JP7076268B2 - 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7076268B2 JP7076268B2 JP2018072402A JP2018072402A JP7076268B2 JP 7076268 B2 JP7076268 B2 JP 7076268B2 JP 2018072402 A JP2018072402 A JP 2018072402A JP 2018072402 A JP2018072402 A JP 2018072402A JP 7076268 B2 JP7076268 B2 JP 7076268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- color
- gradation correction
- region
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
また、文字部分と文字部分以外を分離し、文字部分の色を判別し、黒文字以外の色文字を装飾する発明も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
それゆえ、原稿作成の際に黒文字より目立たせるはずであった色文字が、周囲の黒文字と同化してしまい、目立たなくなってしまうことがある。
また、本発明は、前記画像処理装置と、前記画像処理装置によって処理された画像データに基づき、画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置を提供するものである。
また、本発明は、カラー画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記カラー画像データの画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別ステップと、前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理ステップとを有し、前記画像処理ステップは、前記色文字画像領域の画像濃度が変化するエッジ領域を抽出し、前記エッジ領域を含む前記色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とする画像処理方法を提供するものである。
また、本発明は、画像処理装置のプロセッサに、カラー画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記カラー画像データの画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別ステップと、前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理ステップとを実行させる画像処理プログラムであって、前記画像処理ステップにおいて、前記色文字画像領域の画像濃度が変化するエッジ領域を抽出し、前記エッジ領域を含む前記色文字画像領域の画素を黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とする画像処理プログラムを提供するものである。
また、本発明は、画像処理装置のプロセッサに、カラー画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記カラー画像データの画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別ステップと、前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理ステップとを実行させる画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記画像処理ステップにおいて、前記色文字画像領域の画像濃度が変化するエッジ領域を抽出し、前記エッジ領域を含む前記色文字画像領域の画素を黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
「画像データ取得部」は、原稿を読み取ることによってカラー画像データを生成するスキャナ等の画像読取機能を有する部分である。
また、ネットワークやUSB等を介してカラー画像データを取得するものであってもよい。
「画像形成装置」は、スキャナを備えた複合機など、画像データを取得する画像データ取得機能および当該画像データに基づき画像を形成する画像形成機能を有する装置である。
「色文字画像領域の画像濃度が変化するエッジ領域」は、文字部分および当該色文字部分の境界(エッジ)領域において、画像濃度が周囲の下地領域の画像濃度まで変化する領域で、かつ有彩画素(彩度が所定値以上の画素)の領域である。
(2)本発明による画像処理装置において、前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して階調補正を行う階調補正部を備え、前記階調補正部は、予め定められた濃度変換関係に基づき、前記エッジ領域を含む色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より濃くする補正を行うものであってもよい。
「予め定められた濃度変換関係」は、8ビットのグレースケール信号の場合、図7に示すように、0(白)~255(黒)の濃度範囲において、色文字画像領域の画素の画像濃度を入力値INから出力値OUTに濃くなるように変換する変換関係である。
なお、一律に予め定められた濃度値(例えば、0(白)など)に変換する変換式であってもよい。
<本発明の実施形態1に係る画像形成装置1の概略構成>
図1~図3に基づき、本発明の実施形態1に係る画像形成装置1について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、図1の画像形成装置1の概略構成を示すブロック図である。また、図3は、図1のカラー画像処理部12による画像処理の流れを示すフローチャートである。
この場合、画像形成装置1は、画像表示装置となる。
ただし、10ビットの画像データから8ビットの画像データへの変換は後述の入力階調補正部1203で行ってもよい。また、シェーディング補正部1202は、カラーバランスの調整を行い、調整後のRGB信号を入力階調補正部1203へ出力する。
なお、本実施形態の入力階調補正部1203は、原稿種別判別信号が示す原稿種別に応じた処理をRGB信号に対して行う。
また、入力階調補正部1203は、処理後のRGB信号を領域分離処理部1204へ出力する。
また、領域分離処理部1204は、これらがカラーなのかモノクロなのかのカラー判定を行う。
また、領域分離処理部1204は、分離結果に基づき、各画素がどの領域に属しているかを示す領域識別信号を、色補正部1205、黒生成下色除去部1206、色文字階調補正部1208、空間フィルタ処理部1210および階調再現処理部1212へ出力する。
また、領域分離処理部1204は、入力階調補正部1203から入力されたRGB信号をそのまま後段の色補正部1205、グレースケール変換部1207へ出力する。
なお、領域分離処理部1204が行う具体的な処理の内容については後述する。
具体的には、色補正部1205は、色再現の忠実化のために、不要吸収成分を含むCMY色材の分光特性に基づいた色濁りをCMY信号から取り除く処理を行う。
この結果、CMY3色のデジタル信号は、CMYK4色のデジタル信号(以下、CMYK信号という)に変換される。
また、黒生成下色除去部1206は、CMY信号を変換したCMYK信号をカラー/モノクロ出力選択部1209へ出力する。
黒生成下色除去部1206が行う黒生成処理の一例として、スケルトンブラックによる黒生成を行う方法が用いられる。
C´=C-αK´
M´=M-αK´
Y´=Y-αK´
上記の式では、CMYの各信号強度の内の最も小さい信号強度に応じてK信号が生成されることを示している。
ここで、グレースケール信号への変換は、下記の式で表わされる。
注目画素値に図9の中央の値の5を掛け、注目画素の左右上下の画素値に図9の中央から対応する左右上下に位置する値の-1を掛け、それらの積和が出力画素値となるように空間フィルタ処理を行う。
このように空間フィルタ処理を行うことにより、中央の画素の強調処理が可能になる。
例えば、領域分離処理部1204にて文字画像領域に分離された領域に対しては、空間フィルタ処理部1210は、特に黒文字又は色文字の再現性を高めるために、高周波成分の強調量が大きいフィルタを用いて鮮鋭強調処理を行う。
また、領域分離処理部1204にて網点領域に分離された領域に対しては、空間フィルタ処理部1210は、入力網点成分を除去するためのローパス・フィルタ処理を施す。
空間フィルタ処理部1210は、処理後のCMYK信号を出力階調補正部1211へ出力する。
なお、モノクロコピーが選択されている場合は、出力階調補正部1211へK信号を出力するだけでも構わない。
なお、モノクロコピーが選択されている場合は、階調再現処理部1212へK信号を出力するだけでも構わない。
例えば、領域分離処理部1204にて文字画像領域に分離された領域に対して、階調再現処理部1212は、特に黒文字又は色文字の再現性を高めるため、カラー画像出力部13における高周波成分の再現に適した高解像度のスクリーンによる二値化処理又は多値化処理を行う。
なお、モノクロコピーが選択されている場合は、カラー画像出力部13にK信号を処理・出力するだけでも構わない。
さらに、領域分離処理部1204にて写真領域(印画紙写真)に分離された領域に対して、階調再現処理部1212は、カラー画像出力部13における階調再現性を重視したスクリーンによる二値化処理又は多値化処理を行う。
なお、階調再現処理部1212は、網点領域に分離された領域と写真領域(印画紙写真)に分離された領域に対して、同じスクリーンによる二値化処理又は多値化処理を行っても構わない。
従って、階調再現処理部1212が誤差拡散処理を行う場合、即ち、階調再現処理部1212がディザ処理のような周期的な処理を行わない場合、空間フィルタ処理部1210はローパス・フィルタ処理を行う必要がない。なお、このとき、空間フィルタ処理部1210は、鮮鋭強調処理を行ってもよい。
次に、領域分離処理部1204による本実施形態の領域分離処理について説明する。
領域分離処理部1204が行う領域分離処理としては、例えば、特開2002-232708号公報に開示された方法を用いることができる。
図4は、図1の領域分離処理部1204による領域分離処理の流れを示すフローチャートである。また、図5は、図1の領域分離処理部1204による領域分離処理のうち、カラー判定処理の流れを示すフローチャートである。また、図6は、図1の色文字階調補正部1208による階調補正の流れを示すフローチャートである。
それ以外の場合は(ステップS2の判定がNoの場合)、領域分離処理部1204は、ステップS4において、注目画素は文字画像領域又は網点領域であると判定する(ステップS4)。
カラー判定のアルゴリズムは、既存のカラー判定方法(有彩無彩判定方法)を用いることができ、例えば、以下に示すような、特開2005-286571号公報に記載の方法などを用いることができる。
補色反転したCMY信号やCIE1976L*a*b*信号を用いる際は、信号変換処理が行われる。そして、カラー判定された結果をもとに、カラー複写処理を行うか、モノクロ複写を行うかの切り替えが行われる。
最大濃度差分値が有彩画素判定閾値よりも大きい場合は(ステップS12の判定がYesの場合)、領域分離処理部1204は、ステップS13において、注目画素が有彩画素であると判定する(ステップS13)。
一方、最大濃度差分値が有彩画素判定閾値以下の場合は(ステップS12の判定がNoの場合)、領域分離処理部1204は、ステップS14において、注目画素が無彩画素であると判定する(ステップS14)。
次に、上記の領域分離処理部1204において、注目画素が文字画像領域かつ有彩画素である場合の処理、すなわち、色文字画像領域画素に対する処理について説明する。
以下、有彩画素を色文字画像領域画素として説明する。
色文字階調補正部1208は、色文字画像領域に対してグレースケール変換部1207から入力されたK信号の階調補正を行う。
注目画素が色文字画像領域画素である場合(ステップS15の判定がYesの場合)、色文字階調補正部1208は、ステップS16において、当該注目画素を濃くする補正を行う(ステップS16)。
一方、注目画素が色文字画像領域画素でない場合(ステップS15の判定がNoの場合)、色文字階調補正部1208は、当該画素については補正を行わない。
なお、色文字階調補正部1208は、上記処理を出力階調補正処理で行ってもよい。
図7の横軸はK信号の入力値IN(0~255)を示し、縦軸はK信号の出力値OUT(0~255)を示し、予め定められた関数fに従って入力値INが出力値OUTに変換される。
例えば、色文字画像領域をすべて一律に255に変換する関数fであってもよい。
図8(A)は、カラー画像入力部11から入力された入力画像である平仮名の「あ」を示し、図8(B)は、当該入力画像のグレースケール変換および階調補正した結果を示す。
なお、色文字階調補正部1208の上記処理は、出力階調補正処理部で行ってもよい。
次に、図10~図12に基づき、本発明の実施形態2に係る画像形成装置1について説明する。
図10は、本発明の実施形態2に係る画像形成装置1の領域分離処理部1204による領域分離処理のうち、色文字画像領域の濃度分離処理の流れを示すフローチャートである。また、図11は、本発明の実施形態2に係る画像形成装置1の色文字階調補正部1208による階調補正の一例を示す説明図である。
実施形態2において、領域分離処理部1204は、色文字画像領域を高濃度画像領域と低濃度画像領域の2つの領域に分離する。
色文字画像領域の注目画素について、予め定められた濃度値未満である場合(ステップS21の判定がYesの場合)、領域分離処理部1204は、ステップS22において、当該注目画素が低濃度画像領域であると判定する(ステップS22)。
一方、色文字画像領域の注目画素について、予め定められた濃度値以上の場合(ステップS21の判定がNoの場合)、領域分離処理部1204は、ステップS23において、当該注目画素が高濃度画像領域であると判定する(ステップS23)。
次に、色文字階調補正部1208は、色文字画像領域に対してグレースケール変換部1207から入力されたK信号の階調補正を行う。
注目画素が色文字画像領域のうち、低濃度画像領域の画素である場合(ステップS31の判定がYesの場合)、色文字階調補正部1208は、ステップS32において、当該注目画素を濃くする補正を行う(ステップS32)。
一方、注目画素が色文字画像領域のうち、低濃度画像領域の画素でない場合(ステップS31の判定がNoの場合)、色文字階調補正部1208は、当該画素については補正を行わない。
なお、色文字階調補正部1208は、上記処理を出力階調補正処理で行ってもよい。
図12(A)は、カラー画像入力部11から入力された入力画像である平仮名の「あ」を示し、図12(B)は、当該入力画像の色文字画像領域について、濃度分離処理をした結果を示し、図12(C)は、当該濃度分離処理した画像をグレースケール変換および階調補正した結果を示す。
図12(B)において、「あ」の文字の内側の部分が色文字高濃度画像領域、「あ」の文字の縁の部分が色文字低濃度画像領域である。
なお、色文字階調補正部1208の上記処理は、出力階調補正処理部で行ってもよい。
低濃度画像領域を高濃度画像領域と同じ濃度にする補正を行ってもよい。
次に、図13~図15に基づき、本発明の実施形態3に係る画像形成装置1について説明する。
図13は、本発明の実施形態3に係る画像形成装置1の色文字階調補正部1208による階調補正の流れを示すフローチャートである。
実施形態3において、領域分離処理部1204は、実施形態2と同様に、色文字画像領域を高濃度画像領域と低濃度画像領域の2つの領域に分離する。
注目画素が色文字低濃度画像領域の画素である場合(ステップS41の判定がYesの場合)、色文字階調補正部1208は、ステップS42において、当該注目画素を濃くする補正を行う(ステップS42)。
一方、注目画素が色文字低濃度画像領域の画素でない場合(ステップS41の判定がNoの場合)、色文字階調補正部1208は、ステップS43の判定を行う(ステップS43)。
注目画素が色文字高濃度画像領域の画素である場合(ステップS43の判定がYesの場合)、色文字階調補正部1208は、ステップS44において、当該注目画素を淡くする補正を行う(ステップS44)。
一方、注目画素が色文字高濃度画像領域の画素でない場合(ステップS43の判定がNoの場合)、色文字階調補正部1208は、当該注目画素についての補正処理を終了させる。
なお、色文字階調補正部1208は、上記処理を出力階調補正処理で行ってもよい。
図14(A)は、低濃度画像領域における階調補正の一例を示し、図14(B)は、高濃度画像領域における階調補正の一例を示す。
図14の横軸はK信号の入力値IN(0~255)を示し、縦軸はK信号の出力値OUT(0~255)を示し、予め定められた関数f(IN)に従って入力値INが出力値OUTに変換される。
例えば、低濃度画像領域をすべて一律に255に変換する関数fであってもよい。
また、高濃度画像領域をすべて一律に0に変換する関数fであってもよい。
図15(A)は、カラー画像入力部11から入力された入力画像である平仮名の「あ」を示し、図15(B)は、当該入力画像の色文字画像領域について、濃度分離処理をした結果を示し、図15(C)は、当該濃度分離処理した画像をグレースケール変換および階調補正(白抜き処理)した結果を示す。
図15(B)において、「あ」の文字の内側の部分が色文字高濃度画像領域、「あ」の文字の縁の部分が色文字低濃度画像領域である。
次に、図16に基づき、本発明の実施形態4に係る画像形成装置1について説明する。
図16は、本発明の実施形態4に係る画像形成装置1における入力画像の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図17に基づき、本発明の実施形態5に係る画像形成装置1について説明する。
図17は、本発明の実施形態5に係る画像形成装置1における入力画像の処理の流れを示すフローチャートである。
太字処理が指定された場合、画像形成装置1は、ステップS62において、色文字画像領域を太字にする補正を行う(ステップS62)。
白抜き文字にする処理が指定された場合、画像形成装置1は、ステップS63において、色文字画像領域を白抜き文字にする補正を行う(ステップS63)。
縁どり処理が指定された場合、画像形成装置1は、ステップS64において、色文字画像領域を縁どりにする補正を行う(ステップS64)。
次に、図18および図19に基づき、本発明の実施形態6に係る画像読取装置2について説明する。
図18は、本発明の実施形態6に係る画像読取装置2の概略構成を示すブロック図である。また、図19は、図18のカラー画像処理部12による画像処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図18に示す画像読取装置2を構成する各部のうち、図1に示す画像形成装置1を構成する各部と共通するものについては、その説明を省略する。
また、図19のフローチャートについても同様である。
以下、図1に示す画像形成装置1と異なる部分について説明する。
色補正部1205は、前記色補正処理後のRGB信号をカラー/モノクロ出力選択部1209へ出力する。
ここで、グレースケール信号への変換は、下記の式で表わされる。
Gray=0.299R+0.587G+0.114B
実施形態6の画像読取装置2において、色文字階調補正部1208は、色文字画像領域に対してグレースケール変換部1207から入力されたK信号の階調補正を行い(図19のステップS206参照)、カラー/モノクロ出力選択部1209へ出力する。
なお、色文字画像領域をすべて一律に0に変換する補正であってもよい。
なお、色文字階調補正部1208は、上記処理を出力階調補正処理で行ってもよい。
前述した実施形態の他にも、本発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、本発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。本発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
Claims (10)
- カラー画像データを取得する画像データ取得部と、
前記カラー画像データの文字画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別部と、
前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力するモノクロ画像出力部と、
前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理部とを備え、
前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画像濃度が変化する境界領域を抽出し、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行い、
前記領域判別部は、前記色文字画像領域を予め定められた濃度基準に基づき、高濃度画像領域および低濃度画像領域に分離し、
前記モノクロ画像出力部は、前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力し、
前記画像処理部は、前記モノクロ画像データにおいて、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して階調補正を行う階調補正部を備え、
前記階調補正部は、予め定められた濃度変換関係に基づき、前記境界領域を含む色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より濃くする補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記階調補正部により階調補正された画像に対して、空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部をさらに備え、
前記空間フィルタ処理部は、前記階調補正により補正された前記色文字画像領域の画素を強調する処理を行う請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して階調補正を行う階調補正部と、前記階調補正部により階調補正された画像に対して、空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部とをさらに備え、
前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して第1の階調補正を行う第1階調補正部と、前記空間フィルタ処理部により空間フィルタ処理された画像に対して、前記第1の階調補正とは異なる第2の階調補正を行う第2階調補正部とを備え、
前記空間フィルタ処理部は、前記第1階調補正部により補正された前記色文字画像領域の画素を強調する処理を行い、
前記第2階調補正部は、予め定められた濃度変換関係に基づき、前記空間フィルタ処理が行われた前記境界領域を含む色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より濃くする補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して第1の階調補正を行う第1階調補正部と、前記第1階調補正部により階調補正された画像に対して、空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部と、前記空間フィルタ処理部により空間フィルタ処理された画像に対して、前記第1の階調補正とは異なる第2の階調補正を行う第2階調補正部とを備え、
前記空間フィルタ処理部は、前記第1階調補正部により補正された前記色文字画像領域の画素を強調する処理を行い、
前記第2階調補正部は、前記空間フィルタ処理が行われた前記境界領域を含む前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素よりも濃くする補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して階調補正を行う階調補正部を備え、
前記階調補正部は、前記色文字画像領域の前記高濃度画像領域の画素を予め定められた濃度変換関係に基づき、前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素より淡くする補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して階調補正を行う階調補正部と、前記階調補正部により階調補正された画像に対して、空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部とをさらに備え、
前記画像処理部は、前記色文字画像領域の画素に対して第1の階調補正を行う第1階調補正部と、前記空間フィルタ処理部により空間フィルタ処理された画像に対して、前記第1の階調補正とは異なる第2の階調補正を行う第2階調補正部とを備え、
前記第2階調補正部は、前記空間フィルタ処理部により空間フィルタ処理された前記高濃度画像領域の画素を白色にするか、または予め定められた濃度変換関係に基づき、前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素より淡くする補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。 - 操作者の指示を受け付ける入力操作部をさらに備え、
前記画像処理部は、前記入力操作部から受け付けた操作者の指示に基づき、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する補正を行う第1の強調処理と、前記色文字画像領域の前記高濃度画像領域の画素を白色にするか、または予め定められた濃度変換関係に基づき、前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素より淡くする補正を行う第2の強調処理との2つの処理を切り替える請求項1に記載の画像処理装置。 - カラー画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記カラー画像データの画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別ステップと、
前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力するモノクロ画像出力ステップと、
前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理ステップとを有し、
前記画像処理ステップにおいて、前記色文字画像領域の画像濃度が変化する境界領域を抽出し、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行い、
前記領域判別ステップにおいて、前記色文字画像領域を予め定められた濃度基準に基づき、高濃度画像領域および低濃度画像領域に分離し、
前記モノクロ画像出力ステップにおいて、前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力し、
前記画像処理ステップにおいて、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置のプロセッサに、カラー画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記カラー画像データの画像領域を黒色の黒文字画像領域および黒色以外の色の色文字画像領域に分離する領域判別ステップと、
前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力するモノクロ画像出力ステップと、
前記カラー画像データの画像に予め定められた画像処理を行う画像処理ステップとを実行させる画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記画像処理ステップにおいて、前記色文字画像領域の画像濃度が変化する境界領域を抽出し、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行い、
前記領域判別ステップにおいて、前記色文字画像領域を予め定められた濃度基準に基づき、高濃度画像領域および低濃度画像領域に分離し、
前記モノクロ画像出力ステップにおいて、前記カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データを出力し、
前記画像処理ステップにおいて、前記境界領域を含む前記色文字画像領域の前記低濃度画像領域の画素を前記黒文字画像領域の画素より強調する処理を行うことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072402A JP7076268B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072402A JP7076268B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019186643A JP2019186643A (ja) | 2019-10-24 |
JP7076268B2 true JP7076268B2 (ja) | 2022-05-27 |
Family
ID=68341562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018072402A Active JP7076268B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7076268B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005079750A (ja) | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US20060082833A1 (en) | 2004-10-20 | 2006-04-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming device, image processing device and image producing program |
US20090180164A1 (en) | 2008-01-15 | 2009-07-16 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device, image processing method, image forming apparatus, and storage medium |
JP2009194739A (ja) | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Sharp Corp | 画像変換方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
JP2013110617A (ja) | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2014060681A (ja) | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Oki Data Corp | 画像処理装置及びプログラム、並びに、画像形成装置 |
JP2016220120A (ja) | 2015-05-25 | 2016-12-22 | シャープ株式会社 | 画像形成装置、モノクロ印刷方法、及びプリンタドライバ |
-
2018
- 2018-04-04 JP JP2018072402A patent/JP7076268B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005079750A (ja) | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US20060082833A1 (en) | 2004-10-20 | 2006-04-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming device, image processing device and image producing program |
JP2006121674A (ja) | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Toshiba Corp | 画像形成装置、画像処理装置、画像生成プログラム |
US20090180164A1 (en) | 2008-01-15 | 2009-07-16 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device, image processing method, image forming apparatus, and storage medium |
JP2009171093A (ja) | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体及び画像形成装置 |
JP2009194739A (ja) | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Sharp Corp | 画像変換方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
JP2013110617A (ja) | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2014060681A (ja) | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Oki Data Corp | 画像処理装置及びプログラム、並びに、画像形成装置 |
JP2016220120A (ja) | 2015-05-25 | 2016-12-22 | シャープ株式会社 | 画像形成装置、モノクロ印刷方法、及びプリンタドライバ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019186643A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7502150B2 (en) | Color converting device, image forming apparatus, color conversion method, computer program and recording medium | |
JP4331159B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよびその記録媒体 | |
JPH0372778A (ja) | 画像処理装置の領域識別方式 | |
JP2012119758A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP2003219191A (ja) | 画像処理装置およびそれを用いた画像形成装置 | |
JP3734703B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、および画像形成装置 | |
JP2002325182A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置 | |
JP2005286571A (ja) | 画像処理装置、画像処理装置を備えた画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2007053439A (ja) | 孤立点判定装置、画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、孤立点判定方法、孤立点判定プログラム、画像処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP7076268B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 | |
JP7266462B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP4522978B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、画像処理プログラムおよび記録媒体 | |
JP2002218271A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法 | |
JP2011015172A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムが記録される記録媒体 | |
JP3927426B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置 | |
JP2003230006A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成装置 | |
JP3933941B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、および画像形成装置 | |
JP4080252B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2003264701A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置 | |
JP4176656B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、画像処理プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4101741B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 | |
JP2004248103A (ja) | 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3966404B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成装置 | |
JP4266002B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 | |
JP4086537B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7076268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |