7デジタルフイル
タ3063、モジュレーションテーブル3066により
網点除去の情報を生威し、PIF03062と5×7デ
ジタルフイルタ3064、モジュレーションテーブル3
067、デイレイ回路3065により同図(粉の出力情
報からエツジ強調情報を生成する。モジュレーションテ
ーブル3066.3067は、写真や文字専用、混在等
のコピーのモードに応じてセレクトされる。
エツジ強調では、例えば第3図(i)■のような縁の文
字を■のように再現しようとする場合、Y17 Cを■、■のように強調処理し、Mは■実線のように強
調処理しない。このスイッチングをアントゲ−)306
8で行っている。この処理を行うには、■の点線のよう
に強調すると、■のようにエツジにMの混色による濁り
が生じる。デイレイ回路3065は、このような強調を
プロセスカラー毎にアンドゲート3068でスイッチン
グするためにFIF○3062と5×7デジタルフイル
タ3064との同期を図るものである。鮮やかな緑の文
字を通常の処理で再生すると、緑の文字にマゼンタが混
じり濁りが生じる。そこで、上記のようにして縁と認識
するとYSCは通常通り出力するが、Mは抑えエツジ強
調をしないようにする。
(G)TRC変換モジュール IOTは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
、MSC,にの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し、フルカ
ラー原稿の再生を可能にしているが、実際には、信号処
理により理論的に求8 めたカラーを忠実に再生するには、IOTの特性を考慮
した微妙な調整が必要である。TRC変換モジュール3
07は、このような再現性の向上を図るためのものであ
り、YSM、Cの濃度の各組み合わせにより、第3図(
j)に示すように8ビツト画像データをアドレス人力と
するアドレス変換テーブルをRAMに持ち、エリア信号
に従った濃度調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、
カラーバランス調整、文字モード、すかし合成等の編集
機能を持っている。このRAMアドレス上位3ビツトに
はエリア信号のビット0〜ビツト3が使用される。また
、領域外モードにより上記機能を組み合わせて使用する
こともできる。なお、このRAMは、例えば2にバイト
 (256バイト×8面)で構成して8面の変換テーブ
ルを保有し、YlM、Cの各サイクル毎にIITキャリ
ッジリターン中に最高8面分ストアされ、領域指定やコ
ピーモードに応じてセレクトされる。勿論、RAM容量
を増やせば各サイクル毎にロードする必要はない。
(H)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、第3図(ト)に示すよう
にラインバッファ3083にデータXを一旦保持して送
出する過程において縮拡処理回路3082を通して縮拡
処理するものであり、リサンプリングジェネレータ&ア
ドレスコントローラ3081でサンプリングピッチ信号
とラインバッファ3083のリード/ライトアドレスを
生成する。
ラインバッファ3083は、2ライン分からなるピンポ
ンバッファとすることにより一方の読み出しと同時に他
方に次のラインデータを書き込めるようにしている。縮
拡処理では、主走査方向にはこの縮拡処理モジュール3
08でデジタル的に処理しているが、副走査方向にはI
ITのスキャンのスピードを変えている。スキャンスピ
ードは、2倍速から1/4倍速まで変化させることによ
り50%から400%まで縮拡できる。デジタル処理で
は、ラインバッファ3083にデータを読み/書きする
際に間引き補完することによって縮小し、付加補完する
ことによって拡大することができる。補完データは、中
間にある場合には同図(1)に示すように両側のデータ
との距離に応じた重み付は処理して生成される。例えば
データx1′の場合には、両側のデータx(、X l+
1およびこれらのデータとサンプリングポイントとの距
離dl、d2から、 (Xt Xd2)+ (Xi++ Xd、)ただし、d
1+d2−1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3083に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して送出する。拡大
処理の場合には、−旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならなくなるが、上記のよう
にすると同じクロックで書き込み/読み出しができる。
また、この構成を使用し、途中から読み出したり、タイ
ミングを遅らせて読み出したりする3す ることかでき、繰り返し読み出すことによって繰り返し
処理することができ、反対の方から読み出すことによっ
て鏡像処理することもできる。
(I)スクリーンジェネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ一信号に変換し
出力するものであり、閾値マ) IJクスと階調表現さ
れたデータ値との比較による2値化処理とエラー拡散処
理を行っている。10Tでは、この2値化トナ一信号を
人力し、16ドツ)7mmに対応するようにほぼ縦80
μmφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオン
/オフして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第3図(n)
に示すように例えば4×4のハーフトーンセルSを構成
する場合について説明する。まず、スクリーンジェネレ
ータでは、このようなハーフトーンセルSに対応して閾
値マ) IJクスmが設定され、これと階調表現された
データ値とが比較され2 る。そして、この比較処理では、例えばデータ値が「5
」であるとすると、閾値マトリクスmの「5」以下の部
分でレーザビームをオンとする信号を生成する。
16ドツト/mmで4×4のハーフトーンセルを一般に
100spi、16階調の網点というが、これでは画像
が粗くカラー画像の再現性が悪いものとなる。そこで、
本発明では、階調を上げる方法として、この16ドツ)
7mmの画素を縦(主走査方向)に4分割し、画素単位
でのレーザビームのオン/オフ周波数を同図(0)に示
すように1/4の単位、すなわち4倍に上げるようにす
ることによって4倍高い階調を実現している。したがっ
て、これに対応して同図(0)に示すような閾値マトリ
クスm′を設定している。さらに、線数を上げるために
サブマトリクス法を採用するのも有効である。
上記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯一の成
長核とする同じ閾値マ)IJクスmを用いたが、サブマ
) IJクス法は、複数の単位マトリクスの集合により
構成し、同図(p)に示すようにマトリクスの成長核を
2カ所或いはそれ以上(複数)にするものである。この
ようなスクリーンのパターン設計手法を採用すると、例
えば明るいところは141s、pi、64階調にし、暗
くなるにしたがって200spi、12828階調るこ
とによって暗いところ、明るいところに応じて自由に線
数と階調を変えることができる。このようなパターンは
、階調の滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判
定することによって設計することができる。
中間調画像を上記のようなドツトマトリクスによって再
現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる。
すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解像度
を上げると階調数が低くなるという関係がある。また、
閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出力す
る画像に量子化誤差が生じる。エラー拡散処理は、同図
(Q)に示すようにスクリーンジェネレータ3092で
生成されたオン/オフの2値化信号と人力の階調信号と
の量子化誤差を濃度変換回路3093、減算回路309
4により検出し、補正回路3095、加算回路3091
を使ってフィードバックしてマクロ的にみたときの階調
の再現性を良くするものであり、例えば前のラインの対
応する位置とその両側の画素をデジタルフィルタを通し
てたたみこむエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジェネレータでは、上記のように中間調画像
や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎に
閾値データやエラー拡散処理のフィードバック係数を切
り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(J)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフルカラ
ーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレーショ
ンセレクト情報、TRCのセレクト5 情報、スクリーンジェネレータのセレクト情報等があり
、カラーマスキングモジュール302、カラー変換モジ
ュール304、UCRモジュール305、空間フィルタ
ー306、TRCモジュール307の制御に用いられる
。なお、スイッチマトリクスは、ソフトウェアにより設
定可能になっている。
(K)編集制御モジュール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、同図(ホ)に示すようにCPUのバスにAGDC(
Advanced Graphic  Digital
  Controller)3121、フォントバッフ
ァ3126、ロゴROM3128、DMAC(DMA 
 Controller) 3129が接続されている
そして、CPUから、エンコードされた4ビツトのエリ
アコマンドがAGDC3121を通してプレーンメモリ
3122に書き込まれ、フォントバッファ3126にフ
ォントが書き込まれる。プレ6 一ンメモIJ 3122は、4枚で構成し、例えばro
 000Jの場合にはコマンド0であってオリジナルの
原稿を出力するというように、原稿の各点をプレーン0
〜ブレーン3の4ビツトで設定できる。この4ビツト情
報をコマンド0〜コマンド15にデコードするのがデコ
ーダ3123であり、コマンド0〜コマンド15をフィ
ルパターン、フィルロジック、ロゴのいずれの処理を行
うコマンドにするかを設定するのがスイッチマトリクス
3124である。フォントアドレスコントローラ312
5は、2ビツトのフィルパターン信号により網点シェー
ド、ハツチングシェード等のパターンに対応してフォン
トバッファ3126のアドレスを上底するものである。
スイッチ回路3■27は、スイッチマトリクス3124
のフィルロジック信号や原稿データXの内容により、原
稿データX1フオントバツフア3126、カラーパレッ
トの選定等を行うものである。フィルロジックは、バッ
クグラウンド(原稿の背景部〉だけをカラーメツシュで
塗りつぶしたり、特定部分(フォアグランド)をカラー
変換したり、マスキングやトリミング、塗りつぶし等を
行う情報である。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC,縮拡等
の処理は、プロセスカラーのデータを処理することによ
って、フルカラーのデータで処理する場合より処理量を
少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3にすると
共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再現
性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
(II)IPSのハードウェア構成 第4図はIPSのハードウェア構成例を示す図である。
本発明のIPSでは、2枚の基板(IPS−八、IPS
−B)に分割し、色の再現性や階調の再現性、精細度の
再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な機能を
達成する部分について第1の基板(IPS−A)に、編
集のように応用、専門機能を達成する部分を第2の基板
(IPS−B)に搭載している。前者の構成が第4図(
a)〜(C)であり、後者の構成が同図(d)である。
特に第1の基板により基本的な機能が充分達成できれば
、第2の基板を設計変更するだけで応用、専門機能につ
いて柔軟に対応できる。したがって、カラー画像形成装
置として、さらに機能を高めようとする場合には、他方
の基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第4図に示すようにCPUのバス(
アドレスバスADR3BUS、7’−9バスDATAB
US、コントロールバスCTRLBUS)が接続され、
IITのビデオデータBSG。
R1同期信号としてビデオクロックIIT−VCLK、
ライン同期(主走査方向、水平同期)信号IIT−LS
、ページ同期(副走査方向、垂直同9 期)信号11T−PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なりロック単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フェイルチエツクするのが、ライン同期発生&フェイル
チエツク回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチエツク回路328には、ビデオクロックI
 IT−VCLKとライン同期信号11T・LSが接続
され、また、内部設定書き換えを行えるようにCPUの
バス(ADH3BUS、DATABUS、CTRLBU
S) 、チップセレクト信号C3が接続される。
IITのビデオデータB、G、RはEND変換部のRO
M321に入力される。END変換テーブルは、例えば
RAMを用いCPUから適宜ロドするように構成しても
よいが、装置が使用状態にあって画像データの処理中に
書き換える必要性0 はほとんど生じないので、B、G、Hのそれぞれに2に
バイトのROMを2個ずつ用い、ROMによるLUT 
(ルックアップテーブル)方式を採用している。そして
、16面の変換テーブルを保有し、4ビツトの選択信号
ENDSelにより切り換えられる。
END変換されたROM321の出力は、カラー毎に3
X1マトリクスを2面保有する3個の演算LSI322
からなるカラーマスキング部に接続される。演算LSI
322には、CPUの各バスが接続され、CPUからマ
トリクスの係数が設定可能になっている。画像信号の処
理からCPUによる書き換え等のためCPUのバスに切
り換えるためにセットアツプ信号SU、チップセレクト
信号C3が接続され、マトリクスの選択切り換えに1ビ
ツトの切り換え信号MONOが接続される。
また、パワーダウン信号PDを人力し、IITがスキャ
ンしていないときすなわち画像処理をしていないとき内
部のビデオクロックを止めている。
演算LSI322によりBSG、RからY、M、Cに変
換された信号は、同図(d)に示す第2の基板(IPS
−B)のカラー変換LSI353を通してカラー変換処
理後、DOD用LSI323に人力される。カラー変換
LSI353には、非変換カラーを設定するスレッショ
ルドレジスタ、変換カラーを設定するカラーパレット、
コンパレータ等からなるカラー変換回路を4回路保有し
、DOD用LS I 323には、原稿のエツジ検出回
路、枠消し回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、UCR
用LSI324に送られる。このLSIは、UCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーX
1必要色Hue、エツジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビツトのプロセスカラ
ー指定信号C○LR,カラーモード信号(4COLR,
MONO)も入力される。
ラインメモリ325は、UCR用LSI324から出力
されたプロセスカラーX、必要色Hue、エツジEdg
eの各信号を5X7のデジタルフィルター326に入力
するために4ライン分のデータを蓄積するFIFOおよ
びその遅れ分を整合させるためのFIFOからなる。こ
こで、プロセスカラーXとエツジE clgeについて
は4ライン分蓄積してトータル5ライン分をデジタルフ
ィルター326に送り、必要色HueについてはFIF
Oで遅延させてデジタルフィルター326の出力と同期
させ、MIX用LSI327に送るようにしている。
デジタルフィルター326は、2×7フイルターのLS
Iを3個で構成した5×7フイルターが2組(ローパス
LPとハイパスHP)あり、一方で、プロセスカラーX
についての処理を行い、他方で、エツジE dgeにつ
いての処理を行っている。
MIX用LS I 327では、これらの出力に変換テ
ーブルで網点除去やエツジ強調の処理を行いプロセスカ
ラーXにミキシングしている。ここでは、変換テーブル
を切り換えるための信号としてエツジEDGE、シャー
プ5harpが入力されてい3 TRC342は、8面の変換テーブルを保有する2にバ
イトのRAMからなる。変換テーブルは、各スキャンの
前、キャリッジのリターン期間を利用して変換テーブル
の書き換えを行うように構成され、3ビツトの切り換え
信号T RCSelにより切り換えられる。そして、こ
こからの処理出力は、トランシーバ−より縮拡処理用L
SI345に送られる。縮拡処理部は、8にバイトのR
AM344を2個用いてピンポンバッファ(ラインバッ
ファ)を構成し、LSI345でリサンプリングピッチ
の生成、ラインバッファのアドレスを生成している。
縮拡処理部の出力は、同図(d)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用LSI346に戻る。E
DF用LSI346は、前のラインの情報を保持するF
IFOを有し、前のラインの情報を用いてエラー拡散処
理を行っている。そして、エラー拡散処理後の信号Xは
、スクリーンジェネレータを構成するSG用LSI34
7を経てI○4 Tインターフェースへ出力される。
第4図(C)に示すIOTインターフェースでは、1ビ
ツトのオン/オフ信号で入力されたSG用LSI347
からの信号をLSI349で8ビツトにまとめてパラレ
ルでIOTに送出している。
第4図に示す第2の基板において、実際に流れているデ
ータは、16ドツ)7mmであるので、縮小LSI35
4では、1/4に縮小して且つ2値化してエリアメモリ
に蓄える。拡大デコードLSI359は、フィルパター
ンRAM360を持ち、エリ、アメモリから領域情報を
読み出してコマンドを生成するときに16ドツト/mm
に拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレット、フィ
ルパターンの発生処理を行っている。DRAM356は
、4面で構成しコードされた4ビツトのエリア情報を格
納する。AGDC355は、エリアコマンドをコントロ
ールする専用のコントローラである。
(I[[)エツジ処理方式 デジタルカラー複写機では、写真、網点印刷物、文字、
線画等、種々の原稿が入力される。先に空間フィルター
モジュールの項で説明したように本発明に係る画像処理
装置では、エツジ強調信号とスムージング信号とを適当
に混合して画像の種類に対応した再現性の向上を図って
いる。
第5図は本発明のエツジ処理方式の1実施例を説明する
ための図、第6図はエツジ処理用LUTの構成例を示す
図である。
本発明のエツジ処理回路は、第5図(a)に示すように
基本的に、ハイパスのエツジ検出フィルタ361、原画
像信号の色相を検出する色相検出回路362、エツジ強
調用LUT (ルックアップテーブル)のとエツジ減衰
用LUT■からなリエッジ検出信号を変換するエツジ処
理LUT363を備え、エツジを検出して必要色では強
調し、不必要色では減衰させるようなエツジ処理信号を
生成している。色相検出回路362の切り換え信号は、
現像色が必要色か不必要色かを内容とするものであり、
必要色の切り換え信号によりエツジ処理LUT363を
エツジ強調用LUT■に切り換え、不必要色の切り換え
信号によりエツジ処理LUT363をエツジ減衰層LU
T■に切り換える。エツジ処理LUT363では、エツ
ジ強調用LUT■に切り換えられると、エツジ検出信号
がエツジを強調する信号に変換され、エツジ減衰層LU
T■に切り換えられると、エツジ検出信号がエツジを減
衰させる信号に変換される。したがって、エツジが検出
されたときにおいて、必要色の場合にはエツジが強調さ
れ、不必要色の場合にはエツジが減衰される。
エツジ処理LUT363は、横軸をエツジ検出フィルタ
の出力値、すなわちエツジの度合を表す値、縦軸をLU
Tの出力値とし、例えばフィルタの出力値が±100以
下を中間調画像部と判定して強調量を0にし、±100
より外側をエツジ部と判定して強調値又は減衰値を与え
るものである。
したがって、エツジ減衰層LUT■は、第6図(a)に
示すようにフィルタの出力値が±100より外側で減衰
値を与える。つまり、この場合には、エツジ量に応じて
一側へ強調(すなわち減衰)する7 ようにLUTの出力値を設定している。
上記構成によれば、例えば第5図も)に示すような色相
が黒のフィルタ人力信号に対して、エツジ処理回路では
、同図(C)の点線で示すように黒を強調すると共に、
Y、M、Cを不必要色とし、これを強調しないようにす
るだけでなく、実線で示すようにエツジ量に応じて減衰
させる。このようにエツジ量に応じて必要色では強調し
、不必要色では減衰させるエツジ処理信号をエツジ検出
信号から変換し生成するのがエツジ処理LUT363で
ある。他方、平滑化回路では、それぞれの色について第
5図(C)に示すように平滑化処理信号が生成される。
従って、平滑化処理信号では、各色についてエツジ部分
がぼけるが、この部分をエツジ強調処理信号と台底する
ことによって、同図(d)に示すように不必要色がほと
んど減衰して出力されないフィルタ出力信号を得ること
ができ、黒文字をほぼK1色のみで再現することができ
る。これにより、(I)(F)の項で述べたようなエツ
ジ部での混色もなくなり、Y、M、CSK、B、G、8 R,Wについてはエツジ部にも濁りのない文字を再現す
ることができる。
なお、上記2つのエツジ処理用LUTは、圧縮すること
により1つのLUTで構成してもよい。
その例を示したのが第6図(ロ)である。この例では、
256階調のデータに適用する場合、その半分の128
で最小分解能を2階調とすることによって126〜0〜
+126を減衰用の不必要色領域とし、その両側−25
6〜−128と128〜254を強調用の必要色領域と
している。
第7図は非線形フィルタ部のLSIを使ったハードウェ
ア構成例を示す図、第8図は第7図に示す回路の動作を
説明するための図である。この例は、UCR−LSI3
65で印刷カラー信号dataからエツジ信号edge
と必要色(色相)信号Hueを分離し、画像データda
taとエツジ信号edgeをそれぞれデジタルフィルタ
366.367に人力するものである。
デジタルフィルタ(ME−LUT)366は、ローパス
フィルタであって、第8図(a)に示すように画像のエ
ツジ部分を鈍らせる(ぼかす)特性を持つものである。
シャープネス調整は、このパラメータの設定を変え、特
性を変えることにより実現している。また、デジタルフ
ィルタ(USM−LUT)367は、ハイパスフィルタ
であって、第8図ら)に示すように画像のエツジ部分を
抽出する特性を持つものである。そして、画像データd
ata、デジタルフィルタ366.367の出力信号、
必要色信号HueがMIX−LSI368に入力され混
合される。このMIX−LSI368では、平滑処理用
LUT (ME−MODU−LUT)とエツジ処理用L
UT (USM−MODU−LUT)を持っている。
平滑処理用LUTは、第8!¥I (C)に示すような
強弱の2枚のテーブルを持って、同図(e)に示すよう
な強弱に対応した変調を行い、また、エツジ処理用LU
Tは、例えばエツジ強調用LU、Tとして第8図(d)
に示すような強中弱の3枚のテーブルを持って同図(f
)に示すような強中弱に対応した変調を行っている。ま
た、先に説明したようにそれぞれのエツジ処理用LUT
では、色相信号Hueによってエツジ強調用LUTとエ
ツジ減衰用LUTとの切り換えが行われる。
第7図(a)はエツジ強調用LUTを通して加算するか
、直接ゼロ出力にして若しくはエツジ減衰用LUTを通
して加算するか、すなわち2枚のLUTを切り換え制御
する第18図又は第5図の回路に適用する構成を示した
ものである。これに対し、第7図(b)は、デジタルフ
ィルタ367′からの出力データ幅を1ビット分減らし
、そこへ色相信号flueを1ビット加えて8ビツトデ
ータにしてMIX−LSI368’への人力データとす
るものであり、MIX−LSI368’ 1.mおイテ
第6図b)に示すような1枚のLUTで色相信号Hue
のオン/オフにより必要色領域(強調用LUT)と不必
要色領域(減衰用LUT)を使い分けてエツジ加算制御
を行うものである。
すなわち、エツジ検出部367′からのデータ幅がlビ
ットのサインs(+or−)と7ビツトのデータ(d6
dsd=dsd2+Ldo)からなる場合には、最1 下位ピッ)d。を削り、全体を右に1ビットずつシフト
して最上位ビットにHue信号を加える。従って、ビッ
トアサインの変更後の人力データは、rHs dsd、
d+d2d+doJ による8ビツトの構成となる。
第18図で示す従来例に適用した場合には、1個の強調
用LUTを用意するだけ強調用LUTを通してエツジデ
ータを加算するか、直接ゼロ出力して加算するかである
ため、不必要色についてエツジの減衰用LUTを用いる
ことができない。しかし、上記のようにエツジ強調用L
OTとエツジ減衰用LUTを1個のLUT (第6図(
b))で構成し、エツジ検出部からのデータ幅の操作と
必要色信号Hueの付加を行うことにより第7図ら)に
示すように簡単なハードウェアの変更により本発明を実
現できる。
なお、色相判定によるエツジ強調は、黒文字再現のみな
らず、色文字に対してもその再現性の改善に大きな効果
を奏する。例えばマセンタMの文字が入力されたとする
と、第8図(囚に示すように2 色相判定がMと判定された領域では強調され、それ以外
は減衰されるので、なだらかな勾配部は削られる。その
ため、必要色部のみを強調していた従来の方式に比較し
て、外側のW部分が不必要色として除去されるので、シ
ャープな文字再現が可能になる。しかも、先に述べたよ
うに色相検出するY、MSC,に、BSGSRSWにつ
いて同様の効果を得ることができる。
(IV)鮮鋭度改善回路 画像の鮮鋭さは、画像の輪郭部分の立ち上がりや細いコ
ントラストの有無、大面積コントラスト或いは黒の再現
性の良否として現れる。上記のようにエツジ処理を施す
ことによってエツジ部における文字の濁りをなくすと共
にエツジ部をシャープにすることはできるが、文字太す
の問題を解消することはできない。
そこで、本発明では、上記のエツジ処理回路に鮮鋭度改
善回路を付加し、色相の判定においてエツジ検出をシャ
ープにすることにより文字の太り現象を防ぎ細かい文字
の再現性を改善した。
第9図は本発明に係る画像処理装置の鮮鋭度改善方式の
1実施例構成を示す図、第10図は鮮鋭度の改善効果を
説明するための図である。
第9図において、セレクタ372は、先に説明したUC
R回路を含み、墨版生成、下色除去を行って現像色をセ
レクトする回路である。ローパスフィルタ373は、網
点を除去し滑らかな中間調画像を再現するための信号処
理を行う平滑フィルタであり、T変換374、エツジ検
出フィルタ375、LUT376がエツジを検出しエツ
ジ強調信号を生成する処理回路である。
上記の回路において、本発明の付加回路は、減算回路3
77、乗算回路378、加算回路379、コンパレータ
380、アンドゲート回路383からなるものであり、
上記非線形フィルタ処理回路に対して、色相信号の補正
回路を構成している。
減算回路377では、ローパスフィルタ373の入力側
と出力側に接続され、原画像信号とローパスフィルタ3
73の出力信号との差を求め、乗算回路378では、減
算回路377の出力側に接続され、原画像信号とローパ
スフィルタ373の出力信号との差をに倍することによ
ってゲイン調整し、加算回路379は、減算回路377
の出力側とローパスフィルタ373の入力端に接続され
、減算回路377の出力信号と原画像信号とを加算して
いる。そして、コンパレータ380では、加算回路37
9の出力信号を閾値thと比較して2値化し、アンドゲ
ート回路383では、コンパレータ380の2値化出力
と色相識別回路383の色相信号(必要色信号)との論
理積演算を行うことによって色相信号を補正している。
次に、全体の動作を説明すると、減算回路377では、
ローパスフィルタ373の出力信号と原画像信号との差
を求めることにより、エツジ検出を行っている。すなわ
ち、第10図のLPに示すローパスフィルタ373と減
算回路377の組み合わせにより特性HPのハイパスフ
ィルタを作っている。この減算回路377で得られたエ
ツジ検出信号をそのまま用いるには信号が弱いので、乗
算回路378においてに倍してゲイン調整する。
5 さらに、この乗算回路378の出力では直流成分がカッ
トされているので、このゲイン調整されたエツジ検出信
号に加算回路379で原画像信号を加算することによっ
て第10図(b)のeに示すように直流成分を含みエツ
ジ部を強調してシャープにしたエツジ強調信号E dg
e Edg、e =k (a−b) +a を生成する。そして、この信号Edgeをコンパレータ
380で閾値thと比較して同図(b)の斜線で示す2
値化信号を生成し、アンドゲート回路383でこの2値
化信号と色相識別回路382の色相信号との論理積演算
を行う。この補正された色相信号flueのオン/オフ
によりエツジ検出回路375の出力をLUT376で変
換し、合成回路381でローパスフィルタ373の出力
と合成することによってエツジ部がシャープで大すのな
い色相信号を生成することができる。さらに、このLU
T376に前項のテーブルを適用することによって、必
要色領域(強調用LUT)と不必要色領域(減衰用LU
T)を使い分けてエツジ加算制御を6 行うことができる。なお、ゲインには、Y、M。
C,にの各色に応じて変化させる。
第11図及び第12図は本発明に係る画像処理装置の鮮
鋭度改善方式の他の実施例を示す図である。
上記構成の場合には、ローパスフィルタ373の入出力
両側に簡単な回路を付加するだけで効率よく文字入すの
問題を改善することができるが、調整に柔軟性をもつこ
とができない。そこで、各色に応じて個別に調整できる
ように構成した本発明の他の実施例を示したのが第11
図及び第12図である。
すなわち、文字の太り方は、IITのMTF特性やIO
Tの現像特性によってかなり変わる。例えばIITでは
、第33図(a)に示すように主走査方向と副走査方向
によってMTF特性に差があり、色によってもグリーン
は比較的によいが、ブルーとレッドが悪い。したがって
、これらのバラツキによって処理パラメータを変えるこ
とができないと、走査方向や色によるバラツキが生じる
ことになる。また、IOTにおいても、走査方向や周波
数、コントラスト等によって現像特性が変わる。
そのため、色文字間で再現される文字の鮮鋭度も変わっ
てくる。
上記の実施例では、平滑化用のローパスフィルタ373
に減算回路377を組み合わせてエツジ検出用のハイパ
スフィルタを作っているため、平滑化用のローパスフィ
ルタ373を無視してエツジ検出用のハイパスフィルタ
の特性を自由に変えることはできない。つまり、ローパ
スフィルタ373によって特性が決まってしまう。
そこで、色相識別回路382の入力端に別個にハイパス
フィルタ385を接続し、原画像信号のそれぞれに対し
て自由にハイパスフィルタの特性を変えることができる
ようにしたのが第12図である。このようにハイパスフ
ィルタ385を色相検出用として設けると、各色毎にゲ
インを自由に設定することもでき、現像色毎の個別対応
にパラメータを変えてY、MSC,に間でバランスのと
れた鮮鋭な文字、線画画像を再現することができる。す
なわち、先に説明したように従来はなまった信号により
色相識別を行っていたが、色相識別回路382において
エツジのシャープな信号が入力されるので、文字太すの
ない色相信号を得ることができる。このようにすると、
回路構成としての規模は大きくなるが、各色別にフィル
タのパラメータを設定、変更することができ、カラーバ
ランスのとれたエツジ強調を行うことができる。
また、第12図に示す例は、第9図に示す付加回路にお
いて、減算回路377、乗算回路378、加算回路37
9を各色信号の合成回路386、ハイパスフィルタ38
7に変えたものである。合成回路386は、例えば A”k+ Y+に2M+に3C の演算を行うことによってエツジ検出のしやすい等価輝
度信号を生成し、この信号Aをハイパスフィルタ387
の入力信号とする。この場合、各係数は、例えばに、=
0.11、k2=0.59、k3=0.3のような値が
設定され、この係数を個別に変えることによって各色毎
の特性を調整す9 ることかできる。また、ハイパスフィルタ387には、
直流も加えた係数を設定し、現像色毎に切り換えるよう
にする。このように構成すると、各色毎に合成回路38
6の係数、及びハイパスフィルタ387の係数を変える
ことができる。
(V)領域識別 (A)混在画像再現と領域識別 上記のようにエツジ処理を行って写真、網点印刷、文字
、線画等の原稿に対し、パラメータを切り換えることに
よって中間調画像については滑らかな画像の再現性を高
め、文字画像についてはぼけのない輪郭の鮮明な画像の
再現性を高めている。
さらに、文字画像については、上記鮮鋭度の改善を行う
ことによって、特に黒文字におけるエツジや小文字の濁
りをなくし、切れのよい文字の再現が図っている。
このように滑らかな画像を再現する中間調画像とエツジ
の鮮明な文字画像とは、パラメータの切り換えが必要で
あるため、原稿が中間調原稿か、文字原稿か、或いは領
域が中間調領域か文字領域0 かの指定によりパラメータの切り換えを行い、さらには
、これらの混在した画像に対しては、また異なるパラメ
ータに切り換えることが検討されてきた。すなわち、中
間調用のパラメータで文字を再現すると、エツジや小文
字にぼけや濁りが生じ、文字用のパラメータで中間調を
再現すると、中間調画像の中のエツジを拾ってこれを強
調してしまうため、中間調画像の中でエツジが極端に強
調された荒れた画像になってしまう。そのために、中間
調用のパラメータ及び文字用のパラメータとは別に、中
間調のエツジ強調を弱<シシかも文字のぼけや濁りもな
くして中間調も文字も再現できるような混在用のパラメ
ータが用いられる。
しかし、混在用のパラメータは、中間調も文字もそれな
りには再現できるが、中間調用のパラメータや文字用の
パラメータによる場合のような高い再現性を得ることは
できない。したがって、混在画像において、中間調も文
字も高い再現性を得るには、それぞれの領域を識別して
中間調用のパラメータと文字用のパラメータの切り換え
が行えるようにすることが必要となる。
本発明は、上記の回路に入城識別処理回路を付加するだ
けの簡単な構成により、文字領域と中間調領域を識別し
中間調用のパラメータと文字用のパラメータの切り換え
を可能にすると共に、その識別精度を高めるようにした
ものであり、その実施例を示したのが第13図である。
第13図は本発明に係る画像処理装置の領域識別方式の
1実施例を説明するための図である。
本発明に係る画像処理装置の領域識別方式は、第13図
(a)に示すように先に述べた非線形のエツジ検出フィ
ルタ402で得られるエツジ信号を基に入城識別処理回
路405で文字領域と中間調領域とを識別し、その識別
結果によりエツジ強調用LUT403のパラメータを切
り換えるものである。入城識別処理回路405による識
別処理は、各画素についてエツジ量の判定を行う処理と
その判定処理の結果を基にブロック単位での文字領域と
中間調領域の識別を行う処理に分けられる。また、ブロ
ック判定では、ブロックを固定する方式とブロックを可
変とする方式が採用される。このような2段階の処理を
行うことによって、本来文字領域であるところで局部的
に中間調領域と識別したり、逆に本来中間調領域である
ところで局部的に文字領域と識別するような誤識別をな
くすようにし、識別精度を向上させている。
入城識別処理回路364は、同図ら)に示すようにmx
n画素をブロックとして各画素毎の特徴値を求め、その
代表値を同図(C)に示すようなブロックデータ列とす
る。そして、このブロックデータ列の代表値で領域識別
を行う。さらに、このブロックの集合で同様にして領域
の識別を行うようにしてもよい。
次に具体的な入城識別処理回路の具体的な構成例を第1
4図により説明する。
(B)固定ブロック識別方式 第14図は固定ブロック識別方式を採用した入城識別処
理回路の構成例を示す図である。
固定ブロック識別方式は、一定サイズのブロックを設定
して代表値を求め、そのブロック内が文3 宰領域か中間調領域かを識別するものである。その代表
値としては、例えばmxn内画素の平均値b が通常考えられるが、この値によると、文字領域と中間
調領域で大きな差が生じないため、文字領域か中間調領
域かの識別が難しくなり、識別精度が低下するという問
題がある。そこで、文字領域は、背景濃度が低いところ
が多い点に着目し、これらを除いた範囲A′で平均値A
b’を求めて代表値とする。
A、  −Σ Σe(i)/A’ J−1+−1 すなわち、画一的に同図(d)の範囲へに示すような一
定の範囲で平均値をとった場合には、文字領域も中間調
領域もその平均値A、がほとんど同じ値になり区別でき
なくなる。しかし、文字領域は背景がうすいので、同図
(4)に示すように閾値thlを設定し、この閾値th
1以上の濃度を有する範囲A′でエツジ量の総和Σe 
(i)を平均化すると、文字領域は高い値を示し、文学
部領域と中間4 副領域との識別が可能となる。
まず、同図(a)に示す回路において、ライン単位で上
位4ビツトを濃度データ、下位4ビツトをエツジデータ
とする8ビツトデータを保持するFIF○411.41
2と、FIFO411,412から出力された8ビツト
データを画素単位で保持するラッチ回路(DF;D−フ
リップフロップ〉群413.414とセレクタ415は
、m x nサイズのブロックで画素を抽出するもので
ある。タイミングコントローラ416は、クロックによ
り全体の読み書きタイミング信号を生威し、各回路にお
けるデータの保持、選択、演算等のタイミングを制御す
るものである。コンパレータ417は、セレクタ415
で選択された画素の8ビツトデータのうち上位4ビツト
の濃度データを入力し、閾値thlと比較するものであ
り、閾値thlを越える濃度データの画素数をカウント
するのがカウンタ408である。他方、加算器419は
、セレクタ415で選択された画素の下位4ビツトをエ
ツジデータとして人力し、エツジ量の加算演算を行って
エツジ量の総和を求めるものであり、その総和Σe(1
)をカウンタ408の値A′で割って平均値Ab’を求
めるのが割算器420である。
ラッチ回路421は、所定の画素数(mXn)が演算処
理されると、タイミングコントローラ416からラッチ
パルスが供給されてそのときの割算器420で求められ
た平均値Ab’を保持するものである。コンパレータ4
22は、この平均値A′を閾値th2と比較するもので
あり、この大小によって当該ブロックが文字領域か中間
調領域かを判定値し、その判定値をFIF○423に送
出する。
第13図6)〜(6)と第14図(a)に示す回路との
対応をみると、第13図(b)に示すブロック内におい
て、濃度データが閾値thlを越える画素〈第13図(
イ)に示す範囲A’)をカウンタ418でカウントし、
同時にその範囲A′のエツジ量総和Σe(i)を加算器
419で演算している。そして、これらを平均化した値
Ab′が文字領域か中間調領域かの判定をコンパレータ
422で行い、その判定値を第13図(C)の各ブロッ
クに対応してFIF○423に書き込んでいる。
第14図ら)に示す例は、エツジ量が閾値th2より大
きい画素数と濃度が閾値thlより大きい画素数との割
合を求めて文字領域か中間調領域かを判定するものであ
り、それぞれの判定を行って画素数をカウントするのが
コンパレータ431.433とカウンタ432.434
、エツジ量が閾値th2より大きい画素数と濃度が閾値
thlより大きい画素数との割合を演算するのが割算器
435である。ラッチ回路436は、割算器435で求
めた一定の画素ブロックの割合を保持するものであり、
コンパレータは、ラッチ回路436に保持した割合を閾
値th3と比較し、文字領域か中間調領域かの判定を行
うものである。文字領域の場合、エツジ量が閾値th2
より大きい画素数の割合は高くなる。したがって、割合
が閾値th3より大きい場合には文字領域と判定する。
第14図(C)に示す例は、ブロック内の各画素の濃度
を閾値thlで2値化し、その値がブロック7 内の画素で全て「1」、又は「0」のときは中間調領域
と判定するものである。コンパレータ441は、各画素
の濃度を閾値thlで2値化する回路であり、濃度が閾
値thlを越える画素をカウントするのがカウンタ44
2、ブロック内の画素が全て「1」、又は「0」か否か
の判定信号を生成するのがLUT443である。例えば
ブロック内の画素数を8×2とすると、LUT443は
、カウンタ442の値が「0」又は「16」のとき中間
調領域としての「0」を出力し、それ以外のとき「1」
を出力する。アンド回路448は、このLUT443の
出力とコンパレータ447の出力との論理積演算をする
ものであり、コンパレータ447は、第14図(a)の
実施例におけるコンパレータ422と同じものである。
したがって、第14図(a)に示す例では文字領域と判
定された場合であっても、この例では、LUT443の
出力が「0」であれば中間調領域と判定される。
また、他の方法としては、1つ1つの画素のエツジ量が
閾値th2より大きい画素をカウントし8 てもよい。この場合には、文字部でカウント値が大きく
なり、また、その間隔が短くなるので、文字部と中間調
部との区別が可能となる。
(C)可変ブロック識別方式 可変ブロック識別方式は、エツジ間の距離により文字領
域か中間調領域かを識別するものである。
第15図はエツジ間の距離により画像領域を識別する可
変ブロック識別方式を説明するための図、第16図は可
変ブロック識別方式を採用した入城識別処理回路の構成
例を示す図である。
第15図(a)において、エツジ量分布は実線、濃度分
布は一点鎖線であり、上記エツジ間隔から識別する方法
は、同図(b)に示すように成る閾値thを越えたエツ
ジ間の距離り。SL l 、L2 、・・・・・・が閾
値thLより短いとき文字領域と判定し、それ以外のと
き中間調領域と判定する。さらに、エツジ間の距離りが
閾値thLより短く、且つその間の平均濃度が低いとき
文字領域とすると、判定精度を上げることができる。ま
た、エツジ間の距離りが閾値th、より短く、且つその
間の最低濃度がある閾値より小さいとき文字領域と判定
するように構成してもよい。具体的な回路構成例を示し
たのが第16図である。
第16図において、カウンタ454は、エツジ間の距離
りを計測するためのクロックをカウントするものであり
、コンパレータ453は、閾値thを越えるエツジデー
タを検出するものである。
ラッチ回路455.456は、コンパレータ453でエ
ツジが検出されたときのカウンタ454の値を保持する
ものであり、コンパレータ453でエツジが検出される
と、そのときのカウンタ454の値がラッチ回路455
に保持され、ラッチ回路455に保持されていた値がラ
ッチ回路456に保持される。したがって、ラッチ回路
455と456の値の差がエツジ間の距離りとなり、こ
れを求めるのが減算回路457である。アドレスコント
ローラ459は、ラッチ回路455の値と456の値と
の間でSRAM460の書き込みアドレスを発生させる
ものである。コンパレータ458は、減算回路457で
求めたエツジ間の距離Lが閾値thLより短いか否かを
判定するものであり、エツジ間の距離りが閾値thLよ
り短い場合には「1」、そうでない場合には「0」を出
力する。SRAM460は、アドレスコントローラ45
9により発生したアドレスにコンパレータ458の出力
値を書き込むものである。
次に動作を簡単に説明する。距離りの間隔をおいて閾値
thを越えるエツジデータが人力されると、まず、閾値
thを越える第1のエツジデータでコンパレータ453
がエツジ検出信号を出力すると、ラッチ回路455にそ
のときのカウンタ454の値X、−5がラッチされる。
続いて、閾値thを越える次の(第2の)エツジデータ
で再びコンパレータ453がエツジ検出信号を出力する
と、ラッチ回路455にそのときのカウンタ454の値
X、がラッチされると共に、ラッチ回路455にラッチ
されていた前のエツジ検出信号出力時のカウント値X 
i −1がラッチされる。そうすると、減算回路457
から検出エツジ間の距離LL−(Xi−XI−、) 1 が求められ、この距離りに対してコンパレータ458で
閾値thLより短いか否かの判定がなされる。この判定
結果によりコンパレータ458から「1」が出力された
場合には、閾値thを越える第1のエツジデータから第
2のエツジデータまでの間でSRAM460に「1」が
書き込まれる。
つまり、この間を文字領域とする。逆に、コンパレータ
458から「0」が出力された場合には、閾値thを越
える第1のエツジデータから第2のエツジデータまでの
間でSRAM460に「o」が書き込まれる。つまり、
この間を中間調領域とする。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、エツ
ジ量や濃度を各画素毎に評価し、それらを総合してブロ
ック単位で文字領域か中間調領域かを識別するので、局
部的な誤識別を補正することができ、高い精度で領域の
識別を行うことができる。したがって、文字と中間調の
混在原稿においても、それぞれの画像に最適のパラメー
タを切2 り換えて使用できるので、滑らかな中間調画像とエツジ
の強調された文字画像の再現性を両者とも矛盾なく高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の領域識別方式の1
実施例を説明するための図、第2図はIPSのモジュー
ル構成概要を示す図、第3図はIPSを構成する各モジ
ュールを説明するための図、第4図はIPSのハードウ
ェア構成例を示す図、第5図は本発明のエツジ処理方式
の1実施例を説明するための図、第6図はエツジ処理用
LUTの構成例を示す図、第7図は非線形フィルタ部の
ハードウェア構成を示す図、第8図は色文字再現向上の
原理を説明するための図、第9図は本発明に係る画像処
理装置の鮮鋭度改善方式のl実施例構成を示す図、第1
0図は鮮鋭度の改善効果を説明するための図、第11図
及び第12図は他の実施例構成を示す図、第13図は本
発明に係る画像処理装置の領域識別方式の1実施例を説
明するための図、第14図は固定ブロック識別方式を採
用した入城識別処理回路の構成例を示す図、第15図は
エツジ間の距離により画像領域を識別する可変ブロック
識別方式を説明するための図、第16図は可変ブロック
識別方式を採用した入城識別処理回路の構成例を示す図
、第17図はデジタルカラー画像処理装置の構成を示す
図、第18図は従来のエツジ強調処理回路の構成例を示
す図、第19図は色相検出回路の構成を示す図、第20
図は文字太りを説明するための図、第21図はエツジ強
調処理を説明するための図である。 1・・・エツジ検出フィルタ、2・・・色相識別手段、
3・・・強調信号生成手段、4・・・大域識別処理手段
、5・・・平滑化フィルタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高い周波数成分のエッジ量を検出するハイパスの
    エッジ検出フィルタ、色相を検出する色相検出手段、お
    よび色相検出手段の出力とエッジ検出フィルタ出力に基
    づいてエッジ部の強調信号を生成する強調信号生成手段
    を備え、強調信号生成手段のパラメータを切り換えて画
    像種による再現性を制御するように構成した画像処理装
    置において、各画素のエッジ情報からブロック単位で画
    像領域の識別を行う大域識別処理手段を備え、領域に応
    じて強調信号生成手段のパラメータの切り換えを行うよ
    うにしたことを特徴とする画像処理装置の領域識別方式
  2. (2)大域識別処理手段は、所定の濃度閾値を越える濃
    度の画素につきエッジ量の平均値を求め、該平均値が所
    定のエッジ量閾値を越えるか否かにより文字領域か中間
    調領域かを識別することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置の領域識別方式。
  3. (3)大域識別処理手段は、全ての画素について所定の
    濃度閾値を越えるか又は濃度閾値以下であることを条件
    として中間調領域と識別することを特徴とする請求項1
    又は2記載の画像処理装置の領域識別方式。
  4. (4)大域識別処理手段は、所定の濃度閾値を越える濃
    度の画素数と所定のエッジ量閾値を越えるエッジ量の画
    素数との割合を求め、当該割合により文字領域か中間調
    領域かを識別することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置の領域識別方式。
  5. (5)大域識別処理手段は、所定のエッジ量閾値を越え
    るエッジ量の画素の距離により文字領域か中間調領域か
    を識別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置の領域識別方式。
  6. (6)所定のエッジ量閾値を越えるエッジ量の画素の距
    離及び平均濃度値により文字領域か中間調領域かを識別
    することを特徴とする請求項1又は5記載の画像処理装
    置の領域識別方式。
  7. (7)所定のエッジ量閾値を越えるエッジ量の画素の距
    離及び最低濃度値により文字領域か中間調領域かを識別
    することを特徴とする請求項1又は5記載の画像処理装
    置の領域識別方式。
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